2007/03/31

E.ギガル コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2001(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980 B
・テンプラニーリョ90%、グラシアーノ、マズエロ(スペイン マルケス・デ・リスカル)\1580 B
・ネッビオーロ(ランゲ ピエモンテ)\1890 B
・グルナッシュ50%、ムールヴェードル25%、シラー25%(ローヌ ギガル)\1530
・メルロー、マスカットべリーA(ルバイヤート)\1590 B
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200 B

の6本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

E.ギガル コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2001 ボトル ラベル
【外観】
やや透明感がある、底がぎりぎり見えない程度
落ち着いた色調
粘度ややあり、13%くらいか
(正解)

【香り】
強いフローラルアロマ
バラか、スミレか
少し動物的な印象あり
スパイシーさも強い
ボルドーの印象だが、スパイス香が強い感じはローヌ

【味わい】
なめらかなアタック
心地よい酸味
余韻は細く続くイメージ

【判定】
香りはボルドー、あるいはローヌ。
スパイスのイメージではシラーが混ざっているか。
でも動物的な印象があるのでやや迷う。
飲み口は渋みも少なく、まろやか。
やや甘さを感じる。
少し南の印象を感じるので、ボルドーよりはやはりローヌか。
今回のボルドーは95年なので12年前、少し熟成したイメージはあるが、さすがに12年も前じゃないだろう。
スペインとネッビオーロも検討に入れるが、この洗練された印象は違うかも。
ルバイヤートとサンジョベーゼは違うだろう。

ファイナルアンサーで、ローヌ
で、ピンポン

この正解はちょっとうれしい

【総評】
E.ギガル コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2001
E.Guigal Cote du Rhone Rouge 2001

フランス:コート・デュ・ローヌ

http://www.eswine.co.jp/wne/winery/winery_00_02.html
※サイトより引用
2003年のコート・デュ・ローヌ・ルージュは、過去生産されたこのキュヴェの中でも最高に値するだろう。年々ブレンドが変化していく間で、このワインは、一般的に、ほぼ50%がシラー、30%~40%がグルナッシュ、残りがムールヴェドルという構成になっている。深いルビー及びパープルカラーの 2003年をテイスティングしたところ、果実とボディのバランスは明確だった。リリース時には、しなやかでエキゾチックな効果が引き出されていることであろう。

http://a-wine.jp/france/fr-cotes031015.html#08
※サイトより引用
* ぶどう品種:グルナッシュ50%、ムールヴェードル25%、シラー25%
* ワイン生産者:Eギガル (URL:E.GUIGAL)
NIKKEIプラス1の「ちょっと奮発して飲むワイン」ランキングで1位を獲得した造り手です。
* ワイン生産地区:フランス:コートデュローヌ
* 通常価格:2,100円(税込み)
o 50%のグルナッシュ種、25%ずつのムールヴェードルとシラー種。樹齢の平均は35年です。
o ブドウは巨大なステンレスタンクで発酵され、その後、フードルで1年以上の樽熟。
o ギガルの手にかかるとACローヌといえども、樹齢の平均は35年に達し、樽熟も1年以上という具合になります。そのため10年前後の瓶熟も全き可能。

2001と2003ではセパージュの比率が違う
2001なので、グルナッシュ50%、ムールヴェードル25%、シラー25%
となるとスパイシーさを感じたのは気のせい?
時間が立つと、動物的な香りがむんむん
ジビエのような香り、ムスクっぽさもある?ちょっと生臭いような印象もある
でも動物園までいかないので、ムスクまではいかないかな?

最初は花の香りで引き込んでおいて、時間がたつと本性を現すような、生命力を感じるワイン。この価格の割には楽しめるワイン。
やはりギガルはちょっと高いのも飲んでみたい気がする。

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン・ブラン当てる

・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ド・オック ラブレロア)\620
・シャルドネ(リュリーモンバレ98)\980
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)\640

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや明るめの黄色
グリーンっぽさとグレーっぽさを帯びている
粘度は弱い、11.5%くらいか
(正解は12%)

【香り】
フルーツはシロップ漬けくらいのイメージ
ハーブ香
ややバターっぽいイメージもある
トロピカルフルーツとミント香のあるシャルドネのような香り

【味わい】
フレッシュなアタック
酸味は収斂性がある
ボディは平坦な印象、ふくらみは無い
余韻は短い
苦味があり、グレープフルーツのような印象を残す

【判定】
香りでは断然シャルドネ
広がりがあり、ややバターっぽさも感じる
でも飲み口が明らかにシャルドネっぽくない
ちょっと時間をおいて、再度香りを嗅いでみる
スモーキーなグリーン香、麦わら的な香りを感じる
灰のようなスモーキーな印象が強まる

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランはいまだに危ない感じ

イスラデマイポ メルロー 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー、マスカットべリーA(ルバイヤート)\1590
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103
・メルロー(チリ マイポ)\1090

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明感のある外観
紫はあまり感じない、ルビー色
粘度はそこそこ、12.5%くらいか
(正解は13.5%大外れ)

【香り】
動物的な香り、スモーキーな香り、土っぽい香り
フルーツはやや加熱したような印象
やや嫌味のあるような印象を受ける、フォクシーフレーバー?

【味わい】
収斂性のある渋み
かなりドライな味わい
余韻は短く、ワイン自体の力は弱い印象

【判定】
メルローっぽさは強い。
そこにフォクシーフレーバーとなるとマスカットベリーAが混ざってる?
ややグリーンっぽい煙たさみたいなニュアンスも感じるのでカベルネも候補に入れるがやや違うか。
味わいではあまりふくらみ無い印象で、ややぶっきらぼうな感じ。

ファイナルアンサーで、ルバイヤート
で、ブー

正解はチリのメルロでした

【反省点】
Isla de Maipo Merlot 2004
イスラデマイポ メルロー 2004

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:イスラ・デ・マイポ村

※ラベルのコメント
チリで最も有名なワイン産地イスラデマイポ。1990年代の大地震によりマイポ川の流れが変わり、ワイン造りに適した地形を造り出した。典型的なメルローらしい熟したチェリーやハーブ、ペッパーのアロマが魅力的。まろやかでしなやかな味わい。余韻の長いミディアムボディ。


個人的な感想
・動物的な香りあり、なめし革のような
・ややスモーキーな印象あり
・ちょっと土っぽさあり
・グリーンのスパイスもやや感じる
・飲み口は収斂性があり、渋み強い
・かなりドライでセックな印象、甘みは感じない

カベルネと間違えそうになったポイントは、グリーンとスモーキーさ。
マスカットベリーAが入っていると思ったのはフォクシー
フレーバー。

2007/03/28

デビルズ ロック リースリング 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・リースリング(独 ファルツ デビルズロック)\1480
・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

デビルズ ロック リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
やや明るい黄色、グリーンを帯びている
ほんのりグレーがかっている
粘度はあまりない、11.5%くらいか
(正解は12%)

【香り】
鉱物系の香り
少しグリーンっぽいハーブ香
白い花の香り
やや炭酸のニュアンス

【味わい】
甘さを感じるアタック
強い酸味
余韻は細く続く印象

【判定】
香りの段階ではまだ分からなかったが、飲み口の甘さは明らかにドイツのリースリング。
辛口のリースリングとは言っても、やはり他の地域と比べると甘さを感じる?

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

次はアルザスでテイスティングしてみよう

【総評】
香りは複雑味があり、ミネラル、白い花、時間がたつと出るペトロール香など、楽しめる。
味わいは甘さがあるものの、酸味がきりっとしていて、和食などには合いそうな感じ。

Devil's Rock (Germany) Riesling 2004
デビルズ ロック リースリング 2004

ドイツ:ファルツ地域

※ラベルのコメント
デビルズロックはフランスとの国境に面したファルツ地域、カルテンバッハの渓谷にある奇石に由来して名付けられました。この奇石には、悪魔が座って食事をしたという伝説があります。
透明感、輝きのある色合い。レモン、グレープフルーツを思わせる爽やかな香り。ドイツの伝統的な葡萄品種、リースリングを使い辛口に仕上げたワインです。

2007/03/25

シャトー・ド・パイエ・カンカール プルミエ・コート・ド・ボルドー 2002(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・テンプラニーリョ90%、グラシアーノ、マズエロ(スペイン マルケス・デ・リスカル)\1580
・ネッビオーロ(ランゲ ピエモンテ)\1890
・メルロー(ボルドー)\1790

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
落ち着いた紫、やや透明感がある
底がぎりぎり見えない程度
フチが明るく色調に複雑さを感じる
粘度はそこそこ、13%くらいか
(大外れ12%)

【香り】
花の香り、黒いフレッシュな果実、動物的な香り、
全体に華やかで、強い
グリーンっぽいスパイス香もある

【味わい】
フレッシュなアタック
香りが広がる、心地よい酸味がある
渋みもそれほど強くなく、ミディアムボディにきれいにまとまっている
余韻は7~8秒くらい

【判定】
香りの全体的なイメージはボルドー
フローラルで、全体に複雑性のある香り
明るい色調で考えると、ネッビオーロも入る?
でももっとネッビオーロだと硬派で土臭いような気がする
テンプラニーヨも同様でもっと野暮ったいのではないか
ボルドーで絞っても、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがあるので、ここで二択になる
動物的な香りもあり、きちんと渋みもあるが、グリーンっぽいスパイス香と、全体に濃厚でない、軽快なイメージがややメルローとは違うか
というかカベルネ・ソーヴィニヨンらしい印象がある

ファイナルアンサーで、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

おお、当たった当たった

【総評】
昨日はローヌをボルドーらしいと感じてしまったが、今日はわりと王道なボルドー

Chateau de Paillet-Quancard PREMIERES COTE DE BORDEAUX 2002
シャトー・ド・パイエ・カンカール プルミエ・コート・ド・ボルドー 2002

フランス:ボルドー:プルミエ・コート・ド・ボルドーAC

http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=134
※サイトより引用
このシャトーの起源は18世紀に遡ります。パイエ村にあり、それが名前に由来しています。過去のオーナーの名前はこの地方の歴史に強く残っています。エステートは1970年にシュヴァル・カンカール社が獲得し、あらゆる面で整備さえてきました。ブドウ栽培面積は40haで、粘土質と村一番の高台にある石灰質土壌の斜面にあります。
醸造・熟成:樽で1年間熟成させます。
味わい:大変鮮やかな色合いで、優美さを兼ね備えたバニラとアーモンドを思わせる香りがあります。
カベルネ・ソーヴィニョンとメルローの両者の特長を引き出し、非の打ち所がないほどのバランスを持っています。
過去に、10以上の金メダルや銅メダルを、獲得しているワインです。


シュヴァル・カンカール
http://www.nlwine.com/wine/maker/chevalquancard.html

個人的な感想
なるほど、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの両方の特長を引き出しているってのはうなづける。
しかしこのボルドーの華やかな、スミレの花のような香りは、何が由来なんでしょうか。
樽なのかな?
確かにバニラの印象はあるが、アーモンドってのが良く分からない。
飲み口は滑らかで、やや塩味とうまみのようなものがある。
アロマパレットで遊ぶ、という本を買ったので、それに沿って分析してみよう。
http://www.winekingdom.co.jp/wkweb/sparoma.php
・フルーティアロマ
 ブラックカラント、ブラックチェリーくらい
・ハーベイシャス・アロマ
 フレッシュハーブ、ヴァニラ、キノコ
・フローラル・アロマ
 スミレ
・アニマル・アロマ
 なめし革
・ミネラル・アロマ
 ほとんど無し
・アンピルマティック・アロマ
 ほとんど無し
・ケミカル・アロマ
 無し

まだちゃんと読んで無いので、これから勉強です。

2007/03/24

ヴァケイラス ヴュー・クロシェ アルヌー 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・テンプラニーリョ90%、グラシアーノ、マズエロ(スペイン マルケス・デ・リスカル)\1580
・ネッビオーロ(ランゲ ピエモンテ)\1890
・メルロー(ボルドー)\1790

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
落ち着いた紫
濃いが透明感があり、グラスの底が見える程度
粘度あり、13.5%くらいか

【香り】
最初は濃縮感のあるジャムのようなフルーツ香
そこが無くなると、バラの花のような香りに、スパイス
土の香りやスモーキーな香り、動物香も感じる
全体に華やかな印象があり複雑で強い香り

【味わい】
ほんのり甘さを感じる、落ち着いた飲み口
酸味が少なく全体にだるい印象もある
スパイシーな余韻が長く続く
ちょっとシェリーみたいな印象もある

【判定】
透明感でいくとネッビオーロ、ボルドー
スペインとローヌは違うか
香りは大変複雑で華やか、いわゆるボルドーっぽい香り
ただ飲み口がボルドーっぽくない
酸味が極端に少ないのが飲んだときに華やかさを消している
ほんのり土っぽい香りもあるので、スペインも再考するが、全体的な雰囲気で違うか
ネッビオーロは全然イメージが無いので判断できず
しかし、この香りはボルドーで絞っていいのでは
でもちょっとシラーっぽい強烈なスパイス香が気になる
シラーがあれば、間違いなくシラーなんだけど

グリーンっぽいハーブ香を感じるので、ここはカベルネか

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

正解はグルナッシュ、ローヌでした

【反省点】
ボルドー、あるいはブルゴーニュに通じる華やかな香り。
そこにシラーのような黒胡椒の香りを感じたら、ローヌを疑え、って感じでしょうか。
酸味がやや弱く、少し南だなって感じもローヌらしい。

VACQUEYRAS VIEUX CLOCHER ARNOUX&FILS 2003
ヴァケイラス ヴュー・クロシェ アルヌー 2003

フランス:コート・デュ・ローヌ:ヴァケイラスAC

※ラベルのコメント
産地はコートデュローヌ南部。ボディが厚くコクがあり、どっしりとしたタイプ。

個人的なコメント
もしブルゴーニュがあったら、ブルゴーニュっぽいと言っていたかもしれない。
明らかにフランスっぽい。
強いスパイス香がローヌの証か。

ボルドーと違うローヌの魅力は、このスパイシーさなのだろう。

イーグルホーク シャルドネ(ブラインドテイスティング:当てる)

・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(ボルドー)\850
・シャルドネ(豪 イーグルホーク)\850

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
中庸な黄色、輝きがある
ややグリーンを感じる
粘度はやや強い、13%くらいか

【香り】
強いミネラル香
バニラの香りもあり、フルーツケーキのような香りになっている
フルーツは梨のシロップ漬けくらいか

【味わい】
甘い
苦味が強い
余韻が短い
酸味が足りない

【判定】
香りは強く、ミネラル香やバニラ、バターっぽい香りなどがいかにもシャルドネっぽい
とはいえ、以上の香りは醸造に由来する香りなので品種の判定には結びつかない
昨日外したグルナッシュ・ブランも作り方によってはこんな感じになるかも
とはいえ、香りでは圧倒的にシャルドネ
しかし、なんとも甘ったるく締りのない飲み口が、どこのものとも判定がつかない
少なくともボルドーのソーヴィニヨン・ブランは外す
オーストラリアのシャルドネかローヌのグルナッシュ・ブランの二択になる
しかし、これマズイから、イーグルホークかな

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

マズイ、というのが基準じゃまずいんじゃない

コート・デュ・ヴァントゥ 2004 アルヌー(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ・ブラン65%(コート・デュ・ヴァントゥー)\1190
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893
・シャルドネ(豪 イーグルホーク)\850

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
グレーが強い明るい黄色
ほとんどグレーか
粘度は割りと強い、13%くらいか

【香り】
フルーツ香が主体、やや熟したイメージ
そこにミネラル香が混ざる
ややミントのような揮発性のある香りもある
少し炭酸を感じる、シャンパンのような香りもある
スモーキーさをやや感じるような、そうでないような

【味わい】
最初に少し発泡しているような印象がある
口に含むとブワっとふくれるようなイメージ
全体にボリューム感があって、甘さを感じないかなりドライな印象
切れが良いが、スマートな余韻が少し残る

【判定】
最初の印象ではシャルドネ
でも飲み口がかなり印象が違う
そうなるとソーヴィニヨン・ブランも検討が必要か
グルナッシュ・ブランはこのドライで力強いイメージで候補から外す
香りではソーヴィニヨン・ブランらしい香りは感じられない
シャルドネとしては飲み口がやや違う気がする
でも二択で考えるとここは第一印象のシャルドネか

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

なんとグルナッシュ・ブランでした、びっくり

【反省点】
いままでの印象とは全然違うグルナッシュ・ブラン

コート・デュ・ヴァントゥ 2004 アルヌー
COTES DU VENTOUX 2004 ARNOUX & FILS

フランス:コート・デュ・ローヌ:コート・デュ・ヴァントゥーAC

※ラベルの記述
ローヌとプロヴァンスの間に位置する優良ワイン地域。
グルナッシュ・ブランを65%使用。きれいなイエローグリーン、花のようなアロマをもつ。
フレッシュな酸味と軽快な口あたりのワイン。

個人的な感想

色がシャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは明らかに違う、かなりグレーがかっている
いままでのグルナッシュ・ブランの印象は濃い黄色だが、ここも今後考え直す必要あり

香りに関してはかなり醗酵に関わる香りが強い印象
ボリューム感もあり、複雑性もある

しかし、総体的にみるとミュスカデっぽい
グラスにつぐと細かい泡が見られ、やはり発泡している
香り、味わいもシャンパンっぽい、炭酸に由来する香りと味が強い

しかし、最初に感じたシャルドネっぽさは一体なんなんだろう。

2007/03/21

ヴィラ・ジラルディ ソアヴェ・クラシコ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%(グラーブ)\1950
・リースリング(独 ファルツ デビルズロック)\1480
・ガルガネーガ(ソアベクラシッコ)\1490
・グルナッシュ・ブラン65%(コート・デュ・ヴァントゥー)\1190
・シャルドネ(豪 イーグルホーク)\850

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
中庸な黄色
ややグレーを感じる
粘度はそれほど強くない、12%くらいか

【香り】
最初は柑橘系の香り
グラスを回すとやや熟した果実の香り
やや揮発性のあるスパイス香
果実のコンポートのような甘さを感じる香り

【味わい】
酸味が弱い、やや頼りないアタック
あと味はわりとさっぱりとしていて、強い苦味や塩味は感じない
余韻も短く5秒くらい
ボディはスマートでふくらみは無い

【判定】
全体的な印象は南のイメージ
やや熟した果実香、弱い酸味、力の弱い品種を想像させる薄いボディ
全体に力が弱い感じで、ボルドーは消える
リースリングもシャルドネも恐らく違う
残るは、グルナッシュブランとソアベ
イメージとしてはグルナッシュブランだが、ソアベも怪しい
以前はソアベは割りと酸味があって微発泡していてすっきりした印象だったが最近は割りと樽で熟成されたものも多く見受けられる
でも、酸味も極端に少なく、イタリアワインに良くみられる苦味を感じる事もない
ここは最初の印象通りグルナッシュか

ファイナルアンサーでグルナッシュブラン
で、ブー

なんと2拓で外したソアベでした

【反省点】
VILLA GIRARDI SOAVE CLASSICO 2005
ヴィラ・ジラルディ ソアヴェ・クラシコ 2005

イタリア:ヴェネト州:ソアヴェ・クラシコDOC

■ワイン館NISHIMURA
http://www.rakuten.co.jp/nishiura-wine/820678/1814181/
※サイトより引用
グラスに注ぐと、緑がかった麦わら色が輝き、
咲き乱れるアカシアの花の香りがグラスから湧き上がります !!
さらに次々溢れるフルーツ香のオンパレードには陶酔してしまいます!
ライム、グレープフルーツのような果実の香りが極上 !
さらには、ナッツや、ビネガーを彷彿させる複雑な香りが
押し寄せてくるのがすばらしい !

口に含めると、絹のように 柔らかなタッチの、洋ナシの
ような果実味が感じられ、ライムや、シトラスのような
キリっとした酸味、苦味が混ざり合い、後半には、炒った
アーモンドや、ピスタチオのような香ばしいビターな余韻が、
ずっと残り続けます !!

軽いだけのソアヴェとは、口当たり、コク、キレ味、旨みが
まったくもって違います! 完全に逸脱しています !!

■ラベルの記載
”ジラルディ”。アロマ豊かで、爽やかな味わいをもつ。ヴェネツィアでは魚を食べる時に欠かせない存在。

■個人的な印象
2004ではステンレス醗酵をしていたという事だが、2005は樽使っている?
確かに香りの複雑性はあり、最初は柑橘系、それから熟した果実香、スパイス香やミネラル香と徐々に香りも変化していくが、爽やかさと言う点ではいまいち。
全体に重い香りで、重油香に通じるような印象もある。
爽やかさを感じない最大の要因はあと味に残る、甘みだろうか。

2007/03/18

ドメーヌ ダンデゾン コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ ヴィーニュ 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・シラー(ローヌ、ヴィエイユ・ヴィーニュ)\1690
・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・テンプラニーリョ90%、グラシアーノ、マズエロ(スペイン マルケス・デ・リスカル)\1580 B
・メルロー(ボルドー)\1790
・メルロー、マスカットべリーA(ルバイヤート)\1590
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200

の7本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い、落ち着いた紫
少し濁っているように感じる
粘度はそこそこ、12.5%くらいか
(正解は14%、大外れ)

【香り】
華やかな香り、花の印象
やや動物的というか、土っぽい香り
少し時間がたつと、スモーキーな香りもしてくる

【味わい】
やや甘さを感じるアタック
渋みがあり、収斂性を感じる
少し甘い後味で、余韻は短い

【判定】
やや動物的な香りと華やかさでボルドーのメルローではないか。
ただ、ルバイヤートもメルローなのでマスカットベリーAが入っているかどうか検討。
というものの何となくしっくり来ない部分のあるので、他の可能性も検討。
よく嗅ぐとスモーキーな煙たいような香りがある。
やや野暮ったさを感じる煙たさ、これはひょっとしてテンプラニーヨ?
飲み口の渋さもそれっぽい?

ファイナルアンサーで、テンプラニーヨ
で、ブー

全然イメージしてなかったシラーでした。

【反省点】
Domaine d'Andezon Cotes du Rhone Vieilles Vignes 2003
ドメーヌ ダンデゾン コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ ヴィーニュ 2003

http://www.cadbox.co.jp/sekiya/page/sew-61748.asp?Company=sekiya&pcode=SEW-61748
※サイトより引用
ローヌの協同組合「エステザルク」。その中でも格別の評価を得ているのがこの「ドメーヌ・ダンデゾン」です。シラー100%という珍しくしかも贅沢な造りのこのワインは、ブラックベリーやカシスのアロマと、黒胡椒や丁子、ハーブ類の香りが複雑に混在しています。ボリューム感のある飲み口は、ワイン通にも満足頂いています。

http://www.tsuruyasaketen.com/newpages/14290.htm
※サイトより引用
平均樹齢60年のシラー100%から造られるコート・デュ・ローヌ。タンク発酵され、清澄処理を行わず、ノンフィルターでビン詰めされています。1992年産まで彼のシラーから造られた全てのキュヴェがギガル社に売られていましたが、現在はドメーヌワインとしてアヴィニョンの南にあるエステザルグ葡萄栽培者組合でビン詰めされています。
ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、スモーク肉のニュアンスを伴う完熟カシス、甘草、ほんのり黒胡椒と乾燥ハーブ、そして粘土が混じる土壌のような香りも現われてきます。口に含むと、豊潤な果実味をもつミディアムからフルボディで、完熟したタンニンを十分含み、酸度は低めで、スモーク肉のような風味を伴う熟し切ったカシス、プルーン、甘草、粘土質土壌、そしてほんのり黒胡椒の味わいが感じられます。

個人的な感想
最初の華やかな印象から、動物っぽさを感じるカシスの香り、最終的にはタバコのようなスモーク香に変化していく。
飲み口はやや甘い感じの口当たりから入り、華やかな香りが広がって、最後は収斂性のある渋みで締まる。
余韻はそれほど長くない。
シラーとしてのポイントは、ユーカリオイルのような揮発性の香りによるスパイシーさ。
今までは動物香をシラー(シラーズ)の選択肢に入れていなかったが、これからは判定の基準にならなくなってしまった。
メルローとの違いはやはり揮発性のあるスパイス香、いわゆる黒胡椒の香りになるかも。
しかも今までシラー(シラーズ)は渋みが少ないと思ってきたが、そこも違っている。
透明感は少なく、濃縮した果実香は無く、揮発性のある黒胡椒のような香りがある。
オーストラリアのシラーズとローヌのシラーの違いは動物的な香りの部分かもしれない。
口に含んだ時に、やや塩っぽさとうまみ成分のような、ちょっと佃煮のような雰囲気がある。
それも判定の基準になるかな?

2007/03/17

ボワ・デュ・ロワ カベルネソーヴィニヨン 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー ルーデンヌ)\1440
・マルベック75%、メルロ、タナ(カオール)\956
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\630

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃いが透明感のある外観
底がぎりぎり見えるくらい
雫にはややタンニンが残る
粘度はそこそこ、12.5%くらいか
(正解は13%)

【香り】
最初にフルーツ香
少し、花のような印象
グリーンぽいスパイス香もある
香りはそれほど強くない

【味わい】
割とソフトなアタックだが、タンニンの渋みも少し感じる
余韻はそれほど長くない
かなりドライな印象で、甘さは感じない

【判定】
濃縮な果実香は無く、グリーンっぽいスパイス香を感じるところで、カベルネ・ソーヴィニヨンを選択
ブルジョア級のボルドーと、ヴァン・ド・ペイ・ドックのカベルネ、全体の力強さなどを考慮するとブルジョア級では無いか

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァンドペイ)
で、ピンポン

カベルネ・ソーヴィニヨンらしいワインです

【総評】
セブンイレブンの田崎真也コレクション
ボワ・デュ・ロワ カベルネソーヴィニヨン 2004
Bois du Roi Cabernet Sauvignon 2004

フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%

セブンイレブンで、630円で購入(ハーフ)。

余計なものをそぎ落とした、シンプルなカベルネ・ソーヴィニヨン。
質実剛健な印象がある。
余計な甘さなどは感じないので、飲んでいても飽きてこない。
香りの複雑性や、独特な個性などは感じないが、この価格だったら納得できるワイン。

シャブリ クリスチャン ヴェルニュ 2005(ブラインドテイスティング :外す)

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%(グラーブ)\1950
・リースリング(独 ファルツ デビルズロック)\1480
・ガルガネーガ(ソアベクラシッコ)\1490

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
中庸な黄色、ややオレンジを感じる
粘度弱い、12%くらいか

【香り】
熟したフルーツの香り
桃からマンゴーくらい
香りは弱く、少し薬品のような匂い
ミントのような香りもあり、爽やかなフルーティさを感じる

【味わい】
酸味が弱く、ボディのふくらみもなく、高揚感のない地味な味わい
苦味がやや嫌な感じで残る
余韻は短く、5秒くらい

【判定】
香りが弱く、ボディが薄いところで、シャブリとボルドーを外す
リースリングとソアベだが、すもものような果実香が実にイタリアっぽい
口に残る苦味もイタリアっぽい、というかこれはもうイタリアだろう

ファイナルアンサーでソアベ
で、ブー

なんとシャブリでした
かなり自信があったのに・・がっかり

【反省点】
シャブリ クリスチャン ヴェルニュ 2005
Chablis Christian VERGNE 2005
伊勢丹で購入 1800円
輸入業者センチュリートレーディングカンパニー

シャブリというにはあんまりなワイン。
香りは弱く、トロピカルフルーツとミント系の南のシャルドネの印象
酸味は弱く、全体に締りのない、たるんだ印象
あと味に樽のエグみと印象の悪い苦味が残る
樽の使い方も効果的とは言えない
ポリシーを感じず、とりとめが無く、二度と買いたくないワイン

ブラインド・テイスティング シラー外す

・シラー(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\980
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103
・メルロー(チリ マイポ)\1090

の3本のうち1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い色調だが、透明感がある
粘度はそこそこある、12.5%くらいか

【香り】
果実香よりスパイス香の方が強い
やや動物的なニュアンスを感じる
濃縮された果実香は感じない
グリーンっぽさもあまり感じない

【味わい】
酸味が弱い、ややダレた陰気な印象の飲み口
品種の持つ特性か、やや特殊な動物的な香りの印象が強い
余韻は短い

【判定】
色合いでは透明感もあるので、カベルネ・ソービニヨンが最有力
香りではグリーンっぽさを感じない、やや動物的なニュアンスはあるが、濃縮された果実香は無い。
恐らくメルローは違うので、カベルネとシラーの二択で検討

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソービニヨン
で、ブー
答えはシラーでした

【反省点】
フィリップ ジャケ シラー ヴァンドペイドック 2004
PHILIPPE JACQUET SYRAH VIN DE PAYS D'OC 2004

※ラベルのコメント
南フランス産のシラー種からの赤ワイン。ダークルビー色、芳醇で、ベリー系の果実を思わせる複雑なアロマがあり、まろやかなタンニンもバランス良く仕上がっています。カツレツやラム料理、ブリーなどのチーズを引き立ててくれます。

カベルネとの差は、おおらかさのような印象。
メルローとの差は、果実香の違い、って感じでしょうか。
黒胡椒だけを手がかりにすると間違いなく分からないので、全体的な印象を整理する必要がある。
果実味はフレッシュ、ミントやユーカリオイルのような香り、と以前のシラーのテイスティングには書いてあるが、確かに濃縮された果実香は無く、黒っぽいフルーツの印象。
ところが今回はそれほどミントのような香りが無い。
以前のテイスティングにも香りの複雑性という記述があるが、やや動物的な香りも含め、ちょっと個性的な香りの構成をしてる。

2007/03/14

ブラインド・テイスティング トレッビアーノ外す

・トレッビアーノ(伊 アブルッツオ)\880
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893
・シャルドネ(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\615

の3本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
やや明るめの黄色、少しグレーがかっている
粘度はほどほど、12%くらいか

【香り】
弱い、というか花粉症で感じないのか
やや熟した感じの果実香、でも桃くらいか
他の香りはほとんど感じない、樽の影響も無い

【味わい】
フレッシュなアタック
ややふくらみを感じるボディ
やや苦味が残る
とろりとしたネクターのような印象もある

【判定】
香りをほぼ感じないので味わいで決める
ボディのふくらみがあるのでソーヴィニヨン・ブランは外す
シャルドネかトレッビアーノだが、これといって決め手は無い
イタリアの白はもっとさっぱりとしている印象があるので、ネクターのようなニュアンスとかややふくらみを感じるボディとかはちょっと違うかも

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

答えはトレッビアーノでした

最後の2拓で外す、得意のパターンだ

【反省点】
トレッビアーノ・ダブルッツオ 2005
ROCCAVENTOSA TREBBIANO D'ABURUZZO 2005

時間を置くと、樽のニュアンスを少し出してくる。
しかも飲んだ時の苦味もやや強くなる。
苦味と相まって、プロセスチーズのような香りも感じる。
この前食べた、コンテみたい。
少し粗野な感じでぶっきらぼう、媚びない土着の品種、っていうイメージもある。
よく見ると色もオレンジがかっているのも特徴か。

2007/03/13

ブラインド・テイスティング リースリング当てる

・クルーシャン、リースリング(豪、ヴィクトリア)\1280
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893
・シャルドネ(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや濃めの黄色、ほんのりグリーン
輝きも粘度もある
12.5%くらいか

【香り】
果実の傷んだような香り
かなり独特な、見方によってはワイン自体が痛んでいるような印象を与える香り
種の部分がカビているような、そこに麝香っぽい動物香が重なっているような印象
ミネラルでもない、ペトロール香でもない、醗酵食品のような、ブルーチーズをちょっと感じさせるような、やや悪臭に近いような香り
(よく嗅ぐと、やはり鉱物的な印象を受ける)
これで、シャルドネとかソーヴィニヨン・ブランだったら完全に痛んでいる

【味わい】
甘い
ワインのセレクトに失敗した
辛口のリースリングを選んだつもりが、甘口だった、とほほ

香りの独自性に比べて、飲み口はとてもさっぱり爽やか
ほどほどの酸味と抑え目な甘み、そして余韻の爽快感
どちらかというとジュースのような爽快感がある
ほんのり苦味が残るがそれも爽やかさを感じさせるポイント
トロピカルジュースみたい

【判定】
迷うことなく、リースリング
で、ピンポン

これはワインの選択ミス

【総評】
ブラウン・ブラザーズ・クルーシャン・リースリング2004
Brown Brothers Crouchen Riesling 2004

http://www.e-kotobukiya.com/19_1134.html
※サイトより引用
熟した洋梨、トロピカルフルーツ、そしてかすかなライムの香りがフレッシュで爽やかなイメージを演出してくれます。
ブドウは、リースリングとクルーシャンです。クルーシャンはフランスのピレネー地方西部原産ですが、現在はほとんど作られていない珍しい品種です。
熟したメロンのような魅惑的な味わいと、繊細な後味が特徴の白ワインです。

個人的な感想
タール、アスファルト、石鹸、やや重油、
といったニュアンスが熟した果実香と重なって独特な香りをかもしだしている。
やはり動物香ではなく、鉱物系の香りが主な香り。
時間をおくとペトロール香と言えるような香りに変化してきている。
全体的なフレッシュな爽やか系のまとまりに、この独特な香りが深みを与えている。
とはいえ、このジュースのような単調な甘さは、飲み進むにつれて飽きてくる。
だんだんペースが遅くなるワイン。

2007/03/11

2004 ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン ドメーヌ オベール エ パメラ ド ヴィレーヌ(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%(グラーブ)\1950
・アリゴテ(ブーズロン ドメーヌ オベール エ パメラ ド ヴィレーヌ)\1880
・リースリング(独 ファルツ デビルズロック)\1480

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

2004 ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン ボトル ラベル
【外観】
やや緑を感じる中庸な黄色
アルコール度がそこそこ高そうで、輝きを感じる
ディスクも厚い、13.5%くらいか
(正解は12.5%、大外れ)

【香り】
強いミネラル香
微かに柑橘系の香り
他に香りを感じないのは花粉症のせいかも

【味わい】
フレッシュなアタック
ボディは膨らまず、きりっとシャープなボディ
酸味はそれほど強くないが、程よい爽やかさを感じる
余韻は細く長く続く印象、10秒くらい

【判定】
香りの特徴ではシャブリっぽいが、ミネラルの印象では品種を特定できないので、他も検討する
飲み口がシャープで、ボディがシェイプされている印象はシャブリとボルドーは違うと思われる
アリゴテかリースリングが候補で残る
ミネラル香はペトロール香につながるので、リースリングも検証
ただ、飲み口のシャープでドライでクリアな印象は一切甘さを感じさせない
リースリングだと、どんなにドライでも甘さのニュアンスがあるので、違うのでは

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ピンポン

以前飲んだブーズロンのアリゴテより柔らかくなっている

【総評】
ブーズロンのアリゴテはとっても美味しい!
我が家でも高評価のワイン。
以前と酸味の印象が変わっているが、美味しい事には変わりない。

2004 Bourgogne Aligote de Bouzeron
Domaine A. et P. de Villaine
2004 ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン
ドメーヌ オベール エ パメラ ド ヴィレーヌ
http://www.wine-selects.com/b_chard_033.shtml
※サイトより引用
フツーに美味しいアリゴテです。酸っぱいだけじゃ無くて、華やかなミネラルの香りに若いリンゴや柑橘系の果皮、花の香り。酒躯は凛としていて元気溌剌!グイグイと飲むには厳しいほどのしっかりしたボディがあります。パレット上で単に「だら~」と横に拡散してしまったり、酸が強すぎて果実味が引っ込み、酸っぱさ全開のアリゴテが多い中、フィネスも有りよく出来ていると思います。ビオかどうかは知りませんが、酸化防止剤はしっかり入っているようです。

http://www.rakuten.co.jp/wariden8/473270/716908/
※サイトより引用
青リンゴのほのかな香りが心地よく、すがすがしく清潔感のある酸味と、南の地方ならではのまろやかで軽やかな口当たりが絶妙なバランスのスタイリッシュな味わいです。
ブーズロンを前面に打ち出し、その白の酒質には端倪すべからざるものがあるドメーヌです。
ワインのなんたるかを把握しているドメーヌならではの姿勢が如実に現れているのがブーズロン。虚仮威しの強さ、インパクト等とは無縁の、素直な果実風味に溢れた滑らかな味わいのワインで、アリゴテ種独特の酸味も他の要素とうまくバランスされ、非常に心地よい仕上がりになっている。品のある、各要素が突出していない調和のとれたもので、アフターも十分。このドメーヌがいかにバランスに重きをおくかが十分に体現されています。DRCに通じるというか、果実風味だけが前面にしゃしゃり出るようなタイプとは異なり、テロワールがそこはかとなく感じられる、しっとりとした果実味を湛えるワインです。


私的な感想
ヴィレーヌのブーズロンアリゴテは、きりっとした酸味と青リンゴ、ほんのりバター、媚びない強い主張を感じるワインですが、今回飲んだワインは酸味がやや抑えられていて、少しおとなしくなっている。
「爽やか」という感じをこれほど感じるワインも少ないのでは。
飲んだ後の、柑橘類の白い皮のような、グレープフルーツのような、ほのかな渋みがそれを引き立てているように感じる。
グラスに入れてから時間がたったり、温度が高くなるととたんにダレた印象になるのは品種がもっている力の限界なのかもしれないが、それがこのワインの評価を下げるポイントにはならないか。

2007/03/10

タスマニアンヒル ピノノワール 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(ローヌ、ヴィエイユ・ヴィーニュ)\1690
・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・ピノ・ノアール(豪 タスマニアンヒル)\1480
・テンプラニーリョ90%、グラシアーノ、マズエロ(スペイン マルケス・デ・リスカル)\1580
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

タスマニアンヒル ピノノワール 2004 ボトル ラベル
【外観】
明るい、透明感のある外観
やや落ち着いた紫
粘度はそれほどない、12%くらいか
(正解は13.5%、大外れ)

【香り】
ドライフルーツのような果実香
なめし革のような香り
全体に香りは弱い

【味わい】
フレッシュな酸味、ときりっとした苦味
余韻は長い8秒くらい?
ミディアムボディだが、しっかりとしている印象

【判定】
色調でピノ・ノアールとサンジョベーゼに絞られる
香りの印象としてはピノ・ノアール
ただ、サンジョベーゼの香りの印象は自分の中で確定していないので、サンジョベーゼかどうかの判定はつかず
飲み口は北のワイン(南半球では南か)の印象
ドライでセックで酸が強い、キレが良く、凛とした印象
となるとやはりサンジョベーゼでは無いか

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン

ピノ・ノアールはさすがに勝率高し

【総評】
タスマニアンヒル ピノノワール 2004
TASMANIAN HILL PINOT NOIR 2004
http://www.aeonshop.com/tpshop-bin/tpshop_top.pl?itemlist_max_count=30&category_lid=2008&category_item_workfile=swww9_20070310204707_5443&page_id=4&category_mid=10&category_sid=50&item_sort_key=0&itemlist_start_index=0&seqno=104030&purchase=1
※サイトより引用
イオン限定品。日本にほとんど流通していない希少性の高いワイン。100%自家葡萄園産ぶどうで作ったワイン。本来の1/3まで収穫量を落として造っているオーストラリア随一のプレミアムワイン。

個人的な感想
コストパフォーマンスの高い、好印象なピノ・ノアール。
ライバルはウィンダム・エステートのBIN333 ピノ・ノワールか。
しっかりとした作りは生真面目な印象を与えるが、やや遊びのニュアンスが弱い、華やかさが無い部分が弱点と言えるかもしれない。
香りに複雑味や、時間による変化があまり無いところも生真面目な印象をうける。

ブラインド・テイスティング メルロー外す

・シラー(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\980
・メルロー(豪 イエローテイル)\850
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い、透明感の無い紫
粘度は高め、13%くらいか

【香り】
最初に濃縮された果実香を感じるが、その後は香りが弱くほとんど感じない
かすかにチェリーからカシスくらいの香りを感じる程度
動物香や土の香り、グリーンの香りなど、特徴をつかめるような香りはほとんどなし

【味わい】
おだやかで柔らかいアタック
やや甘さを感じる
酸味も穏やか、渋みもほとんどない、ちょっとブドウジュースのような味わい
余韻も短い

【判定】
とにかく香りがしない。
花粉症のせいもあるかもしれないが、ワイン自体も実に弱い。
味わいは南をイメージさせる穏やかなもの。
香りをよりどころにせず、味わいだけで判定すれば、シラーが一番近い。
でも今回のシラーはフランス、こんなにジュースっぽくないかも。
しかも香り弱いし。
そうなるとチリカベのような印象で南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンというのも考えられる。
イエローテイルのメルローで考えると、渋みの無い口あたりとそれほどタンニンっぽく無い、わりとキレイにタンニンが溶けている印象でちょっと違う気がする。
決定的なものがどれも欠けている。
こうなると味わいの判定にゆだねるしかないか。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー

答えは、メルロー 豪イエローテイルでした

【反省点】
ちょっと時間をおいて温度が上がったところで香りを嗅ぐと、メルローらしい、土っぽい、きのこっぽい、動物的な香りをほんのり感じる。

Yellow tail Merlot 2004
イエローテイル・メルロー 2004
http://www.partywine.com/shop/g/g000010010079800/
※サイトより引用
生産地:オーストラリア/リヴェリナ
味のタイプ:中重口
ぶどう品種:メルロー
生産者:カセラ・ワインズ
2003年のアメリカ市場で、輸入ワインブランド売上ナンバー1となった「伝説のワイン」イエロー・テイル。ストロベリージャムやチョコレートの甘美なアロマがグラスの中から弾け飛び、口に含むと柔らかに熟した果実の甘みが広がり、ソフトでまろやかな口当たり。

■個人的な印象
ブラインドで飲んだ最初の印象はそれほど悪くないが、やはり飲み進むと気になる部分が出てくる。
とにかく、飲み口がぶどうジュースみたいな感じが印象悪い。
安いチリカベのような雰囲気。
でもタンニンべったり、って感じではなくわりと透明感を感じる。
ファストフードには良く合う、のかな?

2007/03/09

ブラインド・テイスティング シャルドネ当てる

・クルーシャン、リースリング(豪、ヴィクトリア)\1280 B
・シャルドネ(米)\750 C
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893 C

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや濃い黄色、輝きもありゴールドの印象
粘度もそこそこ高い、13%くらいか

【香り】
梨から桃くらいの果実香
ややミントのような香り
全体的に香りは弱いが爽やかな印象

【味わい】
フレッシュな酸味
余韻やや長い
口あたりと余韻に、苦味がアクセントになっている
とろみのある口あたりも印象的

【判定】
華やかな果実香
熟している感じでも梨から桃くらいまでで、柑橘系が主体
麦わら香やペトロール香などの余計な香りの要素が感じられない
というか全体的に香りが弱い、それとも単に花粉症のせいか
影に隠れている要素を嗅ぎだそうとするも、良く分からず
第一印象にかけてみるか

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

すごい4連勝!

【総評】
シエラ・ヴァレー シャルドネ 2005
SIERRA VAKKEY Chardonnay 2005

2007/03/06

ブラインド・テイスティング ピノ・ノワール当てる

・ピノ・ノワール(チリ カリテラ)\893
・メルロー(豪 イエローテイル)\850
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
落ち着いた、黒っぽい、深い透明感を持つ紫
グラスの底がようやく見えるくらいの透明感
粘度は高い、13.5%くらいか
(正解は14.5%、びっくり)

【香り】
干したフルーツのような、濃縮された果実香
やや動物の革のような、土のような、きのこのような香り
ドライフルーツのような香りとなめし革のような香りが強い
ややスパイス香

【味わい】
きれのないどんよりとしたアタック、余韻もへにゃへにゃ
酸味が極端に弱く、全体がきりっとしない
苦味や渋みが少ないのも締りの無い原因か

【判定】
色からいくとほぼピノ・ノワール。
でも今回のカベルネ・ソーヴィニヨンは第三世界のワインなのでそこも候補とする。
香りでは圧倒的にピノ・ノアール、典型的というか。
ドライフルーツになめし革、品種が本来持っている香りが強く出ている。
逆にソーヴィニヨンのグリーンっぽさは無い。
飲み口は何とも判定しがたく、どちらとも取れないがタンニンが極端に少ないのでどちらかというとピノ・ノワールだろうか。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール。
で、ピンポン。

これはサービス問題でした。

【総評】
カリテラ ピノ・ノワール 2003
CALITERRA PINOT NOIR 2003
http://www.asahibeer.co.jp/news/2002/0912_3.html
※サイトより引用
『カリテラ ピノ・ノワール』は、ピノ・ノワール種の生育に適したチリで最も冷涼な気候のぶどう栽培地区であるカサブランカ・ヴァレー産主体のピノ・ノワール種を100%使用したワインです。ピノ・ノワール種はフランス・ブルゴーニュ地方で最も多く栽培されている赤ワインの代表的ぶどう品種で、冷涼な気候を好み、土地を選ぶため世界的にも稀少で高貴な品種として知られています。チリにおいても、栽培地区が限られるため生産量が少なく稀少なワインです。
カリテラ社の優れた醸造技術により、ピノ・ノワール種ならではの熟した果実を連想させる華やかな香りと豊かな味わいを実現した、エレガントでバランスのとれたワインに仕上がっています。製造数量が限定されるため、当面世界でも日本市場限定での発売となります。
<ご参考>
 「カリテラ」は、優れた醸造技術を誇る米・カリフォルニアのロバート・モンダヴィ社とぶどうづくりに最適な土壌を有するチリのワイナリー、エラスリス社とのジョイントベンチャーで生まれたチリワインです。

個人的な感想
色味や透明感、それからピノ・ノワールらしい香りはとても良いと思う。
でも飲んだときの、「えっ」っていう印象がどうにもならない。
全体に柔らかいのだけど、どこにも締りがない。
気分が上向きにならない。
ちょっと偏見を交えて言わせてもらえば、カベルネ・フランやテンプラニーヨのような気分を盛り下げる印象のワイン。(両方ともいいワインを飲んでないだけですが・・・)
「あ~あ」って感じかな。ちょっと気が抜けたような印象もあるし。
もう一本カリテラ買って、もしダメだったら我が家には二度とカリテラは姿を見せないだろう。

2007/03/04

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー主体(ボルドー)\1280
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
・シラー(ローヌ、ヴィエイユ・ヴィーニュ)\1690
・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・ピノ・ノアール(チリ カリテラ)\893

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004 ボトル ラベル
【外観】
紫の強い、濃い外観
粘度は普通、12.5%くらいか
グラスの底がまったく見えない、透明感はほぼ無し
ややピンクに近い紫と、雫にタンニンがたまる感じがやや低価格のワインと想像される

【香り】
まず、濃縮した果実香
そこに動物的な香り
全体的な香りはあまり強くない
ほんのり花の香り

【味わい】
ドライでセックなアタックに、収斂性のある渋み
ほんのり甘みを感じる部分もある
余韻は短い

【判定】
濃縮したジャムのような果実香と動物香、私的なメルロー感にぴったり。
飲み口は収斂性があり、この3点でほぼ決定。
しかしながら他の可能性を考えた場合、シラーとカベルネはグリーンっぽさが無く恐らく違う。
サンジョベーゼは色調で落ちる。通常であればピノノアールも落ちるが、チリのピノノアールという未体験の分野なので、可能性を考えてみるが、さすがにここまで濃くは無いだろう。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

きちんと当てると気持ちいいね

【総評】
最近良くある、低価格のボルドー。
香りが弱かったり、口あたりが粗かったりするが、相対的に嫌な部分が無い。
そういえば酒石が固まって出てきた。

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004
Chateau Lamothe Vincent Intense 2004
メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%
■ラベルのコメント
2005年のパリとボルドーのコンクールで両方とも金賞受賞した、評価の高いワインワインです。カシス、ブルーベリー等の果実の香りが特徴で、円やかでバランスの良いワインです。

フランスらしい、ドライで切れ味の良いワイン
雫にタンニンが残る感じが安っぽいが、まあ1000円しないならいいかな、
って、1280円もするぞ。
う~ん、あまりお勧めじゃないかな。

2007/03/03

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー / ドメーヌ・ラ・オート・フェヴリ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%(グラーブ)\1950
・アリゴテ(ブーズロン ドメーヌ オベール エ パメラ ド ヴィレーヌ)\1880

の4本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー / ドメーヌ・ラ・オート・フェヴリ 2004 ボトル ラベル
【外観】
やや淡い黄色、グレーがかっていて、少しオレンジを感じる
粘度は高い、13%くらいあるか

【香り】
爽やかな柑橘系の香り、少しパンのような酵母のような香りがある
グラスを回すとより酵母のような印象が強まる

【味わい】
爽やかな酸味、と口あたり
やや炭酸を感じさせるような舌触り
ちょっとシャンパンっぽい
余韻は短いようで、じんわりと残る感じ?

【判定】
香りが弱い点で、グラーブは消えるか、候補はアリゴテ、ミュスカデ、シャブリだが、シャブリもやや怪しい。
飲み口の印象ではボディの薄いさっぱりとした飲み口。
広がっていく印象ではない。
でもなんだかんだ言っても、ミュスカデのシュールリーのちょっと気が抜けたシャンパンのような印象はかなり強く感じる

ファイナルアンサーで、ミュスカデ
で、ピンポン

ミュスカデ シュールリーはかなり特徴をつかんだかな

【総評】
アルコール度の高いミュスカデ。
(と思ったら12%)
舌に炭酸のニュアンスを感じる。
見た目は微発泡している訳ではないが、飲み口はちょっと発泡って感じ。
MUSCADET SEVRE ET MAINE SUR LIE / DOMAINE LA HAUTE FEVRIE 2004
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー / ドメーヌ・ラ・オート・フェヴリ 2004

炭酸のような酵母のような印象が強いワイン。
口あたりは柔らかいがアルコール度はしっかりとしているので、腰砕けにはならず、割とフレッシュな印象が名が続きする。
うまみ成分のような印象が強いので、和食にもよく合う。
油が乗ったブリの刺身なんてのは問題ない。
アボカドもちょっと醤油をつけると良くあう。
実は今日は手巻き寿司でした。

しかし、これは甲州のシュールリーと当てると意外と分からないかも

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