コート・ド・プロヴァンス アライス ロゼ 2006
Cotes de Provence Alais Rose 2006
フランス:プロヴァンス地方:コート・ド・プロヴァンスAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、サンソー、シラー
リカーランドトップで、1860円で購入。
【外観】
やや淡めのサーモンピンク。
輝きが強く、華やか。
粘性は中庸で、脚が現れるがすぐに消える。
色味は落ち着いていてオレンジがかったサーモンピンク。
【香り】
白やピンクの花のようなフローラル。
桃や梨のような果実に、すこしシロップの印象。
香りは溌剌としていて、華やか。
少しカラメルのような、キャンディのような香りも混ざる。
スパイスの印象も混ざり、複雑で深みがある。
【味わい】
ほんのりと残糖を感じるセック。
ライトな飲み口で、とても軽い飲み口。
最初水っぽい印象を感じるが、後味はしっかりとしている。
酸味は穏やかだが、しっかりしている。
渋みもあり、効果的に締めている。
余韻は綺麗で、長く残る。
【総評】
キレイな味わいのロゼ。
香りは華やかで、味わいはすっきり。
いろいろな料理に合いそうです。
家庭で飲むには、一番いいクラスではないでしょうか。
ブイヤベースみたいなシーフードにも合いそうだし、中華なんかも良く合いそう。
カミさんに値段を聞いたら、2280円。
全体のまとまりはとても上品で、確かにそれくらいの印象があります。
何と言うか、コクみたいなものがあるんですよね。
シャンパーニュに通じるような。
香りも華やかさがありますが、主張は強くありません。
味わいはドライで、フルーティさも控えめなので、合わせる料理の幅が広い。
やっぱりロゼって、いいですよね。
プロヴァンスのロゼは多分初めてなのですが、南仏って感じのおおらかさと華やかさがあります。
今日の晩御飯は、皮から手作りの自家製餃子。
なかなかいい感じ。
餃子そのままが一番合いますが、酢醤油やラー油をつけても案外大丈夫。
クリスマスも近いので、家でシュトーレンを焼いたのですが、これがまたバッチリ。
ラム酒漬けのレーズンやナッツ、バターの香りが、良く合います。
シュトーレンにゴルゴンゾーラを乗せて試してみると、ロゼだとちょっと負ける感じ。
赤ワインの方が合いますね。
爽やかさのあるロゼなので、冬場よりは夏の方が合うのかも知れませんね。
噛み締めるほどに美味しさが出てくるような、品質の高いワインだと思います。
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