2020/10/18

コーナン オリジナル 真空セラミックタンブラー 280ml

熱燗が美味しい季節。

純米酒も少し温めることで味わいがぐっと増して、ほわほわと幸せな味わいになりますね。

電気で手軽にお燗できる酒燗器を買ったのですが、保温機能がイマイチなので、器の方で保温できるように真空断熱タンブラーを購入。

真空断熱タンブラーはステンレス製が主流ですが、金属の香りがお酒に移りそうなので、セラミックコーティングしてるタイプを選んでみました。

コーナン オリジナル真空セラミックタンブラー 280ml KFY05−8251

【仕様】
●材質:外面/槌目付・ステンレス(セラミック塗装 白) 内面/ステンレス(セラミック塗装 白)+マーブル仕上
●二重断熱構造:内瓶/SUS304 厚さ:0.5mm・外瓶/SUS304 厚さ:0.4mm
●サイズ:約外径86×高さ93mm
●適正使用容量:約280ml
●重量:138g

コーナンeショップ楽天市場店で、税込み1,078円(送料別660円)で購入。

■デザイン

一般的なセラミックコーティングの真空断熱タンブラーは2,000円から3,500円くらいしますが、コーナンオリジナルのこのタンブラーは税込みで1,078円!

あまり期待しないで買ってみましたが、デザインや仕上げはとっても良いですね。

色は落ち着いたオフホワイトで、よく見るとマーブル模様ですが抑えたデザインで磁器製のような雰囲気がよくでています。

槌目のデザインは質感を高めるのと同時に、掴んだときに滑りにくくするという機能性もありますね。

底に向かって狭くなるシルエットですが、底の踏ん張りはしっかりしていて、倒しにくそうな安心感があります。

しっかり考えられた、良いデザインだと思います。

■臭い

セラミックコーティングしてるタイプは変な匂いがする、というレビューを見かけたことがありますが、パッケージを開けたときの臭いはありませんでした。

使用後、洗剤で洗ったあとに日本酒の香りが少し残っていたので、香りの強い飲み物を入れるとその香りがついてしまうかもしれません。
コーヒーやほうじ茶を入れると香りが移りそうですね。

私はお酒専用にしようと思います!

■保温性能

50℃のお湯を180ml入れて、磁器製のマグカップとガラスのタンブラーで保温性を比較してみました。

さらに真空断熱タンブラーに蓋をした時の温度変化も計測してみました。


1分毎の温度変化を15分間調べた結果のグラフです。

ガラスや磁器製に比べると保温性は高いですが、蓋をしていないと案外早く冷えていく印象ですね。

逆に蓋をしているとかなり保温能力が高まります。


100円ショップのセリアで買ったシリコン製の蓋との相性が抜群なので、今後はこのセットで使っていこうかと思っています。




2020/10/11

TWINBIRD 酒燗器 ブラック TW-D418B

 秋もだんだん深まり、ぬる燗がとっても美味しい季節になってきたので、飲み頃温度をキープしてくれる電気の酒燗器を買ってみました。

TWINBIRD 酒燗器 ブラック TW-D418B
(Amazonへのリンク)

サイズ: 17.5×14×22cm
本体質量: 0.92kg
素材・材質: 酒器:AL(フッ素加工)、取っ手・ふた・下本体:PP、本体・上:PBT+30%GF
消費電力: 250W
保証期間: 1年間
温度調節範囲: 4段階 37~60℃(人肌燗/上燗/熱燗/飛切燗)
酒器容量: 300ml(一合半)
電源コード長: 約1.8m

Amazonで新品を2,855円で購入。

Amazonレビューでは「プラスチックの匂いが気になる」「あたたまるまで時間がかかる」という評価がありましたので、実際に検証してみました。

■シンプルでモダンなデザイン

コンパクトでほどよいサイズ、和風だけどモダンでシンプルなデザインで、いろいろなインテリアに合いそう。
あたためられる容量は最大300mlです。


■お燗がつくまで何分かかる?

まずは実際に温まるまでの時間ですが、お冷からあたためる想定で、8℃の水180ml(一合)を使って30秒ごとに温度変化を計測してみました。

使用した温度計はこちら。(タニタ 温度計 料理 調理 -50~240度 TT-583 BL スティック温度計


<主な温度変化 180mlの水> 
00:00 13.0℃
02:30 36.8℃
03:00 40.6℃
04:00 46.2℃
05:00 51.8℃
06:30 57.3℃
14:00 70.0℃

今回計測した容量は180mlなので、上限の300mlを温めると1.5倍くらい時間がかかるかもしれませんが、ぬる燗くらいだったら3分くらいで飲み頃ですね。
結構早く温まる印象です。

逆に飛切燗に設定にして長い時間ほっておくと70℃まで上がってしまい、この温度は日本酒を温めるにはちょっと高すぎますね~。
アルコールがふっとんでしまいますね。

それぞれの目盛りに合わせたときの最高温度も調べてみました。

<各目盛りの最高温度>
人肌燗(適温35℃):46.7℃
上燗(適温45℃) :54.8℃
熱燗(適温50℃) :65.9℃
飛切燗(適温55℃):70.0℃

だいぶ高めですね。

器を触ってみて程よいと思ったらすぐにスイッチを切るか、飲む器に移した方が良さそうです。

■プラスチックの臭い移りは?

プラスチックの匂いが移るというので、最初はお酒ではなく水を温めてみました。

180mlの水を15分加熱し、70℃まで温度が上がったところで蓋をとってみると、かなりキツめのプラスチック臭!

これ、お酒でやっていたらいきなり日本酒をダメにしてしまいますね。
この段階でこれは使えないと思う人も多いかもしれません。

何度か温めたら臭いがしなくなるかと思い、3回くらい水で温めてみましたところ、だんだんプラスチック臭は弱くなっていきました。

でもやはり少し残りますね。
実際に日本酒を入れて温めたらどうでしょう??ちょっと心配。。。

日本酒を半合くらい入れて「人肌燗」で設定して、2~3分くらい温めてから臭いを確認すると今度は大丈夫で、ほとんど気になりません。
でもそのあと長く器に入れて温めているとプラスチック臭がついてしまいました。

というか、日本酒って低い温度でも長く加熱してると香りが飛んで美味しくなくなってしまいますね~。

この酒燗器で適温まで温めたら、そのあとは保温できるぐい呑などに移してしまうのが良さそうです。

■まとめ

製品の作りはしっかりしていて、注ぎ口も優秀で液垂れはなさそうです。
シンプルで液垂れしそうなデザインですが、フッ素樹脂加工が効いてるみたいで、キレイに切れます。

器は洗いやすいし、本体の手入れもしやすそう。
見た目も安っぽくなくて、食卓に置いていても雰囲気を壊しません。

底はコードが巻けるようになっていて丁寧に設計されていますね。

本当はこの酒燗器で保温しながら、適温の日本酒をゆっくり楽しむという使い方を想定していたのですが、長い時間保温しているといろいろ問題がありそうです。

飲みたい分だけ適温にあたためて、すぐに保温できるカップにうつしてからゆっくり楽しむ、という使い方をしようかと考えています。

保温できるぐい呑買わないと・・・

<2020年10月18日追記>

真空セラミックタンブラー買いました!
詳しくはこちら → コーナン オリジナル 真空セラミックタンブラー 280ml


2020/10/04

タニタ 温度計 料理 調理 -50~240度 TT-583 BL スティック温度計

だんだん秋が深まって、お燗の日本酒が美味しい季節になってきました。

とはいえ、お燗って温度管理が難しいんですよね。
温めすぎてアルコールが飛んでしまったことが何度あったことか(泣)。

日本酒の種類によって美味しい温度帯も違うので、やっぱり温度計が欲しいな~と思っていましたが、安くて良さそうなタニタの温度計があったので買ってみました。

ちなみに非接触タイプのワイン用温度計<貝印 Kai House SELECT ワイン専用温度計 (非接触タイプ) DH-7254>は使っているのですが、40℃までしか測れないんですよね。
タニタのこの温度計は240℃まで測れます!

サイズ(約):幅4.3×奥行1.5×高さ22.1cm
素材・材質:PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ステンレス
生産国:中国
使用電池:CR2032×1個 (お試し用電池付属)
測定温度範囲:-50~240度
最小表示:0.1度、表示周期:1秒毎
ホールド機能付き。マグネット・フック穴付き
カラーはグリーン、ピンク、ブラウンとこの薄いブルーの4色があります。
価格:1,293円(税込み) 
こんなパッケージで届きます。
ボタン電池がついてますね。


本体とホルダーとボタン電池、取扱説明書が入ってます。
ホルダーは板バネがはいっていて、しっかりホールドしてくれます。

まず最初にボタン電池を入れます。
コインでかんたんに開けられるので、すぐに使い始められますね。


使い方はシンプル。
ON/OFFのボタンと、計測した温度を固定しておくHOLDのボタンの2つ。



わたしは直火の徳利でお燗しようと思って購入しました。
こんな感じの使い方ですね。


取説には、温感部(先端約20mm)が容器に触れないように、と注意書きがありました。
容器に触れないようにするのはなかなか難しい・・・


作のひやおろしをお燗で飲んでみましたが、冷やよりも人肌燗くらいの方が口当たりが良くて美味しいですね~。
最近の純米酒は冷やで飲むのが一般的ですが、秋から冬にかけては少し温めて飲むと美味しさが倍増します。
味わいがまろやかになって、香りが立ってきますね。甘みが強くなるので、そのあたりは好みが分かれるかもしれません。
さらに人肌燗をワイングラスで飲むと、香りがぐっと良くなるのでおすすめです!

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