CLAUDE VAL ROUGE 2014
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%
リカーランドトップで、税抜き850円で購入。
【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかったフチをした、黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野ばら、ブルーベリー、
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、メントール、ジビエ、カラメル
香りの印象:華やかさがあり複雑
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:なめらか、溶け込んだ
バランス:ややふっくら、流れるような
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:かすかに続く
【フレーヴァー】
チャーミングな果実味とスパイシーさ
【評価】
優しくチャーミングで幸せ感たっぷりな味わいだけど、ワインとしての品格を持っている
【供出温度】
10-13度 少しひんやりしてるくらいが良さそう
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。
香りはフローラルでスパイシー、ちょっと香水のようなフローラルに、メントールやシナモンのようなスパイス、黒い果実、カラメル、生肉、など華やかさあり複雑性があります。
味わいは、なめらかで優しいアタックから、チャーミングな果実感と甘みがじわっと広がり、ふくらしたボディを酸がしっかり支えて長めに続き、えぐ味と乾く印象が出てくるものの、ジューシーさを保ったままフィニッシュ。
レ・ドメーヌ・ポール・マスのこのシリーズは何度か飲んでますが、さすがの品質というか貫禄がありますね。
グラスに入れたばかりだとちょっと青臭い感じがありますが、少し時間が経つと香りが開いてきます。
ワインだけで美味しいですね。
セーブしながら飲まないと、ついつい飲み過ぎてしまいます。
余韻がいいんですね~。
後味の果実感がとても心地よいので、またグラスに手が伸びます。
ニューワールドのような強い果実味ではなく、控えめだけど効果的みたいな。
心地が良いというのが一番当てはまる言葉かもしれません。
今日の晩御飯は、豚丼っぽい味付けの豚肉とキャベツと玉ねぎの和風の煮物。
合わせると、ピッタリフィットはしませんが、ワインが大人な対応で合わせてくれます。
おつまみで、薄皮付きの揚げ塩ピーに合わせると、苦味と塩気がケンカするかと思いきや、意外と大丈夫。
ワインだけでも美味しいですが、合わせる食事の幅も広そうです。
温度が上がってきても、チャーミングな果実感は変わりません。
人に例えると、陽気でニコニコ微笑んでいる、褐色の肌のかわいい女の子みたいな印象で、太陽のイメージがありますね。
コストパフォーマンスの高い、良いワインだと思います。
■楽天ショップへのリンク
クロード・ヴァル 赤 [2015]赤ワイン ミディアムボディ 750ml フランス ラングドック・ルーシヨン I.G.P.ペイ・ドック Claude Val Rouge レ・ドメーヌ・ポール・マス
※サイトより引用
オランダTOP100に選出!これぞ旨安!!決定版
南仏の魅力がぎっしり。デイリーで飲める本格派!
相反する才能を持ち合わせた稀有な生産者
新進気鋭の若手生産者として登場して十余年、当時無名であったワイナリーを、今や揺るぎ無い地位にまで育て上げた「レ・ドメーヌ・ポール・マス」社のジャン・クロード・マス氏。
「年間総生産量約900,000ケース(2008年末時点)という規模を誇りながら、その品質にかける情熱はどんなこだわりを持つ生産者にも負けない」
「土に根ざした醸造家として、そして時代をリードする経営者として、飲む人の心に届くワインを造り続ける」
価格の面では気軽にお楽しみいただける“デイリー・ワイン”のレンジにありながら、一口飲めば誰もがそのクオリティに唸る。
そんなジャン・クロード氏のワインは、世界のマーケットから支持を集めており、その挙げればキリがないほどの輝かしい評価・受賞歴の数々が、何よりも彼の生み出すワインのクオリティの高さを物語ります。
クロード・ヴァル ルージュは南仏の豊かな気候を表現した赤ワイン。フルーティなアロマと豊かな果実の味わい、軽快な口当たりが心地よくカジュアルなシーンにぴったりです。
受賞歴
(2012)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2013 金賞
(2009)コンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ラングドック 2010 金賞
2 件のコメント:
これの白。そちらは単行本で激奨でしたので、ヤオコーで両方購入して飲んでみました。確かにこの価格帯のわりに薄くはなく複雑な果実味が豊か。酸もタンニンもマイルドでおいしく飲めるバランスの取れた高CPのワインと言う評価に全く同意します。ただ、果実味の強さがワイン単独なら楽しめるのですが、料理には合わせるとなるとちょっと難しいかな…。それにしても、最近ラングドック産の千円以下ワインを集中的に飲んでいますが、ボルドー産だと2千円出してもどうかな?ですが、こちらはあまりはずれがなく満足度高いです。これまでのところマイベストは、ヴィラ・ド・パンの白です。ジュピターでセールだったので試してみたのですが、あまりの旨さにびっくりして半ダースまとめ買いしています。赤やピノもおいしそうです。今後はFTAの恩恵でフランス産もやや値下がりしそうですね。ますます西野さんのお手軽ワイン紹介に期待します。
石川浩さん
コメントありがとうございます!
伝統産地とニューワールド、それぞれ良さがありますが、ラングドックは両方の良さを持っていますよね。
ヴィラ・デ・パン ピノ・ノワールは2007年のものを飲んだことがありますが、若干食事に合わせにくいけどコストパフォーマンスは高いという感想でしたね。
http://tnishino.blogspot.jp/2008/08/2007.html
もう10年も前なので、またぜひ飲んでみたいと思います!
おいしいワイン情報よろしくお願いします。m(_ _)m
コメントを投稿