(1)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(2)メルロー、カベルネ・フラン(フランス:ボルドー地方:ピュイスガン・サンテミリオンAC:06)\1150
(3)サンソー主体、カリニャン、グルナッシュ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・エロー:NV)\580
(4)品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\580
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイテイスティング。
【外観】
赤味の強い、やや明るめの、黒っぽいルビー色。
透明感があり、底まで見える程度。
赤味が強く、若い印象ながら、色は黒っぽい。
粘性は弱くさらっとしている。
ディスクも薄く、フチまで色がついている。
【香り】
赤系の果実。
ややケミカル。
なめし革のようなイメージもある。
グラスをまわすと、腐葉土のような動物っぽいような印象。
ちょっと刺激的なケミカルな印象も強くなる。
【味わい】
セックながら、ほんのりと甘さを感じる、ライトボディ。
残糖がやや多い印象。
やや辛口って感じ?
タンニンは控えめだが、舌が少し乾く。
酸味はやや強い。
飲み終わったあとはやや乾く印象になる。
【判定】
外観はやや明るめで、どれも候補。
でも、ガメイよりは少し濃い感じ。
香りは、弱めで、ややケミカルな印象。
テーブルワインの印象。
飲み口はやや残糖が多く、甘みを感じる。
ライトボディで、かなりテーブルワインっぽい。
ヴァン・ド・ペイか、ヴィノ・デ・メサに絞られる。
ヴィノ・デ・メサは品種不明。
ヴァン・ド・ペイはサンソー主体だが、サンソーの特徴が良く分からない。
フランスか、スペインか、となると、どちらかというとスペインっぽい?
というか濃縮果汁をワインにしたプロダクトワインみたいな感じ。
ヴァン・ド・ペイまでいかないだろう。
ファイナルアンサーで、スペイン
で、ピンポン
ほんのり甘いけど、悪く無い感じのテーブルワインです。
【総評】
大地の贈り物 NV
Regalo de Tierra NV
スペイン:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明
グルメシティで、580円で購入。
全然期待していなかったのですが、意外といけますね。
ちょっと甘いのですが、ベタベタした感じではなく、後味はドライです。
やや人工的なまとまりではありますが、ワインっぽい飲み物ではなく、ちゃんとワインとして飲める感じ。
バランスがうまくまとまっているんでしょうね。
今日の晩御飯はレバニラ。
いつもワインに合わない食事で、すみません。
レバーだけに合わせると、苦味というか血の味というか、完全にケンカします。
レバーに合う赤ワインって無いのでは、と思ってしまいますね。
もやしとかニラの野菜にあわせると、まあ、そこそこ大丈夫。
まあ、このクラスのワインは家庭の晩御飯に合わせる事が多いと思いますが、そういう点では、許容範囲が広そうな印象です。
穏やかで落ち着いていて、優しい飲み口。
やや甘くてジュースっぽさもありますが、デイリーで飲むにはいいバランスかもしれません。
カミさんに値段を聞いたら、480円。
まあそんな感じですが、デイリーで安いワインを探している人は一度試してみるといいかもしれませんね。
このワイン、白もストックしてありますが、ちょっと楽しみになりました。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
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