2014/08/09

アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012

アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012
アンティノリ トルマレスカ シャルドネ 2012
TORMARESCA CHARDONNAY 2012

イタリア:プーリア州:I.G.Tプーリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ100%

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は1350円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しいがちょっとオレンジ色がさしている、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>リンゴ、桃、バナナ
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>ヴァニラ、クリーム、爽やかなハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:爽やかな、スムーズな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
全体的にマイルドで、爽やかさとスッキリ感があるが、後味はややえぐ味が残り、辛い

【供出温度】
7度以下、8-10度 温度低めの方が爽やかに飲めるが、温度やや高めでも問題なさそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ちょっとオレンジ色がかってますが、若々しく、美しい輝きがあります。

香りは、果実香が中心で、桃やリンゴ、南国系の果実、爽やかなハーブ香と、ヴァニラやクリームのような印象、イタリアワインらしい甘さを感じさせます。

味わいは、すっきりドライでやや強めのアタックから、さわやかな酸味と柑橘系のフルーツ感と、ふっくらとボリューム感があり、後半えぐ味が出てきて、ちょっと乾く感じでフィニッシュ。

スッキリ爽やかで、ちょっとふっくらボリューム感もあって、飲み始めはとても好感触だけど、後味にえぐ味が強めに残って、フィニッシュはイマイチ。
食事が欲しくなりそうなタイプですね。

後味の苦味と、炭酸のような印象が強いんですね。
このあたりは、スパークリングのようなフレッシュ感につながるので、好き嫌いが分かれそう。

でも、次々グラスに手が伸びますね。
グレープフルーツのような爽やかさがあって、嫌味がなくて、飲み進むとどんどん良くなってきました。

ちょっとソーヴィニヨン・ブランのような爽やかさですが、全体的にまろやかな感じがシャルドネらしいですね。

爽やかさがとてもよい感じなので、冷蔵庫でしっかり冷やして飲んだほうが美味しいみたい。
夏向きの味わいですね。

今日の晩御飯は、チキンカツ。
このワイン、レモンを絞るような感じで、ちょうど良く合いました。

きゅうりに味噌マヨネーズをつけたおつまみもピッタリ合う感じ。
家庭料理にも良く合って、合わせる幅が広そうです。

食事が終わってワインだけになると、何かおつまみが欲しくなるものの、ワインだけでも十分行ける感じ。
フレッシュ感と爽やかさがあって、さらにしっかりしたベースがあるのでいいんですね。

カジュアルにも楽しめるし、ワインもしっかりしている。
ちょっといい食事にも十分合わせられそう。

いろいろなシーンで活きるワインだと思います。

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アンティノリ トルマレスカ シャルドネ

※サイトより引用
アンティノリの歴史は、1385年、ジョバンニ・ディ・ピエロ・アンティノリがフィレンツェのワインギルドに加盟したことに始まります。それから6世紀以上を経た現在、この名門ワイナリーはトスカーナ地方キャンティ クラシコ地区を中心とした数多くの葡萄園、そしてウンブリア州のカステロ デ ラ サラを所有しています。さらに1989年にはピエモンテ州のプルノットも所有するなど、上質なワインを世に送り出し続けています。
アンティノリはスーパートスカーナの生みの親でもあります。1970年代に現当主であるピエロ・アンティノリが、イタリアの代表品種サンジョヴェーゼとフランスからの外来品種カベルネソーヴィニヨンをブレンドして「ティニャネロ」と「ソライア」を誕生させました。当初イタリア国内では伝統品種に外来品種を合わせたことで異端視され、厳しい評価を受けました。また当時カベルネソーヴィニヨンはDOCなどの原産地呼称ワインに使用することが認められていなかったことから原産地呼称も認められず、「ヴィノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン:イタリア産ワインとしての最低の格付け)」としてしか販売を許されませんでした。しかし、やがて国外で評価が高まって高値で取引されるようになり、また「ソライア」は「サシカイア」「オルネライア」とあわせて3大スーパートスカーナと呼ばれるようになりました。
今ではアンティノリは、イタリアを代表するワイナリーとしての地位を不動のものにしています。
「トルマレスカ」は、アンティノリ社が肥沃な土壌で農業が盛んなプーリア州にワイン作りに適した環境と大きな可能性を見出し、立ち上げた新しいブランドです。プーリアは、長靴の形をしたイタリア半島のちょうどかかとにあたる南北に長い州で、昔から広大なワイン生産地として知られておりましたが、質より量というイメージでした。
アンティノリ社は絶好のテロワールであるこのプーリアで、トスカーナやウンブリアで培った経験と技術を生かしながら、ネグロアマーロ、アリアニコ、プリミティヴォ等の土着品種を使って魅力あふれるワインができるのではないかと取り組みました。
パイアラは「トルマレスカ」のセカンドブランドとしてリリースされたブランドです。プーリア伝統の土着ブドウ品種と、国際的なブドウ品種とをブレンドすることで、個性的でありながら飲みやすいワインに仕上がっています。
[ワインテイスティングコメント]
明るいグリーンがかかったイエローの色調。白い花、タイム、そしてオレンジやパイナップルの柑橘系のフレッシュな香り。海沿いでブドウが造られている為、 潮風や草原を感じる爽やかでイキイキとした味わいです。

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