(2)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(米:カリフォルニア州:10)\580
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、力の無い印象
【香り】
豊かさ:鼻を突く強さ
特徴:ケミカル、硫黄、ミネラル、カシス、木のチップ、茎っぽいグリーン香、ミント
香りの印象:まだ閉じている印象、木樽のニュアンス
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:ライトで弱々しい
タンニン分:控えめ
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(ジューシーな)
【評価】
ライトでフレッシュ。弱々しいボディ
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
濁りがあり、弱々しい外観。
かなり低価格な印象。
香りは鼻をつくケミカル臭と人工的な樽香。
印象としてはカリフォルニア。
カベルネ・ソーヴィニヨンの青臭みもしっかりある。
飲み口はライトで、半分くらいジュースが混ざっているような印象。
ワインとしての完成度が非常に低い。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー
あれれ、シラーでした。
【総評】
ザ・リトル・ペンギン シラーズ 2011
the Little Penguin Shiraz 2011
オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ
グルメシティで、780円で購入。
ピノ・ノワール、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンの主要3品種のブラインドで外すってのは、ちょっと反省が必要です。。
\(_ _ ;)
しかも、不味いとカリフォルニア、というのも失礼な話です。(すみません・・)
それにしてもネタバレしてみても、ジュースが混ざってるような印象で、品種の特徴は感じられません。
これは、かなりハズレワインかも。。。
カミさんに感想を聞いたら、「ちょっと甘いね、でも晩御飯には合うかも、680円。」という答え。
私はすっかり500円くらいの印象でした。
なんでしょうね~、このジュース飲んでるような感じ。
飲み口は、アルコール度が極端に低い印象ですが、実は13%もあります。
この調子で飲んでるとあっという間に酔いつぶれそう。
しかし、飲み進んで口が慣れてくると、グラスに手が伸びますね。
なんだか、頭を空っぽにして、何も考えないで飲めるワインって感じ。
気軽に、何も考えずに楽しむのがワインですよ、って諭されているかのようです。
今日の晩御飯は、自家製デミグラスソースのハンバーグ。
ソースは赤ワインが効いていて、普通に良く合います。
サイドディッシュのサラダで、意外と良かったのが、アボカド。
しかも醤油をつけると良く合いました。
アボカドの青臭さを醤油が抑えて、赤ワインとの相性を良くしてるみたい。
さらに、醤油の塩気をアボカドの油脂分が抑えてくれるのもポイントですね。
このワイン甘いので、マヨネーズを使ったポテトサラダにも問題なく合います。
第一印象では完全にハズレと思ったこのワインですが、意外といいやつみたい。
完成度が極端に低いと思いましたが、実は超進化系なのかも。
昔は、酸っぱかったり渋かったりで、慣れないと美味しくないワインが多くありましたが、最近はワイン慣れしてなくても、フルーティで美味しい、というタイプが主流になってきました。
「フルーツ感」ってのが、モダンなワインには重要なポイントですね。
今のワインブームも、フルーティで飲みやすくなっている事が一つの要因ではないでしょうか。
このワインは、お酒を飲んだことがない人でも、最初から美味しく飲めるのでは、ってくらいお酒感がありません。
まるでジュースなのですが、飲み進んで飽きてこない完成度を持ってます。
ワインの進化を感じますね。
フレンドリーで誰でも飲みやすい、万人受けするワインでしょうね。
このワイン、あまりに口当たりが軽いので、カミさんがすっかり酔いつぶれてしまいました。
おそるべし。。
■楽天ショップへのリンク
ザ・リトル・ペンギン・シラーズ 1,767円 (税込)
※サイトより引用
トレードマークはペンギン。滑らかでエレガント、口中を覆う様なベリー類の果実味を持ち、柔らかく余韻の長い後味が続きます。
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