2010/03/31

テラ・マター パッソ・デル・ソル カルメネール 2006(ハーフボトル)

 
テラ・マター パッソ・デル・ソル カルメネール 2006(ハーフボトル)
TerraMater Paso del Sol Carmenere 2006 375ml
テラ・マター パッソ・デル・ソル カルメネール 2006

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カルメネール

ナチュラルローソンで、ハーフボトル680円で購入。

【外観】
濃く深い透明感のあるルビー。
輝き強く、ねっとりした液面。
色味は黒っぽく落ち着いている。
粘性は中庸、雫に色素が残る。

【香り】
フレッシュな黒い果実。
赤味の肉のような動物香。
グラスを回すと動物香がブワッと広がる。
それが落ち着くと、またカシスやブラックベリーのような果実香。
香りは弱めでやや閉じている。

【味わい】
ミディアムボディ。
残糖は割と少ないセック。
酸味は強く、後味まで残り、ジューシー。
タンニンは溶けていて、まろやか。
わずかに舌の両脇が乾くような印象。
アルコールは強く、後味に出てくる。
全体に軽く、ドライで、フルーティ。

【総評】
フレッシュでジューシーなミディアムボディ。
チリのワインにしてはドライで辛口です。

香りは弱く感じますが、力のありそうなワインなので閉じているだけかもしれません。
ちょっと硫黄の印象があるので、もう少し空気に触れると変わってきそう。

そのまま飲むとちょっと辛い印象なんですが、無駄な甘さが無いので食事に合わせやすそうですね。

今日の晩御飯はナチュラルローソンの、「プレミアム生パスタ グリルチキンのボロネーゼリングイーネ」ちょっと

美味しそう。

このワイン、飲み口の程よい重さと、ドライな味わいがとても食事に合います。

グリルチキンだったので、チリのカルメネールだとちょっと重いかなと思っていたら、思いのほかこのワインが軽め

なので、ちょうど良く合います。

チキンの脂と一緒になると、ワインの持っている甘さが引き出されて、程よく料理をフレッシュにします。

というか、コンビニ弁当のクドい味を、さっぱりとさせてくれます。

カルメネールの印象って、スパイシーなメルローだったり、濃いサンジョヴェーゼだったりしますが、今回は濃いサンジョヴェーゼ。

何と言うか、独特な収斂性のある酸味というか、紹興酒のようなオリエンタルスパイスの印象というか、鳥小屋のようなアニマル香というか。

なかなか良いワインですね。
でも、ハーフ680円ってのは微妙に高いかな~。

2010/03/28

シャンモリワイン 甲州 小川農園 2009

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1380
(2)甲州(日本:山梨県:甲州市勝沼町下岩崎:小川農園:09)\1300
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(4)ミュスカデ(仏:ロワール地方:ナント地区:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌAC:08)\1200

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャンモリワイン 甲州 小川農園 2009
【外観】
ほんのり色味がついている、ややグレーがかった無色。
わずかに黄色というか、ベージュがかっているが、ほぼ無色。
日本酒くらいの色合い。
輝きは少し強い。
小さな気泡が多く見られる。
粘性は少し強めで、脚が後からゆっくりと降りてくる。
ディスクもやや厚い。

【香り】
柑橘系のフルーツ。
酵母の香り。
爽やかな印象で、グレープフルーツのようなイメージ。
グラスを回すと香りがたってくるが、印象は同じ。
シュール・リーのコクのある印象。

【味わい】
残糖を多く感じるセック。
中辛口くらい。
酸味は穏やかだが、後に強く残る。
飲み終わりにアルコールの印象が残る。
ボディは薄く弱い。
繊細なバランスでまとまっている。
余韻はかすかに続く。

【判定】
ほぼ無色の外観から考えられるのは甲州。
可能性としてはミュスカデ。
香りは今時の甲州によくあるグレープフルーツのような柑橘系。
それから独特な酵母の香り。
まず甲州だが、シュール・リーのミュスカデも可能性はある。
飲み口は、力の弱いボディタイプで、繊細なバランスでまとまっている。
ほんのり甘さを感じる味わいは、伝統的な日本のワインの印象。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

甲州は外しようがないですね。

【総評】
シャンモリワイン 甲州 小川農園 2009
Chanmoris Koshu Ogawa-Nouen 2009

日本:山梨県:甲州市勝沼町下岩崎:小川農園
アルコール度:11%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、1300円で購入。

爽やかな、柑橘系の香りをもった、今時の甲州です。

とてもクリーンな印象で、力は弱いのですが、キレイな味わいです。

1300円はちょっと高いですが、甲州の中で考えると頑張っている価格ではないでしょうか。

軽いので家庭の食事にも合わせやすいですね。

今日は、ホタテとチキンとタマネギのフライ。

ソースをべったりつけるとワインが負けてしまいますが、控え目に加減すると調度良く合います。

甲州って、一般的に日本酒のような味わいがあるので、和食にも合わせやすいですよね。

タラモサラダにもよく合いました。

力不足な感じはいなめませんが、とても繊細なバランスでまとまってます。

穏やかな甘さもあって、何ともゆったりした印象の甲州です。

和風のスパゲティと一緒に、ランチでいただく、なんて最高でしょうね。
う~ん、やってみたい。

デュリック(ドゥルック)のソムリエナイフ買いました。

 

買ってしまいました。
デュリック(ドゥルック)のソムリエナイフ。

リベット無し仕上げで、4914円。

少し小ぶりでスマート。

以前使っていたヘンケルのソムリエナイフに比べると、全体的に細身。

触った感じは、やはりプロの道具って感じで、しっかりしてます。

ヘンケルが、かっちり真面目に作っているのに比べると、やや曖昧で情緒的な造り。
工業製品というよりは、職人が作ったような手作り感があります。

リベット無し仕上げなんですが、場所によってはうっすらとリベットの後が見えます。
まあ、そのあたりはご愛嬌って事で。

スクリューの根っこのリベットはほぼ完全に隠れていて完璧です。

ナイフ(ブレード)は、ギザギザの入っているタイプ。

いままでのヘンケルはフラットなナイフだったので、慣れるまでちょっと練習が必要かもしれません。

のこぎりで切るような感じなので、ストレートの刃より切り口がギザギザになるような気がするんですよね。
カットした後がついつい気になってしまいますが、切れ味がいい事は間違いないです。

プラスチックのシールでも力を入れずにカット出来るのは最高です。

よくよく本体を眺めてみると、細部の仕上げに雑な部分もあって、何となく手造りって感じがします。

コルクを抜くときに手に当たる部分も、いままでのヘンケルよりも角ばってるので、固いコルクだとちょっと痛そうですね。

あれこれ、細かい部分が気にはなるものの、とてもいい道具だと思います。

ヘンケルをへし折ったカミさんにも使いやすいと好評。
今度のドゥルックはへし折らないで欲しいものです・・・(^_^;)



世界最高レベルのソムリエナイフ ドゥルック リベット無し 4,914円 (税込) 送料別

2010/03/27

トルブレック ウッドカッターズ・シラーズ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シラーズ(豪:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー:08)参考価格3150円(6本セット10500円)
(2)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、メルロー(仏:ヴァン・ド・ターブル:Lot2007)参考価格2625円(6本セット10500円)
(3)ピノ・ノワール(NZ:マールボロ:08)参考価格2510円(6本セット10500円)
(4)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トルブレック ウッドカッターズ・シラーズ 2008
【外観】
濃く黒っぽい、透明感があまりないガーネット。
ほとんど黒に近く、フチは鮮やかな紫。
透明感はほとんど無く、底はまったく見えない。
粘性は強く、脚が長く残る。

【香り】
濃厚な果実香。
少し生くさいような香りがある。
香りは弱め。
グラスを回すと硫黄のような還元香?
樽の影響を感じる焦げ臭も少し。
香りは強くないが重い印象。

【味わい】
残糖を多く感じるセック。
かなり甘い。
中辛口って感じ?
フルボディで、フルーティ。
酸味はしっかりしていて、後味まで残る。
タンニンはまろやかで渋みは少ない。
アルコールは強い印象。
余韻は少し続く。

【判定】
濃く、黒い外観からはピノ・ノワールとグルナッシュはほぼ無い。
シラーの2本が候補。
香りはまだ開いていない感じ。
ちょっと腐敗臭というか、生ごみのような悪臭系の要素がある。
時間が経つとスパイシーさが出てきて、いかにもシラーっぽくなる。
味わいは甘さが特徴。
かなり残糖を感じる。
さらにアルコール度も高いので、かなり凝縮感のあるブドウを使っている感じ。
ただ、ちょっとジュースっぽいというか、深みが無いというか。
印象としては完全にニューワールド。
ただ価格感が微妙。
あとは、シラーズの単一品種か、あるいはテンプラニーリョが混ざっているかが判定のポイント。
何となく、シンプルな味わいで、単一品種のイメージ。
明るい太陽を感じるような味わいもオーストラリアっぽい。

ファイナルアンサーで、シラーズ オーストラリア
で、ピンポン

ニューワールドワインの完成形?って感じの濃厚でフルーティなシラーズです。

【総評】
トルブレック ウッドカッターズ・シラーズ 2008
Torbreck Woodcutters Shiraz 2008

オーストラリア:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー
アルコール度:14.5%

あまりにカジュアルで、フルーティで、スムーズなワインなので、最初は安いワインの印象。
でも、誰が飲んでも美味しいって言いそうな、クリーンでスムーズな味わいは高い完成度を感じます。

後味もキレイだし、飲めば飲むほど美味しくなってきます。
こういったニューワールドタイプのワインってあまり好きじゃなかったのですが、思わず引き込まれてしまいました。

アルコール度が14.5%もあるのに、とてもフレッシュでフルーティ。
スイスイ飲める、スムーズでキレイな味わい。
おおらかさがあって、包み込まれるような余韻。

これは美味しい。

ニューワールドタイプのワインで、こんなに美味しいって思ったのは初めてかも。

何でしょうね、スムーズでキレイに消える後味なんですが、二重三重に味わいが広がって深みを感じますね。

飲み終わった後のこの幸せ感は抜群です。

う~ん、参った、って感じ。
これはすごいワインかも。

もったいなくてチビチビ飲んじゃいますね。

ただ、このワイン完成度が高いので、食事に合わせるが難しそう。

今日の晩御飯はミートローフだったのですが、食べ物が入ると急に苦味が強くなる感じ。

なんだかワインだけで平和にやってるのに邪魔者が入ってきた、みたいな。

フルーティさが強くて甘いので余慶に合わせる料理が難しいのでしょうか。

ブルーベリーのジャムに合わせる料理を探すようなイメージ?

パンなら間違いないだろうと思って焼きあがったばかりの食パンに合わせてみたら、以外に合わない・・・

キューブチーズがあったので合わせてみたら、これはそこそこ合います。
でも何か違和感があるな・・・

食事に合わせると、急に苦味が強くなるんですよね・・・私だけ?

このワイン、これだけで飲むのが一番美味しいかも。

しかし、なんでしょう。

飲み進んでも印象が全然変わりません。
う~ん、ちょっと飽きてきたかな~。

飲み始めた最初が美味しさのピーク?

香りはだんだん開いてきて、複雑で豊かな印象になってきましたが、飲み口がずーっと同じ。
ちょっとお高いワインなので、我が家的にはリピートする事は無いかな。

まあ、このあたりは好みの問題だと思いますが、このトルブレックのラインアップは機会があれば飲んでみたいですね。(高いけど)

このジューシーでフレッシュな果実感は、他のワインではなかなか味わえません。

モダンタイプのワインとして、1つの完成形ではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【『神の雫』に登場】世界一お買い得な赤ワイン(パーカー評)[2008]ウッドカッターズ・シラーズ/トルブレック税込 2,280 円 送料別

※サイトより引用
色はほぼ黒に近いやや赤みがかった深紫。
はじめはクラクラするようなブラック・チェリーやフランボワーズなどの黒系果実の香り。
時間が経つと香りの置くのほうにブラックペッパーやダークチョコレートなどのスパイシーさが見え隠れします。
(約30分ほどで変化。このワイン、3日後くらいに驚くような変化を見せます。お試しあれ!)
口に含むと、ブドウの果実味がまるでプルーンジュースのように“ぎゅっ”と詰まっているので第一印象は「甘みののったワイン」というところなのですが・・・・
鼻腔にいつまでも残り続ける余韻と、舌に残るピリッと心地よい刺激。
そうです。
何よりも豊潤な甘みを支えるジューシーな酸味が素晴らしい!
これが、2000円台のワインでありながら、パーカーをノックアウトし、「世界一お買い得な赤ワイン」といわしめ、「オーストラリアNo.1の生産者」と同じくパーカーに断言させるスーパーデイリーワインの味わい。
特にその、「ジューシーな酸味」がトルブレックのワインの特徴。
どのキュヴェもその酸味のお陰で…
たとえばフランスのギガルが10数年に1度のグレート・ヴィンテージにしか獲得しえないような品質の水準を“毎年”体現しつづけているのです!!
「ウッドカッターズ・レッド」は文句なく“ケース買い”がオススメ!

KWV ケープ・ルージュ NV

KWV ケープ・ルージュ NV
KWV Cape Vin Rauge NV

KWV ケープ・ルージュ NV
南アフリカ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ルビー・カベルネ、サンソー主体

ファミリーマートで、780円で購入。

【外観】
単調な色調の、透明感のあるルビー。
色合いはシンプルで、若々しい。
底がハッキリ見えるくらいの透明感。
輝きは弱く、ルビーというよりはインク。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
思いのほか、しっかりした香り。
なめし革のような動物香。
赤い果実。
タバコの葉のような焦げ臭。
グラスを回すと、硫黄の印象と動物香が強くなる。
スパイシーさも少々。

【味わい】
残糖を少し多めに感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
酸味は強く、味の主体となっている。
ジューシーで、フルーティ。
タンニンはまろやかで控え目。
わずかに舌が乾く感じ。
アルコールの印象が後味に少し残る。
余韻は少し続く。

【総評】
随分久しぶりに飲む、KWVのケープ・ルージュ。
フレッシュでジューシーなんだけど、14%という高いアルコール度数。

アルコールの印象を少し強めに感じるのですが、この軽い飲み口はとても14%あるとは思えません。

スイスイ飲んで、ノックアウトされるタイプですね。

ほんのりと樽の影響もあって、フルーティさに厚みを出しています。

買ったときは店頭の温度だったので、急冷して温度を下げてみるとちょっとギスギスした印象になります。

ただフレッシュな印象は強まるので、このあたりは好みの問題かもしれません。

一般的には温度が低めの方が良さそうです。

温度が上がるとややまったりした印象になりますが、香りがしっかりしてるので、それほど気になりませんね。

スタンダードでクセの無い味わいなので、食事にも合わせやすそうです。

最近安いワインが増えているので、780円という価格はそれほど競争力はありませんが、コンビニで買える1000円以下のワインの中ではコストパフォーマンスが高い方だと思います。

また機会があったら飲んでみたいと思います。

2010/03/26

フォンタマーラ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2008  ハーフボトル(リピート)

フォンタマーラ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2008(ハーフボトル)
FONTAMARA TREBBIANO D'ABRUZZO 2008 375ml

フォンタマーラ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2008
イタリア:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォD.O.C.
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

セブンイレブンで、ハーフボトルを498円で購入。

【外観】
ややベージュがかった、中庸なイエロー。
小さな気泡が少し見られる。
色合いは単調で、輝きは弱い。
粘性も弱め。

【香り】
熟した果実香。
少しスモーキー。
香りは弱めで、果実香主体。
少し過熟したような印象がある。
炭酸の影響も感じる。
時間がたつと蜜のような印象が出てくる。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
口当たりはまろやかで優しい。
酸味は弱く控え目。
アルコール度は低い。
ボディはぽっちゃりした感じ。
スレンダーでもグラマーでも無く、ちょっと膨らみがあるみたいな。
後味はすっきりしているが、酸味も弱く、苦味も弱く、ちょっと水っぽく感じる。
余韻は短い。

【総評】
ハーフボトルで498円、っての絶妙な価格設定ですよね。
また買ってしまいました。

軽く、スマートにまとまっていて、ソツがないところが良いですよね。

買ったときは普通にコンビニに並べてあったので、少し温度が高めだったのですが、冷凍庫で急冷してみたら、グッと飲みやすくなりました。

酸の印象もキリッといい感じ。

コンビニ系の食事だったらなんでもOKみたいなフトコロの深さを感じます。

ナチュラルな果実味がいいんですね。

しかし、ハーフだとあっという間に無くなってしまいます。
残り少なくなると、チビチビ飲んじゃいますね。

ハーフボトルの良い点がまた一つ分かりました。
ちょっと物足りなくて名残惜しいので、まだまだ飲みたかった、って印象が残りますね。

またまたこのワイン、買ってしまいそうです。

2010/03/22

ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(豪:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー:08)参考価格2100円(6本セット10500円)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ:08)参考価格1932円(6本セット10500円)
(3)甲州(日本:山梨県:甲州市勝沼町下岩崎:小川農園:09)\1300
(4)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ 2008
【外観】
グリーンがかった、やや淡いイエロー。
色調は単調で、少しグリーンがかっている。
輝きは強め。
小さな気泡が多くみられる。
粘性は弱く、さらっとしている。
ディスクも薄い。

【香り】
青草香。
パッションフルーツ。
グリーン系のハーブ。
グラスを回すとシロップのような甘い印象。
フローラル。
やや甘いアカシアのような印象。
香りはそれほど強くないが、繊細で、複雑性がある。

【味わい】
残糖をやや多めに感じる、中辛口くらい。
ボディは弱く、腰砕けな印象。
酸味はやや頼りないが、ボディとのバランスは取れている。
後味は少し水っぽさがある。
喉にエグミが残る。
余韻は短い。

【判定】
淡い外観からは甲州かソーヴィニヨン・ブラン。

香りの印象は青草香とパッションフルーツでソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは・・・あれ?って感じ。
香りの印象はかなり良かったのに、味わいはふにゃふにゃ。

もちろんソーヴィニヨン・ブランの可能性もあるが、今回の2000円近い価格的は、無い。
というか、甲州の1300円も、ちょっとちょっとって感じ。

というか、甲州っぽくないんですよね。
ヨーロッパの安いソーヴィニヨン・ブランみたいな感じ。

まさかね~、これでソーヴィニヨン・ブランだったら・・詐欺だな。

シュールリーのような酵母の印象も強くなってきたので、ここは甲州って事で。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ブー!

ああ・・やっぱりソーヴィニヨン・ブラン。。

【総評】
ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ 2008
Domaine du Tariquet Sauvignon Blanc Vin de Pays des Cotes de Gascogne 2008

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

株式会社ミレジムの通販で、6本セット10500円で購入。(参考価格1932円)

力が無い弱々しいワインなので、国産って・・・何度も陥っている外し方。。
国内のワイン生産者に誤ります・・すみません!

それにしても期待外れな、ソーヴィニヨン・ブラン。

今回のロバート・パーカー・ワインセットの最初のワインだったのに。

香りはとてもいい感じなんですよね。

でも味わいのこのグダグダ感はいったい・・
ちょっと温度が高いのかもしれませんね。冷蔵庫で少し冷やしてみます。

・・飲み進むと、そんなに悪いワインではないかな。

温度が下がるとそれなりに美味しいです。

炭酸を多く含んでいるので、その影響も大きいのかも。
温度が低いと、ちょっと気が抜けたような感じがします。

フニャフニャした飲み口は、良い方に判断すると、柔らかい口当たり。

後味もそんなにスッキリ感はありませんが、ちょっと苦味が残って、それなりに爽やか。

軽い口当たりでバランスよくまとまっているのですが、2000円近いワインって感じでは無いんですよね。

ちなみに楽天ショップだと1500円くらい。

まあそのくらいだと納得感があるかな。

ただ、底力を持っている印象なので、デキャンタージュするとか、ちょっと工夫するとずっと美味しく飲めるかもしれません。

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ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン [2008] 税込 1,554 円 送料別

ワイン館でも大人気!ロバート・パーカー氏も高評価の『ドメーヌ・ド・マージュ』を造りだす、タリケからソーヴィニヨンブラン種100%のワインが新登場!
やっぱりキリリとした白が一番ですね!!!
柑橘類や、ハーブを感じる豊かな香り。
素晴らしい力強さを持つ、繊細でフレッシュな味わい。
清清しい酸味が心地よいワインです。
ガスコーニュ地方の穏やかな気候がこのブドウ品種に香りの新境地をもたらしました。
実った穀物のミネラルを含んだ香りをメインに、花のような余韻が残ります。
素晴らしい力強さを持つ、繊細でフレッシュな味わい。
繊細優雅なソーヴィニヨン・ブランの体現。
楽しいひとときにふさわしい、真の美味しさを味わえるワイン。


清々しく繊細でフレッシュな味わいってのは、確かにそうかも。

「世界のバリューワイン」発売記念 厳選6本セット届きました

「世界のバリューワイン」発売記念!バリューワイン厳選6本セット
ワインガイドブック「世界のバリューワイン」発売記念!バリューワイン厳選6本セット、が届きました。

何となく、パーカーポイントがついている、ってだけで、ワインからオーラを感じますね。
というか、いつも買うワインの価格帯よりも少し高めなので、ビンが少し重いみたい。

ちょっと気になったのはビンの気泡。

傷があるわけでは無いのですが、ビンの表面に気泡があるワインが多いような・・・
通販のワインって、実際のワインを見て買えないので、届いたときのワインの外観ってちょっと気になりますよね。
余計神経質に見てしまったり・・

まあ、飲んでしまえばボトルの状態なんで全然関係ありません。
美味しいのが一番です。

今回のワインセットのラインアップは以下の通り。

【1】ルスティコ ニーノ・フランコ スパークリング NV

タイプ:スパークリング 辛口
原産国:イタリア:ヴェネト州
ブドウ品種:プロセッコ
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2982円

【2】ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ 2008

タイプ:白 辛口
原産国:フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
パーカーポイント:88点
市場参考価格:1932円

【3】ヴァージン・シャルドネ トレヴァー・ジョーンズ 2008

タイプ:白 辛口
原産国:オーストラリア:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー
ブドウ品種:シャルドネ
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2100円

【4】デルタ・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2008

タイプ:赤 フルボディ
原産国:ニュージーランド:マールボロ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2510円

【5】プラン・ペゴー ドメーヌ・デュ・ペゴー Lot2007

タイプ:赤 フルボディ
原産国:フランス:ヴァン・ド・ターブル
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、メルロー
パーカーポイント:88点
市場参考価格:2625円

【6】ウッドカッターズ・シラーズ トレブレック 2008

タイプ:赤 フルボディ
原産国:オーストラリア:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー
ブドウ品種:シラーズ
パーカーポイント:89点
市場参考価格:3150円

ちょっとリッチな雰囲気ですね。
楽しみ~ (。'-')。ワクワク。

2010/03/21

シャトー・デ・ベル・グラーヴ 2000

 
シャトー・デ・ベル・グラーヴ 2000
Chateau des Belles Graves 2000
シャトー・デ・ベル・グラーヴ 2000
仏:ボルドー地方:メドックAC:クリュ・ブルジョワ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー35%

リカーランドトップで、2080円で購入。

【外観】
落ち着いた色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近い濃い色調ながら、フチは少しレンガ色。
とても濃い色調で底はまったく見えない。
粘性は中程度。
ディスクは少しある。

【香り】
ドライプルーンのような、少し酸っぱさを感じるドライフルーツ香。
グラスを回すとフローラル。
ドライフラワー。
少しセメダインのようなケミカル臭。
乾いたなめし革のような動物香。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
まろやかな口当たり。
酸味は優しいがしっかり効いている。
タンニンはきめ細かい。
ボディは、ミディアムからフルボディ。
後味に少し収斂性があるものの、酸味がうまく残りジューシーさを感じる。
アルコール度は意外と高そうだが、バランスよくまとまっている。
余韻は細く、少し長く続く。

【総評】
最初の香りの印象は、サンジョヴェーゼ。
ちょっと酸っぱさを感じるドライフルーツ、みたいな感じでしょうか?
未だに還元香を正確に把握していないのですが、何となく閉じている印象です。

口当たりは上質なボルドー。
なんとなく、卵白を感じさせる、滑らかさ。
ボルドーのワインって時々、この卵白を感じさせる時があるんですけど、これは清澄の時に卵白を使うからでしょうか?
全然違ったらすみません。

時間とともに飲みやすくなってきました。

力強いタイプではありませんが、フィネスを感じる繊細な味わいです。

程よい熟成感があって、まだフレッシュさのある果実味もいい感じです。

カミさんに価格を聞いてみたら、2980円。

ボルドーの当たり年2000年でブルジョワ級なので、やや高めに答えたのでしょうが、味わいも十分期待通りだと思います。

この価格で買えるのはちょっと貴重かも。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・デ・ベル・グラーヴ 赤’00 税込 2,100 円 送料別

※サイトより引用
2000年 当たり年 !!
円熟していて官能的な香りがある一方でまだ果実味に富んでいて若ささえ感じます。
スパイシーな風味とタンニンの渋味がほど良く残っていて、熟成したボルドー・テイストをお楽しみいただけます。
メドックのブルジョワ級
熟成を経た2000年産のこのワインは、今、飲み頃を迎えています。
カベルネ・ソーヴィニヨン種が熟成した時の円熟した風味が口の中に広がり、角の取れたまろやかな味わいなので、スルッと飲めるワインです。
濃厚すぎるという事もなくてまろやかな味と余韻が、一種の安心感を与えてくれます。

2010/03/20

ポン・ロマン コート・デュ・ローヌ 赤 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー35%(仏:ボルドー地方:メドックAC:クリュ・ブルジョワ:00)\2080
(2)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(3)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(4)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ポン・ロマン コート・デュ・ローヌ 赤 2007
【外観】
少し落ち着いた色調の、明るめのルビー。
底がしっかり見えるくらいの透明感。
色は黒っぽく少し落ち着いているが、若さは感じる。
粘性は中庸で、細い脚が多く現れる。
ディスクは少しある。

【香り】
フレッシュな果実香。
赤系の果実?
なめし革。
ドライフラワー。
グラスを回すとなめし革の印象が強くなる。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
かなりの辛口だが、ボディはミディアムくらい。
アルコール度は強く感じる。
酸味は強く、やや収斂性のような感じがある。
タンニンはきめ細かいが飲み終わりに舌の表面が乾くような印象。
後味は舌の表面が乾くものの、ジューシーさも残る。
余韻は少し続く。

【判定】
外観はピノ・ノワールくらい。
今回の選択肢からいくと、グルナッシュ。
他はすべて違う。
香りもピノ・ノワールをイメージさせるドライフラワーやなめし革の印象。
グルナッシュのチャーミングな果実感もある。
味わいは素朴なフルーツ感とでもいうか、ちょっと力のないボディとフルーツ感がグルナッシュ。
ピノ・ノワールが選択肢であったら、相当悩んでいると思われるが、今回のチョイスの中では悩みようがない。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラー
で、ピンポン

なかなかいい感じの、格安ローヌです。

【総評】
ポン・ロマン コート・デュ・ローヌ 赤 2007
Pont Romain Cotes du Rhone Rouge 2007

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ70%、シラー30%

ワインの店ちどり屋の通販で、6本セット5555円、1本あたり926円で購入。

辛口で、飲み口もサバサバしたそっけない印象ですが、じわりと沁みる美味しさがあります。
飲み終わるとまたグラスに手がのびるんですよね、魅力的なワインです。

グラスに入れて時間が経つと、カラメルのような焦げ臭が出てきました。
赤い果実の印象が基本の香りですが、複雑な要素があって、時間とともに楽しめるタイプですね。

ミディアムボディの少し軽めのまとまりなので、家庭料理にも合わせやすいタイプです。

今日の晩御飯は煮込みハンバーグとバケット。

とても良く合いました。

グルナッシュって、何と言うか、可愛らしいフルーツ香がありますよね。

シラーやメルローの押しの強い果実感ではなく、ちょっと控え目で、愛しいチャーミングな果実香。

品種の格付けが、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローからワンランク下のイメージがありますが、個性として十分対抗できる良さがありますね。

特に良さを感じるのは、無理に濃くして果実味を強くしたものより、このワインのように、少し力を落として品種本来の自然な果実味を引き出しているタイプのように思います。

とにかく、このコート・デュ・ローヌはいいですね。

安心して飲めるというか、癒されるというか。

※モトックスのサイトから引用
熟成:ステンレス・タンク熟成
味わい:ミディアムボディ
希望小売価格(税別):1,100円
飲み頃温度:14℃
コメント:南フランスらしい豊かな果実味にあふれた赤ワイン。わずかにスパイシーなニュアンスがあり、本格的かつやわらかく飲みやすいスタイルです。


■楽天ショップへのリンク

ポン・ロマン・コート・デュ・ローヌ 2007 税込 1,029 円 送料別

※サイトより引用
『グラスに注いだ瞬間から、ふわっと立ち上がるいい香り!!フレッシュなラズベリーやブラックチェリーの完熟果実味に、アニスやバニラ、そしてわずかにブラックペッパーの甘くスパイシーな香りがたまりません!!
そしてなんといっても、香りの印象どおりのふわりと柔らかな味わいに、ついつい顔がほころんでしまいます!!
しかもその柔らかな味わいの奥から、きれいな酸味と穏やかな渋みがじわじわと膨らんできて、だんだんとボリューム感も出てくるんです!! 二口目はさらに旨みが増して、ジューシーな果実味の中にもほどよく厚みのある味わいが感じられます。刻々と変化する味わいについつい杯も進んでしまいます!! 』まさに980円とは思えない味わい!!

2010/03/19

ボデガス・カリア アルタ シラーズ マルベック 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(2)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(3)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円)
(4)シラーズ、マルベック(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ボデガス・カリア アルタ シラーズ マルベック 2008
【外観】
深い透明感のある、濃く黒っぽいルビー。
底が見えないくらいの濃さだが、深い透明感はある。
フチはキレイなルビー。
色味は落ち着いていて、黒っぽい。
ディスクは薄く、粘性は中庸。

【香り】
濃厚なジャムのような果実。
タバコの葉。
チョコレート。
グラスを回すと、赤味の動物香。
香りはそれほど強くないが、ボリューム感というか厚みがある。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フルーティで濃厚。
フルボディ。
酸味もボリューム感を感じる。
アルコール度は強め、タンニンは柔らかいがしっかりしている。
後味は舌から喉の方までカラカラに乾く感じ。
余韻は5秒くらい?

【判定】
すべてシラーが入っているので、ほぼ産地当て。

かなり濃い外観なので、ニューワールド系が怪しいか。
輝きは強く品質は良さそうなので、少し高めの印象。

香りは、ニューワールドのシラーをイメージさせる濃厚なフルーツ感。
口当たりも甘さが強く、しかもアルコール度高い。

アルゼンチンかスペインが有力。
ローヌはまず違うが、コルビエールは意外とあるかも。

シラーとの相棒はスペインがテンプラニーリョで、アルゼンチンはマルベック。
ちょっと鼻の奥をもぞもそくすぐるような重い動物香があって、テンプラニーリョっぽい。

マルベックは特にこれといって特徴を覚えてないが、もっとカジュアルなフルーツ感になるような気がするので違うかも。

念のためコルビエールの可能性を考えると、相棒がカリニャンとグルナッシュ。
でもコルビエールだったら、口当たりがこんなに甘く無いだろう。

と迷っているうちにグラスのワインが残りちょびっと。
グラスに残り少なくなってもまだ香りがしっかりしている。
価格帯は1000円を超えている感じ。

ファイナルアンサーで、シラー、テンプラニーリョ
で、ブー

ああ~、アルゼンチン・・でした。

【総評】
ボデガス・カリア アルタ シラーズ マルベック 2008
Callia Alta Shiraz Malbec 2008

アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン
アルコール度:14%
ブドウ品種:シラーズ70%、マルベック30%

ワインの店ちどり屋の通販で、6本セット5555円、1本あたり926円で購入。

そうですよね・・・完全にニューワールドタイプなんですよね。

ちょっと頼りない感じもあったので価格の判断も迷ったのですが、全体的にまとまりが良いので、高く見積もってしまいました。

ネタバレして飲んでみると完全にニューワールドタイプのまとまり。
濃厚でフルーティで、味わいに甘さを残している。
アルコール度も高くて、

ちなみに今日の晩御飯は、豚肉の青椒肉絲、タラモサラダ、アジの干物。

全部合わないな、こりゃ。

豚肉は、まあ何とか我慢できる範囲。

タラモサラダは、タラコの臭みが出てヒドイ味に・・・

極めつけはアジの干物。
鳥肌がたつくらい、生臭さが強調されます。
お腹こわしそう。

まあ、こんな晩御飯の時に赤ワイン開ける方が間違っているんですけどね。

おつまみにストリングチーズを出してみたけど、いまいち合いません。

牛肉の赤味の焼いたブロック、みたいなものが欲しくなる味ですね。

濃厚フルーティなニューワールドタイプのワインですが、スッキリとした感じもあって、割と好印象。
強い個性はありませんが、ソツなくまとまってて、コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

※モトックスサイトより引用
熟成:オークスティーブ使用、20%のみオーク樽熟成4-5ヶ月(2年目以降)
味わい:フルボディ
飲み頃温度:16℃
コメント:標高630m、アンデスの尾根で産まれるグットバリューなアルゼンチンブレンド。赤系の干しブドウやチェリーのノーズに甘くソフトなタンニン。ふくよかで凝縮感ある納得の1本です。
コンクール入賞歴:(2006)ムンダスヴィニ・インターナショナル・ワイン・アワード 2007 金賞、(2004)モンディアル・ブリュッセル 2005 金賞

2010/03/18

メルシャン ミラージュ 赤 NV

メルシャン ミラージュ 赤 NV
メルシャン ミラージュ 赤 NV

日本:輸入ぶどう果汁・輸入ワイン使用
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、385円で購入。

【外観】
透明感のある明るめのルビー色。
底がはっきり見えるくらいの透明感。
ロゼと赤の中間くらい。
色味は単調で、インクを入れた水のような印象。
輝きも少ない。
粘性は中庸で脚が現れる。

【香り】
ぶどうジュースのようなフルーツ香。
清涼飲料水の印象。
香料のような人工的な香り。
グラスを回しても印象は変わらない。
時間とともに香りはだんだん弱くなる。

【味わい】
ほぼジュース。
アルコールの印象がとても弱い。
口当たりはすっきりしていて爽やかで飲みやすい。
酸味はしっかりしていてフレッシュさを出している。
舌の表面が乾くような印象があり、ギリギリワインらしさを出している。
飲んだ時の渋みはほとんど感じない。
余韻はゼロ。

【総評】
ワインとしては評価出来ないものの、飲み物としてはすっきりと良くまとまってます。
普通の赤ワインだと渋くて飲めないって人も、このワインなら飲めるのでは。

開けて2~3日味が変わらないような印象なので、冷蔵庫に入れておいて、晩酌の時に少しづつ飲むなんて事も出来そうですね。
まあ実際にやってないので、ダメだったら・・・すみません。

難点は、食事合わせるとジュース飲んでるような気分になる事でしょうか。
お腹にたまっていく感じがします。

逆にジュースっぽさが食事を選ばない、というメリットもありそうです。

ワインに合わないメニューNo.1の納豆でも、そこそこいけるかも!(ホント?)

このワイン、ちょっと独特な飲み口で、最初甘さを感じるんですが、フィニッシュが辛口なんですよね。
甘さが口に残りにくい。

なので、次のグラスに手がのびるのかもしれません。
そこまで計算して造るメルシャン・・さすがですね。

ワインが飲みたい、って人には全然薦められませんが、今日はちょっと変わったアルコール飲料で、って人はトライしてみるといいかも。

カクテル飲料くらいの気持ちで飲むと、案外美味しく飲めますね。

※裏ラベルから引用
ミラージュは、冷やして美味しくいただける果実味豊かなワインです。製造工程で酸素に触れるのを最小限に抑える事によって詰めたてのフレッシュな味わいを表現しました。
味の厚み:ライトボディ
渋み:おだやか
飲み頃温度:よく冷やして

2010/03/16

ネダバーグ・リリック ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、シャルドネ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、シャルドネ(南アフリカ:コースタル・リージョン:タイガーバーグ:ダーバンヴィル:08)\950
(2)シャルドネ、トロンテス(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円)

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ネダバーグ・リリック 2008 ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、シャルドネ
【外観】
少し淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
単調な色味で、グリーンがかって、わずかにグレー。
輝きは強めで、艶っぽい。
ディスクは少し厚め。
小さな気泡が多く見られる。
粘性はやや強い。

【香り】
スモーキーで、やや石油香を感じる。
青草香もあり、合わさってちょっとタバコの葉のような印象。
フルーツは柑橘系。
レモンのような印象。
グラスを回すとヴァニラや、シロップのような甘い印象が出てくるが、何か、生くさい香りがふっと混ざる。
石油のような鉱物質な印象は相変わらず強い。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
口当たりはほんのり甘さがある。
酸味は鋭く、強い。
後味は酸味が残り、ジューシー。
アルコール度も高く、ボディも膨らみがある。
余韻も少し続く。

【判定】
淡くグリーンっぽいイエローはソーヴィニヨン・ブランのイメージ。
香りはソーヴィニヨン・ブランっぽさもあるが、いろいろな要素が混ざっている。
何となくシャルドネの香りも感じる。
表現しずらいけど、少し煙っぽいような厚みのある果実香。
味わいも複数ブレンドされているような味わい。
ソーヴィニヨン・ブランのシャープさもありながら、シャルドネの厚みもある、みたいな。
おそらく、ソーヴィニヨン・ブランの単一品種ワインでは無いと思うが、さて、シャルドネ+トロンテスは無いかというと・・結構あるかも。
またブラインドテイスティングの深みにはまってしまった。
少し時間をおいても、嗅ぎ直してみるとしっかりソーヴィニヨン・ブランの印象が感じられる。
石油香に近いような青草香。
となるとやはり、ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネのブレンドだ。

ファイナルアンサー・・・ってところで、あれ?なんか、スカスカになってきて、ソーヴィニヨン・ブランの単一品種の印象が・・
やっぱりこれは、ソーヴィニヨン・ブラン?

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー!

やっちまった!やっぱりソーヴィニヨン・ブランとシャルドネだった・・・

【総評】
ネダバーグ・リリック ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、シャルドネ 2008
NEDERBURG LYRIC Sauvignon Blanc Chenin Blanc Chardonnay 2008

南アフリカ:コースタル・リージョン:タイガーバーグ:ダーバンヴィル
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、シャルドネ

リカーランドトップで、950円で購入。

ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネの組み合わせってあまり無いですが、ギクシャクした感じがするのは気のせいでしょうか。

ちょっとバランスが悪いというか、ちぐはぐな感じがあるというか。

カミさんに価格を聞いたら、780円。
後味が悪いから安い感じ、らしいです。

口当たりは柔らかく飲みやすいワインなんですが、何とも微妙な違和感を感じます。

なんでしょうね?

安い国産のワインをイメージさせるとでもいいましょうか。
ちょっと、つかみどころのない味わいなんですよね。

決定的にマズくは無いのですが、な~んか微妙な味わいのワインです。

2010/03/14

タラス ピノ・ノワール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(2)ピノ・ノワール(米:ヴァン・ド・ペイ・ド・エローのワインをアメリカで元詰:07)\940
(3)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円
(4)シラーズ、マルベック(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

タラス ピノ・ノワール 2007
【外観】
深い透明感のある、鮮やかなルビー。
底が見えるくらいの透明感。
色味は鮮やかで、若々しい。
輝きは少し弱め。
粘性は強めで、脚が長い間残る。

【香り】
赤いフレッシュな果実と、ドライフルーツ。
いやドライフラワーかも。
グラスを回すとなめし革。
少しケミカルさを感じる。
あまりグラスを回すと香りが落ちてくる。
力なく、頼りない香り。

【味わい】
残糖を多く感じる、やや辛口くらいの味わい。
酸味はフレッシュで、ジュースっぽい。
タンニンはほとんど無く、後味はそっけない。
やや苦味が残る。
ボディはライトで、アルコール度は低そう。
というか半分ジュースのような味わい。
余韻は無し。

【判定】
明るい外観はピノ・ノワール。
ローヌの可能性もある。
香りは弱いが、ドライフラワーやなめし革の感じはピノ・ノワール。
味わいは、半分ジュース。
果汁を輸入して国内でワインにするタイプの味わい。
今回のピノ・ノワールはフランス産のワインをアメリカで瓶詰めしているが、まさにそういったタイプの味わい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

なんとも微妙なピノ・ノワールです・・・

【総評】
タラス ピノ・ノワール 2007
Talus Pinot Noir 2007

アメリカ:フランスのヴァン・ド・ペイ・ド・エローのワインをアメリカで元詰
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール85%

リカーランドトップで、940円で購入。

口当たりが良くて、フレッシュでジューシー、カジュアルなピノ・ノワールです!
ってのが、アピールポイントになるんでしょうけど、ワインとしてどうなの?って感じの完成度です。

半分くらいジュースの印象。
ワインライクなアルコール飲料って感じ。

香りは弱いながらも、ちゃんとピノ・ノワールの特徴があるんですが、飲み口はほぼジュース。

口当たりは良くて後味もスッキリしているので、飲み物としては良くまとまってます。

渋いワインが苦手な人にとっては美味しいワインでしょうね。

ただ、ワインを飲み慣れている人にとっては・・・やっぱりジュース?

少なくとも私は、人には薦めませんね。
休日に開けるとちょっとがっかり、って感じ。

今日の晩ご飯は餃子だったのですが、試しに合わせてみると、ワインの甘さが気になります。

このジュースっぽさが料理に合わせるには難しいかも。

ファストフードみたいなものだと問題ないのかもしれませんね。
ハンバーガーとか良く合うのかも。

ずーっと印象が変わらなくて、ずーっとジュースを飲んでるような感じで、なんだかそろそろ飽きてきました・・・

パーティでおつまみと一緒に飲むようなタイプのワインですね。

「世界のバリューワイン」発売記念 厳選6本セット

知り合いからの紹介で、ワインガイドブック「世界のバリューワイン」発売記念!バリューワイン厳選6本セット、を申し込みました。

「世界のバリューワイン」は、ワイン評論家ロバート・パーカー氏が主要産地の美味・低価格の「バリューワイン」のみを厳選したガイドブック・・・だそうです。
ちょっと面白そうですね。

ワインの帝王ロバート・パーカーが薦める世界のベスト・バリューワイン
単行本: 623ページ
出版社: 早川書房 (2009/11/25)
商品の寸法: 18.4 x 11.6 x 4 cm

新書版程度のサイズですが、厚さが4cm!
623ページって、ほとんど辞書です。

そのガイドブックに掲載されている「バリューワイン」から今回のセットに選ばれたのが以下の6本。

【1】ルスティコ ニーノ・フランコ スパークリング 辛口


タイプ:スパークリング 辛口
原産国:イタリア
ブドウ品種:プロセッコ
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2982円
楽天ショップ価格:
ニノ・フランコ・ルスティコ・プロセッコ・ディ・ヴァルドビアデネ 税込 2,079 円 送料込

【2】ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ


タイプ:白 辛口
原産国:フランス
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
パーカーポイント:88点
市場参考価格:1932円
楽天ショップ価格:
ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン・ブラン [2008] 税込 1,554 円 送料別

【3】ヴァージン・シャルドネ トレヴァー・ジョーンズ



タイプ:白 辛口
原産国:オーストラリア
ブドウ品種:シャルドネ
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2100円
楽天ショップ価格:
トレヴァー・ジョーンズ・ヴァージン・シャルドネ 2008 税込 1,974 円 送料別

【4】デルタ・ヴィンヤード ピノ・ノワール



タイプ:赤 フルボディ
原産国:ニュージーランド
ブドウ品種:ピノ・ノワール
パーカーポイント:90点
市場参考価格:2510円
デルタ・ヴィンヤード・ピノ・ノワール 2008 税込 2,184 円 送料別

【5】プラン・ペゴー ドメーヌ・デュ・ペゴー


タイプ:赤 フルボディ
原産国:フランス
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、メルロー
パーカーポイント:88点
市場参考価格:2625円
楽天ショップ価格:
プラン・ペゴー [2007] ドメーヌ・デュ・ペゴー 税込 1,869 円 送料別

【6】ウッドカッターズ・シラーズ トレブレック


タイプ:赤 フルボディ
原産国:オーストラリア
ブドウ品種:シラーズ
パーカーポイント:89点
市場参考価格:3150円
楽天ショップ価格:
ウッドカッターズ・シラーズ[2007] トレブレック 2,600円 (税込) 送料別

6本で、10500円。
我が家的には、ちょっとお高めですが、まあいい機会なので申し込んでみました。

ちなみに・・楽天価格で合計すると・・12260円。
結構お得かも。 ( ̄ー ̄)ニヤリ・・

ちなみにこのワインセット、株式会社ミレジムさんが扱ってます。
多分この会社→http://www.millesimes.co.jp/

興味のある方は自分で調べてね。

平成22年度 ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 呼称資格認定試験

ワインエキスパートバッジ
本年度の呼称資格認定試験のスケジュールが発表になりました。

■平成22年度 呼称資格認定試験 日程

募集要項配布期間:平成22年4月26日(月)~7月9日(金)

申し込み締め切り:平成22年7月16日(金)

第一次試験:平成22年8月23日(月)

第二次試験(ワインアドバイザー・ワインエキスパート):平成22年9月20日(月)祝日
第二次試験(ソムリエ):平成22年10月4日(月)


試験日程を見ていると、受験当時を思い出して身が引き締まる思いですね。

大変でしたけど、目標に向かって勉強していた日々は、充実感がありました。
私も2年後のシニアワインエキスパート試験に向かってそろそろ準備しなければ・・(汗)

応募要項等のお問い合わせは日本ソムリエ協会まで。

http://www.sommelier.jp/

ワインエキスパート 呼称資格認定試験とは
ワインエキスパート 呼称資格認定試験の流れ
ワインエキスパート 呼称資格認定試験:かかる費用
ワインエキスパート 呼称資格認定試験:勉強方法

2010/03/13

カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ・ロゼ 2009

 
カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ・ロゼ 2009
Casillero del Diablo Shiraz Rose 2009

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

リカーランドトップで、1350円で購入。

【外観】
赤味の強い、鮮やかな、濃いロゼ。
少し青みがかった、紫っぽい赤。
薄い赤ワインくらいの濃い色合い。
輝きは強めで、宝石のような輝きがある。
フチは無色で、ディスクはやや厚い。
粘性も強く、脚が後からゆっくり降りてくる。

【香り】
フレッシュな赤い果実。
少しキャンディっぽいさもある。
香りはそれほど強くない。
グラスを回すと醗酵香が立ってくる。
フレッシュなフルーティさが主体だが、少しスパイスの印象も香る。
素直で爽やかな印象。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
酸味はしっかりしていて、後味はジューシー。
ほんのり苦味があり、ワインに爽やかさを与えている。
ボリューム感はあまりなく、小さくチャーミングにまとまっている。
アルコール度は13.5%あるが、それほど強く感じない。
フルーティで、カジュアルなまとまり。
余韻は少し続く。

【総評】
我が家的にはとても評判のいい、カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズのロゼです。

シラーズの赤は、「濃くて強いんだけど、チャーミングな味わい。フルーツ感がとても強くて、誰が飲んでも美味しいって言いそうなワイン。」でしたが、このロゼも同じ傾向です。

もちろん、ロゼなので「濃く」はないのですが、一般的なロゼと比べると濃い色合いです。

この濃い色合いが影響しているのかどうか分かりませんが、フルーツ感がこのワインの最大のアピールポイントですね。

カジュアルですっきりしたフルーツ感がとても好印象。

今は、伝統的産地でも「フルーツ感」というキーワードが最大のテーマなのではないでしょうか。

カッシェロ・デル・ディアブロ・シリーズの持っている、すっきりしたフルーツ感は、伝統産地もなかなか真似できない強みじゃないかと思いますね。

ホントにこのシリーズ、アルコール度が強いのに、グイグイ飲んじゃいます。
で、気がつくとすっかり酔っぱらい。

フルーツ感が実にチャーミングなので、気が緩んでグラスをどんどん空けちゃいます。

ニューワールドワインのお手本ではないでしょうかね。

グラスに入れて時間がたつと、フルーティさが薄れてきますが、ワイン自体がしっかりしているので、また違う香りと味わいを楽しめます。

ロゼに良くある酵母のような旨みの印象と、フルーツやスパイスが混ざった深みのある香り。

残り少なくなったグラスにも、カラメルのような甘い香り、フルーツ、フローラルの印象が残ります。
アルコール度が高く、しっかりしたボディだからでしょうか。

1000円台前半のワインとは思えない良さがあります。

カミさんに価格を聞いたら、1890円。
ロゼなのでちょっと高めと思ったみたいですが、最近はロゼも手頃な価格で手に入るようになりましたね。

すっきりとしたフルーティなロゼが楽しみたいなら、このワインはピッタリです。

■楽天ショップへのリンク

チリNo.1ワイナリーが造る初のロゼワイン!!カッシェロ・デル・ディアブロ・シラーズ・ロゼ[2008]税込 1,365 円) 送料別


■関連情報(カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズ)

タマラ ホワイト 2002

タマラ ホワイト 2002
タマラ ホワイト 2002
TAMARA WHITE 2002

ポルトガル:中南部リバテージョ地方
アルコール度:12%
ブドウ品種:トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス

リカーランドトップで、1180円で購入。

【外観】
琥珀がかった、オレンジ色。
ほとんどワインの色ではなく、ブランデーの印象。
ディスクは普通、粘性はやや弱め。
かなりの熟成感を感じる色合いで、色調は複雑。
輝きは弱め。

【香り】
シェリーの香り。
酒精強化された、酵母の印象。
紹興酒のようなオリエンタルスパイス。
グラスを回すとナッツの香り。
空気に触れさせると、シェリーっぽさも少しやわらぐ。
でも見た目と香りは、ほぼシェリーのオロロソ。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
強い熟成感を感じる、少し収斂性のある口当たり。
酸味は程よくあるが、酸化している印象も感じる。
シャリーほどでは無いが、アルコール度は高めに感じる。
当たり前だけど、酒精強化はされてないみたい。
苦味も少しあり、全体を渋めに締めている。
余韻はやや長めに続く。

【総評】
ちょっとびっくりな熟成感のあるワイン。
ほとんどシェリーの印象です。

木下インターナショナルさんのサイトより引用
▼醸造
葡萄収穫後、即座に搾汁され16℃に温度コントロールされたステンレスタンク内で発酵を実施。約1年間のタンク内熟成後、ボトリング。
▼味わい
輝く明るい麦わら色、フルーティーでフレッシュ、爽やかな白ワイン。
▼料理との相性
前菜、サラダや魚介料理全般
▼適温
10℃前後

なんだか、高温の環境に放置されて、こうなってしまいました・・・的な味わい。

輸入業者の解説からはステンレスタンク醗酵のフルーティでフレッシュなワインですが、今ここにあるワインは、シェリーのような熟成感を持った、重厚な?味わいのワインです。

明らかに傷んでいる、ってほどではありませんが、なんとも微妙な飲み口。
この過度な熟成感をどう捉えたらいいものやら、って迷います。

でも、ゲテモノ好きな人なら意外と楽しく飲めるかも。

ワインとしてはハズレなんですが、ちょっとクセのある味わいがなかなか面白いなんて思ったりして・・・

ボトリングから7年ですが、普通ここまで熟成感は出ませんね。

これはブドウ品種の特性なのか、それともポートワインと関係のある、独特な製法なのでしょうか?

普通のフレッシュな白ワインを期待すると明らかにハズレなのですが、これくらいの熟成感のあるワインを飲む文化も十分考えられます。

ほんの20年くらい前のお酒は、強烈な味と香りで、その味に慣れないと本当の美味しさが分からないという時代もありましたからね。

そう考えると、ちょっと傷みかけたくらいの熟成感のワインを楽しむ、という文化も普通にあると思います。

しかしこのワイン、飲めば飲むほど面白いですね。
すっかり、オロロソを飲んでいるような気分です。

香ばしい熟成感なんですよね、ナッティとでも言いますか。

今時珍しい、強いクセと特徴を持ったワインに出会った感じがします。

ポルトガルの頑固なおっちゃんが、酒場で渋い顔をしながら飲んでる、といったビジュアルが目に浮かんできますね。
「最近のワインは飲めたもんじゃない、ありゃジュースだ。」なんて言いながら。

今日の晩ご飯は、かに玉、ポテトサラダ、オニオンリング。

ちなみにポテトサラダにはバッチリ。

メインディッシュの、かに玉にも微妙にフィット。

オニオンリングも、香ばしいつながりで良く合いました。

辛口なのと、フルーティさが少ない部分が食事に合わせやすいのかもしれません。

まあ、なかなか楽しめるワインではあるものの・・・あらためて評価すると、人におすすめ出来るようなコンディションではないかな。

たまにはこういったワインもまた楽しい、って事で。

2010/03/10

サンティアゴ シャルドネ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(2)シャルドネ、トロンテス(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円)
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー:NV)\398(通常価格498円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サンティアゴ シャルドネ NV
【外観】
明るめでグリーンがかったレモンイエロー。
色味は単調で彩度が低く、ややグレーっぽい。
輝きは弱めで、大人しい。
ディスクは薄く、粘性は弱い。

【香り】
グレープフルーツのようなやや苦味を感じさせる柑橘香。
スモークっぽさと、醗酵香。
グラスを回すとミネラル。
さらに南の果実を思わせる甘い果実香が出てくる。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
とてもライトな味わい。
やや水っぽさを感じる。
酸味はしっかりしているがやや収斂性がありエグミを伴っている。
アルコール度は低めで、後味は酸味が残りジューシー。
ほんのりとした甘みとフルーティさを持っている。
軽くまとまっているが、バランスはあまり良くない。

【判定】
淡く、輝きの少ない外観からは安いテーブルワインをイメージさせる。
香りはフルーツの印象と、醗酵香やミネラル、ややスモーキーなところはシャルドネの印象。
味わいは軽く、安いテーブルワインのイメージ。
価格の印象も大体500円くらい。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ピンポン

価格を考えると十分な味わいのシャルドネです。

【総評】
サンティアゴ シャルドネ NV
SANTIAGO CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティのセールで、398円で購入。
通常価格は、498円。

最初は水増ししたような味わいでしたが、飲み進むと気にならなくなります。
シャルドネらしさがしっかり出ているので、シャルドネ主体だけど他に沢山混ざってない?みたいな不信感は感じません。

498円のワインとしては、十分な品質ではないでしょうか。

最初は甘みを感じましたが、グイグイ飲むと、結構辛い、硬派なワインですね。

軽くて辛口なので、普段の食事にも良く合います。

マヨネーズ味のマカロニサラダなんてバッチリですね。
チューハイ的、とでもいいましょうか。

バタピーがあったので合わせてみたら、これもバッチリ!
完全にビール、焼酎の替りになれるワインです。
まあ、そういう需要があるかどうかは別にして・・・

結構いいですね、このワイン。

最初に感じた微妙なバランスの悪さも飲み進むと気にならなくなります。

とても軽いのですが、香りや味わいはしっかりとしたワインらしさがあります。

498円の価格帯のワインの中でも、まとまりはトップクラスではないでしょうか。

ちなみに、このワイン・・・酔っ払います。
とても軽くて、11.5%くらいのアルコールの印象なんですが、実は13%もあるんですね。

味わいはデイリーですが、アルコール度はデイリーじゃありません。
グイグイ飲めるので、気がつくとヤバイ感じです。

今日の晩ご飯のメインディッシュは鶏肉と野菜の炒め物。
塩味ベースの中華風です。

あっさりとした炒め物ですが、これもOK!

なんだかとてもフトコロの深いワインですね。
というか、すでに酔っ払っているかも、オレ。

食事が入るとぐんぐん良くなってきました。

フレッシュさとフルーティさと甘さが、とても絶妙!
苦味もしっかりあって、それも良い方向に効いてます。
食事を選びませんね~、こりゃ良いワインだ。

第一印象は悪かったけど、いつのまにか友達、みたいな。

優秀なワイン、という訳ではありませんが、何だかとても気に入ってしまいました。

クレール・ド・シュッド カベルネ・ソーヴィニヨン 2008

 
クレール・ド・シュッド カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
COULEURS DU SUD Cabernet Sauvignon 2008
クレール・ド・シュッド カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ファミリーマートで、ハーフボトル525円で購入。

【外観】
深い透明感のある、濃いルビー。
色合いは黒っぽく落ち着いている。
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
ディスクは薄く、粘性は弱め。
雫に色素が残る。

【香り】
黒い果実。
加熱されたフルーツ。
グリーン系の爽やかさを感じるスパイス。
グラスを回すと赤身の肉のような動物香。
ケミカルな薬箱のような印象も少し。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
酸味は柔らかいが、しっかりしている。
タンニンは思いのほか強め。
軽い飲み口ながら、後味は強めな印象。
アルコール度は低い。
余韻は短い。

【総評】
ライトで飲みやすいカベルネ・ソーヴィニヨンですが、しっかりしたタンニンが味を引き締めてます。

最初ライトな飲み口で、飲み終わりが少し重くなり、余韻はちょっと頼りない、というちょっと不思議なリズム。

香りにクールな爽やかさがあったので、飲み口もスッキリした印象があるかと思いましたが、意外と鈍調な飲み口ですね。
悪く無いんだけど、微妙にイマイチ感がただよいます・・・

このイマイチ感は、ちょっと温度が高めかもしれないので、少し冷やしてみることに。

温度が下がると、最初の口当たりが良くなりました。
でも、後味が頼りない感じに・・・

カベルネ・ソーヴィニヨンらしい男性的な部分を持ちながら、いざとなると情けない・・・みたいな。

でも、キャラクターとしては憎めない良さもあります。

渋みが強く、どちらかと言うと男性的な味わいなのですが、チャーミングなフルーティさも持っているワインですね。

ただ、メルローの持っている自然なフルーティさと違って、カベルネ・ソーヴィニヨンのフルーティさって、なんだか無理してるような印象を受けてしまいますね。

結局、最後までギクシャクした印象が続きました。

何とも評価の難しいワインですが、品質は悪くないと思います。

2010/03/07

ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(2)ピノ・ノワール(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(4)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ ルウ ペール エ フィルス ブルゴーニュ 2008
【外観】
やや落ち着いた色調の、透明感のあるルビー。
かなり透明感があり、底がはっきりと見えます。
色はほんのりオレンジっぽさを感じますが、若い印象です。
ディスクは薄め。
粘性はやや強めで、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
パンの酵母の香り。
ドライフラワー。
赤系の果実。
なめし革。
グラスを回すと赤身肉のような動物香。
スパイシーさもある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強く、収斂性を感じる。
タンニンは細かいがしっかり渋い。
舌の表面が乾くような後味。
アルコール度は少し高そう。
ミディアムボディで、しっかりとした芯がある。
余韻は細く続く。

【判定】
明るい透明感の外観からはピノ・ノワール。
香りもドライフラワーやなめし革でピノ・ノワール。
味わいもちょっと神経質なまとまりがなんともピノ・ノワール。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

これだけ明るいとピノ・ノワール以外の選択肢は無いですね。

【総評】
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ 2008
ROUX PERE & FILS BOURGOGNE 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5&
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1280円で購入。

最初はとっつきにくい、ブルゴーニュらしい神経質さ。
酸っぱくて、渋い。

でも時間とともに角が取れてきて、繊細さが出てきます。
やや舌にのこる収斂性のようなものがありますが、それほど気になりません。

とっても軽いピノ・ノワールですが、しっかりした香りと味わいがあるので、水っぽさはありません。
最初に感じた酸っぱくて渋い感じも穏やかになってきます。

すいすい飲めて、じんわり美味いって感じ。
なかなか良いワインです。

ちょっとクールですっきりとした口当たりと、キレイな後味。
家庭料理にもちょうどバランス良く合いそう。

かなり安いブルゴーニュで、それなりに軽いワインなのですが、ブルゴーニュの魂はしっかりとある感じ。
しかもその軽さが良い方向で活きてます。

繊細な果実味もいいですね。
押し付けがましい果実味ではなく、控え目で優しい果実味。

濃いワインが主流になる中、このような軽くて味わい深いワインを造れる生産者は貴重ですね。

この価格でこの品質だったらリピートしたいワインです。
同じ生産者の別の銘柄を飲んでみたいですね。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ピノノアール 税込 1,890 円 送料別

鮮やかな輝きのあるルビーカラー。ラズベリーやチェリーなどのチャーミングな果実香。タンニンはソフトで穏やか。
タンニンはソフトで穏やか。酸味はバランスが良くスッキリと心地よい。果実味は上品でタンニン、酸味と上手く調和し、繊細でしなやかなワインに仕上がっています。上質のピノノアールの特徴が十分表れております。

ソムリエナイフのスクリューが折れてしまいました。

 

この間、ワイングラスを子供が割ったばかりなのに、今度はカミさんがソムリエナイフをへし折ってしまいました。
(≧o≦) なんてバカヂカラ!

へし折ったソムリエナイフはこれ →

ヘンケルのシンプルなソムリエナイフで、確か10数年前に6000円くらいで買ったものです。

買った当時は角ばってて使いづらかったけど、今ではすっかり馴染んできてたのに・・・とほほ。

とはいえ修理するようなものでも無いので、何を買おうか、調べてみました。

ちょうど、ソムリエ協会の機関誌、2009年11月号で、トップソムリエ4人の座談会でソムリエナイフの話題が出てましたね。
日本を代表するソムリエ、阿部誠氏、佐藤陽一氏、石田博氏、中本聡文氏の4名。

その記事によると、まず最初に手にしたソムリエナイフは、阿部誠氏、石田博氏、中本聡文氏の3名が「ヘンケル」。
佐藤陽一氏は、「ボーリュー・ヴィンヤード」のものだそうです。

現在使っているソムリエナイフは、佐藤陽一氏は「ドルフィン」と、「デュリック」。
刃の長い「ドルフィン」でキャップシールを開けて、「デュリック」でコルクを開けるとのこと。

中本聡文氏は、「シャトー・ラギオール」のオーソドックスなモデル。

石田博氏は、いろいろ使っているが、「デュリック」が軽くてお気に入り。

阿部誠氏は、「シャトー・ラギオール」の田崎モデル。

ちなみにこの対談、すごく面白い!
キャップシールを開ける、という動作ひとつにもそれぞれのこだわりとプロの哲学があります。
ソムリエ協会機関誌については、ソムリエ協会までお問い合わせを。
http://www.sommelier.jp/

それにしても、シャトー・ラギオールはとても高くて買えません。
楽天で調べても20000円~30000円くらいします。


シャトー・ラギオール ソムリエナイフ/SS300TA:田崎スペシャル 21,000円 (税込) 送料別


シャトーラギオール オールステンレスSS200ST 税込 17,010 円 送料別

で、デュリックはどのくらいかというと、なかなか手頃な価格。


世界最高レベルのソムリエナイフ ドゥルック ゴールドリベット 5,355円 (税込) 送料別


世界最高レベルのソムリエナイフ ドゥルック サテン 4,011円 (税込) 送料別
こりゃ、なかなかいいかも。

ついでにドルフィンも調べてみると。

ロングコルクも一発で抜けるSCIP社製ソムリエナイフ ドファン ナチュラル 6,972円 (税込) 送料別
形はなかなかカワイイ感じ。

機能と価格を考えるとデュリック(ドゥルック)かな~。

仕上げがいろいろあって悩みます。
大きく分けて、リベットが見えるタイプと見えないタイプ。

リベットが見えるタイプで一番安いのが、3,213円。
つや消しヘアラインのサテン仕上げが、4,011円。
リベットがゴールドのアクセントになっているタイプが、5,355円。

またリベットが見えないタイプで一番安いのが、4,914 円。
シルバー仕上げの一番高いのが、8,925 円です。

楽天で買うと、Wine Accessories Creationさんしか扱ってないみたいですが、送料が5250円から無料。

一番手軽な感じのサテン仕上げだと4,011円なので、送料600円かかって4611円になっちゃいますね。

一番欲しいのがリベット無し仕上げで4,914円。
ぎりぎり送料かかってしまうので、合計5514円、う~ん悩む。

そうだ!
他のワインアイテムも買ってしまおう。

ワインを拭くクロスが欲しかったんですよね。

・rezi グラスクリーニングクロス 1,071円 (税込) 送料別
・トレシー 1,155円 (税込) 送料別
・ザ・グラスふきん 1,617円 (税込) 送料別

の3つからチョイス。
レヴューを見てると、reziのやつが一番使いやすそうですね。
色はイマイチだけど。

ドゥルック リベット無し 4,914円。
rezi グラスクリーニングクロス 1,071円。
合計:5985円。これで送料なし!

でも、この間ワイングラスを買ったばかりなのに、6000円近い出費は痛いな~。
ちょっと悩む事にします・・・(´・_・`)・・・

春のおすすめロゼワイン特集

 
春の息吹を感じる今日この頃。
ちょうどロゼワインが美味しく感じる時期ですね。
お花見にもぴったりのロゼワイン、いままで飲んだものをまとめてみました。


■気軽に楽しめるカジュアルなロゼ

デュオ・ミティーク ロゼ 2008デュオ・ミティーク ロゼ 2008
DUO MYTHIQUE ROSE 2008


フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ

リカーランドトップで、特売980円で購入。(参考小売価格:1100円)

とても素直な味わいで、風を感じるような爽やかさがあります。
外で飲むのにぴったりかも。

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コノスル メルロー ロゼ ヴァラエタル 2008コノスル メルロー ロゼ ヴァラエタル 2008
Cono Sur Merlot rose 2008


チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

ワイナリー和泉屋の通販で、6本セット4180円、1本あたり697円で購入。

とてもコストパフォーマンスの高いロゼワイン。
幅広い料理に合いそうです。

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フロンテラ メルロー・ロゼ NVフロンテラ メルロー・ロゼ NV
FRONTERA MERLOT ROSE NV


チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、680円で購入。

軽い赤ワインに近い、濃いロゼワイン。
スモーク香がちょっと気になりましたが、コストパフォーマンスはバツグンです。

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ポール・ヴァルメラス ロゼ 2008ポール・ヴァルメラス ロゼ 2008
PAUL VALMERAS ROSE 2008


フランス:ラングドックルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー
アルコール度:11・5%
ブドウ品種:不明

ジャスコで、580円で購入。

とても軽いロゼですが、その分料理に合わせても邪魔しません。
平日に気軽に開けられるロゼですね。

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アルティーガ・フステル ミローネ ロゼ 2007アルティーガ・フステル ミローネ ロゼ 2007
Artiga Fustel Mirone Rose 2007


スペイン:アラゴン州:カンポ・デ・ボルハD.O.
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ

ワインの店ちどり屋の通販で、6本セット3,880円、1本あたり647円で購入。

低価格ながらしっかりしたボディのロゼ。
休日に開けるロゼとしても十分ではないでしょうか。

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ボルゲス ガタオ ロゼボルゲス ガタオ ロゼ
BORGES GATAO ROSE


ポルトガル:トラズ・オス・モンテス地方:
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:樹齢30年~40年のトウリガ・フランカ種、モウリスコ種

伊勢丹で、1050円で購入。

とにかくラベルがかわいい!
ロゼワインとしてもしっかりしているので、お土産に最適です。


■品質は間違い無しのボルドー・ロゼ

ル・ロゼ・ド・スータール 2007ル・ロゼ・ド・スータール 2007
Le Rose de SOUTARD 2007


フランス:ボルドー地方:ボルドー・ロゼAC
アルコール度:
ブドウ品種:メルロー 70% カベルネ・フラン30%

リカーランドトップで、1150円で購入。

サンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセ、シャトー・スータールのロゼです。
1150円で買いましたが、この価格は何かの間違いですね。
2000円弱はするワインだと思います。

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ラ・ロゼ・ド・パヴィ 2004ラ・ロゼ・ド・パヴィ 2004
La Rose de Pavie 2004


フランス:ボルドー地方:ボルドー・ロゼAC
アルコール度:14%
ブドウ品種:メルロー・カベルネフラン・カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、1780円で購入。

サンテミリオンの第1特別級シャトー・パヴィと同じブドウから造られるロゼ。
品質は間違いありません。
ボルドーらしい品格を感じる、美味しいロゼワインです。


■ロゼの王道、プロバンスとタヴェル

コート・ド・プロヴァンス アライス ロゼ 2006コート・ド・プロヴァンス アライス ロゼ 2006
Cotes de Provence Alais Rose 2006


フランス:プロヴァンス地方:コート・ド・プロヴァンスAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、サンソー、シラー

リカーランドトップで、1860円で購入。

やはりロゼといえば、プロヴァンス。
南の地方らしいおおらかさと、深い味わいのあるロゼです。

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E.ギガル タヴェル ロゼ 2006E.ギガル タヴェル ロゼ 2006
E.GUIGAL TAVEL ROSE 2006


フランス:コート・デュ・ローヌ地方:南部地区:タヴェルAC
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ 50%、サンソー30%、クレーレット10%、シラー5%、その他5%

リカーランドトップで、2560円で購入。

タヴェルといえばロゼの王様。
ギガルといえば、コート・デュ・ローヌの王様。
なんというか・・ワインの本質を知っているロゼワインだと思います。(やや意味不明?)


■繊細な味わいのブルゴーニュ・ロゼ

ブルゴーニュ・ロゼ サクラ 2008 ドメーヌ・シュヴロ(パヴロ&カオリ)ブルゴーニュ・ロゼ サクラ 2008 ドメーヌ・シュヴロ(パヴロ&カオリ)
Bourgogne Rose Sakura 2008 Domaine Pablo et Kaori Chevrot


フランス;ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、在庫処分1200円で購入。

お花見の時期に飲みたい、個性的なロゼワイン。
通常価格で買うとちょっと高いですけどね。


■優しい味わいの国産ロゼ

シャトー・メルシャン ももいろメルロー 2007シャトー・メルシャン ももいろメルロー 2007
Chateau Mercian Momoiro Merlot 2007


日本:山梨県甲州市:勝沼町
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:長野産メルロー76%、山梨産マスカット・ベリーA24%

リカーランドトップで、1480円で購入。

お花見にぴったりのライトなロゼ。
フランクフルト、焼きそば、たこ焼き、なんでもいけそうです。

2010/03/06

フロンテラ メルロー・ロゼ NV

 
フロンテラ メルロー・ロゼ NV
FRONTERA MERLOT ROSE NV
フロンテラ メルロー・ロゼ NV
チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、680円で購入。

【外観】
赤味の強い、やや濃いロゼ。
明るい赤ワインに近く、クラレットって感じ。
色味は青さのある赤、やや紫っぽい。
輝きは強く、キレイなルビー。
粘性は弱め。

【香り】
煙っぽい、スモーク香。
グラスを回すと醗酵香が出てくる。
やや刺激的な香りで鼻をつく。
赤い果実のような香りがあるが、重い樽の影響に隠れている。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
酸味はおだやかだが、割と強めでフレッシュ感がある。
喉の奥に残るエグ味がある。
全体的にやや甘さを感じる、
ボディは軽く、カジュアルで飲みやすい印象。

【総評】
完全に赤ワインよりのロゼですね。
樽の影響が強く、飲んだ後にも口にスモーク香が残ります。
それほど樽の印象は気にならない方ですが、飲み進むとどうなるか、気になりますね。

香りもスモークの印象が強いですが、少し時間をおくと、クランベリーって感じの赤い果実の香りが表に出てきます。

飲み進むとスモーク臭も気にならなくなってきました。

ジュースっぽいカジュアルなロゼなので、スナックとか、ピザに合いそうです。

ちなみに今日の晩ご飯はトマト鍋だったのですが、にんにく、トマト、チーズにぴったりですね。

安いワインですが、強さを持っているワインなので、フルーツソース入りのチョコレートなんかも、意外といけるかも。
ただ、ちょっと酸っぱくなりますね・・・というか、やっぱりチョコレートはダメかも。

気軽に飲めるロゼという点では、合格点ですね。

こういった低価格なロゼが普及すると、合わせる料理の幅が一気に広がります。

安くて美味しいワインを届けてくれる、チリ。
感謝の気持ちも込めて、少しでも地震の手助けをしたいと思います。

■関連情報(フロンテラ)



■楽天ショップへのリンク

コンチャ・イ・トロ フロンテラ メルローロゼ 税込 670 円

※サイトより引用
日本で一番売れている(食品産業新聞2009/2/6より)チリワイン、コンチャイトロ。鮮やかなピンク色。イチゴやラズベリーなどのあかい果実の香り。やや辛口ロゼワインです。  
香り:カシスの香り、
合う料理:肉料理や海鮮料理 なににでもよくあいます。
飲み頃温度:やや冷やす
こだわり度:一度は飲んでほしいワイン、お値打ちワイン

シャトー マルジョス 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:06)\2080
(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー マルジョス 2006
【外観】
中庸な濃さのグリーンがかったイエロー。
輝きは普通レベル。
単調でシンプルな色味。
ディスクは厚め。
粘性は高い。

【香り】
パイナップル。
カリン。
ミネラル。
グラスを回すと、蜂蜜やシロップ。
酵母のような印象。
香りは厚く、ボリューム感がある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強く、やや収斂性のような感じがある。
割と厚みのあるボディ。
アルコール度は強く、お腹が熱くなる。
後味はややカルピスのようなエグ味が残る。
ちょっと強めの苦味がある。
余韻は短い。

【判定】
先日の小飼一至会長のセミナーで、ブラインドテイスティングはずばり当てないと意味がない、という話がありました。
これから、直感的に感じた銘柄品種を分析前にあげておく事にします。

まずこのワインの直感的な印象は、ボルドーブラン。

外観からはまだ少し若さを感じる。
この中からいくと、ポルトガルが落ちる。

香りの印象は、まず南国系の果実。
その後、グリーン系の香りが出てきた。
単調な色味の外観からは単一品種かと思っていたが、香りはソーヴィニヨン・ブランとセミヨン。
ヴァニラも香り、新樽の影響も感じる。

味わいは、酸味と苦味のバランスがソーヴィニヨン・ブランっぽい。

といってもシャルドネもまだ捨てがたいものがある。
完全にボルドーという認識で進んできたが、一旦シャルドネよりの見方をしてみる。
香りは、だんだん樽の影響が強くなってきて、品種の特定は難しくなってくるが、樽熟成のシャルドネの印象ではない。
味わいは・・・う~ん、シャルドネっぽくもある、んですよね。
まただんだん分からなくなってきた・・

総合的な印象はやはりボルドーブランだな。

ファイナルアンサーで、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル
で、ピンポン

厚みのあるボルドー・ブランです。

【総評】
シャトー マルジョス 2006
CHATEAU MARJOSSE 2006

フランス:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル

町田の蔵屋さんで、2080円で購入。

フレッシュで、グレープフルーツのような味わいながら、しっかりとした骨格をもっているボルドー・ブラン。
ボルドー・ブランというと、樽の影響が強いものが多いですが、このワインはフレッシュ感が強く、アントル・ドゥー・メールらしい味わいです。

それでいて、静かな力強さを持ってますね。

グラーヴやメドックの上質なボルドー・ブランと比べるとカジュアルな印象ですが、まあどこに出しても恥ずかしく無いまとまりでしょうか。

2000円を超える価格ですが、まあそれなりの品質。
また買いたいかというと・・・やや微妙。

カミさんに値段を聞いてみたら、1280円。
確かに、良いワインなのですが、印象がずっと変わらず、やや単調な味わいなんですよね。

良いワインですが、プラスアルファの魅力が欲しいかも。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・マルジョス ブラン(白)1,730円 (税込)

※サイトより引用
シャトー・マルジョスの所有者ピエール・リュルトン氏は、シャトー・シュヴァル・ブランの醸造責任者です。彼はこのシャトーの複雑な畑の土壌に惚れ込み、ワインを造り出しています。淡い黄金色、トロピカルフルーツと白い花を思わせる香り、フレッシュで果実味と酸味のバランスの良い白ワインです。
ラベルが少し汚れております。

キュヴェ・アマンディエ ブラン 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円
(3)ユニ・ブラン、コロンバール(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:08)\850
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー:NV)\398

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

キュヴェ・アマンディエ ブラン 2008
【外観】
淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
ややグレーっぽさもあり、彩度が低い感じ。
輝きもほとんどなく、やや艶っぽいってくらい。
ディスクは薄く、粘性も弱い。

【香り】
酵母のような醗酵香。
ミネラル。
グレープフルーツのような柑橘系。
グラスを回すと青草香。
やや石油香も混ざる。
炭酸のニュアンスとヴァニラが少し。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
絞ったグレープフルーツのようなフレッシュな酸味。
ボディはスレンダーで軽く、シャープ。
まるでグレープフルーツのような苦味。
後味は、酸味が強くジューシーな印象。
余韻はほとんど無い。

【判定】
外観からは、やや低価格なワインの印象がある。
香りは青草香とグレープフルーツで、まさにソーヴィニヨン・ブラン。
味わいもシャープな酸味とグレープフルーツのような苦味はソーヴィニヨン・ブラン。
これは「ソーヴィニヨン・ブランです。」って味に書いているようなワイン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー!!

え~、ユニ・ブラン、コロンバール・・・

【総評】
キュヴェ・アマンディエ ブラン 2008
CUVEE DES AMANDIERS BLANC 2008

仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ユニ・ブラン 50%、コロンバール 50%

リカーランドトップで、850円で購入。

また自信たっぷりの解答を外してしまいました・・・とほほ。

ワインを飲みつけていたら、ほとんどの人がソーヴィニヨン・ブランと間違えるのでは・・

確かにチリのソーヴィニヨン・ブランにしては、力が弱く繊細な感じ。
1000円近いワインとしたら、やや力不足な印象です。

あとはアルコール度も低いので、ニューワールドのワインでは無いですね~、これは。

かといって、ユニ・ブラン、コロンバールと言われると、それはそれで、え~、って感じです。
この2品種って、大量生産の低価格ワインに良くある組み合わせですが、結構雑なバランスのものが多いですよね。
あえて、銘柄は言いませんが。

それらのワインと比べると、ひとクラス上のまとまりです。

あまり上質とされていないブドウ品種を、造り手の努力でで引き上げた、というイメージでしょうか。

でも飲み進んでいくとちょっと印象が変わってきます。

飲んだ体から上がってくる匂いは、ちょっと高貴品種とは違うかもしれません。
ちょっと誤解を恐れずに言うと、焼酎みたいな感じ・・・
アルコールの印象が強いというか。

やや水ぽい軽さはあるものの、飲み口はとても素直で、後味も良く、繊細にバランスよくまとまっていると思います。
でも、何となく素性の悪さ(ちょっと言い過ぎ?)を感じるんですよね。

価格帯の印象も600円~800円くらいでしょうか。

良いワインなんですけどね~。
なんでしょうね~、このちょっとひっかかる感じは。

やっぱり、何か物足りない感じがするんですね・・・
あれ?香りがしなくなったから?

花粉症で鼻がいまいち効かないので、これも評価無しです。

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