2011/12/13

モンテラーゴ 赤 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

モンテラーゴ 赤 NV
(1)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)
(2)シラーズ(豪:南東部:10)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\580
(4)品種不明(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:10)\480

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
少し落ち着いた感じの、明るめのルビー。
色調は若さがあるものの黒っぽくやや落ち着いている。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は弱め。

【香り】
少しケミカルさのある、なめし革。
フレッシュな黒い果実。
グリーン系のスパイス。
グラスを回すと生木のようなグリーン系の印象が強くなる。
果実感も少し。
まだ香りが落ち着いてない感じ。
香りは弱め。

【味わい】
ほんのり残糖を感じる、セック。
ライトボディ。
フレッシュでフルーティなアタック。
酸味は優しい感じながら、生の果実のようなフレッシュな強さがある。
タンニンはかなり弱めながら、かすかに舌の表面が乾く感じ。
後味はジューシーさが強いが、少しエグ味が残る。
フレッシュなアタックからほぼ膨らまず、果実感が広がってフィニッシュ、かすかに渋みが残る。
余韻は少し続く。

【判定】
明るい外観からは、安いスペイン?

香りはあまり強くないので、品種の特定は難しいが、ちょっと野趣のある動物香があり、印象としてはテンプラニーリョっぽさがある。

味わいはとにかくライト。
価格感としては500円以下。
ただ、バランスは悪くない。
日本向に企画されたテーブルワインって印象。

ファイナルアンサーで、品種不明のスペイン
で、ピンポン

軽くて安そうな印象だけど、悪くないですね。

【総評】
モンテラーゴ 2010 NV
MONTELAGO RED 2010

スペイン:地中海地方:DOフミーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

イオンで、480円で購入。

ちょっと国産ワインテイストの、ライトで飲みやすいタイプのワインです。

今日の晩御飯は照り焼きダレのかかった鶏のソテー。
それに、明らかに赤ワインに合わないぶり大根。

鶏のソテーはほぼ焼き鳥味で、バッチリ合います。
いかにもこのへんを狙ってるって感じの合い方ですね。

次に、ぶり大根。
勇気を出して、まず大根に合わせてみると・・・生臭さというよりは、苦味が一気に強くなります。
渋みじゃなくて、苦味が出ますね。

大根の苦味と、ワインの渋みだか苦味が、相乗効果で強まるみたい。

ぶり大根のぶりの方に合わせると、意外といける?
思ったほど生臭くなりません。

でもまあ、オススメできるような合い方ではないですね。

ちなみにぶりの血合いって、レバーみたいな味がしますが、それに合わせると、意外とフィットする要素が多い感じ??

血合いにハーブで香りをつけたら、赤ワインに合うおつまみが出来るかも。

とまあ、余計な話はおいといて、軽くて居酒屋メニューなんかによく合いそうなワインです。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
高そうではないけど、悪くない、という評価。

平日で家飲みするんだったら、全然問題無いワインかもしれません。

ニューワールドの濃いワインが好きな人にはダメでしょうが、国産の低価格ワインが好きな人には受け入れられるタイプだと思います。

ほんのり甘みがあって、フルーティなので、ワインだけでも飲めますね。

それにしてもホントに国産ワインみたいな味わいです。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

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