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2019/01/25

ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ

ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ
ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ
Finca El Carril Minuto 116 Tinto Bodega Iniesta

スペイン:内陸部地方:D.O.マンチュエラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ60%、シラー30%、グラシアーノ10%

リカーランドトップで、税抜き1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若さを感じる紫がかった、少し明るさのあるルビー
濃淡:やや明るい
粘性:強い
外観の印象:若い、やや軽め

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、メントール、杉、バラ
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン
香りの印象:若い、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、やや乾いた
アルコール度:中程度
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
マイルドでフルーティ、スパイシーさがアクセントになっていて香りも華やか

【供出温度】
10-13度(冬場)軽めでカジュアルなので冷えている状態で美味しいが温度が上がるとまた変わるかも

【グラス】
中庸 ※温度変化で味わいと香りが楽しめそう

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫がかった色調の少し明るさのあるルビーで、輝きは弱め。

香りは、赤い果実、メントールやシナモン、杉、バラのようなフローラル、控えめながら華やかさがあります。

味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と程よい甘みがふんわり広がり、細身のボディをしっかりした酸味が支えて、スパイシーさがアクセントになって、少しえぐ味のあるフィニッシュ。

あまり期待してなかったのですが、これは素直に美味しいですね。
軽めのワインが好きな人にはおすすめです。
スイスイ飲めるのですが、アルコール度は13.5%とそこそこ強めなので、調子に乗って飲んでるとすぐ酔っ払うので要注意!

今日の晩ごはんは自家製のスンドゥブチゲ。

ワインらしい華やかさを感じるタイプなので、和食やエスニックは合わなさそう。

ハーブやスパイスの効いた、しっかりした洋食の方が合いそうですね。
軽めなので、鶏のトマト煮込みとか、スパイスを効かせた豚肉ソテーとか良さそうです。

スペインワインなんですが、軽やかでスッキリしているので、出来の良いヴァン・ド・フランスのような印象です。

ボデガ・イニエスタは、サッカースペイン代表で、現在はヴィッセル神戸に所属しているアンドレス・イニエスタ選手が所有しているワイナリー。
見た目普通のおじさんみたいですが、すごい選手なんですよね。

有名人がステータスでワイナリーを所有するケースは多いですが、イニエスタ選手の場合は祖父がワイン用の葡萄畑を持っていたということで、趣味でワイナリーを所有しているわけではないようです。

話題性もあるし、コストパフォーマンスも良いと思います。
軽めのワインが好きな人にとっては、素直に美味しいワインではないでしょうか。

サッカー好きな人へのプレゼントに選んでみてはいかがでしょう。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】イニエスタ フィンカ エル カリール ミヌート 116 ティント NV ボデガ イニエスタ 750ml [赤]Iniesta Finca El Carril Minuto 116 Tinto Bodega Iniesta

※サイトより引用
ボデガ・イニエスタは、サッカースペイン代表である、アンドレス・イニエスタがマンチュエラD.O.に所有するワイナリーです。アンドレスの祖父は自ら古いボバル品種の畑を所有しており、また近隣の畑も一緒に管理していました。そのため、どこの区画にどのブドウが適しているか熟知していました。近年になりワイナリー設立のプロジェクトが始まると、畑を買い足しながら、適した畑にそれぞれのブドウ品種を植え替えたり、有機栽培を実践するなど、より高品質なワインを造るための努力を重ねています。ワイン造りは極めてモダンで、赤ワイン・白ワインそれぞれに高名な醸造コンサルタントと契約しています。ボデガでは、畑や醸造所で、さらなる高品質を目指して日々努力を続けています。
サッカースペイン代表選手として10年以上活躍、2018年にスペインの名門クラブであるFCバルセロナからJリーグのヴィッセル神戸に移籍した「アンドレス イニエスタ」がラ マンチャに所有するワイナリー。このワインは2010年ワールドカップ南アフリカ大会の決勝戦の後半116分にイニエスタが決勝点となるゴールを蹴り込んだ事を記念して造られました。 チェリーレッド、ラズベリーやブラックベリーの香り、柔らかく優しい口当たり、ボディがありながら飲みやすいタイプに仕上がってます。
■Amazonへのリンク

2017/02/25

ル・ナチュレル 2014

ル・ナチュレル 2014

ル・ナチュレル 2014
LE NATUREL 2014

スペイン:北部地方:D.O.ナバーラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ主体

OKストアで、税抜き999円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>百合っぽいフローラル、ヴェジェタル、黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>やや麝香、なめし革、樹脂、血液
香りの印象:開いている、少し酸化熟成が始まっている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ややヴェジェタルなスパイス

【評価】
独特なビオ臭があるが、ナチュラルでスマートな味わい

【供出温度】
10-13度、14-16度 ちょっとヒンヤリしているくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、ちょっと強めのフローラル、黒い果実、なめし革、血液、などがありますが、時間とともに悪い方のビオ臭が出てきました。

味わいは、ライトなアタックから、上品な果実感がふわっと広がり、スマートな印象がスーッと続いて、軽い苦味と旨みがじわっと残るフィニッシュ。

いわゆるビオ臭のような悪臭系の香りを持っていて好みが分かれそうですが、ただ、味わいはとてもスマートでスムース。上品で旨みがあります。

今日の晩御飯は自家製の「マフィンバーガー」。
マフィンに、自家製ハンバーグ、炒めたオニオン、トマト、レタスにデミグラスソースとマスタードです。

シンプルな味ですが、ワインも軽めなので、相性は悪くありません。
ただ、レタスやトマトが肉とのバランスを取っているので、ワインの出番が無い感じ。
横からちょっかい出すような合い方です。

茂蔵の「ドライフルーツ」は砂糖が多めについているで、ワインが苦く感じますが、フルーツとの相性は良いですね。

「テングビーフジャーキー」はワインがフレッシュ過ぎてちょっと浮きますが、悪くありません。

ちょっと醗酵している感じで、マッコリやどぶろくのようなピチピチした感じがありますね。
まだ酵母が生きているのでしょうか。

飲みくちはとてもスマートでナチュラルで良いのですが、いわゆる糞尿系のビオ臭があって、人によっては全然ダメでしょうね。

1000円でビオワインテイストが飲めるという点では、貴重なワインだと思います。

人に例えると、見た目を気にしない、自由奔放で、素直で心がキレイな女性って感じ?
女優の門脇麦さんをイメージしました。

個人的には好きなタイプですね。
1500円くらいまでならコストパフォーマンス高いかな。

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ル・ナチュラル [2013] 750ml<ワイン>【12本まで1個口配送出来ます】完全無添加 オーガニック 赤 スペイン [10ap17am]

※サイトより引用
このワインこそ完全無欠なる無添加ワイン
無添加がうたえるのは、40mg/1L以下のSO2量のワイン。
ビールでも、日本酒でも、ウイスキーでもすべてのアルコール醸造の際にSO2は副産されます。
SO2とは亜硫酸分子の事で、酸化防止剤を計測する数値の元の分子です。
亜硫酸はアルコール発酵を止め、ワインを安定させ、酸化を防止し、抗菌力にすぐれたミラクルな添加剤で、決して悪の添加物とは、まるまる考えませんが、自然のままの完全な無添加ワインを造ってみたいと、スペインの若きワイン指導者リカルドの挑戦したワインです。
その反面、大変な技術が必要になります。更に醸造中に自然と出るSO2すらも極小にする為、醸造期間を極限に短く、1Lあたり10ml以下のSO2ワインが完成しました。
一昨年、リカルドにワイナリーでテストして飲んで欲しい挑戦ワインとして、提案があり「もっと酸を抑えないと売れないよ」と提言したことを覚えています。
その1年ちょっとで素晴らしいワインになりました。
やはり、流石の天才です。

2017/02/04

バイレット 2014 エスペルト

バイレット 2014 エスペルト

バイレット 2014 エスペルト
Vailet 2014 ESPELT

スペイン:カタルーニャ州:D.O.エンポルダ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ、ガルナッチャ・ブランカ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、2,235円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、パイナップル、熟した果実、オレンジ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖は少しでアルコールのボリューム感がある
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のようなフルーツ

【評価】
フレッシュでフルーティながら、しっかりしたボディでアルコールも強め

【供出温度】
8-10度、11-14度 冷えていてもフレッシュで美味しいけど、温度が上がってもいけそうな感じ

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強め。

香りは果実香が中心で、パイナップルやバナナ、熟した果実、柑橘系のオレンジ、グリーン系のフローラルなど、時間が経つとまた変わってきそうです。

味わいは、やや強めのアタックから、フレッシュな果実感と甘みがじわっと広がり、しっかりした酸味が支えながら、強めのボディが長めに続いて、アルコールの強さはあるものの、ジューシーなフィニッシュ。

フレッシュフルーティでカジュアルなんですが、味わいの複雑性と深みがあって、じわっと沁みてくる味わいで、これはいいですね。
誰が飲んでも普通に美味しいっていいそうですが、1500円くらいをイメージするかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製の「餃子」。
ニンニクが入ってなくて野菜中心の軽めのタイプです。

とてもフレンドリーな対応ですが、ピッタリフィットする感じではありません。

フルーティなので、やはりカジュアルなパスタやピザ、パンにチーズやパテを乗せたようなアンティパストなんかのイメージでしょうか。

「テングのビーフジャーキー」や「ミックスナッツ」に合わせてみても、ワインのしっかり感が浮いてちょっと違和感があります。

カジュアルなようでもしっかりしたワインなので、それなりに食事じゃないと合わせにくいのかもしれません。

チーズ系のおつまみとかだと良いのかな?

ついでに冷凍パスタのカルボナーラに合わせてみましたが、ワインがやはりもったいない感じになってしまいますね。
ジャンキーなものには合わせにくそう。

カミさんの感想は、フルーティだけど後味が良い、1600円くらい、という感想。

確かに1500円くらいのイメージで、2000円超えるとちょっと高いと感じるかもしれせん。

■楽天ショップへのリンク

バイレット [2014] エスペルト【あす楽対応】

※サイトより引用
セラー・エスペルトは、フランスの国境近く、バルセロナの北東 D.O.エンポルダにあるワイナリーです。
地中海沿岸で太陽燦々としている土地で造られるワインは、スパークリングワイン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、そして甘口のワインと20種類以上の豊富なラインナップをもちます。
世界No.1レストランの呼び声高いエル・ブジではキンセ・ルレスとテレス・ナグレスが通常ワインリストにオンリスト、東京にも支店があるサン・パウもいくつかのワインを常時オンリスト、そして2010年に7つ目のミシュラン3★に昇格したエル・セジェール・デ・カン・ロカもキンセ・ルレスとテレス・ナグレスをオンリスト、そしてパーティ用のワインとして白はマレニー、赤はヴィディヴィを採用しています。
『いたずら好きの子供』 と言う意味のバイレット。
ガルナッチャ・ブランカとマカベオをブレンドしてつくる辛口の白ワイン。パイナップルや、リンゴ、完熟した白いフルーツの新鮮な香りが広がります。スムーズな口当たりとフレッシュで豊かなボディのバランスのとれた白ワインです。セラー・エスペルトのスタンダード白ワインのひとつです。

2017/01/28

ファロス・テンプラニーリョ 2014 ボデガ・クラシカ

ファロス・テンプラニーリョ 2014 ボデガ・クラシカ

ファロス・テンプラニーリョ 2014 ボデガ・クラシカ
PHAROS Tempranillo 2013 Bodega Classica

スペイン:北部地方:D.O.Ca.リオハ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、1,749円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若さのある紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若さのある、やや透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しぶどう、ヴェジェタル、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし革、ちょっとケミカル
香りの印象:酸化熟成の段階にある、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような、バランスが良い
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
まろやかで優しい味わいながら、スッキリした品のあるまとまり

【供出温度】
14-16度 冷えていても美味しいけど、少し温度が上がった方がバランスが良い

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫がかった透明感のあるルビーで、美しい輝きがあります。

香りはややケミカルな印象で、ジャムや干しぶどう、ヴェジェタル、なめし革、肉、タバコなど、テンプラニーリョ独特な暗い印象があります。

味わいは、ライトでマイルドなアタックから、上品な果実感と甘み、優しい酸味がじわっと時間をかけて広がり、すーっとクールな印象の後、シルキーなタンニンと軽いえぐ味が出てきて、乾く感じでフィニッシュ。

とても上品で優しい味わいの中に、良いワインに感じるクールさがあってタンニンも効果的で、後味にはじわっと旨みが残りますね。
これは良いワインですね。
いままで飲んだテンプラニーリョで一番いいかも。

香りが若干良くないのが、2000円を超えない感じなのでしょうか。

上質なカジュアルワインで、とてもスタイルの良い人がユニクロ着てるような感じ?

今日の晩御飯は、フツーのルーの「豚肉カレー」と「キャベツのスープ」。
このワイン、世界観がまったく合いません。

穏やかなので、最初はニコニコ合わせてくれる感じですが、だんだんワインと食事が乖離してきますね。
これはダメだ・・・

果実感があってカジュアルなので、合わせる食事が難しのかも。

ガパオライスとか、スパイシーでちょっと甘いタイ料理は意外といいかもしれません。
オニオンベースのステーキソースとかには良く合いそうです。

カミさんの感想は、「ジュースっぽくて生っぽい、780円くらい。」という感想。
ちょっと温度が低かったのもありますが、たしかに軽くてジュースっぽいので、人によってはとても安く感じるかも。

じわっと沁みる美味しさと、七色に変化するような独特な個性があるのですが、温度が上がってこないと出てきませんね。
冷やしすぎて飲まないように注意が必要です。

ちょっと高いけど、また飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

ファロス・テンプラニーリョ [2014] ボデガ・クラシカ【あす楽対応】

※サイトより引用
このファロス・シリーズのなんと言っても素晴らしいところはリオハ地区で最も素晴らしいテンプラニーリョが育つエリアと言われるサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村の葡萄だけで造られていると言うこと。
このエリアはザ・ワイン・アドヴォケイトが満点をつけたワイン、コンタドールのベンハミン・ロメオが拠を構えたり、ベガ・シシリアとロスチャイルド一族とのジョイント・ベンチャーもこのエリアの土地を購入し、ワイン造りを行います。
このファロス・シリーズが造られる畑は若い樹で40年、中には百年を超える古樹もあり平均で70~80年と言われています。
備考
収穫:手摘み
熟成:3~4ヶ月樽熟
サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村に植えられる樹齢50~70年の古樹を使用。
フレッシュ感のある果実味を楽しめる味わい。

ワイナリー和泉屋さんへのリンク
http://www.wizumiya.co.jp/item/11366.html

2017/01/22

クク 2014 バルコ・デル・コルネタ

クク 2014 バルコ・デル・コルネタ

クク 2014 バルコ・デル・コルネタ
Cucu 2014 Barco del Corneta

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:V.d.T カスティーリャ・イ・レオン
アルコール度:13%
ブドウ品種:ベルデホ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、3,402円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:よく熟した、酸化熟成のニュアンス

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>炒ったアーモンド、マーマレード
<香辛料・芳香・化学物質>ペトロール、ミネラル、香木
香りの印象:熟成感が現れている、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やさしい
苦味:旨みを伴った
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮したフルーツ感

【評価】
まろやかで果実味たっぷりで優しい味わいながら、お腹に落ちてからドスンとくる強さをもっている

【供出温度】
11-14度 しっかりしているが優しい味わいなのであまり温度が高くない方が良さそう

【グラス】
中庸、大ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかった濃いイエローで、ねっとりしたツヤと輝きがあります。

香りは強めで、ペトロール香、ナッティ、焦げ臭、マーマレード、香木などがあります。

味わいは、とろっとした柔らかいアタックから、濃縮感のある果実味と甘み、優しい酸味がふわっと広がり、ふっくらしたボディでじわっと旨みが出てきて、軽い苦味のある、穏やかなフィニッシュ。

ものすごく物腰が柔らかいのですが、実は筋肉もりもりみたいな、お腹に落ちてからアルコール度が高いのが分かります。
いやー、これは良いワインですね。

普通に買うと3400円もするみたいなので、まったく手が出ない価格帯ですが、たまにはこういう高級カジュアルワインを飲みたいものです。

樽の印象があるのですが、全体にとても穏やか。
ものすごく絵が上手い人が、さらっと線だけ描いたスケッチみたいな、潜在能力の高さを感じますね。

今日の晩御飯は、「豆腐と挽肉の揚げ物のあんかけと大根サラダ。
ワインが優しいので、果実味はあるものの、相性は良いですね。
ニコニコ笑いながら歩み寄ってくるような感じ?

いわゆるグランヴァンのような風格はありませんが実にしなやかで、現代的なアプローチのカジュアルでありながら、品質感を感じさせます。

力が弱めのブドウ品種を最高の形で表現していて、無理やり厚化粧しているわけではなく、ナチュラルで素朴な美しさをそのまま引き出しているような感じで、すっぴんのモデルさんをモノクロで撮したポートレートみたいな雰囲気。

和泉屋さんの説明では
ステンレスタンクで土着の酵母を使用して発酵・熟成。
6ヶ月間のシュール・リー。
ということなので、いままで樽の印象と思っていたのは酵母とシュール・リーの影響なんですね。
なるほど~、これは奥深いですね。

最近、最後の一杯が名残惜しいというワインにあたってなかったのですが、1本空けてもまだ飲んでいたいと思わせるワインです。

ちょっとお金に余裕が出来たら、また買ってみたいですね~。

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クク [2014] バルコ・デル・コルネタ【あす楽対応】

※サイトより引用
ククッとカエルが鳴きました!
スペインや南米でよく知られた童謡、「Cucu Cantaba la Rana=ククッとカエルが鳴きました」。
畑のある場所が、カエルの歌!と呼ばれていたことからクク=Cucuと名付けられたワイン。
オーガニック農法で栽培された、本物のベルデホを消費者へ届けるため、天然酵母でワインを造り一人でも多くの人にベルデホを楽しんでもらうために出来たワイン、それがククです。
他のベルデホ種のワインとは、香りの複雑さ、良質の酸、奥行きのある味わいなど、全ての面で一線を画すような味わいで余韻の心地よさで、美味しい!=クク!っと言ってしまうワインです。
レストラン人気の高いワインです。

ワイナリー和泉屋さんのリンク
http://www.wizumiya.co.jp/item/11389.html

2017/01/15

モナスティル・S・XII・システル 2010

モナスティル・S・XII・システル 2010

モナスティル・S・XII・システル 2010
MONASTIR s.XII cister 2010

スペイン:北部地方:D.O.ナバーラ
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:メルロー、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、2,916円。

【外観】
清澄度:やや濁った?
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれ、黒い果実、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>血液、シナモン、黒胡椒
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス、華やか

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:力強い、溶け込んだ
バランス:しっかりした、流れるような
アルコール度:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
濃縮感のある

【評価】
華やかさと濃縮感のある果実感があり、しっとりした味わい

【供出温度】
14-16度 温度が低くてもフルーティさがあって美味しいが、ちょっと温度が上がった方が開いてきそう

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
30分前くらいにデカンタージュしておくと、香りが楽しめるかも

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは華やかで、すみれのようなフローラル、ジャムのような果実、血液、シナモンや黒胡椒のようなスパイス、時間が経つとコーヒーやカラメルのような印象も出てきました。

味わいは、やさしいアタックから、濃縮感のある果実と甘み、穏やかな酸味がじわっと深く沁みるように広がり、ふっくらしたボディが長めに続いて、強めのタンニンがキューッと締めるように出てきて、舌全体が乾くようなフィニッシュ。

香りは華やか、味わいはまろやかで果実感と甘みがあるけど、すっきりとクールな印象でまとまっていて、とても幸せ感があります。
タンニンは強めで、後味は乾いて辛さがありますが、心地よい余韻があって、ワインだけでもどんどん飲んでしまいます。

スペインらしい果実感を持ちながら、すっきりと華やかにまとまっている感じがとても良いですね。
モダンでカジュアルな印象ですが、しっかりしたバックボーンがあります。

今日の晩御飯は「けんちん汁」「鶏の味噌マヨネーズ炒め」「焼き明太子」というまったくワインに合わないメニュー。
ワインは大人な対応でケンカはしませんが、完全に並行線です。

今日のメニューはちょっとワインに謝るようですね。

おつまみのミックスナッツのアーモンドには、とても良く馴染みました。

果実感が強めで華やかさがありますが、素直な印象なので、甘みのあるソースの肉料理なんか合いそうです。
デミグラスソースのハンバーグとか、焼肉とか、焼鳥のタレもいけるかも。
バターチキンカレーとかも合いそう。

通常、単品で買うと3000円近いワインですが、スペインワインマニアとかじゃないと手が出ない価格帯ですよね。

いまどき3000円はかなり高級な部類に入るので、ブルゴーニュやボルドーの分かりやすいワインに行きがちですが、実際に飲んでみてどちらが美味しいかは、なかなか微妙。
ブランド力のあるワインほど外れることが多いので、このワインの方が美味しいってことは普通にありそうです。

最近のワインの傾向なのか、赤ワインですが甘みがちょっと強めですね。

果実感もしっかりしていて甘いので、ブラインドで飲んだら割と安く感じてしまうかもしれませんが、しっかりしたベースや華やかな香りは安いワイには出せない深みを持っています。

魅力のあるワインで、小悪魔的というか、「明日仕事だからちょっと控えよう・・」なんていう気持ちを見事な誘惑で打ち砕いていきます。

アルコール度は14.5%と、ワインの中では最も高い方ですが、飲みくちがいいので1本くらい空いちゃいそう。。。

日頃安いワインばかり飲んでますが、やはり品質感が違うというか、当たり前ですが一定のレベルをクリアした上での個性になりますね。
どこかを我慢して(妥協して)飲むというワインではありません。

香りは開いてくるかと思いましたが、最初が一番良くて、その後はケミカルで地味な感じになってきましたね。
ちょっと盛られてたのかな、って感じ。

とても美味しいワインですが、庶民的には2000円超えるとちょっと高いかな~って感じで、1800円くらいなら超オススメでしょうか。

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モナスティル・S・XII・システル [2010] モナステル【あす楽対応】

※サイトより引用
葡萄品種:メルロー、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン
熟成:フレンチオーク&アメリカンオーク新樽14ヶ月
カラーはチェリーレッドで、色が深い。素晴らしく上品な香りで、赤い果実を香辛料に、かすかなバルサミコの香りがします。
心地よい上品な風味で、フルボディ。
熟した感じの果実味と香辛料のニュアンスがアフターを引き締める。

2017/01/14

アトランティス・ゴデージョ 2014

アトランティス・ゴデージョ 2014 マエティエラ

アトランティス・ゴデージョ 2014 マエティエラ
ATLANTIS GODELLO 2014 MAETIERR

スペイン:ガリシア州:D.O.バルデオラス
アルコール度:13%
ブドウ品種:ゴデージョ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、2,818円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、良く熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、柑橘系、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、硝煙
香りの印象:開いているが、温度が低くて香りが立ってこない

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:低めに感じるが実は高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
オレンジのようなチャーミングで爽やかな果実感

【評価】
たっぷり力を持っているけど、チャーミングで可愛らしいまとまり

【供出温度】
11-14度 しっかり冷やしても実に美味しいけど、温度が上がってきたほうが本来の味わいになりそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、石灰のようなミネラル、青りんご、柑橘系、グリーン系フローラル、硝煙など、温度が上がってくるとまた変わってきそう。

味わいは、柔らかいアタックから、チャーミングな果実感と優しい酸味、心地よい甘さがじわっと沁みるように広がり、ふっくらしたボディで長めに続いたあとに、個性的な苦味が出てきて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

果実味がとても心地よいワインです。

上品ですっきりまとまっていて、チャーミング。
ちょっと個性があって、これは良いワインですね。
高級カジュアルワインって感じで、2000円は超えてくる感じでしょうか。

今日の晩御飯は自家製の「餃子」。

もちろんピッタリは合いませんが、ワインのまとまりがいいので、食事の邪魔をしませんね。
果実感があるのですが、餃子だったら問題ありません。

おつまみの「ロースハム」は安物だったのでニセモノっぽい味がワインに拒絶されてしまいました。
「ストリングチーズスモーク味」もニセモノっぽい感じが出てしまいます。

ミックスナッツの「アーモンド」がフィットしましたが、ワインが後ろにまわってフォローする感じ。

このゴデージョって品種は初めてですが、ローカル品種らしい個性と、ちょっと引きこもったような内向きの感じがあります。
時間が経つとちょっと力が落ちてきますが、このへんもローカル品種っぽいですね。

青っぽさがあって、ザラッとした感じというか、収斂性やえぐ味があるのですが、とても大事に造られている感じがあって、ゴデージョへの愛情を感じます。

人に例えると、最初は女の子っぽさを感じましたが、飲み進むとやんちゃで可愛い男子のような印象に変わってきました。

ゴデージョはフェンネルの香りがあると言われているみたいですが、フェンネルの香りは「スパイス&ハーブの美味しい使い方・種類の大辞典」によると、
香味は品種、産地によってかなり異なりますべ乾燥させた種子はアニスによく似た甘い香りと若干の苦味に特徴があります。魚料理と相性が良く、欧米では「魚のハーブ」と呼ばれて家庭に深く浸透しています。
だそうです。
http://food-kitchen.net/supaisu-ha-bu/syurui/297spice-herb.html

独特な香りと苦味、収斂性があって、グローバル品種のシャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは違う個性で、それでいてしっかり存在感があります。

あまり知られていないゴデージョという品種を知るには最適な1本ではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

アトランティス・ゴデージョ [2014] マエティエラ【あす楽対応】

※サイトより引用
輝きのあるイエロー。
リンゴや桃などの程良く熟したフルーティーな香りにゴデージョ特有のフェンネルの香りが感じられる複雑な香り。
果実味と酸のバランスが良くリッチな味わい。

2017/01/09

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013
Navalegua 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが少し黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、若い状態をやや抜けている、良く熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、干しぶどう、少し腐葉土
<香辛料・芳香・化学物質>オリエンタルスパイス、カラメル
香りの印象:熟成感が現れている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、強め
バランス:スマートな、固い、渇いた
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでスッキリした味わいながら、甘み少なめのドライで、しっかりしたタンニンがあり辛い後味

【供出温度】
14-16度 タンニンがしっかりしているので、冷えていると辛く感じる

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるものの黒っぽい色調の濃いルビーで、底光りする輝きがあります。

香りは、シェリーやポートワインのような加熱された果実、ジャムやプルーンや干しぶどう、オリエンタルスパイス、カラメル、ちょっと土っぽい感じなど、シンプルで素直な印象。

味わいは、軽めのアタックから、スッキリした果実感と爽やかな酸味がじわっと広がり、甘み控えめのドライで、スマートなボディが長めに続いたあとに収斂性のある強いタンニンが出てきて、辛く乾く印象でフィニッシュ。

チャーミングなファーストインプレッションから、しっかりした底力を見せる強いタンニンで締めてくる、それでいて全体のバランスは良い、高級カジュアルという印象のまとまりですね。

強いタンニンに慣れてくると、じわっと残る果実感がとても心地よい事に気がつきます。
辛いんだけど、またグラスに手が伸びるんですね。
これは良いワインです。

アルコール度は、12.5%くらいかなと思ったら、なんと14.5%!
明日仕事なのに大丈夫だろうか・・ これ、絶対飲み過ぎるパターンです。

ワイナリー和泉屋さんはスペインワインのスペシャリストですが、スーパーで売っている安いスペインワインとはまったくジャンルが違いますね。

安いスペインワインを飲む機会が多くて、あまり美味しくないものも多く、スペインワイン自体のブランドは低く見られていますが、こういった、キレイで力強いワインを飲むとスペインワインのイメージも変わるんだと思います。

ただ、独特なシェリーっぽい感じというか、果実感が重いので、そこは好き嫌いが分かれそうです。

今日の晩御飯は、自家製の「油淋鶏」。
ネギの味が強い中華なので、赤ワインには合わせにくいメニューです。
このワインを合わせてみると、力関係では対等で渡り合いますが、方向性がまったく違うのでフィットしません。

軽めながらも、ベースがしっかりしていて香りも強いので、家庭料理に合わせるのは大変ですね。
チーズハンバーグ、焼肉、塩コショウのステーキなど、シンプルな肉料理がいいのかもしれません。

おつまみの「ドライフルーツ」はピッタリと合いました。
温度が低いと果実感が控えめですが、温度が上がってくるとポートワイン的な果実感が出てて、ドライフルーツに良く合いますね。

価格の印象としては、1500円から2000円くらいでしょうか。
チャーミングでしっかりとしたベースのある、魅力のあるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

●3●デイリーorウィークリー用に美味しいワイン3本セット

※サイトより引用
基本的にはレストランアイテム。現行はすでに2014ヴィンテージですが僕が寝かせておいた2013年ヴィンテージをセットに組みました。
世界遺産に登録される古都トレド、そのトレド近郊に拠を構えるボデガス・ロベカソペのワイン。
トレドNo.1ワインであるシリエスの弟的なワインです。
ボデガが所有する畑の中から特に素晴らしい葡萄を収穫し醸した上級キュヴェ。特に古樹の木から収穫されたものを使用。
5つの畑から収穫されたガルナッチャから造ったワインの中から素晴らしい樽だけをセレクトし、ブレンドしたワインがこのシリエスになります。
そしてそれ以外のワインはナバレグアとなります。
もちろんシリエスと同じ素晴らしいガルナッチャから造られます。

2016/12/25

ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012

ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012

ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012
VINAS DEL REY CRIANZA 2012

スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%

リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は950円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、カカオ、ケミカル、ちょっとカビっぽい?
香りの印象:酒精強化ワインのような熟成感があって、まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:スマート、痩せた、渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
酒精強化ワインのような果実味と甘さがあり、スッキリした飲み口ながら渋みが強く後味は辛い

【供出温度】
14-16度 渋みが強いので、少し温度高めの方がよさそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチの濃いガーネットで、液面にツヤがあります。

香りは、酒精強化ワインのようなジャムっぽい果実感、チョコレートやカカオ、タバコ、ケミカル、少しカビっぽい感じが気になります。

味わいは、軽めのアタックから、ジャムのような果実味と甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、その後に強めの渋みが支配的になって、そのまま渇いた印象でフィニッシュ。

飲み口はライトでスムース、チャーミングな果実感と甘みがあるのですが、後半からの舌全体が乾くような強い渋みが出てきますね。
ニューワールドの飲みやすいワインに慣れている人には、ちょっと渋みが強すぎるかも。

今日の晩御飯は、自家製の「デミグラスソースのハンバーグ」。
食事に合わせるとケミカルな感じが強くなって、フィットしません。

おつまみの「ビーフジャーキー」もフィット感が無いですね。

非接触タイプのワイン温度計で確認してみると、15度では温度が高いみたいで、ややダレ気味。
12度くらいが美味しく飲めそうです。

食事が終わってワインだけになると、渋みが強いものの、チャーミングな果実感と甘みがあるので、食事無しでもいけそうです。

4年前のワインなので、酸化を警戒していましたが、「クリアンサ」の赤ワインは最低24ヶ月の熟成を経て出荷されるので、最近蔵出しされたワインということですね。

外観は若々しいのですが、香りには少し熟成感があるのはそれが理由みたいです。

スッキリしていてクールな味わいが良いですね。
香りは少しケミカルな感じが気になりますが、1000円くらいのワインとしては問題なし。

人に例えると、見た目はフレッシュでチャーミングだけど、結構ビターなコメントをする若い女子みたいな感じ?

個人的には好きなタイプです。

■楽天ショップへのリンク

ヴィーニャス デル レイ クリアンサ ヴァルデペーニャス[長S]

※サイトより引用
スペイン中央部に位置するバルデペーニャス産の厳選したテンプラニーリョを100%使用。昼は最高40度、冬は最低-10度と寒暖の差の激しい地域で、熟成に向いた品質の良いテンプラニーリョが育つ。マセレーションでぶどうのアロマと赤色、タンニンを十分抽出させている。アメリカンオークで6ヶ月間熟成させ、瓶詰め後は出荷までセラー内で2年間熟成。黒果実やバニラ、スパイスの香りがパワフルで、タンニンはまろやか。余韻は長い。
1000円以下のおすすめワイン

2016/12/17

トーレス サングレ・デ・トロ ブランコ 2015

トーレス サングレ・デ・トロ ブランコ 2015

トーレス サングレ・デ・トロ ブランコ 2015
TORRES SANGRE DE TORO BLANCO 2015

スペイン:カタルーニャ州:D.O.カタルーニャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:パレリャーダ主体、グルナッシュ・ブラン

リカーランドトップで、税抜き1250円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、洋ナシ、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、クリーム
香りの印象:大人しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:穏やかな
バランス:スムースな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
甘い果実感

【評価】
ふわっと軽い、穏やかで上品な味わい

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、ちょっと温度が上がったくらいが本来の味わいが楽しめる

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは弱めで、白い実の果実、石灰のようなミネラル、軽いフローラルなど、要素は少なめです。

味わいは、ライトで穏やかなアタックから、上品な果実感と優しい酸味がふんわりと広がり、心地よい甘みのあるスリムなボディがスーッと続いた後に、軽いえぐ味と心地よい余韻の残るフィニッシュ。

とても優しい味わいで、心地よい果実感が残る後味がとても良いですね。
香りがイマイチですが、普通に美味しい安定感のある味わいだと思います。

「パレリャーダ」はカバで使われる品種で、ソムリエ協会教本によると「花のような香り」担当とあります。
確かにちょっとフローラルの印象がありますね。
白くて地味な花で、バラやスミレとはちょっと違います。

今日の晩御飯は「イカの八宝菜」と「マロニーのサラダ」。
香りも味わいも控えめなので、家庭の和食全般に合わせやすそうです。

おつまみの「落花生」や「かりんとう」に合わせても文句を言いません。
ただ、食べ物と合わせると頼りなくなって、物足りない印象になるかも。

品種の特長としては、甲州に近いような感じでしょうか。

飲み干した後にグラスに樽香が残りますが、とても効果的に使ってる印象で、嫌味はありません。

良いワインなんですが、飲み進むとちょっと物足りなくなってきました。
時間が経ってもあまり変化が無いからかな~。

人に例えると、とても控えめな優等生で、長く一緒にいても全然心開かないみたいな感じ?

基本的は良いワインだと思いますが、しっかりした強いワインが好きな人には薦められません。

■楽天ショップへのリンク

トーレス サングレ デ トロ ブランコ 2016 D.O. ペネデス (トーレス ファミリー)TORRES Saugre de Toro White [2016] D.O. Penedes

※サイトより引用
当主ミゲル・トーレス氏は世界的に著名な醸造家の一人。氏のワイン哲学は「葡萄の個性と、ペネデスという土地のインパクトを最大限に追究すること。そのためには伝統と科学をともに尊重しつつ、無数の可能性の中から、土地と品種に最適の方法を選びとる」ことです。そのグローバルな視点による偉大な味わいは、スペインワインに新風を吹き込んでいます。
「サングレ デ トロ(牡牛の血)」という名が表すとおり、スペインの象徴である闘牛のように熱い想いが込められています。
うすい麦わら色、パレラーダ種特有のエレガントでフルーティな香り。
葡萄の特徴を繊細な部分まで、見事に引き出しています。
フレッシュで爽やかな飲み口をお楽しみいただけます。
■Amazonへのリンク

2016/12/02

ヴェラタ プレミアム ボバル 2015

ヴェラタ プレミアム ボバル 2015

ヴェラタ プレミアム ボバル 2015
VELATA PREMIUM BOBAL 2015

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ボバル

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、やや明るく底がうっすら見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、乾燥したハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、なめし革、薬箱
香りの印象:香りが弱くて良く分からない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな
タンニン分:軽めだけど収斂性がある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでドライ、スッキリしているが、渋みが強く渇いた印象

【供出温度】
10度以下 とても軽いので冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観はやや明るめの、若々しい色調の濃いルビーで、ツヤと輝きがあります。

香りは弱くケミカルで、赤身の肉、なめし革、赤い果実、薬箱、乾燥したハーブなどの印象があります。

味わいは、軽めのアタックから、落ち着いた果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、甘みが少ないライトボディで、最後は強い収斂性のある乾く印象でフィニッシュ。

とても軽いのですが、スッキリ爽やかな印象があって、強い渋みもアクセントになっていて、第一印象は悪くありません。
ライトでドライ、果実感も抑えめなので、食事全般に合いそうですね。

今日の晩御飯は、冷凍食品の「ロコモコ丼」と「枝豆」。

「ロコモコ丼」は鶏つくねみたいな味ですが、とても良く合います。
「枝豆」は、ケミカルな印象と渋みが強く出てこれは合いません。

おつまみの「ビーフジャーキー」は、ワインが負けるものの相性は良く、お互い遠くから見守るような合い方をします。

気がつくと、1本空けてしまいました。

もの足りなさはあるものの、軽くてバランスが良いので、気軽に飲むには良いですね。

「ボバル」という品種は、「シラー」や「カベルネ・ソーヴィニヨン」と合わせるパターンが多いのですが、このワインみたいに単一品種で造っているタイプは珍しいですね。

ワインに芯を与えるために、通常はグローバル品種と組み合わせているんのでしょうが、それが無い分、このワインは軽く仕上がっているようです。

普段の日に、カジュアルに食事と一緒に楽しむには良い選択だと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/11/13

バルデモンテ 赤 NV

バルデモンテ 赤 NV

バルデモンテ 赤 NV
Valdemonte Red NV

スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:14%
ブドウ品種:テンプラニーリョ主体

リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、540円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、良く熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>干しプラム、プルーン、
<香辛料・芳香・化学物質>血液、肉、なめし革、チョコレート、ちょっとケミカル
香りの印象:第1アロマが強い、少し酸化熟成の印象がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
爽やかな果実感とスパイス

【評価】
スマートで爽やか、ひんやりとしたクールな印象でとてもバランスが良い

【供出温度】
10度以下 しっかり冷えていても存在感のある味わい

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは控えめでケミカルな印象があり、プルーンのような酸化熟成が進んだような果実感、血液、なめし革、チョコレートなどがあります。

味わいは、軽いアタックから、すっきりした果実感と爽やかな酸味が広がり、スマートなボディながらしっかり味わいがあり、タンニンが後味を効果的に締めて、やや乾く印象でフィニッシュ。

とても軽いのですが、爽やかでクールな味わいがあって、タンニンもしっかり効いていて、とてもセンス良くまとまってますね。
ニューワールドでは出せない味わいで、スペインのワンコインでもトップクラスだと思います。

軽いというのが大前提ですが、スーッと入っていくんですよね。
とても爽やかでひんやりとしたクールさがあって、果実感も甘みも控えめながら上品で、しっかりしたタンニンも実に良いバランスです。

気がつくと結構酔っ払っていますが、飲んだ印象では12%くらいに感じるアルコール度が、実は14%もあるんですね!
これって地味にスゴイところで、安いワインでアルコール度が高いと浮いてしまうのですが、これだけまとまりが良いってことは、アルコール自体の質がいいのでしょうか??

今日の晩御飯は「豚の角煮」。
自家製なので、ちょっとあっさりした味付けで、和風からしを添えていただきました。

このワイン、バッチリ合います!

豚肉って甘みがあって、血の印象が少ないので、意外と赤ワインに合わないと思っているのですが、このワインは軽くて控えめでバランスがいいので、肉料理に幅広く合いそうです。

この価格なので、さすがに香りはイマイチで華やかさはありませんが、普段飲みには十分。
上品でバランスが良くて安定感があると思います。

■関連リンク

バルデモンテ 白 NV

■楽天ショップへのリンク

バルデモンテ シリーズ(ダーク、レッド、ホワイト)

※サイトより引用
スペインのモンスターワイン
驚異の売上げ数とリピート率を誇るカリスマワイン
価格を遥かに超えた実力で「一度飲むと誰もが虜になる!」
ベルリンコンクール金賞受賞
スペイン品評会でダイヤモンド賞受賞
楽天市場グルメ大賞 通算7年連続受賞の快挙!!
サクラアワード2017★金賞受賞
スペイン・バルデペーニャスの赤ワイン濃縮感のある味わいと華やかな風味をもつ超人気のデイリーワイン!

2016/11/12

バルデモンテ 白 NV

バルデモンテ 白 NV

バルデモンテ 白 NV
Valdemonte White NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:12%
ブドウ品種:アイレン

リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、540円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかっているがほぼグレーに近い、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、梨、
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ミネラル
香りの印象:控えめ、若々しい

【味わい】
アタック:かなり軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか
苦味:穏やか
バランス:スリムな、やや貧弱
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
白い実の果実

【評価】
ライトでドライ、フレッシュさがあるが少し頼りない印象

【供出温度】
7度以下 キンキンに冷やして爽やかに楽しむ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はかなり淡く、少しオレンジがかっているものの、ほぼグレーに近いイエロー。

香りは弱めで、白い実の果実、梨、硫黄、ミネラル、時間が経つと少し熟した果実やスモーキーな印象が出てきました。

味わいは、かなりライトなアタックから、控えめの果実感と酸味がふっと出てくるけど、消え入るようなか細いボディで、そのままスーッとフィニッシュ。

そうとう軽いのですが、全体のバランスが良いというか、そこはかとない品を感じます。
果実感も甘みも酸味も苦味もすべて弱いけど、とても素直な味わいで、合わせる食事の幅は広そうです。

今日の晩御飯は、「鶏の水炊き」。
ポン酢と柚子胡椒でいただきました。

ピッタリ合う感じではないですが、食事の邪魔はしないですね。
ただやはり、ちょっと違和感を感じます。

ワインだけで飲むと、とてもライトで主張が無い印象ですが、食事と合わせると急にワインらしさが顔を出してきますね。
魚介のパスタとか白身魚のフライとか、家庭料理でも洋食が良さそう。

ちょっと味が単調かな、と思っていましたが、素直でソリッドな味わいはスタンダードな感じで、逆に飽きがこないかも。
これはニューワールドのワンコインでは出せない境地ですね。

クールでひんやり、さっぱり爽やかで品が良く、軽さが長所になってます。
これはリピーターがたくさんいるはずですね。

人に例えると、すっきりさわやか草食系の男子で、福士蒼汰を一回り少し小さくしたような感じ?

ワンコインであとからどんどん良くなってくるパターンは珍しいですね。
良いワインではないでしょうか。

■関連リンク

バルデモンテ 赤 NV

■楽天ショップへのリンク

バルデモンテ シリーズ(ダーク、レッド、ホワイト)

※サイトより引用
スペイン・バルデペーニャスの白ワイン
驚異的な赤ですが白も人気です♪
白も期待を裏切らない品質です!
花などの華やかな香りと柑橘系のフレッシュな
酸味と果実のバランスが抜群です。

2016/10/01

ベンタ・レアル クリアンサ インペリアル 2013

ベンタ・レアル クリアンサ インペリアル 2013

ベンタ・レアル クリアンサ インペリアル 2013
Venta Real Crianza Imperial 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、シラー25%

リカーランドトップで、税抜き799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:まだ若いが少し黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、深い透明感とツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、メントール、針葉樹、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>還元的、ケミカル、なめし皮
香りの印象:まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい、はっきりした
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでスッキリした味わい、心地よさがある

【供出温度】
10-13度 軽めなので少しひんやりしているくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、黒っぽい落ち着いた印象の濃いルビーで、液面のツヤと輝き、深い透明感があります。

香りは鼻を突くようなイメージで、ケミカル、なめし皮、ドライフルーツ、メントール、アルコール、針葉樹など、まだ少し閉じている感じ。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、穏やかな果実感と酸味がじわっと広がり、ほんのり甘みのあるスマートなボディでタンニンは軽め、軽いえぐ味を残してフィニッシュ。

ライトでスッキリした味わいの穏やかなまとまりで、ワインだけで美味しく飲めますね。
ニューワールドのパーティ的な感じとは違った、伝統産地らしい落ち着きと深みを感じます。

秋口にあう、しっとりした感じ。

今日の晩御飯は「さんまの蒲焼」。
青魚を赤ワインに合わせるという暴挙ですが、蒲焼きになってるのと、ワインが軽めなので、意外と悪くないです。
ただ、やはり青魚の匂いがグラスに残るので、あまりオススメできませんね。

おつまみで「ビスケット」「トマトバジル味のラスク」「のり塩ポテトチップス」どれもこなしてくれます。
ワインの主張が強くないのと、穏やかな味わいなので、合わせる食事の幅が広そう。

ただ、素直で悪くないのですが、個性が無いので、印象が残らないですね。

人に例えると、清潔感があって気持ちの良い若者なんだけど、真面目過ぎてイマイチ面白みが無いみたいな?

コストパフォーマンスは良いと思うので買って損はないと思いますが、リピートしたいと思うような魅力が欲しいところですね。

1000円以下のおすすめワイン

2016/09/24

パラ・ヒメネス シャルドネ オーガニック 2015

パラ・ヒメネス シャルドネ オーガニック 2015

パラ・ヒメネス シャルドネ オーガニック 2015
Parra Jiménez Chardonnay Organic 2015

スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き842円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:かすかにオレンジっぽい、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、大人しい印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、モモ、パイナップル、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、クリーム、粉っぽいミネラル、硝煙
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フレッシュ、フルーティ

【評価】
フルーティでカジュアル、穏やかな印象

【供出温度】
7度以下 キンキンに冷やしても美味しいけど、温度が多少上がっても大丈夫そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きは弱め。

香りは、モモや梨のような白い実の果実、パイナップル、甘いフローラル、少し粉っぽさのあるミネラル、硝煙、温度が上がってくると香水のような香りが出てきました。

味わいは、軽めのアタックから、カジュアルな果実感と甘みが心地よく広がり、スマートなボディながら旨みがじわっと出てきて、酸味のあるジューシーなフィニッシュ。

なんだかフツーな印象なんですが、ちゃんと美味しい、あなどれない感じのまとまりですね。
温度低めで飲み始めましたが、これから冷やすとグッと変わってきそう。

「セブ島ドライマンゴー」にあわせると、ワインが卑屈になって、完全に負けてしまって、完敗でいいところがまったくなくなります。
ただの酸っぱさだけが残る感じ。

「サラミソーセージ」も完全にいいところなし、で水っぽくなります。

「揚塩ピー」も塩気がケンカしてだめ。

ワインが繊細なのか、食事を選ぶ感じですね。

フレッシュなナチュラルチーズとか、野菜メニューのバーニャカウダとかアヒージョ、シーザーサラダとか。
パスタやピザも繊細なやつじゃないとダメそう。

香りも強くないし、主張も少なめなので、白身の天ぷらとか白身魚のグリルとかに合うかも。

素直な味わいで、これといった個性はありませんが、安定感がありますね。

人に例えると、真面目で派手さはないけど、爽やかで信頼できる青年みたいな?

素敵なラベルデザインですが、見た目通り繊細で、センスの良いまとまりだと思います。

■楽天ショップへのリンク

パラ・ヒメネス シャルドネ オーガニック[2015]スクリューキャップ

※サイトより引用
高品質でリーズナブルな、ラ・マンチャのオーガニックワイン生産者!
スペイン中部の“ラ・マンチャ地方”は、ドンキホーテの小説でも知られている場所です。パラ・ヒメネス社は、この地で1993年よりオーガニックぶどうを作り始めて、現在に至っては190ヘクタール全ての畑と醸造所が有機栽培とその醸造の認証を受けている家族経営のワイナリーです。
彼らの思いは、地球環境にやさしく健康的なオーガニックワインを分かり易く、美味しく、リーズナブルな価格で多くの消費者の方に楽しんで頂きたいとのこと。
よりワインの質を重視し、かつ安全なブドウから造られるナチュラルな味わい。とても素直な風味を持っていますが、飲み応えも十分なワインを楽しませてくれる生産者です。
【使用品種】 シャルドネ100%(有機栽培ぶどう)
【醸造】スタンレスタンク発酵、ステンレス熟成
【タイプ】 白ワイン・ややコクのある辛口
綺麗なゴールドの色合いで、香はパッションフルーツやシロップなどの甘く華やかなニュアンスの中に、爽やかなミネラルが混じります。
口当たりは柔らかくフルーティーで、コクも十分あり、フレッシュ感のある酸味と豊かな果実味がよくマッチしています。
余韻にも果実や、ほんのり紅茶のような風味も残る、素直な味わいですが、とても満足感のあるワインです。

2016/09/18

ネブラ ヴィセンテ・ガンディア 2015

ネブラ ヴィセンテ・ガンディア 2015

ネブラ ヴィセンテ・ガンディア 2015
NEBLA VICENTE GANDIA 2015

スペイン:内陸部地方:D.O.ルエダ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ヴェルデホ100%

イオンで、1274円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>蜜の入ったリンゴ、モモ、花梨、キンモクセイ、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、クリーム、ミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、ややふっくらした
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
甘いフルーツ感

【評価】
チャーミングな果実感でカジュアルだけど、ちょっと個性的

【供出温度】
8-10度 面白い要素がいろいろありそうなので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、色調強めのグリーンがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、甘い果実香が中心で、甘いリンゴ、花梨、モモ、ハチミツ、キンモクセイ、クリームやミネラル、グリーン系のハーブなど、ちょっと個性的。

味わいは、軽めで優しいアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、ソフトでふっくらしたボディが少し続いて、苦味がシュッと締める感じで爽やかなフィニッシュ。

果実感たっぷりで飲みやすい、ワインだけで美味しく飲めるタイプですね。
グローバル品種にはない、個性を持っています。

ブドウ品種のヴェルデホですが、今までのんだワインは総じて高評価。
個性がありながら、飲みやすくて食事にも合わせやすい、といった感想が多いです。

<過去に飲んだヴェルデホのワイン>
・ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
・ボデガス・アバニコ シンフォニア ベルデホ 2014
・トラスカンパナス・ヴェルデホ ブランコ 2011
・パラシオ・デボルノス クエバス・デ・カスティーリャ 2012

今日の晩御飯は、赤ワインを使ったソースの自家製ハンバーグ。
食中に合わせると、とても良いアクセントになって、食事にリズムを加えてくれる感じ。
マリアージュって感じではありませんが、あると楽しい感じです。

高座豚の「イタリアンケーゼ(チーズがたっぷり入ったイタリア風ソーセージ)」はパーティ的な合い方で、自分のスタンスは崩さないけど、社交的に馴染むみたいな。

食事と合わせると、果実感と甘みが強くなりますが、ケンカするような感じではないですね。

「ミックスナッツ」もニコニコしながら社交的に合うけど、一定の距離を置いてるような感じ。

何に合わせても、自分のスタンスを崩さないですね。

いろいろなシーンで使えて、ちゃんと個性も持っている、良いワインだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2016/08/15

ムレダ オーガニック ブランコ 2015

ムレダ オーガニック ブランコ 2015
ムレダ オーガニック ブランコ 2015
Mureda Organic Blanco 2015

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン35%、シャルドネ35%、マスカット30%

OKストアで、税抜き499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>モモ、洋梨、青りんご、キンモクセイ、ミント
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな、収斂性がある
バランス:スリムな、コンパクトな
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系の印象でミネラル感がある

【評価】
ライトで爽やかな果実感があるが、アルコールが強く後味は辛く強め

【供出温度】
7度以下 アルコール強めなのがどうなるか分からないが、とりあえず冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、甘いモモからだんだん青りんごのような果実香に変化し、石灰のようなミネラル、キンモクセイから菩提樹に変化するフローラル、ミントのようなハーブなど、複雑性があって楽しめます。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、爽やかな果実感が穏やかに広がり、スレンダーなボディが流れるように続いて、やや強めの苦味とアルコールの辛さが出てきて、乾く印象でフィニッシュ。

飲み始めはスッキリした爽やかな心地よい味わいなのですが、その後に苦味とアルコールの強さが出て、辛い感じになりますね。
飲み進むと変わってくるかもしれませんが、第一印象はかなり良いです。

フレッシュで複雑性を持っていて、ナチュラル感もあり、ワインとしての佇まいが良いですね。
このままの印象で最後まで続いたら、ワンコインの中でも抜群に良い方だと思います。

今日の晩御飯は「ゴーヤチャンプルー」。
このワイン、苦味強めですが、ゴーヤの苦味との相性がポイントです。

実際に合わせてみると、ゴーヤとも喧嘩せずにワインが穏やかに包み込みます。
柑橘系の爽やかさがあって、ドライで軽めなので、食事には合わせやすそう。

食事を飲み込んだあとにワインだけで飲んでも、リフレッシュしてくれるとても良い働きをします。

ミントチョコがあったので合わせてみたら、アッパーなアゲアゲな印象で良く合いました。
真夏のパーティみたいな感じ?

大人しくて清楚な感じかと思ったら、意外と弾ける要素も持ってますね。
まだまだ若いので、環境によって大きく変化するようです。

食事が終わってワインだけになっても、モヒート的な感覚で美味しく飲めますね。

このワイン、セブンイレブンにあった赤は753円だったので、税抜き499円というのはOKストアだけのセール価格だと思いますが、これでワンコインだったら家に常備しておきたいくらい。

フレッシュなグリーン感が強くて、初々しく、ナチュナルで清楚な印象。

人に例えると、一気にブレイクした時の剛力彩芽みたいな感じでしょうか。

良いワインですね~、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

【スペインの有機ワイン】 ムレダ・オーガニック・ブラン 白 750ml】

※サイトより引用
スペインの有機農業認定団体「CAAE」よりオーガニック認証を受けたぶどうを使っています。バランスのとれた、新鮮でフルーティーな味わいの白ワインです。
パスタやパエリヤ、サラダ、シーフード料理に良く合います。
酸化防止剤  亜硫酸塩
1000円以下のおすすめワイン

2016/07/08

ムレダ ティント オーガニック 2015

ムレダ ティント オーガニック 2015
ムレダ ティント オーガニック 2015
Mureda Tinto Organic 2015

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

セブンイレブンで、753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ガリーグ、ドライハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>黒胡椒、エーテル香
香りの印象:スパイシー、アルコールの印象がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽め、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
すっきりした爽やかな味わい、上品でナチュラルな印象

【供出温度】
14-16度 細身のスッキリしたボディなので少し冷えていたほうが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、スパイスが中心で、南仏的なガリーグやドライハーブ、グリーン系のスパイス、若い黒い果実、揮発性のある消毒用アルコールのような印象もあります。

味わいは、軽めでスッキリしたアタックから、品の良い果実感と甘み、おだやかな酸がふんわりと広がり、細身のボディがスーッと続いて、少し乾く印象でフィニッシュ。

穏やかで品の良いワインですね。
ハーブやスパイスの印象も特徴的で、第一印象はかなり良いです。

わりと甘みがあるのですが、重くなってません。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の「ハンバーグカレードリア」。
合わせると、ワインがコテンパンに負けてしまいますが、食事にリズムを与えてくれるというか、テンポが良くなる感じで食欲を促進します。

おつまみの「ストリングチーズ スモーク味」とはまったく絡みません。
プロセスチーズを否定する感じ、というか香料のようなスモーク香が合わないポイントでしょうか。

素直な印象なので食事とも合わせやすそうですね。
軽めでスパイシーなので、豚肉を使った中華料理なんかどうでしょうか。
麻婆豆腐とか合いそうな気がします。

人に例えると、素直でナチュラルな、すっきり背筋の伸びた若い女子って感じ?
黒木 華(くろき はる)さんをイメージしました。

良いワインだと思います。

<POPのテキスト>

スペイン政府公認・有機農業促進団体CAAE基準をクリアー。
化学肥料不使用
100%ワイナリーが所有する欧州最大のオーガニック畑で収穫されたブドウのみを使用し造られています。
テンプラニーリョ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/04/19

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
ヴェラタ メルセゲラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
VELATA MERSEGUERA SAUVIGNON BLANC 2015

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、ちょっと大人しい印象

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、熟した果実、グリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、ハチミツ、硝煙
香りの印象:ちょっと過熟した印象がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:やさしい
苦味:控えめ
バランス:ややふっくらした印象
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり爽やかじゃない苦味のある果実

【評価】
軽めで穏やかな飲み口ながら、アルコールは強めで後味は辛い

【供出温度】
7度以下 温度高めだとちょっとボケる印象かも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、ちょっとくすんだような地味な印象。

香りは、ちょっと過熟して傷みかけたくらいな果実感、ハチミツやカラメル、硝煙、硫黄、畳のようなグリーン香もあります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、シンプルな果実感と酸味が戸惑い気味な感じで広がり、ふっくらしたボディにえぐ味とアルコールの辛さ、苦味が強めにでて、ちょっと乾く感じでフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランなのにイマイチ爽やかさがないというか、全体的にくすんでるような印象ですが、まあそれなりに美味しいかな。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのボンゴレビアンコと、スーパーのグリーンサラダとポテトサラダ。

冷凍パスタのボンゴレビアンコには、ダメダメカップル的な合い方で、お互いをなぐさめあうような雰囲気。

ポテトサラダとグリーンサラダにはお茶っぽい合い方をします。
苦味が強めに出ますが、爽やかさがあって悪くないかも。

おつまみのベビースターラーメンは苦味がケンカしていまいち。
揚げ塩ピーはギリギリOKなので、油脂分が欲しくなるワインなんでしょうね。

ワインだけになっても大丈夫で、さらに温度上がってもそこそこ問題ありません。

人に例えると、見た目地味なんだけど、人付き合いが良くて、意外と評判のいい若い男子みたいな。

ワンコインとしては許容範囲でしょうか。
また来年も飲んでみよう。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/08

ロス・モリーノス 赤 NV (2016年購入)

ロス・モリーノス 赤 NV
ロス・モリーノス 赤 NV
LOS MOLINOS RED NV

スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底が見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、血液、燻製肉、カラメル、ややケミカル
香りの印象:ややケミカルで、熟成香がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした
タンニン分:サラサラした、ちょっと収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
加熱したジャムや、濃縮ジュースのような印象

【評価】
軽くて落ち着いた味わいながら、タンニンが効果的に締めてくれる

【供出温度】
10-13度 あまり冷やしすぎると渋みを強く感じそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、紫がかった若々しい色調の明るさのあるルビーで、少し輝きがあります。

香りは、ジャムや干しぶどうのような加熱された果実や濃縮果汁、血液や干し肉、カラメル、のような印象。

味わいは、軽めのアタックから、落ち着いた果実感がじわっと広がり、しっかりした酸味が支えた後にタンニンがキューっと締めて、すぐにフィニッシュ。

ちょっとえぐ味の残る印象ですが、ライトなまとまりとしては、構成がしっかりしている感じです。

酸味と渋みがしっかりしているので、軽くてもメリハリのある味になっていて、甘みと果実味は抑えめ。
全体的にちょっと地味で大人しい印象なのですが、主張はしっかりしていて好印象です。
なぜかお笑いトリオ「東京03」のボケ担当、豊本明長をイメージしてしまいました。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
合わせると、すーっと馴染んでさっぱりしてくれる、とても良い仕事をします。

暴れる食事をすーっとおさめるみたいな。

おつまみの、「スモークタンスティック5種のチーズ」は、ちょっとお見合いするようなギクシャク感があります。
豚肉は赤ワインには合わせにくいですが、このスモークタンスティックも豚肉のタンですね。
ミックスナッツにも何となく合いません。

このワイン、ワンコインですが、食事と合わせたくなるタイプですね。

軽めなので和食に良さそうで、筑前煮とかの煮物、照り焼き系全般、焼き鳥、肉じゃがくらいでも大丈夫かも。
家庭料理のピザやパスタ、カレー、ハッシュドビーフ、ハンバーグくらいにはしっかり合いそうです。

ワンコインでは良い選択肢だと思います。

人に例えると、派手じゃないけど、とても社会の役に立っている、素朴で純情な真面目な若者みたいな感じでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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