ラベル おすすめ:ドイツ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル おすすめ:ドイツ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017/01/11

ガト・アンディーノ シャルドネ NV

ガト・アンディーノ シャルドネ NV

ガト・アンディーノ シャルドネ NV
Gato Andino Chardonnay NV

チリ:輸入ワインを日本でボトリング
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

ファミリーマートで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、良く熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>南国系の果実、熟した果実、パイナップル
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、硫黄、ハチミツ、バタークリーム
香りの印象:若々しい、開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:スリムな、溌剌とした、ねっとりした
アルコール:やや高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟した南国系の果実

【評価】
凝縮感のある果実味とフレッシュ感があり、リッチ系の味わいながら、やや後味に荒さがある

【供出温度】
11-14度 ボリューム感としっかりした苦味があるので温度高めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、ギラギラした輝きがあります。

香りは、南国系果実、熟した果実、パイナップル、硝煙、ハチミツ、バタークリームなど、リッチ系のシャルドネの印象。

味わいは、少し強めのアタックから、凝縮感のあるリッチな果実味にしっかりした酸味と甘みが一気に広がり、細身のボディがすーっと続いた後に、強めの苦味とえぐ味が出てきて、乾く感じのフィニッシュ。

ラベルデザインは猫ですね。

最近人気の動物ラベルに便乗し、さらにブームのネコをあしらった企画商品っぽい上に、いままで当たりが少なかった南アルプスワインの商品なので正直まったく期待してませんでした。

ところが、消費税込みのワンコインにもかかわらず、リッチ系のシャルドネで味わいもしっかりしていて、第一印象はとても良いです。

甘みと果実味があって、酸味もしっかりしているので、ワインだけで美味しく飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は、冷凍の「ボンゴレビアンコパスタ」と、お惣菜の「ポテトサラダ」。

「ボンゴレビアンコ」に合わせると、完全に無視して我が道を行くって感じですね。
でもワインがあった方がちょっと華やぐので、パスタがワインに片思いしているような感じでしょうか。
パスタがワインの引き立て役になる感じ。

ちょっと甘いお惣菜のポテトサラダは、お互いにぶつかって、台無しになるような感じ?
どちらも活きないですね。
粗挽きコショウをふってもダメです。

トップバリュの「塩だけで味付けしたトルティーヤチップス」にポテトサラダを乗せて合わせてみると、劇的に合うようになりました。
トルティーヤチップスの香ばしさがワインにフィットするみたいで、塩味がプラスになるのもいいみたい。

「塩だけで味付けしたトルティーヤチップス」はワインのつまみにかなり良さそうですね。
ディップとかクリームチーズ、レバーペーストとかいろいろと組み合わせができて重宝しそうです。
ただ、そのままだと塩気が前面に出てきて、ワインにはフィットしないですね。
粗めに砕いてサラダにトッピングしても良さそう。

このワイン、ワンコインでは良い方ですが、ちょっとバランスが悪いというか、荒っぽい感じがありますね。
悪くないけど、良くもない、みたいな。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2015/09/27

リフレクション リヴァーナー 2012

リフレクション リヴァーナー 2012
リフレクション リヴァーナー 2012
REFLEXION RIVANER NAHE 2012

ドイツ:ナーエ地域:Q.b.A.
アルコール度:12%
ブドウ品種:リヴァーナー

町田の蔵家さんで、税抜き1550円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほぼグレーのほんのりグリーンがかった薄いレモンイエロー
濃淡:とても淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>梨のような白い実の果実
<花・植物>菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>ミネラル、シロップ
<化学物質>なし
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖多めのやや甘口
酸味:爽やか、やわらか
苦味:爽やかさを感じる
バランス:ライトでフレッシュ
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
さわやかな梨のようなフルーツ感

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして爽やかに楽しむのがベストだけど、温度上がっても意外と楽しめそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はとても淡く、ほぼグレーのグリーンがかったレモンイエローで、輝きも弱めです。

香りは、酸っぱい梨のような白い実の果実、菩提樹のようなグリーン系のフローラル、個性的なグリーン系のハーブ、ミネラル、シロップのような甘い印象もあります。

味わいは、かなり軽めのアタックから、爽やかなフルーツとほんのりと甘み、優しい酸味がふわっと広がり、かなり華奢なボディながら味わいがしっかり続き、苦味がキュッと締めて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

かなり軽めで、さらに甘みもちょっとあるので、現在の主流からは外れた印象ですが、ライトなパーティワイン的な存在感を持ってます。

グリーン系のハーブ香が独特で、味わいも軽めながらしっかりしていて、ただ軽いワインではないですね。

ドイツワインは和食に合わせやすいと良く言われますが、これも和食に合わせやすそう。
甲州と比べると、甘みとハーブ香が強いのでややスパイシーな和食でしょうか。

今日の晩御飯は、シンガポールチキンライス。
そのまま合わせても、柚子胡椒をつけて合わせても、どちらも問題なし。

でもハーブをちょっと効かせた方がよりフィットしますね。

あまり人気のないドイツワインですが、たまには良いのではないでしょうか。

1000~2000円のおすすめワイン

2015/07/20

ブルーナン ピノ・ノワール 2012

ブルーナン ピノ・ノワール 2012
ブルーナン ピノ・ノワール 2012
BLUE NUN PINOT NOIR 2012

ドイツ:ラインヘッセンQ.b.A.
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き890円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、明るい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>干しぶどう、プルーン、加熱された果実
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>赤身の肉、血液
<化学物質>すこし還元的?
香りの印象:落ち着いた、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような印象

【評価】
軽めでちょっと甘い口当たりながら、熟成感と旨みを感じる

【供出温度】
14-16度 軽めなので温度低めでスッキリ飲めそうだけど、旨みがあるので温度が少し高めでも楽しめそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の明るめのルビーで、輝きがあります。

香りは、干しぶどうやプルーン、ドライフラワー、赤身の肉や血液、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、軽めのアタックから、干しぶどうのような熟成感のある果実味と甘みが広がり、タンニンは軽めのスレンダーなボディながらじわっと旨みがあり、えぐ味を残してフィニッシュ。

甘みと熟成感が個性的ですが、ドイツのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)って、こういう干しぶどう的な味わいのものが多い気がします。
人によって好みが分かれそうな味わいですね。

今日の晩御飯はチキンソテー、タレは照り焼き風。
熟成感があるので、食事との馴染みはいいみたい。

付け合せのアボカドにもよく合いました。
和食にも合わせやすそうな印象です。

おつまみでビーフジャーキーに合わせると、ワインが裏方にまわって物陰からそっと見てるみたいな合い方。

ただちょっと干しぶどうっぽい甘い感じがあるので、そもそもこのワインが好きかどうかがあるでしょうね。

温度上がってきても大丈夫ですね。
まったりとした穏やかな味わいで、ちょっと冷涼な感じもあって、甘みのあるタイプですが、最後まで飽きずに飲めました。

人に例えると、甘カワファッションが好きで、ちょっと子供っぽく見えるけど、実はしっかりした大人な女子、って感じ?

コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ブルーナン ピノ ノワール白 750ml 【ドイツワイン】

※サイトより引用
赤い果実の香りやオークの香り、ドイツの赤ワインならではの、円やかで上品な味わいが特徴です。
1000円以下のおすすめワイン

2015/07/18

カールジットマン オッペンハイマー クレーテンブルネン アウスレーゼ NV

カールジットマン オッペンハイマー クレーテンブルネン アウスレーゼ NV
カールジットマン オッペンハイマー クレーテンブルネン アウスレーゼ NV
Carl Sittmann Oppenheimer Krotenbrunnen Auslese NV

ドイツ:ラインヘッセン地域:ニアシュタイン地区:オッペンハイム村
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:ピノ・グリ、ケルナー、ショイレーベ

リカーランドトップで、税抜き925円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:オレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル、洋梨など複雑な果実香
<花・植物>菩提樹のようなグリーン系フローラル
<香辛・芳香>ハチミツ、グリーン系のスパイス
<化学物質>なし
香りの印象:アロマティック、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):甘口
酸味:爽やか、優しい
苦味:軽め
バランス:思ったより甘みが強くなく、スマート
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるカリンやパイナップルのような印象で、ちょっとスパイシー

【評価】
ライトでスマートな飲み口で、優しい甘みとフルーツ感がある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして爽やかに楽しむのが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、強い輝きがあります。

香りは、カリン、パイナップル、洋梨など複雑な果実香、強めのフローラル、アカシアのハチミツ、ちょっとスパイシーな印象もあります。

味わいは、軽めの口当たりで、甘みはしっかりあるもののベタベタした印象は無く、果実感と酸味が爽やかさを加えて、スマートな印象のまま、ややえぐ味の残るジューシーなフィニッシュ。

アウスレーゼで1000円以下というのはかなりビックリする価格ですが、飲んだ印象は、なるほどこれはカジュアルだって感じです。
ブラインドで飲んだらカビネットくらいをイメージしますね。

というかドイツの甘口ワインってあまり飲まないので、最近の傾向がどうなのか、よく分かりませんね~。

昔のアウスレーゼを知っている人にはやや物足りないと思いますが、ほどほどに抑えられた甘みが悪くなく、後味もベタベタした感じが無いので、これはこれで良いかも。

甘いワインが嫌いなカミさんに飲ませると、「うわっ、甘っ、このぶどうの種みたいな感じがダメ。」と完全否定。

今日の晩御飯は豚しゃぶうどん。ゴマだれがかかってます。
なんというか、まったく気兼ねがいらない感じで合いますね。

おつまみで、茂蔵の「むき枝豆の昆布だし浅漬け」「牛たんと豆腐のつくね」に合わせると、どれもカジュアルに馴染んで特に問題なし。
おみやげで貰った、山形のさくらんぼカレー(レトルト)も大丈夫。
薄皮付きピーナッツも問題なし。

甘いワインですが、家庭料理に何となく合わせる、というシーンでは活躍しそう。

ドイツワインは和食に合わせやすいと言われていますが、今回改めて実感しました。

筑前煮とかたけのこの煮物、角煮くらいも合いそうな気がします。
今回生魚を合わせてませんが、刺身とかお寿司もいけそうですね。
しめ鯖とかでもいけそうな、懐の深さを感じます。

甘くて、マスカットのような香りも強いので、好みはあるかと思いますが、たまには甘いワインもいいですね。
アルコール度も低めなので、ランチとか、ピクニックというシーンにもいいかも。

ホームパーティでは、1本甘いワインを入れておくとアクセントになりますよね。
そんなときはオススメです。

甘いワインだけど、最後まで飲み飽きませんでした。
難点を言えば、アルコール度が低いので、1本開けてもちょっと物足りなさがありますね。。。

人に例えると、真面目で明るくて、人当たりもいいんだけど、ちょっと憂いもある好青年って感じ?

コストパフォーマンスも高く、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

カール・ジットマンオッペンハイマー・クレーテンブルネンアウスレーゼ[2012]

※サイトより引用
カール・ジットマンは、1879年にラインヘッセンに設立したワイナリーで、設立者のカール・ジットマンは、同地でワイン商を営んでおり、『高品質でありながら誰もが気軽に楽しめるワイン造り』の姿勢は今尚、受け継がれ現在に至ります。
カール・ジットマン社は、ラインヘッセン、モーゼルを主体にしたワインを生産していて、自社所有の畑と栽培家から買い付ける葡萄からワインを造り出しますが、著名な区画も数多く所有しており、それでも非常に安価な価格で提供してくれるワインメーカーとしてドイツでも有名。
今回ご紹介させて頂くのは、ラインヘッセンを代表する生産地の1つ“オッペンハイム”のワイン。畑名の『クレーテンブルネン』は“ひき蛙の泉”という意味のオッペンハイムを代表する畑です。
アウスレーゼ格付けのワインでもかなりお買い得感があり、使用品種は、ピノ・グリ、ケルナー、ショイレーベの3品種をバランスよく使用したもので、アウスレーゼと言う事もあり、甘口なのですが、ドイツの優れたワインらしく酸とのバランスが絶妙で、ベタベタしたような甘さは一切ありません。
色合いは淡く、透明感のあるライトイエローの色調。最初の香りはグレープフルーツやライムなどの柑橘系が主体で、しばらくすると蜂蜜やライチなどの華やかな甘さのある香り。
飲み口は甘口ですが軽やかで繊細。良いドイツらしい絶妙な酸が甘さはクドくさせず、ふんわりした優しさに溢れます。
これは、リースリング単一で造り出したワインでは無い、3品種使用ならではのバランスだと思います。
余韻は蜜のニュアンスが口の中に長く残りますが、一貫して爽やかなスタイル。甘いけど爽やか。グレープフルーツの皮のような風味も楽しめますよ。

2014/05/28

マリエンゴールド ブルーボトル ドイチャーターフェルヴァイン NV

マリエンゴールド ブルーボトル ドイチャーターフェルヴァイン NV
マリエンゴールド ブルーボトル ドイチャーターフェルヴァイン NV
Mariengold Blaue Flache Deutcher Tafelwein NV

ドイツ:地理的表示無し
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:ミュラー・トゥルガウ、リースリング、ケルナー、シルヴァーナ

グルメシティで、税込667円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほんのりグリーンがかった、無色に近い、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、柑橘系、白い花、石油香、白い実の果実、洋なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:弱い、やや甘口
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:やわらか、フレッシュ
苦味:控えめ
バランス:スリムでまろやか
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ感

【評価】
やや甘口でとても軽く、やや水っぽさもあるが、バランスは良い

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして飲んだ方が美味しい

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、わずかにグリーンがかった、ほぼ無色に近い淡い外観で、輝きは少しあります。

香りは、弱めながらミネラル感が強く、石油香もあって、柑橘系のフルーツや洋なしのような果実、白い花のような印象もあります。

味わいは、軽めで残糖多めのやや甘口、ソフトな口当たりで、優しい酸味が広がり、ボディはふくらまずにスリムな印象で、ジューシーさを残してフィニッシュ。
やや水っぽいくらいの軽さだけど、アルコール度も低く、バランスが良いので、これはこれでありかな、って感じですね。

スムーズで嫌な要素がないので、ワインだけで、すいすい飲んでしまいます。
キンキンに冷やしたら、夏場はジョッキで飲めるのでは、ってくらい。

いまどき甘口のワインってあまり飲まれませんが、たまに飲むと美味しいですよね。
ただ甘いワインって、飲み進むと飽きてくるのがちょっと難点。

今日の晩御飯は、鶏肉とキャベツのカレー風味炒め。
邪魔もしないし、馴染みもしない、って感じ?

食事と合わせると、やっぱりジュースっぽくなりますよね。
普通の晩御飯と合わせるのは難しいかも。

香りがあまり強くないので、スパイスの効いた洋食系はあまり合わなさそうで、和食でも甘いものや煮物とかが合いそう。
かぼちゃの煮物とか、筑前煮もいいかも。
大学いもとかも、さつまいもの煮物とかは、フレッシュさを加えてくれてフィットしそうです。

意外と、おでんもいけるかも。

おつまみで、ピスタチオに合わせると、素直に馴染みます。
これこれ、って感じ。

意外と飲み進んでも飽きてきませんね。
ちゃんとワインらしいからでしょうか。

こういう甘口タイプが好きな人は多いんじゃないでしょうかね。

ライトで、ほんのり甘いワインをお探しでしたら、これは結構いい選択だと思います。
いわゆる国産ワインよりもずっとワインらしくて、品質感がありますね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2013/06/23

マドンナ R ロゼ 2011

マドンナ R ロゼ 2011
マドンナ R ロゼ 2011
MADONNA R ROSE 2011

ドイツ:ラインヘッセン地域
アルコール度:8.5%
ブドウ品種:ポルトギーザー、ドルンフェルダー

リカーランドトップで、1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、赤い果実、かすかにグリーン香、ちょっとムスクっぽい感じ?
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、爽やか
バランス:スリムでフレッシュ
タンニン分:ほとんど感じられない
アルコール度:弱め
余韻:ちょっとある

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトでフレッシュ、ほんのり甘みがあるがバランスが良い

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ロゼとしては、かなり濃い色調。
色味は強いのですが、輝きは弱めです。

香りは温度が低いせいか、ほとんど感じられません。
赤い果実や、ミネラル、グリーン香があるかな。
時間が経つと、ちょっと生臭い感じが出てきました。

味わいは、残糖多めのやや甘口。
フレッシュな果実感とのバランスがよく、スイスイと飲みやすいタイプです。
ぶどうの種の部分のような、フレッシュな酸味があって、ドイツワインっぽい印象ですね。

白ワインに近い味わいながら、黒ぶどうの深み、みたいなものもちゃんとあります。

ワインだけで飲めるタイプで、気がつくとどんどん飲んでます。
アルコール度も低いし、これはすぐに無くなりそう。

今日の晩御飯は、アジの開きのアクアパッツァ。
料理自体が失敗してたので、何とも言えませんが、アジの開きの香りには、さすがに合いませんね。

前の晩のカレーの残りに合わせてみると、これは馴染みが良いみたい。
フレッシュジュースみたいな感じで、良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円とやや高めの評価。
ちょっと甘いけど、悪くない、という感想です。

ピスタチオに合わせると、負けて完全に裏に回るけど、しっかり支える感じが悪くありませんね。
のり塩のポテチは、海苔の香りがワインとフィットしません。
ビーフジャーキーはまったく馴染まないけど、邪魔もしない感じ。

飲みやすくて、クセの無いタイプで、ちょっと甘いので、飲み進むと飽きてくるかとおもいきや、意外と大丈夫です。
グリーン件の黒ぶどう系の香りがあったり、しっかりワインらしさもあるからでしょうか。

アルコール度も軽いので、パーティワインとしては最適ではないでしょうか。

価格も納得感があるかと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ドイツワイン】マドンナR (ロゼ) 750ml

※サイトより引用
やさしい甘味を持つ白ワイン「リープフラウミルヒ(聖母の乳)」の元祖として知られ、1972年の発売以来、日本で親しまれているドイツワイン「マドンナ」ブランドから、初めての"ロゼワイン"の登場です。
職場で家庭で「つよく、かわいく」がんばる女性。そんな女性の輝きをいっそう増すためのロゼです。
女性同士が楽しく元気に語らうひとときに、がんばった一週間が終わった週末に、ほっと一息つく夜に。
ドイツワイン特有のフレッシュな酸味が甘さを抑えてくれています。
ほんのりとした甘口のロゼワインは料理を選びません。
軽い前菜からメインディッシュまで、和食から洋食まで、どんな料理の側にでもマドンナは寄り添ってくれます。
ロゼワインとカクテルジュレをコラボレーションしました。
最近ロゼワインをロックで飲むのも流行っていますよね。
マドンナをアナタ好みに仕上げるのも素敵です。
美しいロゼカラー。さくらんぼやラズベリーの香り。
軽やかで穏やかな酸味とほのかな甘みのバランスがエレガント。

2013/01/26

アルツァイヤー・ローテンフェルス・ベーレンアウスレーゼ 2011 ハイン・フリート・デスクハイマー ハーフボトル

アルツァイヤー・ローテンフェルス・ベーレンアウスレーゼ 2011 ハイン・フリート・デスクハイマー ハーフボトル
アルツァイヤー・ローテンフェルス・ベーレンアウスレーゼ 2011 ハイン・フリート・デスクハイマー ハーフボトル
Alzeyer Rotenfels Siegerrebe beerenauslese 2011 375ml

ドイツ:ラインヘッセン地域:ベーレンアウスレーゼ
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:ジーガレーベ

リカーランドトップで、ハーフボトルを、1740円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、黄金色に近いイエロー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きがよく、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:蜂蜜、ライチ、マンゴー、紅茶、シナモン、ハーブ
香りの印象:アロマティック

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):極甘口
酸味:なめらか、豊か
バランス:まろやかで、厚みがある
苦味:やわらか
アルコール:やや強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
濃厚な極甘口だが、スッキリとした爽やかさがある

【供出温度】
7度以下

【グラス】
中庸

【総評】
これは、素晴らしく美味しい、デザートワインですね。

濃厚な甘さがあって、ネクターのようなトロ味のある飲みくち。
口にふくむと、体に幸せが染みていくような優しい味わいです。

ドイツの極甘口ワインってあまり飲む機会が無いですが、久しぶりに飲むと、その完成度にビックリしますね。

このワイン、また特別バランスがいいのかもしれません。
甘み、酸味、アルコール度、フルーツ感、が見事なバランスでまとまっています。

「田崎真也 お酒とチョコのマリアージュ ワインと愉しむ ベルギーチョコレート(白ワインアソート)」に合わせてみましたが、カルダモンのチョコと、抜群の合い方をしました。

ワインだけで、特別な幸せ感がありますが、スイーツと合わせるとさらに幸せ感が広がりそうです。

甘みの質がとても上質で、和三盆なんかにも通じるような、カドの取れた上品な甘さなんですよね。
酸味がまたうまく効いてて、それに口に含んだ時のちょっとスパイシーなフレーバーが深みを加えてくれます。

なんか、体にも良さそう。

これは1000円台で買えるワインの中でも抜群に良い方ではないでしょうか。

最近はすっかり辛口ワインブームですが、ワインはさまざまな味わいのバリエーションがあるので、たまには甘口ワインを飲むことをオススメします。
あまり売ってませんけどね。

■楽天ショップへのリンク

アルツァイヤー・ローテンフェルス・ベーレンアウスレーゼ[2011]年 ハイン・フリート・デスクハイマー家元詰限定品Alzeyer Rotenfels Siegerrebe beerenausleseブレガンザボトルに入って元詰のベーレンアウスレーゼがビックプライス

※サイトより引用
早熟のジーガレーベから極甘口のベーレンアウスレーゼ。個人生産者デスクハイマー家の元詰のアルツェイヤーのベーレンアウスレーゼ,なぜあえて元詰と明記しているかといいますと,デスクハイマー家は今まで大半のワインをバルクでワインケラーライに売っていましたが,このような完璧なワインが出来るときは(偶然できるわけではなく他の人がブドウの収穫が終わったあとも粘り強く待って,この遅摘みブドウやアイスヴァインをねらう結果できるのですが・・・)スマートなメタリックの元詰のエチケットでこのような高級感あふれるボトル(ダークグレーのスペシャルボトル)に詰められて蔵元を出ます。このベーレンアウスレーゼは,さわやかさとかすかなスパイスの混ざりあった香りがあり,ミックスジュースのトロリとした甘さももっていて,全体として上手くバランスのとれたワインが出来上がっています。

2012/11/03

リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ロワール地方:AOCサンセール:10)\1480
(3)リヴァーナー(ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.:08)\1320
(4)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:黄金色に近い、濃いめのイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、輝きのある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられる
特徴:リンゴ、蜜、すもも、クリーム、ヴァニラ、ミントっぽいハーブ香、石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、爽やかな
バランス:まろやかで、ふっくらしている
苦味:コクを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
優しい穏やかな飲みくちで、ふっくらと厚めのボディ。

【供出温度】
8-11度

【グラス】
中庸

【判定】
黄金色に近い、濃くて、輝きのある外観。

香りはリンゴの印象が特徴的。
ミネラルやヴァニラ。
上品で、しっかりした印象。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。

味わいは、とろとろしたネクターのような優しい飲み口。
穏やかなフルーツ感とスッキリした後味で、とても飲みやすい。
ほんのり甘さがあって、何となくドイツっぽい感じ。

ファイナルアンサーで、リヴァーナー
で、ピンポン

種っぽい感じがドイツワインらしいんですね。

【総評】
リンゲンフェルダー リヴァーナー 2008
LINGENFELDER RIVANER 2008

ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リヴァーナー(ミュラー・トゥルガウ)

リカーランドトップで、1320円で購入。

とても飲み口よくて、後味も良いのですが、種のような印象と、ちょっと炭酸のニュアンスがあるので、そこが評価が分かれそう。

まあいわゆる、ドイツワインっぽさですね。

飲みやすいのですが、ちょっと単調?
飲み進むと飽きてくるタイプかもしれません。

今日の晩御飯は、チキンのトマト煮込み。
さすがに白だとイマイチ合わないメニューかも。

ショートパスタとか、サラダにも合わせてみたけど、あまりしっくりこない感じですね。

自家製パンには良く合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
価格感はほぼ正解ですが、あまり好きなタイプではない、ということ。

飲む進むと単調になるかな、と思いながらも結構飲んでますね。

20年前にドイツワインブームがあって、そのころはよく飲んでましたね~。
ちょっと懐かしい感じ。

好き嫌いはあるかと思いますが、ほんのり甘くてフレッシュなワインが好きな人にはいいのでは。

■楽天ショップへのリンク

リンゲンフェルダー リンゲンフェルダー・リヴァーナ・クーベーアー [現行品] ドイツ/プファルツ/

※サイトより引用
ミッテルハートにあたる、ダイデスハイム村やフォルスト村の直ぐ北に位置するグロスカールバッハの村で、ワイングートを営んでいるリンゲンフェルダー家は、1570年代にファルツに移転してきたのが始まりです。以前はアイスワインやベーレンアウスレーゼまで造る個人生産者で、ロバート パーカー Jr.の「バイヤーズガイド5版」で5ッ星生産者として名を挙げられていました。現在は、アイスワインやベーレンアウスレーゼといったものは造らず、クリーチャー(生き物)ラベルに代表される買い葡萄を用いて瓶詰めしたアイテムなど、より日常飲むワインに軸足を移しています。彼自身が所有している畑と同じ土壌で、目の届いた畑仕事がされているかどうか把握しておきたいというこだわりが感じられます。土壌は、石灰が混ざった粘土(レス)。レスは火山灰で、パウダーのように軽く、スポンジのように保水します。樹と樹の間を1列毎に掘り返しています。肥料にはオーガニックとそうでないものを使用。ボルドー液(殺菌剤)、防虫剤、除草剤は使用せず、フェロモンを使っています。自分の魂と土地の伝統を反映したワインを造りたいという考えから、酵母は天然酵母のみ使用しています。必要成分を除いてしまうので、清澄はしません。タンクは品種、特徴の違いによって分けるため、600L~10,000Lまで10種類近くを所有しています。
リヴァーナーは、ミュラー トゥルガウの別名です。花のようなやさしい香り、そして柔らかくまろやかなおいしさが広がります。葡萄品種の良さが良く表れた上品な味わいを楽しむことが出来るワインです。

2011/03/06

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)ユニ・ブラン70%、コロンバール30%(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:09)\1149
(3)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008【外観】
ほぼ無色の、グレーっぽいレモンイエロー。
わずかに色味がついている程度で、日本酒くらいの色調。
輝きは強め。
粘性は弱めで、サラッとしている。

【香り】
梨。
柑橘系。
白い花。
香りは弱めだが、上品で繊細な印象。
グラスを回すと、柑橘系の香りが強くなって、さらに酵母の印象が出てくる。
クリーム系の印象もある。

【味わい】
残糖を多めに感じる、中辛口。
ボディは軽いが、水っぽさは無い。
穏やかで、優しい、フルーツ感の強いアタック。
アルコールがやや浮いた印象があり、あと味にアルコールの香りが残る。
あと味はスッキリしていて、かすかな苦みがある。
余韻は細めで少し続く。

【判定】
ほぼ無色の外観からは、日本のワインが候補。
ただ、甲州じゃなくて、シャルドネなので、他の候補も残る。

香りは、上品なフルーツ感で、甲州のイメージ。
ただ、柑橘系だけではなく、もう少し熟した果実も混ざっている。
シャルドネっぽくは無いが、外れてもいない。

味わいは、ライトで上品な、甲州テイストの軽さ。
最近の美味しい日本のワインって感じ。
アルコールがちょっと浮き気味なのも、日本っぽい。

他に可能性があるとしたら、ユニ・ブランとコロンバール。

ただ、極端にライトで端正なまとまりなので、ヨーロッパで作られたワインとは思えない。
和食をイメージして造られている印象。

ファイナルアンサーで、日本のシャルドネ
で、ブー!

ええっ、リースリング!?

【総評】
ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008
Urziger Schwarzlay Riesling Trocken 2008

ドイツ:モーゼル地区:QbA
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、1120円で購入。

これは完全に日本のワインかと思ってました。
ドイツのリースリング飲むのは久しぶりだけど、これはまたかなり印象が違いますね。

まず、ペトロール香がまったく無い・・・
と思ったら、よくよく嗅ぐと、かすかに感じます。

ただ、梨っぽいというか、オレンジっぽいというか、甘い果実の印象が、リースリングっぽい無いんですよね。

軽くて少し甘いのですが、バランスが良くて、クリーンな味わいなので、あまり気になりません。
ドイツワインは和食に合うと良く言われますが、このワインは特に和食に良く合いそうです。

軽い飲み口と、控え目な上品な香り、それに一番のポイントは、ほんのりとある甘さですね。
やっぱり和食には少し甘いお酒の方が良く合います。

カミさんに価格感を聞いてみたら、1580円。
ドイツワインだから高いかと思ったとのこと。

味の感想は、甘くて、辛い、だそうです。
確かに最初のアタックは甘いのですが、後味は辛めですね。
和食に合いそうという意見は同じでした。

今日の晩ご飯はサワラの味噌焼き。
これは結構合うかなと思っていましたが、塩辛さがちょっと合いませんでしたね。

ホウレンソウのおひたしと、がんもどきは良く合いました。

ちょっと甘さのある方が合いますね。

なかなか良いワインだと思いますね。
特に和食に合わせやすいという点は、このワインの特長だと思います。

ちょっと甲州ワインにも似た、控え目で和風な感じが、日本人に良く合いそうな気がします。

2010/09/04

ブリー ロゼ ピノ・ノワール 2009

 
ブリー ロゼ ピノ・ノワール 2009
BREE ROSE PINOT NOIR 2009
ブリー ロゼ ピノ・ノワール 2009
ドイツ:ファルツ地域:Q.b.A.
アルコール度:11%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1180円で購入。

【外観】
若々しい色合いの、チャーミングなサーモンロゼ。
キレイなロゼで、ややサーモン色。
ゼリーくらいの輝きがあり、華やかな印象。
わずかに炭酸を含んでいて、グラスに注ぐとグラスのフチに泡が多く現れる。
粘性は弱めで、細い脚が出る。

【香り】
ドライフルーツ。
少しカラメル。
冷やしているので香りは弱い。
グラスを回すと炭酸と酵母の印象。
ヴァニラの香りも少し。
繊細で上品な印象。

【味わい】
残糖をやや多めに感じる、やや辛口。
スッキリしたフルーティな飲み口。
酸味も穏やかで優しい。
渋みはかすかにあるが、後味はとてもスッキリしている。
軽くライトなボディ。
全体に上品で、上質なまとまりを感じる。
ほんのり甘くフルーティなアタックで、すっきりとした細身の印象がそのまま続き、キレイに消える。
余韻は短い。

【総評】
良く出来たロゼですね。
口当たりがとにかくいいです。

クセがなく、スッキリしてて、とにかく飲みやすい。
ちょっとジュースっぽいかな、と最初思いましたが、飲み進んでもそんなに気になりません。
飲めば飲むほど、質の良さを感じますね。

このシリーズ、人工的な印象が強いのですが、このロゼが一番自然な感じがします。

今日の晩ご飯はパスタだったのですが、和風のパスタにもミートソースにも馴染みます。

ただ、ワインだけで味が完結してるので、引き立てあうというよりは、合わせて問題無い、って感じ。

優しくて軽い味わいなので、パスタにもピザにもよく合いそうです。

飲み進んでも飽きてきませんね。

人工的で、清涼飲料水みたいな感じですが、出来がいい、って感じでしょうか。

白と赤と同じで、基本的にはパーティ向けワインですが、ちょっと大事な日にも使えそうな、静かに話ができそうな雰囲気もありますね。

ワインだけで飲めるタイプなので、合わせる食事も軽いオードブルみたいなものがいいでしょうね。

肉じゃなくても野菜でも十分いけそうな、ヘルシー志向なパーティにも使えそうなワインです。

これは結構、オススメかも。

■楽天ショップへのリンク

Bree(ブリー)ロゼ ピノノワール 税込 1,380 円 送料別

※サイトより引用
世界的権威であるレッド・ドットデザイン賞を2009年に受賞。
“女性による女性のためのワイン”
「お店でワインを購入するか否かを決定するかの決断は70%以上が女性に委ねられる」という市場調査に基づいて開発されました。
開発チーム自体も全て女性。“見て、飲んで楽しむワイン”をコンセプトに開発。
ブリーの名称は開発チームのメンバーに由来しています。
鮮やかな艶のあるピンク色。
ラズベリーやイチゴなどの香りが特徴。
この”BREE”を代表する一品で女性が女性のために作ったワインを体現する基幹商品です。
ボトルシェープ・色合い・味わいとオシャレな雰囲気を醸し出してくれます。

2010/01/15

フランツ・リー ヴァイスブルグンダー トロッケン 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:ガーヴィDOCG:08)\1750
(2)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(3)ヴァイスブルグンダー(ドイツ:ラインヘッセン地域:クヴァリテーツヴァイン トロッケン:08)\990
(4)シャルドネ(仏:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\940

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

フランツ・リー ヴァイスブルグンダー トロッケン 2008
【外観】
グリーンがかった、やや淡いレモンイエロー。
やや弱めの輝きがあり、若々しい印象。
金属質な輝きを感じる。
粘性はやや強く、脚があとからゆっくり降りてくる。
色合いはちょっとムラのある感じ。

【香り】
グリーンっぽさや、花のような印象が強い。
フルーツは柑橘系?
グラスを回すと酵母のような印象。
ミネラルと、クリームのような乳製品の印象が少し。
温度が低いせいか、あまり香りは強くない。

【味わい】
ほんのりと残糖を感じる、フルーティなセック。
酸味はフレッシュで強い。
後味に酸味が強く残り、ジューシー。
ボディはやや細め。
シャープさが強いが、ほんのりとふくよかさも感じる。
後味にカルピスのようなエグ味が残る。
余韻は少し続く。

【判定】
グリーンっぽい若々しい外観から、02のポルトガルは消える。
なんとなく見た目はシャルドネっぽくない。
ガーヴィか、ヴァイスブルグンダー?

香りはちょっと冷えていて、良く分からない。
ただ、グリーンぽい、ソーヴィニヨン・ブランのような印象がある。

味わいもシャープな酸味で、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

もし選択肢にソーヴィニヨン・ブランがあったらそれに一票って感じ。

やや残糖があり、フレッシュな果実感があるので、ちょっとドイツっぽさを感じる。
果汁足してるような感じ。

価格帯の印象もガーヴィというよりは1000円前後の印象。

ファイナルアンサーで、ヴァイスブルグンダー
で、ピンポン

ソーヴィニヨン・ブランというよりは、リースリングの感じなんですね。

【総評】
フランツ・リー ヴァイスブルグンダー トロッケン 2008
FRANZ REH WEISSER BURGUNDER 2008

ドイツ:ラインヘッセン地域:クヴァリテーツヴァイン トロッケン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴァイスブルグンダー

リカーランドトップで、990円で購入。

スッキリしてて、フルーティ。
とても飲みやすいフレッシュなワインです。

アルコール度が強すぎないのも好印象ですね。

今日の晩御飯は親子丼と大学いも。

大学いもは絶対合う!と思って、試してみましたが、ちょっと甘さが強くなりすぎますね。

レモン果汁のような酸味があるので、大学いもにレモンを絞ったような合い方をするかと思ったのですが、ワインの持っている甘さが、大学いもの甘さと重なってしまうみたい。

大学いもに負けないくらいの甘さなので、結構甘いですね、このワイン。

辛口じゃなくて、やや辛口、くらいの印象でしょうか。

親子丼にも合わせてみましたが、やっぱりイマイチ。

でも、食べ終わった後にこのワインを飲むと、口をサッパリさせてくれます。

そういう点では和食に意外と合うのかも。

いわゆるバタ臭さが無いので、砂糖やみりんを使った和食に良く合うかもしれません。

切り干し大根の煮物があったので試しに合わせてみたら、意外と大丈夫ですね。
貧乏くさい切り干し大根が、ちょっとおしゃれに変身、みたいな。

やっぱりこのワインのもっている甘さが、煮物との接点になっているみたいです。

だんだん石油香が出てきました。

ペトロール香ってリースリングが顕著に出ますが、他のワインでも感じる事がありますね。

ヴァイスブルグンダーも石油香の要素をもっている、って事だろうか?

もちろん、リースリングほど強くはありません。
でも感じますね、微妙に。

ヴァイスブルグンダーは、ピノ・ブランのシノニムです。
ピノ・ノワール、ピノ・グリは良く見かけますが、ピノ・ブランってあまりメジャーな品種じゃありませんね。

なかなか特徴がつかみにくい品種ですが、このワインはとてもバランス良くまとまっていると思います。

2009/11/23

カトレンブルガー ブルーベリー グリューワイン

カトレンブルガー ブルーベリー グリューワイン
KATLENBURGER BLUEBERRY GLUHWEIN

カトレンブルガー ブルーベリー グリューワイン
生産地:ドイツ
アルコール度:8.5%
品種:ブルーベリーをベースにアロニア、キウイ、ライムの果汁をブレンド

リカーランドトップで、998円で購入。

グリューワインとは、暖めて飲むワイン。
ドイツやフランスでは定番のクリスマスアイテムのようですね。

うちも見よう見まねで、余ったワインにレモン果汁やシナモンパウダー、砂糖を入れて暖めて飲んでいましたが、ホット専用のグリューワインは初めてです。

買ってきたグリューワインを、マグカップに7分目くらい入れて、電子レンジで1分30秒暖めます。
シナモンスティックやレモン、オレンジのスライスを入れると美味しくなる、と裏ラベルに書いてましたが、とりあえずそのまま。

色は、濃くて鮮やか。
マグカップに入れているので透明感は分かりませんが、底は見えないくらい濃い色調です。

香りは薬草の入っているリキュールような香り。
シナモンの香りが強いですね。
それに花の香り。
とても華やかな香りがまわりに広がります。

味わいはフルーティで、甘口です。
カミさんは、ちょっと甘すぎるって言ってましたが、チビチビ飲むには、まあこんなもんかな、って印象。

寒い夜に飲むと暖まりそう。
クリスマスにもいい感じですね。

ブルーベリーがベースのワインなので、ブルーベリーの味わいが満載ですが、それを知らなかったら普通にブドウだと思うでしょうね。

様々な果汁やスパイスが入っていて、暖かいサングリアみたいな感じです。
1本あると結構便利そう。

開けて1週間くらい大丈夫だったら、冬場の買い置き候補ですね。

ちなみにマグカップいっぱいに入れて作ると、大体飲み終わる頃には冷めてると思います。

小さなカップで、ちょっとづつ、暖めて飲むのがいいのではないでしょうか。

あとは保温性のいい鍋で温めて、少しづつカップに移して飲むとか。

冷めてもそれなりに美味しいですが、折角のグリューワインなので、温かいうちに飲みたいですね。

※裏ラベルの記述
グリューワインはあたためて召し上がっていただくワインです。
ブルーベリー果汁をベースに、アロニア、キウイ、ライムの果汁をブレンドしてつくったフルーツワインに、あたためたときに楽しんでいただけるようハーブやシナモン、スパイス系の香りを加えました。

シナモンスティックやレモン、オレンジのスライスを加えると美味しく召し上がれます。レモン果汁を数滴垂らしてみるのもオススメです。


■楽天ショップへのリンク

http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452053/808759/

※サイトより引用
ドイツでは寒い冬にこのグリューワインをおナベであたためて飲むのが伝統です。ブルーベリーの果汁だけで作られたワインにハーブやシナモン、スパイスの香りのはまってしまいそうな!寒い日には心まで温まってしまいそうな味わいです。

2009/04/12

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ・ブラン50%クレレット30%ブールブラン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\1560
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・ユニ・ブラン50%、コロンバール50%(フランス:南西地方:コート・ド・ガスコーニュ:07)\890
・シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\680

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2007
【外観】
淡い黄色。
ややグリーンがかっている。
小さな気泡がグラスに多くみられる。
炭酸を含んでいるようだ。
粘性は弱く、さらっとしている。
輝きはあるが、やや大人しい。

【香り】
南国系のフルーツ。
マスカットのようなブドウをイメージさせるフルーツ香。
甘くて香りが強い。
ややゲヴュルツトラミネールをイメージさせる。
フルーツ香が中心で、少しハーブの印象。

【味わい】
セックだが、少し残糖を感じる。
酸味は強く、やや炭酸を含んでいる。
舌に酸味が強く残る。
後味はジューシーというより収斂性を感じる。
ボディは軽く、やや頼りない。
味の基本構成は酸で出来ている。
余韻はほとんどが酸の印象。

【判定】
淡い色合いからはすべてが候補。
香りは特徴的な南国系の果実香で、シュナン・ブランやヴィオニエをイメージさせる。
味わいは強い酸が特徴で、ボディは頼りない。
多分価格的には1000円以下。
残糖を感じるやや甘みのある口当たりは新世界ワインの印象。
そうなるとやはり、アルゼンチンのシュナン、ヴィオニエか。

他の可能性を検討すると、この特徴的な香りで他に考えられるのは、グルナッシュ・ブラン?

前回、グルナッシュ・ブランでバナナ香を感じたが、ひょっとして。
しかも今回のローヌは自然派ワイン。
ううん、かなり怪しいかも、しかもコンドリューっぽさがあるとなるとローヌでもおかしくない。
あとは価格が、680円なのか、1560円なのか。
この680円はかなり、コストパフォーマンスが高いと思われるので、全然あり。
そうなるとローヌの1560円では?
バランスが良いので、それもありかも。
こりゃ、難しい。
炭酸を含んでいて極端に若々しいし、これはアルゼンチンだろう。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ
で、ブー

全然違って、リースリングでした。

【総評】
ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2007
Urziger Schwartzlay Riesling Trocken 2007

ドイツ:モーゼル地区:QbA
アルコール度:12%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、1320円で購入。

新感覚のリースリング?

でもネタバレしてみるとリースリングらしさも感じます。
ペトロール香は皆無ですが、このタネの部分というかマスカットっぽい感じはドイツワインっぽいです。

ペトロール香がしないと、なかなかリースリングに決められませんが、最近はペトロール香のしないリースリングも増えているので、他の決め手になる要素が必要になってきますね。

今回でいうと、炭酸を含んでいる感じや、マスカットっぽい、ブドウそのものを感じる香りが特徴的です。

そこにかすかに白い花のような香りもありますね。

このワインはドイツワインっぽいというよりは、どちらかというと新世界っぽいのですが、繊細なバランスはさすがドイツワインって感じがします。

最初の軽い口当たりは1000円以下の印象でしたが、軽くてもバランスがよく、さらに時間がたっても力があまり落ちてこないのは、品質の高さを感じます。

ライトですっきりしていてすいすい飲めます。
なかなか良いかも。

やや酸味が強かったり、タネの部分のようなエグミが残ったりするのは人によっては気になるかもしれませんが、一般的には許容範囲という感じがします。

ドイツワインの新しい傾向を感じる1本ですね。

和食にも合いそうな感じですね。
天ぷらには良く合いました。

ちょっと甘さを感じるドイツワインは、和食に合わせやすいと良く言われますね。

酸味の強さがちょっと気になりますが、バランスが良くてクリーンな印象があり、良くまとまっているワインだと思います。

2008/09/13

ブラックタワー レッド 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー33%、カベルネ・ソーヴィニヨン31%、ピノタージュ15%、マルベック9%、ピノ・ノワール7%、カベルネ・フラン7%(南アフリカ:ステレンボッシュ地区:シモンスベルク)\1680
・シラーズ(豪:南西オーストラリア)\1580
・ドルンフェルダー60%、ピノ・ノワール40%(独:ファルツ地方)\1300
・モナストレル50%、シラー20%、テンプラニーリョ20%、メルロー10%(スペイン:レヴァンテ地方:イエクラ地区)\1130

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ブラックタワー レッド 2006
【外観】
深い透明感のある、やや濃い外観。
底がぎりぎり見えるくらい。
色味は黒っぽい紫だが、フチの赤味はやや強い。
フチには小さな気泡が見られる。
粘性は中程度で、脚が多く現れる。
雫に色素が残る。

【香り】
キャンディのようなフルーツ香。
なめし革。
少しカラメルのような甘い焦げた印象。

【味わい】
甘くてとろりとした飲み口。
酸味も柔らかく、渋みも柔らかい。
余韻は短く、ややジュースっぽい。

【判定】
外観のイメージでは、小さな気泡が気になる。
香りは、キャンディっぽい香りが特徴。
ちょっとヌーボーっぽい感じ。
味わいもまた特徴が強く、まず甘い。
もちろん、甘口ワインってほどでは無いのですが、少なくとも辛口ワインとは言えないくらいの甘さ。
ここまで、イレギュラーな要素が続くと、特に特徴の強い、ドイツしか無いのかな。

ファイナルアンサーで、ドイツ
で、ピンポン

悪く無いのですが、ちょっと戸惑う感じでしょうか。

【総評】
ブラックタワー レッド 2006
Black Tower Red 2006

ドイツ:ファルツ地方
アルコール度:12%
ブドウ品種:ドルンフェルダー60%、ピノ・ノワール40%

リカーランドトップで、1300円で購入。

香りは、キャンディっぽい印象が強いのですが、飲み口はまろやかで、甘い。
飲み進むと樽のニュアンスも強くなる。
カミさんに価格の印象を聞いたら、980円くらい?って言ってました。
確かに出せるとしたらそれくらいかな。
とはいえ、個性のあるワインなので、話のネタに試してみてもいいでしょうか。

1本すぐに空いてしまったので、案外おいしいワインなのかも。

2008/05/07

ブラックタワー クラシック リースリング 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・リースリング(独:ファルツ地方)\1140
・ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル)\525
・グルナッシュブラン60%、ユニブラン20%、クレレット10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\525

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ブラックタワー クラシック リースリング 2006 ボトル ラベル
【外観】
中庸な黄色で、輝きがある。
少しグリーンがかっている。
粘性は中程度で、細い脚がいくつも現れてすぐ消える。

【香り】
モモやプラムの香りに、パイナップルのような強いフルーツ香。
ミックスフルーツジュースみたいな香り。
ややグリーンっぽいハーブ香。
フルーツ香が主体で、他の香りはあまりない。

【味わい】
なめらかな口当たりながら酸味が強くフレッシュなあと味。
ボディは中肉中背って感じで、スレンダーでもなければポッチャリでもない。
とても普通な肉付き。
少し、あと味が喉に残る。
余韻はとても短く、さっぱりしている。

【判定】
外観ではどれも候補になるが、輝きがあるので、ちょっと高いワイン、あるいはアルコール度が高いワインか。
香りの印象はフルーツ主体。
特にパイナップルのような南国系のフルーツの香りが気になる。
リースリングのヴァラエタルアロマである、ペトロール香(石油香)はまったく無いので、リースリングは外す。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマも感じないので、少し後退。
フルーツ香が南国系のイメージなので、グルナッシュが候補か。
味わいは、かなりの酸味があり、逆にグルナッシュはやや後退。
最近、ヴァラエタルアロマを感じないタイプのソーヴィニヨン・ブランに良く当たるので、その辺が怪しいかも。
しかし、飲んでみても何とも納得がいかないので、もう少し飲んで検討。
飲み口の印象がややリースリングっぽさを感じるが、ペトロール香がしないワインを選んで外す事が多いので、ここは選ばない。
もう一度、ソーヴィニヨン・ブランとグルナッシュで再考するが、どちらかというとソーヴィニヨン・ブランだよな。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

なんと、リースリングでした。

【総評】
ブラックタワー クラシック リースリング 2006
Black Tower Classic Riesling 2006

ドイツ:ファルツ地方:QbA
アルコール度:12%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、1140円で購入。

まろやかですっきりと爽やかな、おいしいリースリングです。
万人受けするタイプですね。

フルーティでほんのり甘い印象が、とても良いバランスでまとまっています。

カジュアルな印象のリースリングは多くありませんが、このワインはとても良くまとまってます。
ドイツワインの特徴の、フレッシュ&フルーティ、がとても良く出ている辛口のクラシックタイプのワインです。

「クラシック」というのはドイツで2000年から導入された、特定の地域の辛口ワインの格付けですが、世界的な辛口ワインブームに置いていかれてる状況に対応するのが目的だったみたいですね。

いままでもいくつかクラシック表示のドイツワインを飲んでみましたが、その中では完成度が一番高い感じです。

ブラックタワーは昔からあるブランドなので、甘口のワインなども良く飲んでいましたが、辛口になっても印象を変えず、とても飲みやすくすっきりと仕上げているところにメーカーの心意気を感じます。

ポテトサラダにはバッチリ合いますね。
今まで飲んできたワインの中で一番ポテトサラダに合うワインかも。
(あまり褒め言葉じゃないか?)

手造りハム屋さんのナチュラルケーゼ(ハーブを混ぜ、グリーンペッパーを散らしたパウンドケーキ風のまろやかなソーセージ)があったので、合わせてみましたが、割といけます。

肉の味よりもハーブの香りが強いせいかもしれませんが、「ドイツつながり」ってのがいいのかもしれません。

ちなみに、今日の晩御飯はオカラの唐揚げ。
オカラの地味な感じが合いません。。。

とてもカジュアルな印象なので、パスタやピザ、サンドイッチなんかには良く合いそうです。
昼間から飲める感じなので、ピクニックに持っていきたいタイプです。

特に生のオニオンと良く合いますね。
ワインがまろやかなので、食べ物はちょっと刺激があるくらいで良さそうです。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/drinkshop/003-0272-040/

2007/12/07

我が家のワイン リープフラウミルヒ QbA 2004

我が家のワイン リープフラウミルヒ QbA 2004
LIEBFRAUMILCH QUALITATSWEIN Nahe 2004

我が家のワイン リープフラウミルヒ QbA 2004 ボトル ラベル
ドイツ:ナーエ地方:リープフラウミルヒ
アルコール度:10%

グルメシティで、490円で購入。
※ワゴンセールだったので元値は615円

【外観】
やや明るい黄色で艶を感じる外観。
粘性は大変弱く、注いだときに泡が多く立つ。
小さな気泡も多く見られ、炭酸を含んでいると思われる。

【香り】
ミネラル感、鉱物感、ややペトロール香、発酵香。
レモンやグレープフルーツのような柑橘系の香り。
グラスを回すとペトロール香が強くなってくる。
白い花やハーブのような印象もある。

【味わい】
豊かな酸味とやさしい甘さ。
バランスが良く、スッキリとした飲み口。
ふくらんでいく感じは無く、余韻は短くスパッと消える。
後味に酸味の収斂性と雑味、やや苦味が残る。
炭酸を含んでいる影響もやや感じる。

【総評】
20年前くらいに、リープフラウミルヒやシュヴァルツ・カッツェがブームになった事がありましたが、その頃はドイツワインを良く飲んでましたね。
大好きでした。
フレッシュ&フルーティなドイツの白ワインが世界的に売れた時だと思います。
今はすっかり人気が低迷していていますが、和食には意外と合うと思うんですよね、中甘口のドイツワイン。

大根サラダとかにも良く合いますよ、これ。
以外に合いそうなのが、おでん。
いろいろなネタに合わせてみると面白いかもしれませんね。
カラシなんかも全然許容範囲でしょう、きっと。

ワゴンセールで490円で売ってましたが、とってもお買い得感のあるワインです。
もちろん中甘口のワインは好き嫌いがあるので、辛口しか飲まない人にはお勧めできません。
ただダイエーオリジナルのこのワイン、おそらく無くなっていく方向だとと思うので、買おうと思っても手に入らないのでしょうね、きっと。

「聖母の乳」って意味ですが、改めて飲んでみると、何となく分かる気がします。
まろやかな甘さがあるんですよね、包み込むような。
酸味がしっかりあっても、とてもマイルドな印象を受けます。
しかも口当たりがややトロッとしている、ネクターのようなイメージ。
このまろやかさがきっと、「聖母の乳」なんでしょうね。

2007/03/28

デビルズ ロック リースリング 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・リースリング(独 ファルツ デビルズロック)\1480
・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

デビルズ ロック リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
やや明るい黄色、グリーンを帯びている
ほんのりグレーがかっている
粘度はあまりない、11.5%くらいか
(正解は12%)

【香り】
鉱物系の香り
少しグリーンっぽいハーブ香
白い花の香り
やや炭酸のニュアンス

【味わい】
甘さを感じるアタック
強い酸味
余韻は細く続く印象

【判定】
香りの段階ではまだ分からなかったが、飲み口の甘さは明らかにドイツのリースリング。
辛口のリースリングとは言っても、やはり他の地域と比べると甘さを感じる?

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

次はアルザスでテイスティングしてみよう

【総評】
香りは複雑味があり、ミネラル、白い花、時間がたつと出るペトロール香など、楽しめる。
味わいは甘さがあるものの、酸味がきりっとしていて、和食などには合いそうな感じ。

Devil's Rock (Germany) Riesling 2004
デビルズ ロック リースリング 2004

ドイツ:ファルツ地域

※ラベルのコメント
デビルズロックはフランスとの国境に面したファルツ地域、カルテンバッハの渓谷にある奇石に由来して名付けられました。この奇石には、悪魔が座って食事をしたという伝説があります。
透明感、輝きのある色合い。レモン、グレープフルーツを思わせる爽やかな香り。ドイツの伝統的な葡萄品種、リースリングを使い辛口に仕上げたワインです。

閲覧数の多い記事