2016/04/03

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
Fish Hoek Pinotage 2014

南アフリカ:ウェスタン・ケープ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノタージュ

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、ヴェジェタル、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、シナモン、胡椒
香りの印象:ちょっと熟成感を感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした、後からちょっと強めの酸味
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
フレッシュなブルーベリージャムのような果実感

【評価】
フレッシュでジューシー、甘みがありとても飲みやすい

【供出温度】
10度以下 ジューシーで甘みがあるのでしっかり冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは、チョコレートやシナモン、スパイス、ブルーベリージャムや干しぶどう、ヴェジェタルな印象もあります。

味わいは、軽めのアタックから、心地良い甘みとフレッシュで濃厚な果実感がふわっと広がり、おだやかで優しい酸が支えて、タンニンは控えめ、スーッと流れるように続いてジューシーなフィニッシュ。

果実感と甘みが強くジュースっぽいのですが、とても心地よい感じでまとまっていて、幸せ感の強い味わいですね。
食事と合わせるというよりはワインだけで楽しめるタイプで、タンニン控えめなのでチョコレートにも合いそうです。

このワイン、2011年のものを飲んだことがありますが、その時の感想は、
樽の印象が強めだけど、チャーミングなフルーツ感があって、後味には樽臭さが残りません。
ただちょっといかにもニューワールドで、やや単調なイメージがあります。
時間が経つとちょっと酸っぱくなって、力が落ちきました。
という感想。

2014年はまったく樽の印象はありません。
チャーミングな果実感はしっかりあって、ジューシーだけど単調な印象ではありません。
ナチュラルなぶどうジュースをいただいているような感じで、以前おみやげでもらったオリファンにごりワインにも近い感じ。

最近、甘みを残すワインが増えてて、甘口のワインにもフォーカスが当たってきたような印象がありますね。
というか、食事と合わせるというよりは、ワインだけで美味しいというのが最近のトレンドのような気がします。

ベタベタした甘みではなくて、ナチュラルですっきりした甘みがポイントだと思います。

このワイン、そういう点でかなり時代の空気感を反映しているような気がします。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
ニンニク、お肉少なめで、野菜が多め。

つけダレは、醤油とお酢とラー油です。

赤ワインには合わないメニューですが、このワインはパーティ的な合い方をしますね。
高めもしないけど、邪魔もしない、ちょっとジュースと合わせてるような印象。

ナチュラルな印象なので、食事との相性が悪くないのかもしれません。

甘さが特徴的なので、焼き肉とかハッシュドビーフ、デミグラスソースのハンバーグとか合いそうです。
焼肉のタレには馴染みが良さそうな気がします。

それしても、ピノタージュらしさは、ほとんど感じないかも。
最近のワインは品種の個性よりも造り手の目指す方向で大きく変わりますね。

半田ファームのナチュラルチーズ、チモシーとオーチャードに合わせると、両方ともナチュラルな自然体な感じなので、すっと馴染みますが、それ以上の変化はありません。
おたがいに邪魔せずに微笑み合って自然に消えるような合い方。

ココナッツチップスは香りがぶつかって、ちょっとハレーションを起こしてイマイチ。

人に例えると、いつも明るくニコニコしてる、自然体でみんなに愛される若い女の子、みたいな。

カジュアルでフルーティで甘みのあるワインが好きな人にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【888均】フィッシュ・フック・ ピノ・タージュ・[2015]年・オーク樽熟成・W.O.ウェスタン ケープ・南アフリカ・フィッシュフック(アコレードワイン)(ワインメーカー・ブルース・ジャック氏)Fish Hoek Pinotage [2015] W.O. Western Cape (South Africa)

※サイトより引用
フィッシュ・フックでは、ワイン醸造における最良の技法とはシンプルさを保つことであると考えています。
南アフリカのスワートランド地区にある最上級ヴィンヤードでのみ栽培されたブドウを使用し、厳しいのルールの下で醸造を行っています。
それこそが素晴らしい単一品種100%ワインへのこだわりであり、フィッシュ・フックの混じりけのない純粋な味わいが全てを物語っています。
ブドウは気温24-26℃で収穫され、1日に2-3回撹拌し、28℃で培養酵母とともに発酵を行います。ステンレスタンクでアロマラクティック発酵後、フレンチオーク樽の風味が加えられ、6ヶ月熟成します。
ミディアム・ボディ。フルーツケーキ、プラム、モカチョコレートの風味。この伝統的なピノタージュは上品にまとまったオークと長い余韻をお楽しみいただけます。
良く合うお食事:バーベキュー、ローストビーフ、肉のお刺身、焼き野菜、熟成したチーズと合わせてお楽しみください。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

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