2014/02/28

トップバリュ コンドル メルロー 2012

トップバリュ コンドル メルロー 2012
トップバリュ コンドル メルロー 2012
TOPVALU Condor Merlot 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ぶどう品種:メルロー

グルメシティで、580円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いた色調の紫の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:ケミカルな硫黄の印象、濡れた犬のような動物香、重い茎のようなグリーン香、赤身の肉、血液
香りの印象:閉じた印象、ケミカル、重い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらかで、シャープ
タンニン分:強め、収斂性がある
バランス:やわらかな口当たりと、強烈なタンニン
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ソフトな口当たりから、強い渋みがあり辛い後味

【供出温度】
冷やした方が飲みやすいのか、温度高めがいいのか、試してみないと分からない

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
やや落ち着いた色調で、輝きも弱めの、ちょっと大人しい地味な外観。

香りは、まだ閉じてる印象で、刺激的なケミカル臭や、重い茎のようなグリーン香、濡れた犬のようなちょっと嫌な動物香、生っぽい赤身の肉や血液のような香りもあり、全体的に、重く暗い感じです。

味わいは、口当たりの良いフルーツ感のあるソフトなアタックから、ジューシーな酸が広がると同時に、収斂性のある強いタンニンが口を支配して、後味は強烈な辛さを残します。

香りもイマイチで、味わいもやや難ありかな。
第一印象はあまり良くありません。

今日の晩御飯は、トマトカレー。
合わせると、やや軽めなカレーなので、ワインが勝ち気味です。

ワンコインクラスで、カレーにワインが勝つのって、あまりないですね。
優しいトマトカレーに対して、大人げない態度でワインが負かしてしまう、って感じ?

ワインの後味の辛さが際立つんですよね。
そういう意味では、相性が良くないかも。

おつまみでピスタチオに合わせてみると、後味の苦味とワインの辛さがバッティングして完全にアウト。
このワイン、合わせる食事が難しそう。

イメージとしては、脂身がしっかりあるサーロインステーキとか、ラム肉、焼き肉なんかは、合うかもしれません。
という意味では、普段の家庭料理だと、なかなかむずかしそう。

ためしに、ビーフジャーキーを合わせてみると、良く合いました。
完全に肉系で、しかもビーフとかラムのような血の味の強い肉じゃないとダメですね。

ワインだけだと、なかなか飲みにくい感じで、家庭の普段飲みにはやや辛いかも。
残ったワインを次の日に飲んだら、まだ大丈夫で、全体的に落ち着いているような印象を受けました。

活きるシーンはあるかと思いますが、オススメできる感じではないかも。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

2014/02/25

モンテマール カベルネ カルメネール 2012

モンテマール カベルネ カルメネール 2012
モンテマール カベルネ カルメネール 2012
MONTEMAR CABERNET CARMENERE 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール

グルメシティで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい鮮やかなマゼンタっぽい紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:ケミカルで刺激的で閉じている印象、重いグリーン香、濡れた犬のような動物香、陰調で暗い印象
香りの印象:閉じている、ケミカル、重い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:はっきりした、フレッシュな
タンニン分:サラサラした、スムーズな
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシーなフルーツ感

【評価】
フレッシュでシンプルながら、強さを持っていて、メリハリのある味わい

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
鮮やかなマゼンタっぽい紫で、輝きと深い透明感があり、キラキラとキレイな外観。

香りは、鼻を突くケミカルな刺激臭があって、まだ閉じている印象。。
重いグリーン香と、悪臭系の混ざった動物香があり、全体にどんより重く、暗いイメージです。

味わいは、香りとはまったく違い、フレッシュなフルーツ感が広がり、爽やか。
ボディは膨らみませんが、芯がしっかりあって、ミディアムボディながら、しっかりした酸と心地良いタンニンで、バランスが良いですね。
フィニッシュはジューシーで、心地良い果実感が残ります。

香りは良くないけど、カジュアルにグイグイ飲める、という点ではとても好印象。
カルメネールのブレンドが効いてるような気がしますね。

ワインだけで、どんどん飲めますね。
これは美味しいかも。

今日の晩御飯は、メンチカツ。

ソースと辛子をつけると、ワインが負けるけど、馴染みはいいですね。
何も付けないメンチカツだと、ワインが勝ち気味で、辛さが出る感じ。
自家製なので、ちょっとパサパサしてるのですが、もうちょっと肉汁があればきっと馴染むと思います。

シーザーサラダドレッシングには、意外と合いますね。
ドレッシングにチーズが入ってるからですね、きっと。

おつまみのアーモンドにも良く合いました。

このワイン、家庭料理に合わせやすそう。
メンチカツ、ハンバーグ、焼き肉、に合いそうですね。

ワインだけでも飲めるし、食事との相性もいい。

ワンコインの役目をよくわかってるワインって感じで、これはオススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)

2014/02/23

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012
ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012
NATALE VERGA NERO D'AVOLA 2012

イタリア:シチリア州:IGTシチリア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ネロ・ダーヴォラ

トスカニーの通販で、6本セット6279円、1本あたり1047円で購入。
参考価格は、997円。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:若々しい鮮やかな紫色の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、液面にツヤがある、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:閉じている印象、干しぶどう、プルーン、エーテル
香りの印象:温度が低いのと閉じているので香りが立ってこない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ、ドライ
酸味:やわらかな、円みのある
タンニン分:控えめ、やさしい
バランス:おだやか、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
レーズンやプルーンのような印象

【評価】
軽めでドライ、シンプルな味わいながら、濃縮感のある果実味がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい、鮮やかな色調の紫で、深い透明感のある輝きとツヤツヤした液面の光沢がとても綺麗です。

香りは弱く、閉じた印象ながら、レーズンやプルーンのような濃縮感のある果実香があります。

味わいは、軽めでドライ、スリムなボディで、酸味とタンニンはまろやか、えぐ味が残りますが、ジューシーなフィニッシュ。

ワインだけだと、やや物足りないような印象がありますが、食事には合わせやすいのかも。
第一印象は、そんなに悪くありません。

今日の晩御飯は、豚肉の焼肉サラダと、カレーと、黒はんぺん。
豚肉の焼き肉サラダは、甘辛のタレで炒めてます。

このワイン、軽めなので、豚肉の焼き肉サラダにはよく合いました。
カレーは、ワインがちょっと負けますね。
黒はんぺんは、青魚の匂いが強いので、ほとんどのワインには合いませんが、このワインはそんなに気になりませんでした。
酔っ払ってるからかな?

このワイン、軽めで素直な印象なので、食事に合わせる幅が広そうですね。

おつまみのピスタチオにも、絶妙に合いました。
グリーン香をワインが引き立てて、ナッツの油脂分をグッと深めて、料理のソースのような濃厚な印象になります。
軽く肉料理を食べてるような感覚です。

紅茶風味のショコラにも、うまく絡んで馴染む感じ。

食事が終わってワインだけになると、最初と同じで、軽くてやや物足りない印象。
ちょっと食べ物が欲しくなりますね。

いろいろな食事に合わせやすそうで、1000円程度だったら良いと思います。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】ネロ ダーヴォラ 2012 ナターレ ヴェルガ(シチリア)Nero d'Avola 2012 Natale Verga [イタリアワイン] [赤]

※サイトより引用
イタリア各地を代表する品種からコストパフォーマンスに優れたワインを造り、イタリア国内の多くの愛好家はもちろん、世界各国へ輸出され幅広い支持を集めるナターレ・ヴェルガのワイン。
シチリアの代表的な土着品種「ネーロダーヴォラ」からは、果実味豊富でしっかりとした骨格のワインが造られます。サクランボやプラムを思わせるフルーティーなニュアンスが感じられるバランスの良い味わいに仕上がっています。
1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたナターレヴェルガは、現在4世代により引き継がれ、創業当時と変わることない想いの下、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、今日ではイタリア国内のみならず、世界中にて高い評価を受けています。
シチリアの主要品種ネロ・ダーヴォラ100%。チェリーやプラムのフルーティな香りが印象的で、口に含むと骨格はしっかりとしていますが、滑らかで飲みやすいワインです

■関連リンク

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011

2014/02/22

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011
ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011
VERGA COLLECTION GAVI 2011

イタリア:ピエモンテ州:DOCGガヴィ
アルコール度:12%
ブドウ品種:コルテーゼ

トスカニーの通販で、6本セット6279円、1本あたり1047円で購入。
参考価格は、1110円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少し黄金色に近い、濃いめのイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:色づきが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カリン、熟した果実、マンゴー、黄色い花、花の蜜、ちょっとヴァニラ?
香りの印象:木樽からのニュアンス、果実香が中心

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープで、鋭い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ドライでシャープで、強さがある
アルコール:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラリーでスパイシー

【評価】
ドライで当たりの強さがある、ややキツメの味わい

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、少しオレンジ方向の黄金色に近い色調で、ギラギラした輝きがあります。

香りは、優しい果実香が中心、黄桃とかマンゴーとか甘い果実香に、フローラルな印象やハーブの印象が混ざって、華やかさもありますね。

味わいは、キツめのアタックから、鋭い酸味と、アルコールの辛味とか苦味が出てきて、全体的にキツメの印象。
優しさが無い感じで、しかも何か大事な部分が抜けてるような、ちょっと気になる味わい。

第一印象はあまり良くないかも。

時間が経つと、木のチップのような樽香が強めに出てきました。
我が家的には、一番苦手なタイプかも。

今日の晩御飯は、ビーフカレーとコーンポタージュスープとミモザサラダ。
さすがにカレーには合わないけど、コーンポタージュスープもミモザサラダも良く合いました。

おつまみのピスタチオにも良く合います。

飲み進むと、穏やかな印象になってきて、木のチップのような樽香も無くなり、だんだん飲みやすくなってきました。
香りは甘くて、味わいは辛い、イタリアワインらしい味わいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
1000円超えたら高いという評価で、後味が悪い、バランスが悪いという感想でした。

ワインだけで飲むとイマイチだけど、合わせる食事によっては活きるワインって感じ?

ガヴィで、1000円ちょっとというのはかなりお買い得ですが、味わいてきにも1000円くらいだったらまあ良い方ではないかと思います。

■関連リンク

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011

2014/02/18

プエンテ・ネグロ 白 2013

プエンテ・ネグロ 白 2013
プエンテ・ネグロ 白 2013
Puente Negro SAUVIGNON BLANC CHARDONNAY 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ

ポプラで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、粘性が強め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:石灰のようなミネラル、南国系の熟した果実、ややスモーキー、花の蜜、シロップ、バタークリーム
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、強め
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ふくよかな
アルコール:強め
余韻:やや長めに続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
濃縮感と厚みがあって、カジュアルなフルーツ感

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった色調で、輝きと粘性は強め。

香りは、しっかりしてて、最初はミネラル感、濃縮感のある南国系の果実、花の蜜のような甘い印象と華やかさのあるフローラル感、バタークリームのような印象もあって、シャルドネらしい複雑性のある香り。

味わいは、ちょっと口当たりの悪い強めのアタックで、その後アルコール強めのボリューム感が出て、強い酸味とジューシーなフルーツ感が広がり、後味にえぐ味と、ちょっとワックスのような感触が残るフィニッシュ。

全体的にとてもボリューミーで、398円とは思えない味わいです。
後味に残るワックスのような感触とか、とげとげしいアタックが、マイナスポイントですが、満足感のある味わいだと思います。

コンビニで買ってきて、やや温度高めで飲み始めましたが、まったく問題ありません。

今日の晩御飯は、ちょっとピリ辛の、コンビニパスタのボンゴレ・ロッソ。
なんでしょうか、このパスタ、ちょっと失敗した手料理みたい。

パスタだけだと、だらしない味わいなんですが、ワインを入れると締まる感じになります。
でも、フルーツ感が強くて、甘みも強く出るので、ピッタリ合うって感じではないかも。

おつまみの堅揚げポテトに、パスタの残りのソースをつけて食べると、とても良く合いますね。
きっと油が増えるからですね。

このワイン、脂分が欲しい感じで、魚介よりは肉系の方が合いそうです。
チキンの香草焼きとか、焼き鳥の塩とか、魚だったらフライでしょうか。

398円ワインとしては、十分だと思いますが、ただ、後味がイマイチ良くないので、そのあたりで評価が分かれそうですね。

2014/02/16

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012
ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012
Natale Verga Terre Siciliane Greccanico 2012

イタリア:シチリア州:IGTシチリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:グレカニコ

トスカニーの通販で、6本セット6279円、1本あたり1047円で購入。
参考価格は、997円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほぼ無色の、グレーがかったイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色づきが弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、レモンのような柑橘系、シロップのような甘い印象、温度が低く香りが立たない
香りの印象:ミネラル感が強く、上品

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、爽やか、強い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムでドライ
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系の爽やかなフルーツ感

【評価】
シンプルでフレッシュでドライ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、ほぼ無色に近い、グレーがかったイエローで、ギラギラした金属質な輝きがあります。

香りは、温度が低めのせいか弱く、ミネラル感が主体で、レモンのような爽やかな柑橘系に、甘いシロップのような印象も少しあります。

味わいは、ドライでフレッシュなアタックから、強い酸味が爽やかに広がり、グレープフルーツのような強い苦味を残して、辛い印象でフィニッシュ。

フレッシュなフルーツ感はあるが、全体的にとてもドライなイメージですね。

この辺りは好みが分かれそうだけど、個人的にはちょっと辛すぎるかも。
でもたくさん飲むには、これくらいドライの方がいいですね。

好みはともかく、しっかりした、品のある良いワインだと思うので、第一印象は悪くありません。

最初は後味の苦味とドライな印象が気になりましたが、飲み進むと、これがこのワインの特徴って感じがしてきました。
食事には合わせやすそう。

飲み進むと、どんどん美味しくなってきました。

グレカニコって、安いワインに良く使われていて、いままで飲んだものはあまり良くない印象でしたが、このワインはいいですね。

今日の晩御飯は自家製の餃子。
餃子のタレってワインに合いにくいですが、このワインは醤油、お酢、ラー油のタレをつけても全然問題なし。

ドライなチューハイをあわせてるような印象で、食事の邪魔をせずに、口をリフレッシュしてくれる感じです。

素直でスッキリした味わいなので、合わせる食事の幅も広そうですね。
おつまみのピスタチオにも良く合いました。

試しに、ワインボンボンには合わせてみましたが、馴染む要素がまったくなくて、ワインが負けて、生っぽい臭さが出る感じ。
これはダメです。

食事が終わってワインだけになると、ワインがドライ過ぎてちょっとなにか欲しくなりますね。
チューハイとかビールを飲んでると、何か食べ物が欲しくなる感じに似てます。
後味にえぐ味と苦味が残るからかも。

シャープでドライな印象は、酒飲み用のワインって感じで、カジュアルで甘みのあるフルーティなワインが好きな人にはイマイチかもしれません。

1000円程度なら、コストパフォーマンスは十分だと思います。

■楽天ショップへのリンク

ナターレ ヴェルガグレカニコ [2012]白ワイン 辛口 750ml イタリア シチリア州  I.G.TGrecanico シチリアの主要品種グレカニコ100%産IGPワイン

※サイトより引用
ナターレ・ヴェルガ
1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたこのワイナリーは、現在4世代により引き継がれ、 現在も創業当時と変わることない想いのもと、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、 社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、 ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、 今日ではイタリア国内のみならず、世界中で高い評価を受けています。
シチリアの特産白ブドウであるグレカニコ100%使用。
淡く金色の美しい輝き、白い花やトロピカルフルーツを想わせる豊かなアロマ。
フレッシュな果実味が心地よく感じられます。
<受賞歴>ワインエンスージアスト 84ポイント(ヴィンテージ 2008)
<合う料理>ピザ、シーフードやツナのサラダ、白身魚のムニエル

■関連リンク

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011

2014/02/15

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012
(1)ピノ・ノワール(伊:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア:12)\1123
(2)モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(伊:アブルッツォ州:DOCモンテプルチアーノ・ダブルッツォ:12)\997
(3)ネロ・ダーヴォラ(伊:シチリア州:IGTシチリア:12)\997

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:やや強め
色調:やや落ち着いたルージュの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、粘性が強く、液面にツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、グリーン系のハーブ、ややプルーン、ミネラル感、温度が低いせいか香りが立ってこない
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:やわらか、やや頼りない
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:ライトでやや力がなく、バランスがイマイチ
アルコール度:やや低め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ドライフルーツのような印象

【評価】
ライトで力がないが、後味の収斂性が強い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや落ち着きた色調で、かなり濃いので、この中では、ネロ・ダーヴォラが候補。

香りは弱めで、ちょっとプルーンのような、酒精強化ワインのような印象があって、ネロ・ダーヴォラっぽい感じ。

味わいは、ライトで力のない品種の印象。干しぶどうのような味わいがあって、やはりネロ・ダーヴォラのイメージ。

ファイナルアンサーで、ネロ・ダーヴォラ
で、ブー

モンテプルチアーノ・ダブルッツォでした。

【総評】
ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012
NATALE VERGA MONTEPULCIANO D'ABRUZZO 2012

イタリア:アブルッツォ州:DOCモンテプルチアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

トスカニーの通販で、6本セット6279円、1本あたり1047円で購入。
参考価格は、997円。

外観は、やや落ち着きのある色調で、とても濃く、輝きも強めです。

香りは、プルーンとか、マディラのような、ちょっと加熱した感じの果実香が特徴的で、グリーン系のスパイス香とか、揮発性のあるユーカリオイルのような印象があります。
時間が経つと、カラメルのような印象も出てきました。

味わいは、軽めのやや頼りないアタックで、酸味も弱めでまったりした印象、後味は渋くて収斂性が残り、ちょっと乾く感じ。

第一印象はあまり良くないですね。

今日の晩御飯は、和風ハンバーグ。
自家製のタレは、かつお節の香りが強めです。

このワイン、弱くて主張が無いせいか、和風ハンバーグくらいでちょうど良く合いました。

おつまみでピスタチオに合わせてみると、油脂分をぐっと強調してくれて、渋みが強くなったりすることもなく、ほどよく合う感じ。

バレンタインでカミさんにもらった、LeTAO【ルタオ】ロイヤルモンターニュに合わせると、ワインが完全に負けるけど、食べ終わりにフッと香りを加えてくれて、悪くありません。

食事が終わってワインだけになると、やはりちょっと物足りない感じでしょうか。
水っぽくて、スカスカした感じなんですが、でもジワッと旨味はあります。

カミさんに、価格感を聞いたら、1480円。
後味がしっかりしている、という評価。

確かに、飲み進むにつれてだんだん良くなってきました。
香りも華やかになってきましたが、温度低めで飲み始めたので、開ききらなかったかもしれません。

水っぽいくらい軽めだけど、じわっと味わいがあって、何とも評価が難しい。

食事との相性もいいので、また機会があったら試してみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

ナターレ ヴェルガモンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012赤ワイン ミディアムボディ 750ml イタリア アブルッツォ州 D.O.CMontepulciano D’Abruzzo

※サイトより引用
ナターレ・ヴェルガ
1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたこのワイナリーは、現在4世代により引き継がれ、 現在も創業当時と変わることない想いのもと、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、 社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、 ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、 今日ではイタリア国内のみならず、世界中で高い評価を受けています。
アブルッゾ州の代表品種であるモンテプルチアーノ種を、100%使ったDOCワイン。
赤い果実のアロマが香り、豊かな果実味がこの品種の特徴であるまろやかなタンニンとバランス良く感じられます。
<合う料理>ローストビーフ、ピザ、トマトソースのパスタ、ローストチキン

■関連リンク

ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012

ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012

ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012

ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011

2014/02/14

ルコット ピノ・グリージョ 2012

ルコット ピノ・グリージョ 2012
ルコット ピノ・グリージョ 2012
LUCOTTO PINOT GRIGIO 2012

イタリア:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ

西友で、780円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:強いミネラル香、柑橘系、梨のような白い実の果実、ややスモーキー、白い花
香りの印象:若々しい、品種由来の香りが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:フレッシュ、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、スリムな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
すっきりフレッシュで、爽やかなまとまり。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡くグリーンがかった、ほぼ無色に近い印象のイエローで、輝きは強め、金属質な輝きがあります。

香りは、最初に強い石灰のようなミネラル香があり、柑橘系のフルーツと、少し硝煙、時間が経つとライトなフローラル香が出てきます。

味わいは、スッキリとした軽めのアタックで、イキイキしたフレッシュな酸味が一気に持ち上げて、軽い苦味を残して、キレイにフィンしッシュ、とても心地よい飲みくち。

第一印象は、当たりですね。

今日の晩御飯は、自家製のドリア。
このワイン、レモンを絞るようなフレッシュさで、ピッタリ合いました。

フライとかいろいろな料理に合わせやすそうですね。

とても素直で、フレッシュな味わいなので、合わせる幅が広そうです。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
美味しいと高評価でした。

おつまみも、マカダミアナッツおかき、ピスタチオにも良く合いました。

ワインだけでもフレッシュ感があって美味しいし、食事にも合わせやすい。
コストパフォーマンスも高いと思います。

■西友ネットスーパー

http://www.the-seiyu.com/front/commodity/00000000/994973450470821/

※サイトより引用
【おすすめポイント】フルーティーで爽やかな味わいのピノグリージョです。サラダ、鶏肉料理、魚料理によく合います。
【食品添加物】安定剤(アラビアガム)、酸化防止剤(亜硫酸塩)

■関連リンク(ASDAワイン)

トライアンファ 白 NV

トライアンファ 白 NV
トライアンファ 白 NV
TRIUMPHAL ART BLANC NV

フランス:vin de la Communauté européenne(EU構成国の複数のブドウを使用)
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(ヨーロッパの代表品種を使用)

マルエツで、580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:やや熟成感がある、色づきが良い

【香り】
豊かさ:最初しっかりと感じられるが、だんだん弱くなる
特徴:濃縮感のある果実香、カリン、パイナップル、マンゴー、バタークリーム、ヴァニラ、花の蜜
香りの印象:開いている、熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やや酸化の印象、柔らかい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:濃縮感とやや熟成感がある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
シードルのような酸化した印象のフルーツ

【評価】
濃縮感があるが、やや酸化した熟成感があり、下り坂の印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、酸化してると思われる、オレンジがかった濃い色調で、ややがっかりな感じ。

香りは、濃縮感のあるフルーティさがありますが、酸化を感じさせる、リンゴのようなシードルのような印象があり、木樽のニュアンスと、花の蜜のような印象もあります。
最初は強いけど、だんだん弱くなりますね。
花粉症が始まってやや鼻が効かないのもちょっと原因かも。

味わいは、やや軽めながら、やはり酸化した味わいのアタックで、まったりしたボディと、ゆったりした酸味と、全体的に下り坂な印象で、フィニッシュはスパッと終わります。

全体的に酸化の印象があって、第一印象はハズレですが、何となく悪くないんですよね。
後味にも、嫌な感じは残りません。

今日の晩御飯は、ポルチーニ香るきのこのクリームスープパスタと、ハムチーズ揚げドーナツ。

クリームスープパスタは、きのこの香りと、ちょっと熟成した香りがフィットして悪くありませんが、もうちょっとちゃんと料理に合わせてよー、ってワインが言ってる感じ?

ハムチーズ揚げドーナツは、揚げ油に弾かれるような感じで、何か馴染みません。

おつまみで堅揚げポテトに合わせてみると、これは悪くないですね。

このワイン、完成度が低いというか、ちょっと下り坂だからか、食べ物が欲しくなります。

とても勧められような品質ではありませんが、いろいろ楽しみ方がありますね。

酸化した印象は、ボルドーブランのようね印象で、平日なのに、ボトル1本空けそうな勢いで飲んでしまったってことは、意外とまずくないってこと?

たまたま酸化したボトルが当たった可能性もありますので、また機会があったら飲んでみたいと思います。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2014/02/12

アズダ・エクストラ・スペシャル シラーズ ペイ・ドック 2012

アズダ・エクストラ・スペシャル シラーズ ペイ・ドック 2012
アズダ・エクストラ・スペシャル シラーズ ペイ・ドック 2012
ASDA Extra Special Shiraz Pays d'Oc 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

西友で、780円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:あざやかな紫色のフチをした、ほぼ黒に近い、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:とても濃厚、色づきが良い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:グリーン系スパイス、ガリーグ、ブルーベリー、まだやや閉じた印象
香りの印象:濃縮感があるが、まだ閉じている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の微かな甘み
酸味:フレッシュ、しっかりした
タンニン分:強い、ちょっと粗い
バランス:フレッシュ、力強い、濃厚
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮感があり、力強いが、フレッシュさもある

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
久しぶりにとても濃い外観のワインです。

鮮やかな、マゼンタがかった紫色のフチに、ほぼ黒の濃さで、粘性も強く、輝きとツヤを持っています。

香りは、南仏をイメージさせるガリーグのようなスパイス香と、黒い果実の印象がありますが、まだ閉じているの印象。
もう少し時間が経つと、変わってくるかもしれません。

味わいは、濃い外観の印象とは違い、フレッシュ感のあるクールな印象のアタックから、アルコールのボリューム感が少し広がり、しっかりした酸味と、とても強いタンニンが支配的になって、辛い後味でフィニッシュ。
後味は、カラカラに乾く感じですね。

最近、ワインが淡くなっている傾向にありますが、このワインはちょっと前のチリカベのような暴力的な濃さです。
フレッシュなフルーツ感はあるものの、強いタンニンとアルコールで、とても辛くて渋い味わい。

ワインだけで飲むと、えぐ味がたまってくる感じ。
でもなんでしょうか、味わいに魅力があって、またグラスに手が伸びます。

今日の晩御飯は、焼肉のタレ味の、肉野菜炒め。
何ともジャンキーな味わいにワインがうまく絡んで、ジャストフィット。

牛カルビとか、脂の多い焼き肉に合いそうですね。
肉の強い味と対等に渡り合って、タンニンでリフレッシュ、そしてフルーツ感を加えますね。

肉食って、グビッっとワインをあわせるのがとても心地よい。「とにかく肉を流し込め!」って感じでワイルドです。
ちゃんとした焼き肉に合わせてみたいですね。

ステーキ系もいいでしょうね。
ラムとかちょっとクセのあるお肉でも良さそう、マトンとか、ジンギスカンでもいいかも。

肉以外の組み合わせを試すのに、冷凍食品のパスタにも合わせてみました。

冷凍のミートソースもかなり脂っこいけど、脂の質が違って、このワインだとタンニンが余る感じがします。
やっぱり焼き肉ですかね。

でも、このワインがあることで、冷凍食品も脂っこさが緩和されて、食べやすくなるのは確かです。

香りは最後まで閉じた印象でしたが、シーンによってはとても活きるワインではないでしょうか。

肉食系で、濃くてワイルドなワインが好きな人にはオススメです。

■関連リンク(ASDAワイン)


2014/02/09

「バキュバン」効果実験 白ワイン編

先日、赤ワインで「バキュバン」の効果テストを行いましたが、今回は白ワインでテストをしてみました。

赤ワインのテスト内容と、バキュバンの使い方については、前回のレポートをご覧ください。

・ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」は本当に効果があるのか?

■テスト方法

3本の同じワインを用意し、2本を開封、半分程度を注いで、1本はバキュバン、もう1本はスクリューキャップのままで、10度以下の床下収納で、36時間保存。
その日に開けたもの、バキュバンで保存したもの、スクリューキャップのみで保存したもの、の3つを分からないように、A、B、Cのグラスに入れてもらい、ブラインドテイスティングで飲み比べる。
続けて飲むと味が分からなくなるので、今回は間にクラッカーを食べて、口をリフレッシュ。

■テスト結果

【外観】
Aのみ、わずかに色味が濃い。
保存のせいか、ロットでのバラつきなのかは不明。
BとCはほぼ同じ印象。

【香り】
すべて香りは弱めながら、Cのみ香りが極端に弱い。
Aはミネラル感が強く、Bは果実感が強い。

【味わい】
A:酸味がとげとげしてて、酸化してる印象。
B:フレッシュながらやや酸化した印象。
C:ほんのり甘みがあり、フレッシュな印象。

【予想】
A:スクリューキャップで保存
B:バキュバンで保存
C:今日開けたもの

【結果】
A:バキュバンで保存
B:スクリューキャップで保存
C:今日開けたもの

なんと、バキュバンで保存したものが一番酸化が進んでる印象でした。
しかも色も少し変化があったみたい。

飲み比べてみると、バキュバンで保存したものは、魂が抜けたような感じというか、美味しさが無くなってるんですね。
酸化してるというよりは、酸の質が変わってる感じ?

香りもスクリューキャップで保存したものの方が、果実感があって良いですね。
バキュバンの方は、フレッシュさが抜けて、どんよりした感じ。

赤ワインでは効果が感じられましたが、白ワインをバキュバンで保存すると、味わいが落ちてしまう可能性があるようです。

引き続き、違うワインでも実験していきたいと思います。

■白ワインその後

ちょっと炭酸を含んでいて、酸味の強いフレッシュなタイプを、3日間保存して飲んでみました。
開けて最初の印象は、わりと飲めるかなって思いましたが、酸がキツくなってて、美味しく飲めるレベルではありませんでした。
ただ、まったく飲めないというような事は無く、普通に保存してたらもっと飲めないレベルだったと思います。
今のところ、せっかくあるから、ワインが残ったらバキュバン使っておこうかな、という印象でしょうか。

■楽天ショップへのリンク

バキュバン・ブリスターパック(栓1個付き)[Y]

※サイトより引用
ワイン好きは、必携!!
ワイン好きを自認する人ならば…
『今日は少しだけ飲みたいなぁ~』
と思った時に…
1本全部は飲めないし・・・
ワインって、一度コルクを抜いたら、酸化するからなぁ・・・
今日は、やっぱりワイン飲むの止めておこうか・・・(涙)
という残念な気持ちになったのは、1度や、2度はあるはず!
でも、ご安心下さい!
コレがあれば、、そんな残念な気持ちになる必要はありません!!
残った瓶の中の空気を、このヴァキュバンを使って抜き、ほぼ真空状態にしてしまうのです!
すると、ワインが残っていても、瓶の中では、殆ど酸化が進みません。
つまり…
残ったワインを、最高の状態で保管できるのです!
コレさえあれば、ハーフ・サイズのワインを買う必要もないし、いつでも、気軽にワインが飲めますね♪
とにかく、ワイン好きなら、1家に1個は、必携です!
メチャクチャ便利なので、とにかく、買っておいて下さい♪

2014/02/08

レラビ 2012

レラビ 2012
(1)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(2)ピノ・ノワール(伊:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア:12)\1123
(3)モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(伊:アブルッツォ州:DOCモンテプルチアーノ・ダブルッツォ:12)\997
(4)ネロ・ダーヴォラ(伊:シチリア州:IGTシチリア:12)\997
(5)シラーズ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:12)\780

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:鮮やかな紫色の縁の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:プルーンのような加熱された果実の印象、ユーカリオイル、カラメル、オリエンタルスパイス
香りの印象:開いている、甘い印象の個性的な香り

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、フレッシュな
タンニン分:サラサラした、強め
バランス:流れるような、渋みが強い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
渋みが残って、スパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティだが、個性的な香りと、強い渋みがある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しく濃い外観ながら、深い透明感を持っている。
少なくともピノ・ノワールは外れる。

香りは、プルーンのような個性的な果実香で、これはネロ・ダーヴォラっぽい。
少なくとも、スペイン、フランスは違いそう。

味わいは、フレッシュなアタックで、スッキリしたタイプだが、タンニンが強く、後味は強い渋みが残る。
イタリアに絞って、ピノ・ノワールを外すと、モンテプルチアーノとネロ・ダーヴォラの2択になるが、ここはピンときた方かな。

ファイナルアンサーで、ネロ・ダーヴォラ
で、ブー

ガルナッチャ、カリニェナ、シラーのスペインでした。

【総評】
レラビ 2012
L'HERAVI 2012

スペイン:地中海地方:DOモンサン
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%

リカーランドトップで、1200円で購入。

外観は、若々しい紫がかった色調で、ほとんど黒に近い濃さですが、深い透明感があります。

香りは、プルーンのような加熱された果実、揮発性のあるユーカリオイルのような香り、カラメルのような甘い印象、オリエンタルスパイスの要素があって、個性的な構成です。

味わいは、濃厚なフルーツ感のあるアタックから、甘みのあるふっくらとしたボリューム感があり、後味は乾く感じのあるものの、酸味が勝って、ジューシーです。

第1印象は、飲みやすく心地よい余韻で、いい感じ。

今日の晩御飯は、鳥手羽元のトマト煮込み。
合わせると、果実感が強く出るものの、食事の邪魔はしないで、うまく果実感を乗せる感じ。

好みもあるかもしれませんが、個人的には悪くないですね。
素直で、社交的なイメージがあります。

おつまみの、ピスタチオ、ビーフジャーキーに合わせてみても、おおらかな気持ちで包み込むような合い方をします。
合わせる食事の範囲が広そうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、800円くらい。
1200円と伝えると、それは高い、イマイチ、という評価でした。

プルーンのような干しぶどうのような味わいが個性的なので、人によって好みが分かれそうですが、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】レラビ モンサン 2012 ビニェス デン ガブリエルL’Heravi Monsant 2012 Vinyes d’en Gabriel[スペインワイン] [赤]

※サイトより引用
18~19度に温度管理したタンクで、赤いフルーツのアロマを抽出します。24時間葡萄とジュースを一緒にし、その後離して17~18度でモストの醗酵を続けます。『赤ワインなのに白ワインを飲んでいるようなワイン』を目指し、アロマがあって香り豊かなスタイルになっています。澱を撹拌して20日間シュール リ状態にします。バトナージュは1日2~3回行います。初めのうちは3回行い、日が経つごとに徐々に減らしていきます。皮はゆっくりプレスしてタンニンがなめらかでなくなったら、皮を除きます。フレッシュなノーズ。縁が紫がかったチェリーレッド。赤い果実、野生のハーブ、キャンディのような香り、ソフトでエレガント、濃厚なジュースのような口当たりです。3~4年はキープ出来ます。樹齢の古い葡萄からの若いワイン。

アズダ・エクストラ・スペシャル プイィ・フュメ 2012

アズダ・エクストラ・スペシャル プイィ・フュメ 2012
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCプイィ・フュメ:12)\1380
(2)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\1110
(3)グレカニコ(伊:シチリア州:IGTシチリア:12)\997
(4)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア:12)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが弱い、金属質な輝きがある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:爽やかなミネラル、柑橘系、炭酸の印象、白い実の果実、青草香
香りの印象:若々しい、弱いが開いている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムでドライ
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーティさ

【評価】
シンプル、ライト、スマート、ドライ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡い外観からは、ピノ・グリージョあたりが候補。

香りは弱いが、柑橘系や青草香があって、ソーヴィニヨン・ブランのような印象だが、全体的なまとまりはイタリアっぽい。

味わいは、ライトでスマート、ドライなスッキリした飲みくち。
イタリアの3本の中からのチョイスはなかなか難しいが、価格帯の印象は、700~800円の印象。

ファイナルアンサーで、ピノ・グリージョ
で、ブー

なんと、プイィ・フュメ。

【総評】
アズダ・エクストラ・スペシャル プイィ・フュメ 2012
ASDA Extra Special Pouilly Fume 2012

フランス:ロワール地方:AOCプイィ・フュメ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

西友で、1380円で購入。

外観は、淡くグリーンがかった色調で、金属質なギラギラした輝きがあります。

香りは、弱く、柑橘系フルーツと、青草香、ミネラル感があります。
プイィ・フュメは煙で燻したような香りが特徴と言われていますが、このワインは、あまり感じません。

味わいは、すっきりした爽やかなフルーツ感のあるアタックで、ほんのり残糖の甘みがあり、ボリューム感の無いスレンダーなボディで、軽くえぐ味が残るものの、ジューシーなフィニッシュです。

プイィ・フュメという期待感はありませんが、ワインとしては美味しいですね。
食事にもよく合いそう。

今日の晩御飯は、鶏手羽元のトマト煮込み。
このワイン、実によく食事に合いますね。

すーっと食事に寄り添う感じで、社交的で人付き合いのいい好青年って感じ。

ピスタチオもビーフジャーキーも、ワインがしっかり活きながら合いますね。
食事を合わせても、ブレずに、しかも受け入れる、という芯の強さを感じます。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
ちょっと軽いので、安く感じたみたいですが、このワインは美味しい、という評価でした。

後味にえぐ味が残るのがちょっと気になりますが、素直な味わいで、ワインだけで飲んでても破綻がありませんね。

いいワインだと思います。
コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

■関連リンク(ASDAワイン)


2014/02/07

コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2012 ハーフボトル

コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2012 ハーフボトル
コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2012 ハーフボトル
Cono Sur Bicicleta Chardonnay 2012 375ml

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、ハーフボトル498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ベージュっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色合いは大人しく、輝きも弱め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、白い実の果実、硝煙、グリーン系のハーブ
香りの印象:閉じていて弱いのか、もともと弱いのか不明

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
ふっくらと厚みのある果実感で、チャーミング

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、淡いベージュっぽい色調に、輝きも弱めで、ちょっと地味な印象。

香りは弱めで、石灰のようなミネラル感と、カリンや黄桃のような甘い果実の印象、そこにグリーン系のハーブが重なります。

味わいは、フレッシュでフルーティな、ほんのり甘みのあるアタックから、しっかりした酸味が支えて、ふっくらとボリューム感があり、フィニッシュはジューシー。
ややえぐ味が残りますが、心地よい余韻です。

第1印象は、とても良いですね。

今日の晩御飯は、レトルトソースのカルボナーラパスタ。
シャルドネとカルボナーラは定番のような組み合わせですが、このワインはイマイチ馴染みません。

ワインの果実感と甘みが強くなって、食事との相性がイマイチみたい。

炊き込みご飯があったので合わせると、ワインの苦味が強くなります。
ピスタチオに合わせても、苦味が強くなる。

あれれ?ワインだけになっても、後味の苦味がちょっと気になるかも。
飲み進むと、ちょっと重くなってくる感じでしょうか。

でもまあ、全体のバランスは良いので、ハーフボトル500円であれば、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

コノスル シャルドネ ヴァラエタル

※サイトより引用
フレッシュなパイナップルの香りが力強く、かすかなハーブや白い花の香りが特徴的。柔らかな酸味とトロピカルフルーツを思わせる果実味豊かなワインです。

2014/02/06

ファミーユ・カステル シャルドネ 2012

ファミーユ・カステル シャルドネ 2012
ファミーユ・カステル シャルドネ 2012
FAMILLE CASTEL CHARDONNAY 2012

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

マルエツで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:中庸な色調の、色味の強いイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきがよく、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:クリーム、オレンジ、南国系果実、香水のようなフローラル、ヴァニラ?
香りの印象:香りはあまり強くないが、甘い、チャーミングなまとまり

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、しなやか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ふくよかな、フレッシュ
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングなフルーティさ

【評価】
カジュアルでフレッシュ、ジューシーだが、ふっくらとしたボリューム感がある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、色味の強い、やや濃いイエローで、輝きがあります。

香りは、やや弱めながら、果実感が中心で、オレンジやバナナのよう南国系の甘い果実、クリームやヴァニラ、ちょっと香水っぽいようなフローラル、全体的にチャーミングで甘い感じ。

味わいは、フレッシュでフルーティなアタックで、酸味がしっかりあり、ボリューム感もふっくらしていて、しあわせ感が強いですね。
後味は、ジューシーで、またグラスに手が伸びます。

素直に美味しい、って感じで、第一印象は、とても良いですね。
ちょっと落ち込んでいても、気分を上げてくれるようなワインです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
シャルドネよりはソーヴィニヨン・ブランの方が合うメニューですね。

合わせてみると、ワインの甘みが強めに出ますが、悪くはありません。
ただ、アサリとは相性はあまり良くないので、魚介系よりは、カルボナーラとか、鶏のクリームシチューとかの方が良さそう。

おつまみの、バジル&チーズ味のプレッツェルにはとても良く合いました。
ワインだけでも美味しく飲めるし、ピザやパスタにもよく合いそう。

このワイン、なんだかとっても優しくて、ちょっと泣きそうになったんですよね~。
なんでしょうね・・・ 年とって涙腺が弱っているのか、このワインが特筆すべきなのか。
ワインに泣かされそうになったのははじめてです。

素直に美味しく飲める、とても良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ファミーユ・カステル・シャルドネ[2012]年Famille Castel Chardonnay [2012]

※サイトより引用
よく熟したシャルドネを使用し、ぶどうのうまみと酸味のバランスがよい辛口の白ワインです。魚介類はもちろん豚肉、鶏肉など、幅広い食材との相性がお楽しみいただけます。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2014/02/04

ヴァーサス レッド 2012

ヴァーサス レッド 2012
ヴァーサス レッド 2012
VERSUS RED 2012

南アフリカ:WOウェスタン・ケープ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

マルエツで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いた黒っぽいルージュの、明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:明るい、落ち着いた単調な色合い

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:ケミカル、なめし革、キャンディ、ちょっとカラメル、グリーン系ハーブ
香りの印象:最初刺激的で、だんだん弱くなって、要素も少ない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、ジューシー
タンニン分:緻密、弱め、サラサラした
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ややジュースっぽいフルーティ

【評価】
シンプルでフレッシュ、フルーティ。カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、やや黒っぽい落ち着いた色調で、明るく底がハッキリ見えるくらいの透明感があり、輝きは弱めです。

香りは、最初ケミカルな印象で、動物の印象もあり、やや重め。
時間が経つと、ケミカルな印象は飛んで、キャンディっぽい、カラメルっぽい感じになってきました。
要素は単純で、複雑性はありません。

味わいは、ライトでスッキリしたフルーティなアタックから、スマートに延びて、酸味がしっかりと締めてくれます。
後味は軽い甘みとジューシーさが残って、またグラスに手が伸びて、食事なしでもどんどん飲めるタイプですね。

ややジュースっぽいかな、という感じはあるものの、フレッシュで飲みやすく、嫌味が無いので、ワンコインとしては合格ラインだと思います。

今日の晩御飯は冷凍食品のミートソースパスタ。
実に脂っこいやつです。

ワインが完全に負けるけど、脂っぽさを洗い流す役目をしっかり果たしてくれますね。
このパスタ、ワインなしじゃ食べられません。

でもちょっとジュースっぽいかも。
ワインと合わせてるって感じじゃないかもしれません。

食事が終わってワインだけになると、問題なくスイスイ飲めます。
ワンコインなので、いろいろ気になる点はあるものの、十分な美味しいのではないでしょうか。

■関連リンク(マルエツのワイン)


2014/02/02

ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」は本当に効果があるのか?

いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。
でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。

で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました。

■商品概要
品名:バキュバン V-15(ポンプ×1、ストッパー×1)
原料樹脂:ポンプ=ABS樹脂、ストッパー=SBR、PP
耐熱温度:ポンプ=-30℃~80℃、ストッパー=-20℃~100℃
原産国:オランダ

<裏面解説>
口径15~21mmのものであれば、日本酒、お醤油の保存にも使えます!
ストッパーは上部がはずれるのでお手入れしやすく、食器洗浄機でも洗えます!

ワインは抜栓して空気に触れると酸化して傷みます。バキュバンで空気を抜くと、味わい、フレーバーを新鮮な状態で10日程保存できるので一度に数種類のワインを楽しむこともできます。

■保存方法

1.ストッパーをボトルの口にしっかり入れます
2.ポンプをストッパーにかぶせ、上下させます
3.”カコンカコン”という音が鳴ったら空気抜きは完了!
4.より酸化しづらくするため、ボトルは立てて保存してください
※ストッパーの突起を倒すとシューという音を立てて、密閉が解除されます


■テスト方法

3本の同じワインを用意し、2本を開封、150mlを注いで、1本はバキュバン、もう1本はスクリューキャップのままで、15度程度の室温で、24時間保存。
その日に開けたもの、バキュバンで保存したもの、スクリューキャップのみで保存したもの、の3つを分からないように、A、B、Cのグラスに入れてもらい、ブラインドテイスティングで飲み比べる。

■テスト結果

【外観】
A、B、Cどれも同様で、変わりなし。

【香り】
AとBは果実感があって、若々しいが、Cは香りが弱く、閉じた印象。
Aが一番香りが強く、若々しい。
ただ、時間が経つとどれも同じように、弱く重くなる。

【味わい】
Aは果実感があってフレッシュ。
Bは若干酸化した印象。
Cは酸化が進んでいて、酸が尖った印象。

【予想】
Aは、今日開けたワイン。
Bが、バキュバンで保存したもの。
Cは、スクリューキャップのまま保存したもの。

で、結果はすべてハズレ。

Aが、バキュバンで保存
Bが、スクリューキャップで保存
Cが、今日開けたもの

でした。これはビックリ。

【結論】
なんと、バキュバンで保存したワインが一番美味しかったってことですね。
このワイン、開けたてよりも、1日置いた方が美味しくなってました。
まろやかで飲みやすくなってるんですね。

あまり効果を信じてなかったのですが、これからは必ずバキュバンで保存したいと思います。

赤ワインと白ワインではまた結果が違ってくるかもしれませんので、こんどは白ワインで試してみたいと思います。

■赤ワインその後

4日間保存したものを飲んでみました。
ちょっと酸化してるかな、って印象はありましたが、まったく問題なく飲めるレベルでした。

ただ、気になったのが香り。
閉じた感じで、固くなってるんですよね。

もともとあまり香りの強いタイプでは無いのですが、空気を抜くことで香りに影響が出る可能性もありますね。
引き続き他のワインでも試してみたいと思います。

<2月15日追記>

フランス、ラングドックのシラーを4日保存したものを飲んでみました。
やはり香りは良くないものの、何とか飲めるレベルで保存されていました。
今のところの結論としては、捨てるくらいだったらバキュバンで保存しておいて、まだ飲めたらラッキーって感じでしょうか。
ちなみにカミさんに飲ませたら、「何?変な香り、不味い!」という感想でした。
白ワインについては、まだ結論は分かりません。

■白ワインでのテスト

「バキュバン」効果実験 白ワイン編 をご覧ください。

■楽天ショップへのリンク

バキュバン・ブリスターパック(栓1個付き)[Y]

※サイトより引用
ワイン好きは、必携!!
ワイン好きを自認する人ならば…
『今日は少しだけ飲みたいなぁ~』
と思った時に…
1本全部は飲めないし・・・
ワインって、一度コルクを抜いたら、酸化するからなぁ・・・
今日は、やっぱりワイン飲むの止めておこうか・・・(涙)
という残念な気持ちになったのは、1度や、2度はあるはず!
でも、ご安心下さい!
コレがあれば、、そんな残念な気持ちになる必要はありません!!
残った瓶の中の空気を、このヴァキュバンを使って抜き、ほぼ真空状態にしてしまうのです!
すると、ワインが残っていても、瓶の中では、殆ど酸化が進みません。
つまり…
残ったワインを、最高の状態で保管できるのです!
コレさえあれば、ハーフ・サイズのワインを買う必要もないし、いつでも、気軽にワインが飲めますね♪
とにかく、ワイン好きなら、1家に1個は、必携です!
メチャクチャ便利なので、とにかく、買っておいて下さい♪

2014/02/01

ル・プティ・コショネ ソーヴィニヨン・ブラン 2012

ル・プティ・コショネ ソーヴィニヨン・ブラン 2012
ル・プティ・コショネ ソーヴィニヨン・ブラン 2012
Le Petit Cochonnet Sauvignon Blanc 2012

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1470円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しベージュっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが淡い、ツヤと輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:柑橘系、白い実の果実、クリーム、ミネラル、白い花
香りの印象:弱め、上品なまとまり

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、キツめ、フレッシュ
苦味:後味にやや収斂性として残る
バランス:ドライで硬質だが、フレッシュ
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
レモンのようなフレッシュなフルーティさ

【評価】
ドライでシンプルな印象だが、硬質な強めのボディ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
このシリーズのラベル、ブタさんのイラストがとても個性的ですが、子供の落書きみたいで、ちょっと安っぽいイメージなんですよね。

外観は、ちょっとベージュっぽい、淡い色調で、ツヤと輝きがあります。

香りは弱めで、柑橘系のフレッシュなフルーツと、モモや洋ナシのような甘い果実、そこに爽やかなミネラル感と、フローラルな華やかさがあり、上品で爽やかな印象。

味わいは、やや強めのアタックから、強い酸と爽やかなフルーツの印象が広がり、ボディは硬質でスレンダー、アルコールがしっかりしてます。
後味は苦味が残るものの、ジューシーな印象。

第一印象は、ちょっと遊びのない固い印象ながら、ワインとしては良いと思います。
あとは好みの問題でしょうか。

今日の晩御飯は、クリームシチューに、ごはんとバゲット。

合わせてみると、ワインの酸味が行きどころが無い感じ。
レモンを絞って美味しくなるようなメニューが良さそうですね。

カルパッチョとか、白身魚のフライ、カキフライにも合いそう。

おみやげで買ってきた花畑牧場チーズの、カチョカヴァロとスカモルツァ(ペッパー入り)にも合わせみました。

カチョカヴァロは、テフロンのフライパンで焼いて、トロトロのカリカリ状態でしたが、チーズが美味しくてワインを許容するので、さすがにこれは合うでしょう、という感じ。

スカモルツァはバゲットにのせてオーブントースターで焼いたもので、これもまた美味しく、ワインは何でもいい、みたいな感じで美味しく合いました。

食事が終わってワインだけになると、ちょっと素っ気なく、もうちょっとサービス精神を発揮してよ、って思うのですが、まあこれも個性と考えると、悪くないけどあとは好み、って感じでしょうか。

ラベルが個性的なので、ネタとして飲んでみるのもいいかもですね。
個人的には、あまりリピートしようとは思わないタイプかな~。

■関連リンク

ル・プティ・コショネ ピノ・ノワール 2010

■楽天ショップへのリンク

2012ソーヴィニヨン・ブラン(ル・プティ・コショネ)

※サイトより引用
「ル・プティ・コショネ」(「ちっちゃな子豚ちゃん」)は、コート・デュ・ローヌ地方の名門メゾン「ラ・コンパニ・ローダニエンヌ」社が、2013年春に発売を開始した新ブランド。「豚は何でも食べ、逆に豚のどの部位も美味しく食べられる」ことから、「グルメの象徴」として、ブランド名に採用されました。南仏ペイ・ドック産。濃すぎずナチュラルな味わいがポーク料理にもぴったりであるとの意味も込められています。気軽に、美味しく、食卓を明るくするワインです。

閲覧数の多い記事