2020/12/28

ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018

ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018


ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018

Lou Dumont (STUDIO GHIBLI collaboration) Chardonnay 2018

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック

アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、2,090円(税込)で購入。

【外観】

清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黄色の果実、熟した果実、花の蜜、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、硝煙、バタークリーム
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだが、果実由来の甘みを感じる
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:ピリッとアクセントになっている
バランス:溌剌とした元気な印象
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
熟した果実の印象にピリッとスパイス

【評価】
フレッシュで溌剌としているが、素性の良さと力強さを持っている

【供出温度】
8-10度 ※温度があがると苦味が強くでてバランスが悪くなる

【グラス】
中庸 ※冷えた状態から時間と温度の変化を楽しめる

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった中庸なイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは、果実感が強く、熟した果実や黄色い果実、花の蜜、グリーン系のハーブ、ミネラル、硝煙、バタークリームなど、コクのある印象です。

味わいは、やや軽めで炭酸を含んでいるようなフレッシュなアタックから、爽やかな果実感と心地よい甘みが元気よく広がり、ボディは細身ながらもしっかりした芯があり、苦味がほどよいアクセントになって印象深い余韻を残しながらフィニッシュ。

I.G.P.ペイ・ドックで2,000円するワインって普通は手を出さないと思いますが、今回ルー・デュモンとジブリのコラボということで、まんまと買わされてしまいました。

第一印象としては「買ってよかった」です。
輸入している株式会社ヌーヴェル・セレクションさんのサイトでは「南仏らしいフルーティでコクがある」という紹介ですが、それに加えて一振り魔法のスパイスがかかっていますね。

なんというか、後味がくせになるというか、印象深い余韻を残します。
レモンの皮みたいなスパイス感ですかね。

ちょっとレモンチューハイっぽいかも。。
でもとても上等なレモンチューハイです。

ワインで完結してますね。
あては何もいらない感じ。

でもあえて何か合わせてみると。

スーパーで売ってる「合鴨スモーク パストラミ」に合わせるとスパイスの強さにワインが台無しになって、すみません、って感じ。

「堅揚げポテト」は塩気が強くてやっぱりワインが活きない。
チューハイのような印象になってしまうので、これはもったいない。

元気溌剌なワインですが、意外と繊細ですね。
ワインだけで美味しいので、どんどん進みますね、これは危ない。

晩ご飯は「オリーブオイルとローズマリーで漬け込んだ鶏肉のグリル」。
自家製の薄味なのでワインには合いましたが、やはりワイン自身で完結してる印象が強いかも。

カミさんの評価は「ちょっと甘いね、1,500円くらい」という印象。
ただ、樽の印象が全体に深みを出していて、そこが普通の1,500円のワインとは違うところでしょうか。

嫌味ではない品のいい樽の印象が、香り、味わい、余韻にアクセントを加えています。

2,000円もする高級カジュアルワインですが、話題性もあるしルー・デュモンのワインをこの価格で味わえることを考えると、試してみても損はないと思います。

ヌーヴェル・セレクションのサイトより
https://nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001836
<サイトより引用>
IGP Pays d’Oc。標高350~500mの粘土石灰質土壌の畑より。平均樹齢15年。ステンレスタンクで発酵後、シュール・リーで約半年間熟成。「シャルドネは、南仏らしい、フルーティーでコクのあるものをセレクトしました」。

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