2012/05/04

クロード・ヴァル 赤 2010(ブラインドテイスティング:外す)

クロード・ヴァル 赤 2010
(1)カベルネ・フラン100%(仏:南西地方:AOCベルジュラック:06)\1250
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\900くらい(6本セット@714円で購入)
(5)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかったガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、針葉樹、ヴェジェタル、メントール、赤味の肉、樹脂
香りの印象:やや閉じている、第1アロマが強い?

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:なめらかな、しっかりしている
バランス:骨格のある、強い
タンニン分:控えめ、収斂性がある
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
成熟度が高く、豊か

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
若々しくて、かなり濃い外観。
テラテラ光る液面で、アルコール度も高そう。
2010年のラングドックあたりが候補。

香りは茎のようなグリーン香が特徴的。
時間とともに、ガリーグのような香木のようなハーブのような、ラングドックに良くある香りが出てきた。

飲みくちは、しっかりしたボディにアルコールの甘さと、品種の甘さを感じる。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーという、強力な2品種をブレンドしたって印象?

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー
で、ブー

ラングドックは正解でしたが、グルナッシュ、カリニャン、シラー、メルローの方でした。

【総評】
クロード・ヴァル 赤 2010
CLAUDE VAL ROUGE 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%

リカーランドトップで、820円で購入。

安いグルナッシュとは思えない、力強さを感じるワインです。
さらに、価格感も1500円クラスの厚みを感じます。

濃くて力強いワインは、人によって好き嫌いがありますが、品質の良さは感じますね。

香りも青っぽさが強いのですが、ギリギリの線で個性として保っているような感じ。

今日の晩御飯はメンチカツ
ワインが強いのでメンチカツだとワインが浮く感じです。

ちゃんとした肉じゃないとダメですね。

ただ、このワイン、何もなくても美味しく飲めるタイプ。
濃いけど、フルーツ感がいいんですね。
飲み終わりに渋みは残るけど、重くない。

でもアルコール感が、ちょっと残るかな。

女性はちょっとキツ目に感じるかもしれません。
香りも華やかでは無いし、あまり女性受けはしないかも。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円と高評価。
このワイン、とてもしっかりした強さがあって、ワンランク上の印象がありますね。

食事と一緒だと飲みやすかったけど、ワインだけになると濃くてアルコールが強い、といいながら結構飲んでました。
女性でも酒飲みだったら大丈夫みたいですね。

コストパフォーマンスは高いと思います。

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