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2020/11/23

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2020


ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2020

Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2020

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

リカーランドトップで、税込み2,198円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、フローラル
<香辛料・芳香・化学物質>炭酸や酵母、ちょっと有機溶剤的な揮発性のある印象
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め、マセラシオン・カルボニックの印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖を感じる
酸味:柔らかい、穏やか、
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め(に感じる)
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
優しい果実感とスパイス

【評価】
フレッシュで活き活きしているが、穏やかな印象でまとまっている

【供出温度】
10-13度 ※今年はちょっと温度高めの方が美味しいかも

【グラス】
中庸 ※温度変化を香りを楽しむ

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ピンクがかった紫色で若々しく、深い透明感のある濃いルビー。

香りは、赤い果実、キャンディ、フローラル、酵母や炭酸、揮発性のあるマセラシオン・カルボニックの印象。

味わいは、柔らかいアタックから、フレッシュな果実感と穏やかで優しい酸味がバランス良く広がり、タンニンも溶け込んで柔らかく、少しふっくらしたミディアムボディが長めに続いて、ジューシーなフィニッシュ。

今年のジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーボーはかなり印象が変わりましたね。

フレッシュなのにまろやかで飲みやすく、ヌーヴォーによくある刺々しさがなくてバランスがいい感じ。

マセラシオン・カルボニック特有のキャンディ香はしっかりありますが、ボージョレ・ヌーボーのアイデンティティなので、このあたりは好き嫌いになってしまいますね。

ここ数年の感想は

2019:ドライで渋みやえぐ味が残るタイプ。
2018:ナチュラル感があるものの香りがイマイチ。
2017:ニューワールド的なまとまりだけどワインとしてはイマイチな印象。
2016:えぐ味と渋みの残るキレのないフィニッシュ。
2015:華やかでジューシーだけど後味が重い。

と、あまり良い印象ではなかったのですが、今年はまろやかで飲みやすくなっているうえに、後味もスッキリした印象です。

肩の力が抜けた自然体で、すーっと体に入ってくる印象。
出来の良いオーガニックワインのような素直な味わいで、ほんのり甘みがあって全体のバランスに影響を与えているようです。

甘みのあるタイプは飲み飽きてしまうことが多いので、もうちょっと飲み進んでみます。

バランスは良いのですが、ジュースのような印象もあって、食事と合わせにくいタイプかも。

おつまみのバジル入りのポークソーセージに合わせるとワインが完全に負けて水のようになります。

チョコレートに合わせてみましたが、ワインの渋みが少ないので、意外と合いますね。
お菓子やおつまみに合わせやすいパーティワインの印象でしょうか。

アルコール度が13%もあるのに、9%くらいの低アルコールワインのようなイメージでスイスイ飲めてしまうので要注意ですね。

500円程度で買えるワインの品質がどんどん上がっていて、2,000円を超えるワインに手を出す人も減ってると思いますが、このワインも2,000円以上の金額を出す価値があるかと言われると、なかなか難しいですね。

ただ、時間とともに香りが強くなってきて、このあたりはやはり低価格のワインとは違いますね。
ボージョレ・ヌーヴォー好きな人にはおすすめできるワインだと思います。


 

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


2018/12/01

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2018


ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2018
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2018

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

リカータイムの通販で、 1,919で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しいピンクがかった色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>いちごキャンディ、赤い実の果実、、フローラル、ミントっぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>ややミネラル感、還元香?
香りの印象:若々しい、マセラシオン・カルボニックの印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果実由来の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:スマートだが、メリハリがある
アルコール度:中程度
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
いちごジャムのような果実感

【評価】
フレッシュでイキイキした味わい、軽めだがバランスがよく、タンニンが効果的に締めてくれる

【供出温度】
14-16度(冬場)冷えていても美味しく飲めるがややタンニンがきつく感じるので、ほんのり冷えているくらいが良さそう 

【グラス】
小ぶり、中庸 ※香りが飛びやすいみたいなので早めに飲み切る

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクがかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、キャンディ香がメインで、いちご、ミント、フローラル、など華やかだが、ちょっと還元的な印象もあります。

味わいは、軽めのアタックからフレッシュな果実感と酸味が元気よく広がり、スムースでクリアな心地よい印象のあとに、タンニンがキューッと締めてきてきてじわっと味わいを残してフィニッシュ。

ここ数年のものからだいぶ変わっている印象がありますね。

色は濃くて、ここ数年続いていたニューワールドのフルーティで濃いワインのような印象かと思いきや、とてもクリアでナチュラル、すーっと体に沁みるような感じ。

ちょっと炭酸を含んでるような感じが元気の良さとフレッシュ感を与えていますが、それがこのワインの長所になってて、ワインになりそこねのナマっぽい感じになりやすい新酒の特徴が良い方向にふれています。

タンニンが強めでえぐ味が残るのですが、ベースというか基本はとても素直でナチュラルな印象です。

ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーでナチュラル感を感じたのは初めてかもしれませんね。

ただ、今年は香りがイマイチ。
最初はキャンディ香中心でその後もあまり開かず、時間が経つと還元的な鉱物的な印象になって華やかさは無くなります。

今日の晩御飯は自家製おでんだったので、イマイチ相性は良くなかったのですが、ボージョレ・ヌーヴォーあまり好きじゃないカミさんも、このワインはちゃんとワインらしくて美味しいと言ってました。

おつまみでゴルゴンゾーラとオレンジマーマレードをクラッカーに乗せたものはとても良い感じで合いました。
オリーブとか生ハムとかクリームチーズとか合いそうですね。

ワインはどんどん進化してますが、ボージョレ・ヌーヴォーもやはり進化していると感じました。

そもそもボージョレ・ヌーヴォーが嫌いなひとにはダメかもですが、季節感があって、フレッシュ感があって、とても良いと思います。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


2016/08/21

ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014

ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014
ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014
Louis de Beaumont Chablis 2014

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

OKストアで、税抜き1392円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、レモン、菩提樹、グリーン系ハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、硝煙、クリーム
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:強烈に強い、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フレッシュ、ミネラル感がある

【評価】
すっきり爽やかな柑橘系の果実味に、強烈な酸味がアクセントになっている

【供出温度】
8-10度 冷やし過ぎるとちょっと酸味がキツいかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、シャブリらしいミネラルや硝煙、柑橘系、グリーン系のフローラルやハーブ、クリームっぽさもあります。

味わいは、やや強めのアタックから、フレッシュな果実感と強烈な酸味が広がり、爽やかな印象が続いて、軽くえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、強烈な酸味がポイントですね。

香りにクリームっぽさがあって、マロラクティック醗酵をしているワインかと思ったのですが、酸味は強いリンゴ酸が残っていて、マロラクティック醗酵していないイメージです。

「シャブリらしさとは何か?」という議論は昔から絶えませんが、ステレオタイプな、酸っぱいシャブリのイメージでしょうか。
レモンを絞って美味しくなるようなメニューが合わせやすそうです。

一味足りないというか、やや素っ気ない感じもありますが、しっかり冷やして飲むと夏場には良さそう。
とても爽やかでスッキリした味わいですね。

飲み始めはやや強めに感じましたが、飲み進むと軽やかで爽やかな味わいに変わってきます。

今日の晩御飯は自家製の「餃子」と「ブロッコリースプラウトのサラダ」。
餃子はニンニクと肉少なめ、野菜多めのさっぱり味です。

このワイン、レモンを絞ったチューハイみたいな感じで、餃子にも良く合います。
ブロッコリースプラウトのサラダの、ちょっと青臭い感じにも問題なく合いました。

おつまみで「ビアサラミ」に合わせると、方向性が違ってフィットしません。
俗っぽさを嫌うみたいな感じでしょうか。

強い味付けのあるメニューを嫌うみたいで、素材の味のするナチュラルな味付けのメニューが良さそうです。

「カシューナッツ」や「ピーナッツ」はフィットしますが「ジャイアントコーン」と「アーモンド」はちょっと離れる感じ。

このワイン、魅力的な部分があまりないのですが、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

人に例えると、そこそこ美人なんだけど、そっけなくて愛想が無い、って感じ?

1000~2000円のおすすめワイン

2016/05/04

ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013

ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013
ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013
Beaujolais Rose Chateau Cambon 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ・ロゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ100%

リカーランドトップで、税抜き1850円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった黒っぽい色調の、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:強い
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>いちごグミ、キャンディ、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>リキュールのようなエーテル香、カラメル
香りの印象:第2アロマが強め?独特な香ばしさを持っている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、なめらかな
タンニン分:ロゼとしては強めで、やや収斂性がある
バランス:スマートだが、芯の強さを個性を持っている
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:長く続く

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い実の果実

【評価】
スマートでドライ、深い味わいとオリジナリティを持っている

【供出温度】
10度以下 冷やした方が一般ウケして、温度が上がるとマニアが喜ぶ感じ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかった少し黒っぽい色調のサーモンピンクのロゼで、強い輝きとツヤがあります。

香りは、ガメイらしいイチゴキャンディのような印象ですが、深みがあってとても個性的で、レーズンのリキュール漬けのような甘い香りが中心になっています。

味わいは、スマートで素直なアタックから、抑えめの果実感とかすかな甘味、深い旨みが染みわたるように広がって、軽いえぐ味とチャーミングな果実感の余韻を残すジューシーなフィニッシュ。

ガメイの欠点をチャーミングに転換してるというか、ガメイ以外の品種では出せない味わいになっているのではないでしょうか。

ボージョレというと、不味いワインの代表のようなポジションで、確かにこのワインも王道から見るとキワモノなのかもしれません。
でもガメイを知り尽くしたというか、ガメイを愛している生産者じゃないと出さない味わいを持っています。

ロゼなので、さらにガメイの個性が際立っているのかもしれませんね。

香りは、まとわりつくような甘いキャンディと香水を混ぜたような感じで、口に含んでもその香りが残るのですが、残糖の甘みと香りがうまくバランスを取りながら相乗効果をもたらしているような印象です。

これはワインだけでどんどん飲んじゃいますね。
美味いというより、ハマる感じ。

人に例えると、美人じゃないけどチャーミングで魅力的な女性で、奥深さや陰の部分がさらに魅力を増している、って感じ?

今日の晩御飯は、自家製の唐揚げと餃子。
タイの調味料「スイートチリソース」で唐揚げはいただきました。

このワイン食事と合わせると、個性がすっと引いて、食事を引き立てる側に回ります。
唐揚げも餃子も、とても良い感じで合いました。

柚子胡椒も使ってみましたが、まったく問題ありません。

「クリームチーズ シャルドネ味」に合わせると、チーズのにせもの感が出てアウト。
ちゃんとした食事じゃないとワインがもったいないですね。

税込み2000円のワインと考えると、人によっては高く感じるかもしれませんが、とても魅力のあるワインなので、またビンテージ違いなど飲んでみたいですね。
個人的には、ハマってしまったワインです。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】ボジョレー ロゼ 2014 マルセル ラピエール(シャトー カンボン) 750ml [ロゼ]Beaujolais Rose Marcel Lapierre Ch Cambon

※サイトより引用
セニエ方式によって作られるロゼ。畑では、化学肥料や除草剤・殺虫剤を一切に使わずに葡萄を栽培。厳しい選果を行いながら収穫した葡萄は、天然酵母のみで発酵される。発酵が始まり2日目頃に美しいロゼ色になった時点で、木樽の発酵槽から果汁の一部を抜き出した後、発酵を続ける。やや深めの色合いのロゼ。イチゴの様なピュアな赤い果実の香り。爽やかなミネラルと共にグリセリンから来る僅かな甘みが感じられる。和食、特にお寿司などとも相性の良いロゼ。

2016/04/10

メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014

メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014
メゾン・ルイ・ジラール ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2014
Maison Louis Girard Bourgogne Pinot Noir 2014

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

イオンで、1382円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、底が見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>チャーミングな赤い果実、イチゴ、
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、燻製肉、還元的
香りの印象:まだ閉じている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、優しい
タンニン分:緻密、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
苦味のある赤い果実

【評価】
とても軽いが、ナチュラルでスッキリとまとまっていて、心地良い。

【供出温度】
10-13度 あまり冷やしすぎないで、ちょっとひんやりしてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調ながら少し黒っぽく、底が見えるくらいの透明感のルビーで、美しい輝きとツヤがあります。

香りは閉じた還元的な印象で、よくよく嗅ぐとなめし革や、チャーミングな果実感があります。

味わいは、すっきりした軽いアタックから、上品な果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、甘み少なめのドライながら、すーっと体に染みていくようなナチュラルな印象で、ストンと落ちるようにフィニッシュ。

とても軽いのですが心地よい味わいで、ミネラルウォーターを飲んでるみたい。

今日の晩御飯は、紫蘇入りの肉だんご。
このワインとても落ち着いた印象で、大人な対応で合わせてくれます。

刺し身とか納豆じゃなければ、和食全般に良く合いそうな気がしますね。

とてもシンプルなミニマムなまとまりで、時間が経っても香りは開いてきません。

いろいろなものをそぎ落として、リーズナブルにまとめている、といった感じでしょうか。
ユニクロや無印良品みたいな感じ?

おつまみの薄皮付きピーナッツは、苦味がケンカしてイマイチ。
ジャイアントコーンはワインが負けてしまいますね。

半田ファームのナチュラルチーズ、「オーチャード」はあまり主張の強くない穏やかな味わいなので、このワインとの馴染みがとても良いですね。
静かに深く語り合うような合い方をします。
あまりに控えめなので、料理によってはワインが完全に消えてしまうケースがありそう。

1000円台前半で買えるブルゴーニュは数少ないですが、その中では納得感のある1本だと思います。
人に例えると、質素な服装をした、おしとやかで控えめな美人みたいな。

個人的にはこのワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/02

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014
ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2014
Domaine Hamelin Petit Chablis 2014

フランス:ブルゴーニ地方:A.O.C.プティ・シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

リカーランドトップで、税抜き1199円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付が弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、グリーン系のハーブ、
<香辛・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル、貝殻、硝煙、クリーム
香りの印象:ミネラル感が強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:溌溂としていながらまろやか
アルコール:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系の果実

【評価】
フレッシュでフルーティながら軸がしっかりしている、ややアルコールと甘みが重い印象

【供出温度】
8-10度 温度低めでカジュアルに果実感を楽しむのと、温度上がってからしっとり楽しむ2タイプありそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は少し淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、白い小石や貝殻のようなミネラルの印象が強く、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、グリーン系のハーブ、時間が経つとバタークリームの要素が出てきます。

味わいは、やや軽めのアタックから、爽やかな果実感と心地良い甘みがふんわりと広がり、優しい酸味とコクのある苦味がしっかり支えて、その後アルコールの重さが出てくるもののフィニッシュはジューシー。

温度低めで飲み始めて、最初はカジュアルな果実感と程よい甘みが主体でしたが、時間が経って温度が上がってきたら、ボリューミーな印象に変わって来ました。

今日の晩御飯はアジの南蛮漬け。
お酢を使った料理ってワインには合わないですよね。

やはり、このワインも合いません。

おつまみで、半田ファームのチーズ、オーチャードとチモシーに合わせると、素直にフィットします。

オーチャードは、加熱タイプのプレスチーズで、表面を乾拭きしながら3ヶ月熟成させたセミハードタイプのチーズ。
チモシーは、加熱タイプのプレスチーズで、表面を塩水で拭きながら3ヶ月間熟成させた味と香りがまろやなタイプ。

2つとも、とてもナチュラルでシンプルな牛乳の味がするのですが、ワインも素直な味わいなので、素朴なカップルのような合い方をします。

ココナッツチップスにも合わせると、香りで負けてしまって、合わせる意味がありません。
パクチー味のポテトチップスは、香りで完全に負けてこれも合わせる意味が無い。

シンプルで普通にワインに合う食事が良さそうですね、

最初に感じたアルコールの重さは全然気にならなくなってきました。
ワインだけでもとても美味しく飲みやすいのですが、食事とも合わせやすそうです。

最近は、伝統産地のワインも甘みを効果的に残して、食事なしでも楽しめるタイプを目指しているような印象をうけますね。

人に例えると、育ちは良くて上品だけど、とても親しみやすくフレンドリーで、ほほ笑みを絶やさない女性みたいな。

高級感のあるワインではないですが、この価格はかなりコストパフォーマンス高めだと思います。

■楽天ショップへのリンク

よりどり6本以上送料無料 ドメーヌ アムラン プティ シャブリ 2014 750ml 白ワイン シャルドネ フランス ブルゴーニュ あす楽

※サイトより引用
ミネラル感溢れ、爽やかな味わい
花のような香り、あるいはグレープフルーツのやレモンを思わせる柑橘系の香り。
軽やかで飲みやすく、まろやかな口あたりで、ミネラル感あふれる爽やかな味わいが広がります。
スッキリしてて、シャープなボディで、アフターがとてもキレイ。
軽いタイプですが、フィネスを感じるワインです。
辛口の薫香を放ち、微量のレモンがつんとくる味わい。
「ミネラルのような果実味のしっかりした構造の核を備え、ライトボディからミディアムボディでキレがあり、石のような個性を示し、よく焦点が定まっている。
すがすがしく口の中が爽やかになる、この美味なワイン」(ロバート・パーカー)
ロバート・パーカー氏も「プティ・シャブリとしては、私が試飲した中で最も優れている!」と、プティ・シャブリとは思えない評価を与えています。

2016/01/23

メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013

メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013
メゾン・ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2013
Maison Joseph Drouhin LAFORET Bourgogne Pinot Noir 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

リカーランドトップで、税抜き1580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少し落ち着いた色調の、明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:明るめ、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフラワー、タバコ、きのこ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、ちょっとコーヒー?
香りの印象:落ち着いた、控えめな、やや複雑

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、爽やかな
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな赤い果実

【評価】
ライトでジューシーだが、品のあるまとまり

【供出温度】
10-13度 ライトでフレッシュなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた黒っぽい色調の、少し明るめのルビーで、美しい輝きがあります。

香りは、温度低めのせいで弱いですが、ドライフラワー、なめし革、タバコやコーヒー、きのこなど、深みのある印象。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、ジューシーなフルーツ感と爽やかな酸味が一気に広がり、スマートで上品なボディがすーっと続いて、じわっと旨みと果実感の残るフィニッシュ。

カジュアルでフレンドリーながら、育ちの良さみたいな上品さを持っています。

このワイン、ブラインドで飲んだらブルゴーニュって思わないかも。
印象としてはロワールのピノ・ノワール?
ドイツのシュペートブルグンダーにも近いかも?

とにかく北の産地のクールな印象はありますね。
それでいて、カジュアルさも持ってます。

とてもライトなのですが、世界観がいいですね。
新しいブルゴーニュって感じがします。

スクリューキャップも外側にデコボコのないフラットなタイプで、ちょっと上質感がありますね。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
豚肉と白菜、ウインナー、豆腐が入ってます。

ワインがもったいない感じになるものの、悪くはないですね。
でも、もうちょっと良い食事に合わせたいワインです。

馬肉入りカルパスに合わせるとこれもまったく同じで、ワインがもったいない感じ。

44ヶ月熟成の生ハムに合わせると、これはようやくフォットしました。
熟成された生ハムは赤ワインにもよく合いますね。

ドライフルーツのマンゴーには、ワインが負けるけど、しっかり存在感を残します。

そんなに主張が強く無いので、一般的な洋食だったら合いそうな気がしますね。

人に例えると、育ちが良くて品の良いけど、フレンドリーで人付き合いのいい、お嬢さんみたいな?

このワインオススメです。

■楽天ショップへのリンク

http://item.rakuten.co.jp/tochikame/c/0000000258/

※サイトより引用
味わい:ミディアムボディ
合う料理:カマンベール(白カビ系チーズ)、ローストチキン、スモークサーモン、フィレステーキ
飲み頃温度:15~16℃
味わいはフレッシュでやはりさくらんぼのような酸味と果実味とやわらかなタンニンを持ち、非常に魅力的で好印象を与えます。
SAKURA ワインアワード ゴールド受賞歴!
<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>
■ブルゴーニュの名門
1880年設立。130年以上にわたり、『家族経営』を続けるブルゴーニュの名門中の名門。
古代ローマ壁内側、ボーヌの中心にあり、旧フランス国王のセラーを所有。
■有機栽培の先駆者
1976年、全自社畑を無農薬栽培に、2007年全自社畑を10年かけビオディナミ栽培に転換。
シャブリでは1988年に大手生産者で初の有機栽培導入を果たす。
■エレガントなワイン造り
エレガントでテロワールを反映したワイン造りの追求。40年以上も前から女性が醸造責任者が活躍。
(前醸造家:ローレンス・ジョバール、現醸造家:ヴェロニク・ドルーアン)
[その他]
・世界のワイン産業を牽引する12家族「P・F・V」
(プリムム・ファミリエ・ヴィニ)メンバー
・フランス3星レストラン26軒中・23軒がドルーアンワイン採用(05年実績)
・公式晩餐会採用多数
(例:1994年、昭和天皇のフランス公式訪問の際、エリゼ宮の歓迎晩餐会でシャサーニュ・モンラッシュ マルキ・ド・ラギッシュ
1985:1988年サッチャー首相公式訪問時でもシャサーニュ・モンラッシュ1982 出典:新潮文庫「エリゼ宮の食卓」より )
・ボジョレにおいてG.デュブッフよりも早くボジョレ・ヌーヴォーをリリースした先駆者(MJD1959年、Gデュブッフ1964年)
<自社畑> 合計73ha (全てビオディナミ農法で栽培)
シャブリ37.8 ha、コート・ドール 32ha ( 約70%が特級・1級)
コート・シャロネーズ 3.2 ha

2016/01/01

ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012

ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012
ドメーヌ・オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン アリゴテ 2012
DOMAINE A. ET P. DE VILLAINE Bouzeron 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブーズロン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アリゴテ

リカーランドトップで、税抜き2700円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:オレンジがかっているが若々しさを感じる、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ちょっと酸化したリンゴ、シードル、ナッツ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:温度が低いせいか、まだ開いていない印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:控えめ
バランス:スリムでまろやかな印象だが、ベースはしっかりしている
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
リンゴやシードルのような印象

【評価】
まろやかで穏やかな味わい、ボリューム感は無くボディも弱めだが、ベースはしっかりしている印象

【供出温度】
11-14度以下 期待感として温度高めで美味しくなって欲しい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかった中庸な濃さのイエローで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、ちょっと酸化したリンゴやシードル、石灰のようなミネラルのような印象がありますが、温度が低いせいかあまり香りません。

味わいは、優しいアタックから、抑えめの果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、ドライで強いアリゴテ独特なクセのある酸があって、旨みがしっかり残るフィニッシュ。

何度か飲んだことのあるブーズロンのアリゴテですが、前回の2003年は、最初は酸化した重い印象で飲み進むとスッキリした味わいになったと記録しています。

2012年のこのワインも今の段階では酸化した重い印象があるものの、柔らかい口当たりと旨みたっぷりな感じで、さすがにヴィレーヌって感じ。

やっぱり美味しいですよね~。
なんというか、後味にじっくり旨みが残る感じで、またグラスに手が伸びます。

今日の晩御飯は、ブリの刺身としゃぶしゃぶ。
刺し身って、ワインには合わせにくいメニューですが、このワインはがっちり受け止めてくれます。
もちろんブリのしゃぶしゃぶも大丈夫。

おせちメニューも幅広く受け入れて、酢だこでも大丈夫ですね。
このワイン、かなり和食との相性が良いみたいです。

ちょっと控えめな印象なんですけど、しっかり自分を持ってるみたいな。
博多の女性は男性を立てるけど実はしっかり裏で掌握する、みたいなことを聞いた事がありますが、ちょっとそんなイメージでしょうか。

食事は立てるけど、ワインはブレないみたいな。

飲みはじめてから6時間以上経つと、さすがにちょっと酸っぱくなってきました。

シャルドネのようなしっかりした品質感とは違いますが、アリゴテという品種を味わうという点では、とても素直に品種の良さを出しているのではないでしょうか。

温度は低めの方が良さそうですね。
ドライですっきりした味わいで、ボリューム感はありませんが、深みと存在感を持った味わい。

人に例えると、可愛い系じゃないクールで存在感のあるモデルさんで、松岡モナさんみたい感じでしょうか。

また絶対飲みたいワインですね。

■楽天ショップへのリンク

ブーズロン・アリゴテ[2013]年・ドメーヌ・ア・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ・AOCブーズロンBouzeron ALIGOTE [2013] DOMAINE A. ET P. DE VILLAINE

※サイトより引用
クラスマンで高評価!!ロマネ・コンティのオーナーが造る辛口白ワインに人気ヴィンテージ2013年が登場!!ひたすら一途に手入れされた斜面の畑や健全な樹、抑えられた収量により、テロワールに忠実な良質のワイン!優しく心地よいアロマティックな香り、アリゴテ種特有の清々しい酸味、ブルゴーニュ南部ならではのまろやかな口当りが絶妙に調和しています。ロマネ・コンティが造る白ワイン、しかも人気ヴィンテージ2013年!飲んで頂く価値あり!ですっ!
ひたすら一途に手入れされた斜面の畑や健全な樹、抑えられた収量により、テロワールに忠実な良質のワイン、ごく限られたAOCブルゴーニュの村名ワインの一員にふさわしいものになっています。
2013年はパッションフルーツやピーチの香りが豊かな、こくのある白ワインに仕上がっています。アリゴテ種ならではのすがすがしい酸味とまろやかな口当たりとは少し違っています。 ロマネ・コンティが造る白ワイン、しかもグレイトヴィンテージ2013年!飲んで頂く価値あり!ですっ!
優しく心地よいアロマティックな香り、アリゴテ種特有の清々しい酸味、ブルゴーニュ南部ならではのまろやかな口当りが絶妙に調和しています。生き生きとした、アリゴテに典型的なフレッシュなアロマを持ち、洗練された、果実のピュアさが際立つワインです。
若い間はミネラルに富んだ味わいを特徴としますが、5-7年程度熟成させると、フィネスと優雅な風味を持ったワインへと成長します。太陽に恵まれた美しい葡萄園の風景がまぶたに浮かぶようなワインです。

2014/12/31

ドメーヌ・グラン・ロシュ サン・ブリ 2012

ドメーヌ・グラン・ロシュ サン・ブリ 2012
ドメーヌ・グラン・ロシュ サン・ブリ 2012
Domaine Grand Roche Saint Bris 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.サン・ブリ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

町田の藏家さんで、税抜き2076円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱
外観の印象:若々しいが、オレンジっぽい色味が気になる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>柑橘系、南国系果実
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、クリーム
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:フレッシュ、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系や酸味の強い梨のような果実感

【評価】
爽やかでフレッシュな味わいを、しっかりした酸味とボディがさりげなく支えている

【供出温度】
8-10度 酸味が強くフレッシュなので、しっかり冷やしたくなるが、あまり冷やしすぎると良さが出ない

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、オレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、柑橘系と南国系の果実、ミネラルや白い花、バタークリームのような印象もあります。

味わいは、爽やかでフレッシュなアタックから、しっかりした酸味とボディが支えて、少し長めに続いて、軽いえぐ味と酸味を残した、ジューシーなフィニッシュ。

とても良くまとまっていますね。
オレンジっぽい外観が気になったけど、完熟したブドウの皮の影響かもしれません。

ソーヴィニヨン・ブランらしい、しっかりした酸味と爽やかさをもっていて、角がとれていながら自己主張は持っている感じ。
自分をしっかり持っている大人、って感じですね。

酸味が中心ですが、強さとマイルドさと、さらにフレッシュさのバランスが良くて、ついついグラスに手が伸びます。
なんというか、ワインに語りかけられてるような、なんか「?」な部分があって、「あれ?あれ?」って感じで飲んでしまうんですね。

面白いワインですね。素敵だと思います。
というか、個人的にサン・ブリが好きなんですね、きっと。

今日の晩御飯は、ブリの刺し身と「おせち」のおこぼれ。

ブリは脂がたっぷり乗ってて、刺身醤油で合わせると生臭くもならず、よく合いました。
一緒に飲んだ、日本酒の「上善如水」よりも良かったくらい。

酢だこはさすがに酸味が強くて、一口目は合わないけど、でも最終的に和解するような合い方。
錦糸卵はたまごのヨード香みたいなものが出てダメですね。

年越しそばも邪魔せずによく合って、鶏の煮物や、栗きんとんにもよく合いました。

このワイン、和食に合わせやすそう。
おだやかな感じがいいんですね。

食事が終わって、剣先するめをあぶったものに合わせても特に問題なし。
ピスタチオはバッチリ合います。

ワインだけになっても大丈夫だし、このワイン万能ですね。
しなやかで穏やかな強さを持ってるというか、周りにも合わせられるけど、しっかり自分を持っててブレないみたいな。

最後まで知的な、上質な爽やかさが続きます。
上品だけじゃなくて、何ともチャーミングな魅力も持ってるんですよね。

人に例えると、可愛さをもってる、知的な大人の女性、みたいな感じでしょうか。

次の日に残ったワインを飲んでもほとんど印象が変わりませんでした。
このワインはいいですね。オススメです。

■楽天ショップへのリンク

サン・ブリ[2012]年・ドメーヌ・グラン・ロシェ元詰・蔵出し・AOCサン・ブリ・自然派・ソーヴィニヨン・ブラン100%SAINT BRIS [2012] Domaine Grand Roche AOC Saint Bris

※サイトより引用
ブルゴーニュ辛口白ワイン愛好家大注目!ブルゴーニュで唯一のソーヴィニヨン・ブランのAOC!
シャブリ地区に隣接し、石灰岩がごろごろ転がるアジロアルケールから、自然派リュット・レゾネでソーヴィニヨンブラン100%で造られるこのワインは、ミネラルたっぷり。
口に溢れんばかりの爽やかさで、きれいな果実味とキレのある酸が特徴の究極辛口白ワイン!
しかも造り手は20年前にエリック氏が一代で築いた新進ドメーヌ!
シャブリに共通するミネラリーな辛口!石灰、グレープフルーツ、白い花の香り、広がりのある果実味としっかりとした酸味!
間違いなく現代サン・ブリでも上位に位置すると確信させられる人気辛口ソーヴィニヨン・サン・ブリが少量入荷!

粘土石灰 名の通り、大きな岩を破砕したもの=カルケールが表面にある。5.5ha 東向き斜面 (酸を残すには、南向き斜面は向かない。)
収穫後、すぐにプレスして果皮と種を取り除き、不純物を分離するために、約10度で一日半沈静化。その後25hlと50hlの小さなステンレスタンクを用いてパーセル(区画)ごとにアルコール発酵に移ります。
ソーヴィニヨンブランのきれいな果実味と芳香を引き出すために発酵期間を長くとり16~18度で12日程度発酵させます。コラージュ(清澄化)は行いませんが、珪藻土濾過を行います。
シャブリに共通するミネラリーな辛口。石灰、グレープフルーツ、白い花の香り、広がりのある果実味としっかりとした酸味。

2014/12/13

アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ シャルドネ 2012

アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ シャルドネ 2012
アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ シャルドネ 2012
Alain GEOFFROY BOURGOGNE CHARDONNAY 2012

仏:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の藏家さんで、税抜き1314円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱い、少しオレンジっぽい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>青りんご、桃、
<花・植物>アカシア、針葉樹
<香辛・芳香>シロップ、クリーム
<化学物質>なし
香りの印象:上品で少し青っぽい香り

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールの厚み
酸味:フレッシュ、爽やか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系フルーツ、グレープフルーツ

【評価】
フレッシュで爽やかな柑橘系の味わいながら、アルコール度が高くしっかりしたボディを持っている

【供出温度】
7度以下、8-10度 冷やして飲む美味しさと温度が上がってからの美味しさを両方楽しめそうなタイプ

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、少しオレンジっぽい色調のイエローで、ギラギラした強い輝きがあります。

香りは、爽やかな青りんごや柑橘系のフルーツ、グリーン系のハーブ、シロップやクリームの甘い印象があり、上品なイメージ。

味わいは、少し強めのアタックから、爽やかな果実感と酸味が広がり、アルコールの強めのしっかりしたボディで、ちょっと辛く乾く感じで、えぐ味が残るフィニッシュ。

爽やかさとしっかり感が同居していて、ややチグハグな印象を受けるものの、この価格ではかなりお得なしっかり感を持っています。

リンゴ酸多めに残っているような、強い酸味が特徴ですね。
後味がやや重く感じるのが気になるものの、しっかりしているので、飲み進むと良くなってきそう。

今日の晩御飯は、ミートボールのトマト煮込みガーリックライス添え。
白ですが、しっかりしているので、お肉でも煮込みくらいだったら十分合います。

というかちょうどいい感じですね。
グリルやソテーなどの肉料理は赤が合いますが、合い挽き肉の煮込みだと、しっかりした白ワインくらいでちょうどいいですね。

食事が終わって塩せんべいに合わせても、問題なし。
ビーフジャーキーでもそつなくこなして、ピスタチオはバッチリ合います。

ワインに強さがありながらも、食事にも幅広く合わせやすく、これはいいですね。
オススメです。

■関連リンク

アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2012

2014/12/07

アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2012

アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2012
アラン・ジョフロワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2012
Alain GEOFFROY BOURGOGNE PINOT NOIR 2012

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の藏家さんで、税抜き1314円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた黒っぽい色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、イチゴ、キャンディ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>揮発性のあるハーブ香
<化学物質>少し薬箱
香りの印象:弱めながら、華やかさがある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、緻密な
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ややスパイシーさのある赤い果実

【評価】
ライトでスマートな味わいながら、ピノ・ノワールらしい深みがある

【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めでカジュアルに楽しむのが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、黒っぽい落ち着いた色調で、底がはっきり見えるくらいの明るさのルビー色。

香りは弱めで、赤い果実やキャンディ、ミントやシナモンのような揮発性のあるハーブ香、ちょっと薬箱のような印象もあり、個性的で妖艶な印象。

味わいは、軽めのスッキリしたアタックから、上品なフルーツ感と穏やかな酸が広がり、スマートでクールな印象で流れるようにフィニッシュ。

とても軽めながら、スッキリした上品な味わいで、さらに香りの深みがあり、低価格でライトなブルゴーニュとしてはとても良くまとまっています。
第一印象はとても良いですね。

軽くて美味しいので、ワインだけでどんどん飲んでて、気が付くと結構酔っ払っているかも。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、お昼の残りのキーマカレー。
ブリの照り焼きは、普通だと赤ワインにはなかなか難しいメニュー。

でもこのワイン、全然生臭くもならず、自然にフィットして、さらに自己主張も残す感じで合います。
ブリを一度焼いているので、合うのかもしれません。

キーマカレーは、軽いのでワインが消えてしまうのではと思っていたら、意外と負けずに存在感を残します。
一見穏やかでひ弱そうだけど、いざとなるとかなり強気で、しっかりしてるって感じ。

このワイン、いいですね。

食事が終わって、ワインだけになっても、いままでの戦いはどこへやら、静かな感じで平穏に迎えてくれます。
なんというか、清らかな水、って感じなんですよね。

1500円を切るブルゴーニュって、あまり良いイメージがなくて、このワインも全然期待していなかったのですが、この価格帯ではいままでで一番いいかも、ってくらい。

カミさんも、ブリにもカレーにも良く合って美味しいと、高評価。
でも価格を聞くと、800円。。。

ブルゴーニュって伝えると、じゃあ1400円くらい、という感想で、ほぼ正解。
確かに軽いので、安めに感じるのはしょうがないでしょうか。

ゴーダチーズに合わせると、ホントに清らかな水のようなすっきりした印象だけ残ります。
チーズも浄化されてる感じ?

飲み進むほどに良くなってきますね。
後味と余韻がまたいいんですね。

人に例えると、チャーミングでかわいい小さい女性、見た目はカワイイけどバリバリのビジネスウーマンで、才能がある人、って感じ?
とても良いと思います。このワインオススメです。

■楽天ショップへのリンク

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール [2012] アラン・ジョフロワ【あす楽対応_関東】

※サイトより引用
アラン・ジョフロワは1850年より4世代に渡り続く歴史あるドメーヌ。
ボーヌとパリの中間に位置し、畑はキンメリッジ泥灰土質(ジュラ紀)で南、南西向きの小高い丘に広がっています。
現在では約45haの面積を所有し世代を超えて常に伝統的で家族的な手法を守っています。
テロワールの個性を最大限に生かし、生き生きとした味わいの魅力あるワインを生産しています.
=味わい=
ガーネットの色合い、赤い果実、チェリーなどの複雑な香り。
やわらかな口当たり、素直な赤い果実の味わい、繊細なタンニン。
バランス良く飲み心地の良い赤ワイン。

2014/01/01

ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999

ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999
ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ 1999
Louis Latour Chassagne-Montrachet 1er CRU Morgeot 1999

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCシャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、5380円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ゴールドイエロー
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:成熟度が高い、艶のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バター、シナモン、ユーカリオイル、エーテル、カリン、リンゴ、パイナップル、これから多分開いてくる
香りの印象:木樽からのニュアンス、濃縮感がある、成熟している

【味わい】
アタック:マイルド
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:豊かな、しなやかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがある、力強い
アルコール:強め
余韻:長く続く

【フレーヴァー】
成熟感のある、木樽の印象

【評価】
成熟度が高く、豊か、濃縮し、力強い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸、大ぶり

【総評】
お正月なので、ちょっといいワインを開けてみました。
我が家的には高級ワインです。

外観は、14年の成熟を感じさせる、レンガに近いオレンジがかった色調で、濃く、ゴールドの輝きがあります。

香りは、バターリィでコッテリ系。
揮発性のあるユーカリオイルのような印象と、複雑なフルーツ香、樽で熟成させた蒸留酒のような、厚みのある、力強い香りです。
フレッシュ、フルーティなワインが好きな人にはダメかもしれませんが、とても良いコンディションみたいです。

味わいは、ふわっとマイルドなアタックから、力強い味わいになり、しっかりした酸と、豊かな樽の影響のある香りが広がり、フィニッシュはキレイで、余韻がとても長く残ります。

最近は、フレッシュでフルーティな味わいが好まれる傾向にありますが、これはウィスキーとかに近い、熟成感と樽由来のフレーバーを楽しむようなタイプ。
家庭の食事に合わせるのは相当難しいですね。

熟成感が素晴らしいのですが、我が家的にはこの樽香はダメかも。
カミさんに飲ませたら、やっぱりこのタイプはダメでした。

食事前に、スモークチーズと、貴腐ワイン漬けレーズンチョココーティング、という、ウィスキーに合いそうなおつまみに合わせたら、これはバッチリ合いました。

ナッツも合いそうなので、アーモンドに合わせると、これもバッチリ。
でも、ちょっとウイスキーみたいで、飲み方ちょっと違うかも。

ワインがあまり活きてないですね。
水割りでいいじゃん、って感じ。

チーズが一番ワインの良さが引き出されますね。
ワインだけだとあまり感じない、チャーミングなフルーツ感が顔を出します。

時間が経つと、このワイン、だんだん美味しくなってきました。
食事が入るとグッと良さが出てきます。
果実感も良くなってきました。

フレッシュでピチピチしたワインも美味しいけど、やっぱり熟成したワインも美味しいですね。

白ワインで、10年を超える熟成に耐えるワインって数少ないと思いますが、さすがにルイ・ラトゥール。
5000円を出す価値のあるワインです。

14年熟成なので、さすがにちょっと酸化した印象が出てきますが、ワインがしっかりしているので、ギリギリセーフ。
でもまた、このギリギリ感が、ワインの魅力でもありますね。

樽の印象もだんだんやわらいできて、素直な印象になってきて、リンゴやシードルのような味わいに変化してきました。

いろいろ楽しめるワインです。

少し残ったワインを次の日に飲んでみたら、さすがに酸っぱくなってました。
14年熟成で力を使い果たして、さすがに一晩の酸化には耐えなかったみたい。

でもまた、こういった熟成した白ワインを飲みたいですね。
高いけど。。

■楽天ショップへのリンク

【蔵出し熟成ブルゴーニュ】ルイ・ラトゥールシャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ [1999] Chassagne-Montrachet 1er Cru "Morgeot"

※サイトより引用
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。
ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られています。
今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。
◆コメント◆
近隣のムルソーやピュリニ・モンラッシェに負けない芳醇かつトロピカルフルーツの果実味にあふれ、余韻も華やかで豊かです。

2013/12/21

プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011

プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCサンタムール:11)\2180
(2)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(3)メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:11)\1080

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫色がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:透明感があり底がうっすら見える、輝きがあり美しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:キャンディ、カラメル、バラのようなフローラル、イチゴ、グリーン系のハーブ
香りの印象:華やかで、チャーミング

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:弱めでサラサラした
バランス:ライトでフルーティ、ドライ
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
ライトでドライなフルーツ感に、華やかな香り

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
紫がかった色味の強い色調で、透明感があり、輝きもある。
この中ではガメイが候補。

香りは、キャンディやイチゴで、ガメイ独特な香り。

味わいはライトでドライながら、フレッシュなフルーツ感がある。
軽さの感じとか、ドライさが、ボージョレらしい。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

ガメイは特徴があるので、あまり外しませんね。

【総評】
プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011
POULET PERE&FILS SAINT-AMOUR 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCサンタムール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

カルディコーヒーファームで、10%引き1962円で購入。
元値は2180円。

ガメイ特有の、紫っぽい鮮やかな色調で、深い透明感があって、輝きもあり、キラキラキレイな外観です。

香りは弱めで、まずキャンディのような甘い印象で、次に華やかなフローラル、それからイチゴの香りやハーブ香が出てきます。

味わいは、ライトでドライながら、フレッシュなフルーツ感とほんのり残糖があり、絶妙なバランスで美味しくまとまってますね。
チャーミングで愛すべき味わい、って感じ?

高級感はありませんが、じわじわ美味しいタイプで、個人的には好きなタイプです。

飲んでて、しあわせ感がありますね。
何だか、とってもいい感じ。

今日の晩御飯は、ミートローフ。
合い挽き肉で、野菜がたっぷり入ったもの。

このワイン、ちょっと軽いのもありますが、ちょうど良く合いました。
料理を支えて、持ち上げる感じ。

ガーリックラスクにも良く合って、合わせる食事の幅が広そうです。
香りが華やかなので、和食には難しいかもしれませんが、焼き鳥くらいだと合いそうな気もします。

食事が終わって、ワインだけになっても、特に食べ物が欲しくなることもなく、そのまま飲めるタイプですね。

ガメイ独特の、クセというか、カジュアルな感じというか、2000円超えるワインに対しての期待感という点では、人によっては物足りないかもしれません。

クリュ・ボージョレだから、まず高い、という前提でこの価格でも納得感があるけど、その前提をなくしたら、1000円程度の印象かもしれませんね。

このワイン、食事に合わせるとしあわせ感があって、とても良いのですが、ワインだけで飲むと、ちょっと物足りないかも。
このあたりは好みで分かれるところですね。

人に薦められるかというと、ちょっと微妙な線ですが、個人的に好きなタイプなので、オススメしてしまいます。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)


2013/11/23

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

リカーランドトップで、2280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽい落ち着いた紫の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:ヌーヴォーにしては落ち着いた色調で、かなり濃い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、赤い果実、炭酸の印象、エーテル、揮発性のある香り、イースト、グリーン系のハーブ、ちょっとナッツ?
香りの印象:弱めながら、華やかさと複雑性がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:フレッシュ、なめらか
タンニン分:サラサラした、緻密
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
口当たりはライトながら、ボディは強め。フレッシュ感を楽しむ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
毎年飲んでる、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー。
去年はイマイチな感じでしたが、今年はどうでしょう。

外観はボージョレ・ヌーヴォーらしからぬ、落ち着いた色調で、液面のツヤがあって、粘性も強め。
最近の傾向ではありますが、かなり濃く、グラスの底がギリギリ見えないくらい。

香りは意外と弱めで、華やかさはありますが、今年はちょっと抑えめな印象ですね。
全体的に抑えた感じ?
キャンディ香はあるものの、ハーブっぽい感じもあって、ちょっと大人な、普通のワインのような印象です。

味わいはライトなアタックで、ボリューム感は無いけど、すっきりとして飲みやすいタイプ。
アタックからフィニッシュまで、キレイな余韻で流れていきます。

うん、これは美味しいかも。
飲んでて、しあわせ感があります。

今日の晩御飯は豚の生姜焼き。
バランス的には合うけど、香りが合いませんね。

もうちょっと、ハーブやスパイスが効いているものが良さそうです。
バジルとモッツァレラのパスタやピザだと、とても良く合いそう。

ピスタチオに合わせてみると、ちょっと苦味が強くなるけど、全体的には悪くありませんでした。

食事が終わってワインだけになっても大丈夫ですね。

軽めの仕上がりだけど、バランスがよくて、スッキリと飲みやすいと思います。

やはりジョルジュ・デュブッフは安定感がありますね。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/09/28

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
LOUIS LATOUR BOURGOGNE GAMAY 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ主体、ピノ・ノワールブレンド

リカーランドトップで、1680円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた黒っぽい紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若いが落ち着いた色調、艶っぽさがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ドライフルーツ、プルーン、かび?、カラメル、キャンディ、シナモン、ちょっとエーテル
香りの印象:ひょっとしてブショネ?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、収斂性がある
タンニン分:弱め、さらさらした
バランス:アタックはライトだが、芯はしっかり、アルコールが強め
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
ブショネのような嫌な香りがある。ケミカルで硫黄っぽいので、時間が経つと取れるか?
味わいはシンプルでソリッドだけど、深い旨みを残す。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
色味はちょっと落ち着いた印象ながら、粘性も強く、艶っぽさもあって、期待感はあります。

香りは、ガメイらしい、ドライフルーツやプルーンのような加熱された果実の印象。
ただ、そのあとに、カビ?

鼻を突く、ちょっと嫌な印象がありますね。
ケミカルで、硫黄っぽいので、時間とともに取れるかも。

味わいは、ライトなアタックからまったく膨らまずにそのままストレートにフィニッシュ。
ドライで素っ気ない味わいながら、飲み終わりに、何とも言えない旨みを残します。
ボリューム感はないけど、旨みが広がるような感じですね。

カビっぽい香りはなかなか取れません。
これは、久しぶりの、キレイなブショネかも。

以前、ブショネでまったく飲めなかったのが、ニコラ・ジョリーのサヴニエール。
これがブショネです、って感じの教科書的なブショネでした。

サヴニエール ニコラ・ジョリー 2003

良い生産者ほど、ブショネもハッキリ、キレイに出る気がしますね。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
酢醤油につけるとさすがに合いませんが、餃子だけで合わせると、ワインの香りが餃子とシンクロして、ちょっとスペシャルな印象の料理に昇華します。

オリーブオイルとかちょっとたらすとか、スパイスを加えると、さらに良くなるのかもしれませんね。

このワイン、食事を引き立ててくれるみたいですね。
良いスパイスになる感じ。

食事が終わって、ワインだけになっても、軽めなので問題なく飲めます。
最初に感じたブショネも、特に問題無さそう。

おつまみでストリングチーズに乾燥バジルをふったものを合わせると、おつまみが物足りません。
食べ物を適当に合わせてもダメみたいですね。

ガメイ独特な、干しぶどうのような香りが、個性でもあるし、食事との相性を決定付けるポイントにもなりそうです。

1000円台で買える、ルイ・ラトゥールとしては貴重なワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【お取り寄せ】アサヒビール/ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 750ml

※サイトより引用
■ルイ・ラトゥール(Louis Latour)
ワインの産地としてボルドー地方とともに賞されるブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)としてルイ・ラトゥール社を創設。まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。
また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。
クリュ・ボージョレのガメイ種を主体に、ピノ・ノワール種をブレンドしています。みずみずしい果実味が感じられます。ほのかに樽香があり、甘い果実やコショウのニュアンスがあります。

2013/08/17

ルイ・ジャド ブルゴーニュ・アリゴテ 2010

ルイ・ジャド ブルゴーニュ・アリゴテ 2010
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)マカベオ、ヴェルデホ、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:11)\1080

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがさした、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め→しっかりと感じられる
特徴:リンゴ、シードル、ミネラル、白い花、クリーム、ヴァニラ
香りの印象:若々しい、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープで、強め
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムでドライ
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
スリムでシャープ、キレのある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて、やや輝きのある外観は、アリゴテが候補。

香りは弱めだが、リンゴの印象が強い。
そこにリッチ感のあるバタークリームやヴァニラの印象が入る。
これはしっかり造られたアリゴテッて感じ。

味わいは、シンプルでソリッド。
酸味がしっかり立っていて、アリゴテのイメージ。
ただ酸っぱいだけでなく、しっかりと味わいと余韻が残る。

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ピンポン

さすが、ルイ・ジャドのアリゴテです。

【総評】
ルイ・ジャド ブルゴーニュ・アリゴテ 2010
LOUIS JADOT BOURGOGNE ALIGOTE 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アリゴテ

リカーランドトップで、2260円で購入。

淡い色合いながら、ギラギラとした輝きを持っている外観。
グリーンっぽいのですが、少しオレンジが入っている感じが独特です。

香りは、最初はリンゴ。
それから、ミネラル感とフローラル。
さらに時間が経つと、リッチなバターリィな木樽の印象が出てきます。

味わいは、シンプルでソリッドで、しっかりした酸味。
ボリューム感は無くて、とてもキレのいい、爽快なシンプルさがあります。
それでいて、その酸の奥に旨みがあるというか、アリゴテの魅力を最大限に引き出していますね。

このワインは美味しいですね。

ワインだけでもじわっと美味しいのですが、白身魚のグリルとか、魚介系でハーブを効かせた料理にとかにピッタリハマりそう。
上品な味わいの料理を、しっかりサポートしそうな、紳士的なというか、高品位な印象というか、家庭で飲むには、ややもったいないような印象がありますね。

ワインを飲むと、レストランのポアソン(魚料理)がイメージされる感じ。
これ絶対レストランで飲んだ方が美味しいと思います。

というか、ちゃんとワインに合う料理を作ればいいんですけどね・・・

それで、今日の晩御飯は、メンチカツの卵とじと、豚肉のしゃぶしゃぶサラダ。
ちょっと残念な感じですが、実際に合わせてみると、ワインが実に馴染みます。

このワイン、上品さがありますが、家庭料理にも幅広く合いそうですね。
ワインにあまり主張がないので、料理の邪魔をしません。

高品位なワインの佇まいを残しながら、家庭料理にもざっくばらんにフィットする。
これは意外と貴重なワインかも。

自宅で、ちょっといいワインを飲みたいって時にはいいかもしれません。

でも、シャルドネとかの味わいを期待すると、全然違うので要注意。
アリゴテなので、なんというか、ちょっと異端な感じというか、優しい寛大な心で接してあげる必要があります。

王道の美味しさではなくて、ちょっと異端な美味しさ、でしょうか。

でもこのワイン、個人的には大好きですね。
グラスに少なくなると、樽の印象が強く出すぎる、というのがちょっと気になりますが。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
大分低めに評価したものの、クラシックな味わいで、アリゴテなので、価格当ては難しい、という言い訳。
決して嫌いではなく、むしろ好きなタイプ、という評価でした。

ただ、時間が経つと、ちょっと重くなってきたかな。
香りも樽香中心の重い感じ、味わいも温度が上がると鈍調な感じになってきました。

少し残ったやつを冷蔵庫で保管して、次の日も飲んでみましたが、冷やすと重い感じはなく、スッキリと爽やかで、さらに旨みもあって、美味しい。

やはり、じっくり時間をかけて、温度上げて楽しむタイプじゃないから、温度低めで、グラスに入れたすぐ飲む、という飲み方でいいのかもしれません。

このワインはいいですね。
夏場のパーティとかで、料理がしっかりしているときには、このチョイスはありですね。

■楽天ショップへのリンク

ルイ・ジャド ブルゴーニュ アリゴテ [現行品] フランス/ブルゴーニュ全般/

※サイトより引用
この生産地域は非常に広いエリアであり、このワインにはブルゴーニュ地域全体の広大なエリアのあちこちのぶどうが使われています。このアペラシオンをワインに名付けることが出来る条件とは、その畑がアリゴテ100%で植えられていることです。果実味豊かで爽やかさと適度な柔らかさのバランスがよい白ワイン。
ワインの色は薄く、やや青みを帯びています。香りはさわやかですっきりしており、ぶどう、青リンゴ、レモンを思わせます。このワインはさわやかさと適度な柔らかさとで大変バランスがとれています。
ソルト&スパイシーな、または少しオイリーな料理と良く合います。海の幸、山羊のミルクのチーズ、魚フライ、ハム、ソーセージなどとよく合います。

2013/04/14

レ・タン・ペルデュ サン・ブリ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

レ・タン・ペルデュ サン・ブリ 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ブルゴーニュ地方:AOCサン・ブリ:10)\1920
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(4)マスカット・ベーリーA100%(日本:山梨県産ぶどう使用:NV)\1080

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:南国系果実、パイナップル、青リンゴ、クリーム、ハーブ、ミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、木樽の印象

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:かなり強い、フレッシュ
バランス:力強さがある、シャープ、溌剌とした
苦味:グレープフルーツのような爽やかを感じさせる
アルコール:高め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
フレッシュで、シャープで、力強い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は若々しくて、輝きが強い。

香りは南国系の果実と、ちょっと酸化をイメージさせるリンゴの印象。
ちょっとボルドーっぽい。
この段階では、ソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、強さがあって、強烈な酸味を持っている。
そう、シャブリのような酸味なので、ここでもやはりサン・ブリか。

マスカット・ベーリーAは違う。
トロンテスのライチのようなアロマティックな印象は無い。
スペインは2008年なので、これも違う。

というか、これはいかにも、サン・ブリらしい。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

このサン・ブリはいいですね。

【総評】
レ・タン・ペルデュ サン・ブリ 2010
LES TEMPS PERDUS SAINT-BRIS 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCサン・ブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1920円で購入。

外観は、ややグレーがかった色調で、濃さは中庸。
強い輝きを持っています。

香りは、はじめは南国系の果実の印象が強いですが、時間とともに柑橘系の香りに変化してきます。
そこにクリームやミネラル、青っぽいハーブの印象が混ざって、複雑な印象があります。

味わいは、とにかく「酸っぱい」。
これくらい酸っぱいワインは久しぶりですね。
昔のシャブリを思い出します。

酸っぱいんですけど、そこに味わいがあるんですよね。
10年前くらいのブーズロンのアリゴテもこんな感じだった記憶がありますね。

アルコール度は強めでボディもしっかりしているので、ベースは出来てます。
アタックは、まず強い酸を感じて、あまり膨らまず、スレンダーな感じで細く続きます。

後味は、ややえぐ味が残る印象ですが、酸味が残ってジューシーです。

全体的にはカジュアルな印象ですが、ちょっといいワインを飲んだ満足感がありますね。
素性の良さを感じる味わいです。

それにしても、この酸味、まだこういうタイプのワインが残ってたんだ、って少し驚き。
マロラクティック醗酵してないんじゃない、って感じです。

で、ちょっと調べてみると、やはりマロラクティック醗酵はしてなくて、しかも木樽も使ってないみたい。
シュール・リー熟成をしているみたいなので、そこが木樽の印象と間違ったみたいですね。すみません。

なんでしょうね、このワイン。
メッセージを感じるというか、ポリシーを感じますね。
味わいは清々しいのですが、強い意思のようなものがあって、そこにも清々しさを感じます。

マーケティング発想じゃなくて、自分の作りたいワインを作っているって感じ?

しかし、このワイン、異物が入ってますね。
黒い小さな異物が、結構混ざってます。

それで安かったのかな?

今日の晩御飯は、サーモンのムニエル。
付け合せは、マカロニサラダと、大学イモ。

サーモンのムニエルは、合わなくはないけど、ワインの良さが活かしきれない感じ。

酸味の主張が強いので、生の魚介類とかの方が良く合うのかも。
生ガキとか、ちょっと火を通した牡蠣くらいに合いそうです。

シュール・リーの影響か、ワインだけでも、旨味のようなものがあって、シンプルな酸味中心の味わいのようでいて、意外と深みを持っています。

このワイン、個人的にはかなりのヒットですね。
この生産者のワインをもっと飲んでみたくなりました。

■楽天ショップへのリンク

サン・ブリ・“レ・タン・ペルデュ”・ソーヴィニヨン・ブラン[2010]年・ドメーヌ・デ・タン・ペルデュ元詰(オーナー、クロティルド・ダヴェンヌ女史)・AOCサン・ブリ・グラン・オーセロワ・コンクール・金賞受賞酒SAINT-BRIS Sauvignon“Les Temps Perdis ”[2010]

※サイトより引用
ブルゴーニュ辛口白ワインファン!シャブリファン大注目!ソーヴィニヨン・ブラン愛好家大注目!シャブリ地区内の究極ソーヴィニヨンブラン100%!シャブリの名門、ジャン・マルク・ブロカールの元醸造長が造る、究極サン・ブリAOC!ファーストヴィンテージでいきなり「アシェット・ガイド誌」で★★ダブルスター獲得!!現地メディア賞賛の嵐の究極サン・ブリ!シャブリから直線で10km、なんと西に数kmでAOCサンセールという、まさにソーヴィニヨン・ブラン最適の地!口に溢れんばかりの爽快感!ソーヴィニヨン・ブランにはキンメリジャン土壌が一番合うのではないかと思わせるほどの上品な美しさ、透き通るようにピュアな透明感とミネラルのうまみが特徴のソーヴィニヨン・ブラン辛口白ワイン!が、しかも現地のセラー数ヶ月前の蔵出しで極少量入荷!
3.5ha。平均樹齢20年。ソーヴィニヨン100%。石灰岩質(キンメリッジアンとポルトランディアン)土壌。スクリューキャップです。
口に溢れんばかりの爽快感。ソーヴィニヨンにはキンメリッジアン土壌が一番合うのではないかと思わせるほどの上品な美味しさで、透き通るようにピュアな透明感とミネラルのうまみが特徴です。

2013/02/09

メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008
(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ:08)\1780
(2)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1280
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(4)ティンタ・デ・トロ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ:11)\1190
(5)ガルナッチャ・ティントレラ65%、シラー35%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ:09)\1040

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややオレンジがかった、落ち着いたルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:最初はしっかり感じられるが、だんだん弱くなる
特徴:スミレ、赤身の肉、動物香、ミネラル、黒い果実、プルーン
香りの印象:やや控えめで、華やか

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):上品な甘み
酸味:やさしく、爽やか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:緻密でサラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:長め

【フレーヴァー】
フルーティ(上質でチャーミング)

【評価】
軽めでクールな飲みくち、上質感がある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がしっかり見えるくらいの透明感で、ピノ・ノワールが候補。

香りは華やかさのあるフローラルな印象。
やや硫黄の印象が強く、ミネラル感がある。

飲みくちは軽めながら、スッキリとクールな印象で、ブルゴーニュの上質感を持っている。
ただ、たまにボルドーのメルローが近い時があるので要注意。

さらにスペインも伏兵としては要注意。

ただ、素直に考えると、これはブルゴーニュのピノ・ノワール。

ファイナルアンサーで、ブルゴーニュのピノ・ノワール
で、ピンポン

【総評】
メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008
MAISON ROCHE DE BELLENE BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS VIEILLES VIGNES 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1780円で購入。

軽めですが、飲み口がクールで、好印象のブルゴーニュです。
ブルゴーニュは、気難しいタイプも多いですが、これは素直でスッキリとしたタイプ。

ただ、飲みくちはとてもいいのですが、香りがちょっと弱めですね。
これから開いてくるかもしれないので、期待しましょう。

AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイは、AOCブルゴーニュより少し地域が限定されているので、ちょっと高めです。

コート・ド・ニュイはブルゴーニュでもやや北の方、ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネがある地域ですね。

クールでスッキリした印象が、ちょっと寒い地域を連想させます。

飲む進むと、あれ? ちょっと嫌な香りが出て来ました。
何だろう? 傷んだ果実が混ざっているような感じ?
ブショネまではいかないと思いますが、ちょっと気になります。

今日の晩御飯はサーモンフライ。
さすがに合わないだろうと思ったら、意外と合いました。

昨日の残りのカレーがあったので合わせてみると、ワインが負けてしまってこれはダメです。

おつまみのハモンセラーノに合わせると、塩気が強くなってダメ。
アーモンドも、ワインが負けてしまってダメ。
ピスタチオはワインの渋みが強くなってダメ。
カシューナッツは馴染まない。
ビーフジャーキーは味が強すぎて合わない。

このワイン、食事に合わせにくいタイプ?
軽めの赤身の牛肉とかだといいんでしょうかね?

カミさんに価格感を聞いたら、1680円で、まあほぼ正解。
カミさん好みのタイプで、美味しいと好評でした。

今回合わせた食事は、ほぼすべてダメで、ワインだけの方が美味しく飲めましたね。

最初に感じた、ちょっと傷んだような印象は、時間とともに解決しましたが、香りはそれほど強くはなってこないみたい。

次の日に飲んだら、飲みくちはちょっと酸っぱくなってましたが、香りの華やかさは増してました。

1000円台で、AOCブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイが飲めるってのは、とても貴重なワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【全国送料無料】 ドメーヌ・ド・ベレーヌ ヴォルネイ [2008]750ml

※サイトより引用
ドメーヌ・ド・ベレーヌ&ロッシュ・ド・ベレーヌ
ニコラ・ポテル氏がMaison Nicolas POTELから独立し、Maison Roche de Bellene,Domaine de Belleneを新たに立ち上げ、今回特別に彼自らが選び抜いたCollection BELLENUM(コレクション・ベレナム)のワインが入荷してきました。
このCollection BELLENUM(コレクション・ベレナム)は、知りうる限りのドメーヌとコンタクトを取り、状態が良い事は当然として自らのワイン哲学と同じ、つまり「テロワールをきちんと反映したエレガントさ、フィネスが感じられる自然な味わいを持つワイン」を基準に試飲を重ね、納得できる味わいのワインのみを厳選してリリースしております。
昨年ニコラ・ポテル氏が当店に来てくれた時には何も言っていなかったのですが、その後に自ら設立した「ニコラ・ポテル」より急に脱退してしまいました。
理由ははっきりと分からないのですが、現在ニコラ・ポテル社の親会社であるコタン・フレール社の経営方針と生粋のヴィニュロンで芸術家気質のニコラとでは意見の食い違いが多々あったのではないのかと思いました。 そして彼は「ニコラ・ポテル」という商標はコタン・フレール社に権利があり、何とニコラ・ポテル自身が自分の名前を使えず、別の名称で始めなければならない事になりました。
そのような事からニコラ・ポテルは新たに自身のドメーヌとネゴシアン部門を立ち上げました。

2012/12/24

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)ピノ・ノワール100%(仏:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ:08)\2380
(3)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバローロ:08)\2380
(4)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:微かにオレンジのさした、ルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、明るさのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、イチゴ、赤い果実、張りのあるなめし革、グリーン系スパイス
香りの印象:酸化熟成の段階にある、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:軽やかさがあり、心地良い
タンニン分:緻密、サラサラとした
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
軽めの口あたりだが、華やかさがあり、芯が強い。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前?

【判定】
グラスの底がしっかり見えるくらいの透明感。
この段階では、ピノ・ノワール。

香りも、フローラルとなめし革で、上質なピノ・ノワールの印象。

飲み口も軽めでフレッシュ、キュッとある後味の渋みもピノ・ノワールらしい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

久々に、いいブルゴーニュって感じ。

【総評】
ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
Domaine Michel Gros Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

華やかさがあって、特別な日って感じのする、ワインらしいワイン?です。

カミさんに感想を聞いたら、「ピノ・ノワールらしくて、素直で飲みやすい。2980円くらい。」という評価。

そうですね、最初温度が低かったので、分からなかったのですが、ヒンヤリとしたクールな印象がありますね。
さらに飲み終わりも、スッキリとキレイに消えます。

飲めば飲むほど美味しいブルゴーニュですね。
これはいい。

今日の晩御飯は鶏もも肉のグリル。
塩コショウしてオーブンでじっくり焼いて、醤油と蜂蜜と砂糖の甘辛だれで仕上げたものです。

ちょっとタレに甘みがあるせいか、このワインとはイマイチ馴染みませんでした。
どちらかというと、牛肉の方が合うかも。

チーズのコンテがあったので、合わせてみると、これはジワッと馴染む感じで、悪くありません。

このワイン、ブルゴーニュらしさがありながら、クリーンでクリアでフレッシュ感があって、ワインだけでも爽やかに飲めます。

赤ワインでこれだけ爽やかさを感じるワインは珍しいかも。

良いワインですね。
何もなくても、どんどん進みます。

なんでしょうか、温州みかんを食べてるみたいな、フレッシュ感がありますね。
スイスイ飲んでしまって、このワイン、危ないぞー。

このワイン、常備したいくらい、スゴイ美味しいです。
飲めば飲むほど美味しくなってきました。

グラスに残し少しになっても、香りは強く、しっかりしてます。

これはいいワインですね。
お買い得だと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ミッシェル グロ】 ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ [2005] 750ml・赤 []

※サイトより引用
グロ家のワイン造りの歴史は、ニュイ・サン・ジョルジュの近郊ショーという村で1804年に生まれたアルフォンス・グロに始まり、息子のルイ・グロによってその礎が築かれます。
ルイ・グロから畑の一部を引き継いだ息子のジャン・グロは、多くの改革を行いその後のドメーヌの発展に大きく貢献、グロファミリーを世に知らしめました。
その後ジャンの畑は相続により分割されましたが、ジャンの後継者となったのは長男であるミッシェル・グロです。
ミッシェルはボーヌ大学で醸造学を学び、1979年にオート・コート・ド・ニュイの2ヘクタールの畑から初めてのワイン造りをスタート、自身のドメーヌ名で伝統の名に恥じぬすばらしいワインを造り続けています。

2012/12/23

パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、ミネラル、パイナップル、バナナ、フローラル、ヴァニラ
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:ややキツイ、シャープ
バランス:シャープで、収斂性がある
苦味:収斂性がある
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ちょっと酸化した)

【評価】
フレッシュなまとまりだが、酸化した印象や収斂性がある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
色付きが良いので、シャブリよりはラングドック。

香りは過熟した果実の印象が強く、低価格の印象。
さらに南のイメージがある。

味わいは、シャープだが、酸化した感じと、後味の収斂性があって、品質があまり良くない印象。
これはラングドックの方みたい。

ファイナルアンサーで、ラングドックのシャルドネ
で、ブー

な、なんとプティ・シャブリ。。

【総評】
パトリック・ピウズ プティ・シャブリ 2010
Patrick Piuze Petit Chablis 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、1790円で購入。

ネタバレしてみると、たしかにシャブリっぽさがありますね。
飲みにくいタイプのシャブリです。

酸味が強く、収斂性があって、最初の印象はあまり良くありません。
でも飲み進むと、じわっと広がる味わいがあって、大人なワインって感じ。

飲み口の荒さも一つの個性に感じてきますね。

そういえば、昔のシャブリってこんな感じだったな~、って思い出しました。

ニューワールドのような、誰が飲んでも美味しく飲めるタイプじゃなくって、ワインが人を選ぶような味わいがシャブリだ、って感じ?
飲みたくなければ飲むな、的な。

今日の晩御飯はカニクリームコロッケ。
悪くないけど、やっぱり口当たりのキツさは消えません。

魚介のグリルみたいな、シンプルなものがいいのかな?

カミさんに感想を聞いたら、「これはフツーに美味しい、安心して飲める。1980円くらい。」という高評価。

やはりワインを飲み慣れている人(酒飲み)には美味しく感じるタイプみたい。

ちょっとクラシックなタイプですね。

イマドキの、フルーツ感があって飲みやすいタイプではありませんが、ベースがしっかりしたワインだと思います。

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パトリック・ピウズ(シャブリ)

※サイトより引用
ただひとつの品種、シャルドネ種だけで、世界中を魅了するワインを造り出す地、シャブリ。
大手から小規模ドメーヌまで、様々な造り手がシャブリを手掛けていますが、名声を得た地だからこそ、土地の入手の難しさなど、様々な要因があり、他の地域ほど、新たな造り手の登場が少ない地域です。
が…、
現れたのです!シャブリに降り立った新星が!!
その名は、パトリック・ピウズ。
彼が今に到るには、まるで運命に導かれたようなストーリーがあります。

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