2010/04/17

トレヴァー・ジョーンズ ヴァージン・シャルドネ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(豪:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー:08)参考価格2100円(6本セット10500円)
(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)インゾリア(伊:シチリア州:シチリアIGT:08)\1040
(4)グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ルーサンヌ(仏:ラングドック・ルーション地方:コスティエール・ド・ニームAC:08)\920

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トレヴァー・ジョーンズ ヴァージン・シャルドネ 2008
【外観】
少しグリーンがかった、若々しさのあるイエロー。
輝きは強く、クリアな印象。
色味はわずかにグリーンがかっている中庸なイエロー。
色合いはシンプルで、単一品種のイメージ。
ディスクは薄く、粘性は中庸。

【香り】
熟したフルーツ。
カリン。
ミネラル。
ヴァニラ。
ハーブ。
香りは強く、厚みがある。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
酸味は強く、やや刺激的。
ボディは厚みがある。
アルコール度も高い。
後味は酸味が残るものの、ややアルコールが強く、乾く印象がある。
余韻は長めに続く。

【判定】
力のありそうな外観からは、価格の高いシャルドネ2本が候補。

香りは熟した果実やスモーキーさがあって、シャルドネっぽい。

味わいはやや甘さを残す、力強いタイプ。
かなりアルコール度も高い。
印象としては、ニューワールドのシャルドネ。

と、ここまで来て、他の選択肢を考える。
可能性としては、イタリアのインゾリア。

う~ん、何となく、後味がイタリアっぽい。
なんというか、苦味が強いというか。

しかも香りにラムネのようなお菓子っぽい要素があって、この間飲んだインゾリアに良く似てる。
時間とともに、だんだんシャルドネっぽさが無くなってきたな~。
こりゃシャルドネじゃないな。

ファイナルアンサーで、インゾリア
で、ブー

あ~れ~、やっぱシャルドネでした。。

【総評】
トレヴァー・ジョーンズ ヴァージン・シャルドネ 2008
Trevor Jones Virgin Chardonnay 2008

オーストラリア:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

株式会社ミレジムの通販で、6本セット10500円で購入。(参考価格2100円)

最初の印象は力強さがあって、香りも豊かだったのですが、時間とともにだらしなくなってきました。
まとまりも乱暴な感じがして、う~ん、どうなの?って感じがあります。

カミさんに、パーカーポイントのついてるワインと教えて、価格を聞いたら、1680円。
パーカーポイントがついてなかったら、1500円以下だね、という評価。

飲み進むと美味しくなってくるのでしょうか。

今日の晩御飯は、カツオのたたきと、鶏の炊き込みご飯。

両方とも合いません。(当たり前ですが・・)

今日のおつまみに買ってあった、枝付きレーズンに合わせてみるとこれはもちろん大丈夫。

でもどのワインでもそうですが、レーズンに合わせると、全部持っていかれますよね。

ワインの味が無くなるというか。
レーズンの味しかしなくなるというか。

少し残ったので、明日また飲んでみよう。

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トレヴァー・ジョーンズ・ヴァージン・シャルドネ 2008 税込 1,974 円 送料別

※サイトより引用
『これはシャブリのグラン・クリュに匹敵するシャルドネだ!!』
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造り手は史上初【2種同時のパーカー100点満点!!】を獲得した伝説の醸造家!!
一万円以上の超高級シャブリの味わいが1880円で堪能できる究極の極旨ワイン!!
『最初はグレープフルーツのような柑橘系フルーツの香りが際立ち、時間と共にピーチ、メロン、いちじく、洋ナシといった芳醇な香りとハチミツ、ミネラル、スパイスの複雑で華やかなアロマに変化していく。
口に含むと初めはフレッシュな果実の印象から、段々と芳醇なトロピカルフルーツや焼きりんごのようなリッチな味わいに移行。凝縮された濃厚な味わいに、幾層にも重なり合った複雑な味わいが柔らかい酸味とともに長く余韻に残る。』

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