(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\926 (6本セット5555円)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な濃さのグリーンがかったイエロー。
輝きは普通レベル。
単調でシンプルな色味。
ディスクは厚め。
粘性は高い。
【香り】
パイナップル。
カリン。
ミネラル。
グラスを回すと、蜂蜜やシロップ。
酵母のような印象。
香りは厚く、ボリューム感がある。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強く、やや収斂性のような感じがある。
割と厚みのあるボディ。
アルコール度は強く、お腹が熱くなる。
後味はややカルピスのようなエグ味が残る。
ちょっと強めの苦味がある。
余韻は短い。
【判定】
先日の小飼一至会長のセミナーで、ブラインドテイスティングはずばり当てないと意味がない、という話がありました。
これから、直感的に感じた銘柄品種を分析前にあげておく事にします。
まずこのワインの直感的な印象は、ボルドーブラン。
外観からはまだ少し若さを感じる。
この中からいくと、ポルトガルが落ちる。
香りの印象は、まず南国系の果実。
その後、グリーン系の香りが出てきた。
単調な色味の外観からは単一品種かと思っていたが、香りはソーヴィニヨン・ブランとセミヨン。
ヴァニラも香り、新樽の影響も感じる。
味わいは、酸味と苦味のバランスがソーヴィニヨン・ブランっぽい。
といってもシャルドネもまだ捨てがたいものがある。
完全にボルドーという認識で進んできたが、一旦シャルドネよりの見方をしてみる。
香りは、だんだん樽の影響が強くなってきて、品種の特定は難しくなってくるが、樽熟成のシャルドネの印象ではない。
味わいは・・・う~ん、シャルドネっぽくもある、んですよね。
まただんだん分からなくなってきた・・
総合的な印象はやはりボルドーブランだな。
ファイナルアンサーで、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル
で、ピンポン
厚みのあるボルドー・ブランです。
【総評】
シャトー マルジョス 2006
CHATEAU MARJOSSE 2006
フランス:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル
町田の蔵屋さんで、2080円で購入。
フレッシュで、グレープフルーツのような味わいながら、しっかりとした骨格をもっているボルドー・ブラン。
ボルドー・ブランというと、樽の影響が強いものが多いですが、このワインはフレッシュ感が強く、アントル・ドゥー・メールらしい味わいです。
それでいて、静かな力強さを持ってますね。
グラーヴやメドックの上質なボルドー・ブランと比べるとカジュアルな印象ですが、まあどこに出しても恥ずかしく無いまとまりでしょうか。
2000円を超える価格ですが、まあそれなりの品質。
また買いたいかというと・・・やや微妙。
カミさんに値段を聞いてみたら、1280円。
確かに、良いワインなのですが、印象がずっと変わらず、やや単調な味わいなんですよね。
良いワインですが、プラスアルファの魅力が欲しいかも。
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シャトー・マルジョス ブラン(白)1,730円 (税込)
※サイトより引用
シャトー・マルジョスの所有者ピエール・リュルトン氏は、シャトー・シュヴァル・ブランの醸造責任者です。彼はこのシャトーの複雑な畑の土壌に惚れ込み、ワインを造り出しています。淡い黄金色、トロピカルフルーツと白い花を思わせる香り、フレッシュで果実味と酸味のバランスの良い白ワインです。
ラベルが少し汚れております。
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