2011/11/03

モンテラーゴ 白 2009(ブラインドテイスティング:外す)

モンテラーゴ 白 NV
(1)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(2)ヴェルメンティーノ(伊:サルディーニャ州:IGTイゾラ・ディ・ヌラーギ:07)\1260
(3)ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック:09)\980
(4)ガルガーネガ90%、トレッビアーノ10%(伊:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ:NV)\580
(5)品種不明(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:09)\480

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
少しオレンジっぽさのある、やや濃いめのイエロー。
色づきのいい感じの黄色で、ほんのりオレンジがかっている。
輝きはそこそこある。
粘性は弱め。

【香り】
ミネラル。
ラムネのようなハーブ香?
グリーン系の生木をイメージさせる印象。
少し色のついた花の印象。
グラスを回すと、独特な鼻をつくようなグリーン香がたってくる。
香りはわりと強めで、個性的。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
ライトな口当たりながら、かなり個性的な印象を持っている。
揮発性があるような、ハッカのような感じ?
後味にもクール系のガムのような後味が残る。
酸味は柔らかいがしっかり最後まで残る。
アルコール度は弱め。
苦味は軽く後味に残る感じ。
3~4年くらいの熟成感がある。

【判定】
独特なオレンジっぽさのある外観は、熟成してるか、南の印象。
この中では2007年のイタリア。

香りはかなり独特。
グローバル品種では無さそう。
ラムネのような感じがイタリアっぽい。

口当たりは軽いながらも独特な深みを持っている。
個性的な香りは、ガルガーネガよりは、日頃あまり飲まないヴェルメンティーノ?

ファイナルアンサーで、ヴェルメンティーノ
で、ブー

品種不明のスペインでした。

【総評】
モンテラーゴ 白 2009
MONTELAGO WHITE 2009

スペイン:地中海地方:DOフミーリャ
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

イオンで、480円で購入。

ちょっと過熟したような印象があって、下り坂の1000円台のイタリアかと思ってしまいました。

いままでに嗅いだことがないような生木のようなグリーン香のある白ワインです。

ラングドックの赤によくあるガリーグのような感じですね。
白ワインではあまり無いタイプ。

でもその個性も嫌味な感じではありません。

慣れてくると口当たりも優しくて十分美味しいですね。
ただちょっと個性が強すぎるので、好き嫌いは分かれそう。
食事には合わせにくそうですね。

カミさんに価格感を聞いたら498円で、ほぼ正解。
ちょっと水っぽいけど、悪くない、という評価。

今日の晩御飯は、ブリ大根と、昨日の残りのカレー。

ブリ大根なんて、ワインにまったく合わないメニューですが、このワイン、意外と大丈夫。
香りが強いので、食事に合いにくいかと思っていたら、そんなに気になりません。

ブリ大根もカレーも、付け合わせの水菜のサラダも大丈夫でした。

食事が終わって、ワインだけでも美味しく飲めますね。
チーズのようなコクがあって、おつまみと一緒に飲んでるみたい。

ちょっと香りが人工的な感じが気になるけど、コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事