ラベル おすすめ:ポルトガル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル おすすめ:ポルトガル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017/04/08

ポルタル・ダ・アーギア ヴィーニョ ロゼ 2013

ポルタル・ダ・アーギア ヴィーニョ ロゼ 2013

ポルタル・ダ・アーギア ヴィーニョ ロゼ 2013
PORTAL DA AGUIA Vinho Rose 2013

ポルトガル:テージョ地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ティンタ・ロリス60%、シラー40%

おとぎの国の通販で6本セット3,980円、1本あたり663円で購入。
参考価格:1,600円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかっているが、強い色調のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:弱め
外観の印象:少し酸化熟成が始まっている、色づきが良い

【香り】
第一印象:弱い
特徴:
<果実・花・植物>カンパリ、薬草、赤い果実
<香辛料・芳香・化学物質>青っぽい木の実?
香りの印象:若々しい、控えめ

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
タンニン分:ほとんど感じない
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
かすかに果実感

【評価】
スマートで穏やかで爽やか、バランスが良く、すーっと入ってくる

【供出温度】
10-13度 軽めでバランスが良いので、冷えていても温度高めでも美味しそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、かすかにオレンジがかっている彩度の高い色調の濃いロゼで、輝きは弱めです。

香りは弱く、カンパリ、薬草、赤い果実、木の実、ちょっと生臭さがあるかも。

味わいは、ライトなアタックから、すっきりした果実感とほんのりした甘み、穏やかな酸味がゆったりと広がり、ノンストレスのままスーッと流れて、消えるようにフィニッシュ。

「ああ、美味しい」というのが第一印象。
軽いのですが、すべての要素が手を取り合って完璧にまとまっていて、ミネラルウォーターのようでもあります。
スーッと飲めてノンストレスですね。

アルコール度は10%くらいに感じますが、12.5%あるので、グイグイ飲むと危険なタイプですね。

やはりポルトガルのワインは良いですね~。
ポルトガルに行ってみたくなります。

ポルトガル料理屋さんに行った事がありますが、日本人に向いている感じがありますね。

今日の晩御飯は、自家製の「鶏のトマトシチュー」と、レトルトソースを使った「ジェノベーゼパスタ」。

このワイン、控えめで素直なので、何に合わせても邪魔をしません。

お土産の「焼き小龍包」と「シューマイ」もバッチリ。
中華には全般的に合いそうですね。

おつまみの「ビアサラミ」もフレンドリーに合います。
「メルティーキッス プレミアムショコラ」はチョコの苦味にワインが負けてしまいますね。

チャーミングで飲みやすくノンストレスですが、ピリッとワインらしさもあり、ちゃんとプライドを持っている感じで、人に例えると、ちっちゃくて可愛らしいけど、自分の考えをしっかりもってる女子みたいな。

1600円とまあ、ちょっとお高めですが、美味しいワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ロゼワイン PORTAL DA AGUIA Vinho Rose ポルタル・ダ・アーギア ヴィーニョ ロゼ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
テージョワインNo.1の称号!
2度のワイナリー・オブ・ザ・イヤー受賞!
1723年、ポルトガル・リバテージョ地方に設立された最も古い歴史をもつキンタ・ダ・アロルナ社。そこで、醸造コンサルタントとして働くマルタ氏は、ワイン業界に与えた功績が高く評価され、2度のワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞!
テージョワインNo.1の称号を獲得し、醸造コンサルタントとして高い注目を集めています。
そんな、彼女が品質管理・監修を行う逸品ワインです。
キンタ・ダ・アロルナは、ポルトガルの中央、サンタレンの近くリバテージョ地方に2,800haの土地を所有する、1723年にドン・ペドロ・デ・アルメイダによって設立された生産者です。キンタ・ダ・アロルナは、ワインビジネスだけでにとどまらず、オリーブオイルの生産や馬の調教等も行っています。キンタ・ダ・アロルナでは、経験のある職人達に築かれてきた伝統的なノウハウと最新技術の融合により、高い品質を維持しています。その品質の高さから、毎年数々のワインコンクールで賞を受賞する銘醸造家のひとつです。
味が豊かでとてもチャーミングで可愛らしいな味わい
口に含むとキャンディやジャムを思わせるやや甘めの香りと、甘酸っぱい果実の酸味がいっぱいに広がります。酸味やミネラルが、お寿司や生牡蠣の生臭さを消し、食材の旨味を引き立ててくれます。また、2011・2012ヴィンテージは、スウェーデンの"BEST WINE"に選ばれるなど実力のあるロゼワインです。

2017/03/26

ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013

ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013
ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013
Dona Helena Vinho Branco 2013

ポルトガル:ペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方
アルコール度:12%
ブドウ品種:フェルナン・ピレス70%、モスカテル20%、アリント10%

おとぎの国の通販で6本セット3,980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1170円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、洋ナシ、グリーン系のハーブ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、ちょっと弱め
苦味:控えめだけど、後味に残る
バランス:スリムだけど、アルコールの印象が浮き気味
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
熟した果実

【評価】
優しく個性的な味わいながら、ちょっと足りない感じがある

【供出温度】
7度以下、8-10度 キンキンに冷えていても良さそうだけど、少し温度が上がってきても大丈夫

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、甘い果実香が中心で、洋ナシ、柑橘系、グリーン系ハーブ、グリーン系フローラル、シロップ漬けのモモ、などちょっと楽しめる感じ。

味わいは、優しいアタックから、個性的な果実感と甘みがふわっと広がり、酸味がやや足りず、おだやかな印象だけど、最後はアルコールが強めに出てフィニッシュ。

ポルトガルワインらしい、穏やかな優しい味わいで、グローバル品種にない個性的なハーブや果実の印象があります。
グリーン系の印象も強くて、モヒートのようなハーブを加えたカクテルのような印象もあります。

4年前のワインなので、酸化が進んでいたり、力が落ちているかと思いきや、ベストコンディションの印象ですね。
今一番美味しいのではと思わせる味わいです。

このワインセットは定価の半額くらいの価格でかなり安かったのですが、届いてみたら全部4~5年まえの在庫処分のパターンで、これはハズレかな~、と思っていたら、今のところ3本飲んでハズレ無しですね。

「おとぎの国」さんの管理が良かったのかなと、お店の評価がグッとあがりました。

今日の晩御飯は「クリームシチュー」。
なぜかお土産の「焼き鳥」付き。

このワイン、やさしくて主張が弱く食事を引き立てるのと、若干のクセが食事とのつなぎになっていて、フィット感がありますね。
シチューでも焼き鳥でも全部受け入れてくれる感じ。

時間が経っても静かな強さというか、主張は少ないけど存在感があります。
最初に感じた、もの足りなさやアルコールが浮いた感じはなくなりました。

良いワインですね、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

白ワイン Dona Helena Vinho Branco ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
コーポラティバ・アグリコラ・デ・ポゴエス社は、1958年に設立された名門ワイナリーです。
エントリーレベルのテーブルワインからDOP、リゼルバクラスのワイン、ポートワイン、スパークリングワインなど幅広い商品を手掛けています。また、この10年間で300以上の国際的なワインコンクールで賞を受賞。さらに、2012年には世界中のワインジャーナリストが集まる協会WAWWJでTOP100ワイナリー中68位に選出され、たちまち世界中に高評価を得る、人気ワイナリーの仲間入りを果たしたのです。
WAWWJとは、世界各国で行われたワインコンテストから、各ワイナリーの評価結果をランキンク形式で案内、その年最も多くの賞を受賞したワイン&ワイナリーを表彰する偉大なワインコンクールのひとつです。
フェルナン・ピレス種は、セトゥーバル半島で最も多く栽培されている白ブドウですが、ポルトガル全土で栽培されています。フルーティでライム、レモン、オレンジ、ローズなどの香りが魅力的なブドウ品種です。
カステラン種は、ポルトガルで最も栽培されている黒ブドウの品種です。最も素晴らしいカステラン種ワインは、セトゥーバル半島で造られており、コクがあり、凝縮したワインに仕上がります。
柑橘系の香りが広がる爽やかな印象
グレープフルーツやレモンの皮など、柑橘系の香りが広がる爽やかな印象です。
キレのよい軽快な酸味と心地よいボディ感を備えた、非常にバランスのとれた仕上がりです。
<マリアージュ>魚介類やサラダと好相性です。

2017/03/25

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013
MONTE DA BAIA Vinho Rose 2013

ポルトガル:ペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カステラン40%、トゥリガ・ナシオナル30%、シラー30%

おとぎの国の通販で6本セット3,980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1210円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味が強く、強い色のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、根菜のような印象
<香辛料・芳香・化学物質>石灰っぽいミネラル
香りの印象:弱いが上品さがある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:ロゼとしては強い方
バランス:スマートな、流れるような、後味に強さがある
アルコール度:後味が辛いので強めに感じる
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと野菜っぽい

【評価】
スマートで優しい味わいだけど、味や香りにとても個性を感じる

【供出温度】
10度以下 冷えていると普通に美味しいけど、温度が上がるともっと個性が出てきそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強い濃いロゼで、輝きはやや弱め。

香りは弱く、赤い果実、硫黄のようなミネラル、野菜、ハーブ、時間が経つとだんだん硫黄の影響が強くなってきました。

味わいは、優しくライトなアタックから、品の良い果実感と甘み、優しい酸味がふんわりと広がり、じわーっと複雑な味わいが出てきて、ちょっと渋みのある穏やかなフィニッシュ。

ポルトガルのワイン好きなんですが、これも当たりですね。
グローバル品種にない個性というか、優しく穏やかな味わいの中に複雑な味わいを持っていて、沁みるような深みがありますね。

ニューワールドのようなパーティ感ではなく、上品な紳士淑女の集まりみたいな雰囲気?
決して派手でもゴージャスでもないけど、清楚で品のある、教養のありそうな味わいです。

今日の晩御飯は自家製の「麻婆豆腐」。

ロゼと中華は相性が良いと言われますが、このワインも個性的なスパイスの印象があって、中華との馴染みはとても良いです。

おつまみの「テングビーフジャーキー」も「柿の種チョコ」も、うまく絡め取るような貫禄のある合い方をしますね。
ワインだけだと優しく穏やかな印象ですが、食事が入ると急に存在感が出てきて、世渡り上手でやり手な、只者じゃない感を出してきます。

樽なのか、ウッドチップなのか、木樽のような印象が出てきて、それが深みに貢献しているのが分かります。
ローカル品種の個性と、樽の熟成が重なってこの個性が出てるんですね。

4年前のワインなので、酸化が心配でしたが、まったく問題なし。
というか、ちょっと熟成して深みがでてるかも?

飲み進むにつれてどんどん良くなってきますね。
穏やかで上品なんですが、包み込むような包容力と深みを感じます。

いままで飲んできたロゼのなかでもかなり上位に入りますね。
人に例えるt、チャーミングで上品な、底知れない包容力を持った、育ちの良い女子みたいな?

このワインいいですね。
また飲んでみたいです。

■楽天ショップへのリンク

ロゼワイン MONTE DA BAIA Vinho Rose モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
果実のピュアな甘みを活かした非常に軽快な飲み口のロゼワイン
ロンドン・インターナショナル ワインチャレンジ2014銅賞受賞
ワイン評論家:ロバート・パーカー 86点
ワイン雑誌:Wine Enthusiast2014 85点
カーサ・エルメリンダ・フレイタス社は、1920年にデオニルデ・フレイタス氏により設立されました。
現在は、孫娘のエルメリンダと妹のレオノールが後を継ぎ、家族伝統のワイン造りを守り続けています。
カーサ・エルメリンダ・フレイタス社では、1997年まで生産されていたワインは、ブランド名もなくバルクで販売されていました。
しかし、一人娘のレオノールが「テラス・ド・ボー」というボトル入りの赤ワインを造り始めたことにより、2002年から全ての商品に自社ブランド名をつけて販売するまで規模を拡大していきましした。この功績が認められ、2009年にポルトガル大統領から勲章が授与されました。
今では、数々の世界的なワインコンクールで賞を受賞したり、評論家ロバート・パーカーJr.のガイドブックでも高得点を頂くなど世界的に活躍しています。
イチゴやカシスの甘い香り、口に含むとフレッシュな果実味が口いっぱいに広がります。
果実のピュアな甘みが引き出された、飲み飽きない味わいのロゼワインです。
<マリアージュ>お寿司や刺し身などの魚介類と相性抜群です。

2016/09/11

キンタ・デ・アゼヴェド ヴィーニョ・ヴェルデ 2014

キンタ・デ・アゼヴェド ヴィーニョ・ヴェルデ 2014
キンタ・デ・アゼヴェド ヴィーニョ・ヴェルデ 2014
Quinta de Azevedo Vinho Verde 2014

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:ローレイロ、ペデルナン

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1285円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、微発泡している、色付きが良い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、梨、菩提樹、
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、シロップ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め、弱め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい青りんごのようなフルーツ

【評価】
ライトで少し発泡していて、爽やかでフレッシュな味わい

【供出温度】
7度以下 これはしっかり冷やした方がいいですね

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかったやや濃いイエローで、輝きは弱め。
微発泡に近いくらい炭酸を含んでいます。

香りは弱めで、青りんご、梨、グリーン系のフローラル、ミネラルなど、爽やかです。

味わいは、炭酸を含んだライトでフレッシュなアタックから、爽やかな果実感がじわっと広がった後に酸味がグーッと締めてきて、ちょっとえぐ味が残るフィニッシュ。

アルコール度低めの、爽やかでフレッシュなまとまりなので、ランチやピクニックに良さそうです。
ただ、後味に変なえぐ味が残りますね。
飲み進むと変わってくるかな?

それから、アルコール度が低いので、酒飲みにはちょっと物足りないかも。
低アルコールのワインを飲むと、ちょっとじれったい感じがありますが、このワインもそうですね。

飲み進むと、後味のえぐ味は気にならなくなってきました。
軽いので、ワインだけでどんどん飲んでしましますね。

今日の晩御飯は「ポークソテー」と「白菜の和風サラダ」。
ワインが主張しないので、食事の邪魔をしないでうまくフォローします。

あわせるメニューの幅は広そうですね。
天ぷらとかフライ全般には合いそうで、刺し身とか寿司にも合わせてみたい感じ。

ヴィーニョ・ヴェルデは何度も飲んでますが、外れが少ないですよね。

人に例えると、爽やかで一本筋の通った、明るい笑顔の前向きな青年って感じ。

天気の良い日に、ピクニックとかテラスで風に吹かれながら、美味しいサンドイッチと一緒に飲みたいな~って感じ。
気持ちのいいワインです。

■楽天ショップへのリンク

キンタ・デ・アゼヴェド ヴィーニョ・ヴェルデ [2014] カーサ・フェレイリーニャ <白> <ワイン/ポルトガル> ※ヴィンテージが異なる場合がございます。

※サイトより引用
ポルトガルの中でも最北部、大西洋沿いに位置するミーニョ地方。北はスペインとの国境でもあり、もうすこし北に行けば、海のワインと言われるアルバリーニョの名産地リアス・バイシャスがあります。
リアス・バイシャス同様、大西洋に面したこの地域では、魚介類が豊富で、自然とそれに合うワインが好まれるようになりました。それが、ポルトガル語で「緑(ヴェルデ)のワイン(ヴィーニョ)」を意味する「ヴィーニョ・ヴェルデ」です!
ワイン自体がほのかに緑がかった黄色であることや、若摘みされたブドウから造られる事から、ポルトガル語で若々しさや、未成熟である事を表す「ヴェルデ(緑)」という名前で呼ばれるようになりました。
●じんわりと少しだけ感じる僅かな微発泡に、溌剌とした酸、少し軽めのアルコールが夏にぴったりな白ワインです!
レモンやライムを思わせるようなキリッとした酸に、僅かに感じられるほんのり微発泡のワイン。
アルコールは10度前後と、通常の白ワインより少し軽め。
3ヶ月澱と一緒に熟成されたことからくるコクに、しっかりとしたミネラルやフレッシュさが感じられる非常にバランスに優れた味わいです。

2016/06/18

ヴィラ・レアル ロゼ 2013

ヴィラ・レアル ロゼ 2013
ヴィラ・レアル ロゼ 2013
Vila Real Rose 2013

ポルトガル:ドウロ、ポルト地方:D.O.P.ドウロ
アルコール度:12%
ブドウ品種:トウリガ・ナショナル70%、ティンタ・ロリス20%、トウリガ・フランカ10%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1490円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:赤身の強い鮮やかな色調のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、アセロラ、ややヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:軽め
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
残糖の甘みが強いがシャープですっきりした印象で、後味はやや辛さもある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてカジュアルに楽しむ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかで色味の強い黒っぽい濃いロゼで、フルーツゼリーくらいの輝きがあります。

香りは弱く、赤い実の果実、グリーン系のスパイスなどがあり、時間とともに揮発性のあるユーカリオイルのような印象も出てきました。

味わいは、柔らかでライトなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、優しい酸味がしっとりと広がり、ややふっくらしたボディで、軽くえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

甘さがありますが、ベタベタした感じではなくスッキリ爽やか、スパイスやハーブの印象がワインに深みを加えてくれます。
ポルトガルのワインって美味しいですよね~。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
ニンニク少なめ、野菜多めです。

合わせてみると、フレンドリーににこやかにフィットします。
マリアージュというよりはフレンドリー。

果実味が穏やかで甘みがあるので、食事の幅は広そうですね。

チーズの「コンテ」にはややワインがやや負けるものの深みが出て素敵な合い方をします。
「ポートワインダービー」は甘くてフルーツ感があるので、友達のようにフィットします。

ナッツも「ピーナッツ」だとワインが勝ち気味で「アーモンド」くらいがちょうどいいですね。

人に例えると、明るくて社交的なチャーミングで可愛らしい女の子なんだけど、実は知識豊富で深い話題もいける、みたいな。

ロゼ・ダンジューに近いくらいの、甘みのあるタイプなので、人によってはこの甘味が気になるかもしれません。
個人的には好きなタイプですね。

■楽天ショップへのリンク

ロゼワイン Vila Real Rose ヴィラ・レアル ロゼ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
甘酸っぱく可愛らしい味わいのロゼワイン。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2014銅賞受賞。
ストロベリーやスグリを連想させる豊かな香りに、甘酸っぱいチャーミングな優しい果実味が広がります。
爽やかな印象で骨格のしっかりした味わいです。
1000~2000円のおすすめワイン

2015/08/27

アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ NV

アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ NV
アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ NV
Anjos de Portugal Vinho Verde NV

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:アリント40%、ロウレイロ30%、トラシャドゥーラ30%

京橋ワインの通販で、6本セット5378円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1058円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
泡立ち:微発泡
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実>柑橘系、青りんご
<花・植物>甘い花の蜜、青草
<香辛・芳香>爽やかなハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、若々しい

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープ、爽やか
苦味:軽い
バランス:スリムで溌剌とした
アルコール:かなり軽め
余韻:すとんと落ちる

【フレーヴァー】
軽い苦味をともなったグレープフルーツのような柑橘系

【評価】
ライトでスリム、微発泡でフレッシュな味わい

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして飲むのが正解

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡めの、しっかり泡立つ微発泡で、グリーンがかったレモンイエロー。

香りは、柑橘系や青りんご、甘い花の蜜、青草や爽やかなハーブ香、ちょっとミネラル感もあります。

味わいは、かなり軽めのアタックからふわっと炭酸が広がり、しっかりした酸味とフレッシュなフルーツ感にスリムなボディで、軽い苦味とえぐ味を残して、すとんとフィニッシュ。

ヴィーニョ・ヴェルデって、どのワインを飲んでもほぼ同じ味がしますね。
まあ、思った通りの味って感じで、安定感はあります。

今日の晩御飯は、自家製のあんかけチャーハン。
合わせるとチューハイ的な合い方をしますが、悪くありません。
ただ、ワインがちょっともったいない感じ。

付け合せの筑前煮も何の問題もなく合います。
実に家庭料理に合わせやすくて、受け入れられやすい味だと思います。

ただ、チューハイと比較するととても高いので、ただチューハイ代わりって需要は無いでしょうね。
やっぱりピクニックとか、ランチでワイン開けるとか、そういうシーンをイメージします。

アボカドのサンドイッチとか合いそう。
おしゃれですね~。

あと軽めのパスタとかシンプルなピザとかにはよく合いそうです。
クラッカーにチーズをのせたオードブルとかバッチリ合いそうですね。

ワインだけでもさっぱりと飲めるのですが、ちょっとボリューム感が無いので物足りない感じ。
ジュースっぽさが出てしまいます。

おつまみでピスタチオに合わせると、なあなあな飲み会的な合い方をします。

あまり気を使わずに、カジュアルにいろいろなものと合わせて楽しむタイプですね。

ただ軽くてフレッシュなワインとはまた違う魅力を持っているので、ヴィーニョ・ヴェルデはオススメですね。
普通こんなにアルコール度が低いとお酒としての魅力も減ってしまいますが、ヴィーニョ・ヴェルデは魅力的です。

ピクニックに持って行くワインではベストな選択ですね。

人にたとえると、おしゃれで清潔な、さっぱりした若い男子って感じ?

■楽天ショップへのリンク

アンジョス・デ・ポルトガル・ヴィーニョ・ヴェルデ 2014【ポルトガル】【白ワイン】【750ml】【ライトボディ】【辛口】

※サイトより引用
【緑ワイン】ヴィーニョ・ヴェルデ980円が日本の渇きを癒してくれる!!春~初夏はまずコレで乾杯!!
なんと標高770mの高地で育った樹齢30年の古木ブドウ使用!!
微発泡、低アルコール、軽やかな飲み口の緑ワインは見た目にも涼やか!!味わい、喉越しも爽快!!
シトラスの若々しくフレッシュな果実味、生き生きとして繊細な酸!!
軽やかなのどごしは、リフレッシュにピッタリ!!この爽快感が心を解き放ってくれます!!
昼下がりのランチに!!夕暮れ時のアペリティフに!!この緑ワイン980円とともに、今年も楽しいひとときを!!
青リンゴ、レモンライム、グレープフルーツの爽快なアロマが元気いっぱいに弾けます!フレッシュハーブ、白い花、シロップ漬けのパイナップルもほのかに香り、とっても癒されるアロマティックな芳香です。ブレンドされている3品種のうち、ロウレイロ種がこのフローラルでハーバルな印象を醸しているのだそう。
口に含めば、プチプチと弾ける微発泡がなんとも爽やか!
シトラスの若々しくフレッシュな果実味、生き生きとして繊細な酸。軽やかなのどごしは、リフレッシュにピッタリ。
この爽快感が心を解き放ってくれます。
8~10℃に良く冷やして、フレッシュで繊細な味わいをお楽しみください。アペリティフはもちろん、フレッシュなシーフード、チキンやポークの冷製などに合わせて、食事中も楽しめる一本です。
1000~2000円のおすすめワイン

2015/05/04

ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV

ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV
ヴィーニャ・アルタス ヴィーニョ・ヴェルデ ロゼ NV
VINHAS ALTAS VINHO VERDE ROSE NV

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:セスバデーユ

イオンで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかで赤味の強い色調の、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや強め
泡立ち:微発泡
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤いフレッシュな果実、
<花・植物>薬草のようなハーブ香
<香辛・芳香>少しミネラル感
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:溌剌とした、心地良い
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
アセロラやカンパリソーダのような印象

【評価】
フレッシュでジューシー、スッキリと飲みやすいが、アルコールとタンニンがしっかりした印象

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュな状態で飲むのが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
してはダメ(微発泡なので)

【総評】
外観は、鮮やかで赤味の強い濃いロゼ。

香りは、赤い果実や薬草系のハーブ香、ミネラル感も少しあって、グラスに残り少なくなると樽香も出てきます。

味わいは、微発泡の軽めのアタックから、フレッシュなフルーツ感と残糖の甘み、爽やかな酸味が広がり、その後やや強めのタンニンとアルコールの辛さが締める、ジューシーさを残したフィニッシュ。

フレッシュでジューシーで、ハーブ香やしっかりしたタンニンがワインらしさを出してて、とてもいいバランスでまとまっていると思います。
第一印象は、かなりいい感じ。

今日の晩御飯は、自家製の野菜多めの餃子と、ベーコンポテトを餃子の皮で包んで揚げたもの。

餃子にはピッタリフィットはしないものの、特に問題なく合いました。
ベーコンポテトを餃子の皮に包んで揚げたものは、とても良く合いました。

豚肉料理とかポテト料理とかにはよく合いそう。
とんかつかもでもいいかも、ベーコンとポテトのソテーとか、肉感がやや薄めの肉料理がいいですね。
ベーコンの乗ってるピザとか、カルボナーラもまあまあいける?

鶏や牛より、豚肉が合いそうなイメージです。

発泡嫌いなカミさんにも好評で、ブラインドで品種を聞いてみたら、日本のマスカット・ベーリーA?という答えでした。
確かに日本のロゼにも通じるものがあるかも。

レバーペーストにパルミジャーノとバジルを振ったおつまみに合わせると、とても良く合いました。
ベースの豚レバーがよく合って、バジルとパルミジャーノが香りを加えることで、ワインにとても良くフィットします。

懐が深くて、合わせる料理の幅も広そう。

人に例えると、とてもフレンドリーで社交的、どんな事でも笑顔で受け入れる、おおらかな人、って感じ?

ワインだけになっても美味しいですね。
ジューシーだけど、しっかりワインらしいボディとタンニン、香りを持っていて飲み飽きません。

このワイン、オススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/04/03

マテウス ロゼ NV

マテウス ロゼ NV
MATEUS ROSE NV

ポルトガル:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:バガ、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス

ヤオコーの2割引きセールで、税抜き747円で購入。
元値は、税抜き934円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤身の強い濃いめのロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しい、色付きが良い、泡立ちは弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い実の果実、ラズベリー、ちょっとキャンディ
<花・植物>赤い花、瓜のようなヴェジェタル
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:弱めで、白ワインのイメージもある

【味わい】
アタック:軽い、泡立ちは弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:フレッシュ、やさしい
タンニン分:軽やかだけど、存在感はある
バランス:まろやか、心地良い
アルコール度:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
赤い実の果実にカンパリのような薬草感

【評価】
軽くて泡立ちの優しいまろやかな飲み口で、スッキリしたフルーツ感がある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして爽やかに飲むのが良さそうだけど、少し温度上がってきてからも楽しめる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
してはダメ

【総評】
外観は、赤味の強い鮮やかな色調の濃いロゼで、輝きは弱めです。

香りは、硫黄由来と思われる白ワインっぽいミネラル感があり、ラズベリーのような赤い果実、カンパリのような薬草感、瓜のようなヴェジェタルな印象があります。

味わいは、穏やかな優しい泡立ちで、ライトなアタックからスッキリしたフルーツ感とスマートなボディで、軽い渋みと炭酸の印象を残した心地良いフィニッシュ。

マテウス・ロゼ、何十年ぶりに飲みますが、とてもモダンなアプローチを感じるので、進化しながら長い間売れ続けてるんでしょうね。

軽やかで優しい炭酸が、「微発泡」というジャンルの存在感を強く印象付けますね。
微発泡の良さを改めて感じさせてくれます。
強い炭酸よりも、これくらいの穏やかな炭酸が好きな人は多いのではないでしょうか。

何というか「マテウス・ロゼ」というカテゴリとでも言うような、完成度です。
これはお花見にいいですね~、昼間から飲むには最適かも。

軽いのでジュース感覚で飲んでしまいますが、気が付くと意外と酔っ払うので要注意です。

最初はちょっとドライな印象でしたが、ワインだけでも飲めるくらいの残糖はあって、とてもチャーミングなまとまりです。

今日の晩御飯は肉団子のトマトシチュー。
軽いので、料理に合わせると完全に裏に回りますが、炭酸とスッキリした酸味でとてもリフレッシュしてくれます。

ピラフタイプのドライカレーがあったので合わせてみると、完全にワインが負けてしまいます。
ただ、とても爽やかでフレッシュな印象なので、食事に華を添えますね。

ワインがあったほうが食事が楽しくなる感じ。

おつまみで、キリのクリームチーズアンチョビ味を小麦胚芽のクラッカーに乗せて合わせると、ちょっとアンチョビの味が邪魔をします。
ハーブ&ガーリックのクリームチーズの方が合いそう。

人に例えると、育ちが良くて物静かな、優しい心を持っている少女、って感じ?

これはパーティワインですね~。
見た目が華やかで個性的、軽くて昼間から飲めるタイプなので、お花見とかピクニックに最適です。

アルコール度が低いので、お酒が強くない女子向けのイメージですが、しっかりワインの個性は持っていますね。

シーンによってはとても活きるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

マテウス・ロゼ・(ソグラペ・ヴィノス・デ・ポルトガル社)・ロットナンバー入りMATEUS ROSE Sogrape,Vinhos de Portugal.SA Vinho Regional Beiras

※サイトより引用
あまりに有名!ソグラペ社を代表するというより全ポルトガルを代表するワイン!130カ国以上の人々に愛飲されている、世界で最も人気の高いワインのひとつ!ほのかに甘い口当たり、軽い炭酸を含み、生き生きとした活力溢れるやや甘口のロゼワインは、どのような料理にもあうところから、世界のロゼワインの傑作と讃えられています。バーガ種、トゥリガ・ナショナル種、ティンタ・ロリス種などの高級ブドウ品種から造られるほのかな甘口と軽発泡性をもつ爽やかなロゼ!マテウス・ロゼは昔から非常に人気のやや軽発泡性の人気ロゼ”がお手頃プライス!で限定入荷!
昔ながらの丸みを帯びたデザインはそのままに、スタイリッシュなイメージにするために、やや縦長のスマートなボトルになりました。またボトル中央には、マテウス城を踏襲したラベルと製品名である“MATEUS”を大きな文字で配しました。
なお中味は、微発泡で爽やかな甘さが特長の基本コンセプトは生かしつつ、より洗練された味わいにブラッシュアップし、軽やかなロゼカラーが食卓を華やかに演出します。

おすすめのポルトガルワイン

2015/02/15

ヴィア・ラティーナ・ヴィーニョ・ヴェルデ 2013

ヴィア・ラティーナ・ヴィーニョ・ヴェルデ 2013
ヴィア・ラティーナ・ヴィーニョ・ヴェルデ 2013
VIA LATINA VINHO VERDE 2013

ポルトガル:ヴィーニョ・ヴェルデ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:11%
ブドウ品種:ロウレイロ、トラジャドゥラ、ペデルナン

メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入
参考価格は、1,080円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、やや濃い目のイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
泡立ち:微発泡 グラスに注いだ時に泡立つが、すぐに消えてグラスの内側にも付着しない
外観の印象:色付きが強め、オレンジっぽいのが気になる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>白い果実
<花・植物>針葉樹のようなグリーン香
<香辛・芳香>石油系のミネラル
<化学物質>ちょっと硫黄?
香りの印象:石油系の印象が強く、他の香りを覆っていて重い印象

【味わい】
アタック:軽め、発泡感は弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、スムーズな
苦味:やや弱め
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
さわやかな柑橘系のイメージ

【評価】
微発泡ながら炭酸は弱めで、リンゴや柑橘系のさわやかなフルーツ感と、ややドライで爽やかな味わい

【供出温度】
7度以下 微発泡ワインなので、しっかり冷やして飲むタイプ

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや濃いめで、オレンジがかったイエロー。
グラスに注いだときはしっかり泡立ちますが、すぐに消えてグラスの内側にも炭酸は付着しません。

香りは、石油系の印象が強くて、白い果実とか松のようなグリーン香がかすかにあり、全体的にやや重い印象。

味わいは、発泡弱めのフレッシュなアタックから、爽やかな果実感が広がり、ドライでスリムなボディで、少し苦味を残すフィニッシュ。

見た目がオレンジがかっていたので、ちょっと酸化してるかと心配しましたが、そんなことはなく、さわやかで普通に美味しい、微発泡ワインです。
アルコール度も低めなので、ワインだけで、スイスイ飲んでしまいますね。

ただ、スクリューキャップのミシン目が切れずに、くるくる空回りしてしまいました。
まるごと取れたので飲めましたが、これがとれなかったら飲めなかったところです。

さわやかで、あまり酔わない感じ、昼間から飲んでも良さそうなタイプです。
微発泡だし、見た目もちょっとオシャレなので、昼間からのパーティとか、ピクニックとかでも良さそうですね。
バケットのサンドイッチに合いそう。
それでいて、ちょっとコクのある味わいで、これはなかなか美味しいかも。

今日の晩御飯は、とんかつ。
中濃ソースと辛子をつけて食べます。

合わせると、食事に負けて存在感がなくなりますが、悪さはしない感じ。
ピッタリ合うって感じではありませんが、邪魔はしません。

時間が経って、すっかり炭酸が抜けても飲めなくはありませんが、やはり早めに飲みきった方が良さそうですね。

品の良いフレッシュ感があって、素敵なワインだと思います。
これから暖かくなってきたら、ピクニックに持って行くと良さそう。

人に例えると、さわやかで気さくな笑顔が素敵なお姉さん、って感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本以上送料無料】ヴィア・ラティーナ・ヴィーニョ・ヴェルデ[2013]【ヴェルデ】750ml【あす楽対応】【RCP】

※サイトより引用
2014年、≪ヴィア・ラティーナ2012≫が、女性の審査員だけで選ぶSAKURAワインアワードで金賞受賞!同時に、ベスト・バリュー・ワインにも選ばれました。
29か国から1922アイテムのワインのエントリーがあった中、メダルを受賞した唯一のヴィーニョ・ヴェルデでした。ワイン業界をけん引する女性たちに、これだけ評価していただき、とても嬉しく思っています。
ヴィア・ラティーナは、ヴィーニョ・ヴェルデ地方の協同組合ヴェルクープで作られており、自信を持っておすすめできる低価格&高品質のワインです。
フレッシュ&フルーティ♪さわやかな喉越しなので、食前酒としても、お食事と合わせてもお楽しみいただけます。料理のジャンルを問わず、1年を通して美味しく飲んでいただけます。よく冷やしてお飲みください。
★★★★★受賞歴★★★★★
■さくらワインアワード2014金賞受賞(2012)
■さくらワインアワード2014 Best Value Wine 受賞(2012)
■インターナショナル・ワインチャレンジ2013銅賞受賞(2012)
■インターナショナル・サマーワイン2013 三ツ星★★★受賞(2012)
■ワインマスターズ・チャレンジ2012銀賞受賞(2011)
■Bacchus 2012銀賞受賞(2011)
■ワインマスターズ・チャレンジ2011銀賞受賞(2010)
■ブリュッセル国際コンテスト2011(2010)
■ジャパンワイン・チャレンジ2009銅賞受賞(2008)
■Revista Wine Passion賞受賞(2008)

2015/02/14

CARMビスパード・ティント 2011

CARMビスパード・ティント 2011
CARMビスパード・ティント 2011
CARM BISPADO TINTO 2011

ポルトガル:ドウロ、ポルト地方:D.O.C.ドウロ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ティンタ・ロリス30%、トゥーリガ・フランカ30%、トゥーリガ・ナシオナル40%

メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しさがあるが少し黒っぽい色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若さがある、色付きが良い、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>プルーン、ブラックベリー
<花・植物>メントール、針葉樹
<香辛・芳香>なめし革、オリエンタルスパイス
<化学物質>ややケミカル、閉じている?
香りの印象:ちょっと固くてまだ閉じている感じ?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みがある
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実香

【評価】
フレッシュでフルーティな味わいで、甘みがやや強め、すっきり軽いボディだが、後味はやや渋みが強め

【供出温度】
10-13度 軽めでフルーティなので、温度低めの方がキャラクターが活きる感じ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しさがあるけど少し黒っぽい色調で、深い透明感と輝きとツヤがあります。

香りはまだちょっと閉じたケミカルな印象で、プルーンのような加熱された果実、針葉樹やメントール、んん?ちょっとブショネっぽいカビっぽい印象もある?

味わいは、軽めでフレッシュフルーティなアタックから、残糖多めの甘みの強い印象で、ライトでスマートなボディと優しい酸味が支えて、軽いサラサラしたタンニンが後味にやや強めに残るフィニッシュ。

とても口当たりが良くて、残糖の甘みも効果的でスッキリ飲みやすいのですが、香りがあまり良くないですね。
時間が経つと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、焼き肉冷やしラーメン。
見よう見まねの自家製です。

ラーメンがかなり辛口になってしまったので、合わせるというよりは、辛さを流すための飲み物、みたいになってしまいました。
でもそういう点ではしっかり仕事をしてくれます。

果実感が強いので、普通の和食よりは、カジュアルな食事の方が合いそうですね。
パスタとかピザ、中華、韓国料理にも良さそうです。

バレンタインなので、いろいろなチョコに合わせてみましたが、どれもそこそこ問題なく合います。
ビターチョコでもクリーム多めのミルクチョコでも、幅広くマッチしますね。

抹茶チョコレートは、渋みがケンカして赤ワインに合わない事が多いですが、このワインは抹茶の渋みにもうまくマッチしてなかなか社交的です。
うまく丸め込むような、やり手な印象ですね。
赤ワインに合わせにくい薄皮付きピーナッツも、意外と馴染みます。

食事と楽しむというよりは、おつまみに合わせて楽しむパーティワインですね。
残糖の甘みもとても効果的で、ワインだけでどんどん進んで、1人ですぐに1本飲んでしまいそう。
ちょっとセーブしないと、危ないタイプです。

人に例えると、剛力彩芽のような、爽やかで素直で品のいい若い女性、って感じでしょうか。

ポルトガルワインの奥深さを感じる1本です。これはオススメ。

■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本以上送料無料】CARMビスパード・ティント[2011]【赤】750ml【あす楽対応】

※サイトより引用
ワインもオリーブオイルもすごい!
世界一のワインとオリーブオイルを目指す!
あのCARMのデイリー用ワイン
CARMのワインとオリーブオイルに注ぐ情熱は計り知れず、畑のケアから瓶づめまで、すべてにおいて最高品質、最高級を目指しています。
畑の名前でもある「ビスパード」ブランドの一番スタンダードな赤ワイン。≪ぜいたくな家飲み≫に最適。
熟成とともに滓が出る場合がありますので、そっとグラスに注いでお楽しみください。
【ワインもオリーブオイルも一流】
CARMファミリーのすごいところは、ワインとオリーブオイルの両方に同等の力を注ぎ、最高グレードの商品を生産しているということ。
しかもそれらを品質に対して非常にリーズナブルな価格で市場に出しているということ。
ワインは美味しいけどオリーブオイルはそれほどでもなかったり、逆のパターンもよくありますが、両方にこれだけの情熱を注いで、それが形になっていることはとても珍しく、逆にとても難しいこと。情熱と限りない努力の賜物です。
□店長ヒロノのコメント(2011):
ダークチェリーのような色合い。新鮮なチェリーやブラックベリーなど果実のアロマ。ペッパーや、少しバターっぽい香りも。口に含むと、フレッシュな果実の第一印象の後、タンニンが口中に心地よく広がります。ワインのポテンシャルを感じさせる長い余韻と若干の苦みも楽しめます。エレガントな味わいの辛口赤ワインです。
□相性料理のご提案:
お肉料理、チーズ、ほとんどの地中海料理。15‐16度くらいで楽しみください。
□ワイン造り:
12‐24時間発酵前マセレーション、22度ステンレスで8日間発酵。ステンレスタンクおよびアメリカン樽とフレンチ樽で熟成。

2015/02/07

アバディン・ティント 2010

アバディン・ティント 2010
アバディン・ティント 2010
ABADIM TINTO 2010

ポルトガル:ドウロ、ポルト地方:D.O.C.ドウロ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス、トゥーリガ・フランカ、トゥーリガ・ナシオナル

メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入
参考価格は、1,188円。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しさのある紫色の薄いフチで、ほぼ黒に近い、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強い
外観の印象:かなり濃く、ほぼ黒で、透明感はまったくない

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>カシス、ブラックベリー
<花・植物>ちょっとフローラル
<香辛・芳香>赤味の肉
<化学物質>少し硫黄?
香りの印象:温度が低いのか、まだ香りが立ってこない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、キメ細かい
タンニン分:ヴィロードのような、キメ細かい
バランス:心地よい、まろやかな
アルコール度:やや軽め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
ジャムのような甘い果実感だけど、やや傷んだ果実のような印象も残る

【評価】
柔らかくまろやかなトロトロした飲み口で、果実感や甘みも心地よく、後味はしっかりタンニンが効いているが、アフターフレーヴァーにやや難あり?

【供出温度】
14-17度 まろやかでやさしい味わいなので、少し温度高めの方が美味しく飲めそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色の薄いフチの、ほぼ黒に近い濃いガーネットで、透明感はほぼ無く、輝きがあります。

香りは弱めで、若干傷んだ果実とか麝香っぽい悪臭成分があって、酒精強化ワインのような甘い印象、赤味の肉、時間が経つとちょっと華やかなフローラルな印象も出てきます。

味わいは、やわらかくマイルドな口当たりで、爽やかな果実感とほんのり甘み、おだやかな酸味で、短めでしっかりタンニンの効いたフィニッシュ。
ちょっとアフターに腐臭のような印象があるのが気になりますが、そのうち消えるかな?

やさしく、トロトロした味わいで、なんだか幸せな味わい。
まったりしてくる感じで、ポートワインみたいな熟成感があって、脱力系で、お休みの日にちょうどいいですね。

ごく親しい人と一緒に飲みたい、あるいはごく親しくなりたい人と一緒に飲みたい感じ。
おだやかで主張が弱めなので、合わせる食事の幅も広そうです。

甘みがあるタイプなので、好みはあるかと思いますが、素直に美味しいと思わせるまとまりですね。
ただ、香りはなかなか良くなってきません。

今日の晩御飯は、ちょっとピリ辛の鶏肉の酢豚風。
合わせてみると、ワインが優しく包み込むような合い方をします。
どんな食事でもそれなりに合わせてきそうな、おおらかさがありますね。

おつまみに合わせてみると、ビーフジャーキーだとワインが完全に消えて、カマンベール入りスモークチーズは、お互いに尊重しあう感じで良く合います。

カミさんに聞いたら、「思ったより重い、1280円くらい。」という感想でしたが、結構飲んでたので、悪くなかったみたい。

後半、香りも立ってきました。
グラスに少し残っても華やかな香りがあって、これはいいワインだと思います。
ひょっとしたら、デキャンタージュしても良いタイプかもしれませんね。

このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本以上送料無料】アバディン・ティント[2010]【赤】750ml【あす楽対応】【RCP】

※サイトより引用
ドウロ川の渓谷を思わす深い色合い。これはデイリー飲みにはもったいないほど凝縮感のある辛口赤ワイン。ポテンシャルが高く、濃い熟成型の赤ワインを数多く産出するドウロ地方独自のブドウ品種をブレンド。甘いデザートワインとして知られるポートワインに使われるブドウと同じ品種で出来ているので濃厚な味わいのワインに仕上っています。
修道院を意味する「アバディン」は、昔ヨーロッパの美味しい食べ物、ワイン、 ビールなどすべてが修道院で作られていたことに由来しています。
赤い果実のアロマ、スパイスの香りも。エレガントでバランスのとれた酸味がワインに心地よい爽やかさをワインにもたらします。
ソフトで丸い印象の味わい。 お肉料理やチーズと合わせてぜひお楽しみください。

2015/02/01

ノルテ ヴィーニョ・ヴェルデ 2012

ノルテ  ヴィーニョ・ヴェルデ 2012
ノルテ ヴィーニョ・ヴェルデ 2012
NORTE Vinho Verde 2012

ポルトガル:ヴィーニョ・ヴェルデ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:9%
ブドウ品種:ロウレイロ、トラジャドゥラ、アリント

メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入
参考価格は、915円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
泡立ち:微発泡性
外観の印象:泡はすぐに消える、オレンジっぽい色調が気になる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>酸化をイメージさせるリンゴ、
<花・植物>菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>白い石のようなミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:大人しい、ちょっと酸化のイメージ

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか、やさしさのある
苦味:弱め
バランス:スリムな、溌剌とした、やや弱い
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系

【評価】
炭酸は早めに抜けるが、爽やかでフレッシュ、アルコール度が低いのでかなり軽く感じる

【供出温度】
7度以下 フレッシュで軽いので、しっかり冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラーとかでも可

【総評】
外観は、オレンジがかったやや淡いイエローで、少し輝きもあります。
微発泡で、グラスに注いだときは泡立ちますが、すぐに泡はなくなります。

香りは、最初に酸化をイメージさせるリンゴやシードル、菩提樹のようなグリーン系のフローラル、小石のようなミネラル感もあります。

味わいは、かなり軽いアタックで、甘み少なめのドライ、さわやかな酸味が広がりますが、アルコール度が低いので、ちょっと水っぽい印象でフィニッシュ。

酒飲みにはちょっと物足りないアルコール度ですね。
ちょっとジュースか、ワインカクテルでも飲んでるみたいな感じ。

全体的にはフレッシュで爽やか、最初酸化しているかと思いましたが、そんなことはありませんでした。

ヴィーニョ・ヴェルデってだいたいこんな感じなんですよね。
微発泡でライトで爽やか。だけど、ちょっと物足りない。

軽めながらバランスはいいので、ワインだけでグイグイいっちゃいますが、炭酸も含んでるので、おなかにたまってくる感じです。

人に例えると、爽やかなんだけど、自己主張の無い、あたま空っぽの好青年、みたいな感じでしょうか。

最初は、ポリシーとかアイデンティティみたいなものが感じられませんでしたが、飲み進むと、何となく個性が見えてきました。
温度が上がってくると、旨みが出てきますね。ちょっとコクがあるというか。
食事と合わせるとまた印象が変わりそう。

今日の晩御飯は、チキン南蛮。
ワインがちょっとチューハイっぽいので、食事の邪魔をせずに何となく合います。
積極的に合うというよりは、まあ問題ない、って感じ。

食事が終わってワインだけになっても、スイスイ飲めてしまいますが、ちょっと物足りない感があるので、食べ物が欲しくなりますね。

軽くてちょっと物足りない感はあるものの、とても良くまとまっていて美味しいと思います。
リピートしたいかというとちょっと微妙だけど、お酒の弱い女子がいる飲み会とか、使えるシーンはありそうな感じ。

飲み終わりは、最初感じた、「頭空っぽな爽やかな好青年」という印象から、「一見馬鹿っぽいけど、実は深く考えている、脳天気に見える好青年」って感じに変わってきました。
ポルトガルのワイン、面白いですよね。

ホワイトチョコのかかった焼き菓子に合わせてみると、いい感じで合います。
スイーツ系に合わせるといいかも。

やはり女子会ワインですね。

■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本以上送料無料】ノルテ・ヴィーニョ・ヴェルデ【ヴェルデ】【スクリューキャップ】750ml【あす楽対応】【RCP】

※サイトより引用
ポルトガルの地図が目印!便利なスクリューキャップ!
店長ヒロノのおすすめコメント!!
見るからに爽やかで美味しそうなボトル!ブルーで描かれたポルトガルの地図と、ワイン名ノルテ(=North 北)を合わせれば、ポルトガルの北部で作られているワインであることがわかります。豊かなアロマとフルーティな味わいが特徴の微発泡ワイン♪非常に飲みやすく、リピート必至間違いなし
ポルトガル北部で品質の高いヴィーニョヴェルデを生み出しているワイナリー【ヴィーニョス・ノルテ】。1971年に創立された家族経営のこのメーカーは、現在3代目が中心になって、アロマ豊かな「地元のブドウの良さがわかるワインを造ろう」と、斬新なワインを多数市場に送り出しています。
ヴィーニョヴェルデ地方の典型的なブドウを使った、気軽に毎日飲めるカジュアルな造りのワインです。
適度な発泡があり、リンゴをかじった後のような、フルーティかつ甘酸っぱい爽やかな味わいです。「超」がつくほど飲みやすさが特徴!
味わい
フレッシュなリンゴを思わす香り。ほんのり甘い果実味とイキイキとした酸味が味わえます。まさしく、リンゴをかじった後のよう!適度な発泡が心地よい、フレッシュ&フルーティなヴィーニョヴェルデ(辛口白)です。
8-10度に冷やしてお楽しみください。

2015/01/31

ウニオン ティント NV

ウニオン ティント NV
ウニオン ティント NV
UNIAO TINTO NV

ポルトガル:ベイラス地方:テラス・ド・ダン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ティンタ・ロリス、ジャエン、ティンタ・ピニェイラ

メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入。
参考価格は、1080円。

【外観】
清澄度:少し濁った印象
輝き:強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実>黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、血液
<化学物質>硫黄、ケミカル、還元的?
香りの印象:ケミカルで閉じた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:やさしい、はっきりした
タンニン分:サラサラした、弱め
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感だが、ちょっと腐臭のような戻り香がある?

【評価】
ライトでカジュアル、甘み強めのフルーティな味わいながら、戻り香がちょっと悪い?

【供出温度】
10-13度 タンニン弱めで、香りにちょっと難があるタイプなので冷やして飲んだほうがいい?

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
アフターフレーバーが良くないが、ひょっとしたらデキャンタージュしたら香りが飛ぶかも

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは最初閉じた印象で、硫黄やケミカル、なめし革や血液、茎っぽいグリーン香などがあり、あまり良くありませんが、時間が経つと甘い果実香やカラメルの印象などが出てきました。

味わいは、ライトで甘みのあるアタックから、カジュアルでチャーミングな果実感と優しい酸味が広がり、タンニン弱めの優しい味わいで穏やかにフィニッシュ。
あれ?ちょっと腐臭のような戻り香がある?
ちょっと気持ち悪いけど、もう少し飲み進んでみよう。

飲みくちはとてもカジュアルで、甘みがあって、ちょっとジュースっぽいけど、ベタベタした感じはなくて、クールで上品な印象。
ちょっと強めの甘みも、個性としてとらえられると美味しいと思います。

最初に感じた腐臭のような戻り香はだんだん無くなってきました。
気のせいだったかな?

ただ、香りはあまり良くなってきません。

今日の晩御飯は、ホールトマトを使ったハヤシライス。
どちらかというとトマトシチューって感じで。ガーリックライスにかけていただきました。

トマトの味わいが強いメニューですが、ワインの甘いカジュアルな味わいがよく合いました。

ニューワールドのようなジュースっぽさでは無いんですね。
そういえば、最近の赤ワインって、ちょっと甘みがあるタイプがちょっと流行りっぽい気がします。

食事が終わってガーリックラスクとチェダーチーズに合わせると、これはまたバッチリ。

ほんのり甘いので、ワインだけでも美味しく飲めますね。
ニューワールドの甘みとまた違う、素直で美味しい甘みなんですよね。
ちょっとポートワインにつながるような印象でしょうか。

人に例えると、ピュアで純真キャピキャピしてて、ただ純真で明るい女の子、みたいな感じです。

良いワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【よりどり6本以上送料無料】ウニオン・ティント【赤】【ダン】750ml【RCP】

※サイトより引用
若いブドウの果実味がたまらない!!!
店長ヒロノのおすすめコメント!!
この値段でも、決してシャバシャバでないところがスゴイ!!
作家 壇一雄が≪同じ名前≫であることから愛飲したといわれるダン地方の赤ワイン。若いブドウの甘味と、ダン地方の特色でもあるしっかりした酸味が、しっかりとした味わいのワインに仕上げています。酸味、果実味、ボリュームのバランスが素晴らしい!当店ワインスペシャリストのカルロスも大絶賛!ダン地方の協同組合UDACAで作られるデイリーワイン。

2014/11/07

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV
ガタオ スパークリング レゼルバ NV
GATAO VINHO ESPUMANTE DE QUALIDADE RESERVA NV

ポルトガル:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:ゴウベイオ、マルヴァジア・フィナ、コデガ、アリント、モスカテル

バッコスで、4本セット4320円、1本あたり1080円で購入。
参考価格は、1460円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジっぽい、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
泡立ち:発泡性
外観の印象:若い、艶と輝きがある、泡立ちが続く

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>柑橘系、
<花・植物>菩提樹、グリーン系のハーブ、ミント
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、石鹸
<化学物質>なし
香りの印象:ミネラルの印象が強い

【味わい】
アタック:軽め、やや甘口、優しい泡立ち
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みがある
酸味:爽やか、フレッシュ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、チャーミングな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
やや厚みと苦味のある柑橘系の果実感

【評価】
フレッシュでフルーティな味わいだが、グリーン系の香りと強めの苦味が個性を出している

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若さがあるけど少しオレンジっぽい色調で、艶と輝きがあり、泡持ちは良い方です。

香りは、ミネラル感が強く、グリーン系のハーブやフローラル、ちょっと石鹸のような印象もあり、爽やか系。

味わいは、軽めでフレッシュフルーティなアタックから、残糖の甘みが広がり、そのあとに個性的なグリーン系の印象と強めの苦味が残って、ややえぐ味のあるフィニッシュ。

ただフレッシュでフルーティなだけじゃない、可愛らしさの中にもちょっと個性や深みを感じる味わいで、第一印象はとても良いですね。

ワインだけで、どんどん飲めるタイプで、とってもパーティ向きのワイン。
ラベルもカワイイし、万人受けしそうな飲みやすさがあるし、さらに深みもあります。

今日の晩御飯は、そぼろ丼。
ひき肉ともやしで濃いめの味付け、やや中華風です。

そんなシンプルな料理にも意外とフィット。
ちょっとクセのある苦味と香りが、料理との相性を良くしてる感じ。

「あごだし」がしっかり効いた味噌汁にもなんとなくフィット。

意外と家庭料理に合いそうですね。
泡立ちが穏やかなのも個人的には好きなタイプです。

食事が終わって、おつまみのビーフジャーキーに合わせると、イマイチフィットしないけど、パーティ的な合い方で問題ありません。
多分、いろいろなスナックやファストフードに合いますね。
ポテチとかポップコーンとかピザにも合いそう。

飲み飽きることもないし、パーフェクトなパーティワインじゃないでしょうか。
食事との相性も良さそうだけど、ピクニックとかランチにも良さそう。

いいスパークリングですね、これはおすすめ。

■楽天ショップへのリンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ

※サイトより引用
<ボルゲス社>
1884年ポートに創業された歴史あるワインメーカー。
ヴィーニョ・ヴェルデ、ドウロ(ポートとスティルワイン)、トラズ・オズ・モンテス、ダン等に広大な自社葡萄園を所有、品質の高いディリーワインから見事なヴィンテージポートまで数多くのポルトガルワインを送り出すポルトガル屈指のワイン生産者です。
1998年、ジョゼ・マリア・ヴィエイラ氏の率いるJMFグループの傘下に入り、最新のブドウ栽培技術と新たな生産設備の導入によりワインの品質は大きく向上しました。
減農薬農法で葡萄を栽培、葡萄は全て手摘みで収穫。
また同社の看板商品である「ガタオ」はスクリューキャップに変更するなど、ボルゲス社の挑戦はとどまることを知りません。
<商品説明>
ヴィーニョ・ヴェルデでおなじみの「ガタオ」シリーズから本格的なスパークリングワインが新登場!
ガタオの繊細な泡立ちとは打って変わって瓶内二次発酵を用いた伝統的な造りで、しっかりとした泡
でもガタオ愛飲者の皆様にも気に入っていただけるよう、飲みやすいやや辛口の味わいに仕上がっています。
まさにフレッシュ&フルーティなスパークリングワインをお手ごろ価格でお楽しみいただけます。
そして いきなりワイン王国最高賞★★★★★
ベストバイ獲得
ワイン王国 2014年3月79号の「1000円台で見つけたブラン・ド・ブラン ザ・ベスト・バイワイン32本」のコーナーで、
1000円台の白ブドウのみから造られたスパークリングワイン76本中の高品質な32本の中から、ブラインドテイスティグによって選ばれました。
■関連リンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ 赤 NV

ガタオ ロゼ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

2014/10/26

ガタオ ロゼ NV

ガタオ ロゼ NV
ガタオ ロゼ NV
GATAO ROSE NV

ポルトガル:トラズ・オス・モンテス地方
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:トウリガ・フランカ、モウリスコ

バッコスで、4本セット4320円、1本あたり1080円で購入。
参考価格は、1060円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:赤味の強い、やや濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強め
泡立ち:微発泡
外観の印象:若々しい、色づきが良い、粘性が強い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実
<花・植物>ややヴェジェタル?
<香辛・芳香>カンパリっぽいハーブ香?、ミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:香りが弱く、ほとんど感じない

【味わい】
アタック:とても軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:後味に強めに残る
バランス:スリムで柔らか
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
薬草っぽいハーブ

【評価】
ライトで穏やか、優しい飲み口ながら、独特なスパイス感のある余韻が残る

【供出温度】
7度以下 軽くて微発泡なので冷やして飲むのが王道だけど、ちょっと温度が上がってきてもそれなりに面白そう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強い鮮やかな色調の濃いロゼで、輝きがあります。

香りは、極端に弱く、赤い果実や、薬草っぽいハーブ香、ちょっとミネラルの印象もあります。

味わいは、ライトでやさしいアタックから、柔らかい酸味と優しい果実感が広がりますが、ふくらみは無くスリムで、ただ余韻に独特なハーブ感と苦味が残ります。

とっても軽いのですが、なんとも良いバランスで、余韻がいいですね。
ワインだけで、どんどん飲んでしまうので、アルコール度低くてもすぐに酔っ払うタイプ。

微発泡なのですが、時間が経って炭酸が抜けても美味しく飲めますね。
やや温度が上がっても大丈夫。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、昨日の残りのおでん。
ブリの照り焼きは、ワインのフルーティな香りがイマイチフィットしないけど、おでんは辛子をつけると馴染みがいいみたい。

ワインが軽いので、香辛料とか工夫してあげれば、家庭料理にも合いそうです。

カミさんに感想を聞くと「発泡してるワイン自体があまり好きじゃないけど、軽くてフルーティで飲みやすい。」と、わりと好感触。
軽いチョコレートケーキとか、ドーナツとか、スウィーツ系に合いそうという感想です。

ワインだけで飲めるタイプだけど、アルコール度が低いせいか、ちょっと飽きてきたかも。
まあ、1本じっくり飲むタイプじゃないんでしょうね。
それにちょっと食べ物も欲しくなります。

でもまあ、良いワインなので、これはオススメです。
軽くてアルコール度数低めなので、お酒があまり強くない女性には良いのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ガタオ ロゼ / ボルゲス Gatao Rose / Borges

※サイトより引用
ポルトガル北部の古くからワイン生産が盛んなトラズ・オス・モンテス地方産のロゼワイン。
ポルトガルを代表する古木から収穫された贅沢な葡萄を使った、色鮮やかで香り高い最高品質のロゼワインです。
収穫後、14℃~16℃に温度コントロールされたステンレスタンク8日~10日間発酵を行い、その後少なくとも2ヶ月間、18℃に温度設定されたステンレスタンクで熟成させた後、ボトリングされる。
以上インポーター:木下さんより
スクリューキャップになり、よりフレッシュに辛口と言いたいほどに、旨みを感じる程度にしか甘さは残されていない。
イチゴ、チェリーな香り、そしてクリーミーな泡立ちが微弱に残り、爽快感をもたらしてくれる。
味わい深さもライトにシフト、軽快さがグラスの空くスピードを早める飲み易さ。
ソフトな口当たりが、和食カテゴリーの煮物にOK。
筑前煮のゴボウ・こんにゃくetc.をチマチマつまみながら、また酢豚なんてのも行けていると思いますよ。
勿論!午後に冷やして、クリームチーズをクラッカーですくいながら、なんて最高です。
■関連リンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ 赤 NV

ガタオ ロゼ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

2014/10/19

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
GATAO VINHO VERDE NV

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.P.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:9%
ブドウ品種:アザール、ペデルナン、トラジャドゥラ、アヴェッソ

バッコスで、4本セット4320円、1本あたり1080円で購入。
参考価格は、1060円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しいが、若干オレンジっぽいのが気になる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>柑橘系、梨、青りんご
<花・植物>菩提樹、針葉樹のようなグリーン香
<香辛・芳香>貝殻のようなミネラル、ハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い、少し発泡している
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:後味にフレッシュ感を与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
青いシトラスの印象

【評価】
ライトで微発泡、フレッシュながらドライな味わいで、爽やかにまとまっている

【供出温度】
7度以下 微発泡なので冷やして飲んだほうが正解だと思われる

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡く、ちょっとオレンジがかったベージュっぽい色調で、輝きがあります。
微発泡なので、グラスに入れた瞬間は泡立ちますが、泡はすぐに消えます。

香りは、柑橘系や固い梨のような青っぽい果実感と、個性的で松のような印象のグリーン香、貝殻を思わせるミネラルもあります。

味わいは、軽くスリムな微発泡のアタックから、フレッシュで青い印象の爽やかなフルーツ感、おだやかな酸味がじわっと残りながら、軽めでキレイなフィニッシュ。

とても軽めなのですが、上品にバランスよくまとまっていて、独特の青い印象とともに個性になっていますね。
微発泡の口当たり、ドライで爽やかな味わい、個性的なグリーン系の香りが、とてもうまくまとまっている感じ。

このワイン、6年前の2008年に飲んだことがあって、そのときは「軽くてフレッシュ、爽やかだけど、酸が突出しててやや薄っぺらい。」という感想でした。

今回は、酸がとても穏やかで、軽くてやや水っぽさはあるものの、薄っぺらい、という印象はありません。
まあ、このへんは人の好みで違ってきそうですが。

今日の晩御飯は、さんまの蒲焼。
合わせると生臭さが出て、イマイチですね。
さすがに青魚にはキツイかも。
山椒とかあったら、もうちょっと合うかもしれません。

軽いけど、独特のグリーン系のハーブ香があるので、和食との相性はちょっとむずかしいかも。

サラダ系に合いそうですね、魚料理だとカルパッチョとかフライとか。
和食だったら、白身魚とか野菜の天ぷらとかでしょうか。

甘みが少ないので、パーティワインではなく、食事と合わせた方が活きそうですね。
スッキリドライで爽やかだけど、ちょっとそっけない感じがあります。

おつまみで、柿の種のチーズ黒胡椒味の「たねバル」に合わせるとワインが活きてきます。
スナック、おつまみでも食べ物があったほうがいいですね。

人に例えると、爽やか系でいつもは静かで大人しいけど、パーティになるととても陽気になるカワイイ男子、って感じ?
良いワインですね、おすすめです。

■楽天ショップへのリンク

ガタオ・ヴィーニョヴェルデ NV

※サイトより引用
ワイン王国34号『2000円以下のスペイン・ポルトガ ル白ワイン』のブラインド・テイスティング企画で、 見事最高評価の5つ★★★★★を獲得した溌剌とした 微発泡スパークリングワイン! ヴィーニョ・ヴェルデとは“緑のワイン”を意味す るポルトガル語、フレッシュで爽やかな味わいのイ メージからこの名が付きました。フレッシュで爽や かな地域の特徴を持つと共に、果実味豊かな味わい を持つ洗練された味わいです。 キーンと冷やして一口飲めば、まるで果汁たっぷり のジューシー果実を丸かじりしているような爽快感! 涼しげでキレのよい喉越しはまさに夏スパークリン グ!微発泡の心地よい泡とグレープフルーツや青り んごなどの果実味、そして後味にほんのりと残る苦 味、強すぎない微発泡の泡で、ビール感覚でがぶが ぶ飲めてしまうまさに夏スパークリングの決定版で す!アルコール分も9%と低めな造りもデイリーワイ ンとしては嬉しいところ、さらにほのかな発砲も食 欲をそそります。よく合いそうなメニュー:レモンを絞ったサラダ、 魚介たっぷりのパエリア、フリット(イタリア風天 ぷら)、鶏のから揚げ、白豚の生ハム(イベリコな どの黒豚ではなく)、冷やし中華、完熟ではなくち ょっとまだ青いトマト、貝類など。
■関連リンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ 赤 NV

ガタオ ロゼ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

2014/07/06

サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV

サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV
サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV
ADEGA DO MOLEIRO TINTO NV

ポルトガル:リスボア地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー 40%、カラドック 30%、アラゴネス 30%

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、756円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが、黒っぽい紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある、輝きが強い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒い果実、なめし革、赤身の肉、血液、鉄サビ、グリーン系ハーブ、少しセメダイン
香りの印象:開いてる、揮発性の強い印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密で、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
残り香が弱い、若干スパイシー

【評価】
スッキリドライでシンプルな味わいながら、独特の個性を持っている

【供出温度】
8-10度、11-14度 スッキリした味わいでボリューム感がないので、温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいがやや黒っぽい色調で、深い透明感と底光りするような美しい輝きがあり、液面もつやつやしています。

香りは、ちょっと酸っぱい黒い果実に、動物香や血液、そこに揮発性のあるエーテルというかセメダインのような印象があります。
時間が経つと、さらに変わってきそうな感じ。

味わいは、見た目より軽いアタックで、スマートでシンプル、スッキリした印象で、優しく力強い酸味が広がり、ちょっと収斂性のあるタンニンがキュット締めて、ジューシーな印象で、スッキリしたフィニッシュ。

全体的にとても良いですね。
ポルトガルらしい、ローカル品種の個性があるのか、スッキリした飲みやすい印象の中に、独特の個性を感じます。

やや酸化熟成が進みかけてるような印象というか、独特なスパイス感というか。

今日の晩御飯は、スペアリブの煮込み。
お醤油とお砂糖ベースの甘辛ダレに、にんにく、生姜、赤ワインの味付け。

そのままだとワインの香りが浮いてしまいます。
辛子をつけると、バランスは合うけど、微妙にずれる感じ。

スパイスを変えるとぴったり合いそうですね。
洋がらしのマスタードだともうちょっと合いそうな感じ。

おみやげのメロンパンがあったので合わせてみると、意外と破綻しません。
メロンパンの強い香りに、このワインの個性的な味わいが負けないんですね。

ワインだけになると、サバサバしてちょっとそっけない感じになるけど、じわっと果実感と甘みと旨みもあって、人によって評価が変わりそう。

カミさんに感想を聞くと、「ちょっと甘い、デザートとかに合いそう。」という評価。

気になるポイントがまったく違いますが、悪くない、という部分では同じでした。

人によって好みは違うかと思いますが、個性的なポルトガルのワインは、なかなかおすすめです。

■楽天ショップへのリンク

アデガ・ド・モレイロ 赤 750ml 【ポルトガル】【 お酒】

※サイトより引用
サントス&サントス
リーズナブルかつ高品質なワイン造りを目指したアルマンド・ドス・サントス氏とアディーリオ・ドス・サントス氏という二人の兄弟によって、1977年に創立された家族経営のワイナリー。ポルトガルワインの中でも重要な土地である、リスボア地方のトッレ・ヴェドラスに位置します。
原産国 ポルトガル 地方 リスボア
品質分類・原産地呼称 ヴィーニョ
品種 シラー 40%/カラドック 30%/アラゴネス 30%
醸造・熟成 醗酵:ステンレス・タンク
ALC度数 12.33 % キャップ仕様 スクリューキャップ
種類 赤ワイン 色 赤
味わい ミディアムボディ 飲み頃温度 15℃
「風車」を意味するモレイロ。ブドウ本来の新鮮な果実味とほのかな甘み、柔らかな口当たりを楽しめるコストパフォーマンスに優れた赤ワイン。
ブドウ本来の新鮮な果実味とほのかな甘み、柔らかな口当たり。

2014/04/13

レアル・フンダサオ ティント NV

レアル・フンダサオ ティント NV
レアル・フンダサオ ティント NV
Real Fundacao Tinto NV

ポルトガル:地理的表示無し
アルコール度:14%
ブドウ品種:不明

ヴェリタスの通販で、6本セット4980円で購入、1本あたり830円で購入。
参考価格は、699円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さのある、やや黒っぽい紫色の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:濃い色調だが、深い透明感と底光りするような輝きがある

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:ややケミカル、ゴムっぽい印象、赤い果実、ミネラル、なめし革、血液、クキっぽいグリーン香
香りの印象:まだ閉じてる印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やわらか、フレッシュ
タンニン分:控えめ、やさしい
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
ライトでやさしい味わい、残糖がやや多めで甘みがある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫色ながら、やや黒っぽく落ち着いた色調で、深い透明感と輝きがあります。

香りは、閉じた硫黄っぽいケミカルな印象でしたが、時間が経つと、ハーブや生木のような印象と、赤い果実、ちょっとカラメルっぽさが出てきました。

味わいは、軽くてやさしいアタックから、残糖の甘みと果実感がゆっくり広がって、おだやかな酸とタンニンで、まったりとフィニッシュ。

おっとりした、癒し系の味わいです。

ワインとしては、やや力不足で弱いのですが、キャラが立ってて、これはこれでなかなかおもしろいですね。

残糖多めなので、ややジュースっぽくもあるのですが、タンニンがしっかり効いていて、後味で締めてくれます。
でも、飲み進むとちょっと飽きてきそうな甘みかも。

今日の晩御飯は、ブリの照り煮。
普通だと魚の生臭さが出てしまい、赤ワインには合わないメニューです。

このワイン合わせてみると、なんだかおっとりしてるので、文句を言わずに何となく合います。
ただ、血合いの部分はさすがに生臭さが出てダメみたい。
付け合せの鶏のサラダには問題なくフィットします。

食事が終わって、ワインだけになっても、スイスイ飲めます。
最初に懸念した、ジュースっぽさも気になりませんね。

というか、このワイン、おっとりしたボケキャラのような感じかと思ったら、意外としっかりした、したたかさを持ってるみたい。
なんとなく素性の良さを感じますね。

ちょっと気になったのは、飲んでて頭痛があったこと。
体調が悪いのか、ワインの問題なのか、わかりませんが。。

でも飲み進むと頭痛もひいてきました。

ポルトガルのワインって、あまりメジャーではありませんが、安定感があって品質が良い、という印象があります。

このワインもコストパフォーマンスが高いうえに、独特な個性をもっているところがとても良いと思います。

冷蔵庫に入れて、3日後に飲みましたが、特に問題なく飲めました。
というかキンキンに冷えた状態が意外と美味しかったですね。
奥深いワインです。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料】完全赤字ご奉仕価格!パーカー94点蔵の大人気ワインが入った激旨赤6本セット≪第39弾≫【楽ギフ_のし宛書】【smtb-k】【YDKG】【RCP】

※サイトより引用
★デイリーの枠を超える超リッチなコク旨赤!
ポルトガルでも老舗の、リスボン郊外のテージョ川付近に蔵を構えるSociedade de Victor Matos II (ソシエダーデ・デ・ヴィーニョス・ヴィクトル・マトス・セグンド)社による自信作です。 ポルトガルのセニョール達が気取らずにコップで飲むデイリーテーブルワインですが、 テーブルワインとは言え、そのセニョール達もうならせるルビーの美しい色と軽やかな花のブーケの 中に香る森の果実、そして絹のようにしなやかでこなれたタンニン、リッチで複雑なコクのある味わい。 かつて信長がうなったように、あなたも今、このワインからポルトガルをどうぞ感じてください。

2013/01/05

ルイス・パト マリアゴメス ヴィーニョ・ブランコ 2010

ルイス・パト マリアゴメス ヴィーニョ・ブランコ 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)マリア・ゴメス95%、アリント5%(ポルトガル:ベイラス地方:ヴィーニョ・レジョナル・ベイラス:10)\1575
(3)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280
(4)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(5)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、柑橘、酵母、梨、グリーン系のハーブ、スパイス
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、スムーズ
バランス:まろやかな、スリムな
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ハーブのようなスパイス

【評価】
スリムで、複雑なアロマ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しい色調で、淡い外観。
2010年~2011年が候補。

香りは、ローズマリーのようなグリーン系スパイスの印象が独特。
ミネラリーでもある。
グローバル品種では無さそう。

味わいは、軽めのアタックながら、スッキリ感があり爽やか。
アルコール度は実は高そう。
この中ではシルヴァーナーかポルトガルあたりが候補。

ポルトガルの品種は、マリア・ゴメス。
今まで飲んだことが無いので、特徴が何も分からない。

シルヴァーナーはアルザス産ですが、もともとはドイツの品種。
確かにフレッシュ感とか、種っぽい感じとか、北のワインって感じもある。

冷涼な感じもあって、これは北のワインっぽいな。

ファイナルアンサーで、シルヴァーナー
で、ブー

ポルトガルの方でした。

【総評】
ルイス・パト マリアゴメス ヴィーニョ・ブランコ 2010
Luis Pato Maria Gomes Vinho Branco 2010

ポルトガル:ベイラス地方:ヴィーニョ・レジョナル・ベイラス
アルコール度:12%
ブドウ品種:マリア・ゴメス95%、アリント5%

伊勢丹で、1575円で購入。

全体的なハーブ感みたいなものは、ポルトガルっぽかったんですよね。(言い訳)
というか、口あたりのなめらかな感じかな?

全体的に軽めなので、リッチで濃厚なタイプが好きな人にはものたりないかもしれませんが、クリーンで爽やかさがあって、さらに個性的なタイプが好きな人にはいいですね。

我が家的には、ヒットです。

ソーヴィニヨン・ブランっぽい感じですが、独特のコクがありますね。
シュール・リーのコクともちょっと違う感じでしょうか。
コクというか、旨みかな?

良いワインですね。
とても楽しめる感じです。

今日の晩御飯は、チキンとポークのソテー、ソースは照り焼きとマスタード。
付け合せはポテトサラダ。

このワイン、食事の邪魔をせず、幅広く合う感じですね。

特にピッタリ合ったのは、ポテトサラダ。
爽やかさを加えてくれて、とても美味しくなります。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
やや低めですが、最近の白ワインの中では一番美味しい、と高評価。

爽やかな、グリーン系ハーブの印象が、独特の個性があって、魅力のあるワインですね。

ポルトガルのワインって、あまり話題になりませんが、品質は良い物が多いですね。
今年はちょっと、ポルトガルのワインに注目してみようかな。

■楽天ショップへのリンク

■ルイス パト マリアゴメス ホワイト[2010] Luis Pato Maria Gomes White[2010]【出荷:7〜10日後】

※サイトより引用
ルイス・パトの父親が35年前に葡萄畑の砂地の部分に植えたマリアゴメスで造った白ワイン。吸圧式搾汁機で軽く絞ったあと、18~20℃に温度管理されたステンレスタンクで発酵。フレッシュ感を楽しめるように、できるだけ早いタイミングで瓶詰めを行なう。白い花の香り。爽やかな口当りと切れ味の良いあと味で前菜から魚介料理まで楽しませてくれる。

2012/01/03

キンタ・ダ・セテンコスタ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

キンタ・ド・セテンコスタ 2007
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5% (仏:ボルドー地方:AOCボルドー・コート・ド・フラン:07)\2350
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:AOCサン・テステーフ:07)\1680
(4)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近いが、フチ5mmくらいが青みのあるバイオレット。
透明感はほとんど無い。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
黒い果実。
タバコ。
ガリーグ?
スモーキーなグリーン香。
グラスを回すと生っぽい動物香。
フローラルな印象もあり。
少し落ち着いて、なめし革。
ミネラルっぽい硬質な感じもあり。
香りはそれほど強くなく、生木のような地味な印象が強め。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ミディアムボディ。
ややクセのある収斂性を感じる。
フルーティで、極端に口の中がヒンヤリする感じのアタック。
酸味は穏やか。
タンニンは弱めで、舌の真ん中が少し乾くくらい。
アルコール度はそれほど高くない。
ちょっとワックスっぽいような口にへばりつくような印象あり。
最初落ち着いたフルーティさがあり、ほとんど広がらず、渋みがジワッと広がって後味はジューシー。
余韻は少し続く。

【判定】
すべて2007年なので、まず外観からの選択は無し。
濃さについても、どれもありそうな感じ。

香りは最初シラーっぽいスパイスを感じて、そのあとカベルネ・ソーヴィニヨンっぽいグリーン香を感じる。
ただ、ちょっと野趣な印象があって、ローカル品種が混ざっているような感じ。

ローヌもボルドーも高めのワインなので、これはちょっと違いそう。

味わいは、ボリューム感もあまりない、1000円代前半くらいの印象。
独特な熟成感があって、フランスというよりはスペインやイタリアのローカル品種のような印象。

ファイナルアンサーで、カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ
で、ピンポン

とても個性的な印象がありますが、軽めで飲みやすいワインです。

【総評】
キンタ・ド・セテンコスタ 2007
QUINTA DAS SETENCOSTAS 2007

ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール
アルコール度:13%
ブドウ品種:カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ

リカマンショップで、6本セット5410円、1本あたり902円で購入。
参考価格は1280円くらい。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円でピッタリ。
香りは弱いけど、フルーティで飲みやすい、という評価でした。

独特な熟成感というか、ちょっと干しぶどうっぽい感じと、ミントのような口の中がヒンヤリする感じが、とても個性的です。

今日の晩御飯は煮込みハンバーグ。

煮込みハンバーグって、焼いたハンバーグよりは脂分が少なく軽めな味わいになりますが、このワインはちょうどいい感じで合いました。
うちで焼いたパンに合わせてみても、良く馴染みます。

食事に合わせると、クセが消えて、ピュアなフルーツ感が出てきますね。
家庭料理に良く合うワインみたい。

開けて時間がたったら、甘いフルーツ感が主体になってきて、ワインだけでも美味しくなってきました。
いいですね、このワイン。

5年熟成だと、安いワインだとすでに下り坂になってるものも多いですが、このワインは今の熟成感で丁度いい感じですね。

グラスに残り少なくなっても、香りはあまり変わらず、ちょっと軽めの味わいで、スイスイと飲めてしまいます。
樽香も出てきましたが、嫌味が無いですね。

おつまみに、ビーフジャーキーに合わせてみましたら、強い味を抑えてフルーツ感を加えて、とても美味しくなります。

家庭で飲むのにちょうどいいバランスのワインですね。

伝統的なポルトガルワインというよりは、モダンな方向性に振ってると思うのですが、全体のまとまり感に伝統産地のセンスを感じます。

個性を持っていながら、誰にでも好かれそうな魅力を持っているワインですね。

リカマンショップ 【送料無料】60セット限定!ポルトガルワイン6本セット

閲覧数の多い記事