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2020/12/28

ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018

ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018


ルー・デュモン 天地人「スタジオジブリ」コラボレーション シャルドネ 2018

Lou Dumont (STUDIO GHIBLI collaboration) Chardonnay 2018

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック

アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、2,090円(税込)で購入。

【外観】

清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黄色の果実、熟した果実、花の蜜、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、硝煙、バタークリーム
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライだが、果実由来の甘みを感じる
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:ピリッとアクセントになっている
バランス:溌剌とした元気な印象
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
熟した果実の印象にピリッとスパイス

【評価】
フレッシュで溌剌としているが、素性の良さと力強さを持っている

【供出温度】
8-10度 ※温度があがると苦味が強くでてバランスが悪くなる

【グラス】
中庸 ※冷えた状態から時間と温度の変化を楽しめる

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった中庸なイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは、果実感が強く、熟した果実や黄色い果実、花の蜜、グリーン系のハーブ、ミネラル、硝煙、バタークリームなど、コクのある印象です。

味わいは、やや軽めで炭酸を含んでいるようなフレッシュなアタックから、爽やかな果実感と心地よい甘みが元気よく広がり、ボディは細身ながらもしっかりした芯があり、苦味がほどよいアクセントになって印象深い余韻を残しながらフィニッシュ。

I.G.P.ペイ・ドックで2,000円するワインって普通は手を出さないと思いますが、今回ルー・デュモンとジブリのコラボということで、まんまと買わされてしまいました。

第一印象としては「買ってよかった」です。
輸入している株式会社ヌーヴェル・セレクションさんのサイトでは「南仏らしいフルーティでコクがある」という紹介ですが、それに加えて一振り魔法のスパイスがかかっていますね。

なんというか、後味がくせになるというか、印象深い余韻を残します。
レモンの皮みたいなスパイス感ですかね。

ちょっとレモンチューハイっぽいかも。。
でもとても上等なレモンチューハイです。

ワインで完結してますね。
あては何もいらない感じ。

でもあえて何か合わせてみると。

スーパーで売ってる「合鴨スモーク パストラミ」に合わせるとスパイスの強さにワインが台無しになって、すみません、って感じ。

「堅揚げポテト」は塩気が強くてやっぱりワインが活きない。
チューハイのような印象になってしまうので、これはもったいない。

元気溌剌なワインですが、意外と繊細ですね。
ワインだけで美味しいので、どんどん進みますね、これは危ない。

晩ご飯は「オリーブオイルとローズマリーで漬け込んだ鶏肉のグリル」。
自家製の薄味なのでワインには合いましたが、やはりワイン自身で完結してる印象が強いかも。

カミさんの評価は「ちょっと甘いね、1,500円くらい」という印象。
ただ、樽の印象が全体に深みを出していて、そこが普通の1,500円のワインとは違うところでしょうか。

嫌味ではない品のいい樽の印象が、香り、味わい、余韻にアクセントを加えています。

2,000円もする高級カジュアルワインですが、話題性もあるしルー・デュモンのワインをこの価格で味わえることを考えると、試してみても損はないと思います。

ヌーヴェル・セレクションのサイトより
https://nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001836
<サイトより引用>
IGP Pays d’Oc。標高350~500mの粘土石灰質土壌の畑より。平均樹齢15年。ステンレスタンクで発酵後、シュール・リーで約半年間熟成。「シャルドネは、南仏らしい、フルーティーでコクのあるものをセレクトしました」。

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2017/08/26

クロード・ヴァル 赤 2016

クロード・ヴァル 赤 2016

クロード・ヴァル 赤 2016
CLAUDE VAL ROUGE 2016

フランス:ラングドック・ルーシヨン:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%

ヤオコーで、税抜き898円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁っている?
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>血液、鉄さび
香りの印象:まだ閉じているようで、ほとんど香りがしない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:中程度
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
ライトでフルーティでカジュアル、スッキリしたクールな心地よさがある

【供出温度】
14-16度(夏場) あまり冷えすぎると渋みの収斂性が出てくるので、ちょっとヒンヤリくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
香りが閉じているので、飲む直前にデカンタージュしてもいいかも

【総評】
外観は、紫がかったフチをした濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、還元状態で閉じてて、良く分からず。

味わいは、軽めのアタックから、チャーミングな果実感とほんのり甘み、優しい酸味がじわっと広がり、クールでフレッシュな心地よい印象が続いて、渋みがしっかり締めて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

香りは完全に閉じているのですが、飲みくちの心地よさやバランスの良さは、さすがにドメーヌ・ポール・マスって印象ですね。
かなり期待して開けましたが、その期待を裏切りません。

このワイン、2014年と2010年を飲んでますが、

2014年
優しくチャーミングで幸せ感たっぷりな味わいだけど、ワインとしての品格を持っている。
2010年
濃いけどフルーツ感がいい、しっかりした強さがあってワンランク上の印象。
という評価。

2016年は、2014年と同じく優しくチャーミングで幸せ感たっぷり、というタイプですね。
香りが開いてくるとさらに良くなるかもしれません。

今日の晩御飯は「海南鶏飯(シンガポールチキンライス)」。
ライトな肉料理なので、赤ワインは合わないかと思っていたら、意外と良く合います。

かぼすこしょう(ゆず胡椒のかぼす版)を加えても、ワインに良く合いました。

おつまみの「ビアサラミ」は塩気が強いせいかちょっと違和感があります。

残ったワインを冷蔵庫に入れて次の日に飲んでみたところ、香りが開いてきました。
南仏らしい、ガリーグのようなハーブ感やドライフラワーのような、とても華やかな印象です。

ここまでくると、1000円弱という価格帯を完全に飛び抜けてますね。
コンディションが最高の状態だったら、倍の価格でもおかしくないと思います。

すぐ飲みきらないで一日置いてみる、というのがオススメですね~。
最初にデカンタージュしてみるという手もあるかも。

このワイン、おすすめです!

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2017/07/22

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015
Domaine Alain Brumont Gascogne Rouge 2015

フランス:南西地方:I.G.P.ガスコーニュ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:タナ50%、メルロー50%

ヤオコーで、税抜き1,180円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、少し透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブラックベリー、バラ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、鉄さび、シナモン
香りの印象:開いている、華やかさがある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:なめらかな、優しい
タンニン分:収斂性がある、強め
バランス:スマートな、渇いた
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、香水のようなフローラル

【評価】
軽めでドライだけど、香りの主張が強く、かなりキツメのタンニンがあり、じゃじゃ馬な印象

【供出温度】
14-16度 タンニン強めなので、あまり冷しすぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、宝石のような透明感と輝きがあります。

香りは、血液や鉄さび、カシス、ブラックベリー、バラのようなフローラル、シナモンなど、主張強めで華やかさがあります。

味わいは、軽めのアタックから、大人な果実感とほどよい甘みが華やかな香りとともに広がり、酸味はやさしく、スマートなボディながら収斂性のあるタンニンがキューッと締めてきて、舌全体が乾く感じでフィニッシュ。

タナの個性をメルローがうまく持ち上げて、華やかさやスパイシーさを出している感じでしょうか。
主張がやや強めで、少なくとも和食には合わなさそうですね。

山椒をたくさん振った鰻とか、八角つかった角煮とかだと合うのかな?

まあ、無理に和食に合わせるよりもスパイスを効かせた肉料理でしょうね。

飲み進むとだんだん落ち着いて来ましたが、舌にちょっとワックスみたいな感じがベタッと残るのが気になるかも。

今日の晩御飯は普通のルーの「カレー」。

力関係はわるくないですが、世界観が違う感じでフィットしません。

おつまみで買ってきたスーパーの「鳥皮の焼き鳥」もやはり距離感があります。
「ゴーダチーズ」は塩気が邪魔しますね。

ローズマリーのようなグリーン系のスパイス効いてる、チキンかビーフが良さそうですが、実際に合わせてみないと分からないですね。

この価格で、ワインの深みみたいものを感じさせるのはさすがですね。
コストパフォーマンスも高く、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ [2015]

※サイトより引用
アラン・ブリュモンは、AOCマディランタナ種のワインを世界的に認められ、賞賛されるワインへと復興させました、フランス南西地方を代表する造り手です。
その功績によりフランス国家最高勲章(レジオンドヌール)を授賞しています。
ドメーヌ・アラン・ブリュモンのワインは、その高い品質により、世界のワインコンクールでは数々の賞を受賞し、フランス3ツ星レストランには必ずと言われるほどの取り扱い実績を誇っています。
■ガスコーニュ■
常にガスコーニュ地方に魅せられてきたアラン・ブリュモンは、長年にわたり、この地域の最高のテロワールを捜し続けてきました。そんな彼の技術と知識で、この地方のぶどうを注意深く選びながら、オリジナリティーに溢れ、世界中から賞賛されるワインへと造りあげていきます。
◆土壌:テナレーズ(アルマニャックの重要産地)にある石灰、粘土質丘陵
◆発酵:ぶどう果を混醸し、28℃で発酵。マセラシオンは2~3週間。、ステンレスタンク発酵
◆熟成:果実香の特徴を残すため、早期に瓶詰めする
◆飲み頃温度:16℃
◆合う料理:牛肉料理・ピザ
◆テイスティング◆
濃いルビー色、マディランの伝統品種であるタナの凝縮感あふれる果実味を引き出すため、マセラシオンは2~3週間と長め。
滑らかで丸みのあるタンニンのバランスに優れ、余韻にタバコの葉、土のニュアンスが感じられる濃厚な味わいのワインです

2017/07/01

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
CADET D'OC CABERNET SAUVIGNON 2015

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクマゼンタのフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>ナチュラルな果実感
<香辛料・芳香・化学物質>還元香?
香りの印象:温度が低すぎるのか閉じた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュで爽やかな果実感

【評価】
爽やかでスッキリ軽くて、白ワインみたいな味わい、タンニンも少ない

【供出温度】
14-16度 渋みがほぼ無く、スッキリした味わいなので、キンキンに冷やしても美味しいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクマゼンタのフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは極端に弱く、温度が低いせいか閉じている印象。
ちょっと様子見です。

味わいは、かなり軽めのアタックから、スッキリした果実感と心地よい甘み、爽やかな酸味が上品に広がり、クールでスレンダーな印象が続いて、渋みは控えめだけどピリッと効いて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

最初から最後までひっかかるところがなく、スーッと流れていく、白ワインのような爽やかさのある赤ワインですね。
以前もこんなだったかな?

2013年のときは

とても濃くて強くて苦い印象ですが、クールな印象とすっきり感で救われています。
素性の良い、しっかりした体育会系の男子、って感じで、強くて男っぽいワイン。

という感想で、今回と大分違います。
男性的女性的という点では、たしかに男性的なのかもしれませんが、細身の王子様系、モデルの栗原類さんみたい?

ワインだけでガンガンいけますね。
ニューワールドでは真似出来ない、伝統産地の新しいアプローチって感じです。

今日の晩御飯は、自家製の「ミートローフ」。
このワイン、フルーティで甘みもありますが、スッキリ素直な印象でまとまっているので、食事の邪魔をしません。

ミートローフが赤ワインソースなので、フィット感もあって、ワインだけよりも落ち着いた表情を見せますね。

おつまみで合わせてみた「砂肝の炒め物」は庶民っぽいせいか、ちょっと距離感があります。
「ピスタチオ」は塩気が邪魔な感じ。
チーズの「ミモレット」はちょうどいい感じで合いました。

香りは最後まで開かずに閉じたままでした。

ニューワールドとは違う飲みやすさがあって、良いワインですね。
1000円くらいだと、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

バロン・フィリップ・ド・ロートシルト カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml (ワイン) 【wineday】

※サイトより引用

 シャトー・ムートン・ロートシルトの名声を築き上げた立役者、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが1988年に 他界した後、彼の名は彼の商業的部門であるこの会社に永遠に残ることとなりました。現在シャトー・ムートン・ロートシルトを始めとし、シャトー・ダルマイヤック、シャトー・クレール・ミロンなどを冠するエステートを5銘柄、オーパス・ワンなどの合弁事業を4銘柄、シャトー・クーテの販売の他、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄を超えます。ボルドーの輸出市場において非常に大きな影響力を持つ同社ですが、フィリップ男爵在りし頃からその革新的な姿勢はひとときも変わることはありません。現在、ボルドーを本拠地に、南フランス、カリフォルニア、チリなど、世界中でワイン造りを行っています。
畑はカルカッソンヌ近くのリムーニに位置し、この地方で最も歴史の古い畑のひとつ。南フランスのこのエリアは2500年以上の歴史を誇る最古のワイン生産地であり、作付面積、生産量ともにフランス最大です。
その南フランスの上質な葡萄を用い、リージョンとテロワールの個性を最大限に尊重して南フランスのカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネを素直に表現しようとしています。ボルドーで磨き上げられた生産技術は活かされていますが、そのワインはボルドースタイルに固執していません。
チェリーなどの赤い果実を思わせるスパイシーな香りが魅力です。カベルネ種特有の端正な風味が楽しめます。

2017/02/26

レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014

レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014

レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014
Reseruve Delatour Chardonnay 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12。5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き740円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若干オレンジがかっているのが気になる

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>梨、白い実の果実、青りんご、グリーン系ハーブ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻っぽいミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、シャルドネっぽくない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか
苦味:後味に強めに残る
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:それほど強くないが、浮いている分強く感じる
余韻:苦味を伴って長めに続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツや夏みかんのようなフルーツ

【評価】
スッキリした爽やかな飲み口だが、苦味が強くアルコールが浮き気味に出てきて、後味は辛くて苦い。

【供出温度】
11-14度 冷えていると苦味が強めに感じるので、冷やしすぎないくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は少し淡く、ほんのりオレンジがかったイエローで、輝きはあるけどちょっと地味な外観。

香りは、固くて酸っぱい梨や、青りんご、貝殻のようなミネラル、グリーン系のハーブやフローラル、時間が経つとハチミツや硝煙のようなシャルドネらしさも出てきました。

味わいは、ライトなアタックから、爽やかでスッキリした果実感と甘みがパッと広がり、スマートでスレンダーなボディで、苦味が強めに出てきてアルコールの影響と重なり、辛いフィニッシュ。

飲みくちの爽やかさやスッキリ感はとても良いのですが、苦味とアルコールの印象が強くて、やや荒っぽいまとまりですね。

ただ、このあたりは飲み進むと変わってくるかもしれません。

と・・飲み進んでいると、少し時間が経つと、後味の辛さが気にならなくなってきました。
緊張感をもった張りのある味わいで、なかなか面白いワインだと思います。

ワインだけでも美味しく飲めるのですが、フルーツ感も甘みも抑制が効いていて、ニューワールドとはまた違う伝統産地のアプローチですね。
ひとクセというか、文化的なニュアンスというか、ワインを文化として捉えているような印象があります。

ニューワールドのワインはすっかり定着しましたが、やはり伝統産地のワインは常に先を歩み、提案し続けているような印象があります。

今日の晩御飯は、「ポークチャップ風の肉野菜炒め」。
このワインは主張がやや弱めなので食事との相性は良く、ピッタリフィットする感じではありませんが、特に問題もありませんでした。

時間が経って温度も上がってくると、果実味が主張してきましたね。

おつまみの「ドライフルーツ」や「ビーフジャーキー」にも大人な対応で合わせてきます。

グラスが空になると樽の香りが残りますね。
この上品な樽の使い方は、やはり伝統産地のワインの方が進んでいるように思います。

開けてから6時間くらい過ぎると、ちょっと酸っぱくなってきましたが、伝統産地のプライドを感じるワインだと思います。

人に例えると、しっかりしたアイデンティティを持っているけど、周りに柔軟に合わせて大人な対応が出来る、大人の女性って感じ?

コストパフォーマンスは高いと思います。

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レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014 白ワイン 750ml 金賞受賞Reserve Delatour Chardonnay 12.5% 750ml

※サイトより引用
フランス白ワイン愛好家大注目!造り手のAMIEL社はラングドック・ルション地方のAUDE県Trebesにあり、近くには観光地として有名なCARCASSONNE(カルカソンヌ)があります!協同組合で、現在の経営者は3代目です!組合には30社のブドウ農園が所属、その中から最も優良な“ブドウジュース”を購入し、ブレンド、ボトリングを行います!ボトリング工場もそれぞれのワインの特色に合わせて選定しています!各ブドウ農園は毎年有名なコンクールに出品し、多くの金賞を受賞しています!ブドウは良い区画のブドウを選定して使われ、醸造方法は伝統的で、アルコール発酵はタンクの中で行われます!色調は淡いレモンイエロー!香りは柑橘系の果実やフローラル香がし、味わいは酸味とアルコールのバランスが良い白ワインです!魚介類のグラタンなどと合わせてどうぞ!
見事!パリ農業コンクール2015年金賞受賞!
柑橘系の果実やフローラル香に酸味とアルコールのバランスがとても良い辛口白ワイン!

2017/01/21

カフェ・デュ・ミディ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カフェ・デュ・ミディ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カフェ・デュ・ミディ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Cafe du Midi Cabernet Sauvignon 2015

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ファミリーマートで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、針葉樹、香水のようなフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>血液、カラメル
香りの印象:控えめ、若干閉じた印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:やさしい、爽やかな
タンニン分:収斂性のある、サラサラした
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでドライ、すっきりした味わいながら、強めのタンニンと収斂性がある

【供出温度】
14-16度 ライトながら渋みが強いのであまり冷やしすぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは弱く、黒い果実、グリーン系のスパイス、カラメル、ちょっとフローラルなどがあります。

味わいは、ライトなアタックから、すっきりした果実感と爽やかな酸味がじわっと広がり、スマートでドライな印象のあとにキューッと締まるような強めの渋みが出てきて、乾く印象でフィニッシュ。

スッキリ系のクールで爽やかな味わいですが、締め付けるような強い渋みがありますね。
ワインだけだと、えぐ味が溜まってきて飲みにくいタイプで、何か食べ物が欲しくなります。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の「バターチキンカレー」と「豆のサラダ」。
「バターチキンカレー」は、すーっと寄り添う感じで、ワインが力強くサポートします。
コーンや枝豆の入った「豆のサラダ」は、さすがにワインが強くてフィット感はありません。

おつまみの、だし塩味のせんべい「しゃり蔵」にもまったく合いません。
まあ、当たり前ですが。。。

コスパはまあまあで、ワインの素性は良い印象です。

軽くてもワインらしいしっかりした渋みがあるので、肉料理の時に食中ワインとしては良さそうですね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/12/10

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016
M. Chapoutier Pays d'Oc Blanc 2015

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テレ、ヴェルメンティーノ

リカーランドトップで、税抜き1,000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若い、軽い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>もも、バナナ、洋ナシ、青りんご、青っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>チョークのようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、爽やか
苦味:穏やか
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
ライトで上品だが、しっかりと旨みを持っている

【供出温度】
8-10度 旨みがあるので、冷やしすぎない方がいい

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、梨やリンゴ、少し南国系の果実、石灰のようなミネラル、青みの強いハーブなど、フレッシュな印象。

味わいは、軽めの穏やかなアタックから、上品な果実感と甘み、優しい酸味がじわっと広がり、スレンダーなボディながら旨みがじわっと出てきて、余韻の長めのフィニッシュ。

「ヴェルメンティーノ」は「マルヴォワジ・ド・コルス」「ロール」という別名(シノニム)がありますね。
スペイン原産ですが、イタリアで多く栽培されていて、コルシカ島では最も多く栽培されている白ぶどうです。
イタリアでは主役をとっている品種ですね。

「テレ」はブランデー用だったり、南仏の補助品種で、メインはとらない脇役。

「シャルドネ」や「ソーヴィニヨン・ブラン」のようなグローバル品種とは違う、独特な個性がじわっとにじみ出る感じで、派手さは無く食事には合わせやすそうです。

今日の晩御飯は、「餃子」と「タラの鍋」。
思った通り、鍋でも餃子でも、それなりにこなしてくれますね。

ジュースっぽさが無くて、スッキリした味わいなので、合わせる食事幅は広そうです。

温度が上がると、独特の主張が出てきました。
ブランデーの原料になる品種のせいか、特有の押しの強さがあるみたい。

最初は上品さを感じるのですが、飲み進んで温度が上がってくると、力強さとや男っぽい感じが出てきます。

グローバル品種とは違う、どっしり構えて浮つかない、地元で生きていく覚悟というか、ローカル品種のプライドみたいなものを感じますね。

しっかりした旨みがあって、安心して飲めるワインだと思います。

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M シャプティエ ペイ ドック ブラン 750ml 白ワイン

※サイトより引用
渓谷のトップドメーヌがお届けする
100点満点ワイン!
銘醸ワインとして1808年の古き歴史からローヌでは名門中の名門として名高い『M.シャプティエ』。 ローヌ渓谷だけでなく、フランス中のワイン生産者の中でも人気も実力とともに兼ね備えたトップ生産者であり、自社畑100%で有機農法(ビオディナミ)を実践する大人気生産者。フランス、ペイ・ドックの平均樹齢30~40年のテレ・ブラン種(主体)とヴェルメンティーノ種(ロール種)で造る、ピーチ等の白い果実を思わせる香りと、キレの良い酸味が特徴のワインです。

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2016/10/02

ポール・ド・コスト ブラン・ド・ブラン ブリュット NV

ポール・ド・コスト ブラン・ド・ブラン ブリュット NV

ポール・ド・コスト ブラン・ド・ブラン ブリュット NV
Paul de Coste Blanc de Blancs Brut NV

仏:ヴァン・ムスー
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:品種不明

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1058円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
泡立ち:発泡性 わりと長めに泡が続く
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、シードル、柑橘系、菩提樹
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、ハチミツ、べっこう飴
香りの印象:ちょっと酸化の印象が気になる

【味わい】
アタック:やや軽め、炭酸は粗い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、シンプルな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
フルーティで飲みやすいが、アクセントと深みを持っている

【供出温度】
7度以下

【グラス】
カジュアルな印象なので、ふつうのグラスで楽しむのが良さそう

【総評】
外観は、若さを感じるグリーンがかったイエローで、泡立ちは少し続きます。

香りは、シードルやリンゴ、柑橘系、ミネラル、ハチミツ、グリーン系のフローラル、時間が経つとべっこう飴のような印象も出てきます。

味わいは、泡立ち粗めのライトなアタックから、爽やかな果実味と酸味、ほんのりとした甘みが広がり、スッキリした印象の細身のボディで、そのままジューシーなフィニッシュ。

最初ちょっと酸化した印象を感じたのですが、実はそこがアクセントになっていて、フランスのヴァン・ムスーらしい深みを感じさせますね。
時間が経つと木樽の印象が出てきて、温度が上がっても楽しめる感じです。

今日の晩御飯は筋子をばらして醤油漬けにした「イクラ丼」。
食事の邪魔をしませんが、あまりフィット感はありません。
さすがに魚卵の和食は厳しいですかね。

デザートの「シュークリーム」もイマイチでした。

伝統産地らしい独特な深みというかクセがあるので、ニューワールドのスパークリングのようなオープンな印象ではないですが、少しシャンパーニュっぽい雰囲気も味わえます。

クセがあると言っても、万人受けするカジュアルなまとまりなので、誰にでも好かれそうなタイプだと思います。

時間が経って、炭酸が抜けてきてもベースのワインが美味しいので、それなりに美味しくいただけました。

印象としては、コロンバールやユニ・ブランがベースのような、ちょっと懐かしいような味わいでしょうか。

コストパフォーマンスも高くて良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ポール・ド・コスト ブラン・ド・ブラン ブリュット NV <白> <ワイン/スパークリング>

※サイトより引用
●爽やかな果実味に溢れたフランス産ヴァン・ムスー!
花や青リンゴ、グレープフルーツなどの柑橘系の心地よい香りに、爽やかな果実味が特徴。
合わせる料理を選ばないフレッシュで爽快な味わいは、日々の食卓ではもちろんの事、バーベキューなど屋外シーンでも大いに活躍してくれます。

2016/09/10

デュック・ド・カステラク ルージュ 2014

デュック・ド・カステラク ルージュ 2014
デュック・ド・カステラク ルージュ 2014
Duc de Castellac 2014

フランス:南西地方:A.O.C.ベルジュラック
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、961円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、グリーン系スパイス
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、肉、エーテル香
香りの印象:温度が低いせいかやや閉じた印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、痩せた渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライでスッキリした、爽やかなまとまり

【供出温度】
10-13度 軽めで爽やかなので温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感があります。

香りは閉じた印象で、グリーン系のスパイス、なめし皮、ちょっとケミカルな感じもします。

味わいは、軽めのアタックから、ドライで控えめで爽やかな果実感が広がり、スマートなボディが続いて、タンニンは軽めながら効果的に締めて、やや乾く感じでフィニッシュ。

リッチ感は無くサバサバした爽やかなまとまり、やや乾く印象ながら、アイデンティティはしっかり持っているような印象です。
品質感も良いので、あとは好みの問題でしょうか。

ニューワールドのサービス精神旺盛なまとまりに比べると、素っ気ないというか、すましているような印象で、飲みにくいと思う人もいるでしょうね。

気が付くとワインだけで、どんどん飲んでますね。
スッキリした印象がいいみたい。

今日の晩御飯は「そぼろ丼」。
甘辛く味付けした肉そぼろと卵焼き、ニンジンのソテーが乗ってます。

合わせると、フィットする感じではないものの、邪魔もしません。

素直でスッキリした味わいなので、家庭の肉料理全般に問題なく合いそうな気がします。
しかも豚肉とか鶏肉でも大丈夫そう。

このあたりはニューワールドワインとは違う良さですね。

スーパーのお惣菜はダメですね。
コンビニの弁当とかスーパーのお惣菜みたいな、味の濃い食事とは合わないタイプかもしれません。

人に例えると、素直でクールな、青空が似合う真面目な若い男子、みたいな?

合わせる食事によってグッと活きてくる、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ベルジュラック デュック・ド・カステラク ルージュ [2014] <赤> <ワイン/フランス南西部>

※サイトより引用
フレッシュな果実味溢れる、飲み易いタイプの赤ワイン!
ボルドーに近いフランス南西部のワイン。
深いルビーの色合い。黒いベリー系の香りにタバコやスパイスを想わす香り。
フレッシュな果実味が持ち味で、渋みは柔らかく、飲み易いタイプの赤ワイン。

2016/07/17

ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014

ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014
ル・クラリオン・デ・ザンージュ コスティエール・ド・ニーム 2014
Le Clarion des Anges AOP Costieres de Nimes 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:A.O.P.コスティエール・ド・ニーム
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル

イオンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、底がギリギリ見えないくらいの透明感

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、干しぶどう、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>生肉、血液、鉄さび、オリエンタルスパイス
香りの印象:落ち着いた、開いた、ちょっと酸化熟成の印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、溶け込んだ
バランス:スマートな、キューっと締まる感じ
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
濃縮加熱されたぶどうジュースのような印象

【評価】
ライトでチャーミング、穏やかなまとまりながら、強く収斂性のある苦味がある

【供出温度】
14-16度 トロトロまったりした味わいなので、冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるけど落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、プルーンや干しぶどう、生肉、血液や鉄さび、針葉樹やオリエンタルスパイスなどがあり、ちょっと酸化熟成が進んでいる印象。

味わいは、軽めでトロトロしたアタックから、チャーミングな甘い果実感がふんわりと広がって、穏やかな酸とふっくらしたボディが支え、収斂性のあるタンニンが出てきて、えぐ味と苦味のあるフィニッシュ。

南ローヌのシャトーヌフ・デュ・パプをイメージさせる、チャーミングで濃縮した果実感があるタイプです。
ただ、若いうちに飲むカジュアルなタイプなので、シャトーヌフ・デュ・パプのような強さはありません。

最初はバランスが良くなかったけど、だんだんまとまってきました。

これは普通に美味しいですね。
とてもチャーミングな果実感で、南仏らしい味わいがあり、グラスがどんどん進みます。

今日の晩御飯は「チキンソテー和風ソース」に「枝豆」。
チキンソテーは七味をふって、ワインに合わせやすくしてみました。

このワイン、ニコニコ歩みよってくる感じで邪魔はしませんが、ピッタリフィットって感じではありません。
枝豆もちょっと離れたところからニコニコ見てる感じ。

甘みと果実感があるので、デミグラスソースとかキーマカレーとかが良いかも。
甜麺醤を使った中華も良さそうです。

食事が終わってワインだけになっても、マディラとかポートワインを飲んでるような甘みと凝縮感があり美味しく飲めます。

時間が経つと、だんだん馴染んで良くなってきました。
酒精強化ワインとかリキュールをチビチビ舐めてるような感覚です。

恋人専用ワインみたいなスィートな雰囲気もあります。

恋人や夫婦で、ビーフシチューやデミグラスソースのハンバーグで食事をしたあとにデザートはショコラ系のスイーツ、さらに残りのワインで余韻を楽し、う、というシーンが浮かびますね。

幸せ感があって良いワインだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/07/16

エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014

エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014
エリティエール・パゴラ ピノ・ノワール 2014
Heritiere Pagola Pinot Noir 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き990円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、ピノ・ノワールにしては濃い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、加熱された果実、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、シナモンのようなスパイス
香りの印象:まだ閉じている?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽い
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:中程度
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
干しぶどうの印象

【評価】
スマートでドライ、シンプル過ぎて面白みがない

【供出温度】
10-13度 ライトですっきりしているので、温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、プルーンや干しぶどうのような果実、シナモンのようなスパイス、血液やなめし革、ドライフラワーのようなフローラルなどありますが、ちょっと弱め。

味わいは、ライトですっきりしたアタックから、おとなしい果実感としっかりした酸味が静かに広がり、甘み少なめのドライで、スマートなボディが少し続いて、軽いえぐ味と乾く印象でフィニッシュ。

スッキリしたまとまりは悪くないのですが、素っ気ない感じで、面白みや楽しさが足りないかも。
温度も高めなので、もう少し下げた方が良さそうです。

すっきりシンプルでドライ、主張も弱めなので、食事には合わせやすいかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製の「ハンバーグステーキ」。

ソースに赤ワインを使っているので相性は良いはずですが、実際に合わせてみると、素っ気なく対応するような感じ。
主張はしないんだけど、自分を持ってて迎合しない感じとでもいいましょうか。

ナスと豚肉を炒めたサイドメニューにも、合わなくはないけど気持ちが無いような。

おつまみの「ミックスナッツ」も、同じく素っ気ない対応。

合わせる食事が難しそうですね。

最終的に劇的な変化はありませんが、最後までおだやかで飲みやすいワインではあります。

リピートしたい感じではなく、このあたりは個人的な好みもあるかと思います。

<次の日>

冷蔵庫に入れて次の日に残りを飲んだら、とても素直でスッキリした、しかもちょっと可愛さも出て、ぐっと良くなってました。
次の日の方が美味しいなってますね。

これだったらまたリピートしてもいいかも。

1000円以下のおすすめワイン

2016/06/11

ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013

ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013
ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013
La Petite Perriere Sauvignon 2013

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、2,100円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
粘性:弱め
外観の印象:若いがオレンジっぽい色調が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>モモや洋梨のような甘い果実香、次に青りんごや柑橘系のさっぱりした印象に変化、グリーン系ハーブ、菩提樹、時間が経つとオレンジ
<香辛料・芳香・化学物質>ややペトロールっぽいミネラル
香りの印象:複雑な果実香が中心で、爽やかさもある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ドライな、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のさっぱりしたフルーツ感

【評価】
爽やかなフルーツ感のある、ドライでシャープな味わい、芯の強さもある。

【供出温度】
8-10度 温度低めで爽やかに飲みたいけど、ちょっと温度が上がるとまた別の表情を見せそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、少しオレンジがかったイエローで、輝きは弱めです。

香りは、最初は甘いモモや洋梨で、だんだん爽やかな青りんごや柑橘系に変わり、最終的にはまた甘さのあるオレンジになります。
フローラルもグリーン系からフルーツ系に変化、ちょっと石油系のミネラルの印象もあります。

味わいは、すっきりしたハリのあるアタックから、爽やかな柑橘系の果実感がじわっと広がり、甘みは少なめのドライでしっかりした酸味が支えて、じわっと旨みが出てきてやや長めに続き、充実した果実感のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、地理的表示の無いヴァン・ド・フランスなのですが、元値は2000円超え。
どうもサンセール地区で作っているようですが、確かにとても美味しいです。

普段飲みのワインよりは確実にワンランク上の味わいですね。

ドライでフレッシュ、シャープな味わいのなかに、とても上品でチャーミングな果実感があります。
押し付けないというか、白いドレスを着ているような、軽やかな清楚な可愛らしさがあって、じわっと幸せが訪れるワインですね。

これはいい!

今日の晩御飯は、クリームシチュー。
ワインが強めなので、家庭のクリームシチューはちょっと負けてしまいますね。

おつまみの「カルボナーラ味のパスタスナック」や「ミックスナッツ」はそれなりに合います。

一番合ったのは「レアチーズケーキ」。
レモンを絞るような爽やかさを加えて、チーズの風味がぐっと良くなります。

飲み進むとちょっと酸化した印象が強くなってきました。
ベースはいいと思うので、新しいヴィンテージを飲んでみたいですね。

少し残ったのを次の日に飲んでみましたが、ちょっと酸っぱくなってるものの、香りの華やかさやりんと響くような味わいがあって素直に良いワインって感じ。

この生産者のワイン、ちょっと気になります。

■楽天ショップへのリンク

白ワイン La Petite Perriere SAUVIGNON 2013 ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニョン 750ml 【酒類】

※サイトより引用
キレのある口当たりにグラスの中で弾ける熟したフルーツの香り。
ロワール・ワインの生産者として上位5社のひとつに数えられる、ギィ・サジェ社。
ギィ・サジェ社は、8世代に渡り代々ロワール河上流のプイィ・シュール・ロワール村でワイン造りを行ってきたサジェ家による家族経営のワイナリーです。
1972年、現会長のジャン・ルイ・サジェが18歳で実家のワイナリーを引き継ぐまで、プイィ・シュール・ロワール村にわずか5haの畑を所有する小規模ワイナリーに過ぎませんでした。
その後、弟のクリスチャンと2人で家業の発展のために懸命に努力し、現在ではロワール・ワインの生産者として上位5社のひとつにランクされるほどに発展しています。
ロワール地方のブドウ品種を深く理解し特徴を自然に引き出すことによって、その潜在性をワインによって表現しています。
また、手間隙かけ手摘みでブドウを厳選することで、高品質なブドウのみを収穫し、高品質なワイン造りを行っています。
また、ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨンは、ロワール渓谷と南フランスで栽培されたソーヴィニヨン・ブランをブレンドして造られます。
鮮やかな黄金色で、香りは熟した桃やアプリコット、メロンのようなエキゾチックな香りが広がります。ミネラル分が味に深みとコクを生み、心地よい余韻が長く楽しめます。
[マリアージュ]
ブルスケッタ、シェーブルチーズ

2016/05/28

M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013 (2回目)

M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013
M.シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013
M.Chapoutier Collection Bio Syrah 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー

リカーランドトップで、税抜き1090円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:まだ若いが少し落ち着いた色調お、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、チョコレート、少し薬箱っぽいスパイス
香りの印象:すこし還元的、これから変わってきそう

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽めながら収斂性がある
バランス:スマートながら、芯の強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでスマート、ナチュラルな印象ながら、しっかりしたタンニンと芯の強さがある

【供出温度】
10-13度 軽めなので少しヒンヤリしているくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるが少し落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは還元的で、血液や赤身の肉、カシスやブルーベリージャム、薬箱っぽいスパイス、少しチョコレートなどで、これから変わってくるかもしれません。

味わいは、スムースで軽めのアタックから、落ち着いた果実感としっかりした酸味が広がり、ナチュラルな甘みのあるミディアムボディで、えぐ味と渋みが出て収斂性のある締まった印象でフィニッシュ。

まだ開いてないのか、還元的な印象がありますね。
ただ素性はとても良く、チャーミングな味わいに酸味とタンニンがアクセントを加えて、伝統産地らしい品のあるまとまりになってます。

温度高めで飲み始めたので冷蔵庫で冷やしつつ飲んでますが、ちょっと温度高めの方が穏やかで飲みやすそうですね。
スーッと体に入っていく感じがとてもナチュラルです。

今日の晩御飯はトマトの酸味が強めの、自家製「バターチキンカレー」。

合わせてみるとワインが負けますが、最終的な余韻でワインが出てきます。
鶏肉だけに合わせると、ワインが完全に勝ちますが、味わいが穏やかなので自然体な勝ち方ですね。

バターチキンカレーを純粋に味わいたい人には向きませんが、ワインがあるとアクセントになって食事にリズムが出ます。
カレーが「Aメロ」、ワインを入れることで「Bメロ」、サビは食べ物を飲み込んでまたワイン、ってとこでしょうか。(分かりにくくてすみません)

おつまみで「ミックスナッツ」に合わせると俗っぽい感じで「堅揚げポテト」は塩気がケンカしてイマイチ。

やはりちゃんとした食事に合わせたいタイプですね。
煮込み系の肉料理、ビーフシチューとかチキンのトマト煮込みとかが良さそう。

時間が経っても香りはなかなか良くならず、ちょっとビオ臭のような印象も出てきたかも。

2015年の9月に一度飲んでますが、そのときの印象は、
口当たりはとても優しいのですが、タンニンはしっかりしていて、全体の印象を締めている。
カジュアルな印象ですが、ニューワールドのようなシンプルな味わいではなく、ハーブやスパイスの印象が深みを加えている。
今回もほぼ同じだけど、何だかなかなか心を開いてくれず、内にこもってる感じ。

ひょっとするとデキャンタージュすると良くなるタイプかもしれませんね。

M.シャプティエのワインとなると過度な期待をしてしまいますが、1000円くらいのワインなのでまあ大目に見てあげましょう。
もちろん、コストパフォーマンスは高いと思います。

人に例えると、自然体で清楚な女性だけど、なかなか心を開いてくれない、みたいな?

新しいヴィンテージが出たらまた買ってみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】ペイ ドック シラー コレクション ビオ 2013 M.シャプティエ 750ml [赤]Pays d'Oc Syrah Collection Bio M.chaptier

※サイトより引用
畑は小石、砂、泥土質土壌。 ステンレスタンクにて発酵、熟成。パーカーポイント100点の常連M.シャプティエが シラー品種で造る、リーズナブルな有機ワイン。 明るい紫色。フレッシュなブラックチェリーのような果実の香りや、スミレの香りが印象的です。なめらかなタンニンを持ち、熟した赤い果実の風味が心地良く、フレッシュでかつエレガントな味わいが楽しめます。「エコセール」と「ユーロリーフ」の有機ワインの認証を取得しています。日本限定商品。
1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/15

カルヴィソン・レ・ヴィニュロン セレクシオン ソーヴィニヨン・ブラン 2013

カルヴィソン・レ・ヴィニュロン セレクシオン ソーヴィニヨン・ブラン 2013
カルヴィソン・レ・ヴィニュロン セレクシオン ソーヴィニヨン・ブラン 2013
Calvisson Les Vignerons Sauvignon 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

町田の蔵家さんで、税抜き1000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱め、小さな気泡が見られる、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、ややシードル、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、若干酸化のイメージ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:スムースな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
モモのような甘い果実感が残る

【評価】
トロ味のある穏やかな飲み口で、全体的にマイルドにまとまっている。

【供出温度】
8-10度 まろやかな味わいなので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きがあります。

香りは、柑橘系や青りんご、ちょっとシードルのような酸化のイメージ、青草香、クリーム、甘い蜜のような印象があります。

味わいは、とろ味のある穏やかなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、優しい酸味がふわっと広がり、ふっくらしたボディが少し続いて、軽いえぐ味を伴ったジューシーなフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランっぽくない、トロトロしたマイルドな味わいで、とても幸せ感があります。
グルナッシュ・ブランとかローヌの白品種のようなイメージでしょうか。

しっかり冷やすとフレッシュでグリーン系の香りが強いソーヴィニヨン・ブランらしい味わいで、温度が上がってくると、とろ味が出て穏やかな味わいになるという、2度楽しめるワインみたいです。

ランチ女子会で、最初はしっかり冷やしたフレッシュな味わいで乾杯、おしゃべりして時間が経つとまろやかな味に変わってきて幸せな時間が楽しめる、なんてシーンが想像できますね。
なかなか素敵なワインじゃないでしょうか。

そうそう、ラベルデザインがゴールドなんですが、自己主張の強い外観と、穏やかな味わいにちょっとギャップがあって、そこも面白いポイントですね。

フレッシュ&フルーティでワインだけで十分に美味しいですが、上品で抑えめな印象なので、食事にも合わせやすそうです。
後味が良くて、とても心地よい果実感が残るので、またグラスに手が伸びます。

今日の晩御飯は、チキンカツ。
マスタードでワインに馴染ませる作戦です。

合わせてみると、果実感と酸味が浮いてピッタリフィットはしませんが、特に邪魔もしませんね。
思ったより、食事との相性は難しいかも。

ミックスナッツは特に問題無く、アーモンドが一番馴染みがいいですが、ちょっと辛さというか苦味が浮くのが気になります。

時間が経つと樽の印象が出てきて、酸味がちょっと尖ってきました。
ソーヴィニヨン・ブランらしくない味わいですが、ワインとしては美味しいと思います。

開けてからの時間とか、温度によってイメージがどんどん変わるので、個性がつかみづらいワインではあります。

人に例えると、洋服やシーンによってイメージが全然変わるけど、それぞれのシーンで魅力的に振る舞う女性って感じ?

コストパフォーマンスは高いと思います。

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カルヴィソン・レ・ヴィニュロン セレクシオン ソーヴィニヨン 750ml【楽天24】

※サイトより引用
「カルヴィソン・レ・ヴィニュロン セレクシオン ソーヴィニヨン 750ml」は、樹齢・選果にこだわったセレクシオンシリーズのワインです。この銘柄の樹齢は15-25年。柑橘系ハーブの爽やかな香り、豊かな果実味と上品で穏やかな酸味、フレッシュな旨味が特徴的な爽快テイストです。

2016/05/14

カルト・ノワール コート・ド・プロバンス 2014

カルト・ノワール コート・ド・プロバンス 2014
カルト・ノワール コート・ド・プロバンス 2014
Carte Noire Cotes de Provence Rose

フランス:プロヴァンス地方:A.O.P.コート・ド・プロヴァンス
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、サンソー40%、ティブラン10%

町田の蔵家さんで、税抜き1314円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった色調の、サーモンピンクのロゼ
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>白い花、リンゴ、梨、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、炭酸の印象?、硝煙
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、優しい
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:なめらかで、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
スパイシーな赤い実の果実

【評価】
なめらかな味わいでチャーミングな果実感、バランス良くまとまっている

【供出温度】
8-10度 温度低めの方がカジュアルに楽しめるが、温度が上がってもトロトロした飲み口で美味しく飲める

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかったサーモンピンクの淡めののロゼで、美しい輝きがあります。

香りは、白い花、リンゴ、梨など白ワインをイメージするものと、硝煙やグリーン系のスパイスなど、タンニンをイメージする要素が混ざって、深みを与えています。

味わいは、とろ味のある穏やかなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、優しい酸味がふわっと広がり、ふっくらしたボディが少し続いて、軽く渋みとえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

カジュアルだけどワインらしさをしっかり持っていて、とろとろした飲み口とチャーミングな果実感、程よい甘み、すべての要素がバランス良くまとまっている、とても幸せ感のある味わいです。
しっかり冷やして、リゾートやピクニックでランチから飲みたいタイプですね。

今日の晩御飯は「肉じゃが」と「冷奴」で、リゾート感ゼロ。。

肉じゃがは、新じゃがなのでちょっと青っぽさがありますが、このワインちょっと控えめなので和食でもケンカしません。
冷奴でも意外と大丈夫でした。

おつまみの「レバーペースト」は良く合いました。

開けてから時間が経っても、ワインがしっかりしているのでダレてきませんね。

人に例えると、見た目や言動は可愛らしいけど、実は生活力があって考え方がしっかりしている若い女子、みたいな?

コストパフォーマンスは高いと思います。

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【6本〜送料無料】カルトノワール コート ド プロヴァンス ロゼ 2014 メートル ヴィニロン 750ml [ロゼ]Carte Noire Cotes de Provence Rose Les Maitres Vignerons

※サイトより引用
背の高いワインボトルがおしゃれなプロヴァンスワイン。黒葡萄を破砕せずバットに一昼夜寝かせ、自然にあふれ出たフリーラン果汁のみを使用。 フルーティな酸味としっかりした骨格のあるサッパリとした辛口タイプのワインです。

2016/04/30

レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014

レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
レア・ヴィンヤーズ グルナッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
RARE VINEYARDS GRENACHE VIEILLES VIGNES 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ

町田の蔵家さんで、税抜き900円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブルーベリー、赤い実の果実、ドライハーブ、杉
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、なめし皮、スパイス
香りの印象:温度が低くてまだ閉じている印象
※温度が上がると樽香が強くなる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、ちょっと収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイスとドライフルーツのような感じ

【評価】
フルーティだけどスッキリした味わいで、樽の影響が複雑性を加えている

【供出温度】
14-16度 軽めだけど樽の影響が強いので温度少し上げた方がワインの個性がしっかり出る

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底光りするような輝きと液面のツヤがあります。

香りは、樽の影響が強く、ブルーベリージャム、ミントやユーカリオイル、杉板、などの印象があり、華やかさと複雑性があります。

味わいは、軽めでスッキリしたアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、優しい酸味がしっかり支えた後に、えぐ味と渋みが強く出てきて、しっかり果実感の残るフィニッシュ。

余韻がとても良いので、またグラスに手が伸びますね。
冷蔵庫で冷やしてあったので、最初はちょっと温度低すぎたのですが、温度が上がってくるとこのワインの良さが出てきました。

カジュアルでスマートな味わいに樽香がしっかりあって、何とも不思議な感じ。
最近珍しいくらいの樽香ですが、とても効果的に使っていて嫌味もなく、この価格帯では他にあまりないかも。

今日の晩御飯は、「豚肉の肉じゃが」と「アジのみりん干し」。
アジのみりん干しは絶対合わないので、合わせません。

肉じゃがは、ワインがすーっと後ろに引くのですが、食事の邪魔をしないで、ちょっとアクセントと魅力を加えてくれるような合い方です。

おつまみの「ペッパービーフ」は味が付き過ぎてて世界観合わず、このワインには馴染みません。

「クリームチーズ シャルドネ味」は、意外と受け入れる部分がありますね。
アメをなめてるような人工的な香りがあるのですが、ワインがそれを水のハケで薄めるような感じで馴染ませて、全体が幸せになる感じです。

コストパフォーマンスは高いと思います。

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レア・ヴィンヤーズ・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014【フランス】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】【金賞】【Rare Vineyards】

※サイトより引用
今回ご案内する2014年は日本初の女性審査員のみによるワインコンクール【サクラ・ワインアワード2015】にて金賞大激賞!!
『サクラ・ワインアワード』は「審査員全てが日本人の女性」!!女性目線による、従来の常識を打ち崩す、 新しいワインの価値基準の提案を目指して、世界初の女性審査員のみのワインコンペティションを行っています。
ワインを審査するのは、ソムリエ、ワインジャーナリスト、愛好家、インポーターと様々な職種のワイン界のプロフェッショナル総勢340名。審査員全員が日本人女性という世界初の試みに、世界中から大きな注目が集まっています。
その美味しさの秘密は、樹齢40年にもなる古樹からわずかしか取れない貴重なグルナッシュを100%使用しており、その収量はなんと『50hl/ha!!』。この価格帯では異例とも言える、やっとの思いで搾り出した超濃縮果汁だからなのです!!
そんなワインを造るLGI社は、大規模な生産者組合でエクスポートマネージャーの経験を持つアラングリニョン氏が設立した会社です。ラングドック出身で革新的なワインの造り手でもある彼の造り出すワインは、ラングドックのテロワールと葡萄の個性を見事に表現しています。
その味わいたるや、
『カシス、ブルーベリー、イチゴとふんだんな紫果実、赤果実、の甘くチャーミングな香りが心地よい!!そしてほのかな樽の香ばしさを感じさせ、口に含むと甘味を感じさせる凝縮した果実味、そして外観・香りから想像した以上にタンニンの力強さ、そして豊かな酸味を感じる。』・・・
もの凄いバランスの良さです!!非常にジューシー!!そしてほどよく厚みのある味わい!!
『これはもう絶対に!!絶対に飲んでみて下さい!!』

2016/04/24

クロード・ヴァル 赤 2014

クロード・ヴァル 赤 2014
クロード・ヴァル 赤 2014
CLAUDE VAL ROUGE 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%

リカーランドトップで、税抜き850円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかったフチをした、黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野ばら、ブルーベリー、
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、メントール、ジビエ、カラメル
香りの印象:華やかさがあり複雑

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:なめらか、溶け込んだ
バランス:ややふっくら、流れるような
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実味とスパイシーさ

【評価】
優しくチャーミングで幸せ感たっぷりな味わいだけど、ワインとしての品格を持っている

【供出温度】
10-13度 少しひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りはフローラルでスパイシー、ちょっと香水のようなフローラルに、メントールやシナモンのようなスパイス、黒い果実、カラメル、生肉、など華やかさあり複雑性があります。

味わいは、なめらかで優しいアタックから、チャーミングな果実感と甘みがじわっと広がり、ふくらしたボディを酸がしっかり支えて長めに続き、えぐ味と乾く印象が出てくるものの、ジューシーさを保ったままフィニッシュ。

レ・ドメーヌ・ポール・マスのこのシリーズは何度か飲んでますが、さすがの品質というか貫禄がありますね。

グラスに入れたばかりだとちょっと青臭い感じがありますが、少し時間が経つと香りが開いてきます。

ワインだけで美味しいですね。
セーブしながら飲まないと、ついつい飲み過ぎてしまいます。

余韻がいいんですね~。
後味の果実感がとても心地よいので、またグラスに手が伸びます。

ニューワールドのような強い果実味ではなく、控えめだけど効果的みたいな。
心地が良いというのが一番当てはまる言葉かもしれません。

今日の晩御飯は、豚丼っぽい味付けの豚肉とキャベツと玉ねぎの和風の煮物。
合わせると、ピッタリフィットはしませんが、ワインが大人な対応で合わせてくれます。

おつまみで、薄皮付きの揚げ塩ピーに合わせると、苦味と塩気がケンカするかと思いきや、意外と大丈夫。

ワインだけでも美味しいですが、合わせる食事の幅も広そうです。
温度が上がってきても、チャーミングな果実感は変わりません。

人に例えると、陽気でニコニコ微笑んでいる、褐色の肌のかわいい女の子みたいな印象で、太陽のイメージがありますね。

コストパフォーマンスの高い、良いワインだと思います。

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クロード・ヴァル 赤 [2015]赤ワイン ミディアムボディ 750ml フランス ラングドック・ルーシヨン I.G.P.ペイ・ドック Claude Val Rouge レ・ドメーヌ・ポール・マス

※サイトより引用
オランダTOP100に選出!これぞ旨安!!決定版
南仏の魅力がぎっしり。デイリーで飲める本格派!
相反する才能を持ち合わせた稀有な生産者
新進気鋭の若手生産者として登場して十余年、当時無名であったワイナリーを、今や揺るぎ無い地位にまで育て上げた「レ・ドメーヌ・ポール・マス」社のジャン・クロード・マス氏。
「年間総生産量約900,000ケース(2008年末時点)という規模を誇りながら、その品質にかける情熱はどんなこだわりを持つ生産者にも負けない」
「土に根ざした醸造家として、そして時代をリードする経営者として、飲む人の心に届くワインを造り続ける」
価格の面では気軽にお楽しみいただける“デイリー・ワイン”のレンジにありながら、一口飲めば誰もがそのクオリティに唸る。
そんなジャン・クロード氏のワインは、世界のマーケットから支持を集めており、その挙げればキリがないほどの輝かしい評価・受賞歴の数々が、何よりも彼の生み出すワインのクオリティの高さを物語ります。  
クロード・ヴァル ルージュは南仏の豊かな気候を表現した赤ワイン。フルーティなアロマと豊かな果実の味わい、軽快な口当たりが心地よくカジュアルなシーンにぴったりです。
受賞歴
(2012)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2013 金賞
(2009)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2010 金賞

2016/01/30

レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル

レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル
レ・グランザルブル ルージュ 2013 ハーフボトル
Les Grands Arbres Rouge 2013 375ml

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カリニャン、メルロー、マルスラン、カラドック

ローソンで、ハーフボトルを698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫かがった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブラックベリー、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>黒胡椒、なめし革、赤身の肉
香りの印象:温度が低いせいかあまり香らない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでドライながら、しっかりした酸味と芯の強さがある

【供出温度】
14-16度 ドライで後味の渋みというか苦味が強いので、あまり冷やさない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、深い透明感のある若々しい色調の濃いルビーで、輝きが強い。

香りは、カシスやブラックベリーのような黒い果実、赤身の肉やなめし革、グリーン系のスパイス、針葉樹、のような印象があります。

味わいは、軽めのドライなアタックから、抑えめのフルーツ感と爽やかな酸味がじわっと広がり、細身のボディが長めに続いて、タンニン軽めながら後味に苦味と渋みが残るフィニッシュ。

ドライな印象だったのですが、飲み進むとちょっと付け加えたような甘みを感じるようになりました。
いろいろな要素がややチグハグな印象で、バランスがあまり良くないかも。

温度が低すぎるのかも。
何となく良さも感じるので、飲み進むと変わってくるかもしれません。

2012年はとても良くて、

温度高めでもなめらかで、心地良いフルーツ感があって幸せ感が強く、第一印象はとても良いです。

という感想でしたが、2013はちょっと違いますね。

フルーツ感は抑えめで、ちょっと神経質なというか、あまり幸せ感はありません。
ツンケンしてるというか、ちょっと真面目にまとまってる感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、焼きパスタのラザーニャ。
ボロネーゼとホワイトソースがかかってます。

ワインがカジュアルなので、バランス的にはバッチリ。
パスタもそうですが、ニンジンやブロッコリーにも良く合います。

食事と合わせると、清涼感が出てきますね。

枝豆に合わせてみると、苦味が強めになってイマイチ。

最初は重さのある甘さが気になりましたが、温度が上がるとチャーミングな果実感が出てきて、全体的なバランスが良くなってきました。
しかし、さらに温度が上がるとちょっとダレた印象になってしまいます。
適温の幅が狭いのかも。

ハーフで700円だとフルボトルで1400円。
その価格を考えると、ちょっと単調な印象を受けますね。

■関連リンク

レ・グランザルブル ルージュ 2012 ハーフボトル

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ヴィニョーブル・ド・フランス ルージュ 2008(ハーフボトル)

レ・グランザルブル ヴァン・ド・ペイ・ヴィニョーブル・ド・フランス ブラン 2008(ハーフボトル)

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/12/08

アニョー ブラン 2014 ハーフボトル

アニョー ブラン 2014
アニョー ブラン 2014
Agneau Blanc 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5%

ピアゴで、ハーフボトルを597円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ヘーゼルナッツ、柑橘系、熟した果実、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、硝煙、ミネラル
香りの印象:第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、ハツラツとした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
シンプルでドライ、ソリッドなキレのある印象

【供出温度】
8-10度 しっかりしているがスリムな印象なのでやや温度低めが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、最初に硫黄の印象があり、硝煙やミネラル、その後ナッティな要素が出てきて、柑橘系や熟した果実、フローラルな印象も出てきます。

味わいは、やや軽めでピリッとしたアタックから、シャープな酸味とドライな果実感が広がり、ボディはスレンダーで苦味は穏やか、じわっと果実感と酸味を残すジューシーなフィニッシュ。

ドライでスッキリとシンプルな味わいながら、しっかりしたブレない強さを持ってますね。
特に魅力的というわけではありませんが、マイナス要素もありません。

飲み進むとじわじわと良くなってきました。
最初はちょっと果実感抑えめのドライな印象でしたが、だんだん魅力的な果実感が出てきたみたい。

今日の晩御飯はコンビニパスタの、たっぷり野菜のペペロンチーノ。ニンニク控えめ。
ブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウです。
合わせるとオトナな対応で対処はするけど、でもなんか違うみたいな。
ただ、「ロマネスコカリフラワー」は香りが強めで、ちょっと馴染みが良かったです。

もうちょっと香りのある、チーズ系の食事の方が合いそうですね。
モッツァレラトマトのパスタとか。

シンプルでソリッドな味わいなので、料理もシンプルなものが良さそう。
素材の味を活かしたような、ピザでも具材は少なめ、トマトとバジルとチーズくらいの印象。

だんだんチャーミングな果実感が出てきて、ワインだけでも十分楽しめますね。

というか余計なものは入れないでワインだけでじっくり味わいたい、という気分になります。
ガチッとハートを掴まれました。

人に例えると、スポーツ万能、才色兼備で生徒会長までやっている女子高生みたいな。

ハーフだったせいか、最後はとても名残惜しい、悲しい分かれみたいな雰囲気になってしまいました。

このワインはオススメです。
今度はフルボトル飲んでみよう。

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【バロン フィリップ ド ロスチャイルド】 アニョー ブラン デミ [2014] 375ml・白 【Baron Philippe de Rothschild】 Agneau Blanc demi

※サイトより引用
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社は一流のワインメイキングの技術を生かし、チリ、南フランスなど世界各地で、リーズナブルながら高品質なワインも多く生産しています。こちらもそのひとつ、本拠地であるボルドーワインシリーズ、「アニョー」。
「アニョー」とは羊の意味です。バランスの良い味わいは合わせるお料理を選びません。
ハウスワインとして申し分のないクオリティ。驚きのコストパフォーマンスです。
土壌は ”BOULBENE” と呼ばれる、粘土質と石灰質の土はローム状の土に覆われており沈泥した石英状の土壌。
この独特の土壌はセミヨンなど白ブドウの栽培に適していることで知られます。「ムートン・カデ」をお飲みいただいた方はおわかりになるかと思いますが、同社のワインは非常にスムースでバランスが良いスタイル。「アニョー」もそのスタイルを受け継いでおります。
雑味の一切ないクリーンな飲み口が魅力です。
のどごしにほんのり感じる苦みがポイント。やわらかさと繊細さを兼ね備え、上品な果実味っが心地よく楽しめます。
シトラス、特にビター・オレンジの香りがあり、バランスが良く、フレッシュなライムを思わせるフィニッシュ。ソーヴィニヨン・ブランがフレッシュさとフルーティーさ、そしてフローラル系のアロマを与え、セミヨンが丸みと洗練された味わい、そしてミュスカデルがはっきりとした個性のあるアロマを作り出します。ツナサラダ、魚のテリーヌ、トマトとバジルのスパゲッティ等のお料理とよく合います。
■関連リンク

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル

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1000円以下のおすすめワイン

2015/12/05

レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014

レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014
レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014
Les Tannes en Occitanie Merlot 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1080円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、底光りする輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>還元香、赤身の肉、黒胡椒
香りの印象:まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
フレッシュでフルーティ、カジュアルな味わい

【供出温度】
10-13度 ちょっとひんやりしているくらいが良さそう 

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じているようで還元的な印象が強く、赤身の肉やスパイス系の印象を感じます。

味わいは、フレッシュで優しいアタックから、チャーミングなフルーツ感と甘み、爽やかな酸味がじわっと広がり、スマートなボディですがタンニンがやや強めに出てきて、収斂性のある乾く印象でフィニッシュ。

最初はフレッシュフルーティでカジュアルですが、後半ややタンニンが強めに出てきて重い印象になります。
後味がキレイに消えないので、次のグラスに手が伸びにくいかも・・・

・・・ところが飲み進むと、だんだんとワインが落ち着いてきました。
心地よいチャーミングな印象に変わってきましたね。

果実のエキスを凝縮したような印象で、上品な大人のスイーツをいただいているような感じとでもいいましょうか。
最初に感じた後味の重さはまったく消えて、どんどん進むようになってきました。

このワインヤバイですね。
セーブして飲まないと1本あっという間に無くなってしまいそう。

今日の晩御飯はチキンソテー。
和風ステーキソースです。

合わせると、果実感が強いので、イマイチフィットしません。

おつまみのスモークハツに合わせてもワインが孤立する感じ。

カルディで買った「もへじ からめる黒糖ピーナッツ」はちょっと歩み寄ります。
ショコラとか、デザート系の方が合いそうですね。

あとはフルーツを加えても美味ししいメニューでしょうか。
カレーも種類によっては合いそうな気がします。

カジュアルでチャーミングで、ワインだけで何もいらないタイプですね。
人に例えると、チャーミングで可愛い、天真爛漫な女の子って感じでしょうか。

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ジャン・クロード・マス・レ・タンヌ・オクシタン・メルロー

※サイトより引用
【これぞ世界一の1080円!!】
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