2010/03/10

サンティアゴ シャルドネ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(2)シャルドネ、トロンテス(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円)
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー:NV)\398(通常価格498円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サンティアゴ シャルドネ NV
【外観】
明るめでグリーンがかったレモンイエロー。
色味は単調で彩度が低く、ややグレーっぽい。
輝きは弱めで、大人しい。
ディスクは薄く、粘性は弱い。

【香り】
グレープフルーツのようなやや苦味を感じさせる柑橘香。
スモークっぽさと、醗酵香。
グラスを回すとミネラル。
さらに南の果実を思わせる甘い果実香が出てくる。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
とてもライトな味わい。
やや水っぽさを感じる。
酸味はしっかりしているがやや収斂性がありエグミを伴っている。
アルコール度は低めで、後味は酸味が残りジューシー。
ほんのりとした甘みとフルーティさを持っている。
軽くまとまっているが、バランスはあまり良くない。

【判定】
淡く、輝きの少ない外観からは安いテーブルワインをイメージさせる。
香りはフルーツの印象と、醗酵香やミネラル、ややスモーキーなところはシャルドネの印象。
味わいは軽く、安いテーブルワインのイメージ。
価格の印象も大体500円くらい。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ピンポン

価格を考えると十分な味わいのシャルドネです。

【総評】
サンティアゴ シャルドネ NV
SANTIAGO CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティのセールで、398円で購入。
通常価格は、498円。

最初は水増ししたような味わいでしたが、飲み進むと気にならなくなります。
シャルドネらしさがしっかり出ているので、シャルドネ主体だけど他に沢山混ざってない?みたいな不信感は感じません。

498円のワインとしては、十分な品質ではないでしょうか。

最初は甘みを感じましたが、グイグイ飲むと、結構辛い、硬派なワインですね。

軽くて辛口なので、普段の食事にも良く合います。

マヨネーズ味のマカロニサラダなんてバッチリですね。
チューハイ的、とでもいいましょうか。

バタピーがあったので合わせてみたら、これもバッチリ!
完全にビール、焼酎の替りになれるワインです。
まあ、そういう需要があるかどうかは別にして・・・

結構いいですね、このワイン。

最初に感じた微妙なバランスの悪さも飲み進むと気にならなくなります。

とても軽いのですが、香りや味わいはしっかりとしたワインらしさがあります。

498円の価格帯のワインの中でも、まとまりはトップクラスではないでしょうか。

ちなみに、このワイン・・・酔っ払います。
とても軽くて、11.5%くらいのアルコールの印象なんですが、実は13%もあるんですね。

味わいはデイリーですが、アルコール度はデイリーじゃありません。
グイグイ飲めるので、気がつくとヤバイ感じです。

今日の晩ご飯のメインディッシュは鶏肉と野菜の炒め物。
塩味ベースの中華風です。

あっさりとした炒め物ですが、これもOK!

なんだかとてもフトコロの深いワインですね。
というか、すでに酔っ払っているかも、オレ。

食事が入るとぐんぐん良くなってきました。

フレッシュさとフルーティさと甘さが、とても絶妙!
苦味もしっかりあって、それも良い方向に効いてます。
食事を選びませんね~、こりゃ良いワインだ。

第一印象は悪かったけど、いつのまにか友達、みたいな。

優秀なワイン、という訳ではありませんが、何だかとても気に入ってしまいました。

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