サンティアゴ ピノ・ノワール NV
SANTIAGO PINOT NOIR NV
チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
グルメシティで、494円で購入。
【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しいが穏やかな色調の、明るめのルビー
濃淡:明るい
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、ドライフルーツ、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>鉄、かすかにオリエンタルスパイス
香りの印象:落ち着いた、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:弱い、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低めい
余韻:短い
【フレーヴァー】
あまり残らないが、スパイシーな印象がある
【評価】
ライトでフレッシュ、すっきりした味わいでバランス良くまとまっている
【供出温度】
10-13度 かなり軽いので冷やして飲むのが良さそうだけど、温度上がっても意外といけそうでもある
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しいが穏やかな色調の明るいルビーで、底がハッキリ見えるくらいの透明感があります。
香りは控えめで、赤い実の果実、干しぶどう、カラメル、鉄さび、なめし革、タバコの葉など、ピノ・ノワールらしいクセのある感じ。
味わいは、ライトなアタックから、爽やかな果実感と甘み、しっかりした酸味がふんわりと広がり、細身のボディながら旨みがあり、少しえぐ味が出てきて、静かにフィニッシュ。
かなり軽いワインで、濃いロゼに近いくらいのイメージですが、私はこのタイプ大好きですね。
10年前だったら、ピノ・ノワールを500円切る価格で飲めるなんて考えられませんでしたが、このワインはすごく存在感があると思います。
2015年に飲んだ時は、
ニューワールドのピノ・ノワールらしいチャーミングな印象ながら、後味にしっかりとした渋みが残る感じがワインらしく、第一印象は結構良い。という評価でしたが、今回はそんなにジュースっぽくはないですね。
ピノ・ノワールを期待して飲むようなタイプではなく、かなりジュースっぽいが、ワンコインということで許せる範囲。
すっきりしていて、心地よい果実感と渋みのある、フレッシュな味わいで、これはなかりいいです。
2~3本くらいストックしておきたいくらい。
同じような価格帯の「アルパカ ピノ・ノワール」が、ドライでスパイシー、ちょっと攻めてる感じに対して、このワインは上品に静かに穏やかに微笑んでるような印象です。
ワインとしての評価はアルパカの方に上がると思いますが、用途によってはこちらの方がいいかもしれません。
これくらい軽いと、家庭料理にも合わせやすそうですね。
変なクセがないのも好印象です。
今日の晩御飯は「鶏つくねの野菜あんかけ」。
淡白な和風の味わいなので、普通は赤ワインには合いませんが、このワインは大丈夫です。
つくねに入っていた生姜のスパイシーな感じが良く合いました。
このワイン、軽やかでピリッとした感じがいいですね。
家庭料理ににも合わせやすそうで、これはいいワインだと思います。
人に例えると、静かで穏やかなんだけど、ちょっとピリッと緊張感のある、つり目の美人みたいな?
穏やかで上品だけど、ちょっと緊張感があるのが、このワインの最大のポイントですね。
温度が上がってもダレてこずに、張りのある緊張感のあるイメージを保ってます。
コストパフォーマンスも高く、おすすめです。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
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