2014/02/28

トップバリュ コンドル メルロー 2012

トップバリュ コンドル メルロー 2012
トップバリュ コンドル メルロー 2012
TOPVALU Condor Merlot 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ぶどう品種:メルロー

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いた色調の紫の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:ケミカルな硫黄の印象、濡れた犬のような動物香、重い茎のようなグリーン香、赤身の肉、血液
香りの印象:閉じた印象、ケミカル、重い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらかで、シャープ
タンニン分:強め、収斂性がある
バランス:やわらかな口当たりと、強烈なタンニン
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ソフトな口当たりから、強い渋みがあり辛い後味

【供出温度】
冷やした方が飲みやすいのか、温度高めがいいのか、試してみないと分からない

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
やや落ち着いた色調で、輝きも弱めの、ちょっと大人しい地味な外観。

香りは、まだ閉じてる印象で、刺激的なケミカル臭や、重い茎のようなグリーン香、濡れた犬のようなちょっと嫌な動物香、生っぽい赤身の肉や血液のような香りもあり、全体的に、重く暗い感じです。

味わいは、口当たりの良いフルーツ感のあるソフトなアタックから、ジューシーな酸が広がると同時に、収斂性のある強いタンニンが口を支配して、後味は強烈な辛さを残します。

香りもイマイチで、味わいもやや難ありかな。
第一印象はあまり良くありません。

今日の晩御飯は、トマトカレー。
合わせると、やや軽めなカレーなので、ワインが勝ち気味です。

ワンコインクラスで、カレーにワインが勝つのって、あまりないですね。
優しいトマトカレーに対して、大人げない態度でワインが負かしてしまう、って感じ?

ワインの後味の辛さが際立つんですよね。
そういう意味では、相性が良くないかも。

おつまみでピスタチオに合わせてみると、後味の苦味とワインの辛さがバッティングして完全にアウト。
このワイン、合わせる食事が難しそう。

イメージとしては、脂身がしっかりあるサーロインステーキとか、ラム肉、焼き肉なんかは、合うかもしれません。
という意味では、普段の家庭料理だと、なかなかむずかしそう。

ためしに、ビーフジャーキーを合わせてみると、良く合いました。
完全に肉系で、しかもビーフとかラムのような血の味の強い肉じゃないとダメですね。

ワインだけだと、なかなか飲みにくい感じで、家庭の普段飲みにはやや辛いかも。
残ったワインを次の日に飲んだら、まだ大丈夫で、全体的に落ち着いているような印象を受けました。

活きるシーンはあるかと思いますが、オススメできる感じではないかも。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

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