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2017/07/28

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015
Fort du Mirail Rouge 2015

フランス:ボルドー地方:A.O.P.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:

ファミリーマートで、1080円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ジャム、カシス、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっとヴァニラ?、コーヒー
香りの印象:最初はかなり弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ややギスギスした
タンニン分:収斂性がある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:やや高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
痩せてて、パサパサに乾いてるような、味気ない印象

【供出温度】
14-16度 どの温度帯でも美味しく無さそう・・・

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは弱く、黒い果実、煮詰まったジャム、カシス、ちょっとヴァニラ?、タバコなど、時間が経つと茎っぽい青臭い印象になってきました。

味わいは、軽いアタックから、雑な酸味とパサパサした渇いた印象になり、ストンとそのまま落ちて、えぐ味のある乾くフィニッシュ。

これは最近まれにみるハズレワインかも。。。

果実味やフレッシュ感は無く、ギスギスした酸味と乾いてボソボソのタンニン、口の唾液を全部持って行かれるような乾き方で、何か呪いでもかけられるのかと思うくらい。
飲むと不幸になる感じ?

ワイン飲んでるのに、まったく気分が上がりません。
週末だからちょっといいワインを買ったのに・・・

ワンコインでハズレてもダメージは大きくありませんが、最近では1000円超えて外れるとダメージが大きいですね。
当たり前ですが、2000円だろうが、5000円だろうが、外れるときは外れます。

飲み進むと変わってくることを期待して、もう少し飲み進んでみますか。

今日の晩御飯は、成城石井の「3種きのこと揚げ茄子のパルミジャーノのトマトパスタ」
両方ともちょっと大人な感じなので、世界観はいいですね。

成城石井のパスタは香りが良くて、ワインにも合わせやすいですね。
麺はちょっと柔らかいですが。

でもこれは完全に、パスタソースにワインが助けられてる感じになってますね。
ワインの果実味や甘みが抑えられているので、料理を殺さないというか、引き立ててくれる役目は果たしてますが。

食事が入るとワインの評価が大分変わりましたね。
案外スパイシーで大人な味わいです。

成城石井のパスタがこのワインにとっては良いパートナーだったのかも。
これが普通のコンビニパスタだと、かなり乖離しそうですね。

さすがボルドーというか、だんだん良さが出てきましたね。
おつまみの「ストリングチーズ」も大人な合い方で、お互い干渉しません。

なんだかんだで1本開けそうな勢いですが、食事が入るとこのワインは活き活きしますね。
後半だんだん良くなってきました。

ただ、合わせる食事に気を使うのと(コンビニパスタが合わなさそう)、香りもあまり良くないので、またこのワインをリピートしたいとはあまり思わないかな~。
1000円出せばもうちょっと良いワインがありますからね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2017/07/16

ムートン・カデ・ブラン 2014

ムートン・カデ・ブラン 2014

ムートン・カデ・ブラン 2014
MOUTON CADET BLANC 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5%

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,728円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強い
外観の印象:少し熟成感が出ている

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>リンゴ、シードル、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>硬質なミネラル
香りの印象:やや酸化熟成の印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
苦味:旨みをともなった
バランス:元気と落ち着きが共存した感じ
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
リンゴやシードルの印象

【評価】
爽やかさの中に、コクや旨みがありバランス良くまとまっているが、ちょっと酸化の印象がある

【供出温度】
11-14度(夏場) 20度くらいまで上がっても爽やかさは感じられる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きは弱めのややフラットな印象。

香りは、リンゴやシードル、硬質なミネラル、少しパッションフルーツ、グリーン系のハーブなど、少し酸化の印象があります。

味わいは、軽めですっきりしたアタックから、爽やかな柑橘系の果実感と酸味が広がり、旨みがじわっと出てきたあとに、えぐ味とちょっと酸化した印象で、ブレーキのかかるようなフィニッシュ。

良いワインなんですけど、ちょっと酸化が進んでるような。。
ただ、ボルドーって酸化したような印象のワインがよくあるので、元々こんな感じなのかも。

今日の晩御飯は「カニ玉」。
タマゴ料理は、基本的にはワインに合わないと言われていますが、このワインもやっぱり合いません。
完全に拒絶しますね。

おつまみの「さやつき落花生」は、油脂分と旨みがフィットしていい感じ。

はやり若干酸化した印象が強いので、もう少しコンディションの良いワインだったらもっと美味しいでしょうね。
ただ、酸化していても、それなりに納得して飲めるワインです。

ボルドーにしては、果実味と甘みが強めなので、カジュアルな食事か、オードブル的なものでしょうか。
どちらかというとパーティワインですね。

1500円超えると高いけど、1000円台前半だったら納得感のあるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【おすすめ1,000円台ワイン】[2016] ムートン・カデ・ブラン / バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド フランス ボルドー / 750ml / 白

※サイトより引用
ムートン・カデは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの精神を受け継ぐ、ムートン直系のブランドワインです。
その始まりは遡ること80年前。1930年、ブドウが不作となり、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを瓶詰めできなかったことから、そのブドウを使ったワイン、ムートン・カデが誕生しました。
この判断を下したのは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドに様々な革新をもたらしたフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵。
彼が一族の末っ子(カデ)であったことと、ムートン直系のワインという意味を込めて、『ムートン・カデ』と名付けられました。
ムートン・カデは、リーズナブルな価格ながら非常にクオリティが高い、ボルドーワインの気品とスムーズな飲みやすさを兼ね添えたシリーズ。
一貫して高いクオリティと時代に合った美味しさを追求し、今日では150ヶ国以上で販売され、『世界で一番愛されているボルドーワイン※』となっています。
(※2006年CIVB、IPSOS、2009年GFK調べ)
グレープフルーツやレモンなどの上品な果実の香りに、繊細でエレガントな味わい。
ホタテやマグロのカルパッチョ、カニや海老などの甲殻類と好相性です。

2017/03/11

ミッション・サン・ヴァンサン レゼルヴ ロゼ 2014

ミッション・サン・ヴァンサン レゼルヴ ロゼ 2014

ミッション・サン・ヴァンサン レゼルヴ ロゼ 2014
Mission Saint Vincent Bordeaux Rose 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

やまやで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しいが少し落ち着いのある印象

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、キャンディ、クランベリー
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス、カラメル、ミネラル
香りの印象:第2アロマがつよい?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽め
バランス:しっかりした強さがある
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
辛口でしっかりした味わいだが、やや地味な印象

【供出温度】
10-13度 ドライで強めなので、あまり冷やさない方がいいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、キラキラした輝きがあります。

香りは弱めで、硫黄やミネラル、赤い実の果実、カラメル、グリーン系のハーブなど、あまり広がりません。

味わいは、やや強めのアタックから、しっかりした酸味と抑えた果実感がじわっと時間をかけて広がり、スマートなボディながらアルコールの強さを感じて、辛さと酸味が残るジューシーなフィニッシュ。

まっとうな感じのロゼですね。
正々堂々としていて、潔い感じですが、ちょっと面白みがないかも。

ワインだけで飲んでいると、ちょっと単調で飽きてそうですね。

若干香りに難がある??
グラスに注いだばかりのときに、微妙に腐臭のようなものがありました。

ロゼワインって「リゾート感」が欲しいですが、このワインは浮ついた感じはまったく無く、ビジネスライクで真面目な感じです。

今日の晩御飯は自家製の餃子。

合わせてみると、異質なものが手を組んで深みを出すような感じで幅が広がり、悪くないですね。
中華系は合いそうです。

バジルドレッシングのサラダは同じカテゴリでフィットします。

餃子にバジルドレッシングをかけてみたら、餃子自体が美味しくなくなり、これはダメですね。

飲み進むとちょっと魅力が出てきたかも。
温度が上がった方が味に深みがでますね。

「フォアグラパテ」を「ラスク」に乗せて合わせると、レバーの香りをフォローしきれずに距離感があり、「クリームチーズ」を「ラスク」に乗せて合わせるとすっと合います。

やや魅力に乏しい印象はあるもの、ベースはしっかりしていて、コストパフォーマンスは高いと思います。

1000~2000円のおすすめワイン

2017/02/19

シャトー・ベルリエール 1998

シャトー・ベルリエール 1998

シャトー・ベルリエール 1998
Chateau Berliere 1998

フランス:ボルドー地方:A.O.C.モンターニュ・サンテミリオン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

OKストアで、税抜き1250円で購入。

【外観】
清澄度:かすかに濁った
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ややレンガ色
濃淡:少し透明感がある
粘性:強い
外観の印象:熟成した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、干しぶどう、ドライフラワー、腐葉土
<香辛料・芳香・化学物質>燻製肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:熟成感がある、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):わずかに残糖の甘み
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような、芯の強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
熟成感のあるスパイシー

【評価】
軽めのボディながら、しっかり熟成感を味わえる。香りはちょっと微妙。

【供出温度】
14-16度 熟成感を楽しむには温度高めの方が良いが、香りがイマイチなので、ちょっとひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
飲む30分前くらいにデカンタージュしておくと香りが開くかもしれないが、力がないので一気に酸っぱくなる可能性もあり

【総評】
外観は、熟成感の進んだレンガ色に近いやや濃いルビーで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは、ドライフルーツや干しぶどう、ドライフラワー、オリエンタルスパイス、温度が上がってくると少しケミカルな印象があり、ちょっとブショネっぽさや麝香のような悪臭系の要素もあります。

味わいは、優しく軽いアタックから、熟成感のある深い果実感と穏やかな甘み、優しい酸味が、じわっと時間をかけて広がり、スレンダーで上品なボディがすーっと流れるように続いて、じわっと旨みを残すフィニッシュ。

冷蔵庫で冷やしてあったので、かなり温度低めから飲み始めましたが、温度が上がって空気に触れてくると、どんどん良くなってきました。

こういうお買い得な蔵出しビンテージワインって、外れるケースもありますが、このワインの第一印象は当たりです。
最初ちょっとブショネっぽいかなと思ったけど、大丈夫みたい。

やっぱり熟成感のあるワインっていいですよね~。

カジュアルで美味しいワインはたくさん出てきましたが、ワインの深みを感じる熟成した味わいは、安いワインではなかなか味わえません。

19年前のワインにしてはまだまだ若さがありますが、これはシャトー蔵出しだからでしょうね。
このボディで普通にビン詰めして19年経ったら、もうビネガーになってますね。

ワインを寝かしておくということは場所も必要で、やはりコストがかかりますから、このワインが1000円台前半で売っているってのは微妙に訳ありな感じがします。

熟成感はあるけど基本的にはカジュアルで、シンプルで深みはありませんが、芯はしっかりしている感じです。

今日の晩御飯は、「ひき肉と大根の煮物」。
熟成したワインって、醤油との相性がいいので、和食によく合いますよね。

ひき肉はもちろん、大根も良く合いました。

「トリュフチョコ」に合わせると、油脂分との相性はいいののの、カカオとタンニンがバッティングして、最終的には苦味が強めに出てしまいます。

時間が経つと酸っぱくなってきますが、1000円台前半で熟成感のあるワインを楽しめるという点では貴重なワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【お買い物マラソン】 シャトー ベルリエール 1998 モンターニュ・サンテミリオン 750ml

※サイトより引用
完熟したベリーの香りが上品に広がり、なめらかなタンニンとのバランスに優れた果実味に富んだワイン。
土壌:粘土石灰質
飲み頃温度:14~16℃
味わい:赤/ミディアムボディ

2017/01/08

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ ボルドー・ブラン 2014

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ ボルドー・ブラン 2014

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ ボルドー・ブラン 2014
LA CHAPELLE DES CHEVALIERS BORDEAUX BLANC 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

カルディで、10%オフの1243円で購入。(元値は1382円)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>花梨、熟した果実、ナッツ
<香辛料・芳香・化学物質>樽の影響のあるウッディ、バター、硫黄っぽいミネラル
香りの印象:木樽からのニュアンス、第2アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、強い
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:まろやかな、コンパクトな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
少し酸化をイメージさせるリンゴ

【評価】
フレッシュでフルーティながら、しっかり樽香があり厚みを感じる

【供出温度】
11-14度 冷えていても美味しく飲めるけど、温度が少し上がって来たほうが楽しめそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは樽の影響が強く、スモーキー、ウッディ、硫黄、ミネラル、花梨、熟した果実、ナッティなど、ボルドーブランらしいまとまり。

味わいは、軽めのアタックから、樽のスモーキーさと果実感と甘みがすーっと広がり、スマートなボディが長めに続いて、ちょっと酸化したようなえぐ味が出てきて、じわっと旨みを残すフィニッシュ。

フレッシュなタイプかと思っていたら、伝統的なボルドーブランのタイプですね。
しっかりと樽の影響があって、ライトながら複雑性と深みを感じます。

樽も効果的で、嫌味がなく、いいバランスでまとまっています。

ニューワールドのフルーティなタイプが好きな人には、ちょっと酸化した感じとか樽の香りが気になるかもしれませんね。

今日の晩御飯は「鶏つくね鍋」。
樽香が強いので、和食にはさすがに合いません。

おつまみの「レッドチェダーチーズ」にはビタット合います。
「ドライフルーツ」もバッチリ合いました。
「柿ピーわさび味」にはさすがに負けますね。

時間とともに硫黄というかケミカルな感じが気になってきました。
開けてから時間が経つと、力が落ちてきてちょっと荒れた印象になりますね~。

硫黄の印象も最後まで気になったので、最終的にはイマイチかも。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)


2017/01/02

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ 赤 2014

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ 赤 2014

ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ 赤 2014
LA CHAPELLE DES CHEVALIERS ROUGE 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

カルディで、10%オフの1243円で購入。(元値は1382円)

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、少し透明感がある

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ジャム、すみれ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、薬箱、ヴァニラ、カカオ、カラメル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、サラサラした
バランス:スマートな、やや渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュ

【評価】
ドライでスマート、時間とともに香りが開いてきてボルドーらしくなる

【供出温度】
14-16度 16度を超えるとちょっとダレてくるような印象があります。

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、輝きとツヤと深い透明感があります。

香りは、最初はなめし革や薬箱のような印象がありますが、時間が経つと、ブルーベリージャム、すみれ、カカオ、ヴァニラ、カラメルなど、どんどん開いてきます。

味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と爽やかな酸味がじわっと広がり、甘み控えめのドライで、スレンダーなボディが長めに続いて、少し収斂性のある乾く感じのフィニッシュ。

ドライで素っ気ない感じがありますが、時間が経つとじわじわと良さが出てきました。
香りが立っててタンニンがとても強い、伝統産地らしい味わいなので、合わせる食事で評価がまったく変わりそうですね。

今日の晩御飯は、自家製の「豚の角煮」。
和がらしをアクセントにしてワインに合わせてみました。
バランス的にはちょうどいいのですが、やはり「和」と「洋」の距離感はありますね。

おつまみの「白トリュフ香るミックスナッツ」は、人工的な香りにワインが嫌気をさす感じで距離感を感じます。

このワイン、ちゃんとした料理を欲しがりますね。

生ハム「ハモン・セラーノ」は、塩気でワインが負けますが、後からじわっと果実味を加えてくれて味わいが深くなります。
「レッドチェダーチーズ」には、とても良く合いますが、パンとかクラッカーとかのつなぎが欲しいかも。

食事によってはグッと良くなりそうですが、合わせる料理がちょっと難しそうですね。
裏ラベルには「グリルした肉や燻製料理、ハンバーグ、白カビ系チーズ」とありますが、ローストビーフとか合うかも。

軽めですが、ボルドーらしい深みのある味わいで、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)


2016/10/23

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2014

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2014

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2014
CASTEL BARON DE LESTAC BORDEAUX ROUGE 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き953円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁った?
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若い、良く熟した、濃縮感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>スミレ、黒い果実、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>肉、黒胡椒
香りの印象:最初は強く香るが、だんだん弱くなる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、シルキーな
バランス:スマートで、やや渇いた感じ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ボルドーらしさはしっかりあるけど、シンプルでソリッドな印象

【供出温度】
14-16度 冷えていても美味しく飲めるが、少し温度上げてボルドーらしさを楽しむのが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、強い輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレのようなフローラル、グラスを回すと、ブラックベリーやブルーベリー、血液や肉、揮発性のあるスパイスなど、温度が上がると変化があって楽しめそうです。

味わいは、ライトなアタックから、スッキリした果実感がじわっと広がり、スリムなボディに収斂性のあるタンニンが支配的になって、乾く印象でフィニッシュ。

余計なものを削ぎ落とした、ソリッドでシンプルな味わいですね。
ボルドーらしい印象をしっかり持っているけど、スリムでコンパクトにまとまっています。

前回、2006年を飲んでますがその時の感想は、
香りはボルドーらしく華やか。
味わいも、上質とまではいかないものの、とても抑制の効いた理性的なまとまりです。
リーズナブルな価格帯として、ひとつの完成形を表しているワインじゃないでしょうか。
という感想。

今回もほぼ同じ印象ですが、変わっているのはワインを取りまく環境で、安くておいしいワインが多く出ている中での比較でしょうか。
コノスルなどの1000円弱のチリの高品質ワインと比べると、清涼感と上品さ、すっと背筋が伸びたような佇まいは、ニューワールドとはまったく違うアプローチで、コノスルは陽気でパーティ向きですが、このワインはやはり食事と合わせたくなる感じです。

ボルドーのプライドが感じられて、ちゃんとワインに合うメニューが欲しくなりますね。

とはいえ、ワインだけでもスッキリした味わいが良くてグラスが進みます。
良いワインですね。

冷えた状態から飲み始めましたが、温度が上がってくるとチャーミングな親しみやすさが出てきますね。
ほんのりとした甘みもとても効果的で、この絶妙なバランスはニューワールドには真似出来ないボルドーの底力を感じます。

と、ワインに合う食事が欲しくなると言いながら、今日の晩御飯は「カツ丼」。。。
案の定、料理とは世界観をまったく共有できずにフィットしませんが、主張の強くないワインなので、邪魔もしませんね。

ただ、ワインがもったいない感じですね。

おつまみで「シェフのラスク 黒胡椒とパルミジャーノ」に合わせてみましたが、やっぱりちょっと違います。

香りが華やか、味わいは素直でスッキリしているので、ステーキやラムを塩コショウだけで味付けしたメニューに合いそうです。
肉の味にシンプルに合わせるイメージでしょうか。

いわゆるボルドーらしい赤が欲しいときには鉄板の選択肢でしょうね。

人に例えると、真面目で素直、物静かで穏やかなんだけど、おしゃれにも気を使っている青年みたいな。
また飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

バロン・ド・レスタック(オーク樽熟成)赤[2014]年 AOCボルドー【wineuki_BDA】

※サイトより引用
バロンド・レスタックのこだわり
1:フランスでボルドーAOC NO.1ブランド '94年ヴィンテージから発売!以降この贅沢な味わいと品質が根強い人気を得て、2002年にはフランスのボルドーAOCブランドでスーパーハイパーでの販売数量がNO.1となった。
2:ボルドー指折りのカステルグループが社命をかけたボルドーの自信作です。LESTACは、カステルの社名を逆さに読んで命名されました。(名前にも心意気が伝わってきます。)
3:どのバロンドレスタックにも、ラベルに一本一本製造管理ナンバーを記載しています。品質重視のカステル社の思い入れです。
4:樽が語る品質。 赤ワインのラベル上にELEVE EN FUTS DE CHENEと書かれています。すべて6ヶ月以上オーク樽で熟成されたワインのみに許される表記です。
5:エチケットの樽のマークは、225リットルの樽約5万個を熟成させることのできるフランス最大級規模の樽熟庫をもつカステル社(当店オーナーいわく、わずか一区画中でキャッチボールが何人も出来る広さだったそうです。)のこだわりです。 

2016/09/17

シャトー・レ・ベルンデ 2010

シャトー・レ・ベルンデ 2010

シャトー・レ・ベルンデ 2010
Chateau Les Bernedes 2010

フランス:ボルドー地方:A.O.C.メドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1,825 円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:落ち着いていた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:やや熟成した、輝きと深い透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、ちょっとセメダイン
香りの印象:まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖がある
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:緻密、溶け込んだ、収斂性がある
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
熟成感がありライトでスマートだが、ドライで渋みが強め

【供出温度】
14-16度 ヒンヤリした口あたりなのでやや温度が高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
飲む30分前くらいにデカンタージュしておくと良さそうだけど、すぐに酸っぱくなる可能性もある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いルビーで、深みのある美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じた印象で、ドライフラワーやドライフルーツ、なめし皮、ちょっとセメダインなど、これから変わってきそうです。

味わいは、ライトで優しいアタックから、熟成した果実味とほんのり甘みがじわっと沁みるように広がり、スマートなボディがスーッと続いた後に強めの渋みが出て、乾く印象のフィニッシュ。

6年前のグレートヴィンテージ2010年で、さらにA.O.Cボルドーよりワンランク上のA.O.C.メドック。
今回のワインセットの目玉ですが、これはなかなかアタリかも。

香りはイマイチ良くなってきませんが、もう少し待ちましょう。
口あたりはだんだん良くなってきて、ヒンヤリしたクールさのある、優しい沁みる味わいです。
熟成して魅力の増したワインを、この価格で感じられるのはラッキーですね。

ただ、香りはゴムっぽい感じがあって、イマイチ良くなってきません。

今日の晩御飯は、「チキンソテー和風ソース」。
熟成感があるので、和食との相性も良く、フィット感がありますね。

おつまみの「イタリアンケーゼ」にもじわっとフィットして良く合いました。

香りは相変わらず良くなりませんが、優しい口当たりで食事とも合わせやすく、熟成感が活きてます。

「グレートヴィンテージ」的な存在感はありませんが、この価格でまだしっかりしてるというのは、ブドウがちゃんと熟成した年だったらからでしょうか。
2000円は出せないけど、1500円だったらお買い得な印象で、普段飲みのワインとはちょっと違う、ワンランク上の存在感があります。

残ったワインを冷蔵庫に入れておいて次の日に飲んでみましたが、香りは開いてきませんでしたね。

<ドラジェさんのサイトより引用>

色は少し黒みがかったガーネット。
つぶした黒い果実や、ダージリン、乾いた木材、ペッパーなどの香りが感じられる。
飲むと口の中でフレッシュな果実味が広がり、ボルドーワインらしいしっかりしたコクがありますが、酸とタンニンのバランスが良く取れているので、とても飲み易く感じるワインです。

1000~2000円のおすすめワイン

2016/09/03

ドゥルト bボルドー ルージュ 2014

ドゥルト bボルドー ルージュ 2014
ドゥルト bボルドー ルージュ 2014
Dourthe b Bordeaux Rouge 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

OKストアで、税抜き838円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った?
輝き:やや弱め
色調:若々しい紫がかった色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリー、野バラ
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、なめし皮、グリーン系のスパイス、ちょっと卵白?
香りの印象:若々しい、開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでドライ、果実感も控えめで、硬質でシンプルな味わい

【供出温度】
10-13度 温度が上がってくると、アルコール香が強くなってややダレた印象になる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きは弱めです。

香りは、カシスやブルーベリー、生肉やなめし皮、グリーン系スパイス、フローラル、ちょっと卵白の印象もあります。

味わいは、ライトな口あたりで、果実感控えめのドライ、ボディは弱めながらタンニンはしっかりしていて、乾く感じのフィニッシュ。

真面目で固い印象というか、あまり面白みが無いというか、艶っぽさが無いですね。
飲み進むと、ほんのり甘みが感じられるようになってきました。

今日の晩御飯は、ひき肉の入った「オムレツ」。
ケチャップをかけて食べましたが、まるで馴染む様子がありません。

まあ、卵料理とワインって、そもそも相性が悪いですからね~。

おつまみの「ハモンセラーノ7ヶ月熟成」と合わせましたが、ワインがツンケンする感じ。
でも、コクのある脂身部分とは相性がいいみたいです。

最後まで香りは良くならないですね。
ちょっとケミカルな印象があって、ツンケンした感じ。

人に例えると、保身のために人のいうことを聞かず、自分の主張だけする若い女子みたいな?

品質的な問題はなく、あくまで好みの問題だと思います。

■楽天ショップへのリンク

ドゥルト bボルドー ルージュ [2014]

※サイトより引用
bボルドーは、ボルドーを知り尽くし、伝統と品質にこだわる「ドゥルト」がベストバランスを追求し続けて生まれたスムースな飲み口のワインです。
bボルドーの「b」が意味するのは、「王道、まさしくボルドーを代表する“b”であること」、「各カテゴリー(地域、価格)のベンチマーク(指標)となる品質、味わいであること、「常にベストバランスを追求した味わいであること」です。
◆コメント◆
まろやかな果実味と程よいボディが心地よいバランスを感じさせる味わい。
ボルドーワインの魅力を気軽にお楽しみいただけるワインです。
1000円以下のおすすめワイン

2016/08/25

サン・ジョヴィアン レゼルヴ ボルドー・ブラン 2013

サン・ジョヴィアン レゼルヴ ボルドー・ブラン 2013
サン・ジョヴィアン レゼルヴ ボルドー・ブラン 2013
SAINT JOVIAN RESERVE BORDEAUX BLANC 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

まいばすけっとで、799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、熟した果実、キンモクセイ、ややナッティ、グリーン系スパイス
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、トースト、バタークリーム
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やや頼りない
苦味:控えめ
バランス:スリムな、水っぽい
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽいフルーツ感

【評価】
ライトで全体的に頼りなく、水で薄めたような印象

【供出温度】
7度以下 力がないので、温度が上がるとダレてきそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは弱めで、柑橘系、熟した果実、甘いフローラル、ナッツやトースト、ハチミツ、特徴的なグリーン系のスパイスの印象などがあります。

味わいは、ライトなアタックから、水っぽい果実感と頼りない酸味が申し訳なさそうに広がり、そのままストンと落ちて収斂性のある酸味が残るフィニッシュ。

これは800円の品質感ではないですね。
第一印象は、398円くらいのイメージです。

とにかく水っぽくて捉えどころのない、フニャフニャな感じのまとまり。
完全に水で薄めた感じですね。

今日の晩御飯は、冷凍の「ペスカトーレパスタ」。
合わせると、急にボルドーのプライドが顔を出す感じで、大人な対応をします。

ワインだけで飲むと物足りない感じですが、食事が入ると上品なまとまりになってワインが活きてくるみたい。

裏方にまわりながら爽やかなハーブの印象を加えてくれて、食事が引き立ちますね。
買った時は冷えてなかったので、冷蔵庫で冷やしながら飲んでますが、温度が下がってくると飲みやすくなってきました。

軽いので、グイグイ飲んでしまいますね。
レゼルヴって書いてありますが、アルコール度は低くて11.5%。

ボルドーの「シューペリュール」はアルコール度の規定がありますが「レゼルヴ」ってのはワイン法の定義では無いみたいですね。
生産者が勝手に付けてるのでしょうか?

おつまみの「スティックポテトうすしお」にはワインが活きる合い方じゃないけど、特に問題なし。
「揚塩ピー」にはまったくからみません。

このワイン、アルコール度も低くて飲みやすいので、1本空いてしまいそうな勢いで飲んでしましますね。

人に例えると、爽やかで真面目な青年なんだけど、独特の世界観を持っていて話が合わず、一緒にいても面白くない、みたいな?

コストパフォーマンスはイマイチだけど存在感があるので、またヴィンテージが変わったら飲んでみたいワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/08/20

シャトー・ラ・クロワ・ド・ギヨ 2009

シャトー・ラ・クロワ・ド・ギヨ 2009
シャトー・ラ・クロワ・ド・ギヨ 2009
CHATEAU LA CROIX DE GUILLOT 2009

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ブライ・コート・ド・ボルドー
アルコール度:14%
ブドウ品種:メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

リカーランドトップで、税抜き1080円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若さのある鮮やかなフチの、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、まだ若い印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれのようなフローラル、カシス、ブラックベリー、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>卵白、なめし革、ちょっとシナモン?
香りの印象:最初華やかだが、だんだん弱くなる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めだけど、しっかりした味わいで、熟成感もある。

【供出温度】
14-16度 タンニンがしっかりして少し熟成感があるので温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
デカンタージュすると香りが開くかもしれないけど、酸化が進みそう。

【総評】
外観はかなり濃く、若さのある鮮やかな色調のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、スミレのようなフローラル、卵白、カシス、シナモンっぽいスパイスなど、ボルドーらしい印象。

味わいは、ライトでなめらかなアタックから、上品なフルーツ感が穏やかに広がり、心地良い味わいが続いた後に強めのタンニンが締めて、ちょっと苦味が残る乾く印象のフィニッシュ。

ボルドー当たり年の2009年、シャトー蔵出しの7年熟成、しかも税抜き1080円!
あまり期待しないで買ってみたのですが、これは意外といいかも。

冷蔵庫で冷やしてあって温度低めでの飲み始めだったのですが、これから温度が上がってくるとまた変わってきそうです。

今日の晩御飯は「カツカレー」。
このワイン、しっかりした味わいなので、家庭料理には馴染みにくいですね。

かなり狭いゾーンで合わせる必要がありそうです。

おつまみの「ビアサラミ」も軽くタッチして素通りする感じで、全く合わない事はありませんが、フィット感は少なめです。
「ミックスナッツ」は意外と良く合いました。

「ミントチョコ」でもワインが負けずにしっかり渡り合いますが、ワインが活きる合い方ではありません。

時間が経過すると、香りが少しゴムっぽい、ケミカルな印象に変わってきましたね。
グレートヴィンテージらしい味わいという事ではありませんが、タンニンがとてもしっかりしていて、低価格でボルドーらしさを楽しめるワインです。

1000円でも十分楽しめて、コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ラ・クロワ・ド・ギヨ 赤 [2009]年

※サイトより引用
2009年は超当たり年!
グリュオ・ラローズ、シャス・スプリーン、オー・バージュ・リベラル、シトランなど数々の有名シャトーを所有するメルロー家が管理する右岸のシャトーです。
メルロー種が主体で、熟したプラムのような香り、果実味が豊かで、柔らかなタンニンがあります。
尖ったところがどこにも感じられないので肩肘張らずに素直に美味しいと感じることができるバランスの良い赤ワインに仕上がっています。
1000~2000円のおすすめワイン

2016/07/24

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014
バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2014
CASTEL BARON DE LESTAC BORDEAUX BLANC 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、1166円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、マーマレードやコンポート、菩提樹
<香辛・芳香・化学物質>樽香、バタークリーム、少しペトロール香
香りの印象:木樽のニュアンスが強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
木樽の印象が強めに残る

【評価】
樽香の強いワンクラス上の香りだけど、味わいは優しく穏やかで飲みやすい

【供出温度】
11-14度以下 しっかりした香りでねっとりした飲み口なのでちょっと温度高めで楽しみたい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは樽の印象が強く、スモーク、バタークリーム、熟した果実、マーマレードやコンポート、時間が経つと石油香のようなミネラルの印象が強くなります。

味わいは、軽めのアタックから、控えめな果実感と優しい酸味がふんわりと広がり、上品でスレンダーなボディが心地よく続いて、そのまま穏やかなフィニッシュ。

久しぶりに飲むバロン・ド・レスタックですが、こんなに良かったかな?
ニューワールドには出せない伝統産地の貫禄というか、しっかり自己主張がありながら、優しく飲みやすくて、上品で包容力があります。

今日の晩御飯は、ハマチの刺し身と、アジの干物のマリネ。
マリネも刺し身もフィットはしませんが、それほど悪くない感じ。

ワインの香りが強いものの、飲み口が穏やかで優しいので、意外と和食との相性も悪くなさそうですね。

おつまみのナッツは、ウィスキーの水割りと合わせるような感じで、ワインらしくない雰囲気になります。

過去、2009年、2011年を飲んだ時は、樽香が強く酸化したような酸味が特徴と記録していますが、今回は、酸化したような印象はありません。
酸はしっかりしていますが、フレッシュで穏やか、全体的にまろやかになってますね。

人に例えると、髪型もスーツもピシっとキメたイケメンだけど、実はフレンドリーで優しい、って感じでしょうか。

家庭料理との相性はもう少し試してみたいですね。
このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

バロン ド レスタック ボルドー ブラン750ml[likaman_BDS]

※サイトより引用
ヨーロッパ最大のワイン・グループ「カステル社」の自信作。
お値段以上のクオリティ、ワンランク上のボルドー!!
「バロン・ド・レスタック」は、テーブルワインを大規模に手がける「フランスNo.1のワイン会社」カステル社が生み出したA.O.C.ボルドーのワインです。
カステル社は1960年台から、ボルドーでシャトーの経営も開始し、現在では13シャトーを所有しています。そのうち3シャトーがブルジョワ級に格付けされています。近年ではフランスだけにとどまらず世界中でワイン造りを行っています。
「バロン・ド・レスタック」は、フランス国内では非常に身近なブランドで、ボルドーA.O.C.ワインの中では売上No.1を誇ります。(IRI Secodip '05.1月データより)
赤ワインも白ワインも樽での熟成による、上品な樽の香りが魅力的です。また普段の食卓にも合わせやすい味わいと、気軽に楽しめるお値段がとても親しみやすいワインです。
食卓を美味しく演出する、まとまり重視の爽やかワイン。
ソーヴィニヨン・ブラン種由来の柑橘系の爽やかな香りと、すっきりした酸味、セミヨン種ならではの厚みに、オーク樽での醗酵によるバニラの香りが心地よい調和のとれた白ワインです。幅広い料理と合わせて楽しむことができます。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/09

シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013

シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013
シャトー・カプヴィル キュヴェ・プレステージ 2013
Chateau Capville Cuvee Prestige 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ブライ・コート・ド・ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー90%、マルベック7%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%

リカーランドトップで、税抜き990円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:まだ若さがあるが落ち着いた印象でおとなしい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しプラム、ドライフラワー、ヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>鉄さび、なめし革、カカオ
香りの印象:少し熟成感がある、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
プルーンのような加熱された果実感

【評価】
ライトでスマートだが、やや酸化した印象

【供出温度】
14-16度 ちょっと酸化が進んでいるので少し温度高めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし すると香りが開くかもしれないが、一気に酸化が進みそう

【総評】
外観は、若さがあるものの落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めの地味な外観。

香りは、酸化熟成が進んでいて、鉄さび、なめし革、ドライフルーツ、時間が経つとゴムっぽいような印象も出てきました。

味わいは、軽めでスマートなアタックから、酸化した饐えた果実感と酸っぱさが広がり、キューっと締まるような収斂性が出てきた後に、えぐ味と酸味の残るフィニッシュ。

酸っぱくなってますが、でも意外と美味しいですね。
すっきりしてるけど果実感もあるタイプです。

今日の晩御飯は、ご飯の進む「牛肉の焼肉風炒め」。
さすがにボルドーのプライドが顔を出して、フィットしませんが、熟成感があるので、そこまで悪くありません。

おつまみで「軟骨スモーク」に合わせると、これも邪魔はしないけどフィットもしない。
ローストココナッツは香りが強いので、これもフィットしませんね。

時間が経つとさらに香りが立ってきて、家庭料理に合わせにくい印象になってきました。

軟骨スモークだと、ちょっと火を入れてペッパーやバジル、オリーブオイルをかけるとフィットしそうですね。

最終的には薬箱っぽいケミカルな香りが強くなってきましたが、酸っぱさは無くなってきました。
温度も高めのほうがいいみたい。

1000円だったら楽しめるワインではないでしょうか。

1000円以下のおすすめワイン

2016/07/03

シャトー・レ・パスケ 2013

シャトー・レ・パスケ 2013
シャトー・レ・パスケ 2013
Chateau Les Pasquets 2013

フランス:ボルドー地方:A.O.C.アントル・ドゥ・メール
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、税抜き1,110円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>蜜、アプリコットジャム、洋梨、菩提樹、爽やかなグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、ヴァニラ、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、ドライな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
梨や青りんごのような爽やかなフルーツ香

【評価】
スマートでドライ、品の良い果実感があり爽やか

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、少し温度が上がってくると別の表情になりそう 

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、蜜、アプリコット、ジャム、洋梨のような甘い果実感、石灰のようなミネラル、ちょっとヴァニラ?、爽やかなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトでドライなアタックから、品の良い果実感がふわっと広がり、背筋がピンと通ったしなやかなボディで、すーっと消えるように穏やかなフィニッシュ。

とても品のある、育ちの良い印象のワインです。
人に例えると、身だしなみをきちんと整えた、ハンサムで細身な若い英国紳士みたいな感じ?
飲んでる方も背筋が伸びますね。

軽めでスマートな味わいですが、えぐ味が強めに残ります。
みんなでワイワイ飲むというよりは、大事な人と静かにゆっくり飲みたいようなタイプでしょうか。

麦焼酎みたいなイメージもありますね。
爽やかで夏向きです。

今日の晩御飯は、「マスタードソースのチキンソテー」付け合せはトマトです。

合わせると、ワインが負けるものの、マスタードソースのスパイシーさにフィットします。

生のトマトも何となくフィット。
オリーブオイルがあればバッチリでしょうね。

酸味がしっかりしているので、ワインだけだと酸味がキツくなってきます。
ちょっと食べ物が欲しいタイプですね。
酸の質が違うのか(リンゴ酸が多い?)胃にも負担がかかります。

ワインを中心に考えたメニューで、白身魚のカルパッチョとか、魚介系のグリルとか、ハーブを使った料理に合わせたいですね。
爽やかで酸がしっかりしているので、魚介系がいいと思います。

ただ、刺し身とか青魚のように生臭さあるとダメなので、生の魚だったらオリーブオイルとかドレッシングで漬け込んだ方が良さそうです。

開けてから時間が経つと、だんだん力が落ちてきました。
これは食事中に早めに開けてしまうタイプかもしれません。

何だか飲む人が試されてみたいで、合わせる料理によってワインの印象が全然変わってきそうです。

良いワインだと思います。

1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/21

マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン 2014

マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン  2014
マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン 2014
Marquis de Chasse Reserve blanc

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%

町田の蔵家さんで、税抜き1100円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、アカシアのはちみつ、メロン、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル、クリーム、白木
香りの印象:爽やかで上品、甘い印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:強烈、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、主張が強い
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
レモンのような柑橘系の印象

【評価】
フレッシュで爽やか、ドライでシャープな味わい

【供出温度】
11-14度 強烈な酸味があってしっかり冷やして飲むのが王道と思われるが、温度高くなってからも期待出来そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きがあります。

香りは、カリンやハチミツのような甘い果実、メロンのようなちょっと揮発性のある印象、クリーム、ミネラル、ハーブなど、上品で甘い印象があります。

味わいは、いきなりドカンと強い酸味がきて、舌の両脇を締めるように酸っぱさが続きながら、フレッシュな果実感や、苦味や旨みなどが重なってきて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

こんなに酸っぱいワイン、最近はあまりないですね。
マロラクティック醗酵してない印象ですが、輸入元の重松貿易さんのサイトを見ても詳しい情報はありませんでした。
http://www.shigematsu.jp/search/detail.html?seq=72404114

とにかく、このワインの味の中心は酸味ですね。
強い酸味を軸として味の構成が成り立っていますが、最近のボルドーブランらしいクリーンで品の良い印象でまとまっていて、素性の良さを感じます。

今日の晩御飯は「アジの竜田揚げ」と「あさりの酒蒸し」。

あさりの酒蒸しはワインでやっているので、相性は悪くないですが、ワインがちょっと上品なので、もう少し繊細な食事に合わせたい感じ。
アジは青魚の生臭さが出るのであまり合いません。

強い酸味が後味にも残るのですが、果汁を加えたような印象があります。
フレッシュフルーティなドイツワインを、過去一大ブームにした、ズースレゼルヴってやつですね。

飲み進むとやっぱり不思議なバランスで、果汁が混ざってるようなイメージがあって、このあたりは好みが分かれそうです。

個人的には好きなタイプなので、またビンテージ違いを飲んでみたいですね。

1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/05

シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010

シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010
シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010
Chateau Lescaneaut by Poupille 2010

フランス:ボルドー地方:A.O.C.コート・ド・ボルドー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン5%

町田の蔵家さんで、税抜き2000円で購入。

【外観】
清澄度:かすかに濁りを感じる
輝き:強め
色調:若さのあるやや紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:まだ若さのある色調で、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>スミレ、カシス、ブラックベリー、
<香辛料・芳香・化学物質>ヴァニラ、血液、肉、メントール、シナモン
香りの印象:香りが強く華やか、若干まだ還元的な印象がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらかな、しっかりした
タンニン分:緻密でサラサラしているが、強い収斂性がある
バランス:スマートな印象ながら、アルコールが強く浮き気味
アルコール度:強い
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
華やかな香りとスッキリした飲み口ながら、アルコールが強く後味は辛い

【供出温度】
14-16度 これからどのくらい香りが開いてくるかによるけど、温度高めにして香りを立たせたい

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
最初ちょっと閉じた感じだったので、デキャンタージュしたら開くかもしれないけど、ボトル底には澱は無かったので、ボトルから大きなグラスに注いで様子を見ながら楽しんだ方が良さそう。

【総評】
外観は、まだ若さを感じる紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような美しい輝きとツヤがあります。

香りは、フローラルの印象が強く華やかで、スミレやヴァニラ、カシス、ブラックベリー、グラスを回すと生肉のような印象が出てきて、メントールやシナモンのようなスパイスなど、複雑性があります。

味わいは、スッキリした優しいアタックから、抑えた果実感とドライな味わいがじわっと広がり、スマートながら芯の強いボディで、アルコールが強く出てきてえぐ味と辛さの残るフィニッシュ。

華やかでスーッと入ってきますが、メルローらしい舌全体が乾くような強い渋みと、アルコールの強さが出てきて、フィニッシュは辛く感じます。

ちょっと冷蔵庫で冷やして飲み始めたので、これから温度が上がってくると、ワインも開いて変わってくるかもしれません。

温度が低いとかなりドライな印象ですが、温度が上がってくるとほんのり甘みが出てきますね。

今日の晩御飯は、ビースステーキ。
スーパーで買ってきた、和牛A4ランクのリブロース。
子供の日のごちそうです。

塩コショウで焼いて、わさび醤油でいただきました。

ベースはしっかりと合いますが、わさび醤油だとお肉をサッパリしてしまうので、ワインがちょっと浮いてしまいますね。
オニオンベースの和風ソースとか、普通のステーキソースが良さそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、2980円で高評価。
香りがとても良いというのが感想でした。

ひょっとしたらもう少し寝かせた方が美味しくなるのかも。

まだちょっと若いというか荒々しいというか、力を持て余しているような印象を受けますね。

人に例えると、才能はあるけど、まだ若くてうまく表現できていない若者みたいな。

2000円だったら買っておいてセラーに寝かせておいてもいいかもしれません。
ただ、うちのセラーはこわれてしまったので、今は床下収納しかありませんが・・・

たまに贅沢したいときには良いのではないでしょうか。

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シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ [2010]赤ワイン フルボディ 750mlフランス ボルドー コート・ド・ボルドー AOCコート・ド・ボルドー あのプピーユから遂に新商品登場! しかもグッドヴィンテージの2010年!

※サイトより引用
シャトー・プピーユ(Chateau Poupille)
ボルドー右岸サン・テミリオンのすぐ東側に位置する“コート・ド・カスティヨン”。 僅か10数年前までは高品質なワインが存在するなどとは誰も考えていなかった、このマイナーなアペラシオンから彗星のごとく現れ、そのような状況を変えたのが、この「シャトー・プピーユ」のオーナー、フィリップ・カリーユ氏です。 1990年代中頃から突如としてここカスティヨンのワインが話題となり、無名の産地であるこの地に、このような傑出したワインが存在するという驚きが渦巻きました。 彼の造り出す「濃く、絹のように滑らかなワイン」は品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで、最後まであの『シャトー・ペトリュス』と張り合ったこともあるという実力派です。
ワイン情報
濃く美しいルビー色。カシスやブラックベリーなどの黒果実の凝縮したアロマ。程良い樽のニュアンスに、完熟した果実のアタック。繊細でエレガント、タンニンは溶け込んでいる。調和の取れたワイン。
プピーユのフィリップ・カリーユ氏が従弟のパスカル・ブエックス氏と協力して造るカスティヨン。ブドウは有機栽培で育てられる。果実味に溢れたスタイルでカジュアルに楽しめる。
オーガニック等の情報:ビオロジック

2016/01/11

シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011

シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011
シャン・ド・フルーレ ボルドー・スペリュール 2011
CHAMP DE FLEURET BORDEAUX SUPERIEUR 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー・シュペリュール
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1512円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかった落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:やや熟成感がある、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バラのようなフローラル、カシス
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、黒胡椒っぽいスパイス
香りの印象:華やか、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、やや酸化した
タンニン分:収斂性がある、緻密
バランス:スマートな、少し熟成感がある
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ややアルコールの印象が残る

【評価】
軽めながらドライでメリハリのある味わいに、少し熟成感が加わった感じ

【供出温度】
14-16度 温度低めで飲み始めたが温度が上がっても大丈夫そう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
デキャンタージュすると香りは開くかもしれないけど、一気に酸化しそうな感じもある

【総評】
外観は、オレンジがかった落ち着いた色調の濃いルビーで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、最初にスミレやバラのような華やかなフローラル、カシスなどの黒い果実、グラスを回すと赤身の肉やスパイス、少し熟成感と酸化した印象もあります。

味わいは、軽めで少し熟成したドライな口当たりから、落ち着いた果実感と少し酸化した印象がじわっと広がり、ミディアムでやや固めのボディで、すぐにフィニッシュ。

5年熟成ですが、軽めのワインなのでかなり熟成が進んだ感じ。
香りはとても華やかで期待感を持たせるものの、ちょっと酸っぱくなってます。

この酸っぱさがさらに酸っぱくなるのか、落ち着いてくるのかがこのワインの評価のポイントでしょうか。

ただ、クールな印象はかなりいい感じで、魅力的。
余韻にしっかりしたタンニンと大人な果実感が残って、ついついグラスに手が伸びます。

人に例えると、大人を振り回す小悪魔的な魅力を持った若い女子、みたいな?

飲み進むと最初に感じた酸化の印象はだんだん気にならなくなってきました。

今日の晩御飯はサバの味噌煮、かぼちゃのサラダ。
華やかな印象なので、和食には合わせにくいかと思っていたら、熟成感がつなぎになって、しっとりと合わせてきますね。

めんたいこはさすがにアウトでしたが、他のメニューは問題なし。

食事終わって、おつまみのミックスナッツも大丈夫。

時間が経つと、やはり酸化の印象が強くなってきました。
もうちょっと若いときの方が美味しかったでしょうね~。

後半は、アラフォーだけどオシャレを忘れてなくて、ちょっと艶っぽい感じの大人な女子、みたいな印象に変わってきました。

コンディションがイマイチなのでオススメ出来ませんが、もう少し若いヴィンテージを飲んでみたいワインです。

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シャン・ド・フルーレ ボルドー・シュペリュール [2012]赤ワイン フルボディ 750ml フランス ボルドー AOCボルドー シュペリュールChamp De Fleuretトリプル金賞受賞!

※サイトより引用
・ 産地 フランス ボルドー AOCボルドー シュペリュール
・ 品種 メルロー 60%、カベルネ・ソーヴィニヨン 30%、カベルネ・フラン 10%
・ 樹齢 平均25年
・ 土壌 粘土と石灰岩
・ 発酵 伝統的なボルドースタイル、ステンレスタンク、15日間
・ 飲み頃温度 16℃
1938年にサンテミリオン地区で設立された生産者協同組合(Producta社の4大株主の一つ)。
Champ de Fleuretの名はフランス語で剣(Fleuret)の畑(Champs)を表し、イギリスとフランスの100年戦争を終結させ、アキテーヌ地方をイギリスの支配から解放させた戦いに由来します。
イギリス国王は15世紀までこの地方の実権を握っていましたが、1453年にカスティヨンの戦いにおいてイギリスのタルボット将軍がフランス国王に敗れ、それ以来、「剣の畑」は古の戦場として記憶されております。現在は緩やかな起伏が続く、美しいブドウ畑となっています。
果実味豊かで、丸みのあるやわらかいタンニンのバランスがとれたワイン。
受賞歴
ロサンゼルス インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション2012 金賞(2011)
マコンコンクール2011 金賞(2010)
アキテーヌワイン・ボルドーコンクール2010 金賞(2008)

2015/12/30

シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005

シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005
シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005
Chateau Vieux-Georget Organic 2005

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー・シュペリュール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%

リカーランドトップで、税抜き1850円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:まだ少し若さのあるちょっと紫色がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:落ち着いた印象ながらちょっとまだ若さを感じる

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれ、干しぶどう、ドライフルーツ
<香辛料・芳香・化学物質>肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:華やかで熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ちょっと酸化の印象、爽やか
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに長く続く

【フレーヴァー】
スパイシー、ちょっとケミカル?

【評価】
華やかな香りで熟成感がありながら、スッキリとスマートな味わい。ちょっと酸化の印象がある。

【供出温度】
14-16度 すっきしたまとまりなのでちょっとヒンヤリしてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
澱が無いので、ボトルからグラスに注いで飲めるが、ひょっとしたらデキャンタージュした方が香りが開くかも

【総評】
外観は、落ち着いた印象ながらまだ若さを感じさせる色調の濃いガーネットで、美しい輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレのような華やかさがあり、グラスを回すと干しぶどうや生肉、オリエンタルスパイスのような香りが出てきて、最後はちょっと還元的な印象になります。

味わいは、軽めでスッキリしたドライなアタックから、落ち着いた果実味と爽やかな酸味がじっくりと広がり、少し酸化の印象があるものの、スマートなボディが長めに続いて、えぐ味と収斂性が出てきて乾く印象でフィニッシュ。

シャトー蔵出しの10年熟成ボルドーなので、品質は安定していて、まだまだ若さを持ってます。

最初はちょっと酸化した印象がありましたが、飲み進むとだんだん気にならなくなってきました。
クールでクリーンな印象があり、品の良さを感じます。

イメージとしては、中島美嘉のようなクールビューティでしょうか。

2000円弱の価格帯ですが、第一印象は良いですね。
食事が入ると、また良さが出てきそうな気がします。

今日の晩御飯は、国産黒毛和牛のモモ肉のステーキ。
塩コショウで焼いて、わさび醤油でいただきます。

わさび醤油はさすがにワインに合わないかなと思ったら、かなりいい感じで合いました。
ワインの熟成感と醤油の馴染みがいいんですね。

塩コショウだけより、わさび醤油をつけた方が合います。
ワインがソースになって料理をグレードアップしてくれる感じで、この組み合わせはいいですね。

イベリコ豚の44ヶ月熟成のマサの部位の生ハムに合わせてみましたが、これはまた何ともうっとりするような合い方。
普段このような高い生ハムは食べられませんが、チーズのような熟成香があって、赤ワインとの相性がとても良い。
熟成感のある赤ワインと長期熟成した生ハム、この組み合わせはハマりますね~。

熟成感のあるボルドーがこの価格で味わえるという点では、コストパフォーマンスは高いと思います。

最初はクールビューティの女性のイメージでしたが、飲み進むと、冷静な若い紳士的な男性のイメージになってきました。

香りはあまり良くなってきませんが、熟成による酸化のイメージは悪い方向に行かず、時間が経ってもしゃんとしてます。

カミさんに感想を聞いたら「3980円くらい。時間が経っても悪くならないし、だんだん良くなってきていて香りも華やかなので、最低でも2000円台後半かと思った。」とのことでした。

かなりの高評価です。
確かに時間とともに良くなってて、蔵出し熟成ワインの良さが出てます。

このワインはオススメです。

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シャトー ヴュー・ジョルジュ [2005]赤ワイン フルボディ 750ml フランス ボルドー AOCボルドー・シュペリュールChateau Vieux-Georget グレートヴィンテージの2005年!

※サイトより引用
・味わい:フルボディ
・栽培:オーガニック(Eco Cert認定)、平均樹齢15年
・飲み頃温度:16~18℃
・合う料理:ヒレステーキ、トマトソースとサラミのピザ
明るいガーネットの色。
ブラックベリー、カシス、バニラの香り。
口当りまろやか。しなやかなタンニン分と程よい果実味のバランスが良い味わい。コストパフォーマンスに優れています。
1000~2000円のおすすめワイン

2015/12/10

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル
アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル
Agneau Rouge 2013 375ml

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン10%

ピアゴで、ハーフボトルを597円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いたルージュ色をした、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きは弱めで透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、ドライハーブ、薬っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>やや硫黄、やや閉じてる?
香りの印象:閉じているのか開いてこない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり何も残らない感じ

【評価】
ライトでドライ、すっきりした味わい

【供出温度】
10-13度 軽くてスッキリした味わいなので、少し冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調の明るめのルビーで、底が見えるくらいの明るさと、キレイな輝きとツヤがあります。

香りは、温度低めのせいか閉じている印象で、ドライフルーツやドライハーブ、薬箱のような印象で、もうちょっと温度が上がると変わりそう。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、上品な大人なフルーツ感と爽やかな酸味が広がり、残糖少なめのドライでスマートなボディ、タンニンは控えめながら後味をしっかり締めて、やや乾く印象のフィニッシュ。

とても軽いのですが、上品さがあるというか素性のいい感じがありますね。
ちょっと冷蔵庫で冷やし過ぎたので、もうちょっと温度が上がるのを待ってみます。

かなりドライな印象なのですが、嫌味のないスッキリした味わいなので、ワインだけでもスイスイ進みますね。
アルコール度も低めなので、ハーフボトルはあっという間に無くなりそう。

当たり外れの多いボルドーですが、良いワインはさすがの品質感というか、時代の流れを作っているな~と感じます。
このワインもまさにそうで、ニューワールドでは到達できない境地にありますね。

クリーンで透明感があって、スケートの羽生結弦選手のような透明感とオスマシ感を持ってます。

今日の晩御飯はコンビニ弁当のロコモコ丼。

合わせると、実に上品に対応してくれます。
コンビニ弁当でも文句言わない感じで、慈愛に満ちた味わい。

キレイな澄んだ水、みたいな印象もあるんですね。

どんな食事でも合わせやすそう。
ミネラルウォーターのようにすっと合わせてくれます。

逆にあまり強い料理じゃない方が良さそうですね。
お肉でも、ローストビーフとか、赤身のさっぱりしたお肉を塩コショウだけで焼いたやつとか。

素材の味をしっかり味わいたいような料理がフィットしそうです。

さすがの品質感で、飲み進んでも酔わないで冷静になってくような、正座したくなるような感じです。

飲み始めは透明感のある男子で、羽生結弦選手のイメージでしたが、後半は透明感のある女子のイメージになってきました。
中性的な透明感のある、オーラをまとった美しい女子って感じ。

とても良いワインだと思います。
フルボトルで飲み直してみたいですね。

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【バロン フィリップ ド ロスチャイルド】 アニョー ルージュ [2013] 750ml 赤

※サイトより引用
ボルドー、ポイヤック格付け第1級の「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」。1855年の格付け後に昇格が認められたただ一つのシャトーであり、圧倒的な存在感。1本数十万円で取引されるほどの偉大なワインである、「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を所有するのが、世界で幅広くワインビジネスを展開するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社です。
チェリーや木いちごなどの赤系果実のフレッシュな香り。口にふくむと、弾けるような果実味がじわじわ広がります。なめらかなタンニンが程よいコクを生み、穏やかな酸味が全体を引き締めています。瑞々しい果実の余韻は長く続き、なんともエレガントな味わいです。石灰質の土壌で栽培されたメルローはワインに濃いフルーティーと丸みを与え、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランは、砂と砂利の土壌で栽培されており、ワインに洗練されたたっぷりとしたタンニンを与えます。バランスの良い味わいは合わせるお料理を選びません。ミートソースパスタやオムレツ、燻製ハムなど、カジュアルなお料理に特によく合います。
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シェ・ド・ラ・トレイユ 2014

シェ・ド・ラ・トレイユ 2014
シェ・ド・ラ・トレイユ 2014
Chai De La Treille 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン66%、セミヨン27%、ミュスカデル7%

京橋ワインの通販で、6本セット5378円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1490円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、ちょっと酸化してる?

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>梨やモモのような白い実の果実、柑橘系
<花・植物>白い花、グリーン系のさわやかなハーブ
<香辛・芳香>ミネラル、クリーム
<化学物質>なし
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少なめ(ドライ)
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:やや軽め
バランス:爽やかでドライ
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと重い、やや酸化した果実感が残る

【評価】
フレッシュでドライな味わいながら、酸化した印象とえぐ味とアルコール感が後味を重くしている

【供出温度】
8-10度 後味が重いので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、輝きがあります。

香りは、梨や桃、柑橘系の果実、ミネラル感と乳製品的なクリーム、爽やかなハーブの印象などがあって、時間が経つと樽の影響も出てきそう。

味わいは、軽めのアタックから、残糖少なめでキレのあるドライな味わいで、やや酸化したようなシャープな酸味があり、スマートなボディが少し続いて、えぐ味とアルコール感のある、ちょっと重さのあるフィニッシュ。

クリーンじゃない頃の昔のボルドーブランみたいな酸化の印象が、このワインの個性になっていてますね。

第一印象は、ちょっとイマイチかな。
何か足りない感じがします。

今日の晩御飯は、鮭のちゃんちゃん焼き。
つけダレは味噌マヨネーズです。

このワイン、オールドスタイルのボルドーの印象を持っているので、和食に合わせると、ボルドーのプライドが顔を出す感じで、フィットしません。
ちゃんとした食事を要求される感じ。

家庭料理だと、ちょっと合わせるのが難しい感じでしょうか。
酸化の印象もだんだん強くなってきました。

チーズとハーブの入っている料理、バジルとトマトのピザとかパスタ、あたりだとフィットするかも。
チーズだと青カビのスティルトンあたりのイメージでしょうか。

ちょっとクセはあるものの、しっかりしている印象もあって、悪くないと思います。

人に例えると、日本語まったく通じない、強面の初老のイギリス紳士みたいな感じ?
なんででしょうね、フランスじゃなくてイギリスっぽい感じを受けてしまいます。

オススメできるような感じではありませんが、個人的には嫌いじゃないかも。

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シェ・ド・ラ・トレイユ 2014【フランス】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

※サイトより引用
【爽やかにして優雅な味わい!!気品あふれるボルドー白!!】
咲き乱れる花と果実味の饗宴!!飲み干した後の吐息までもがアロマティック!!少しトロピカルなパッションフルーツやライチの香りに、ナシと白桃のみずみずしさが重なり、とても心地よい香りです。一口飲めば、弾けるフレッシュ感とともになめらかな味わいが口中をたっぷりと潤し、充実の果実味が豊かに膨らむ飲み応え。柔らかな味わいと清冽な酸のバランスが美しく、落ち着きのある優雅さを感じます。
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