Morey-Saint-Denis 1er Cru Cuvee du Pape Jean-Paul II 2003
クリストフ・ブリチェック
Christophe BRYCZEK
アルコール度13.5%
フランス:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ニュイ地区:モレ・サン・ドニ村一級
町田の「蔵家」さんで、4780円で購入。
【外観】
透明感はあるが、ピノ・ノアールにしてはやや濃い色調。
紫色は少しあり、黒っぽさもやや感じる。
粘性はしっかりあり、脚が多く現れる。
【香り】
フルーツはカシスからブラックチェリー。
すみれ、バラのような花の香りが華やかさを感じる。
スパイス香も強く、ややシナモンっぽい感じ。
ピノ・ノアール独特の酸味のニュアンスや、動物的ななめし革の印象も強い。
全体に香りは強く、華やか。
滓があったのでデキャンタリングしたが、香りが開くのが早く、ちょっと失敗したかも。
【味わい】
渋みやタンニン、酸味を感じる、なめらかでは無い口当たり。
ただ、この癖のある飲み口がブルゴーニュらしい。
意外とフルーティさを感じて、ほんのり甘さも感じる。
フレッシュでフルーティな印象だが、上品さやドライな印象があり、上質な印象を感じさせる。
余韻はじんわり長く続く。
【まとめ】
上質なブルゴーニュ。
ボディはミディアムくらい。
社交的な印象では無いが、個性をしっかり持っているワイン。
大衆受けはせず、昔ながらのブルゴーニュが好きな人には受けるタイプかも。
一本のみ終わる最後の一滴まで、フレッシュさがキープされているのがこのワインの底力を感じさせる。
13.5%もアルコール度があるのに、飲み口がとても軽やか。
しかしこのワイン、本当に飲み口が軽く、ブラインドでやったら、この価格帯とは思わないかもしれない。良くて2000円台くらいって判断してしまうかな。
香りが大変素晴らしいので、そこで高く捕らえるかもしれませんが。
いつもながらブルゴーニュは美味しいけど、難しい。
【カミさんのコメント】
おいしい。
香りがいい。
ちょっと渋い?
値段は4500円くらい?
(かなり近くてびっくり)
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452062/606857/637716/
※ワイナート31号より抜粋
艶のある濃い暗赤紫色で、魅惑的なバニラやクレーム・ド・カシス、葉巻の風味。
大きな体躯で甘めの仕上がりをしており、リキュールのような印象がある。余韻には鉄でも嵌めているような、ざらりとしたタンニンがあり、二面性を楽しむことができる。
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