2007/09/30

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004
RAOUL CLERGET Bourgogne Pinot Noir 2004

フランス:ブルゴーニュ地方
アルコール度:12.5%

伊勢丹で、1500円で購入。

【外観】
そこが完全に見える程度の透明感。
艶っぽくて深みがあって、しっかりした印象。
粘性もそこそこ。
色味は少し落ち着いた印象で、深みのあるルビーって感じ。

【香り】
金属的な印象を感じる、なめし革香が主体。
ちょっとケミカルっぽい?って印象も受ける。
この間、ブショネ(ではないか)で飲めなかったブシャールのピノ・ノワールも少しこんな印象があった。
樽の影響かどうか分からないがやや焦げっぽい香りもあり、深みを与えている。
香りはそれほど強く無いが、軽やかで上品、でも硬派な印象。

【味わい】
なめらかでやさしい口当たり。
収斂性が少しあり、渋みも感じるが、それが程よいアクセントになっている。
飲み口が大変軽く、清涼感を感じるが水っぽい感じではない。
とてもバランスよくまとまっている。

【まとめ】
軽いがとても良くまとまったピノ・ノワール。
しっかりとした芯をもっているような印象で、軽くても安っぽさはない。
飲み口はとてもセックで、甘さはほとんどなく、爽やか。
香りも飲み口も、重さを全然感じないが、ちょっとケミカルな印象があるのがやや気になる。
アルコール臭もちょっとあるのかな?
やや力が弱く、酸化が早そうな印象もある。
全体のまとまりは好印象なんだけど、ケミカル臭とかちょっと気になる部分もある。
時間がたつとちょっと水っぽさも感じてきた。

【カミさんのコメント】
飲みやすい。
おいしい。
値段は2500円くらい?
でも、ずーっと同じ印象でちょっと飽きるかな。

ブラインド・テイスティング ピノ・ノワール 当てる

ピノ・ノワール(ブルゴーニュ)\1500
・シラー(米:デリカート)\1100
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
明るいルビー色。
色調は落ち着いた紫。
底が見えるくらいの明るさ。
ちょっと炭酸を含んでいるような印象。
粘性はそこそこ。
ほぼピノ・ノワール。

【香り】
ピノ・ノアール独特のなめし革香がする。
ちょっとミネラルやケミカルっぽさもある。
このあいだのブショネだったブシャールにちょっとつながる印象。
ちょっとスパイシーだけど、この鉄っぽいなめし革の感じは明らかにピノ・ノワール。

【判定】
飲まずに判定。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

だって他の2本は何度も飲んだことあって、明らかに違うんだもの。

2007/09/29

シノン ロゼ ドメーヌ・ランベール 2005

シノン ロゼ ドメーヌ・ランベール 2005
CHINON ROSE Domaine Pascal Lambert 2005

フランス:ロワール地方:トゥレーヌ地区:シノン
アルコール度:12.5%

ル・ヴァン・ヴィヴァンで、1838円で購入。

シノン ロゼ ドメーヌ・ランベール 2005 ボトル ラベル
【外観】
やわらかく、おとなしい色調。
ややオレンジっぽい印象。
粘性はわりと強い。

【香り】
フルーティで、南国系のフルーツの香りや、ヴァニラの香りも感じる。
ややシャンパンっい炭酸やシュールリーのような印象、それからミネラルの印象もある。
基本的には白ワインのイメージ。
ソーヴィニヨン・ブランっぽいのかな?
そこに微妙なスパイシーさやなめし革のようなニュアンスが加わってアクセントになっている。

【味わい】
ほんのり甘さを感じる味わい。
スッキリとしていて、余韻もキレイに消える。
セックではないが、ベタベタもしていない。
軽くジュースっぽい酸味だが、悪い印象は無い。

【まとめ】
思ったより甘さを感じて、かなり軽い飲み口だが、すっきりしておいしいロゼ。
スパイシーさはほとんど無くフルーティさとミネラル感が強い。
すっきりとした白ワインに赤のコクを軽くプラスしたって感じかな。
印象としては昼間のオープンテラスで飲むような味わい。
カベルネ・フランなので、もっと深みのある印象かと思っていたが、とてもとっつきやすく飲みやすく、しかも華やか。
というか、飲み易すぎるかな。
でもおいしい。
すいすい進んでしまう。
香りも魅力的で、なんとも言えない魅力的なポイントがある。
一年間試験対策でほとんどロゼは飲んでなかったけど、改めてロゼっておいしい。

【カミさんのコメント】
酸味がワインというよりはフルーツっぽい。
グアバとかイチジクとか。
軽くて飲みやすい。
価格は2500円くらい?軽いけど高そうな感じ。

http://www.azumacorp.jp/content/partners-14.html
http://item.rakuten.co.jp/lvv/303632/
※サイトより引用
オーガニック農法など土壌を大事にした造り手"パスカル ランベール氏"が造る辛口のロゼワインです。
カベルネフラン独特の若々しいベリーの香りとフレッシュで滑らかな酸味が広がります。すっきりとした飲み口のいい仕上がり。しっかりと冷やしてお楽しみください♪

2007/09/28

シャトー・モンタロン2005

シャトー・モンタロン2005
CHATEAU MONTALON 2005

A.O.C.ボルドー・スペリュール
ブドウ品種 : メルロー90%、カベルネ・フラン10%
平均樹齢 : 35年
栽培面積 : 11ha
収量 : 51 hl/ha 
熟成 : ステンレスタンクにて12ヶ月
アルコール度 : 13.5%

伊勢丹で、1300円で購入。

【外観】
少し濁っている印象で、紫色が強くピンクっぽい。
脚は多く現れるが、すーっと早く落ちるので、それほど粘性は強くない。

【香り】
まずは強いスパイス香。
青ピーマンのようなヴェジェタルな香りもふっと感じる。
香りの全体的な印象は、凛としていて背筋が伸びているような硬質なイメージ。
ミネラルっぽいというか鉱物っぽいニュアンスが凛々しさを出している。
フルーツはカシスを中心としているが、それよりもチェリー方向に広がっているような印象。
ジャムっぽさやコンポートのような甘さは無い。

【味わい】
強さが無いので、やわらかく感じるが、収斂性やタンニンはしっかりとあり、しっかりと主張している印象を受ける。
フランスらしいというか、飲みやすくしようといった印象は無い。
まろやかさや甘さは無いが、クールで、清涼感を感じる飲み口はとても良い。
飲んだときにはタンニンや収斂性を感じるが、後味はキレイに消える。
余韻はそれほど長くないが、とても良い印象を残す。

【まとめ】
価格的にはとてもお買い得感を感じるワイン。
作りに雑念が無いというか、とてもスッキリしている。
大変良いのだが、買い置き決定までいかない、なぜだろう?
人に勧めるのもちょっと躊躇してしまう。
ちょっと特徴が捉えずらいのか?
ふっと感じる神経質な印象も普段飲みにはやや重いのか?
華やかでスパイシーなシラー的印象と(シラーじゃないけど)、深遠で哲学的なカベルネ・フラン的印象が交互に現れる。
なんだろう?不思議なワインです。

輸入業者 モトックスのサイト
http://www.mottox-wine.jp/contents/new_wine/2007/09/01/index.html

ブラインド・テイスティング メルロー 外す

・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1500
・メルロー、カベルネ・フラン(ボルドー)\1300
・シラー(米:デリカート)\1100
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや濁りを感じる。
濃さは中程度で底は全然見えない。
紫色が強く、やや黒っぽさも感じる。
粘性は中適度でわりとさらっとしている。

【香り】
強いスパイスの香り。
フルーツはカシス。
動物的な印象は無く、華があって強い。
シラーの印象。

【味わい】
なめらかなアタックながら、やや渋みと収斂性を感じる。
シラーのような果実っぽい甘さをあまり感じない。
余韻もそれほど長くない。

【判定】
もう第一印象でシラー。
色合いも少し濁っていて、紫が強くて、雫にタンニンが残る感じもまさにシラー。
飲み口の印象がやや迷うところだが、他に選択肢は無い。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ブーーー!!

なんと、メルロー・・
そう言えばこの間外で飲んだ時も、メルローをシラーと間違えました。

【総評】
飲み口は明らかにシラーっぽくない。
というかアメリカのシラーではない。
時間が経つと、だんだん動物的な印象が強くなって、スパイス香が消えてきた。
いわゆる裏切り者のワインってやつかな?
化けの皮が剥がれたって印象でもある。
最初は浮かれて騒いでいたけど、実は哲学的な人だった、みたいな。

とにかく、最初の印象がやけにシラーっぽいボルドーのメルローが多い事が判明。
飲み口で判断しないと間違えるね。

しかしこのワイン、いかにもカベルネ・フランって香りがする。
眉間にしわを寄せたような、重苦しい香り。

ガストン パリジャン 白

ガストン パリジャン 白
Gaston Parisien Blanc

ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス
アルコール度11%

大丸ピーコックで、568円で購入。

ガストン パリジャン 白 ボトル ラベル
【外観】
ややグレーっぽい淡い黄色。
粘度はわりとある。

【香り】
香りはそれほど強くない。
最初の印象は、タバコっぽい葉っぱの香りや、ミネラル。
アルコールっぽさも最初たってくる。
そのあとからフルーツ。
柑橘系から洋梨、もも。
樽のニュアンスも感じる。
鼻をくすぐるスモーキーさもある。

【味わい】
最初のアタックはアルコールっぽさを感じて、かなり辛口に感じる。
二口目からは、すっきり、スムーズで、悪く言えば、やや水っぽい。
決してボリューム感や長い余韻などは無いが、クリアでキレイな感じの飲み口。
切れも良く、悪くない。
ほんのり塩味がアクセントになっている。
酸味はやや頼りないが、それほどダレた印象は無い。
かなりセックで、甘さを感じないので気にならないのかもしれない。

【まとめ】
価格的には全然悪くない。
最近の500円台ワインの中では秀逸。
人工的な味付けや、むりやりボディを膨らまそうなんていう色気を感じない、分をわきまえた、さばさばした味わい。
香りも味わいもスレンダーな分、家庭の和食にも合うかもしれない。
フルーティさは控えめなドライでセックな、やや古風なワイン。
これは、買い置き候補だな。

http://www.kokubu.co.jp/CGI/search.cgi?ct_1=1&ct_2=13&ct_3=26
※サイトより引用
ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス。CVBG社の手によるガストンブランドの親しみやすいテーブルワインです。使用ぶどう品種はセミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン等が主体となっています。爽やかな風味が心地よく広がります。キリっと冷やして食卓へ。


■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/sakekome/851964/876743/878135/#923506

※サイトより引用
ヴァン・ド・ターブル,ド・フランス。
CVBG社の手によるガストンブランドの親しみやすいテーブルワインです。使用ブドウ品種はセミヨン、コロンバール、グルナッシュ・プラン等が主体となっています。爽やかな風味が心地よく広がります。キリっと冷やして食卓へ。

2007/09/24

シャトー・ド・ミレ ルシアン・リュルトン&フィス ボルドーブラン 2003

シャトー・ド・ミレ ルシアン・リュルトン&フィス ボルドーブラン 2003
CHATEAU DE MILLE Lucien Lurton & Fils Bordeaux blanc 2003

アルコール度12%
フランス、ボルドー地方

伊勢丹で、1900円で購入。

シャトー・ド・ミレ ルシアン・リュルトン&フィス ボルドーブラン 2003 ボトル ラベル
【外観】
中くらいの黄金色。
黄色の彩度が強く、緑色はほとんど感じない。
逆にオレンジっぽい雰囲気も無い。
純粋に黄色、って感じ。
粘度は結構あり、グラスに脚が残る。

【香り】
やや控え目な香り。
最初にフレッシュなフルーツ香。
柑橘系の爽やかさと、桃くらいの甘い香り。
スムーズできれいなフルーツの印象。
ちょっとコンポート、あるいはシロップ漬けのような印象もある。
ほんのり干草のような印象。
生では無く、乾燥した葉っぱのイメージ。
スパイスっぽさもあり、ほんのりバニラっぽさを感じるような、そうでも無いような・・

【味わい】
ドライでセックではあるがほんのわずか甘い印象がよぎる。
まろやかだが、力が弱く、最初の印象はやや水っぽい。
余韻も短く、ふっと消える。
少し塩味があり、飲み干した後に舌に少し残る。
香りはキレイに消えるが、味は少し嫌な残り方をする。

【まとめ】
香りも味も控えめで、フェミニンな印象。
アントル・ド・メールのようなスッキリ系のイメージ。
少し辛口の吟醸酒のような印象もある。
時間とともに木樽の印象も出てくるが、あくまで上品。
でも、我が家的には1900円はちょっと高いかな。
全体にコンパクトで上品なまとまりはあるが、ちょっと物足りない。

ところが、飲み進んで行くとすっきりと軽やかな印象がだんだん良くなってくる。
もう一口、もう一口と進んでしまう。
なんだかこのワイン妙に気になってきた。
ルシアン・リュルトン&フィスのワイン、また買ってみよう。

【カミさんのコメント】
まあまあ。
後味が悪い。
値段は1280円くらい?

※ラベルのコメント
ルシアン・リュルトンとその家族は、メドック地区の銘醸地マルゴー村に生まれ、土地と葡萄に情熱を注ぐワインづくりを行っています。
現在、ボルドーに11のシャトーを持ち、約300ヘクタールにのぼるクリュクラッセ(特別に格付けされた)の葡萄畑を持っています。これはボルドーにおいて、家族が所有する最大のクリュクラッセの畑です。ルシアン・リュルトン&フィスのワインは、すべてシャトーで瓶詰めされています。


■その他のルシアン・リュルトン&フィスのワイン
ルシアン・リュルトン&フィス シャトー・ガレ 2006
カーヴ・ナチュール・ビオ・ブラン 2006 ルシアン・リュルトン エ・フィス

2007/09/23

ラスゴン・デ・マリア ブランコ 2003

ラスゴン・デ・マリア ブランコ 2003
Rasgon de Maria BLANCO 2003

スペイン:カスティーリャ地方?
ぶどう品種:マカベオ
アルコール度12%
250mlボトル
町田の「蔵家」さんで、340円で購入。

ラスゴン・デ・マリア ブランコ 2003 ボトル ラベル
【外観】
輝きのある中庸な黄色で、ほんのり緑を感じる。
粘性は強く、脚が多く立つ。
ちょっと炭酸を含んでいるような印象もあるが、気のせいかな?

【香り】
ちょっとびっくりするような、ヘーゼルナッツ香。
ピスタチオのようなグリーンっぽいナッツではなく、油っぽいナッツの印象。
ペトロール香のような石油っぽい印象も混ざってる。
ナッツ香に隠れているが、フルーツは柑橘系で、レモンとかグレープフルーツくらい。
フローラルなのかハーブなのか、やや刺激的な印象もある。

【味わい】
飲み口はなめらか。
ちょっと酸味に独特の癖がある。
辛口で甘さをほとんど感じない。
香りは独特だが、味わいはスッキリとしていて飲みやすい。

【まとめ】
最近珍しい、癖のあるワイン。
ワインのグローバル化で、地域毎の独特な味わいが減ってしまっているので、最近あまり個性的なワインに会わなくなりましたね。
味わいは違うがギリシャのレッチーナとかをイメージさせる。
きっとスペインには、このワインに合う料理があるんだろうなー、とちょっと楽しくさせる。
アルコール度は12%なんだけど、すごく強く感じて、ちびちび飲んでしまう。
シェリーっぽいのかな。

【カミさんのコメント】
ヘーゼルナッツ?
(一口飲んで)
このワインはちょっと・・・

モレ・サン・ドニ・1er・キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世 2003 クリストフ・ブリチェック

モレ・サン・ドニ・1er・キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世 2003
Morey-Saint-Denis 1er Cru Cuvee du Pape Jean-Paul II 2003
クリストフ・ブリチェック
Christophe BRYCZEK
アルコール度13.5%

フランス:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ニュイ地区:モレ・サン・ドニ村一級
町田の「蔵家」さんで、4780円で購入。

モレ・サン・ドニ・1er・キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世 2003 ボトル ラベル
【外観】
透明感はあるが、ピノ・ノアールにしてはやや濃い色調。
紫色は少しあり、黒っぽさもやや感じる。
粘性はしっかりあり、脚が多く現れる。

【香り】
フルーツはカシスからブラックチェリー。
すみれ、バラのような花の香りが華やかさを感じる。
スパイス香も強く、ややシナモンっぽい感じ。
ピノ・ノアール独特の酸味のニュアンスや、動物的ななめし革の印象も強い。
全体に香りは強く、華やか。
滓があったのでデキャンタリングしたが、香りが開くのが早く、ちょっと失敗したかも。

【味わい】
渋みやタンニン、酸味を感じる、なめらかでは無い口当たり。
ただ、この癖のある飲み口がブルゴーニュらしい。
意外とフルーティさを感じて、ほんのり甘さも感じる。
フレッシュでフルーティな印象だが、上品さやドライな印象があり、上質な印象を感じさせる。
余韻はじんわり長く続く。

【まとめ】
上質なブルゴーニュ。
ボディはミディアムくらい。
社交的な印象では無いが、個性をしっかり持っているワイン。
大衆受けはせず、昔ながらのブルゴーニュが好きな人には受けるタイプかも。
一本のみ終わる最後の一滴まで、フレッシュさがキープされているのがこのワインの底力を感じさせる。
13.5%もアルコール度があるのに、飲み口がとても軽やか。
しかしこのワイン、本当に飲み口が軽く、ブラインドでやったら、この価格帯とは思わないかもしれない。良くて2000円台くらいって判断してしまうかな。
香りが大変素晴らしいので、そこで高く捕らえるかもしれませんが。
いつもながらブルゴーニュは美味しいけど、難しい。

【カミさんのコメント】
おいしい。
香りがいい。
ちょっと渋い?
値段は4500円くらい?
(かなり近くてびっくり)

http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452062/606857/637716/
※ワイナート31号より抜粋
艶のある濃い暗赤紫色で、魅惑的なバニラやクレーム・ド・カシス、葉巻の風味。
大きな体躯で甘めの仕上がりをしており、リキュールのような印象がある。余韻には鉄でも嵌めているような、ざらりとしたタンニンがあり、二面性を楽しむことができる。

2007/09/21

ジェイコブス・クリーク シャルドネ 2005

Jacob's Creek 2005 Chardonnay
ジェイコブス・クリーク シャルドネ 2005
※ハーフボトル
ジェイコブス・クリーク シャルドネ 2005 ボトル ラベル
「グルメシティ」で、680円で購入。

【外観】
緑色を強く感じる明るい、はっきりした黄色。
輝きもあり、粘性もそこそこ強い。

【香り】
まず最初に、ミネラル香が印象的に香る。
木樽のニュアンスや、柑橘系のフルーツ、青りんごなどの香りがその後ろに隠れている。
ヴァニラとクリームのようなニュアンスは、ややあとから主張を始めるが、最終的には一番強い印象を残す。

【味わい】
スムーズ、なめらか、クリーミィ。
酸味はしっかりとしていて、全体の骨格はしっかりしている。
切れの良い印象だが、やや塩味が口の中に残る。

【まとめ】
大変社交的で明るい優等生のイメージ。
すべてそつが無いが、奥行きとか、深みのようなものが感じられない。
飲み進んでいくと、だんだん飽きてくるかも、って感じがする。
香りも、負の要素をあまり含んでいない為、だんだん単調に感じてくるのが残念。
などと文句をつけながらも、最近のシャルドネの中では大変安定感のあり、おいしい1本。
手に入りやすい銘柄で、さらにハーフボトルで680円というのはとても魅力的。
常備しておくと重宝するワイン。

http://www.jacobscreek.jp/our_wines/tasting_note/core/pdf/core-chardonnay05.pdf
※サイトより引用
テイスティング・ノート
色合い : 生き生きとした、深みのあるグリーンがかった、中程度の麦わら色。
香 り : 白桃やメロンの濃厚な果実香と、樫樽がもたらすほのかなナッツやバターの香りが調和しています。
味わい : ピーチやメロンと、さわやかな柑橘系果実の味わいが感じられる、繊細かつ余韻の長いワインです。ソフトでクリーミーなテクスチャーと、フレッシュな酸が感じられるフィニッシュをもちます。
収穫時期 : 2005年2〜4月
瓶詰め時期 : 2005年8月以降
ワイン分析値
アルコール度 : 12.5%
総酸量 : 6.5g/L
pH値 : 3.35


■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/wine/660113/

※サイトより引用
白桃やメロンの濃厚な果実香と、樫樽がもたらすほのかなナッツやバターの香りが調和しています。ピーチやメロンと、さわやかな柑橘系果実の味わいが感じられる、繊細かつ余韻の長いワインです。ソフトでクリーミーなテクスチャーと、フレッシュな酸が感じられるフィニッシュをもちます。華やかなこのワインは、常にパーティの主役です。お魚や鶏肉を使ったお料理や、パスタにぴったりです。

2007/09/18

マリー・ルイズ・パリゾ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2005

マリー・ルイズ・パリゾ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2005
Marie Louise Parisot Bourgogne Pinot Noir 2005

グルメシティで購入、1250円

マリー・ルイズ・パリゾ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2005 ボトル ラベル
【外観】
非常に明るいルビー色。
ちょっとキャンディーっぽいような彩度の高い、ピンクっぽい色合い。
粘度は少しあって、脚が数本残る感じ。

【香り】
ピノ・ノアールらしい、なめし革の香り。
バラのような刺激性の強い香りもあり、ちょっとスパイシーさも感じる。
腐葉土のようなやや土臭さもある。
フルーツはチェリーからブラックチェリーくらいの印象で、それほどフルーツが前面に出るタイプでは無い。
時間が経つとすこしカラメルっぽい香りも出てくる。
いろいろな香りが交互に顔を出して、それなりに楽しめる。

【味わい】
シンプルですっきりとした飲み口。
ライトボディ。
余韻はほとんど残らない。
タンニンもほとんど感じず、さらっとしている。
ややジュースっぽい飲み口。
すいすい飲めるタイプだが、アルコール度はきちんと、12.5%ある。
ちょっと冷やし気味だと飲みやすいが、さらにジュースっぽくなりそうなので、ある程度は高めの温度がいいかも。

【まとめ】
全体の印象は弱く頼りない感じだが、決して悪いワインではない。
ライトな感じなので、家庭料理には良く合いそう。
トマト系のパスタとか、ミートソースとかでも合いそう。
もちろん、ハンバーグとかも大丈夫そうだけど、ピザとかパスタの方が良く合うかな。
家で飲むには割と便利なタイプかもしれませんね。
ブルゴーニュって事でちょっと高いのが難点かな。

【カミさんのコメント】
水っぽい。
値段? 780円くらい。
悪くないけどね。

http://www.kokubu.co.jp/CGI/search.cgi?ct_1=1&ct_2=11&ct_3=34
※サイトより引用
ブルゴーニュAC。近年では世界各地で栽培されるようになった葡萄品種ピノ・ノワールですが、真に偉大なる赤ワインを生むのはブルゴーニュ地方が筆頭と言えます。手頃な価格で品種や土地の個性を楽しめるワインで、豊潤な果実の香りとフルーティーで滑らかな味わいです。

2007/09/17

オー・メドック・ド・ジスクール 1997

Le Haut-Medoc de Giscours Haut-Medoc 1997
オー・メドック・ド・ジスクール 1997

ブラインド用だったけど、長いこと開かなかったワインをあける。

オー・メドック・ド・ジスクール 1997 ボトル ラベル
【外観】
かなり透明度が高い。
色合いはややオレンジがかっているが、10年経ってもまだ若々しいイメージ。
粘性はわりと弱い。さらっとした印象。

【香り】
まず最初に、すみれ。
ボルドーらしい導入。
それから、意外と動物的な印象が強い。
猫のおしっこ、というワードがちょっとよぎる。
あとは野菜の印象も強い。
青ピーマンのようなイメージも感じる。
最初の香りは華やかだけど、時間が経つにつれてだんだん素性がばれてきて、素朴な印象になる。
でも、それはそれで好印象。
ただ、ちょっとケミカルっぽさを感る。
薬箱のような。

【味わい】
スムーズで、すっきりとした爽やかさをイメージさせる。
余韻は強くは残らないが、静かに長く続く感じ。
かなりセックで、甘さはほとんど感じないが、切れがよく、きれいな余韻で強さを感じさせない。

余談ですが、滓が無く、ボトルからそのまま飲めるのも手軽でとても良い。
もう10年も経っているのにね。
2000円しない事を考えるととてもコストパフォーマンスの高いワインではないでしょうか。

【まとめ】
ボルドーのグランヴァンをそのままスケールダウンしたような感じを受ける。
私的にはとても良いワイン。
でもちょっとマニアックなイメージもあるかも。
香りもやや悪臭系が混ざって深みを出しているのだけど、その手の香りが苦手な人には受け入れられないかも。

【カミさんのコメント】
おいしい。

ワインエキスパート二次試験本番 まとめ

試験終了後に聞いた正解は以下の通り。

【白ワイン1】
ぶどう品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ
生産国:フランス

【白ワイン2】
ぶどう品種:シャルドネ
生産国:日本

【赤ワイン】
ぶどう品種:シラーズ
生産国:オーストラリア

【リキュール】
フルーツ:チェリー
生産国:解答なし

結果は・・

ワイン品種はすべて正解!
ワインの生産国は、シャルドネの日本だけ外して、あとは正解。
リキュールは全然ダメ。
という結果でした。

リキュールを外したのはしょうがないとしても、ぶどう品種をすべて当てたのは一年間のブラインドテイスティングの成果かな。
つきあってくれたカミさんにも感謝。
合格か不合格かは全然分からないけど、何となく達成感があって、自分を褒めてあげたいです。

結果が出るのは10月2日以降です。

PS.
試験の帰りにワイン教室のチラシをもらってしまいました。
確か去年ももらったよなー。
なんだか試験の後にワイン教室のチラシってもらいたく無いけど、今年受かったらそれは考えすぎってなんでしょうね。
でも落ちたら・・・来年は絶対もらわないぞ!

ワインエキスパート二次試験本番 リキュール

ワインエキスパート二次試験のテイスティングの4つ目。

試験開始前、ワイン提供の際に最初に出てきたのが「4」のワイン。
見た目はすっかり赤ワイン。
やや熟した印象のほんのりオレンジがかったもの。

やや、今年は白2つと赤2つか?
と思ったら、なんとフルーツのリキュール。

選択肢は確か、
・黒スグリ
・チェリー
・ブラックチェリー
・ブルーベリー
・もう1つ忘れた
の5つ

香りの印象では、カシスでは無いかも。
でもどのフルーツかと言われると難しい。

昨日、家にあるリキュール系をおさらいしてたのに、冷蔵庫にあるクレーム・ド・カシスは全然想定してなかった・・
香りでも嗅いでおけば良かった。

何度か嗅いでみるが、フルーツを特定するのは難しい。

クレーム・ド・カシスだけ知っている品種。
他の品種は赤ワインのような色かどうかも分からない。
リキュールだと透明なものもあるからね。
あえて違う選択肢を選んで違ったら嫌なので、知ってる品種で。

フルーツ:黒すぐり
国:フランス
銘柄:クレーム・ド・カシス

と解答。

ワインエキスパート二次試験本番 赤ワイン

ワインエキスパート二次試験のテイスティングの3つ目。

外観はかなり濃い紫色。
透明感はほとんどない。

香りはどちらかというと動物的な印象。
スパイシーさは少ない。
第一印象では「メルロー」。
でも、メルローだとどこの生産国かが問題。
フランスだとこんなに濃い色合いではない。
飲み口は収斂性は少なく、やや甘さを感じる。
これは、シラー?
でもシラーにしては香りにスパイス香が無い上に動物的な印象が強すぎる。
シラーじゃなければカベルネ・ソーヴィニヨン?
アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンと考えると、やはり動物香が邪魔になる。
何度か飲みなおすが、素直に取ればオーストラリアのシラーズ。
第一、ぶどう品種の選択項目は「シラーズ」になっているし。
これは素直に解答しておくか。

ぶどう品種:シラーズ
生産国:オーストラリア

と解答。

ワインエキスパート二次試験本番 白ワインその2

ワインエキスパート二次試験のテイスティングの2つ目。

外観はやや不自然な色合いの、濃い目の黄色。
着色してるような黄色。
輝きもあり、黄色が強い印象ではソアヴェとか候補になりそう。

香りは、まずバター香。
樽熟成の強いタイプ。
シャルドネあるいは、ボルドーの白を印象させるが、ボルドーの白にしては色味や香りが不自然。
新世界ワインの印象がプンプン。
そうなるとシャルドネが最有力だが、シャルドネの特長として勝手に納得している、やや抵抗感のあるフルーツ香、ってやつを全然感じない。
割とスムーズな果実香。
飲み口がとてもまろやかで、人工的。
やはりフランスとは思えない。
香りも口当たりも少し甘さも感じる。
ひょっとしてこれはボルドーのセミヨン?きっとそうだ、シャルドネっぽくないし・・・
と傾きかけたが、まてまてセミヨンなんて出るわけ無いじゃん!というもう一人の自分が。
安全パイで、新世界のシャルドネにしとけ!
という心の声にしたがう。

ぶどう品種:シャルドネ
生産国:アメリカ

と解答。

ワインエキスパート二次試験本番 白ワインその1

いよいよワインエキスパート二次試験本番。
一年間のブラインドテイスティングの成果は出るか!

今年は予想外に、白2つ、赤1つにスピリッツ。

ワインが提供されている間にテイスティングの用紙を見ていたら、相性のいい料理に、白身魚の料理で「ナント風」というのがある。
ナント風ってロワールのナントの事?
ミュスカデ出るの?
それともこれは引っ掛け問題?
甲州を出しておいて、これで引っ掛けるつもりか、などと邪推してみるがワインの品種は、
・シャルドネ
・ガルガーネガ
・ソーヴィニヨン・ブラン
・ムロン・ド・ブルゴーニュ
・セミヨン
の5種類。

ミュスカデ、と書かずにムロン・ド・ブルゴーニュって書いてあるのもひっかけっぽい。
さらに、試験官が、
「ワインに、滓や酒石があるものがありますが、そのまま書いてください。」
という一言。
「滓がある?シュールリー?」とさらにミュスカデにどんどん傾く。
という流れの後で、出てきたのが、少し炭酸を含んだ感じの明るい色合いの白。

香りの印象は、シュールリーの酵母の香り、ややシャンパンっぽいやつ。
飲み口も酸味がしっかりしていて、スレンダーな印象はしっかりミュスカデ。
「これはひっかけで、別の選択肢が・・・」
とちょっぴり思うが、ここは迷わずストレートに解答する。

ぶどう品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ
生産国:フランス

と解答。

2007/09/15

ブラインド・テイスティング ガメイ 当てる

・ガメイ(ボージョレ)
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)
・シラー(クローズ エルミタージュ)
・メルロー(ボルドー)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(オー・メドック)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
透明度の高い
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性は弱い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
チェリー
ジャムのような濃縮感
フルーティ
すみれ
苺キャンディー
シンプルな香り

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
やや辛口の
溶けたタンニン
軽く心地よい
バランスのとれた
余韻は5秒以下
現在飲み頃に入っている
おだやかな酸味
爽やかで軽快なアタック

アルコール度:11.5%
収穫年:2005年
飲用温度:15℃
相性のいい料理:豚の網焼きトマト添え

【判定】
明るく紫色を感じるルビー色。
香りはフルーツ香主体で、キャンディのような甘い香り。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

【反省点】

ブラインド・テイスティング シラー 当てる

・ガメイ(ボージョレ)
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)
・シラー(クローズ エルミタージュ)
・メルロー(ボルドー)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(オー・メドック)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
透明度の高い
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
若々しさのある外観
透明度は中程度

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
すみれ
たばこの葉
腐葉土
なめし革
黒こしょう

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
辛口の
心地よい渋み
収斂性のある
複雑性のある
若々しい味わい
濃縮感のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
スパイシーな味わい

アルコール度:13%
収穫年:2005年
飲用温度:18℃
相性のいい料理:鴨のロースト カシスソース

【判定】
透明感はあるが、濃い色合い。
紫色も強い。
香りは濃縮感のある甘さを感じるフルーツ香にスパイシーさがある香り。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

【反省点】
外観での「複雑な色調」はカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーは入る確立高い。
香りの「木樽のニュアンス」も入る確立が高いので注意。

ブラインド・テイスティング メルロー 外す

・ガメイ(ボージョレ)
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)
・シラー(クローズ エルミタージュ)
・メルロー(ボルドー)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(オー・メドック)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
透明度の高い
健全な外観
ルビー色
ガーネット色
粘性は弱い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
チェリー
フルーティ
すみれ
ヴェジェタル
腐葉土
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
心地よい渋み
溶けたタンニン
バランスのとれた
若々しい味わい
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
おだやかな酸味

アルコール度:12%
収穫年:2005年
飲用温度:16℃
相性のいい料理:コック・オーヴァン

【判定】
透明度は高いが、ルビーと言い切れるほどでは無い。
香りは動物香が主体。
ちょっと濃いがピノ・ノアールの印象。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー

なんとこれはメルロー

【反省点】
やはりピノ・ノアールにしてはちょっと濃い色調だった。
香りも動物的な、肉のような香りがやや強い。

香りの「濃縮感のある」は入る確立が高いので注意。
「イチゴ」は過去ピノ・ノアールで一度だけ、「チェリー」は選ばれた事がないので要注意。

ブラインド・テイスティング ブショネ無効

・ガメイ(ボージョレ)
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)
・シラー(クローズ エルミタージュ)
・メルロー(ボルドー)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(オー・メドック)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
透明度の高い
健全な外観
明るい色合い
ルビー色
若々しさのある外観
粘性は弱い

【香り】
ケミカル香
カビ臭
ブショネと思われ、このテイスティングは無効

ブラインド・テイスティング カベルネ・ソーヴィニヨン 当てる

・ガメイ(ボージョレ)
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)
・シラー(クローズ エルミタージュ)
・メルロー(ボルドー)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(オー・メドック)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
透明度の高い
健全な外観
紫色を帯びた
ルビー色
ガーネット色
若々しさのある外観
透明度は中程度

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
フルーティ
すみれ
ヴェジェタル
たばこの葉
腐葉土
なめし革

【味わい】
若々しさを感じるアタック
辛口の
心地よい渋み
収斂性のある
バランスのとれた
若々しい味わい
濃縮感のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

アルコール度:12.5%
収穫年:2005年
飲用温度:18℃
相性のいい料理:アントルコート・ボルドレーズ

【判定】
外観はかなり明るめだが、ピノ・ノアール、ガメイほどではない。
香りはヴェジェタルで動物的な印象が少ない。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランの特徴

ここのところで、散々シャルドネを外して、自分なりのシャルドネの特徴が見えてきた。

【シャルドネの特徴】
・ちょっと収斂性をイメージさせる独特の酸の香り
・やや攻撃的で硬い印象のフルーツ香
・スムースに入ってこない、やや抵抗感のあるフルーツ香
・飲み口もふくよかというよりはやや絞り込まれたしっかりしたイメージ
<追記:2008/1/15>
・飲み口のふくよかさ、広がりは明らかにシャルドネの特徴
 中にはふくよかさを感じない銘柄もあるが、
 基本的には、ボディがふっくらとしていて、広がりのある飲み口が特徴

【ソーヴィニヨン・ブランの場合】
・スムーズに入ってくる抵抗感の少ないフルーツ香
・ふくよかなフルーツ香
・ヴァラエタルアロマのスモーキーなグリーン香は後から香ってくる
 口に含んで、のどを抜ける時にも感じる
・飲み口はあまり広がらず、やや頼りなさを感じる
<追記:2008/1/15>
・キレイな抜けるようなフルーツ香のものが多い
・トロピカルフルーツの印象があったらソーヴィニヨン・ブランを疑った方が良い

両方の品種共に、バター香が強かったり、ミネラルの印象が強かったりする場合があるので、要注意。

最初のフルーツ香が穏やかでスムーズさを感じるか、あるいはややひっかかる抵抗感のあるフルーツ香かで、ある程度想定し、飲み口のボリューム感で決定付けるのが良いかと思われる。

もちろん、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じたら迷わない事。

それにしても、こうやって感じたニュアンスを一生懸命文章にしても、この感覚は記録出来ないんですよねー。

<追記:2009/6/16>

最近は醸造方法の技術革新が進み、品種の特徴が捉えにくくなっているようです。

特に、バター香やヴァニラ香、乳製品の印象などは醸造工程での要素になりますので、注意が必要ですね。
ミネラル感も品種を特定しません。

また、ソーヴィニヨン・ブランの青草香を嫌う風潮もあり、フルーティさを前面に出したタイプも増えています。
シャルドネは品種の特徴が少なく、土壌や造り方で変化する品種と言われているので、さらに難しい。

品種が分かっている状態で飲むと、そのイメージに引っ張られてしまいます。
まずはブラインドで、それぞれの品種をどのように感じるかを試してみる事をオススメします。

【参考】いかにもソーヴィニヨン・ブランなワイン
モンテス クラシックシリーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2006
※すでに2006年は販売されていないので、2007年以降がどう代わっているか分かりません。すみません。

2007/09/13

ウインダム・エステート BIN555 シラーズ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1500
・シラーズ(ウインダム・エステート BIN555)\1533

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ウインダム・エステート BIN555 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
たばこの葉
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
若々しさを感じるアタック
やわらかい酸味
心地よい渋み
適度なタンニン
バランスのとれた
濃縮感のある
現在飲み頃に入っている
余韻は8~9秒
スパイシーな風味
濃厚な味わい

アルコール度:13%
収穫年:2005年
飲用温度:18℃
相性のいい料理;サーロインのペッパーステーキ

【判定】
かなり濃い色合いで、ふちに青みの強い紫を感じる。
すでにここで、オーストラリアのシラーズに決定。
ピノ・ノアールは全然違うし、熟成の進んだボルドーでもない。
香りは、ジャムのような濃縮感の強いフルーツに、スパイスの香り。
少しヴェジェタルで、なめし革とか腐葉土は無し。
飲み口は見た目ほどベタッとしてなく、切れは良い印象。

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ピンポン

ちょっと簡単だったか・・

【反省点】
ローヌのシラーは黒っぽい色調が特徴だけど、オーストラリアのシラーズは淵の青っぽい紫が特徴みたいです。
全体の印象はチリカベみたい。

2007/09/12

ロベール スカリ シャルドネ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(ボルドー)\1900
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1188

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
シャルドネ対策テイスティングのリベンジ企画

ロベール スカリ シャルドネ 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
濃い色合い
緑色を帯びた
黄色
輝きのある
黄金色
粘性あり
艶のある

【香り】
豊かな香り
爽やかな
上品な香り
柑橘系が主体の
青りんご
ハーブ香
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
しなやかな酸味
心地よいアタック
豊かな酸味
若干の塩味
セック
バランスのとれた
切れの良い後味
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:13% ○正解
収穫年:2005年 ×2004年
飲用温度:10℃ ○正解
相性のいい料理:帆立貝とマッシュルームのグラタン ○正解

【判定】
かなり濃い黄色。
輝きもあり、黄金色に近い。
(ソーテルヌなどが黄金色だとするとちょっと違うかも)
粘性はそれほど無い。
香りは最初に、柑橘系のフルーツとミネラル、ハーブといったやや硬めの印象。
南国系のフルーツの印象は弱い。
グラスを回すと樽の影響を感じる。
香りはプレーンで、ソーヴィニヨン・ブランっぽさは感じない。
味わいはなめらかで酸味のバランスがとても良い。
嫌味はあまり無いが、後味はやや残る印象。
余韻もそこそこあり、時間とともにとろりとしたネクターのような飲み口に変わってくる。
樽の影響がどんどん強くなるが、嫌味は無く、とてもバランスが良いワイン。
プレーンなフルーツ香、ネクターのような印象、バターやクリームをイメージさせる香り。
まさにシャルドネの王道って感じでしょうか。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

シャルドネで素直においしいのは久しぶり

【反省点】

■外観で余計な項目
・黄色 →いままで選択された事なし
・緑色、あるいは黄金色 →同時には選択されない
・粘性あり →いままで選択された事なし、中程度にする
 ※シャルドネは「強い」と「中程度」が同じ比率

■香りで不足な項目
・濃縮感のある →今回はありだろう
・フルーティ →これは必ず入れる
・洋梨 →入る確立が高い、今回もあり
・木樽のニュアンス →入る確立は少ない
・ヴァニラ →木樽のニュアンスとセット
・パン・グリエ、アマンド・グリエ、ノワゼット →シャルドネは入る確立高い
・バター →入る確立中くらい、今回はあり

■香りで余計な項目
・華やかなor爽やかな →これはどちらかだけ選ばれる、今まで3対2

ロベール スカリ シャルドネ 2004
Robert Skalli Chardonnay 2004
http://apl.suntory.co.jp/apl/btc/b/wine/categoryDetail?wineDiCategId=WI014&wineId=YFKD05
※サイトより引用
南仏品種名ワインの先駆者であり、「ミスター・セパージュ(葡萄品種)」と讃えられるロベール スカリ氏が自らの名を冠した、品種名ワインの傑作です。完熟したシャルドネ種を厳選、樽熟成も贅沢に行っています。柑橘系の香り、バタースコッチやナッツを思わせる樽香が溶け合った心地よい風味。甘やかな余韻が長く続く名品です。

樽の影響を強く感じるワインだが、それによる嫌味は全然ない。
フルーティで、やわらかく、ネクターのようなとろりとした飲み口が特徴的。
上品で複雑性があって奥行きがある、といったタイプでは無いが、とても良くまとまっているワインだと思う。
特にダイエーワインのシャルドネが壊滅状態なのを考えると普段飲みにはいいかも。

2007/09/10

ルイ・ラトゥール・ブルゴーニュ・ブラン・キュヴェ・ラトゥール 2002(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(ボルドー)\1900
・シャルドネ(ブルゴーニュ:キュヴェ ラトゥール)\1943

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
薄い黄色
輝きのある
若々しい外観
粘性は中程度
艶のある

【香り】
豊かな香り
爽やかな
上品な香り
華やかな
フルーティ
柑橘系が主体の
青りんご
森林
洋梨
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ハーブ香
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
若々しい酸味
しなやかな酸味
心地よいアタック
豊かな酸味
若干の塩味
セック
コルセ
バランスのとれた
切れの良い後味
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:13% ○正解
収穫年:2005年 ×2002年
飲用温度:10℃ ○正解
相性のいい料理:サーモンのグリル香草風味 ×
正解例、帆立貝とマッシュルームのグラタン、エスカルゴの殻焼き、オマール海老のロースト、蟹のグラタン

【判定】
外観は中庸な黄色、輝きがあって、粘性は中程度。
香りは樽の影響を強く感じる。
ボルドーの樽で失敗したワインのような印象。
特定できる決定的な香りを感じないが、昨日のシャブリのような印象がある。
少し時間がたって温まってくると、ソーヴィニヨン・ブランのような煙っぽさがたってくる。
味わいはかなりしっかりしたボディだが、四角張っていてふくらみの無い印象。
ほんのり甘い印象があるが、アルコールが強いせいか、セミヨンの影響か判断できず。
樽の影響で品種がもっている個性がつぶされているような印象はボルドーで多いかな。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー!

ルイ・ラトゥールのシャルドネだった・・・

【反省点】
1年間ブランドテイスティングを重ねてきたが、シャルドネを当てる確率は全然上がってないぞ、大丈夫か、おい。
でも、昨日と今日で一つヒントが出てきた。
「不味かったら、シャルドネ」
ボルドーの白は技術革新が進んでいるけど、ブルゴーニュのシャルドネは旧体然としたつくりで、野暮ったい雑味の強いワインになってしまっているものが多いのではないだろうか。
最近、シャブリで美味しいものに合わないしねー。
今年の試験も、白がポイントになりそうだな。
しかし、二択で外すってのは、ちょっと・・・。

2007/09/09

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン・ブラン 外す

・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ:ハーフ)
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ハーフ)
・リースリング(アルザス:ハーフ)
・シャルドネ(シャブリ:ハーフ)
・ゲヴュルツトラミネール(アルザス:ハーフ)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
01澄んだ
06淡い色合い
08緑色を帯びた
10薄い黄色
19健全な
23若々しい

■参考回答とパーフェクトにマッチ

【香り】
03上品な香り
05爽やかな
08フルーティ
09柑橘系
10青りんご
14洋梨
33ハーブ香
43ミネラルのニュアンス

■不足な項目
01力強く豊かな香り
28森
39薫香

■余計な項目
10青りんご
14洋梨

【味わい】
01なめらかなアタック
04若々しい酸味
05豊かな酸味
09セック
16コルセ
23バランスのとれた
27切れのよい後味
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
36余韻は7~8秒

■不足な項目
08若干の塩味
17複雑性のある

■余計な項目
16コルセ

ぶどう品種:シャルドネ ×ソーヴィニヨン・ブラン
アルコール度:12.5% ○正解
収穫年:2003年 ×2006年
飲用温度:10℃ ×8℃

【反省点】
・「コルセ」は入れない方が無難。
・「若干の塩味」「複雑性のある」は試験の過去問題でも入った事あり
・「青りんご」「洋梨」は入る確率の高い項目なので、基本入ると考える。
・ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じにくいワインは要注意・・

ブラインド・テイスティング リースリング 外す

・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ:ハーフ)
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ハーフ)
・リースリング(アルザス:ハーフ)
・シャルドネ(シャブリ:ハーフ)
・ゲヴュルツトラミネール(アルザス:ハーフ)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
01澄んだ
06淡い色合い
08緑色を帯びた
10薄い黄色
19健全な
22粘性は強い
23若々しい

■余計な項目
22粘性は強い

【香り】
01力強く豊かな香り
06濃縮感のある
08フルーティ
09柑橘系
10青りんご
25スー・ボア(森の下生え)
28森
30木樽のニュアンス
33ハーブ香
43ミネラルのニュアンス

■不足な項目
03上品な香り
05爽やかな

■余計な項目
06濃縮感のある
10青りんご
25スー・ボア(森の下生え)
28森
30木樽のニュアンス

【味わい】
01なめらかなアタック
05豊かな酸味
08若干の塩味
09セック
23バランスのとれた
27切れのよい後味
34現在飲み頃の
36余韻は7~8秒

■不足な項目
04若々しい酸味
17複雑性のある
31若々しい味わい

【判定】
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン ×リースリング
アルコール度:12.5% ×12%
収穫年:2004年 ×2005年
飲用温度:9℃ ×7℃~8℃

【反省点】
・粘性はどこからが強くなるのか判断が難しいが、リースリングは弱い方と考える
・今まで白で「粘性が強い」が入ったのは、メルキュレ、シャブリ、ゲヴュルツトラミネールの3つ
・「スー・ボア(森の下生え)」は赤の項目なので入れない
・ペトロール香を森+木樽と勘違い。

ブラインド・テイスティング シャルドネ 外す

・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ:ハーフ)
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ハーフ)
・リースリング(アルザス:ハーフ)
・シャルドネ(シャブリ:ハーフ)
・ゲヴュルツトラミネール(アルザス:ハーフ)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

【外観】
01澄んだ
06淡い色合い
08緑色を帯びた
22粘性は強い
23若々しい

■不足な項目
10薄い黄色
19健全な

■余計な項目
22粘性は強い

【香り】
03上品な香り
05爽やかな
08フルーティ
09柑橘系
10青りんご
33ハーブ香
43ミネラルのニュアンス

■不足な項目
01力強く豊かな香り
28森

■余計な項目
10青りんご

【味わい】
04若々しい酸味
05豊かな酸味
09セック
23バランスのとれた
27切れのよい後味
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
36余韻は7~8秒

■不足な項目
01なめらかなアタック
08若干の塩味
17複雑性のある

ぶどう品種:リースリング ×シャルドネ
アルコール度:12% ×12.5%
収穫年:2002年 ×2005年
飲用温度:9℃ ×10℃

【反省点】
・去年の試験ではシャルドネをリースリングと勘違い、この2つの品種は鬼門だ。
・樽の影響の強いシャルドネはソービニヨン・ブランっぽかったり、リースリングっぽくなったりするので要注意
・シャルドネはボディが厚め、と思っていると間違える。
・パッションフルーツやグレープフルーツが強い時は、ソーヴィニヨン・ブラン。

2007/09/08

ブラインド・テイスティング ゲヴェルツトラミネール 当てる

・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ:ハーフ)
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ハーフ)
・リースリング(アルザス:ハーフ)
・シャルドネ(シャブリ:ハーフ)
・ゲヴュルツトラミネール(アルザス:ハーフ)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。
5本終わったところで、正解を確認する。

2本目

【外観】
01澄んだ
06淡い色合い
08緑色を帯びた
22粘性は強い
23若々しい

■不足な項目
10薄い黄色
19健全な

■余計な項目
22粘性は強い

【香り】
01力強く豊かな香り
03上品な香り
05爽やかな
06濃縮感のある
08フルーティ
09柑橘系
10青りんご
14洋梨
33ハーブ香

■不足な項目
43ミネラルのニュアンス
50蜂蜜
53シナモン

■余計な項目
05爽やかな
09柑橘系
10青りんご

【味わい】
01なめらかなアタック
05豊かな酸味
09セック
23バランスのとれた
27切れのよい後味
36余韻は7~8秒

■不足な項目
04若々しい酸味
08若干の塩味
17複雑性のある
31若々しい味わい
34現在飲み頃の

【判定】
ぶどう品種:ゲヴュルツトラミネール ○正解
アルコール度:11% ×13%
収穫年:2002年 ×2005年
飲用温度:8℃ 

【反省点】
・ゲヴュルツトラミネールの香りで入る項目は、「ライチ」「蜂蜜」「シナモン」「ミネラル」「ハーブ香」
・香りが強すぎて鼻が痺れるので注意。品種が分かったら定番の項目を入れる。

ブラインド・テイスティング ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)当てる

・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ:ハーフ)
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ハーフ)
・リースリング(アルザス:ハーフ)
・シャルドネ(シャブリ:ハーフ)
・ゲヴュルツトラミネール(アルザス:ハーフ)

の5本をすべて空けて、1本づつブラインドテイスティング。
比較できないように、紙の筒に入れて1本づつ行う。

最初の1本目

【外観】
01澄んだ
06淡い色合い
08緑色を帯びた
19健全な
23若々しい

■不足な項目
10薄い黄色

【香り】
03上品な香り
05爽やかな
08フルーティ
09柑橘系
10青りんご
25スー・ボア(森の下生え)
33ハーブ香
37パン・グリエ
43ミネラルのニュアンス

■不足な項目
28森

■余計な項目
25スー・ボア(森の下生え)
37パン・グリエ

【味わい】
01なめらかなアタック
04若々しい酸味
05豊かな酸味
09セック
27切れのよい後味
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
35余韻は5秒以下

■不足な項目
08若干の塩味
17複雑性のある
23バランスのとれた
36余韻は7~8秒

■余計な項目
35余韻は5秒以下

ブドウ品種:ミュスカデ? ○正解
アルコール度:12.5%? ×12%
収穫年:2002年? ×大外れ2005年
飲用温度:9℃?

【反省点】

・スー・ボア(森の下草)は腐葉土と同じカテゴリで赤ワインの項目なので白ワインには入れない事、白の場合は「森」「森林」。
・シュール・リーのアミノ酸のような印象で、パン・グリエを入れたが、やはり違う。
・「若干の塩味」「複雑性のある」は意外と入りやすい項目?
・「バランスのとれた」は必ず入れる項目。
・収穫年を古く感じがちなので注意。

樽熟成シャルドネ 2006:ダイエーオリジナル?(ブラインドテイスティング: 当てる)

・ゲヴュルツトラミネール\2707
ソーヴィニヨン・ブラン/セミヨン(バロン・ド・レスタック)\970
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\780

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
粘性は中程度

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
洋梨
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
新鮮なアタック
心地よいアタック
しなやかな酸味
セック
バランスのとれた
切れの良い後味
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は5秒以下

アルコール度:12%? ×12.5%
収穫年:2005年? ×2006年
飲用温度:8℃? ×10℃、シャルドネはいままですべて10℃
相性のいい料理:帆立貝とマッシュルームのグラタン? ○正解

【判定】
外観は中くらいの黄色、やや輝きを感じる。
粘性はそれほど強くない。
香りの第一印象はトロピカル系の甘いフルーツの香り。
そこにミントやハーブ、木樽のニュアンスなどが入ってくる。
ミネラルっぽい硬質な印象もある。
冷えているせいか、全体に香りは弱い。
飲み口はまろやか、酸味足りない、しまりがない、という印象。
余韻は短く、力が無い。
飲み進むと、だんだん香りが香料臭く感じてくる。
ちょっと人工的な印象。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

消去法で決まり。

【反省点】

■外観で不足な項目
・若々しい外観 →若いワインには入れておくこと

■香りで不足な項目
・柑橘系が主体の →いままでシャルドネにはほとんど入っているが、入れておいた方が無難
・ハーブ香 →いままですべて入ってる
・森林 →この項目が登場してからはすべて入っている
・青りんご →いままですべて入っている、白ワインには必須?
・アマンド・グリエ、パン・グリエ、ノアゼット →樽の影響が強いものには入れる、今回ややあるかも
・蜂蜜、バター →温まってくるとやや感じる
・火打ち石 →ほんのり煙っぽいときに入れる。シャルドネは入れておいた方が無難

■香りで余計な項目
・ヴァニラ →樽の影響があるときは入れていい、ってものでもない。でも今回はあり。

■味わいで不足の項目
・豊かな酸味 →いままですべて入っている

ダイエーのオリジナルワイン
樽熟成シャルドネ 2006
Beau Cepage Chardonney 2006
※ラベルのコメント
白ワインに使用される代表品種であるシャルドネ種を使用した、フルーティな香りと爽やかな味わいが特徴のワインです。樽熟成によりコクと風味を高めました。

この間飲んだ我が家のワイン・シャルドネと同じような味がする。
単価は高くなっているので、我が家のワインの単価アップ作戦のような印象をうける。
それにしても、ダイエーオリジナルは今まで好評だっただけに、ここのところのワインはとても残念。
すでに我が家的には定番を外れました。

2007/09/06

ファルケンベルク マドンナ リースリング 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

・ゲヴェルツトラミネール\2707
・リースリング(ファルケンベルク マドンナ リースリング)\1134
ソーヴィニヨン・ブラン/セミヨン(バロン・ド・レスタック)\970
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\780

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
若々しい外観
粘性は強い
艶のある

【香り】
豊かな香り
爽やかな
フルーティ
柑橘系が主体の
森林
洋梨
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ハーブ香
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
なめらかなアタック
若々しい酸味
心地よいアタック
セック
やや軽い
バランスのとれた
切れの良い後味
若々しい味わい
余韻は5秒以下

アルコール度:11.5%? ×12%
収穫年:2006年? ×大外れ2003年
飲用温度:8℃? ○7~8℃
相性のいい料理:川鱒のムニエル? ○正解

【判定】
来い黄色で、ほんのり緑色が入り黄緑のような印象。
輝きを感じる。
粘性は強そう。
やや濃いめの色合いなのに、緑色が強い感じが独特な色調を感じさせる。
香りはまずフルーツで、やや熟した系、トロピカルな印象。
柑橘系の香りも感じられ、ややグリーンのテイストもある。
グラスを回すと樽のニュアンスか、やや薫香のような印象。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマか、あるいはペトロール香。
どちらかというと鉱物っぽい印象が強く、やはりペトロール香か。
飲み口はやわらかく、やや頼りない酸味と、ほとんど残らない余韻。
セックだが、ほんのり甘さを感じさせる。
ボディは小ぶりで、ややぽっちゃり?
バロン・ド・レスタックはもっとがっしりしているので間違いなく違う。
残る可能性としてはシャルドネ。
飲んだことが無いシャルドネだからひょっとしたら可能性があるかもしれない。
もう一度香りをしっかりと嗅いでみると、だんだんペトロール香の輪郭がしっかりとしてくる。
まず、これは間違いないでしょう。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

家庭料理に合いそうな、マドンナのクラッシック

【反省点】

■香りで不足の項目
・上品な香り →いままですべて入っている
・青りんご →いままですべて入っている

■香りで余計な項目
・木樽のニュアンス →たしかにこれはペトロール香との嗅ぎ違えかも
・ヴァニラ →フルーツのコンポートのような香りはあるが、ヴァニラは違うかな
・火打ち石 →これは今まで入っていないぞ、SBには入るがリースリングは入らないかな?

■味わいで不足の項目
・現在飲み頃の →これは入れておけ
・しなやかな酸味 →若々しい酸味と一緒に入るケースが多い
・豊かな酸味 →リースリングは確かにそうだけど、今回はちょっと・・

■味わいで余計な項目
・やや軽い →本番では軽いリースリングはないだろね

ファルケンベルク マドンナ リースリング 2003
VALCKENBERG MADONNA RIESLING CLASSIC 2003
http://apl.suntory.co.jp/apl/btc/b/wine/categoryDetail?wineDiCategId=WI023&wineId=GLMR3A
※サイトより引用
ドイツの高級品種として知られるリースリング種ならではの、柑橘類やりんごを思わせる、香り立ち華やかな、すっきりとした味わいのワイン。リープフラウミルヒよりぐっと糖度を抑え、モーゼルよりやや酸度の高いタイプ。ほのかな甘味があることから和風のお惣菜や、コロッケ、またすっきりした味わいは、サラダや魚や白身の肉など幅広い料理と相性抜群です。


全体にちょっと頼りない感じ。
後味もいまいちで、我が家的にはオーストラリアのリースリングの方がずっと良い。
香りが複雑で、その部分は楽しめる。
リースリングらしさをしっかりと持ちながらも、凛としたペトロール香は好印象。

2007/09/01

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ジンファンデル(フェッツァー ボンテッラ)\2163
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1500
・シラーズ(ウインダム・エステート BIN555)\1533

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
来い色合い
エッジにオレンジ色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
熟成が感じられる

【香り】
熟成によるブーケが感じられる
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
すみれ
ジャムのような濃縮感
ヴァニラ
たばこの葉
腐葉土
コーヒー
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
溶けたタンニン
バランスのとれた
熟成している
ビロードのような
濃縮感のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
濃厚な味わい
熟成度の高い
しなやかな口あたり

アルコール度:12.5%? ×大外れ14%
収穫年:1997年? ×2001年
飲用温度:18℃? 
相性のいい料理:ジゴ・ダニョー?

【判定】
熟成のある外観。
これは、オー・メドック・ド・ジスクール来たかな、って感じ。
粘性も強く、ほどよい透明感がさらに確信につながる。
香りは、ボルドーそのもの。
すみれの香りに、フルーツはカシスやブラックチェリー。
なめし革や腐葉土、コーヒーやたばこの葉、など複雑に構成されている。
飲み口は熟成感のある、まろやかな口当たり。
余韻はやや短い印象はあるが、トータルではランクの高いワイン。
熟成感の中にも酸味がきちんと立っている。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブーーーーー!!!!

な、な、なんとジンファンデル・・・

【反省点】

相当自信があっただけに、かなりのショック。
時間が経ってくると、ちょっと動物香が強くなりますが、最初の印象はまさにボルドー。
こんなの試験に出たらアウトですねー。
やや動物的な印象が強いので、同じボルドーでもメルローの印象が強いか。
逆に言うとヴェジェタルな印象が弱いのでそこがポイントなのかな?
本来ジンファンデルの持っているヴァラエタルアロマを良く知らないんだけど、もっとスパイシーで粗野で、荒々しいイメージでした。
それにしてもブラインドテイスティングって怖いですよね。

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001
FETZER BONTERRA ZINFANSEL 2001

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/hiraoka/829597/939184/

※サイトより引用
ラズベリー・ジャムを思わせる甘く、凝縮感のある香りにしっかりとしたスパイスやフレーバーが漂い、食欲を刺激します。ステーキや脂っこい肉料理と抜群の相性をもった味わいです。

ジンファンデルを判定するポイントはフォクシーっぽさと、やはり飲んだときのやや甘さを感じる部分でしょうか。
しかし、このワイン、今までのジンファンデル感が変わりました。
複雑で豊かで、華やかさを感じる香りに、なめらかで熟成感のある口あたり。
とても洗練されています。
ジンファンデルがおいしいという声は良く聞いていましたが、どこが美味しいのかな?って正直思っていました。
知らなかったんですねー、すみません。
確かにジンファンデル、おいしいです。

“シャトー・デュ・クレレ”ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ シュル・リー2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・ムロン・ド・ブルゴーニュ(シャトー・デュ・クレレ)\960
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー:セブンイレブン:ハーフ)\630
・シャルドネ(豪:ジェイコブス・クリーク:ハーフ)\680

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
輝きのある
小さな気泡あり
粘性は弱い

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
青りんご
パイナップル
木樽のニュアンス
ハーブ香
パン・グリエ

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
しなやかな酸味
セック
現在飲み頃の

アルコール度:12.5%?
収穫年:2004年?
飲用温度:8℃?
相性のいい料理:平目のカルパッチョ香草風味?

【判定】
やや黄色が強い中庸な色合い。
微発泡していて小さな泡がたっている。
今日のワインの中で微発泡するのはミュスカデだけかな。
香りは最初に、柑橘系からちょっと南のフルーツの香り。
少しグラスを回すとイースト香。
シュール・リー独特の、シャンパンのような香り。
木樽のニュアンスも強く感じる。
飲み口は、若々しくて新鮮な酸味。
迷う事無く、これはミュスカデ。

ファイナルアンサーで、ムロン・ド・ブルゴーニュ
で、ピンポン

とっても分かりやすいミュスカデでした。

【反省点】

“Chateau du Cleray”Muscadet Sevre et Maine sur lie
“シャトー・デュ・クレレ”ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ シュル・リー
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=163

※日本リカーホームページより引用
生産国:フランス
蔵元:ソーヴィオン
生産地:ロワール河流域地方
品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ 100%
ムロン・ド・ブルゴーニュはミュスカデ種の別名です。
シャトー・デュ・クレレは、ミュスカデの生産地区の中心のヴァレ村(Vallet)にあり、最も古いシャトーの一つです。すばらしいこのミュスカデは、独特のその土壌に特徴づけられ、ナント地域特有のカーヴで醸造されています。このワインはフランスや世界中の名高い席や、コンクールで賞賛を浴びています。
ソーヴィヨン社では、いまオート・キュルチュール(Haute Culuture)と呼ばれるランクの商品を5アイテム生産しております。その中の1アイテムが日本に輸入されていまして、それがシャトー・ド・クレレです。
栽培:ソーヴィヨン社の自社畑産の大変高品質なミュスカデのみ使用します。
醸造・熟成:温度管理されたタンクで、伝統的なシュール・リー製法にて醸造されます。100%ステンレススティールタンクで醸造されます。
香り:レモン、菩提樹、ミント、青リンゴを思わせる香りがします。
味わい:辛口でフルーティーです。シャトー・ド・クレレの土壌から来る豊かで深い味わいがあり、ワインの骨格が強く感じられ、味わいにふくらみがあります。
サーヴィス説明:サーヴィス温度は約8℃で、ワインクーラーに入れると良いでしょう。魚介類、帆立貝、甲殻類に良く合います。

木樽のニュアンスを感じたけど、これは違うのか?
よくボルドーの白で感じるような木酢液をイメージさせるような香り。
少しスモーキーな香りもある。
ミュスカデというとちょっと軽いイメージがあるが、このワインは香りが深く、味わい深い。
アルコール度も高く、しっかりしているが、魅力という点ではあまり惹かれない。
このシャンパンっぽさが苦手なのかな?
ちょっと暗い印象。

E&J・ガロ・ワイナリー ターニング・リーフ・ピノ・ノワール 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・メルロー、カベルネ・フラン(ボルドー)\1300
・シラー(米:デリカート)\1100
・ピノ・ノアール(米:ガロターニングリーフ)\880

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明度の高い
健全な外観
明るい色合い
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
シンプルな香り
イチゴ
チェリー
フルーティ
木樽のニュアンス
ヴァニラ
たばこの葉
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
溶けたタンニン
軽く心地よい
若々しい味わい
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

アルコール度:12.5%? ×13%
収穫年:2006年? ×2005年
飲用温度:16℃? ○正解、15℃~16℃
相性のいい料理:野うさぎの煮込み? ×
正解例、スペアリブスパイシーソース

【判定】
かなり明るい色合い、紫色、粘性中程度。
香りは、イチゴからチェリーくらいのフルーツ香。
グラスを回すと、なめし革、たばこの葉、木樽のニュアンスが香ってくる。
スパイシーさは弱く、穏やかな印象。
この段階では完全にピノ・ノアール。
飲み口は柔らかく、タンニンは程よくまろやか。
酸味も柔らかくて、全体にそつがない。
余韻もそこそこ残る感じ。
ほぼ間違いなく、ピノ・ノアール。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン

少しも迷う事無く正解、当たり前か。

【反省点】

■香りで不足な項目
・カシス →いままですべて入っている、必須。
・ブラックチェリー →いままですべて入っている、必須。
・すみれ →いままですべて入っている、必須。
・腐葉土 →かなり高い確率で入っている。
・苺キャンディー →何回か入っている。

■香りで余計な項目
・ヴァニラ →一度だけ入っているがほとんどなし。
・チェリー →何といままで入った事無し、要注意!
・たばこの葉 →これも今まで入った事無し、要注意。

■味わいで不足な項目
・しなやかな口あたり →なんと今まですべて入っている、入れるべし!
・バランスのとれた →これは必須項目、入れるべし!
・爽やかで軽快なアタック →この項目が出来てからはすべて入っている
・心地よい渋み →入る確率高い

E&J・ガロ・ワイナリー ターニング・リーフ・ピノ・ノワール 2005
Ernest & Julio Gallo Turning Leaf Pinot Noir 2005
http://www.gallo.com/jp/
※ガロ・ジャパンのサイトより
ブドウ産地: カリフォルニア
ヴァラエタル・タイプ: ピノ・ノワール76%
滴定酸度: 0.51mg/ml
pH: 3.69
アルコール分: 13.0
残留糖分: 0.5g/ml
熟成の可能性: 18-24カ月
テイスト・プロフィール:
バランスの良さ、優雅さに豊かなサクランボの風味が微妙なスパイスや土の香りで縁取られているいます。ワインだけでも楽しめますが、アジア料理やマリネした鶏肉のグリルとの相性も抜群です。常温又は少し冷やしてどうぞ。
ヴィンヤード:カリフォルニア
収穫:
涼しく湿度の高い春と非常に暑い夏のあとの涼しく長い収穫期により果実味が豊かになりました。ヴィンヤードの細心のケアと熟練した技術により、厳しい条件でもすばらしい味わいのワインに仕上がりました。
ワインメイキング:
バランスの良さ、優雅さに豊かなサクランボの風味が微妙なスパイスや土の香りで縁取られています。

やっぱりチェリーだよなー、でも試験で出たら、チェリーを入れるかどうか迷うなー。

このワイン、全体的にとても良く出来ているんだけど、ちょっと優等生なイメージ。
コストパフォーマンスは高いから、安いワインでピノ・ノアールというと筆頭に上がってくることは間違いないでしょうか。
ピノ・ノアールの神経質な部分を削いでいるので、気軽にジュースのような感覚で飲めるけど、、なんかちょっと「ワイン」じゃないみたい。
我が家的には、あえてこのワインを選択する事は無いかなぁ。
もっと粗野で、とっつきにくくても、何か琴線に触れる部分が無いと、なんか面白くないからね。

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