2)コノスル シャルドネ リザーブ 2013
のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかったレモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きは弱め、強い輝きがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>柑橘系、レモン、梨の芯の部分や若い青りんごのような酸っぱい印象
<花・植物>白い花、菩提樹
<香辛・芳香>強いミネラル香
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、若干還元的?
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、ドライでシャープ
アルコール:強め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系とミネラル感
【評価】
ドライでシャープな味わい、しっかりした芯を持っている
【供出温度】
8-10度 温度低めでシャープな味わい、温度が上がるとしっかりした味わいが楽しめる
【グラス】
中庸
【判定】
外観は、グリーンがかっていて色調が淡いので、チリのリザーブというよりは、アルディッシュの軽めのイメージ。
香りはフレッシュで、ミネラルや柑橘系の印象が強く、これもニューワールドよりは伝統産地の印象。
味わいはドライでシャープ、キレの良い感じで、シャープに造られたフランスの印象。
ファイナルアンサーで、ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ。
で、ピンポン
良いワインですね~。
時間が経つとしっかりした樽香が立ってきました。
【総評】
ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2013
Louis Latour Ardeche Chardonney 2013
フランス:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
ダイエーで、ワゴンセール1200円で購入。
元値は、1598円
外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、ギラギラした強い輝きがあります。
香りは、強いミネラル香、柑橘系のフルーツ、梨や青りんご、グリーン系のハーブ、爽やかな要素が最初は多いですが、時間とともに樽香やバタークリームの印象が出てきました。
味わいは、やや軽めに感じるドライでシャープなアタックから、爽やかなフルーツとしっかりした酸が広がり、スレンダーでしなやかな強いボディが長めに続き、軽い苦味を残したフレッシュなフィニッシュ。
さすがルイ・ラトゥールという、この価格ではなかなか味わえない、ワインらしいまとまりです。
良いワイン飲んでる感じがしますね。
ワゴンセールで1200円になっていたので、ちょっと傷んでるかもって思ってましたが、全然大丈夫ですね。
ワインがしっかりしているので、多少荒い扱いを受けてもそう簡単には傷まないのでしょうか。
元値の1598円でも十分安いと思います。
ルイ・ラトゥールって、やっぱり特別感がありますね。
先日のワイン会で、ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュをブラインドで飲んだのですが、柔らかくて穏やかな味わいは。南の方のシャルドネかと思いました。
へんなボリューム感が無くて、品があるんですよね。
ただ、香りが強めで複雑なので、家庭料理にはちょっと合わせにくいかもしれません。
今日の晩御飯は、チーズをはさんだチキンカツ。
このワイン、案の定自己主張が強くて、食事に馴染まない感じです。
家庭料理に合わせるには、スパイス強めの食事が良さそうですね。
パン粉にバジルとかまぜておくとちょっと合ったかも。
食材自体も香りの強いものが良いでしょうね。
時間が経つとだんだん酸っぱくなってきました。
暑い時期なので、冷蔵庫で保冷しながら飲んでたのですが、抜栓してからわりと早く酸っぱい感じになってきますね。
早めに飲み切らないと、後半ちょっとダメな印象に。
人に例えると、カジュアルな服装だけどダンディーな西欧の男性って感じ?
良いワインですが、やや距離感を感じるタイプかもしれません。
コストパフォーマンスは高いと思いますが、後半ちょっと酸っぱくなってしまいましたね。
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ルイ・ラトゥール アルディッシュ・シャルドネ 2013 750ml (ワイン) 【05P24Oct15】 【wineday】 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】
※サイトより引用
ルイ・ラトゥール Louis Latour■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表する作り手です。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる『コルトン・シャルルマーニュ』の生みの親としても広く知られています。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよび『コルトンの帝王』と称されています。先代の時代にはブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、葡萄の苗木を植え、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン ピノ・ノワール」を成功させています。
オーク樽ではなく、あえてステンレスタンクでの熟成をしたシャルドネです。爽やかな香り、すっきりとした口当たりが率直に楽しめます。
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