(1)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1380
(2)甲州(日本:山梨県:甲州市勝沼町下岩崎:小川農園:09)\1300
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(4)ミュスカデ(仏:ロワール地方:ナント地区:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌAC:08)\1200
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほんのり色味がついている、ややグレーがかった無色。
わずかに黄色というか、ベージュがかっているが、ほぼ無色。
日本酒くらいの色合い。
輝きは少し強い。
小さな気泡が多く見られる。
粘性は少し強めで、脚が後からゆっくりと降りてくる。
ディスクもやや厚い。
【香り】
柑橘系のフルーツ。
酵母の香り。
爽やかな印象で、グレープフルーツのようなイメージ。
グラスを回すと香りがたってくるが、印象は同じ。
シュール・リーのコクのある印象。
【味わい】
残糖を多く感じるセック。
中辛口くらい。
酸味は穏やかだが、後に強く残る。
飲み終わりにアルコールの印象が残る。
ボディは薄く弱い。
繊細なバランスでまとまっている。
余韻はかすかに続く。
【判定】
ほぼ無色の外観から考えられるのは甲州。
可能性としてはミュスカデ。
香りは今時の甲州によくあるグレープフルーツのような柑橘系。
それから独特な酵母の香り。
まず甲州だが、シュール・リーのミュスカデも可能性はある。
飲み口は、力の弱いボディタイプで、繊細なバランスでまとまっている。
ほんのり甘さを感じる味わいは、伝統的な日本のワインの印象。
ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン
甲州は外しようがないですね。
【総評】
シャンモリワイン 甲州 小川農園 2009
Chanmoris Koshu Ogawa-Nouen 2009
日本:山梨県:甲州市勝沼町下岩崎:小川農園
アルコール度:11%
ブドウ品種:甲州
リカーランドトップで、1300円で購入。
爽やかな、柑橘系の香りをもった、今時の甲州です。
とてもクリーンな印象で、力は弱いのですが、キレイな味わいです。
1300円はちょっと高いですが、甲州の中で考えると頑張っている価格ではないでしょうか。
軽いので家庭の食事にも合わせやすいですね。
今日は、ホタテとチキンとタマネギのフライ。
ソースをべったりつけるとワインが負けてしまいますが、控え目に加減すると調度良く合います。
甲州って、一般的に日本酒のような味わいがあるので、和食にも合わせやすいですよね。
タラモサラダにもよく合いました。
力不足な感じはいなめませんが、とても繊細なバランスでまとまってます。
穏やかな甘さもあって、何ともゆったりした印象の甲州です。
和風のスパゲティと一緒に、ランチでいただく、なんて最高でしょうね。
う~ん、やってみたい。
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