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2008/07/13

スラ・ヴィンヤーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(インド)\1764
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000 C
・カタラット・ビアンコ(伊:シチリア州アルカモ)\924
・アイレン(スペイン:テーブルワイン)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

スラ・ヴィンヤーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2007 ボトル ラベル
【外観】
淡い色調。
グレーが強く色味が弱い。
ちょっとオレンジの色味がある。
フチにちいさな気泡が見られる。
粘性は弱い。

【香り】
シュールリーのような、熟成由来の香りの印象が強い。
やや熟したような果実香。
グラスを回すと少しチーズのような発酵香。
グリーンのハーブの印象もあり。

【味わい】
しっかりした酸味。
ちょっと舌にピリッとくる感じがある。
苦味というか塩味のような印象あり。

【判定】
色味が弱く、グレーな外観は、イタリアかスペインっぽい。
粘性が弱く、若干気泡が見られるので、イタリアの印象。
香りもフルーティさが弱く、ややクラシックな味わい。
しかも少し価格的には安い印象。

ファイナルアンサーで、カタラット・ビアンコ
で、ブー

なんとソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
スラ・ヴィンヤーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
SULA VINEYARDS SAUVIGNON BLANC 2007

インド:マハーラーシュトラ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

京橋ワインで、1764円で購入。

新世界のソーヴィニヨン・ブランのイメージとは全然違いました。
歴史のある産地で作られたワインのような印象を受けます。

いまどきの流行の味わいじゃないんですよね。
フルーティさは少なく、ちょっと生っぽい印象もあります。
時間がたつとようやく、ソーヴィニヨン・ブランらしい、スモーキーなグリーン香を感じます。

今日の晩御飯はタンドリーチキン。
(それでインドワインか!もっと早く気が付けばよかった・・)

実はこの取り合わせ、実に良く合います。

インドつながりだから気のせいかな、と思って何度か試してみましたが、やはり合うんですよね。

スパイシーさにレモンっぽい酸味が効いてとても美味しいです。
タンドリーチキンなので、ヨーグルトが入っていますが、これがよく馴染む要因みたいです。

白ワインでタンドリーチキン合うものはそんなに無いかと思いますが、これはおすすめですね。

スパイシーな料理に合いそうな感じはさすがにインドワインって感じ。

一度試して見ることをおすすめします。

2008/06/28

スラ・ヴィンヤーズ・シュナン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(仏:ブルゴーニュ)\2280
・ソーヴィニヨン・ブラン(インド)\1764
・シュナン・ブラン(インド)\1449
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

スラ・ヴィンヤーズ・シュナン・ブラン 2007 ボトル ラベル
【外観】
やや淡い黄色。
色味が薄く、グレーっぽい。
ほんのりグリーンもある。
粘性はやや強い。

【香り】
甘いシロップ漬けの、コンポートのような果実香。
わずかにグリーンの香り。
果実香が主体で、他の要素はあまり感じない。

【味わい】
中辛口くらいの甘さ。
酸味がしっかりしていて、甘さとのバランスが良い。
後味もクリーンですっきりしている。

【判定】
若そうで、色味が薄い感じは、インドの2種か。
グレーっぽい色調はシュナン・ブランっぽい。
香りはコンポートのような甘さに、わずかにグリーン香。
デザートワインを思わせる香り。
飲み口は甘く、これはもう決定的か。

ファイナルアンサーで、シュナン・ブラン
で、ピンポン

【総評】
スラ・ヴィンヤーズ・シュナン・ブラン 2007
SULA VINEYARDS CHENIN BLANC 2007

インド:マハーラーシュトラ州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シュナン・ブラン

京橋ワインで、1449円で購入。

クリーンですっきりとしているシュナン・ブラン。
やさしい甘さもあり、第一印象は悪くないです。

飲み進むとやや力の無さが気になってきます。
甘さもやや重くなってきますね。
時間とともにバランスが悪くなってくる感じでしょうか。

シュナン・ブランってなかなか評価が難しい品種ですよね。

一定のレベルはクリアしているワインだと思いますので、あとは好みの問題でしょうか。

2008/06/22

スーラ・ヴィンヤード レッド・ジンファンデル 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・ジンファンデル(インド)\1659
・メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:プルミエ・コート・ド・ブライ)\1390
・カリニャン(仏:コルビエール)\1200
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

スーラ・ヴィンヤード レッド・ジンファンデル 2007 ボトル ラベル
【外観】
濃い外観。
深い透明感で、そこは見えないくらい。
色味は若々しく、フチには赤味が強くみられる。
粘性は強く脚がいつまでも残る。

【香り】
焦げ臭。
コーヒーやチョコレート。
ちょっとケミカルでなめし革のような印象。
ちょっと野性的な動物香。
フォクシーぽさがある。
ヴェジェタルでグリーンの香りも強い。

【味わい】
甘みがあり、フルーティでまろやかな口当たり。
フルボディで、濃厚な味わい。
酸味がしっかりとしているがタンニンはまろやか。
余韻は6~8秒くらい残る。

【判定】
濃い外観なので、ボルドーはちょっと違うか。
またフチの赤味が強いのはオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンっぽい。
香りは濃縮感があり、樽の影響を強く感じるが、グリーンっぽさが強く、ここでもカベルネ・ソーヴィニヨン

の印象。
口当たりもまろやかで、フレッシュなジューシーさがあり、フランスよりは新世界ワインの印象。
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨン以外ではインドのジンファンデル。
ジンファンデルの特徴をつかんでいないが、たしかもうちょっと軽かったような・・

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

ジンファンデルでした。

【総評】
スーラ・ヴィンヤード レッド・ジンファンデル 2007
SULA VINEYARDS RED ZINFANDEL 2007

インド:ナシク
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:レッド ジンファンデル

京橋ワインリカーショップから、1659円で購入。

ジンファンデルの特徴として感じられるのは、野性的な動物香と生っぽい果実味、スパイシーさも強いですね。

スパイシーで、ちょっと野蛮な印象のカベルネ・ソーヴィニヨン、って感じでしょうか。
飲み口の甘さとフルーティさも今まで飲んだ中では共通項のようですね。

ちなみにこのワインは、万人受けしそうな、フルーティでカジュアルな味わいです。
丁寧に作っている印象を受けますね。
人気があるみたいですが、分かる気がします。

ちょっとブドウジュースが混ざっているような、発酵途中で止めたような、ブドウの生っぽさを感じますが、嫌味はありません。

フレッシュでジュースっぽい飲み口ですが、スパイシーな香りが強くて、ちょっとインドっぽさを感じてしまいます。
今度、カレーと合わせてみたいですね。

ただ、若干、1500円を超える価格設定は高いような気がします。

インドのワインって事で話題性があるので、ちょっとプレミアがついているのかな、って印象です。

とはいえ、話題性があって、丁寧に造られている印象のワインなので、話のネタに飲んでみるのもいいかもしれませんね。

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