2008/11/03

カーヴ・ナチュール・ビオ・ブラン 2006 ルシアン・リュルトン エ・フィス(ブラインドテイスティング:当てる)

・甲州、シャルドネ(日本:山梨:NV)\1540
・ミュスカデ50%、ソーヴィニヨン・ブラン25%、セミヨン25%(仏:ボルドー:06)\1500
・モスカート(米:カリフォルニア州:ナパ・ヴァレー:06)\1029
・ソーヴィニヨン・ブラン(アルゼンチン:メンドーサ:07)\850

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カーヴ・ナチュール・ビオ・ブラン 2006 ルシアン・リュルトン エ・フィス
【外観】
中庸な黄色。
ふちの色味が淡く、ほぼ無色透明。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
白い花?菩提樹くらいかな。
グラスを回すとハーベイシャスな青っぽいハーブ香。
そこからミネラルの印象も出てくる。
フルーツは柑橘系。

【味わい】
すっきりとした爽やかな飲み口。
とてもバランスが良い。
酸味が強いがとても上品に効いている。
余韻は長くは無いが、印象はキレイな感じ。

【判定】
色調が複雑なので、複数の品種が混ざっているんじゃないだろうか。
香りの印象は、とても上品で複雑。
あー、なんだかミュスカデっぽいのかな。
飲み口も爽やかで軽やか。
まとまりもとてもいいので、これはミュスカデをつかったボルドーかな。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン

ミュスカデっぽさの要因が何なのかいまいち把握してませんが、当たりました。

【総評】
カーヴ・ナチュール・ビオ・ブラン 2006 ルシアン・リュルトン エ・フィス
CAVE NATURE BLANC 2006 LUCIEN LURTON & FILS

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ミュスカデ50%、ソーヴィニヨン・ブラン25%、セミヨン25%

伊勢丹で、1500円(税抜き)で購入。

とてもいいワインです。
複雑さを持ちながら、クリーンですっきりと爽やかにまとまっていて、あと味もとてもいい。

飲み進むとさらに良さが際立ってきます。

とてもクリアな印象で、口に含むとスーッと体に沁みこんでいきます。

とても幸福感を感じるワインですね。

仙人が飲む湧き水のような幽玄なイメージ、っていうと言いすぎかもしれませんが、久しぶりにいいワインを飲ませてもらった感じです。

ラベルがちょっと無骨なのでちょっと損してますが、この価格でこの品質感はとってもお買い得。
買うなら今のうち、って感じです。

それにしてもルシアン・リュルトン エ・フィスのワインはいいですね。

クリーンで素敵な余韻にプラスして、ヒンヤリ感がなんとも不思議な感じ。

いつまでも飲めそうな素敵なワインです。

■その他のルシアン・リュルトン&フィスのワイン
ルシアン・リュルトン&フィス シャトー・ガレ 2006
シャトー・ド・ミレ ルシアン・リュルトン&フィス ボルドーブラン 2003

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