2015/10/06

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
VELATA MERSEGUERA SAUVIGNON BLANC 2014

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:ちょっとオレンジがかっているのが気になる、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実>白い実の果実、ちょっと傷んだ印象?
<花・植物>杉の板、木酢液のような饐えた感じ
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄と、やや酸化した印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:酸化して饐えた感じ
苦味:収斂性がある
バランス:酸化した、バランスが悪い
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸化したシードルのような印象

【評価】
場末の酒場で出てくる、酸化したワインって印象

【供出温度】
7度以下 状態が悪いので冷やしてごまかした方が良さそう

【グラス】
ワイングラスじゃない方がいいかも

【総評】
外観は、ややオレンジがかったベージュっぽいイエローで、輝きが少しあります。

香りは、硫黄のような鼻をつく印象があって、白い実の果実や、木の板、木酢液のような饐えた感じ、硫黄由来のミネラル感など、良くありません。

味わいは、やや軽めの口当たりから、いきなり酸化した酸っぱさがあり、果実感は爽やかながら最後まで酸化した印象が続いて、えぐ味のある酸っぱいフィニッシュ。

昔はこういったテーブルワインがあったよな~って感じの、クリーンさのない安酒って感じ。
でもこれはこれで何とも言えない風情があって、ダメな自分と向き合う感じの何とも場末な印象があります。(おいおい)

あー不味いって言いながら、でもこれしかないから飲んじゃう、みたいな。
酒とはなんぞや、という哲学的なテーマも投げかけてくるようです。(おいおい)

人間がだんだんダメになってくると、ダメなお酒に妙に親近感を覚えるんですよね。(おいおい)

意外とこういったダメワインが食事に合うこともあるので、食事にちょっと期待してみます。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトソースバジルパスタ、ニンニク不使用です。

合わせてみると、このワインはすごく的確にフルーツ感のアクセントを加えるような合い方をします。
ダメダメだったオヤジが、仕事になると急に動きが良くなる、みたいな印象?
ワインがとたんに美味しく感じますが・・・でも後味はやっぱりちょっと場末な印象かな~。

まあ、コンビニパスタにはとてもいい仕事をしますね。
料理がこってりしてないから、このワインにも合うのかも。

食事が終わって、黒豆せんべいに合わせてみると、まったくすれ違う感じだけど、最終的にはまあ悪く無いって感じ。
ブロックアーモンドチョコレートに合わせると、ワインが完全に負けてすーっと後ろに引くものの、最終的にうまくフルーツ感を加えて、これまたいい仕事をします。

人に例えると、ちょっと臭くてウザいと思われているけど、実は仕事が出来るオヤジみたいな??
人には薦められないタイプですが、個人的には嫌いじゃないかも。。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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