(2)テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:NV)\398
(3)テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%(スペイン:地理的表示無し:NV)\398
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル(フチに気泡が現れる)
外観の印象:若い、よく熟した
【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられる。
特徴:硫黄、ミネラル、香木のようなグリーン香、ブルーベリー
香りの印象:第1アロマが強め、弱い
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、やや強め
バランス:スリムで心地良い
タンニン分:控えめ、サラサラした
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)
【評価】
ライトでスリム。フレッシュな果実感がある。
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
濃い外観からは、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンが候補。
香りは弱めながら、グリーン香が強め。
ガリーグのような、南仏のイメージ。
ガルナッチャ・ティンタが入っている、スペインが浮上。
味わいはライトでフレッシュな果実感。
この果実感はカベルネ・ソーヴィニヨンというよりはグルナッシュ。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタ
で、ブー
テンプラニーリョでした。
【総評】
アマランタ 赤 NV
AMARANTA TEMPRANILLO NV
スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ
グルメシティで、398円で購入。
このシリーズ、白がとても美味しくて、赤も期待していたのですが、これは美味しいですね。
すーっと力が抜けた感じの、嫌味のない果実感が何ともいいです。
ちょっとひんやりした飲み口で、温度の幅も広そう。
今日の晩御飯は、鶏のピリ辛炒め。
ごはんに合う、強めの味付けなので、ワインが負けてしまいますが、問題なく合います。
つけ合わせに、イカの鉄板焼き風、お好みソースがけ、ってのがあって、普通だと赤ワインには合いませんが、このワインは懐がふかく、特に問題ないみたい。
レトルトのイカスミのスパもあったので、合わせてみると、これも特に問題なし。
フレッシュでフルーティなんですが、食事にすっと合いますね。
普通だと、イカと赤ワインは相性が悪いですが、このワインは割と平気ですね。
ためしに冷蔵庫で少し冷やしてみると、良さがちょっと減る感じ。
口当たりが悪くなって、ぼそぼそした味わいになります。
そんなに冷やさない方が、美味しいみたいですね。
やや温度高めの方が、後味のチャーミングなフルーツ感が出るみたい。
食事が終わって、ワインだけになると、何か欲しくなる感じです。
ちょっと素っ気なくて、乾いた、ポソポソした飲み口になってきました。
あれれ?って感じ。
ハートチョコレートに合わせると、ワインが裏側に回りながら、でも果実味を加えてくれて味に深みが出る感じ。
ワインだけで飲むよりも広がりがあります。
ナッツ系だけでも良さそう。
ワインだけになると、ちょっとそっけなさはあるけど、398円としては十分だと思います。
■輸入元のコルドンヴェールのページから
アマランタ 赤
※サイトより引用
赤い果実のアロマとソフトでフルーティな味わいの赤ワインです。お肉料理や地中海料理と好相性です。
■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)
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