(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ、カルメネール、シラー(チリ:セントラル・ヴァレー:DOセントラル・ヴァレー:NV)\690
(3)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\480
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

若い色調の、濃いガーネット。
色あいは黒に近いが、フチは鮮やかなバイオレット。
深い透明感があるが、底は見えない。
粘性は中庸で、脚が多く現れるが、すぐに消える。
【香り】
凝縮感のある果実。
ケミカル。
ちょっと醤油ぽい?
まだ閉じている印象。
グラスを回しても開かない。
なんだか煮詰めたような印象。
ちょっとタール?
とにかく、良い印象は無い。
クセがあり、ちょっと傷んでいるイメージ。
【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
ちょっとケミカルな印象のあるアタック。
これ、飲んで大丈夫?って感じ。
ミディアムからフルボディ。
酸味は少し弱めで力不足。
タンニンは強めで、舌の表面全体が乾く感じ。
アルコール度は高く感じる。
独特な甘さを持っている。
舌にワックスが残るような、ちょっと嫌な後味。
余韻は短い。
【判定】
チリのカベルネ・ソーヴィニヨンが3本と、低価格ボルドーという、当たりっこない組み合わせ。
外観は若くて濃い目。2006年のボルドーは違いそう。
香りは閉じてて、ちょっと傷んでいるような印象。
さらに煮詰まったような、醤油のような、不思議な感じ。
1080円のチリカベは信頼できるコノスルなので、まず違うだろう。
そうなると低価格チリの2本に絞られる。
味わいも、やっぱり傷んでいるようなイメージが少しある。
カベルネ・ソーヴィニヨンにブレンドされているものが何か、という方向で考えるのもあるし、価格で検討する手もある。
690円と480円だったら、迷わず480円。
ブレンドされている品種もシンプルにカルメネールだけ、って感じがする。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール
で、ピンポン
ブラインドテイスティングは当てたけど、ワインは久しぶりに大外れかも。
【総評】
モンテマール 赤 2009
MONTEMAR RED WINE 2009
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール
イオンで、480円で購入。
とにかく飲みのにちょっと躊躇してしまう感じの、傷んでる印象を受けるワインですね。
このワインがすべてそうでは無いかもしれませんけど。
スクリューキャップも、下の部分までクルクル回って開かず、ナイフで切り離したそうです。
しかもキャップ内の緩衝材もポロって取れてるし・・・
スクリューキャップなのに、バカになっているので、もう締まりません。
ガバガバなので、保存も出来ないですね。
変な味ですが、傷んでるわけでは無さそうなので、恐る恐る飲んでみました。
酔っ払えば、味なんて分からなくなるし!
なんだか変な味わいで、バランスが悪くてジュースっぽいんですよね。
食事と合わせると、ちょっと気にならなくなりますが、ワインだけで飲むと、酔っ払っても気になる、嫌な口当たりです。
この体に悪そうな感じは、以前飲んだペリートに似てるかも。
お、チビチビ飲んでて、ちょっと分かりました。
後味が龍角散っぽいんですね。
苦さとか、粉っぽさみたいなものが、粉薬を飲んだあとみたいな感じ。
これは~、前例が無いくらいにワインが減りません。
料理酒にするのも嫌なレベルかな。
ジャスコの低価格ワインは、わりと良かったのに、今回はとっても残念ですね。
なんだかんだで進まなかったので、やっぱり料理用にしました。
■関連リンク(トップバリュー/イオンのワイン)
2 件のコメント:
私的には飲みやすいと感じました(確かに苦味ありました)、、、まあ、ワイン初心者の私ですからできれば安くて美味しいワインを教えてください。
大澤さん
コメントありがとうございます。
この記事はもうだいぶ前なので、最新のヴィンテージはとても良くなってますね。
このシリーズはオススメです。
他には、まいばすけっとで売ってる「コスタネラ」とか、アルパカのアイコンがカワイイ「アルパカ」のシリーズもいいですね。
ワンコインではないですが「コノスル」のワインもオススメです。
また飲んだ感想を教えてください。
(=^_^=)
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