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2018/12/01

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2018


ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2018
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2018

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

リカータイムの通販で、 1,919で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しいピンクがかった色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>いちごキャンディ、赤い実の果実、、フローラル、ミントっぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>ややミネラル感、還元香?
香りの印象:若々しい、マセラシオン・カルボニックの印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果実由来の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:スマートだが、メリハリがある
アルコール度:中程度
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
いちごジャムのような果実感

【評価】
フレッシュでイキイキした味わい、軽めだがバランスがよく、タンニンが効果的に締めてくれる

【供出温度】
14-16度(冬場)冷えていても美味しく飲めるがややタンニンがきつく感じるので、ほんのり冷えているくらいが良さそう 

【グラス】
小ぶり、中庸 ※香りが飛びやすいみたいなので早めに飲み切る

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクがかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、キャンディ香がメインで、いちご、ミント、フローラル、など華やかだが、ちょっと還元的な印象もあります。

味わいは、軽めのアタックからフレッシュな果実感と酸味が元気よく広がり、スムースでクリアな心地よい印象のあとに、タンニンがキューッと締めてきてきてじわっと味わいを残してフィニッシュ。

ここ数年のものからだいぶ変わっている印象がありますね。

色は濃くて、ここ数年続いていたニューワールドのフルーティで濃いワインのような印象かと思いきや、とてもクリアでナチュラル、すーっと体に沁みるような感じ。

ちょっと炭酸を含んでるような感じが元気の良さとフレッシュ感を与えていますが、それがこのワインの長所になってて、ワインになりそこねのナマっぽい感じになりやすい新酒の特徴が良い方向にふれています。

タンニンが強めでえぐ味が残るのですが、ベースというか基本はとても素直でナチュラルな印象です。

ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーでナチュラル感を感じたのは初めてかもしれませんね。

ただ、今年は香りがイマイチ。
最初はキャンディ香中心でその後もあまり開かず、時間が経つと還元的な鉱物的な印象になって華やかさは無くなります。

今日の晩御飯は自家製おでんだったので、イマイチ相性は良くなかったのですが、ボージョレ・ヌーヴォーあまり好きじゃないカミさんも、このワインはちゃんとワインらしくて美味しいと言ってました。

おつまみでゴルゴンゾーラとオレンジマーマレードをクラッカーに乗せたものはとても良い感じで合いました。
オリーブとか生ハムとかクリームチーズとか合いそうですね。

ワインはどんどん進化してますが、ボージョレ・ヌーヴォーもやはり進化していると感じました。

そもそもボージョレ・ヌーヴォーが嫌いなひとにはダメかもですが、季節感があって、フレッシュ感があって、とても良いと思います。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


2017/10/29

サンティアゴ ピノ・ノワール NV(2017年購入)

サンティアゴ ピノ・ノワール NV

サンティアゴ ピノ・ノワール NV
SANTIAGO PINOT NOIR NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

グルメシティで、494円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しいが穏やかな色調の、明るめのルビー
濃淡:明るい
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、ドライフルーツ、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>鉄、かすかにオリエンタルスパイス
香りの印象:落ち着いた、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:弱い、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低めい
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり残らないが、スパイシーな印象がある

【評価】
ライトでフレッシュ、すっきりした味わいでバランス良くまとまっている

【供出温度】
10-13度 かなり軽いので冷やして飲むのが良さそうだけど、温度上がっても意外といけそうでもある

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいが穏やかな色調の明るいルビーで、底がハッキリ見えるくらいの透明感があります。

香りは控えめで、赤い実の果実、干しぶどう、カラメル、鉄さび、なめし革、タバコの葉など、ピノ・ノワールらしいクセのある感じ。

味わいは、ライトなアタックから、爽やかな果実感と甘み、しっかりした酸味がふんわりと広がり、細身のボディながら旨みがあり、少しえぐ味が出てきて、静かにフィニッシュ。

かなり軽いワインで、濃いロゼに近いくらいのイメージですが、私はこのタイプ大好きですね。

10年前だったら、ピノ・ノワールを500円切る価格で飲めるなんて考えられませんでしたが、このワインはすごく存在感があると思います。

2015年に飲んだ時は、
ニューワールドのピノ・ノワールらしいチャーミングな印象ながら、後味にしっかりとした渋みが残る感じがワインらしく、第一印象は結構良い。
ピノ・ノワールを期待して飲むようなタイプではなく、かなりジュースっぽいが、ワンコインということで許せる範囲。
という評価でしたが、今回はそんなにジュースっぽくはないですね。

すっきりしていて、心地よい果実感と渋みのある、フレッシュな味わいで、これはなかりいいです。
2~3本くらいストックしておきたいくらい。

同じような価格帯の「アルパカ ピノ・ノワール」が、ドライでスパイシー、ちょっと攻めてる感じに対して、このワインは上品に静かに穏やかに微笑んでるような印象です。

ワインとしての評価はアルパカの方に上がると思いますが、用途によってはこちらの方がいいかもしれません。

これくらい軽いと、家庭料理にも合わせやすそうですね。
変なクセがないのも好印象です。

今日の晩御飯は「鶏つくねの野菜あんかけ」。

淡白な和風の味わいなので、普通は赤ワインには合いませんが、このワインは大丈夫です。
つくねに入っていた生姜のスパイシーな感じが良く合いました。

このワイン、軽やかでピリッとした感じがいいですね。

家庭料理ににも合わせやすそうで、これはいいワインだと思います。

人に例えると、静かで穏やかなんだけど、ちょっとピリッと緊張感のある、つり目の美人みたいな?

穏やかで上品だけど、ちょっと緊張感があるのが、このワインの最大のポイントですね。
温度が上がってもダレてこずに、張りのある緊張感のあるイメージを保ってます。

コストパフォーマンスも高く、おすすめです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2017/10/08

デ・ボルトリ ウィローバンク セミヨン シャルドネ 2016

デ・ボルトリ ウィローバンク セミヨン シャルドネ 2016

デ・ボルトリ ウィローバンク セミヨン シャルドネ 2016
DE BORTOLI WILLOWBANK SEMILLON CHARDONNAY 2016

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン、シャルドネ

ヤオコーの20%オフセールで、税抜き608円で購入。
元値は、税抜き780円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジを感じる、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、強さを感じる

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、リンゴ、梨、
<香辛・芳香・化学物質>石灰っぽいミネラル、たばこのようなスモーク
香りの印象:第1アロマが強め、少し樽の印象?

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、バランスが良い
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
梨の芯のようなちょっと苦味を感じる果実感

【評価】
フレッシュでフルーティ、上品で軽やかなとても良いまとまり

【供出温度】
11-14度 キンキンに冷えていても美味しく飲めるけど、少し温度が上がってきた方がワインの良さを感じられる

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいけどちょっとオレンジを感じる、中庸なイエローで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、白い実の果実、リンゴ、梨、石灰のようなミネラル、タバコの葉のようなスモーク香、時間が経って温度が上がってきたらバターの印象が出てきました。

味わいは、軽めのアタックから、フレッシュでチャーミングな果実感と甘みが心地よく広がり、しっかりした酸がバランスよく支えて、じわっと旨みを残しながら、すっきりしたフィニッシュ。

これはいい。
幸せを運んでくれる飲み物です。

ワインが微笑んでいるような、天使がそこにいるような、笑顔になってしまう味わいですね。

これは飲んだ人全員が美味しいって言うんじゃないでしょうか。

果実感も甘みもしっかりあるのですが、ベタベタした感じや重さはまったくなくて、上品で軽やかにまとまっていて、飲み始めから飲み終わりまでノンストれるでスーッと流れていきます。

今のところ、飲み会に持っていきたいNo.1ですね。
ウィローバンクの他のシリーズも飲んでみたいです。

今日の晩御飯は自家製のハンバーグステーキ。
赤ワインの入ったソースです。

もともと白ワインだと合わせにくいメニューですが、このワインは果実感が強くて自己完結しているので、食事との相性が難しそう。

ワインが食事に歩み寄らない感じ。

おつまみのジャイアントコーン黒胡椒味に合わせても、やっぱりそれぞれ別々な感じ。
タンスモークも同じく、ワインとのフィット感はありません。

ワインだけで完結しているので、他にいらないんですね。

食事と合わせにくいというのが、このワインの最大の難点ですが、そのままで美味しいからいいか!

1本飲み終わるころには、ちょっと力が落ちてきましたが、この価格だったら許容範囲でしょうか。
このワイン、チョーおすすめです。

1000円以下のおすすめワイン

2017/09/23

コノスル オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

コノスル オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

コノスル オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン 2016
Cono Sur Organic Sauvignon Blanc 2016

チリ:アコンカグア地方:サン・アントニオ・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヤオコーの20%オフセールで、税抜き864円で購入。
元値は、税抜き1,080円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーに近いレモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、洋梨、モモ、菩提樹、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>クリーム、ミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め(優しい)
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、優しい
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
おだやかな白い実の果実と柑橘系

【評価】
優しく包み込むような包容力がありがなら、爽やかさとフレッシュ感がある

【供出温度】
11-14度 冷えていても美味しいけど、少し温度が上がった方が味わいが出る

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかった、ほぼグレーに近いレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、白い実の果実、洋梨、シロップ漬けのモモ、クリーム、グリーン系のフローラルやハーブ、硬質なミネラルなど、上品で優しい印象。

味わいは、まろやかなアタックから、上品な果実感と効果的な甘みが気持ちよく広がり、細身ながら優しいボディで旨みがじわっと沁みてきて、心地よい酸味のあるジューシーなフィニッシュ。

さすが、コノスル!!
なんというか、完璧なまとまりです。
まろやかで飲みやすく、甘さや酸味のバランスも最適で、それでいてソーヴィニヨン・ブランらしさもしっかり出ていますね。

酸味やグリーン系が強烈なタイプとは違い、とても上品で穏やか、それでいて爽やかさもあります。

リップヴァンウィンクルの花嫁の黒木華(くろきはる)さんみたいな魅力がありますね。
※現在最大級の褒め言葉

1000円台のワインの理想形、というかカジュアルワインの理想形を体現しているみたい。
ちゃんとヴァラエタルシリーズの上位という格の違いを出しているところがスゴイ。

ヴァラエタルのソーヴィニヨン・ブラン2016は、
爽やかだけど、苦味が強くて後味に強めに残る。
一日置いてから、物腰の柔らかい、懐の深い印象になりました。
とありますが、次の日はややフレッシュ感がソガれてしまいましたので、フレッシュ感がありながら、優しく上品というワンランク上を行ってます。

オーガニックシリーズはシャルドネが気になりますね。
ヴァラエタルとどう違うのか、ぜひ飲んでみたいです。

コノスルのワインはいいですね。
幸せな気分になります。

ワインだけでどんどんいってしまいますね。

今日の晩御飯は「海鮮丼」。
ブリ、サーモン、いくら、アジ、タイ、イカ、帆立、が入っている豪華バージョン。

ブリやサーモンは大丈夫で、青魚のアジも新鮮だったので、それほど問題なし。

意外と食事に合わせやすそうで、和食にも合いそうですね。

ワインだけになっても心地よい余韻があって、幸せ感が続きますね。
価格以上の満足感があるワインだと思います。
超おすすめです。

■楽天ショップへのリンク

チリワイン 「コノスル・オーガニック・ソーヴィニョン・ブラン」 750ml 白ワイン 【RCP】

※サイトより引用
チリの高コストパフォーマンスワインとして知られるコノスル。
ラベルに描かれた自転車は、毎日畑へとペダルをこいでいく農夫たちのシンボル。
彼らの献身的な畑仕事とチリの大自然が、土の滋味たっぷりで凝縮感のある個性を産み出しています。
最近では価格よりも、オーガニックワインシリーズで雑誌などに取上げられることが多いワイナリーです。
チリ南部にある100年以上続く単一畑を所有し、ワイナリー設立の1993年以降、10年足らずでチリを代表するワイナリーの仲間入りをしました。
自然のサイクルを基本とした葡萄づくりから産まれるこのワインは、ドイツのオーガニック農産物認定機関『BCSエコ』の認定を受けた有機栽培葡萄を100%使用したワインです。
●受賞歴
2011年 ヴィンテージ | ワイン・スペクテーター | 87点 / 100点満点
2011年ヴィンテージ | Wine&Spirits MAGAZINE 91点/100点満点
●製法について
低温でスキンコンタクト後、ステンレスタンクで発酵。
●オーガニック等の情報
ドイツ・BCSエコの認定を受けた有機ワインです。
現在植樹されている150haは全て有機栽培の認定を受けている。
●味わいは?
緑がかった淡いレモンイエロー。
香りについてライムやグレープフルーツなどの柑橘系果実の爽やかな香。
白い花や白桃のニュアンスも 感じられる。
キリッとした酸味が感じられ、みずみずしい果実の凝縮された味わいと豊かなミネラル分を感じる。
爽やかな酸を活かすために、 マロラクティック発酵はしていない。
■関連情報(コノスルのワイン)



■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2017/09/16

コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2016

コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2016

コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル 2016
Cono Sur Sauvignon Blanc 2016

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

酒のいしかわの通販で、6本セット5166円、1本あたり861円で購入。
参考価格は、885円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや淡い
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
第一印象:やや弱い
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、レモン、南国系の果実、青草香
<香辛・芳香・化学物質>クリーム、シロップ、ミネラル
香りの印象:開いている、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:強い、爽やか
苦味:強い
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
夏みかんのような強い苦味のある果実

【評価】
フレッシュフルーティで爽やかだけど、苦味と酸味が強く重い後味

【供出温度】
11-14度(夏場)苦味が強いので、しっかり冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかった、ほぼグレーに近いレモンイエローで、輝きは強め。

香りは、柑橘系、固い実の果実、南国系の果実、グリーン香、ミネラル、クリームなど、ソーヴィニヨン・ブランらしい印象。

味わいは、炭酸を含んだフレッシュなアタックから、爽やかな果実感とほんのり甘み、強い酸味がじわっと広がり、細身の芯の強いボディで、強めの苦味が出てきて、やや収斂性のある、辛めのフィニッシュ。

爽やかなのですが、苦味が強くて後味に強めに残ります。
この苦味を爽やかに感じるか、辛く感じるかで、評価が分かれそうですね。

合わせる食事によっても印象がまったく違ってきそう。
苦味のある料理、ゴーヤとかはまったくダメでしょうね。

今日は外食だったので、食事には合わせられませんでしたが、おつまみのミックスナッツには普通に馴染みました。
飲み会的な合い方。

ワインとの相性の悪い「あたりめ」は、全体的に重くなってイマイチ。

<次の日>

残ったワインを冷蔵庫に入れておいて、次の日も飲んでみました。

少し炭酸を含んでいるフレッシュ感があったのですが、気が抜けた感じでフレッシュ感は弱くなりましたが、でもまあ全然大丈夫。
全体に馴染んで飲みやすくなっている気がします。

苦味もあまり気にならなくなりました。

晩御飯は、豚肉のピリ辛炒めと、ポテトサラダ。
フルーティなんだけど、意外と食事に合わせやすいですね。

高橋一生みたいな、クールな面持ちで、大人の対応をしてくれます。

特にポテトサラダとの相性がいいですね。
自家製ポテトサラダなので、素材のじゃがいもの味がしっかりするタイプですが、心地よいアクセントを加えてくれるような合い方をします。

プリミティブな食事で、とくに野菜とかに合うのかも。

アボカドの料理とかかなりいけそうですね。
今度合わせてみたいです。

さすがにコノスルで、ものすごくツボを抑えてるというか、貫禄すら感じさせるまとまりですね。
最初はちょっと暴れん坊な印象でしたが、一日置いてからものすごく物腰の柔らかい、懐の深い印象になりました。

とんでもないコスパの、とても良いワインだと思います。

■関連情報(コノスルのワイン)


2017/09/03

ドメーヌ・レ・アフィラント コート・デュ・ローヌ ルージュ 2011 ハーフボトル

ドメーヌ・レ・アフィラント コート・デュ・ローヌ ルージュ 2011 ハーフボトル

ドメーヌ・レ・アフィラント コート・デュ・ローヌ ルージュ 2011 ハーフボトル
Domaine Les Aphillanthes Cotes du Rhone Rouge 2011 375ml

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:A.O.C.コート・デュ・ローヌ
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:グルナッシュ70%、ムールヴェードル20%、カリニャン10%

もらいものなので価格不明。
参考URL
http://www.weygandtmetzler.com/domaine-les-aphillanthes/

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いた色調の、黒っぽい濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い状態を抜けた、軽さを感じる

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、湿った落ち葉
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、オリエンタルスパイス
香りの印象:酸化熟成の段階にある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:収斂性のある、緻密
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような熟成感のある果実

【評価】
スマートで穏やか、ひんやりクールな味わいと、しっとりした熟成感がある

【供出温度】
17-20度 少し温度高めで、熟成感を味わうのが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、熟成感を感じる穏やかな色調の、黒っぽい濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、干しぶどうやプルーン、血液、なめし革、オリエンタルスパイス、濡れた落ち葉、しっとりした森の中のような印象があります。

味わいは、軽めのアタックから、干しぶどうのような落ち着いた果実感と甘み、優しい酸味がじわっと広がり、ひんやりクールな印象で旨みが沁みてきて、収斂性のある乾いたフィニッシュ。

しとしと雨の降る森の中を歩いているような、実にしっとりした味わいのワインですね。
とはいえ、果実味も甘みもしっかりしているので、飲んでて楽しさは感じます。

人に例えると、可愛らしい女の子なんだけど、人とちょっと違う神秘的な雰囲気を持っている、みたいな?

今日の晩御飯は「ダッカルビ」。
自家製なので、正しい味かどうか不明。。。

エスニックな味付けなので、方向性は違うのですが、ワインの懐が深いので、まあ問題ないって感じです。

和食系も許容しそうですが、やはり洋食系のメニューの方がワインが活きそうですね。

ハンバーグとか焼肉よりは、ハーブやスパイスが効いているメニューで、チキンのブルゴーニュ風の煮込みとかのイメージでしょうか。
グリル系よりも煮込み系の方が合いそうですね。

オーガニックらしいナチュラル感と、ローヌらしい心地よい果実感と、さらに熟成の深みが効いていて、とても良いバランスでまとまってますね。

ネットで調べたけど価格が分からず。
イメージではフルボトルで1500円~2000円くらいでしょうか。

とても良いワインだと思います。
おすすめです。

■コート・デュ・ローヌおすすめ

2017/09/02

コノスル ピノ・ノワール ロゼ ビシクレタ 2016

コノスル ピノ・ノワール ロゼ ビシクレタ 2016

コノスル ピノ・ノワール ロゼ ビシクレタ 2016
Cono Sur Pinot Noir Rose Bicicleta 2016

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

酒のいしかわの通販で、6本セット5166円、1本あたり861円で購入。
参考価格は、885円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、薬草、スイカの皮
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス、カラメル
香りの印象:若々しい、時間とともに弱くなる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:おだやか
バランス:スマート、溌剌とした
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
アセロラのような果実感

【評価】
果実味と甘みが強いカジュアルな味わいながら、余韻が心地よい

【供出温度】
8-10度 パーティワインと割り切ってしっかり冷して飲むのが良さそうだけど、温度が上がっても大丈夫なポテンシャルはある

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強い鮮やかで濃いロゼで、輝きもあります。

香りは、カンパリのような薬草、アセロラのような赤い果実、グリーン系のスパイス、カラメル、時間が経って残り少なくなると少し生くさい感じも出てきました。

味わいは、軽めのアタックから、たっぷりの果実感と甘み、爽やかな酸味が一気に広がり、クールでスレンダーなボディながら、旨みとスパイス感がぐっと沁みてきて、スーッと抜けるような心地よいフィニッシュ。

香りの段階では、ドライで強めの味わいを想像していたのですが、一口飲んでそのギャップに思わず笑ってしまいました。

甘みをかなり強めに残しているのですが、これが実に効果的で、それでいてクールで爽やか、さらにスパイシーでピノ・ノワールの複雑性などをしっかり感じさせて、なにより全体のバランスが最高です。
口に含んだ瞬間に、誰でも笑顔になりそうな味わいですね。

いろいろ辛いことがあっても、このワイン飲んだら全部忘れられるみたいな。。。
包容力があって、人を泣かせるワインですね。

気分が落ち込んでる時とかのために、ストックしておきたいワインです。

人の気持ちにまで影響を与える魅力を持っているところが、まさにコノスルマジック!

温度は低めがいいですね。
温度高めでも大丈夫なのですが、逆に温度が低くてもしっかり香草の香りなどがたって旨みもあるので、爽やかさが増しても深みは減らないみたいな。

ものすごいハイペースで飲んでますが、これはあっという間に1本空くパターン。
平日に飲んでは駄目なワインです。

今日の晩御飯は自家製の「コロッケ」。
しっかり、じゃがいもの味がするタイプです。
中濃ソースと業務スーパーのマスタードをかけていただきました。

このワイン、果実味と甘みが強めで、基本的にはパーティワインですが、食事にも良く合います。
後味がサッパリしていてベタベタした感じが無いので、食事との相性もいいみたいです。

カンパリのような薬草的な味わいもいいんですね、きっと。

人に例えると、周囲をハッピーにするノリの良い若い女の子なんだけど、周囲への配慮もあって、とても思慮深いみたいな?

ワインだけで幸せ感たっぷりで、食事との相性も良くて、さらにリーズナブル。
このワイン、超おすすめです。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

【あす楽】 コノスル ヴァラエタル ピノ・ノワール ロゼ チリ ロゼワイン 750ml [N]

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。
チェリーを思わせる赤い果実の香り。ジューシーで柔らかな口当たり。赤い果実の風味豊かで爽やかな味わい。
<色合いについて>
微かに青み、紫がかった透き通るピンク色。
<香りについて>
はっきりとしたアロマがあり、フレッシュでエレガント。チェリーを思わせる赤い果実の香り。
<味わいについて>
ジューシーで柔らかな口当たり。赤い果実の風味豊かで爽やかな味わい。
<製法・栽培方法>
栽培方法について 土壌はミネラルを豊富に含む赤土の粘土質土壌。標高が高く29℃を超えることは滅多にない。手摘みで収穫。
収穫量は11t/ha。 製法について 10℃に保たれたステンレスタンクで6ヶ月間熟成。残糖度は7.3g/L。
■Amazonへのリンク


2017/08/26

クロード・ヴァル 赤 2016

クロード・ヴァル 赤 2016

クロード・ヴァル 赤 2016
CLAUDE VAL ROUGE 2016

フランス:ラングドック・ルーシヨン:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%

ヤオコーで、税抜き898円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁っている?
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>血液、鉄さび
香りの印象:まだ閉じているようで、ほとんど香りがしない

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:中程度
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
ライトでフルーティでカジュアル、スッキリしたクールな心地よさがある

【供出温度】
14-16度(夏場) あまり冷えすぎると渋みの収斂性が出てくるので、ちょっとヒンヤリくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
香りが閉じているので、飲む直前にデカンタージュしてもいいかも

【総評】
外観は、紫がかったフチをした濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、還元状態で閉じてて、良く分からず。

味わいは、軽めのアタックから、チャーミングな果実感とほんのり甘み、優しい酸味がじわっと広がり、クールでフレッシュな心地よい印象が続いて、渋みがしっかり締めて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

香りは完全に閉じているのですが、飲みくちの心地よさやバランスの良さは、さすがにドメーヌ・ポール・マスって印象ですね。
かなり期待して開けましたが、その期待を裏切りません。

このワイン、2014年と2010年を飲んでますが、

2014年
優しくチャーミングで幸せ感たっぷりな味わいだけど、ワインとしての品格を持っている。
2010年
濃いけどフルーツ感がいい、しっかりした強さがあってワンランク上の印象。
という評価。

2016年は、2014年と同じく優しくチャーミングで幸せ感たっぷり、というタイプですね。
香りが開いてくるとさらに良くなるかもしれません。

今日の晩御飯は「海南鶏飯(シンガポールチキンライス)」。
ライトな肉料理なので、赤ワインは合わないかと思っていたら、意外と良く合います。

かぼすこしょう(ゆず胡椒のかぼす版)を加えても、ワインに良く合いました。

おつまみの「ビアサラミ」は塩気が強いせいかちょっと違和感があります。

残ったワインを冷蔵庫に入れて次の日に飲んでみたところ、香りが開いてきました。
南仏らしい、ガリーグのようなハーブ感やドライフラワーのような、とても華やかな印象です。

ここまでくると、1000円弱という価格帯を完全に飛び抜けてますね。
コンディションが最高の状態だったら、倍の価格でもおかしくないと思います。

すぐ飲みきらないで一日置いてみる、というのがオススメですね~。
最初にデカンタージュしてみるという手もあるかも。

このワイン、おすすめです!

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2017/08/11

デ・ボルトリ ウィローバンク シラーズ カベルネ 2015

デ・ボルトリ ウィローバンク シラーズ カベルネ 2015

デ・ボルトリ ウィローバンク シラーズ カベルネ 2015
De Bortoli Willowbank Shiraz Cabernet 2015

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

ヤオコーで、税抜き760円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや軽め
色調:若々しい紫がかった色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、タバコ、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>黒胡椒、シナモン
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、強め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
フルーティでカジュアル、メリハリがあってスパイシー

【供出温度】
17-20度(夏場) あまり冷えすぎると渋みが強く出てきそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、カシスやジャム、シナモン、黒胡椒、メントール、タバコなど、メリハリがあってスパイシー。

味わいは、やや軽めのアタックから、カジュアルな果実味と甘み、フレッシュな酸味がパッと広がり、細身ながらスパイシーな印象で、じわっとタンニンが締めながら、ジューシーなフィニッシュ。

メリハリがあってスパイシーな味わいですね。
果実感もたっぷり、甘みもあって、酸味もフレッシュ、タンニンもしっかり効いています。
ディズニーランドで働いているキャストのような、元気の良さを感じます。

ワインだけで飲めるタイプですが、食事と合わせるとどうなるでしょう。

デ・ボルトリのワインは安くて美味しいブランドですが、このワインはちょっと主張が強すぎな感じもしますね。

今日の晩御飯は、「豚肉のカレーソテー」。
力関係はちょうどいいのですが、バチバチ当たって、ケンカしているような印象になってしまいます。

おつまみの「ジャイアントコーン黒胡椒味」は、パーティ的に良く合います。

「ぽるとがる酒場 ピリピリ」でテイクアウトした、炒めたオリーブに合わせるとかなりいい感じで合いますね。

優しさはあまりなくて、イケイケな感じで、最後まで全開で突っ走るような印象。
香りも華やか、味わいはスパイシー、攻めてる感じです。

コストパフォーマンスはとても高いと思いますね。
このシリーズ一通り飲んでみたくなりました。

■Amazonへのリンク



■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2017/07/29

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016
Jacob's Creek Classic Sauvignon Blanc 2016

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、998円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、ほぼグレーに近いレモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>レモン、柑橘系、青りんご、青草香、ミント
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっと石油香、ミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
フルーティでジューシー、すっきり爽やかなまとまり

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、爽やかな柑橘系、青りんご、青草香、ちょっと石油香に近いミネラル、ミントのようなハーブ、など爽やか。

味わいは、ライトなアタックから、スッキリした果実感と程よい甘み、やさしい酸味が爽やかに広がり、細身のボディでもしっかり旨みがあって、軽い苦味とえぐ味が出てきて、ジューシーなフィニッシュ。

さすがに安定感のあるジェイコブス・クリーク、期待した通りの味がしますね。
しっかり冷やして夏の昼間から飲みたい味わい。

なるほど。
セブンイレブンで日ごろ見かけないジェイコブス・クリークがあると思ったら、夏場にピッタリだからですね。

ライトで、爽やかで、フレッシュでジューシー。
ワインだけで、どんどん飲んでしまいますー。

今日の晩御飯は自家製の「ハンバーガー」。
パンズはナッツ入りのマフィンで、ソースはちょっとエスニック。

こってり系のバーガーじゃないので、わりと相性が良かったのですが、ワインの甘さとフルーツ感が強めに出てきますね。
食事と合わせると、果実感と甘みが強めに出るので、カジュアルな食事が良さそうです。

おつまみの「砂肝塩焼き」には、塩気が強すぎてワインとは合いません。
どうしてスーパーのお惣菜って味付けが濃いんでしょうね~。

塩コショウ味のジャイアントコーンはバッチリです。

食事が終わってもワインだけで美味しく飲めますね。

人に例えると、爽やかで裏表のない、だれからも好まれる青年、って感じ。

安定感があって安心して飲めるワインです。
コストパフォーマンスも高いですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2017/07/23

カプスラ・ヴィオラ 2015

カプスラ・ヴィオラ 2015

カプスラ・ヴィオラ 2015
CAPSULA VIOLA 2015

イタリア:トスカーナ州(地理的表示無し)
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ・トスカーノ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,728円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:若々しい、色づきが弱い、サラッとしている

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、固い実の白い果実、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムは、溌剌とした、優しい
アルコール:やや強めに感じるが実際は弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フレッシュな果実感

【評価】
軽くフルーティでスッキリした味わいながら、しっかりした旨みを持っている

【供出温度】
11-14度(夏場) しっかり冷やして飲んでもおいしいけど、温度が上がってきてもダレてこない

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱くさらっとしています。

香りは、柑橘系、青りんご、固い梨、グリーン系のフローラル、ミネラルなど、しっかりしていて楽しさがあります。

味わいは、炭酸を少し含んだ軽いアタックから、柑橘系の果実感と爽やかな酸味がシュワっと広がり、細身のボディながら、しっかりした旨みが支えて、軽いえぐ味の残したジューシーなフィニッシュ。

とてもカジュアルで爽やかな味わいなのですが、「アンティノリ」のエントリーブランド、「サンタ・クリスティーナ」が造っているので、それなりのお値段がします。
暑い日にしっかり冷やして、上品なオードブルとかと一緒に太陽の下でいただく、というような庶民にはあまり縁のないシーンにはピッタリですね。

カジュアルだけど、しっかり基本は押さえてあるので、高いワインを飲みなれている人でもこれは受け入れるのでは、って思います。

それにしても良いワインですね~。
飲めば飲むほど良さがじわじわと沁みてきます。

モッツァレラチーズとか、トマトを使ったオードブルに合わせたいですね。
絶対おいしいと思います。

セパージュは挑戦的というか、普通だとあまり見かけない組み合わせですよね。
シャルドネがベースを担当して、ゲヴュルツトラミネールが華やかさ担当、これで完結しそうですが、そこにトレッビアーノが入ります。

普通に考えると「水増し担当」みたいなイメージになりそうですが、このワインの完成度を考えると、とても重要な役割を持っているんでしょうね。
シャルドネとゲヴュルツトラミネールだけだと、重くなりがちなので、軽やかさをあたえるためにトレッビアーノがブレンドされているのでしょうか。

セパージュの憶測はともかく、とてもバランスが良く、センスの良い味わいに仕上がっていて、すべての品種が役割をまっとうしている印象ですね。

アンティノリのワインって昔から好きですが最近ではなかなか買えません。
こういう良いワインにあたると、また買いたくなりますね~。

このワイン、完成度が高いので、食事はいらないイメージですね。
炭酸の爽やかさも効果的です。

今日の晩御飯は、「鶏の南蛮漬け」。
アジの南蛮漬けが鶏になったバージョンで、チキン南蛮と違ってタルタルはありません。

合わせてみると、ワインのリゾート感がすっかり台無しになりますが、方向性としては悪くないですね。
アジの南蛮漬けだと青臭さがワインをダメにしそうですが、鶏なので大丈夫。
また甘酢あんの爽やかさがワインとのつなぎになります。

フランスではスパークリングワインに「キュウリ」を浮かべて飲むと聞いたいことがありましたが、このワインも「キュウリ」に合いそうですね。
「キュウリ」や「スイカ」の青臭い感じを許容しそうなタイプです。

おつまみの「ゴーダチーズ」は一見良さそうだけど、微妙に噛み合わない感じ。
塩気が強いからかな。

食事無しでワインだけで楽しむのが一番安心して飲めるかも。
リゾート感があって、夏の昼間から飲みたいタイプですね。

人に例えると、パーティ好きでいつも元気、華やかで周りを盛り上げる若い女子、みたいな?

また飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク
[2016] カプスラ・ヴィオラ(スクリューキャップ) / サンタ・クリスティーナ イタリア トスカーナ / 750ml / 白

※サイトより引用
夏の食卓には欠かせない爽快な1本。
すいすい飲める清涼感溢れる飲み口が魅力。
カプスラ・ヴィオラは、キャンティ地方の冷涼な地域で栽培されたトレッビアーノ種を主体に造られる白ワイン。2015年ヴィンテージには、トレッビアーノにシャルドネ、ゲヴェルツトラミネールがブレンドされています。前年の秋に収穫されたブドウで造られ、 翌年の春には瓶詰めされるという熟成期間が短くフレッシュさを活かしたスタイル。アルコール度数11.5%と一般的な白ワインと比べるとかなり低めで、アルコール感が強くなく、すいすい飲める爽快な飲み口が魅力です。
レモンや青リンゴのみずみずしいアロマに、白い花の華やかなニュアンス。口に含むと、透き通った果実味とフレッシュな酸がいっぱいに広がります。プチプチとはじけるような微発泡が心地よく、爽やかでシャープな喉越し。お料理との相性も抜群で、カプレーゼやスモークサーモンのブルスケッタ、シーフードのパスタなどにぴったりです。夏の食卓には欠かせない、キリッと冷やして飲みたい清涼感溢れる白ワインです。
トスカーナの有力生産者が守り抜いた土着品種、
トレッビアーノで仕立てる「貴族の家から生まれた」ワイン。
カプスラ・ヴィオラの原形となっているのは、アンティノリをはじめ、フレスコバルディ、ルフィーノ、リカーゾリといったトスカーナの有力な生産者の集まり「ガレストロ・コンソリティウム」の10年来の親交を記念して、1980年に造られた「ガレストロ」という名前のワイン。この頃、トスカーナではキャンティ・クラシコに白ブドウ品種をブレンドすることを避けるようになっており、トレッビアーノなどの土着品種が姿を消してしまうのではないかと危惧されていました。そんな中生まれた「ガレストロ」の成功によって、改めてフレッシュな果実味溢れるトレッビアーノ主体のワインが見直されることとなったのです。
そして、この「ガレストロ」は2000年代になると、イタリアきっての偉大な造り手であるアンティノリに引き継がれ、後のカプスラ・ヴィオラとしてリリース。カプスラ・ヴィオラとは、元来"紫の中から生まれる"の意味。イタリアにおいて紫は高貴な色を表すため、"カプスラ・ヴィオラ=「貴族の家から生まれた」"という意味を持ち、一流生産者が集う「ガレストロ・コンソリティウム」と14世紀から続く名家アンティノリ家の気品を受け継いでいます。

2017/07/02

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015
GRANT BURGE GB 15 PINOT GRIGIO 2015

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は不明。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱い
外観の印象:色づきが弱い、甲州っぽい感じ

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、メロン
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ、ヴァニラ、クリーム
香りの印象:若々しい、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘い果実感

【評価】
優しくまろやかで、モモのシロップ漬けのような果実感と甘みがある

【供出温度】
11-14度(夏場) フルーツデザートのような味わいなので、冷えていたほうがおいしい

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、ほんのりオレンジ色が指したベージュっぽいイエローだけど、とても淡いので、ほぼグレーの印象。

香りは弱く、甘い果実感が中心で、メロン、洋ナシ、モモ、なんとなくヴァニラ、シロップなど、時間が経つと変わってくるかも。

味わいは、優しいとろっとしたアタックから、シロップ漬けのモモのような果実感と甘みがふんわりと広がり、ノンストレスでじわっと旨みが出てきて、そのまま幸せ感のあるフィニッシュ。

女子のハートをわしづかみにしそうな、優しさとデザート感。
これは、ニューワールドワインの果実感追求型の進化系ですね。

すでにワインじゃないかも。
デザート?

甘みがあるけそど、すっきりしていてベタベタした感じはなくて、ナチュラルに上品にまとまっていて、体にじわっと沁みてきます。

週末のご褒美で開けたいような幸せ感で、女子受けは抜群なのではないでしょうか。
セレブのカジュアルワインって感じ?

今日の晩御飯は自家製の「トンカツ」。
ふつうに中濃ソースとカラシをつけていただきました。

果実感が強かったので、食事と合わせてにくいかと思いきや、そっと後ろに回って支えるような合い方をしますね。

おつまみの「ピスタチオ」は良い感じで合います。

食事とは合わせにくいタイプかと思ったけど、いろいろなメニューに合いそうですね。
実際に合わせないと分からないけど、「ちらし寿司」とか「いなりずし」とか合いそうなイメージ。

ピノ・グリージョという、ちょっと控えめな品種だから食事にも合わせやすいんでしょうか。
それでいて、メリハリはあるので、ワインだけでも美味しく飲めます。

人に例えると、元気で明るい女子高生だけど、じつはしっかりもので、協調性もある、みたいな?

いろいろ使いみちがありそうですね。
持ち込みワインとしてもいいですね。

また飲んでみたいワインです。

■エノテカサイト
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/118500452

※サイトより引用
オーストラリアで5世代続く名門ワイナリーが手掛ける人気シリーズ。
今すぐに美味しく楽しめる、華やかなアロマとフレッシュかつ豊かな風味が魅力の白ワイン。
世界有数のワイン銘醸地として知られる、南オーストラリア・バロッサ・ヴァレー。
グラント・バージは、この土地で1855年からワインを造り続ける一家の5代目、グラント・バージ氏により1988年に設立されました。
グラント・バージは、世界有数の高級テーブルワインの産地として知られるバロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーに畑を所有し、経験豊かな醸造用ブドウの栽培専門家チームと献身的で誠実な栽培農家が共同で運営することで、ブドウの品質は常に最高レベルに維持されます。
グラント・バージのワイン造りの哲学は「最良のものを造ること。」
各ブドウ品種ごとに適した土壌を選び、最適な条件の下で収穫量を少量にコントロール。
その結果、最良のブドウとなり、それゆえ最上級のワインが誕生します。
「最良のテロワール、最良の気候、最良の醸造技術を組み合わせることにより、自然に最良のワインが生まれる」と考えています。
そして、彼はグラント・バージのワインが、"真のバロッサ"を表現しているということを強調しています。
事実、銘醸地バロッサ・ヴァレーを代表するシラーズをはじめ、幅広いラインナップでその魅力が余すところなく表現されているのが、彼らの真髄と言えるでしょう。
こちらのGBシリーズは、オーストラリア国内でも人気の高いシリーズ。
バロッサ・ヴァレーと、オーストラリア南端の地域にある畑のブドウを使用して仕立てています。
ブドウは除梗後、タンニンと色素の抽出を抑えながら穏やかに圧搾することで繊細な果実味を引き出します。
発酵中は、常に低温を保ちながら澱と共に1ヶ月間放置し、ワインにしっかりとしたボディを与えています。

2017/06/10

パソ・ア・パソ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

パソ・ア・パソ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
パソ・ア・パソ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
PASO A PASO SAUVIGNON BLANC 2016

アルゼンチン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,620円。


【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、青草香、青りんご、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、クリーム、ヴァニラ?
香りの印象:最初はアロマティック、若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やか、優しい
苦味:穏やか
バランス:スリムな、フラットな
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
まろやかで優しい味わいに、ふんわり上品な果実感があり爽やかだが、ちょっとバランスが悪いみたい
※後半まとまってきました

【供出温度】
11-14度 とろとろまったりした味わいなので、ちょっと冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強め。

香りは、最初にアロマティックなライチ、グラスを回すと柑橘系や青りんご、青草香、菩提樹のようなフローラル、石灰のようなミネラル、クリーム、など爽やかな印象。

味わいは、とろみのあるアタックから、爽やかで上品な果実感と甘みがじわっと広がり、スレンダーなボディが長めに続いて、ちょっとえぐ味が残る、ジューシーなフィニッシュ。

優しく穏やかで、しかも爽やかさもあり、初夏や梅雨の季節にピッタリな味わいですね。
気持ち良い風があたる夕暮れのテラスで、静かに味わって飲みたい感じでしょうか。

ニューワールドらしいメリハリがあって、カジュアルでパーティ感もありながら、穏やかでふんわりとした優しさもあり、いろいろな表情を持っているワインですね。
ワインだけで完成度が高いので、どんどん飲んでしまいます。

今日の晩御飯は「豚肉のトマト煮込み」。
肉料理だけど爽やかな味わいなので、白ワインにも合いやすいメニューですが、このワインはちょっと果実味が強めに出るので、フィット感はイマイチですね。

おつまみの「軟骨スモーク」は塩気が強すぎてアルコールの辛さが出てしまいます。

温度が上がってもトロトロした味わいで、甘みと果実味が厚めになって美味しく飲めます。
「アーモンド」にはとても良く合いますね。

爽やかさとリッチ感が共存しているような印象で、時間が経っても温度が上がってきてもしっかりしています。

安定感のあるワインですね。また飲んでみたいです。

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[2015] ソーヴィニヨン・ブラン(スクリューキャップ)/パソ・ア・パソ アルゼンチン / 750ml / 白

※サイトより引用
「一歩ずつ着実に前進したい」との願いが込められたワイン。
アルゼンチンで造られる、フレッシュ&フルーティーなソーヴィニヨン・ブラン。
“PASO A PASO”パソ・ア・パソとは、スペイン語で「一歩一歩」という意味。
「ブドウの成長も人生同様、一歩ずつ着実に前進したい」、という願いをこめて名づけられ、ラベルにも一歩一歩前進する足跡がデザインされています。
このワインが造られるアルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差により色濃く完熟したブドウが育ちます。
加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥し、1年を通して病害虫や腐敗の心配がありません。
つまり殺虫剤や除草剤が必要ないため、オーガニックでナチュラルなワインを造ることができるという訳です。
「パソ・ア・パソ ソーヴィニヨン・ブラン」は、アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスから西へ1000km、アルゼンチン最高の銘醸地であるメンドーサ州の中でも樹齢15-30年のソーヴィニヨン・ブラン100%で造られています。
こちらのワインは、ほんのり緑がかった艶のある明るい黄色。
グレープフルーツのようなシトラス系果実の爽やかな香りや、フレッシュな青草やハーブのアロマ。
口に含むと、香り同様、酸を伴ったグレープフルーツや青リンゴ、ハーブのニュアンスが感じられます。フレッシュかつフルーティな味わいで、バランスのとれたフィニッシュが印象的です。

2017/06/06

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
LUIS FELIPE EDWARDS SAUVIGNON BLANC 2016

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ミニストップで、699円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、熟した果実、梨の芯、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、バタークリーム、ハチミツ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:やや強め
余韻:やや長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシーな果実感

【評価】
爽やかさがありながら、力強さも持っている

【供出温度】
11-14度 しっかりしているのでやや温度高めでも大丈夫そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、石灰のようなミネラル、柑橘系、熟した果実、キンモクセイ、ハチミツ、バタークリーム、など木樽のニュアンスのあるリッチ系でシャルドネのような印象です。

味わいは、やや強めのアタックから、充実した果実味と甘み、しっかりした酸がじわっと広がり、スマートなボディながらアルコールの強さがあり、苦味が効果的に出てきて、旨みをじわっと残してフィニッシュ。

ソーヴィニヨン・ブランの爽やかさやフレッシュ感よりも、厚みやコクがあるシャルドネっぽい味わいですね。

このシリーズずっと飲んでますが、2015年は
強い硝煙の感じは、プイィ・フュメのようなイメージ。
甘みを抑えたスッキリした味わいはニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのようなイメージ。
ソーヴィニヨン・ブランらしさがしっかり前面に出ていて、ハイクラスのワインみたいです。
2014年は
ソーヴィニヨン・ブランなのにこんなに優しい味わいのニューワールドは初めて。
全体に夢見心地なふわっとした印象というか、白いレースをまとった乙女が舞ってるようなファンタジーなイメージ。
王道で勝負してるような印象。
2013年は
果実感抑えめで、ドライでシャープな味わい、アルコールの印象が強め。
気になる点はあるものの、飲み進んでしまう魅力を持ってる。
という感想。
今回はまた、どれとも違いますね。
ブラインドで飲んだら、シャルドネっていいそうなくらい、リッチ系の味わいになっています。

とはいえ、ワインだけでもついつい飲み進んでしまい、さらに飲めば飲むほどいろいろ表情を見せてくれて、ちょっとニヤニヤしてしまうような魅力があって、やはりルイス・フェリペ・エドワーズのワインです。

実験してるのか、好き勝手にやってるのか、これだけ毎年印象が変わるってのも珍しいですよね。

今日の晩御飯はコンビニの「コク旨トマトのボンゴレスパゲティ」。
ワインはミニストップだけど、パスタはセブンイレブンです。

果実感が強いので、ぴったりフィットという感じでは無いものの、懐が深いというか受け入れる感じはあって、邪魔もしないし、魅力を追加するような印象はありますね。

最後にワインがニコッと笑って、全部持ってくみたいな感じでしょうか。

マヨネーズベースのごぼうサラダにも、社交的に合わせてきて、やはり最後に全部持っていくような。

おつまみの「ビスコ小麦胚芽入り」はまったくすれ違うけど、お互い邪魔しません。
「ブルボンプチポテトうすしお」は、塩気がちょっとケンカしますね。

やはりこのワイン、存在感がありますね。
チャーミングで引き込まれるような魅力を持っていて、じわっと良い果実感が残ります。

残りを冷蔵庫に入れて次の日に飲んでみましたが、少し酸っぱくなっているもののまだ大丈夫。
コストパフォーマンスは高いと思います。

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ルイスフェリペエドワーズ ソーヴィニヨン ブラン 750ml

※サイトより引用
「ルイスフェリペエドワーズ ソーヴィニヨン ブラン 750ml」は、爽やかで活き活きとした柑橘系の果実やメロン、ハーブの風味が特徴のワインです。シーフード料理やサラダと相性がよいワインです。

2017/05/20

アラス・デ・ピルケ シャルドネ 2015

アラス・デ・ピルケ シャルドネ 2015

アラス・デ・ピルケ シャルドネ 2015
HARAS DE PIRQUE CHARDONNAY 2015

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ100%

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、パイナップル、ナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>灯油っぽいミネラル、クリーム、ヴァニラ
香りの印象:若々しい、落ち着いた、やや閉じている?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、しっかりしている
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:まろやか、ふっくらした
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
優しい果実感

【評価】
やわらかい口当たりでたっぷりの果実感があるが、アルコール度は強くしっかりしている。

【供出温度】
11ー14度 ほんのり冷えているくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、輝きは強め。

香りは、少し灯油っぽいミネラル感、熟した果実、パイナップル、バタークリーム、ヴァニラ、ややナッティ、若干まだ閉じているかも。

味わいは、柔らかいアタックから、たっぷりの果実感とほんのり甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、ふっくらした印象で旨みがじわっと沁みてきて、酸味の残るジューシーなフィニッシュ。

チャーミングで、フルーティでカジュアルですが、柔らかくてフワフワした幸せ感の強い味わいですね。
アンティノリがチリで作っているワインとのことですが、ちょっとイタリアの白に通じる、チャーミングな果実感を感じます。

とてもバランスよくまとまっていて、1000円台前半のワインとしては抜群にいいと思いますね。
だれでも美味しいって言いそうなまとまりです。

今日の晩御飯は自家製の「ぎょうざ」。
にんにく無しで野菜多めのヘルシータイプ。

カジュアルで果実感が強いので、ピッタリフィットという感じではないですが、ちょっと離れたところから微笑んでるような懐の深さがありますね。

和食に合わせるんだったら、「大学いも」かな。
「栗きんとん」とかも良さそうですね。
あとはギリギリ、筑前煮?
みりんやお酒をつかっている甘みのあるおかずが良さそうですね。

どちらかというとパーティワインで、オードブルとかスイーツとかに合わせたくなるタイプですね。

品質感が良く、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

[2015] アラス・デ・ピルケ シャルドネ / アラス・デ・ピルケ チリ マイポ・ヴァレー / 750ml / 白

※サイトより引用
サラブレッド飼育とワイン造りへの情熱が融合したワイナリー。
アンティノリと造り出す絶妙なチリワイン。
フルーティ、シンプル、クリアなスタイルを目指したスタンダードライン。
チリ・アンデス山脈のふもとに広がるマイポ・ヴァレー、ピルケ南西部に位置し、600ヘクタールの敷地で牧場とワイナリーを経営するアラス・デ・ピルケ。
「アラス」とはスペイン語で「馬牧場」という意味。
その名の通り、1892年設立のチリで最も歴史あるサラブレッド牧場でもあります。
サンチャゴの南、アンデス山脈を起源とするヴァレ・デル・マイポ川を有するマイポ・ヴァレーは、「ラテンアメリカのボルドー」という異名をとる程、条件に恵まれたワイン産地。
スーパータスカン『ソライア』などで知られるイタリアの名門ワイナリー、アンティノリはこのマイポ・ヴァレーに魅せられ、2002年にアラス・デ・ピルケとのジョイントべンチャーを設立しました。
アンティノリを牽引するエノロゴ、レンツォ・コタレッラ氏によりイタリアとチリのエッセンスが融合した、他にはないユニークなワインが生み出されています。
アラス・デ・ピルケはアンデス山脈北側、マイポ川の南、海抜550~750mの場所に位置しています。
火山の噴火により発生した崩積土で、粘土質主体に様々な特質の土が混ざり合う変化性に富んだ土壌。
アンデス山脈に隣接しているため、雨の少ない地中海性気候ですが、同時に、開けた渓谷を通り抜ける太平洋高気圧の影響も受け、双方の特徴を有する独特な気候条件を持っています。
昼夜の寒暖差は20℃にもなるためブドウがゆっくりと時間をかけて成熟。
品質の高い果実の収穫を可能にしています。
栽培形式はVSPシステム(ブドウの芽を垂直に仕立てる方法)を採用。
通気性の良さ、日照が確保され、管理が行き届きやすくしています。
さらに、ブドウの状態を細かく把握し、選別できるよう、収穫は手摘み、容量15kgの小箱を使用することにより、鮮度を落とさず本来の品質が発揮できるよう完璧な状態でワイナリーに搬入されます。
ワイナリーの名前を冠する、アラス・デ・ピルケシリーズは、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出すことに重点をおき、フルーティ、シンプル、クリアなスタイルを目指し造られたスタンダードライン。
こちらのアラス・デ・ピルケ シャルドネは、手摘みで収穫されたブドウを、除梗せず房ごと圧搾します。
その後、新樽率30%、1年樽、2年樽のフレンチオーク樽で発酵。
6カ月のオーク樽熟成、澱引きを経て瓶詰め後リリースされます。
明るい緑を帯びた淡い黄色の外観。
パイナップル、オレンジの皮、ライチの果実味と、ほのかに漂うフレッシュなハーブの香り。
しっかりとした骨格でフレッシュかつ爽快な味わいです。
パスタ、白身肉、アジア料理、シーフードなど、幅広いジャンルと好相性。
デイリーユースにオススメの楽しく、お飲み頂ける一本です。

2017/05/16

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2016


カーサ・スベルカソー シャルドネ 2016

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2016
Casa Subercaseaux Chardonnay 2016

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ローソンで、575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、パイナップル、シナモン
<香辛料・芳香・化学物質>バタークリーム、ハチミツ、硝煙
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな果実感

【評価】
爽やかでフルーティ、フレッシュ感のある元気な印象のまとまり

【供出温度】
11-14度 しっかり冷しても良いけど、酸がしっかりしていて温度が上がってもダレてこない

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きを持っています。

香りは、熟した果実、パイナップル、バタークリーム、硝煙、シナモンなどのスパイス感、ハチミツなど、リッチ系のシャルドネの印象。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、爽やかな果実感と甘み、しっかりした果実感が心地よく広がり、じわっと旨みが沁みたあとに、軽くえぐ味と苦味のある乾く感じでフィニッシュ。

溌剌とした元気のある味わいで、後味の苦味がフィニッシュを締めてアクセントになっていますね。
とてもバランスが良いと思います。
ワンコインクラスではかなり良い方です。

果実感がチャーミングで心地よくて、とても幸せ感がありますね。
これは飲みすぎるタイプなので、要注意です。

今日の晩御飯はコンビニ弁当の「エビグラタン」と「ごぼうのサラダ」。
どちらもニコニコしながら離れていく感じで、ワインが自分のスタンスを崩さないですね。

魚介が入るとちょっとつなぎになって、仕事してくれます。
鶏肉の料理が良いかとおもってましたが、魚介との相性もいいですね。

魚介が入ったパスタやピザ、白身魚のフライとか良さそう。
チキンカツやフリッターも悪くないかも。

でもこのワインは食事と合わせなくてもそれだけで美味しいですね。
コストパフォーマンスは高いので、これはオススメです。

※2017年のものはちょっと水っぽく、バランスが悪くなってました

■関連リンク(ローソンのワイン)

2017/05/13

グレイス グリド甲州 2015

グレイス グリド甲州 2015

グレイス グリド甲州 2015
GRACE GRIS DE KOSHU 2015

日本:山梨県
アルコール度:12%
ブドウ品種:山梨県産甲州

ヤオコーの20%オフセールで、税抜き1440円で購入。
元値は、税抜き1800円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほんのりピンクの指している、淡いグレー
濃淡:淡い
粘性:やや弱い
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、瓜、青りんご、白い花、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>酵母
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系の果実感

【評価】
柑橘系の果実味がフレッシュで、上品さもあり、バランスが良い

【供出温度】
11-14度 あまり冷しすぎると繊細な味わいが無くなりそう 

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、ほんのりピンクがかったグレーで、大人しい外観。

香りは、シュール・リーのような酵母、白い実の果実、瓜、青りんご、柑橘系など、どんどん変わる複雑な果実香があります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系とほんのり甘み、しっかりした酸味がハッピーな感じで広がり、細身ながら締まったボディで、じわっと旨みと苦味が出てきて、余韻の残るフィニッシュ。

グレイスワインの甲州らしい、安定感のあるまとまりです。
フレッシュさと強い酸味が特長ですが、以前飲んだ2013年も同じ感想でしたね。
ただ、2013年のときは水っぽさを感じていましたが、2015は上品で軽めではありますが、水っぽくはありません。

日本ワインは今でこそ、しっかり地位を築いていますが、そのさきがけになったのはグレイスワインでしたね。
これぞ日本ワインのスタンダードという印象で、甲州の存在感をしっかり出しています。

税抜き1800円は気軽に買える値段ではないですが、買って損はないと思いますね。

今日の晩御飯は「シンガポールチキンライス」。
かぼす胡椒で、ちょっと和風にして合わせるととても良い感じで合いますね。
これは美味しい。

ちょっと控えめで主張が強くなくて、ナチュラルな印象なので、合わせる食事の幅は広そうです。
酸味がしっかりしているのがポイントで、レモンを絞って引き立つようなメニューには幅広く合いそう。

グローバル品種の低価格ワインと比べると、バランスの良さと、じわっと染みてくる旨みがまったく違います。
香りもチャーミングでいいですね。

ワインだけでも十分美味しくて、和食に合わせやすくて、さらにナッツなどのおつまみへの相性もいいです。
「塩コショウ味のジャイアントコーン」は良いバランスで合いました。

タケノコとか合わせてみたいですね。
何か季節のものと合わせたくなりますが、カツオは多分ダメで、タケノコの焼いたものとかタケノコご飯は良さそう。
イメージとしては、春から初夏のような印象がありますね。

鮎とかもいいかも。
魚だったら白身の魚で、キスの天ぷらとかは良さそうですね。

季節の変わり目に旬の素材と一緒にいただきたくなるような味わいです。

ワインだけでも美味しく飲めて、以前よりサービス精神が増したような?
残ったワインを冷蔵庫に入れておいて次の日に飲んでも、ちょっと気が抜けた感じになってるものの、まだまだしっかりしてました。

グレイスワインの中でも手軽に入るシリーズなので、ちょっと奮発して買ってみてはいかがでしょう?

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グレイス グリド甲州 中央葡萄酒 グレイスワイン 白 日本 山梨 2016 750ml

※サイトより引用
山梨県産甲州種を使用し、料理との相性を第一に考え、親しみやすく飲み心地良い味わいのワインを目指しました。
グリドの名称は、甲州種の果皮の色を表すGris(仏語:ピンクがかった薄灰色)と、De(...の)から名付けられました。
第14回ジャパン・ワイン・チャレンジ トロフィー最優秀甲州賞|2010年産
第16回ジャパン・ワイン・チャレンジ トロフィー最優秀甲州賞、最優秀日本ワイン賞及び金賞|2012年産
Decantre Asia Wine Awards 2013 ゴールドメダル・リージョナルトロフィー|2012年産
Decantre Asia Wine Awards 2015 ゴールドメダル|2014年産
<スタッフもこのワインを飲みました>
色合いはクリアで綺麗なレモンイエロー。
香りはレモンや柑橘系の爽やかでクリーンな香りや、白百合のニュアンスも感じるエレガンスな香り♪
味わいはフレッシュなアタックから、やや強めでキレのある酸と果実味のバランスが良く、ドライでボディがとても引き締まったワイン。
品良くモダンでエレガンスな甲州ワイン。どこか「カリスマ性」というか存在感を感じさせるワインですね。
料理との相性は少し淡白な料理の方がこのワインには合いそう♪
[2012年産試飲]
中央葡萄酒さんは、日本ワイン発祥の地「山梨県勝沼町」に1923年に創業。
グレイスワインの名で親しまれてきました。現在は、日本で千年以上の歴史を持つ甲州を中心に醸造しています。甲州ワインの品質の向上、そして日本の代表品種としての「甲州」を世界へと広めるための努力を日々重ねています。
土と栽培努力、そして醸造家の信念が一体となったワイン造りをたゆまず続けているワイナリーです。
日本の葡萄の聖地とも呼ばれる「勝沼エリア」では、契約農家との信頼関係に基づき、歴史ある勝沼の甲州種を中心にワインを造り、日照時間日本一を誇る山梨県北杜市明野町にある「明野エリア」では、茅ヶ岳の麓、標高約700mの傾斜地に位置し、西に大きく南アルプス連峰に向かいあい、北に八ヶ岳、南に富士山を望む、またとない風光明媚な地に、中央葡萄酒の主力自社農場=三澤農場があります。 総面積12haの垣根式農場は、2002年4月に開園した欧州系専用品種の圃場が既に成園化し、2009年に建設した甲州種圃場も植栽が完了して収穫が始まっており、日本を代表するワインの数々を生み出そうとしています。

2017/05/06

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
BENCHMARK CABERNET SAUVIGNON 2014

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,728円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、タバコ、ヴァニラ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、生肉、シナモン
香りの印象:若々しい、木樽からにニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め(実はかなり高い)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感

【評価】
優しくなめらかな味わいで、カジュアルなフルーツ感があり飲みやすいが、アルコール度が高いので腹にドシンと落ちる感じ

【供出温度】
14-16度 アルコール度が高いので温度が上がると深みが出るかと思ったら意外とそうでもないかも 

【グラス】
中庸、大ぶり 

【デカンタージュ】
飲む直前にやっておくと、最初から香りが楽しめそう

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、最初にカシスやジャムのような果実感、時間とともに強いハーブ香が出てきて、フローラル、ヴァニラ、タバコ、シナモン、チョコレートなど、華やかさがあります。

味わいは、まろやかで優しいアタックから、ジャムのような果実感と甘みがボリューミーに広がり、酸味は柔らかく、タンニンはシルキーで、穏やかな印象のままスーッとフィニッシュ。

カジュアルでフルーティ、とろとろした優しい口当たりで大変飲みやすいのですが、アルコール度が14.5%もあり、ボディブローのようにお腹にくる感じがありますね。
アルコールに強い人には問題ないかもしれませんが、全体に優しいだけに、アルコールの強さがドシンときますね。

グイグイいけない感じで、チビチビ飲んでしまいます。

温度低めで飲み始めましたが、ベースがしっかりしているので、温度が上がってもダレることはありません。
深みが出る感じではありませんが、とろとろしたジャムのような果実感で、スイーツのような味わいになって、これはこれで悪くないかも。

それにしても、ワインだけで完結していて、食事と合わせるイメージがまったくわきませんね。
すでに大人のデザート的にまとまってます。

今日の晩御飯は「焼肉丼」。
ゴールデンウィークなので、お肉は国産黒毛和牛、タレは玉ねぎ、醤油、肉汁、赤ワインで、ご飯はバターライス。

このワイン、ジャムのような果実感がありますが、食事の邪魔をしません。
懐が深い感じで、おつまみの豚肉のサラミも受け入れてくれます。

イエーイってハイタッチする感じ?

ミックスナッツも問題なく、普通の赤ワインだと渋みが喧嘩する胡桃でも暖かく受け入れてくれます。

最初に感じたアルコール度の強さも飲み終わりにはすっかり気にならず、1本空けてしまいそうな勢いです。

カジュアルで飲みやすく、オールマイティなワインじゃないでしょうか。

リッチ層のカジュアルワインって感じですね。
グラスに少し残ったワインは、次の日にバラのような華やかなフローラル香に満ちあふれていました。

良いワインですね。
これはオススメです。

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[2014] ベンチマーク・カベルネ・ソーヴィニヨン(スクリューキャップ)/ グラント・バージ オーストラリア/ 750ml / 赤

※サイトより引用
グラント・バージはこの土地で1855年からワインを造り続ける老舗のワイナリー。
バロッサ ・ヴァレーの中心、ジェイコブス・クリークの岸に位置する由緒ある町、セラー・ドアにあります。
オーストラリアでもトップクラスの生産者として知られ、多くが大手資本傘下となっているオーストラリアでは珍しく、伝統的な家族経営を誇りにしています。
グラント・バージのワイン造りの哲学は「最良のものを造ること。」
各ブドウ品種ごとに適した土壌を選び、最適な条件の下で収穫量を少量にコントロール。
その結果、最良のブドウとなり、それゆえ最上級のワインが誕生します。
「最良のテロワール、最良の気候、最良の醸造技術を組み合わせることにより、自然に最良のワインが生まれる」と考えています。
グラント・バージは、世界有数の高級テーブルワインの産地として知られるバロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーに畑を所有し、経験豊かな醸造用ブドウの栽培専門家チームと献身的で誠実な栽培農家が共同で運営することで、ブドウの品質は常に最高レベルに維持されます。
オーストリアのプレミアムワインを数多く手がけるグラント・バージにおいて、ベンチマークシリーズは、グラント・バージの顔とも言えるシリーズ。
手に取りやすい価格で、ホテルやレストランにも多く卸しているそうです。
バロッサ・ヴァレーのものと、一部オーストラリアの南端の地域にある畑から収穫されたブドウを使用しており、オーストラリアのワインというものを
分かりやすく表現しています。
こちらのカベルネ・ソーヴィニヨンは、ブドウの大部分はバロッサで収穫されたもので、残りは南オーストラリア、リヴァーランドのブドウを使用しています。
色味は深い紫色。グラスに注ぐ際に広がる、スグリや熟したベリーの素晴らしいアロマ。
熟したフルーツのジャムのような味わいに、煮込んだプラムやダイオウの甘みが加わります。
アメリカンオークとフレンチオークの影響がわずかに有り、スパイス要素とタンニンが口の中に広がります。
典型的なカベルネソーヴィニヨンの引きしまったタンニンとちょうど良い余韻、複雑な後味があり、赤身の肉やパスタとよく合います。

2017/05/05

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV
SILENI Sparkling Cuvee Pinot Gris NV

ニュージーランド:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ピノ・グリ100%

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,998円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:わずかにオレンジがかった、グレーに近いイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
泡立ち:発泡性 泡立ちは少なめながら長めに続く
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>モモや洋ナシのような白い果実、白い花、カンロ飴
<香辛・芳香・化学物質>ハチミツ、グリーン系のハーブ
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め、泡はクリーミー
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやか
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
砂糖をかけた夏みかんみたいな感じ

【評価】
フルーティで優しい味わいだが、まろやかな泡立ちとしっかりしたボディが支えている

【供出温度】
7度以下

【グラス】
グレーの色調で泡立ちもそれほど無く地味な見た目なので、普通のシャルドネタイプが良さそう

【総評】
外観は淡く、ほんのりオレンジがかったグレーっぽいイエローで、輝きは弱め、泡立ちは少なめです。

香りは、甘い果実感が中心で、モモや洋ナシのような白い実の果実、ちょっとキャンディ、白い花、ハチミツ、グリーン系のハーブなど、複雑では無いけど、果実感強めで好印象。

味わいは、クリーミーな泡立ちの軽めのアタックから、品の良い果実感と甘みが心地よく広がり、しっかりした酸味が支えて、苦味も効果的で、じわっと余韻の残るフィニッシュ。

良いワインですね。
品が良くて、フレンドリーで、それでいて存在感があります。

泡も優しく、日頃「泡モノ」を飲まない私でも、このワインはとても素敵に感じます。
泡にニセモノ感が無いんですね。

でもちょっとサービス精神が多すぎて、飲み進むとちょっと飽きてくる?

今日の晩御飯は、「たけのこご飯」と「チキンソテー」。
どちらもシンプルな味わいですが、このワインは邪魔せずにすっと馴染みました。

フルーティだけど上品で控えめなので、食事との相性は良さそうですね。

おつまみの「ミックスナッツ」もさらっと流します。

「焼き鯖のアヒージョ」という、ちょっと失敗しちゃった系の味の缶詰に合わせてみましたが、このワインはおおらかに受け入れてくれました。

伝統産地のスパークリングとは違う、フルーティでカジュアルながら、しっかり存在感のある味わいで、とても良いワインだと思います。

<追記>

そうそう、このワインのキャップですが、開けたあとでもまた栓が出来るタイプになってます。



真ん中の金色の部分を押すと開けられて、凹んだ状態でかぶせて黒い部分を下ろすとまたカチッと止まります。
これとっても便利ですね。

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【6本〜送料無料】セラー セレクション スパークリング ピノ グリ (ゾークキャップ) NV シレーニ エステート 750ml [発泡白]Cellar Selection Sparkling Pinot Gris(Zork) Sileni Estates

2017/05/04

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
MAPU Cabernet Sauvignon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:少し濁った?
輝き:やや強め
色調:若々しいピンク色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、カシス、ジャム、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス、カカオ、チョコレート
香りの印象:若々しい、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:控えめに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
しなやかで冷涼感があり、上品なまとまり、後味にはやや苦味が強めに残る

【供出温度】
14-16度 冷えていても美味しく飲めるけど、少し温度が上がった方が優しい味わいになりそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、少し濁りがあるように見えます。

香りは、黒い果実、ジャム、カシス、カカオやチョコレート、ガリーグのようなハーブ香、タバコ、飲み進むとまた変わってきそうです。

味わいは、ライトでひんやりしたアタックから、上品な果実感と甘みが透明感をもって広がり、細身のボディがスーッとキレイに流れたあとに、渋みが効果的に出てきて、しっかりと締める余韻のあるフィニッシュ。

これは良いワインですね。
冷涼感と透明感のある、品の良い、ミネラルウォーターのような爽やかさも持っていて、外観の濃さからは想像も出来ないフィネスを感じる味わいです。

このワイン、ラベルで損してますね。
もっと上品で爽やかさのある印象にすればいいのに。

ブラインドで飲んだらボルドーって答えそうな、品の良さと懐の深さを持っています。

というか、心を解きほぐしてくれるような優しい味わいで、GWを2日仕事で潰してクタクタになって帰ってきてから飲むと、ちょっと泣きそうになってしまいました。
心に沁みるわ~。

今日の晩御飯は、自家製の「たけのこご飯」と日本一の「焼き鳥」。
たけのこご飯は、ちょっとナッティな香りがあるので、意外と軽めの赤ワインには合うのでは、と思いましたが、やっぱり完全にワインに持って行かれてしまいます。
でもなんだか相性は悪くなくて、なんだかちょっと面白い合い方をしますね。
違う料理になる感じなんですけど、なんだろう?
ちょっとおはぎみたいな感じ?

日本一の焼き鳥は、インスタントっぽい強い味なので、繊細なワインには合わないですね。
育った環境が違うので、まったく話の通じない相手って感じです。

食事と合わせるとニューワールドらしい、果実感と甘みが強めに出てきますね。

品の良い、透明感のあるニューワールドって感じで伝統産地とニューワールドのハイブリッドって感じです。

後半は、フィネスというよりは、やんちゃなニューワールドっぽい味わいになってきました。
美味しいワインだと思います。

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バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド マイポ・チリ マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml (ワイン) 【sc】 【wineday】

※サイトより引用
 シャトー・ムートン・ロートシルトの名声を築き上げた立役者、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが1988年に 他界した後、彼の名は彼の商業的部門であるこの会社に永遠に残ることとなりました。現在シャトー・ムートン・ロートシルトを始めとし、シャトー・ダルマイヤック、シャトー・クレール・ミロンなどを冠するエステートを5銘柄、オーパスワンなどの合弁事業を4銘柄、シャトー・クーテの販売の他、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄を超えます。ボルドーの輸出市場において非常に大きな影響力を持つ同社ですが、フィリップ男爵在りし頃からその革新的な姿勢はひとときも変わることはありません。現在、ボルドーを本拠地に、南フランス、カリフォルニア、チリなど、世界中でワイン造りを行っています。
カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィと共同で生産を開始した「オーパス・ワン」、チリのコンチャ・イ・トロとの提携で生まれた「アルマヴィヴァ」、さらに南フランス、ラングドック地方のヴィニュロン・ドゥ・シュール・ダルクと設立したバロナークによる「バロナーク」と、次々に新しい高級ワインを造り続ける超大物がチリで単独で設立したのがこのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリです。バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリは、チリにおいて、ボルドーで培った技術と、チリのテロワールや葡萄を活かしたワイン造りを行っています。
ブラックベリーなどの黒系果実の香りが豊かで、タンニンが豊富でしっかりした骨格があります。

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