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2018/03/03

サブリナ レゼルヴ シラーズ 2011 ACT1

サブリナ レゼルヴ シラーズ 2011 ACT1

サブリナ レゼルヴ シラーズ 2011 ACT1
SUBRINA RESERVE SHIRAZ 2011 ACT1

南アフリカ:コースタル地域:ダーリン地区
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シラーズ100%

もらいものですが、普通に買うと12、000円くらいするそうです。
(⦿_⦿)


ラベルはなく、サンドブラストでボトルにロゴが刻印されています。
ちょっと分かりにくいですね。。


石灰藻に混ざってフジツボのようなものも見られます。


ブショネを防ぐために最新のDIAMコルクが使われているそうです。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強い
色調:少し落ち着いてきた色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若い状態を抜けた、よく熟した、濃縮感が強い

【香り】
第一印象:まだ開いていない
特徴:
<果実・花・植物>プルーンやリキュールのような果実香、ジャム、小さな赤い花のようなフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、燻製、エーテル
香りの印象:まだ開ききってないので、これから変わってきそう

【味わい】
アタック:穏やかで柔らかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果実由来の甘みとアルコールの甘みがある
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:溶け込んだ、シルキーな
バランス:しなやかだけど強いボディをもっている
アルコール度:高い
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感

【評価】
マイルドで穏やかな優しい果実感のある味わいながら、しなやかなパワーを秘めている

【供出温度】
17-20度 果実感があるのでもうちょっと冷えていてもいいけど、香りを開かせるには20度くらいの温度が必要かも

【グラス】
大ぶり ※ややアルコールの印象が強めのため

【デカンタージュ】
デカンタージュしてみましたが、時間が経っても香りが立ってこないのでしない方が良さそう

【総評】
※飲む直前にデカンタージュしました

外観はとても濃く、若さを少し抜けてきたくらいの濃いガーネットで、輝きと美しいツヤがあります。

香りは、まだ閉じているものの、リキュールやジャムのような果実感、赤身の肉、スモーク、アルコールからくるエーテル、かすかに可愛らしいフローラルなどがあり、これから変わってきそうです。

味わいは、なめらかでシルキーな口当たりから、豊かな果実感と程良い甘み、優しい酸味がおだやかに広がり、クールでスマートな印象ながら、底力のあるしなやかなボディで、タンニンもきれいに溶け込んで、心地よい幸せ感の残るフィニッシュ。

南アフリカのワインは、あまり良いイメージは無かったのですが、これは美味しいですね。

うまく熟成させたワインは、他に代えがたい魅力がありますが、このワインもまさにその1本でだと思います。

2011年ビンテージで、まだ7年しか熟成してないので、少し若さが残っていますが、すべての要素がとても良いバランスでまとまっていて、いわゆる完全な球体ってやつに近い印象かもしれません。

香りがなかなか開いてこないのが、気になる点ではありますが、第一印象は抜群にいいです。

今回いただいたものはボトルへの付着が多いタイプで12,000円くらいするそうですが、もう少し付着が少ないものは10,000円だそうです。
それでも結構お高めですが。。

世界的に見てもなかなか珍しいワインなので、自宅用というよりは贈り物で人気があるみたいですね。
ワインマニアはもちろん、海が好きな人にはうってつけで、マリンスポーツで結ばれたカップルへの結婚祝いとかにはドンピシャ!

海底に沈めるための特殊なシーリングがしてあったり、コルクを抜くときにフジツボや石灰藻がボロボロと落ちたりするので、ちょっと面倒なところもありますが、ワインは「イベント」と考えると、普通のワインでは味わえない体験であることは間違いないでしょう。

今日の晩御飯は自家製の「チーズインハンバーグ」。
果実味はたっぷりとありますが、食事の邪魔をせずに、上質なフルーツソースのような合い方をします。
ワインが優しくて香りも控えめだからですね。
家庭料理一般にも合わせやすそうです。

スーパーで売っていた20か月熟成の生ハムは塩辛くて、合いません。
一番高いのを買ってきたのに、美味しくない・・・

クリームチーズをクラッカーに乗せて、そこに生ハムを合わせると、いい感じで合ってくれました。

このワイン、味わいはとても良いのですが、香りが完全に閉じてますね。
時間が経っても、グラスを回しても、香りが立ってきません。

海底でコルクが押し込まれないよう特殊なシールになっているのですが、それが香りと閉じさせているのでは、などと想像してしまいました。

デカンタージュしたワインとボトルに残ったワインで香りを比較すると、果実香がする分、ボトルの方がまだいいですね。
ロゴ入りポアラ―もついていますので、デカンタージュしないでボトルから直接飲んだ方が良さそうです。
澱も少しありますが、気になるほどではないし、澱が入っている方がコクがあって美味しいかも。

味わいはまろやかで心地よく、万人受けするワインだと思うので、贈り物としてはとても良いと思います。
ワインマニアにも珍しいという点で喜ばれると思いますが、あとからウンチクをあれこれ聞かされるハメになりそうです。。

人に例えると、もの静かで穏やか、優しい色気のある、人の痛みが分かる大人な女性って感じ?

今回ACT1ということですが、また次回海底に沈めるACT2があったらまた飲んでみたいですね。

<パンフレットより>

ワイン名:「SUBRINA」ACT1
発売開始:2013年
販売数量:6000本
生産地区:南アフリカ Darling
生産者:CLOOF
ブドウ品種:シラーズ100%
アルコール度:14.5%

■Amazonへのリンク

海底で熟成されたワイン - SUBRINA 【ギフトボックス入り】 2011 赤 シラー フルボディ 750ml
■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本で送料無料】【Bタイプ:中段貯蔵、海底に沈められていた風合いあり。(石灰藻の付着なし)】[2011] 海底熟成ワイン SUBRINA サブリナ レゼルブ シラーズ 750ml赤ワイン【コク辛口】^NBCWSR11^

※サイトより引用
概要
海底熟成期間:2012年11月16日設置~2013年6月19日引き上げ(約7か月間)
水深:20m
年間水温の変化:14~26度(年間水温差12度、夏期22~26度)
ワイン:過酷な海底貯蔵にも耐える濃厚なシラーズ種の赤ワイン 2011年産/クルーフワイナリー/シラーズ特別仕込み
生産地:南アフリカ共和国ダーリン
ワイン熟成:フレンチオーク
海底セラー設置場所:伊豆有数の透明度を誇る奥石廊崎、南伊豆町中木沖
試飲鑑定:海底熟成2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月のボトルを試飲し、熟成を確認後引き上げ
試飲会:海底4ヶ月熟成のワインの試飲セミナー(東京青山ダイヤモンドホール)
ご注意
・海底熟成されていた風合いを残すために、ボトルの表面を軽く洗い、わざと海底での付着物を残しています。そのため磯の香りがする場合や、カビが生える場合があります。
・海底での付着物の変化を抑制するため、ボトルは個別に乾燥剤と共にセロハンの袋に入っております。
・ボトルを水洗いすると石灰藻や海底の付着物がはがれる場合があります。

2017/03/04

29 Twenty−nine メイドフォーミート カベルネソーヴィニヨン 2015

29 Twenty−nine メイドフォーミート カベルネソーヴィニヨン 2015

29 Twenty−nine メイドフォーミート カベルネソーヴィニヨン 2015
29 Twenty−nine Made for Meat Cabernet Sauvignon 2015

南アフリカ:ウエスタン・ケープ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

グルメシティで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ブラックベリー、メントール、白木、グリーン系スパイス
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、なめし革
香りの印象:ケミカルな印象、やや閉じている?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングなフルーツ感とちょっとスパイス

【評価】
穏やかでまろやか、優しい味わいで後味にピリッとした渋みが残る

【供出温度】
14-16度、17-20度 少しヒンヤリしているとフレッシュな印象、温度高めだと優しく穏やかな味わいになる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、ケミカルな印象があり、なめし革、黒い果実、ちょっとメントール、グリーン系スパイスなどで、ちょっと閉じているかも。

味わいは、軽めのアタックから、穏やかな果実味と優しい酸味、ほんのり甘味がじわっと広がって、ミディアムボディでスーッと続き、まろやかな印象のまま軽い苦味を残したフィニッシュ。

肉専用ワインということで、ラベルデザインもハードで濃くて強そうな印象のデザインですが、実際飲んでみると、とても優しく穏やかですね。

南アフリカのワインって、特有の樽の印象や重い後味のものが多いですが、このワインは洗練されていてスマートな味わいです。

ラベルデザインが「いかつい」ので、ビス付きの革ジャンとか着ていてパンクだけど、ちゃんと挨拶して周囲に気を使うミュージシャン、みたいな違和感がありますね。

個人的に南アフリカワインはタイプじゃないのですが、まさかこんなに穏やかで洗練されているとは思いませんでした。

でも香りは良くないんですよね。
時間が経つと開いてくるかな?
まろやか過ぎて、飲み飽きてしまうタイプかも・・という心配もあります。

輸入果汁を使った国産ワインの「ニセモノ感」はありませんが、アメリカ産安ワインのようなツルツルに角が取れた、ファストフードワイン的な印象がちょっとあるかも。

今日の晩御飯は、自家製「ガパオライス」。
目玉焼きとか野菜が乗っているので、肉感は弱めですが、ワインとの相性は悪くないですね。

肉専用とうたいながら、スマートで控えめな印象なので、合わせる食事幅は広そうです。

デザートでフルーツケーキがあったのですが、生クリームにとても良く合いました。
乳製品とかフルーツとの相性も良さそう。

開けてから時間が経って、温度が上がってきて18度くらいになってもダレてこないので、ベースがしっかりしてるみたい。
コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/04/03

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014

フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
フィッシュ・フック ピノタージュ 2014
Fish Hoek Pinotage 2014

南アフリカ:ウェスタン・ケープ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノタージュ

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、ヴェジェタル、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、シナモン、胡椒
香りの印象:ちょっと熟成感を感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした、後からちょっと強めの酸味
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
フレッシュなブルーベリージャムのような果実感

【評価】
フレッシュでジューシー、甘みがありとても飲みやすい

【供出温度】
10度以下 ジューシーで甘みがあるのでしっかり冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは、チョコレートやシナモン、スパイス、ブルーベリージャムや干しぶどう、ヴェジェタルな印象もあります。

味わいは、軽めのアタックから、心地良い甘みとフレッシュで濃厚な果実感がふわっと広がり、おだやかで優しい酸が支えて、タンニンは控えめ、スーッと流れるように続いてジューシーなフィニッシュ。

果実感と甘みが強くジュースっぽいのですが、とても心地よい感じでまとまっていて、幸せ感の強い味わいですね。
食事と合わせるというよりはワインだけで楽しめるタイプで、タンニン控えめなのでチョコレートにも合いそうです。

このワイン、2011年のものを飲んだことがありますが、その時の感想は、
樽の印象が強めだけど、チャーミングなフルーツ感があって、後味には樽臭さが残りません。
ただちょっといかにもニューワールドで、やや単調なイメージがあります。
時間が経つとちょっと酸っぱくなって、力が落ちきました。
という感想。

2014年はまったく樽の印象はありません。
チャーミングな果実感はしっかりあって、ジューシーだけど単調な印象ではありません。
ナチュラルなぶどうジュースをいただいているような感じで、以前おみやげでもらったオリファンにごりワインにも近い感じ。

最近、甘みを残すワインが増えてて、甘口のワインにもフォーカスが当たってきたような印象がありますね。
というか、食事と合わせるというよりは、ワインだけで美味しいというのが最近のトレンドのような気がします。

ベタベタした甘みではなくて、ナチュラルですっきりした甘みがポイントだと思います。

このワイン、そういう点でかなり時代の空気感を反映しているような気がします。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
ニンニク、お肉少なめで、野菜が多め。

つけダレは、醤油とお酢とラー油です。

赤ワインには合わないメニューですが、このワインはパーティ的な合い方をしますね。
高めもしないけど、邪魔もしない、ちょっとジュースと合わせてるような印象。

ナチュラルな印象なので、食事との相性が悪くないのかもしれません。

甘さが特徴的なので、焼き肉とかハッシュドビーフ、デミグラスソースのハンバーグとか合いそうです。
焼肉のタレには馴染みが良さそうな気がします。

それしても、ピノタージュらしさは、ほとんど感じないかも。
最近のワインは品種の個性よりも造り手の目指す方向で大きく変わりますね。

半田ファームのナチュラルチーズ、チモシーとオーチャードに合わせると、両方ともナチュラルな自然体な感じなので、すっと馴染みますが、それ以上の変化はありません。
おたがいに邪魔せずに微笑み合って自然に消えるような合い方。

ココナッツチップスは香りがぶつかって、ちょっとハレーションを起こしてイマイチ。

人に例えると、いつも明るくニコニコしてる、自然体でみんなに愛される若い女の子、みたいな。

カジュアルでフルーティで甘みのあるワインが好きな人にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【888均】フィッシュ・フック・ ピノ・タージュ・[2015]年・オーク樽熟成・W.O.ウェスタン ケープ・南アフリカ・フィッシュフック(アコレードワイン)(ワインメーカー・ブルース・ジャック氏)Fish Hoek Pinotage [2015] W.O. Western Cape (South Africa)

※サイトより引用
フィッシュ・フックでは、ワイン醸造における最良の技法とはシンプルさを保つことであると考えています。
南アフリカのスワートランド地区にある最上級ヴィンヤードでのみ栽培されたブドウを使用し、厳しいのルールの下で醸造を行っています。
それこそが素晴らしい単一品種100%ワインへのこだわりであり、フィッシュ・フックの混じりけのない純粋な味わいが全てを物語っています。
ブドウは気温24-26℃で収穫され、1日に2-3回撹拌し、28℃で培養酵母とともに発酵を行います。ステンレスタンクでアロマラクティック発酵後、フレンチオーク樽の風味が加えられ、6ヶ月熟成します。
ミディアム・ボディ。フルーツケーキ、プラム、モカチョコレートの風味。この伝統的なピノタージュは上品にまとまったオークと長い余韻をお楽しみいただけます。
良く合うお食事:バーベキュー、ローストビーフ、肉のお刺身、焼き野菜、熟成したチーズと合わせてお楽しみください。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2015/08/04

ダイヤモンド・コースト シュナン・ブラン&シャルドネ NV

ダイヤモンド・コースト シュナン・ブラン&シャルドネ NV
ダイヤモンド・コースト シュナン・ブラン&シャルドネ NV
Diamond Coast Chenin Blanc & Chardonnay NV

南アフリカ:ウェスタン・ケープ地方:オリファンツ・リヴァー地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、シャルドネ

ローソンで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、フラットな色調

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>青りんご、柑橘系
<花・植物>白バラ、麦わら
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>ちょっと還元的?
香りの印象:ちょっと閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め「
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかい、やや頼りない
苦味:控えめ
バランス:軽くて、やや水っぽい
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと酸化したリンゴのような印象

【評価】
ライトでフレッシュだけど、ちょっと水っぽくて、後味に強いえぐ味と苦味が残る

【供出温度】
7度以下 冷やしてごまかして飲むタイプ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は中庸な濃さの、グリーンがかったフラットな色調のイエローで、輝きは弱め。

香りは、リンゴや柑橘系、石灰のようなミネラル、麦わらや白バラ、ちょっと還元的な印象です。

味わいは、ライトで水っぽいアタックから、じわっとフルーツ感と甘みが広がるものの、酸が頼りなく締まらず、その後に強めのえぐ味と苦味が出てきてフィニッシュ。

一口目は良かったのですが、水っぽくて後味がイマイチなので、第一印象はあまり良くありません。

今日の晩御飯は、鯖の竜田揚げ。
ワインにはとても合わせにくいメニューですね。

ワイン自体の主張が少ないので、イマイチ合わないものの、あまり邪魔をしない感じでチューハイっぽくフィットします。
付け合せのキュウリの浅漬けは意外と問題なし、というか合う?
かぼちゃのソテーも問題なく、食事にフィットしますね。

おつまみでストリングチーズのスモーク味に合わせると、まったく興味ない感じですが問題なく合います。

飲み進むと意外と悪くない感じになってきました。
特に食事があると、ワインの欠点が隠れますね。

口に含んだ時の印象がいいので、食べ物を口に入れてワインを合わせるんじゃなくて、ワインを飲んでから食べ物、の方が美味しく感じられますね。

ワンコインを切る貴重なワインとしては、悪くないと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/06/24

アーニストン・ベイ・ザ・ショア ホワイト NV

アーニストン・ベイ・ザ・ショア ホワイト NV
アーニストン・ベイ・ザ・ショア ホワイト NV
ARNISTON BAY THE SHORE WHITE NV

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、コロンバール、セミヨン

リカーランドトップで、税抜き499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、軽い

【香り】
豊かさ:最初強いがだんだん弱くなる
特徴:
<果実>メロン、白い実の果実、青りんご
<花・植物>菩提樹、針葉樹
<香辛・芳香>グリーン系のハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:軽め
バランス:ライトでスリム、溌溂としている
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
さわやかな柑橘系や青りんご

【評価】
爽やかなフルーティさと甘みがあり、とてもフレンドリーな印象

【供出温度】
8-10度 やさしい味わいがあるので、冷えすぎない方が美味しく飲めそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったイエローで、少し輝きもあります。

香りは、メロンや梨、青りんごのような果実香、グリーン系のフローラル、針葉樹、全体的にグリーン系で爽やかな印象。

味わいは、軽めのアタックから、甘みのあるチャーミングな果実感が広がり、優しい酸味がじわっと締めて、短めにストンと落ちるようにフィニッシュして、そのあとじわっと余韻が残る感じ。

価格を考えると十分な味わいでしょうか。
あまり悪い要素がありません。

今日の晩御飯は、鯖の竜田揚げとふろふき大根。

ふろふき大根は苦味がケンカしてまったく合いません。
大根おろしを乗せたサバの竜田揚げも結局ダイコンが邪魔して、さらに青臭さが出てきてこれもダメ。

夏ダイコンだから辛味も強めなんですよね。
まあ、ワインに合うメニューではないですね~。

食べ物を飲み込んでから、合間に合わせるとそんなに邪魔をしない感じです。

食事が終わって、おつまみの薄皮付きピーナッツに合わせるとそこそこ合います。
ピスタチオはぐっと深みが増していい感じで、これは飲み過ぎそう。

シュナン・ブラン、コロンバール、セミヨンという個性的なセパージュですが、これは良くまとまってますね。
ワインだけでも十分美味しく飲めます。

今度はもっと違う料理にあわせみたいですが、香りが主張してる感じなので、家庭料理でも香りの強めのものが良さそうです。

食事と合わせるとしたら、チキンのハーブ焼きとか、ドライカレー、焼き鳥の塩もいいかも。
トマトとモッツァレラのパスタやピザ、チーズ系の料理も良さそうです。

人に例えると、庶民的で穏やかにいつも微笑んでる、町の看板娘って感じ?
とてもフレンドリーでいやらしさがありません。

コストパフォーマンスも高くおすすめです。

■楽天ショップへのリンク

【ヨリドリ12送料無料対象】アーニストンベイ ザ・ショア ホワイト ワイン

※サイトから引用
リゾート気分で楽しめるワイン♪
爽やかなトロピカルフルーツの香りが特徴で、
心地よい酸味と飲み応え有り!
休日の昼間、リゾート気分でリラックスして
楽しんでいただきたいワインです♪
シーフードサラダに合わせても◎!

2015/06/16

アーニストン・ベイ・ザ・ショア レッド NV

アーニストン・ベイ・ザ・ショア レッド NV
アーニストン・ベイ・ザ・ショア レッド NV
ARNISTON BAY THE SHORE RED NV

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

リカーランドトップで、税抜き499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが良い、若々しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、ジャム
<花・植物>茎っぽいグリーン香、青ピーマン
<香辛・芳香>赤身の肉、ガリーグのようなハーブ香
<化学物質>ややケミカル
香りの印象:ややケミカル、第1アロマが強め、ちょっとラフ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:軽めでサラサラした
バランス:心地よくスマートながら、アルコールの強さもある
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな黒い果実

【評価】
ミディアムボディで爽やかな印象ながら、アルコールの強さもあり、全体的にはバランスが良い

【供出温度】
10-13度 フルーティで爽やかなタイプなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは、ケミカルで青っぽく、動物香や南仏を思わせるハーブ香があります。

味わいは、やや軽めのスマートなアタックから、すっきりした果実感とほんのり甘み、爽やかな酸味が広がり、細身のボディがやや長めに続いて、タンニンが軽く締めながら、ジューシーなフィニッシュ。

爽やかな味わいで、ミディアムボディながら、バランス良くまとまってて、力んだ感じのない心地よい味わい。
この価格なら十分合格点の第一印象です。

ワインだけでもどんどん飲めるタイプですね。

カミさんに感想を聞いたら、酸っぱいねこれ、480円くらい、というつれない感想。
もうちょっとフルーツ感とか甘みがあったら酸っぱいのが気にならないけど、酸が立ってる、という意見でした。

今日の晩御飯はピラフタイプのドライカレー。
香辛料の強さはあるものの、ベースがお米なので、ワインがちょっと余る感じ。
どちらかというと、しっかりお肉に合わせたいタイプですね。

あつまみで、ピスタチオに合わせるとじっくり深く馴染みます。
料理のソースのようになります。

スーパーで売ってるレッドチェダーチーズに合わせると、塩気が強くてイマイチ。

カジュアルで飲みやすいので、ハンバーグとか、ミートソースパスタ、ピザも具によっては合いそうです。
バーベキューに持って行っても重宝しそうですね。

1000円弱くらいのワンランク上のワインの印象があって、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

アーニストンベイ ザ ショア レッド 750ml【楽天24】

※サイトより引用
「アーニストンベイ ザ ショア レッド 750ml」は、果実味豊かなコクと柔らかいタンニンがバランス良いミディアムタイプの南アフリカ産ワインです。

2015/02/18

サン・オブ・アフリカ 白 NV

サン・オブ・アフリカ 白 NV
サン・オブ・アフリカ 白 NV
Sun of Africa Cape White NV

南アフリカ:ウェスタン・ケープ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、コロンバール

肉のハナマサで、税込み537円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>白い果実、過熟した果実
<花・植物>白い花
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル感、
<化学物質>ちょっと人工的
香りの印象:弱めながら、アロマティック品種の印象がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:後味を締める
バランス:溌剌とした、やや強め
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
甘い果実感と、ややアルコール臭

【評価】
カジュアルでフルーティだが、やや荒く強い口当たりで、しっかりした酸と強いアルコール感がある

【供出温度】
11-14度 強くてバランスが荒い印象なので、ちょっと温度高めの方がまったり飲めそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しくグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは弱く、人工的な石鹸っぽいミネラル感や白い花や白い果実、時間が経つと熟した果実の印象が出てきますが、ちょっと傷みかけた果実のようなギリギリのライン。

味わいは、強めで荒いアタックから、ジューシーなフルーツ感とほんのり甘みが広がり、強い酸が支えて、ちょっとアルコール感を感じながら、苦味とえぐ味の残るフィニッシュ。

全体的に荒いまとまりながら、そんなに悪くありません。
ラベルデザインがあまりにぞんざいなので、全然期待しないで買ったのですが、まあ良い方って感じでしょうか。

ちょっと傷んだ果実のような印象をふっと感じたのですが、飲み進むと、ちょっと雑な感じというか、変なものが混ざってる感というか、いろいろ気になりだしました。
少なくともクリーンさは無いようです。

今日の晩御飯は、コンビニのクラムチャウダーのパスタ。
合わせると、果実感が強調されてワインが常に勝つ感じですが、食べ物があった方がワインの欠点が隠れて飲みやすくなりますね。

口当たりが荒っぽいのと、果実感が強めに出るので、合わせる食事はちょっと気を使いそう。
和食系だったら、豚の角煮にからしをつけたものとか、あとは中華系、ドライカレーとかスパイス系料理でしょうか。

価格のわりにアルコール度数は高く、力もあるので、強めのお酒が好きな人にはいいかもしれません。
コストパフォーマンスは悪くないのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【500均】サン・オブ・アフリカ・“シュナン・ブラン&コロンバール”Sun of Africa Chenin Blanc & Colombard

※サイトより引用
今!まさに新鮮な風が吹いている南アフリカ ウエスタン・ケープから、コストパフォーマンス抜群!非常にバランスのとれたフレッシュで美しいフルーツの香りが漂う
大人気辛口白ワインがびっくりプライス!
フランスのロワール地方で有名な芳しい香りにしっかりとした酸がフレッシュさを引き出すシュナン ブラン種と低めの酸に豊かな果実味が持ち味のコロンバール種がブレンドから造られます。
非常にバランスのとれたフレッシュでそして美しいフルーツの香り漂う、人気辛口白ワインが信じられないプライス!

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2014/11/18

KWV ケープ ルージュ NV

KWV ケープ ルージュ NV
KWV ケープ ルージュ NV
KWV Cape Rouge NV

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ルビー・カベルネ、サンソー

デリドで、税抜き580円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さのあるルージュ色の、やや淡いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ、黒い果実
<花・植物>ヴェジェタル
<香辛・芳香>血液、赤身の肉、タバコ
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:サラサラした、控えめ
バランス:スマート、心地良い、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライな果実感

【評価】
ライトでスマート、ドライで心地良い飲み口、スッキリした味わい

【供出温度】
10-13度 ライトでスッキリしているが、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡めで、若さのあるルージュ色の透明感のあるルビーで、底がはっきり見えるくらいの明るさです。

香りは、鼻をつく感じの強めのケミカル、血液や赤身の肉、時間が経つと、ドライフラワーやカラメル、タバコの葉の印象が出てきます。

味わいはライトで、スッキリドライなアタックから、スマートなボディで酸味はフレッシュながら穏やか、タンニンも控えめで、流れるようなスムーズなフィニッシュ。

香りはイマイチですが、飲みくちがスマートでスムーズ、フレッシュな印象でとても良い感じ。
果実感は控えめ、ドライながらフレッシュ、心地良い味わいで、軽い赤の一つのお手本のようなワインです。

今日の晩御飯は、コンビニの、ハンバーグの乗ったミートソースパスタ。
ワインがちょっと負け気味ですが、脂分をフレッシュにしてくれて、献身的に働きます。

素直で、軽めで、フレッシュ、しかも主張が控えめなので、合わせる食事の幅が広そうですね。
特にコンビニ食には良いバランスで合いそう。

アルコール度低めだけど、飲みやすくてドンドンいっちゃうので、平日飲むのは要注意ですね。

またリピートしてもいいワインです。

■楽天ショップへのリンク

KWVケープ・ルージュ 赤ワイン750ml 南アフリカ共和国ライトボディ ケイ・ダブリュー・ヴィ

※サイトより引用
南アフリカワインの歴史と繁栄と共に、KWVがあります。
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。
それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。
そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。   
1997年12月、KWVは大々的な組織改革を行い、株式会社として再スタートを切ります。
現在では、約4,500の農家が株主。ワインやブランデーにおける南アフリカ最大の輸出業者であり、業界のスポークスマンであり、指導者であり、生産・マーケティングの先駆者として、政府機関とも緊密な連携を取りながら、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。
昨今は、グローバルな視野に立った品質向上、世界市場を見据えたマーケティング・販売を行い、南アフリカワインを広く世界へと普及させています。
主な輸出先は、イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本など30以上の国々。ブドウ品種の個性をよく表したワインが多く、近年はブドウ栽培やブドウ醸造に関する最新技術が導入され、生産者たちの革新的なスキルが加わったことで、品質がめざましく向上。世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しています。

渋みの強い赤ワインは苦手…。
そんな方にも、飲みやすい赤ワインがあります。
フルーティで、繊細な味わい。
軽すぎず、渋すぎず、 軽い肉料理や煮込み料理、和食にもよく合うおいしさです。
ブドウ栽培に適した地中海性気候のもと、細心かつ丁寧にブドウが育てられ、収穫の時を待ちます。
KWV本社屋がラベルに描かれたケープ・ルージュはルビー・カベルネやサンソーといったブドウ品種を主体として造られます。
フルーティーな香りとスッキリとした果実味、のど越しもなめらかな気軽に楽しめるタイプです。

2014/11/08

KWV ピノタージュ 赤 2012

KWV ピノタージュ 赤 2012
KWV ピノタージュ 赤 2012
KWV Classic Collection PINOTAGE 2012

南アフリカ:ウエスタン・ケープ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノタージュ

スーパーマーケット ライフで、税抜き934円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ドライフルーツ、木苺
<花・植物>オリエンタルスパイス、茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、赤身の肉
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象と茎っぽいグリーン感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかい、フレッシュ
タンニン分:きめ細やか、穏やか
バランス:濃くて強くて粗い
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと熟成感のある黒っぽい果実感

【評価】
軽めでフレッシュ、ちょっと酸化熟成した印象の個性的な果実感がある

【供出温度】
10-13度 フレッシュに飲みたいなら温度低めで、個性的な果実感を楽しむなら温度高め

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調ながらやや黒っぽく、深い透明感と輝きがあり、底光りするような美しさがあります。

香りは、最初は硫黄の印象が強く、その後シェリーやポートのような酸化熟成した果実感と、やや生っぽい茎のようなグリーン香、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、スムーズで軽めのアタックから、酸化したイメージの酸っぱい果実感が広がり、優しい印象ながらボリューム感はあまりなく、後味は酸味が残りジューシー。

ピノタージュってスパイシーなピノ・ノワールってイメージがありましたが、これはローカル品種のサンソーとかムールヴェードルみたいなイメージですね。

今日の晩御飯は、チキンのトマトシチューに、マカロニとガーリックライス。
味付け弱めなので、ワインが勝ち気味ですが、それなりにフィットします。

食事が終わって、おつまみのビーフジャーキーに合わせると、バランス的にはちょうどいい感じ。

最近、ニューワールドのワインも個性の主張が強くなってきている印象がありますが、このワインもまさにそんな感じ。
ただ飲みやすいワインではなく、ピノタージュの良さも悪さも受け入れて、表現しているようなイメージでしょうか。

私のイメージでは、人に例えると満島ひかり。
ただカワイイとか綺麗じゃない、強い主張と個性を持った、自分を持ってる女性って感じ

陰か陽かでいうと陰で、ちょっとマイナーなイメージなのですが、哲学を持ってるというか自分の考え方がしっかりしてる印象。
誰にでもすすめられる感じではないけど、個人的には好きなタイプです。

また新しいビンテージは試してみたいですね。

■楽天ショップへのリンク

KWV ピノタージュ 赤ワイン フルボディ 750ml 【南アフリカ ワイン】

※サイトより引用
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。
1925年には南アフリカワイン産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援のもと、長年研究を行ってきたペロード教授がピノ・ノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南アフリカ独特のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アフリカでは無くてはならない品種となっています。1973年には原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大級の輸出者として業界のスポークスマンであり、生産やマーケティングの先駆者の役割を担っております。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。1997年に民営化し現在は世界35カ国で販売しています。
ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーとの交配によって生まれた南ア独特のブドウ品種です。深く濃いルビー色、果実の香り豊かで、樽熟成によって複雑な風味が生まれ、コクのある味わいとなっています。ピノタージュ100%。
フルボディの重層感がありながら滑らかな飲み口。 ワインが好きなら常備しておきたい南アフリカ産赤ワイン。

2013/12/26

ヴァーサス ホワイト 2013

ヴァーサス ホワイト 2013
ヴァーサス ホワイト 2013
VERSUS WHITE 2013

南アフリカ:WOウェスタン・ケープ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

マルエツで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パッションフルーツ、ライチ、南国系果実、ミネラル、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:アロマティック、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め、炭酸を含んでいる
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープ
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、フレッシュで爽やか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーツ感

【評価】
フレッシュでフルーティ、爽やか

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
若々しい、グリーンがかった、色調で、ギラギラしたグレーっぽい輝きがあります。

香りはアロマティック。
パッションフルーツやライチのような強い果実香が中心で、白い花のような感じやミネラル、爽やかなハーブの印象があって、華やかさがあります。

味わいは炭酸を含んだ、フレッシュでフルーティなアタック。
爽やかでしっかりした酸味と、残糖の甘みがジワッと広がります。
後味はすっきりしたジューシーさが残りますね。

アロマティックで香りが強いので、好き嫌いはあるかもしれませんが、第一印象はとても良いです。
ワインだけでグイグイ飲めるし、気分がとても上がる感じ。
ラベルは地味だけど、味わいはとても派手ですね。

マイナスポイントがほとんど感じられないのも、良い点だと思います。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレビアンコパスタ。
合わせると、さすがにアロマティックなので、やや絡みづらいのですが、フレッシュ感を加えるって点ではいい感じ。

もっとハーブっぽい香りがメニューの方がいいですね。
バジルのピザとかの方があうのかな。

魚介って感じよりはチキンに合いそうですね。
野菜カレーとかも良さそう。

海外のお土産の、香りの強い、ナッツ入りのチョコレートが、良く合いました。
ガーナチョコだと、ワインのベースの弱さが出てくる、でも美味しい。

ワインだけで独立してる感じは、ジュースと合わせているような印象があるものの、ワインの完成度が高いので、嫌な感じはありません。

最近、南アフリカの低価格ワインの完成度が上がっていて、チリを脅かす存在になりそうですね。

ワインだけで飲んでると、ちょっと後味の苦味が気になってきますが、シュナン・ブラン主体のワンコインワインは希少なので、存在感があります。

カジュアルに楽しむ飲み会とかには良いと思います。
もうちょっとラベルデザインが良ければ、手土産に使えそうですけどね。

■関連リンク(マルエツのワイン)

2013/10/16

タングルド・ツリー ロゼ 2012

タングルド・ツリー ロゼ 2012
タングルド・ツリー ロゼ 2012
Tangled Tree Rose 2012

南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:マスカット・フロンティニャン100%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:やや黒っぽい、少しオレンジっぽい、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、ディスクが厚め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:グリーン系のハーブ香、赤い果実、薬箱、ちょっとアニス、赤いベリー
香りの印象:開いている、強いハーブ香が個性的

【味わい】
アタック:やさしい、ほんのり甘い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:ロゼとしてはしっかりある方、緻密で、やや収斂性あり
バランス:心地よい、まろいやか
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
優しくマイルドながら、個性的な香りで、バランスも良い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
黒っぽい落ち着いた色調で、輝きはあまり強くありませんが、ディスクは厚めで、粘性も強めです。

香りは、まずハーブやスパイス。
ちょっと薬箱っぽい感じもありますが、悪くありません。
鼻を突くユーカリオイルのような揮発性のある印象や、グリーン系のスパイス、アニスのようなオリエンタルスパイスのイメージもあって、華やかで個性的です。
赤い果実の印象もありますが、ちょっとクセのある、普通じゃ売ってないような果実のイメージ?
香りはとても楽しめますね。

味わいは、残糖がやや多めで、甘さを感じる、マイルドで優しいアタック。
中盤、酸味が支配的になり、後半はやや収斂性とえぐ味を残して、ジューシーな印象でフィニッシュします。

飲みやすくて個性的ですね。
後味はややえぐ味が残るのが気になりますが、とても美味しいと思います。

ちょっとライトでほんのり甘いので、ワインだけで、どんどん飲んじゃいます。

今日の晩御飯は、自家製のカツ丼。
合わせると、不思議な味わいになりますが、でも悪くないかな。
ワインが、料理の雰囲気をちょっと変えますね。

赤ワインに近い感じだけど、豚肉にも良く合うみたい。
ワインの甘みと豚肉の甘みがフィットするので、スパイスを効かせた豚肉のソテーとか、とても良く合いそうです。
つけダレにもよりますが、甘みの強い豚肉のしゃぶしゃぶとかも合うかも。
あとはロールキャベツのトマト煮込みとか?

このワイン、合わせる食事のイメージがとても広がりますね。
家庭料理でも、ワインが活きるタイプじゃないでしょうか。

飲み口のマイルドさと、ほんのりある甘み、それに個性的なハーブ香が、とても良いバランスでまとまっていて、ぜひまたリピートして飲んでみたいワインです。

温度低めの方が飲みやすいのですが、キンキンに冷やしても、アフターフレーバーでハーブの香りがたってくるので、大丈夫なんですよね。
なるほど、このロゼ、キンキンに冷やしてもハーブ香がしっかりたつような設計になっているみたい。

このワイン、とても良いですね。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料】【ケース販売(12本入)】タングルド・ツリー ロゼ(代引手数料・クール代別途)

※サイトより引用
レッド・ミュスカデル100%で造られるこのロゼは、ジューシーな果実味と優しい甘みが特徴。バラのような香りがとても華やかです。よく冷やして食後に、またサンドイッチなど軽めのお食事とご一緒に。

2013/10/13

タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012

タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012
(1)ピノ・ビアンコ100%(伊:トレンティーノ・アルト・アディジェ州:DOCアルト・アディジェ:11)\1250
(2)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206
(3)ソーヴィニヨンブラン90%、コロンバール10%(南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区:2012)\680
(4)シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー:NV)\680
(5)シャルドネ100%(チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区:2012)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:淡い色調で、輝きは強め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、レモン、白い実の甘い果実、グリーン香、爽やかなハーブ
香りの印象:弱めだが、上品で、繊細な印象がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、スムーズ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルなフルーティさだが、厚みとまろやかさがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡くて、グレーっぽい色調で、ギラギラして輝きを持っている。
この段階では、ピノ・ビアンコあたりが候補。

香りは、まず柑橘系、そこに甘いフルーツ、そして青草香。
ソーヴィニヨン・ブランの要素が揃っている。

味わいは、アルコール度高めで、フルーティで残糖の甘みがあり、ニューワールドのまとまり。
酸味がキリッとしているのも、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、南アフリカのソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

素直なテイストの、しっかり強さのある味わいです。

【総評】
タングル・ド・ツリー トロピカル ソーヴィニヨン・ブラン 2012
Tangled Tree Tropical Sauvignon Blanc 2012

南アフリカ:ブレーダ・リヴァー・ヴァレー地方:ロバートソン地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン90%、コロンバール10%

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、680円。

外観は、ほぼ無色のグレーで、ギラギラした輝きを持っています。
粘性も強めで、テラテラした感じ。

香りは、まず柑橘系と、モモとかナシの甘い果実の印象。
そのあとに、青草香が来て、時間が経つと、シロップや、ペトロール香(石油香)が出てきます。

味わいは、フルーティでほんのり甘みのあるアタックから、アルコールのボリューム感が少し出てきて、じわっとジューシーな酸味が効いた状態でフィニッシュ。
全体的に心地よい飲み心地。

とてもフレンドリーで、素直な印象で、嫌味が無くて、これはいいと思います。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、揚げ出し豆腐。
さすがに、どれも合いません。。。

アルコールのボリューム感があるので、和食には合わせにくいタイプみたいですね。

食事が終わって、ピスタチオには良く合いました。

ワインのフルーティさが活かせる食事じゃないと駄目ですね。
フルーツを加えて美味しい食事、ドライカレー、ミート系ピザ、カルボナーラとか合うような気がします。

ソーヴィニヨン・ブランだと魚介系のイメージだけど、このワインはチキンとかカレーの方が合いそうなタイプ。

1000円弱ならお買い得ですね。
だれからも受け入れられそうな、安定感のある、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

タングルド・ツリー ソーヴィニヨン・ブラン

※サイトより引用
タングルド・ツリーはペットボトルなので、軽量で割れる心配もなく、持ち運びに便利。飲み残しても冷蔵庫で保管して、すきな分量をお楽しみいただけます。
またラベルやカートンもリサイクル紙を使用した、エコフレンドリーな商品です。
ソーヴィニヨン・ブランに、コロンバールを10%ブレンド。グアバやメロンなど、トロピカルなアロマが特徴です。味わいはフレッシュでライトボディ。どんな食事にも合う辛口です。

2013/09/23

バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011

バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011
バランス 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー 2011
Balance Cabernet Sauvignon Merlot 2011

南アフリカ:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

カルディコーヒーファームで、10%引き774円で購入。
元値は、869円。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:やや強め
色調:若さのある紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、色味は落ち着いた感じ

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒いベリー系果実、ややケミカルななめし皮、茎っぽいグリーン香、黒胡椒のようなスパイス
香りの印象:ややケミカルで、青っぽいグリーン香が気になる

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:弱め
バランス:まろやかで、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
チャーミングなフルーツ感をカジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は深い透明感があって、キラキラとした輝きを持っているます。
色味は若々しいものの、ちょっと落ち着いた紫色です。

香りは、弱めで、ケミカルだったり、青っぽかったりで、あまり良くありません。
生臭いような感じもちょっとありますね。

味わいは、フルーツ感たっぷりのアタックで、残糖の甘みがじわっとひろがり、しあわせ感のある味わい。
酸味がしっかりと締めていて、タンニンは弱め。
後味はフレッシュなジューシーな酸味が残る。

ワインだけで、どんどん飲めるタイプですね。

今日は家族で外食だったので、食事無しで飲むには、ちょうどいい感じ。

時間が経つと、香りは、カラメルやキャンディのような、甘い感じになってきました。
青臭い感じも落ち着いてきて、薬箱っぽいハーブの印象に。

飲みくちは相変わらず、チャーミングなフルーツ感が続きます。

このワインはいいですね。
白ワインも良かったけど、赤もいい。

最近、南アフリカのワイン、当たりが続きているかも。
ちょっと南アフリカ産ワインの印象が変わってきました。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

2013/07/10

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012 (2回目)

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
DROSTDY HOF CHARDONNAY 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、598円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟した果実、マンゴー、蜂蜜、バタークリーム、ミネラル、白い花
香りの印象:開いている、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:溌剌とした、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
濃縮感とフルーティさがあり、リッチ。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
このワイン2回目ですが、、安売りになっていたので、また買ってしまいました。

やや輝きがあって、色付きがよく、期待感のある外観。

香りは、バターリィでリッチなシャルドネタイプ。
熟した果実香があり、クリームやカラメルのような深みと、ミネラル感もあります。
ちょっと硫黄っぽさも感じますが、悪い印象はありません。

味わいも厚みがあって、リッチ。
フレッシュ、フルーティで、厚みのあるアタックから、少しふわっと膨らみ、後味は心地よい果実感が残ります。
安定感のある味わいです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、ワインの後味の苦味が強く出てしまいます。

料理がワインをカバーしてくれない感じですが、でもワインに安定感があるので、破綻はしませんね。
クリーム系のパスタだったら、ワインとの相性は良さそうです。

おつまみの、ストリングチーズ(スモーク味)にはピッタリ。
試しにチョコボールに合わせみましたが、ワインが負けません。

いろいろなシーンで活きる、コストパフォーマンスの高いワインですね。

ワンコインでは物足りないときには、プラス300円でちょっとリッチな気分に。
週末に飲むにも十分な品質ではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/05/11

バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012 (ブラインドテイスティング:外す)

バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ(伊:ラツィオ州:DOCフラスカーティ・スペリオーレ:11)\920
(3)シュナン・ブラン、コロンバール(南アフリカ:ウエスタン・ケープ:12)\860
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:クリーム、シロップ、ヴァニラ、白い実の果実、白桃、柑橘系、白い花
香りの印象:開いている、上品な印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、やわらか
バランス:スリムで、まろやか
苦味:控えめ
アルコール:弱めな印象だが、実は高そう
余韻:短め

【フレーヴァー】
フルーティ(シンプルな)

【評価】
スリムで、シンプルなまとまりだが、バランスは良い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡めの色調で、輝きがある外観。
どれも候補になる。

香りは、甘い印象が強い。
クリームやシロップ、ヴァニラ?
そのあとにモモのような果実香がきて、最終的には柑橘系の印象に変わる。
何となく、イタリアっぽい。
上質感があって、伝統産地のイメージ。

味わいは、思ったよりライト。
でもまろやかで、口当たりが良い。
後味に柑橘系の爽やかさが残る。
ややえぐ味もある。

トロンテスとシュナン・ブランは消える。
リースリングはペトロール香を感じないのと、口当たりのマイルドさで消える。

消去法で、イタリア?

ファイナルアンサーで、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ
で、ブー

なんと、南アフリカのシュナン・ブラン、コロンバール

【総評】
バランス 白 シュナン・ブラン コロンバール 2012
BALANCE CHENIN BLANC COLOMBAR 2012

南アフリカ:ウエスタン・ケープ
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、コロンバール

カルディコーヒーファームで、860円で購入。

ネタバレして、あらためて飲んでみても、伝統産地のワインのような、落ち着きのあるたたずまい。

外観は淡い色調で、輝きがあります。
安っぽい感じはないですね。

香りは、ミネラル感があって、上品で控えめな印象で、伝統産地のローカル品種のような感じ?
シュナン・ブランって感じよりは、シャルドネに近いイメージ?
軽めなので、ミュスカデっぽい感じもありますね。

味わいは、まろやかで上品。
ボリューム感はありませんが、ふっくらとした優しい味わい。
後味はややえぐ味が残りますが、爽やかさが余韻に残りますね。

後味が良くて、グラスに手が伸びるタイプ。
軽くて優しいので、どんどん飲んじゃいます。
完全なブラインドで飲んだら、イタリアのシャルドネって答えそう。

南アフリカのワインって、あまりいいイメージが無かったのですが、最近は低価格のワインでも随分と品質が上がってきてる感じがしますね。

今日の晩御飯は、鶏とキャベツの塩炒め。
ちょうど合いそうだったけど、ワインのフルーツ感がイマイチフィットしませんね。

このワイン、食事よりはスナックとかの方が合いそう。

あとはパスタ系全般ですかね。
ペペロンチーノもクリーム系のパスタも良さそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、780円か880円くらい、とほぼ正解。
価格的には、そのくらいの感じだけど、美味しいという評価で、たくさん飲んでました。

グラスに残り少なくなると、樽香が強く残ります。
意外と樽の影響が強いみたい。

良いワインですね。
これはオススメです。

■カルディコーヒーファーム(楽天市場)

カルディコーヒーファーム
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カルディコーヒーファームのグループ会社「株式会社オーバーシーズ」が”おいしいワインをリーズナブルに”をコンセプトに世界各地の醸造元ワイナリーと直接取引してご提供しているから。
各産地の逸品を驚きの価格でお楽しみいただけます。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

2013/04/27

KWV ケープ・ブラン 白 NV (2013年購入)

KWV ケープ・ブラン 白 NV
KWV ケープ・ブラン 白 NV 
KWV Cape Blanc NV

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:シュナン・ブラン、ミュスカデル主体

デリドで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、クリーム、白い実の果実、洋ナシ、モモ、白い花
香りの印象:第1アロマが強め、やや人工的

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:爽やかさを感じる
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルでフルーティ、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
以前にも何度か飲んだことのある、このシリーズ、3年ぶりくらいに選んでみました。
ラベルデザインが変わって、ちょっとオシャレな感じになりましたね。

前回に飲んだ時は、人工的、重くてギスギスしてる、コストパフォーマンスが悪い、という悪めな評価。
でも、今回の第一印象はスッキリ爽やか、心地良いフルーツ感が良い感じです。

外観は淡いですが、粘性は強めで輝きもやや強め。

香りは白い実の果実、洋ナシとかモモのような甘い印象。
そこに木樽の印象もちょっと加わって、ヴァニラやカラメルのような印象もありますね。
悪くありませんが、でもちょっと人工的な印象もある?

味わいは、軽めのアタックから、ほんのり甘みとフルーツ感がジワッと広がって、チャーミングな印象。
やや苦味がありますが、乾かず、フルーティなジューシーさが残るので、爽やかさを感じます。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、キャベツのペペロンチーノ。
フルーツ感がちょっと強めかなと思いましたが、食事の邪魔をしないで、良い感じで良く合いました。
爽やかさを加えてくれる感じが、とにかくいいですね。

ちょっと人工的な印象は、相変わらず気にはなりますが。

食事が終わって、ピスタチオに合わせても、問題なし。
ピスタチオ特有の青っぽい香りに、フルーツ感が加わって、相乗効果で美味しくなります。
いい取り合わせですね。

このワイン、コストパフォーマンスも高く、安心感のある1本だと思います。

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【南アフリカ ワイン】 KWV ケープ・ブラン 白ワイン 750ml

※サイトより引用
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。
1925年には南アフリカワイン産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援のもと、長年研究を行ってきたペロード教授がピノ・ノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南アフリカ独特のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アフリカでは無くてはならない品種となっています。1973年には原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大級の輸出者として業界のスポークスマンであり、生産やマーケティングの先駆者の役割を担っております。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。1997年に民営化し現在は世界35カ国で販売しています。
ブドウ品種はシュナン・ブランとミュスカデルを主体として造られます。優しくフルーティーな口あたり、広がる新鮮な果実の風味が心地よく、アフターテーストにはほのかな甘味を感じます。

2013/03/22

ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
ドロスディ・ホッフ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
DROSTDY-HOF CABERNET SAUVIGNON 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、マゼンタ色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:食パン、酵母、ミネラル、なめし革、ケミカル、茎っぽいグリーン香、樹脂、ヴェジェタル
香りの印象:やや閉じてる?控えめ

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかり
バランス:肉厚で、心地良い
タンニン分:力強い、柔らかい
アルコール度:高め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)

【評価】
ボリューム感があるが、フルーティでカジュアル。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このシリーズ、白が美味しかったので、赤も買ってみました。
そつなく飲みやすく、優等生的に出来ていますが、メリハリがあって、バランスが良いですね。

ワインだけでも飲みやすいタイプ。

口あたりは柔らかくて、しっかりした酸味が、フィニッシュを締めてくれます。
タンニン分は豊富だけど、柔らかい印象ですね。

冷蔵庫でちょっと冷やしてみたら、軽くてジュースっぽくなってしまいました。
あまり冷やすと、このワインの良さが活きてこないかも。

今日の晩御飯はコンビニ弁当のビーフカレー。
ちょっとフルーツの甘みを感じるカレーです。

このワイン、合わせてみると、意外と合いません。
食事に合わせると、フルーツ感が強くなって、ジュースっぽさが強くなります。

おつまみの、ピスタチオとか、ストリングチーズには良く合いました。

飲み進むと、最初はとてもフレンドリーだったワインが、だんだん、つっけんどんになってきました。
変化が無くて、ずっと同じ印象だからかな。
なんかうまくまとまってるけど、面白みがない?

とまあ、いろいろ気になる点はあるものの、この価格だったら、合格点だと思います。

■裏ラベルの記述
べりーの香りと柔らかなタンニンがバランスよく調和した、ソフトな余韻が魅力的な赤ワインです。
合う料理:ハンバーグ、パスタ、お肉料理全般
ボディ:ミディアムボディ
飲み頃温度:13-16度
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/03/19

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
DROSTDY HOF CHARDONNAY 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、798円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、バター、ヴァニラ、柑橘系、カリン、グリーン系ハーブ
香りの印象:開いている、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、なめらか
バランス:厚みがあり、力強い
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮した)

【評価】
ふっくらとした濃縮感と力強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
教科書的なシャルドネ、って感じですね。

香りは、ミネラル感、ヴァニラとバター、フルーツ感が、良いバランスでまとまってます。
味わいは、厚みがあって、ボリューム感が良い感じ。

実に素直な味わいで、これは飲みやすいですね。
冷蔵庫で冷やしてみても、フレッシュ感が出て美味しく飲めます。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのカルボナーラ。
このワイン、実によく合います。

バターリィな味わいが、クリーム系に良く合うのですが、フレッシュなフルーツ感もアクセントになって、リフレッシュしてくれます。

何だか、飲む進むとさらに良くなってきましたね。

ピスタチオは最高に良く合いますね。
お互いにぴったりフィットして、味わいに深みが出ます。

このワイン、飲みやすいわりに、アルコール度が13.5%もあるので、平日に飲むにはちょっと危険かも。

食事は、何でもそこそこ合う感じ。
フルーツ感が上品なんですね、押し付けない感じというか。

南アフリカのワインって、あまり良い印象がなかったのでちょっと敬遠してましたが、このワインは当たりです。
実に素直で、コストパフォーマンスも高いですね。

フロンテラに匹敵、というか最近のフロンテラよりも良いかも。
またリピートしたいワインですね。

■裏ラベルの記述
トロピカルフルーツを想わせる香りに、クリーミーな味わいが融合し、長い余韻が魅力的な白ワインです。
合う料理:魚、鶏肉、ポテトサラダ
飲み頃温度:8-10度
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2012/05/27

ムーンライト シュナン・ブラン&ソーヴィニヨン・ブラン 2011(ブラインドテイスティング:外す)

ムーンライト シュナン・ブラン&ソーヴィニヨン・ブラン 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)グリッロ100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982
(4)シャルドネ100%(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\966
(5)シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(南ア:WOウエスタン・ケープ:11)\924

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:やや成熟感がある

【香り】
豊かさ:最初しっかりと感じられる→時間が経つと弱くなる
特徴:カリン、熟した果実、スモーク、樹脂、香木、シードル、ナッツ
香りの印象:熟成感のある、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:柔らかいがしっかりしている。
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらかで、しっかり強め
バランス:厚みのある、強さのある
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:強め
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
熟成感のあるフルーティさで、ややスパイシー

【評価】
ボリューム感がありながら、優しい飲み口。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
外観がオレンジっぽくて、輝きが強め。
少し熟成した印象があって、3年前くらいの印象がある。
2010年の2本が候補?

香りは、熟した果実や、香木、ユーカリ、樹脂をイメージさせる、個性的な印象。
グローバル品種では無いとすると、グリッロあたりが候補か?

味わいは柔らかく、ボリューム感を持っている。

ややアルコールが強めで、突出した感じもある。

割と力のある感じだが、グリッロってそれほど力の無い印象がある。

グローバル品種を使った他のワインの可能性を検討。

アロマティック品種の印象は無いので、デラウェアとシュナン・ブランは外す。
そうなると、シャルドネかボルドー。

シャルドネは多分違うが、ボルドーはちょっと可能性があるかも。
口あたりが柔らかくボリューム感があるあたりはボルドーっぽさがあって、ちょっとリンゴやシードルの印象があるのもボルドーっぽい。

特徴としては、ユーカリオイルのような木の印象と、ほんのり甘めの優しい口あたり。

価格的には、2000円を超える感じではないかも。

ファイナルアンサーで、グリッロ
で、ブー

シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
ムーンライト シュナン・ブラン&ソーヴィニヨン・ブラン 2011
moonlight organics chenin blanc/sauvignon blanc 2011

南アフリカ:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シュナン・ブラン66%、ソーヴィニヨン・ブラン34%

ヴァン・ヴィーノの通販で、6本セット5900円で購入。1本あたり984円
参考価格は924円。

なるほど、口あたりの甘い感じはシュナン・ブランなんですね。

時間とともに、香りがどんどん弱まってくるので、何とも特徴を掴みづらいのですが、シュナン・ブランというよりは、ソーヴィニヨン・ブランの方が強め?

とまあ、品種の個性は掴みづらいとはいえ、このワインは良い感じでまとまってます。

柔らかさとボリューム感のバランスとか、口あたりの甘みと後味のスッキリ感のバランスとか、オーガニックのナチュラル感も良い感じ。

何か魅力のあるワインですね。
後味のスッキリ感がいいのか、チャーミングなフルーツ感がいいのか。

優しく飲みやすい感じもいいんですね。
食事無しで、どんどん飲めるタイプです。

南アフリカのワインってそんなに多く飲んでいませんが、いままで飲んだ南アの白の中では一番美味しいかも。
ナチュラル感がいいのかな?
自然なフルーツ感?

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
感想は、「う~ん、って感じ」らしいです。
意外と低評価ですね、あれれ?

温度が低めだと、ちょっと種の部分の印象があったり、エグ味を感じるので、そこがカミさんのマイナスポイントだったかもしれません。

ちょっと温度高めの方が、ふっくらしてる感じがあっていいかもしれません。

あとは食事と合わせた印象かな。

と、言いながら、今日の晩御飯は、イカの一夜干しと、アジの開き。
生臭系の和食で、これはまったく合いません。

サツマイモの水煮があって、それが何とか合った感じ。
お芋の素朴な甘さに、フルーツ感を加えてくれます。

グラスに入れっぱなしで放置してあったものが、意外とダレてなくて、酸っぱくもなってませんね。

やっぱりこのワイン、良いと思うんですよね。

南アフリカで1000円弱という価格帯は、やや期待感が強めになりますが、オーガニックとフェアトレードという2点で、完全にクリアですね。
それでこの味わいなら、文句なしです。

■楽天ショップへのリンク

ステラー・ムーンライト・オーガニック・シュナンブラン・ソーヴィニョン・ブラン 2012

※サイトから引用
造り手である[ステラー]は、オーガニック栽培・醸造一筋に造り始め、初ヴィンテージは2002年。初ヴィンテージから、国際大会でいきなり数々のメダルを獲得し、『リーゾナブルで高品質なオーガニック・ワイン生産者]として知られるようになり、ついに2008年には、イギリスでオーガニック・ワインとしてNo.1ブランドに成長しました。
オーガニック栽培の認証機関であるオランダの[コントロール・ユニオン・サーティフィケーション]から認証をうけていて、EUの基準を満たしていることはもちろん、それよりもさらに厳しい基準でオーガニック栽培を実践しているワイナリーです。現在の技術水準をもってすれば、SO2は添加する必要はなく、醸造過程で発生するSO2のみで十分美味しく長持ちするワインができる、という見解ももっていて、実際に添加SO2を行わないワインも造り、高い評価を得ているワイナリーなんです。そういう意味でも、今やオーガニック界を代表するワイナリーとなっています。
南ア白の代表品種であるシュナンブランを主体に、ソーヴィニョン・ブランをブレンドした白ワイン!!。
ふくよかなシュナン・ブランらしい骨格に、すがしがしいグレープフルーツや青草の香りを感じさせるソーヴィニョンブランの特徴ある味わいが加わり、全体をきりりとした印象のワインにまとめあげています!!。

2012/04/04

ヴァーサス ホワイト 2011

ヴァーサス ホワイト 2011
ヴァーサス ホワイト 2011
VERSUS WHITE 2011

南アフリカ:ウエスタン・ケープ地方:WOウエスタン・ケープ
アルコール度:12%
ブドウ品種:品種不明

マルエツで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:白い花、リンゴ、クリーム、ミネラル、レモン
香りの印象:若々しい、やや閉じ気味、弱め

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:シャープな、キリッとした
バランス:まろやかな、ふっくらとした
苦味:穏やか
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くて優しい、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
軽めながら、とろみのある柔らかい口あたりで、ほんのりと甘みと優しいフルーツ感があって、誰にでも好まれそうなまとまりです。

ワインだけで十分美味しく飲めるタイプですね。
ちょっと炭酸を含んでて、それがフレッシュ感を出してます。

ただちょっと、飲み終わりに、舌にワックスのような感じが残るのがやや気になりますね。

今日の晩御飯はコンビニのボンゴレパスタ。

食事に合わせると、ちょっと甘みとフルーツ感が強めに出てしまいます。
デザートと食事を一緒に食べてるような感覚?

特に口をサッパリしてくれる、という感じではなく、ホントにフルーツを添えてるような印象。

ただまあ、そんなに悪くありません。
コンビニのパスタなので、こういった取り合わせもあるかな、って感じ。

でも食べ進むと、やっぱりイマイチ合わないかな?

とはいえ、このワイン素直に美味しいですね。

食事が終わって、ドライフルーツとナッツに合わせてみると、これはピッタリでした。

カジュアルに気軽に飲む感じでしょうか。
なかなか良い感じで、オススメです。

■関連リンク(マルエツのワイン)

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