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2017/05/05

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV

セラー セレクション スパークリング ピノ グリ NV
SILENI Sparkling Cuvee Pinot Gris NV

ニュージーランド:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ピノ・グリ100%

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,998円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:わずかにオレンジがかった、グレーに近いイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
泡立ち:発泡性 泡立ちは少なめながら長めに続く
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>モモや洋ナシのような白い果実、白い花、カンロ飴
<香辛・芳香・化学物質>ハチミツ、グリーン系のハーブ
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め、泡はクリーミー
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやか
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
砂糖をかけた夏みかんみたいな感じ

【評価】
フルーティで優しい味わいだが、まろやかな泡立ちとしっかりしたボディが支えている

【供出温度】
7度以下

【グラス】
グレーの色調で泡立ちもそれほど無く地味な見た目なので、普通のシャルドネタイプが良さそう

【総評】
外観は淡く、ほんのりオレンジがかったグレーっぽいイエローで、輝きは弱め、泡立ちは少なめです。

香りは、甘い果実感が中心で、モモや洋ナシのような白い実の果実、ちょっとキャンディ、白い花、ハチミツ、グリーン系のハーブなど、複雑では無いけど、果実感強めで好印象。

味わいは、クリーミーな泡立ちの軽めのアタックから、品の良い果実感と甘みが心地よく広がり、しっかりした酸味が支えて、苦味も効果的で、じわっと余韻の残るフィニッシュ。

良いワインですね。
品が良くて、フレンドリーで、それでいて存在感があります。

泡も優しく、日頃「泡モノ」を飲まない私でも、このワインはとても素敵に感じます。
泡にニセモノ感が無いんですね。

でもちょっとサービス精神が多すぎて、飲み進むとちょっと飽きてくる?

今日の晩御飯は、「たけのこご飯」と「チキンソテー」。
どちらもシンプルな味わいですが、このワインは邪魔せずにすっと馴染みました。

フルーティだけど上品で控えめなので、食事との相性は良さそうですね。

おつまみの「ミックスナッツ」もさらっと流します。

「焼き鯖のアヒージョ」という、ちょっと失敗しちゃった系の味の缶詰に合わせてみましたが、このワインはおおらかに受け入れてくれました。

伝統産地のスパークリングとは違う、フルーティでカジュアルながら、しっかり存在感のある味わいで、とても良いワインだと思います。

<追記>

そうそう、このワインのキャップですが、開けたあとでもまた栓が出来るタイプになってます。



真ん中の金色の部分を押すと開けられて、凹んだ状態でかぶせて黒い部分を下ろすとまたカチッと止まります。
これとっても便利ですね。

■楽天ショップへのリンク

【6本〜送料無料】セラー セレクション スパークリング ピノ グリ (ゾークキャップ) NV シレーニ エステート 750ml [発泡白]Cellar Selection Sparkling Pinot Gris(Zork) Sileni Estates

2016/10/18

セブン・プレミアム カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2015

セブン・プレミアム カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2015

セブン・プレミアム カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2015
Kapuka Sauvignon Blanc 2015

ニュージーランド:南島:マールボロ地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、熟した果実、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>やや石油香のあるミネラル、硝煙、クリーム、シロップ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、まろやか
アルコール:やや強め
余韻:じわっと続く

【フレーヴァー】
やや甘い柑橘系

【評価】
フレッシュでジューシー、バランスが良く飲みやすい

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やして飲むのが良さそうだけど、少し温度が上がって大丈夫そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グレーに近いグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、柑橘系、強めのミネラル、硝煙、ヴァニラ?、シロップ、甘いフローラル、クリームなど、シンプルながら深みがあります。

味わいは、やや強めのアタックから、爽やかな果実感と酸味、程よい甘みがじゅわっと広がり、穏やかな印象のふっくらしたボディで、軽いえぐ味と苦味が出てきて、心地よい余韻でフィニッシュ。

バランスが良くて飲みやすく、心地よい果実感がじわっと残ります。
第一印象は抜群にいいですね。

ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかさがあるのですが、程よい甘みと果実感がチャーミングで、とにかく余韻の果実感がとても良いです。
すーっと入ってくる感じもいいんですね~。

ワンコインとのランクの違いがハッキリと味に出ているのですが、このワイン、見た目が悪いんですよね~。
スクリューキャップも398円と同じ安っぽいタイプで、ラベルもシンプルなので、見た目はほぼ398円。

ただ、味は間違いないですね。
さすがニュージーランド。

今日の晩御飯は、冷凍の「カルボナーラパスタ」。
このワイン、ちゃんとした食事じゃないともったいかな、と思いきや、とても良くフィットしてくれます。

基本的にカジュアルなんですね。
とてもフランクで社交性があります。

それにしても、食事が入るとさらにグイグイ飲んでしまいますね。危ない危ない。

白ワインで13.5%あり、かなり高めなので、飲み過ぎは要注意。
というか、すでにやばいみたい。

「のり塩ポテトスティック」には遠くから見守るような感じで、歩み寄りません。

「揚塩ピー」はお祭りのような合い方をします。

ニュージーランドとはいえ、セブン・プレミアムというだけで家飲み用なのですが、1000円近い価格となるともうちょっとプレミアム感が欲しいですね。
特にスクリューキャップ周り!

ある程度ワインを知っている人にとってはニュージーランドで1000円弱という価格帯はかなり魅力的ですが、一般の人には商品アピールが難しいかも。

人に例えると、甘い夢をたっぷり持っている、世間に削られていないウキウキした新入社員みたいな?

残ったワインを冷蔵庫に入れてて次の日に飲んだら、まだまだ大丈夫。
3日目まで行けそうなくらいでしょうか。

ワンコインとの違いは、このへんにあるかも。

味は間違いないと思うのですが、見た目が悪いのが実に残念ですね~。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/05/07

ヘイ・メーカー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ヘイ・メーカー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ヘイ・メーカー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
HAY-MAKER Marlborough Sauvignon Blanc 2014

ニュージーランド:南島:マールボロ地区
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、税抜き1150円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、柑橘系、白い果実、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻のようなミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、フラットな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような苦味の残る柑橘系

【評価】
スッキリさわやかな柑橘系の味わいで、後味は若干重い

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして飲むのが一番だけど、温度上がっても楽しめそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、ほぼグレーに近いグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしい柑橘系と爽やかなグリーン香で、ハリのあるミネラル、シロップのような甘い印象もあります。

味わいは、スッキリしたライトなアタックから、爽やかな柑橘系の果実感と甘みがパッと広がって、しっかりした酸味とコクのある苦味が支えて、ややえぐ味の残る重いフィニッシュ。

爽やかなソーヴィニヨン・ブランらしい味わいで、期待通りというか、想像通りですね。
コストパフォーマンスは高くて、第一印象は良好。

魅力的な果実感があるのですが、後味がちょっと重いのが気になるかも。

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランって、少し前は2000円くらいしましたが、最近だいぶ安くなってきましたね。

時間が経つと後味の重さも気にならなくなってきました。

爽やかでチャーミング、後味も心地良くて、サクラアワードのゴールド受賞というのもうなずけます。

今日の晩御飯は「アジの南蛮漬け」と「とろろ芋」。
どちらもワインに合わないメニューですが、このワイン、意外と問題ありません。

ちょっとチューハイっぽさもあるので、合わせる食事の幅は広そうです。

おつまみで、「アボカドオイルをかけるポテチ」に合わせると、ちょっとワインがもったいない感じ。
チューハイっぽいと思ったけど、しっかりしたワインなので、ちゃんとした食事を要求してきますね。

チキンフライとか天ぷら、白身魚のフライとかは全般的に合いそうです。
トマトソースのパスタやピザも良さそうですね。

良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ヘイメーカー マールボロ ソーヴィニヨンブラン 2014白ワイン ニュージーランド

※サイトより引用
ニュージーランドでもっとも大きなワイン産地として知られている「マールボロ地区」は、250エーカーの畑と300エーカーのコントラクト・ヴィンヤードを所有。ソービニヨンブラン、ピノノワールに注力し栽培している。
うっすらと麦わら色。キウイフルーツや青い豆の風味が揉み潰したハーブやグレープフルーツの香りと共に上がってきます。デリケートな味わいのトロピカルフルーツやシトラスの風味が現れる味わい、食中酒として。各区画ごとにブドウは成熟具合を監視され、最適な状況で収穫されます。区画ごとに収穫されたブドウは果汁の低下を避けるためにできる限り早く最低限のスキンコンタクトの上、プレスされます。また、各ロットの果汁に分けられてステンレスタンクにて低温発酵にうつされます。醗酵が完全に終了後、ワインとしてブレンドされ注意深くバランスも考慮され瓶詰めへ移ります。このワインに使用される葡萄はワイラウ地区のアッパーとローワー地区、アワテレ・バレーから選別されます。地質学的にも広大なブドウ畑を所有するマッドハウスは一流の「ソーヴィニヨンブランの果実」を私達に与えてくれます。残糖度2.3g/L

2013/07/13

シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011
(1)メルロー(NZ:ホークス・ベイ地区:11)\1837
(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(4)マルベック、サンジョヴェーゼ(アルゼンチン:メンドーサ州:12)\1050
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:コルチャグア・ヴァレー:11)\962

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:黒っぽいルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや熟成感がある、落ち着いた

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:フローラル、ミネラル、硫黄、エーテル香、ドライハーブ、カラメル
香りの印象:やや閉じた印象?香りが弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、弱め
タンニン分:緻密、なめらか
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプル、素っ気ない

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
2~3年くらいの熟成感を感じる、落ち着いた外観。
あるいは、落ち着いた色調の品種?
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
この段階では、サンジョヴェーゼかガメイ。

香りは、弱めで、硫黄の印象が強めで、品種の個性がイマイチ感じられない。
ガメイっぽい感じではなくて、どちらかというとサンジョヴェーゼ。
そこに青臭いような印象が混ざる。

味わいは、軽めのミディアムボディくらいで、ドライ。
ニューワールドのイメージではない。

ほぼイタリアのサンジョヴェーゼに決まりだが、ガメイの可能性も捨てがたい。
今回のガメイは、ルイ・ラトゥール。
品種の力は弱いけど、ワインメーカーが上品に仕上げた、というようなイメージが、迷うポイント。

でもやっぱり、ガメイらしさが無いかな。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー
で、ブー

なんと、ニュージーランドのメルロー

【総評】
シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011
SILENI CELLAR SELECTION MERLOT 2011

ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。
参考価格は1,837円。

外観は落ち着いた色調で、深い透明感があります。
輝きもあって、ちょっと期待感がありますね。

香りは弱くて、硫黄の印象が強め。
硫黄じゃなくて、還元香?
とにかく、香りは弱めです。

味わいは、軽めのアタックから、膨らまず、じわっと旨味が広がって、やや水っぽい後味。
作りは丁寧な印象ながら、ブドウの力がとても弱い印象を受けます。

最近のニュージーランドのワインって、こういった弱々しいタイプが多いような。

つい数日前にセミナーを受けてきましたが、2010年、2011年は、力が無いって言ってたような。
しかも、あまり過熟させずに早摘みするのが流行っているって事ですが、まさにそんな感じ?

ブラインドテイスティングでは、伝統産地の印象がありましたが、ニュージーランドのワインって、一般的なニューワールドのタイプではないですよね。
独特のフィロソフィーを持っている感じがします。

今日の晩御飯は、自家製のピラフと、パスタサラダ。
普通赤ワインだと合わないのですが、このワイン、軽いので、何となく馴染みます。

ビーフジャーキーだと、木っ端微塵に消え去りますね。
跡形もなくなって、何のフォローもなし。

ワインだけだと、気兼ねない感じで美味しく飲めます。

ただ、このワインが2000円弱と考えるとさすがに高い。
1500円くらいまでが許容範囲?

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
元値は1800円くらいというと、それは高い、でも悪くないという評価。

食事には合わせやすそうという感想でした。

ワインが飲みきれなかったので、冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみたら、香りが華やかになってました。
サン・テミリオンとか、ブルゴーニュのようなイメージでしょうか。

このワイン、デキャンタージュとかした方がいいのかも。

ポテンシャルを持ってるワインなので、飲み方をちょっと考えた方が良さそうです。

■楽天ショップへのリンク

[2011] セラーセレクション・メルロ / シレーニ ニュージーランド ホークス・ベイ / 750ml / 赤【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
チーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏の最も得意とするメルロを使用した自信作!!
日本で一番売れている、ニュージーランドワイン、『シレーニ』。
世界中のコンペティションで高い評価を受けている、クリーンでクリアなテイストが魅力的!
本拠地は北島でワイナリーが集中しているホークスベイ。
ただし、ソーヴィニヨン・ブランに限っては、南島のマルボロにこだわっています。
シレーニは世界で認められる程のプレミアム級の品質のワインを生産しています。
シレーニ・エステートのチーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏はフランスのボルドー、ブルゴーニュ、アルザス、オレゴン、オーストラリア、チリでワイン造りを学んだベテランで、国内外のコンクールで数々の賞を受賞しています。
グラント・エドモンズ氏はかつてサン・テミリオンのシャトー・パヴィで働いていた経験もあり、得意品種はメルロを使用した赤ワイン。
白ワインのイメージの強いシレーニですが、赤・白全てのワインが美味しい理由はこの辺りにあるのかもしれません。
ワイナリー名のシレーニはローマ神話に登場する、酒の神であるバッカスの従者であるシレーニ神に由来しています。
このシレーニという神は、おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間との生活を楽しんだとして知られています。
そんなワイナリーの気持ちもあってか、シレーニのワインは白・赤・スパークリングワイン、いずれも爽やかな仕上がりで、食事に相性抜群!
リーズナブルな価格も嬉しいエノテカデイリーワインの定番です。
そしてこちらはグラント・エドモンズ氏が造るメルロ。
最も得意とし、こだわりを持っているワインです。
ニュージーランド・ホークス・ベイのメルロに最適なテロワールで造られます。
機械を使わずに全て手作業で収穫し、タンクで発酵を行います。
ワインはその後、マロラクティック発酵させるため樫の木の樽に移し、12~15ヶ月の間、樽で熟成させます。
濃い赤色。熟したプラムや黒系果実の味わい、ホークスベイらしいメルロの特徴が良く表れています。
滑らかでやさしいタンニン、芳醇で豊かな果実味、程よい酸。
バランスに優れたこのメルロは若いヴィンテージの内から楽しむことができますが、2~4年熟成させることも可能です。
メルロが主体で約70%以上使用。
残りはカベルネ・フランとマルべックをヴィンテージによってブレンド比率を変えて使用しています。

2013/07/06

シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013

シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013
シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013
SILENI NOUVEAU SAUVIGNON BLANC 2013

ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

エノテカの通販で、1995円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きの弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:レモン、グレープフルーツ、青草香、やや石油香?、ヴァニラ、ラムネのような甘い香り、ちょっとバナナ、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:フレッシュ感を与える
バランス:溌剌とした、意外と強め
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ、フレッシュな

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
今年はじめてのヌーヴォー。
2013年のワイン初飲みです。

外観は淡くて、それほど輝きは弱めで、小さな気泡がグラスの内側に付着します。
あまり期待感はありませんが、まあ新酒なので。

でも、香りはフルーツ感とミネラル感とハーブ香が混ざって複雑。
爽やかさがあって、夏らしい香り。
これはいいですね!

味わいは、フレッシュでフルーティ。
軽めのアタックから、穏やかな酸がじわっと後半にかけて強くなっていく感じで、意外とふっくらした印象。
アルコール度はやや高めの印象があるけど、後味はジューシーな酸味が残ります。

これはまさに夏に飲みたいタイプの白ですが、ただフレッシュなだけじゃなくて、穏やかな優しさを持っているところがポイントでしょうか。
とても上品でおだやかな白い服を着た婦人とお話してるみたいな、素敵な気分になります。

ところが、グラスに入れて時間が経つと、木のチップのような樽香が出てきました。
おやおや、随分お化粧されてないかい、って感じ?
もうちょっと爽やかさを続けて欲しかったな~。

とはいえ、飲みやすくて、美味しいワインであることは間違いありません。

今日の晩御飯は、夏野菜のキーマカレー。
さすがに白ワインは合いませんね。
しかもこのワイン、ライトなので、カレーはまったく無理です。

シャトレーゼで買った、バジルトマト味のラスクには、ぴったり合いましたね。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
1995円と伝えたら、それは高い、という評価。

まあ、縁起物なので、やや高めなのはしょうがないかな~。
来年もお財布に余裕があったら、買ってみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

【全商品ポイント10倍!!】【7月1日解禁!】 2013 シレーニ・ヌーヴォー・ソーヴィニヨン・ブラン / シレーニ・エステート/ 750ml / 白【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
日本NO.1ニュージーランドワイナリーの「シレーニ・エステート」が造る
(※食品産業しんぶん2013 年2 月11 日号「2012 年銘柄別ランキング」にて、日本のニュージーランドワイン輸入数量No.1 となりました。)
ヌーヴォー(新酒)が昨年に引き続き登場!!
シレーニ・エステートと言えば、1998年に初めてリリースして以来、世界レベルの大会や2005年にロンドンで行われたインターナショナル・ワイン・チャレンジで
ベストバリュー白ワイン、
ベストニュージーランド白ワイン、
ベスト・ソーヴィニョン・ブランの
3つの賞を獲得するなど、世界的な評価を受けています。
ヌーヴォーというと、11月に解禁するフランスのボージョレー・ヌーヴォーが有名ですが、ニュージーランドは南半球のため、秋のニュージーランドから夏の日本へ、今年の一番搾りワインが到着します。
夏の暑い時期に、冷やして美味しいヌーヴォーが楽しめます。
こちらのシレーニ・ヌーヴォーは瓶詰を通常よりも早く行うため、よりフレッシュなブドウ本来の味わいや、いきいきとした果実味が楽しめます。
二酸化炭素が完全に溶け込む前に瓶詰めをするため、新酒によくみられるプチプチとはじけるような飲み口です。
ヌーヴォー・ソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュな青リンゴやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に爽やかなハーブのアロマが感じられます。
よく冷やしていただくと、さらにフレッシュな魅力が引き立つでしょう。
アスパラやスナップエンドウなどの季節の野菜、シーフード料理などと好相性です。
花火やパーティーなどの友達同士の集まりなどにもオススメです!

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2012/09/08

モンキー・ベイ ロゼ 2009

モンキー・ベイ ロゼ 2009
モンキー・ベイ ロゼ 2009
Monkey Bay Rose 2009

ニュージーランド:ギズボーン地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー主体
※2010年のセパージュは、メルロー55.9%、マルベック28.5%、カベルネ・フラン1%、ヴィオニエ14.6%

イオンで、780円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:中庸
ディスク:やや薄め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:熟成感のある

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:石灰のようなミネラル、赤い果実、やや炭酸、グリーン系のハーブ、蜜
香りの印象:開いている、華やかさがある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:シャープな、フレッシュな
バランス:芯の強さがある、後味がドライ
タンニン分:ロゼにしてはやや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー、ミネラル

【評価】
フルーティな飲み口だが、芯がしっかりしていて、後味はドライ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ファーストアタックはカジュアルなフルーツ感、そこからアルコールの印象が出て、辛くなり、後味はドライ。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
まあ、ほぼ正解。

嫌いじゃなさそうで、結構飲んでました。

今日の晩御飯はタンドリーチキン。
ワインがやや強めで、スパイシーなこともあり、ちょうどいい感じで良く合いました。

サラダとか、ポテチとか、何に合わせても結構いけるタイプ。

おみやげで、薄皮たい焼き(あずき)があったので合わせてみると、なんというか、まあそれなりに合います。
ワインとしては不本意かもしれませんが。。

飲み進むと、最初に感じたややトゲトゲしい感じが、だんだん和らいできて、フルーティさが強調されてきましたね。
口あたりも、マイルドで、だんだん良くなってきましたね。

メルロー主体らしい、フルーティさと芯の強さを持ってます。

フレッシュ感もあって、ワインだけでも飲みやすく、万人受けしそうなので、パーティワインに最適かも。

コストパフォーマンスは高いと思います。

2011/12/23

サテライト ソーヴィニヨン・ブラン 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

サテライト ソーヴィニヨン・ブラン 2010
(1)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ・プルミエ・クリュ:10)\1880
(3)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:10)\880
(5)フィアーノ(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\700

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい麦わら色をした、レモンイエロー。
色調はグリーンがかってて、ちょっとグレーっぽい。
輝きはかなり強い。
粘性は強め。

【香り】
マスカットやライチのような強い果実香。
柑橘系の印象もあり。
グラスを回すとクリームっぽさが出てくる。
青草のようなグリーン香。
シャープと爽やかさのある印象。
アロマティック品種のイメージ。

【味わい】
残糖をわずかに残したセック。
シャープでキレのあるアタック。
酸味は強烈に強い。
アルコール度はそこそこ高そうで、後味にアルコール感が残る。
ボディはシャープでスレンダー。
口に含んでも膨らまず、シャープな酸味が広がり、後味に微かな苦味を残す。
余韻は少し続く。

【判定】
若々しさのある淡めの外観からは2010年のものがすべて候補になる。
かなり強い輝きがあるので、価格は高めか。

香りはマスカットのような果実香に青草香。
ソーヴィニヨン・ブランの印象。
ペトロール香に近いミネラル感もある。

味わいはシャープで強烈な酸味。
ほんのり甘みもあって、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランって感じ。

ほぼニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランで決定だが、他の選択肢も検討。
フィアーノはイタリアっぽい香りが無いので除外。
ムロン・ド・ブルゴーニュはシュール・リーの印象が無いので除外。
シャブリ・プルミエ・クリュはちょっと迷うところだが、これだけソーヴィニヨン・ブラン香があれば間違い無いだろう。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

かなりシャープなタイプのソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
サテライト ソーヴィニヨン・ブラン 2010
Satellite Sauvignon Blanc 2010

ニュージーランド:マールボロ地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

西友で、880円で購入。

振り切れてるというか、迷いのない感じが好印象。
かなりシャープなタイプで、後味もいいです。

この価格でニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランが飲めるのはありがたいですね。
安いからといって品質が悪いわけではありません。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランってブランドを考えないと、確かにそんな感じ?
シャープで、ボリューム感が無いところが、あまり高そうでは無いですけどね。

以前は、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランってだけで、2000円を超えるものがほとんどでしたが、最近は大分安くなってきました。
でも、このワインみたいに1000円切るような価格は珍しいですね。

基本的にスレンダーで、シャープな味わいですが、グラスが空になると、残り香に樽の印象があります。

今日の晩御飯は春巻き。

このワイン、ビールみたいな合い方をします。
塩気と油をさっぱりさせる、みたいな。

そういう点では、いろんな料理に幅広く合うのかも。

食事が終わって、ワインだけで飲んでると、酸味が強すぎるのが難点です。

胃酸が強めの人(実は最近私も・・)には、厳しいかも。

おつまみで、ナッツとドライフルーツのミックスに良く合いました。
ワインのフレッシュさが活きてきます。

合わせる食事によってはすごく活きてきくる、素直な味わいのワインだと思います。
とにかく、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランがこの価格で買える、というのがポイントですね。

2010/04/03

トゥー トラックス ソーヴィニヨン・ブラン 2008

(1)シャルドネ(豪:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー:08)参考価格2100円(6本セット10500円)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1380
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(4)ミュスカデ(仏:ロワール地方:ナント地区:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌAC:08)\1200

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トゥー トラックス ソーヴィニヨン・ブラン 2008
【外観】
少し淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
小さな気泡が多くみられる。
やや淡い色調の黄色。
輝きは強め。
ディスクは薄めで、粘性は中庸。

【香り】
マンゴーやパイナップルのような南国系の果実。
シロップ漬けのモモのような印象。
石油香に近いミネラル香。
グラスを回すと青草香。
ヴァニラ?
まろやかで厚みを感じる香り。

【味わい】
残糖を多く感じるセック。
まろやかな口当たりで、フルーティ。
アルコール度は高い。
酸味も芯の強いしっかりした印象。
ボディはしっかりしていて豊か。
余韻も少し長めに続く。

【判定】
淡く、気泡が多く見られる外観からはミュスカデ。
香りは南国系の果実で、少し青草香があって、ソーヴィニヨン・ブランの印象。
飲み口はまろやかでボリューム感があってシャルドネ。

う~ん、こりゃ参った。

改めて香りを嗅ぐと、完全にソーヴィニヨン・ブランの印象。
味わいは少しふっくらしてるが、ボリューム感がある、って程でもない。
シャープさが強く、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

少し厚みのある味わいのソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
トゥー トラックス ソーヴィニヨン・ブラン 2008
Two Tracks Sauvignon Blanc 2008

ニュージーランド:南島:マールボロ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1380円で購入。

やや甘い印象ながら、スッキリした味わいなので、食事(トマト鍋)にも良く合いました。

かなり炭酸を含んでいて、グラスに入れて少したつと内側に小さな気泡が一面に現れます。

ソーヴィニヨン・ブランにしては、少しボリューム感があってふっくらとしてる味わいですが、全体的にはカジュアルな印象。
普段の食事にもよく合いそうです。

カミさんに値段を聞いたら1680円。
確かに1500円を超えるような印象もありますね。

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランって、少し前までは2000円くらいしてましたが、随分と安くなりました。

コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

トゥー・トラックス・ソーヴィニヨン・ブラン[2008]年 税込 1,344 円 送料別

※サイトより引用
ウィザー ヒルズは、妥協せず、品質を追い求めるこだわりのワインづくりは世界中から高い評価を受け、ここ10年の間にニュージーランドのアイコン的なワインブランドへと成長し、今では13カ国、25万ケース以上のワインを供給しています。
ニュージーランドの南島のワイン産地マールボローのソーヴィニヨン100%で造られた若いベリーやグレープフルーツを想わせる生き生きとした香り、すっきりとした切れのよい酸味が特徴の大人気辛口白ワイン!

2009/09/15

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:イースト・コースト:07)\1199
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\1180
(3)シャルドネ(国産:アルゼンチンの輸入ワイン使用:NV)\880
(4)ゲヴュルツトラミネール(チリ:南部:ビオ・ビオ・ヴァレー:08)\697(6本セット4180円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
【外観】
ややグリーンがかった、中庸なレモンイエロー。
色合いは中庸。
ほんのりグリーン。
輝きは大人しい。
粘性も中程度。
全部が中庸な感じ。

【香り】
熟した果実香。
カリン。
柑橘系。
火打石。
ミネラル。
発酵香。
シャブリの印象。

【味わい】
ほんのり残糖を感じる甘さを残した辛口。
フルーティ。
酸味はしっかりしている。
飲み口は優しく、ボリューム感がある。
ふっくらとした印象。
アルコール度は控えめで、バランスは良い。
余韻はほのかに続く。

【判定】
すべてが中庸な外観からはシャルドネ。
香りもシャルドネ。
シャブリのような印象。
味わいもボリューム感のあるリッチな印象でシャルドネ。
となると、アルゼンチン産を日本で瓶詰めしたものか、ヴァン・ド・ペイの2択。
トータルのバランスは良く、ヴァン・ド・ペイ?って感じだが、ややまとまりすぎていて、新世界っぽさもある。
ちょっと仮面を被ったような第一印象なので、やっぱり新世界ワインかな。
とても社交的だけど、底が浅い、みたいな。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ブー

な、なんと、ソーヴィニヨン・ブランでした・・・

【総評】
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
Coopers Creek LONE KAURI SAUVIGNON BLANC 2007

ニュージーランド:イースト・コースト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1199円で購入。

あれ~、ネタバレしたとたんに、ソーヴィニヨン・ブランの香り・・・
こりゃダメだ、って感じです。

今日は風向きの関係で、遠くの動物小屋の匂いが漂ってきていて、テイスティングには不利な環境だったことは間違い無いんですけど。(言い訳)

しかし、最初の印象はやや人工的で底の浅いワインかな、って思っていましたが、かなりいい感じです。
飲み物として完成度が高いですね。
そのままでもスイスイ飲めちゃいます。

フルーティさも強いですね。

ただ、このフルーティさが、やや食事との相性を邪魔しそう。

普通の食事に合わせると、ジュースっぽくなるので、デザートや、フルーツ、みたいなものに合うかもしれません。
ファストフード系なら合いそうな気もしますが、香辛料が強いとワインが負けてしまうかも。

香辛料といえば・・・トマトやフルーツの香りの強いカレーなら、結構合うかもしれませんね。

ちなみに、今日の晩御飯は全滅。

ナスの素揚げ、生にんじんの千切り、キノコと豚肉の炒め物、すべてアウト。

生にんじんの千切りは意外と合うかと思いましたが、全然絡みません・・・

それにしてもこのワイン、価格なりな感じはあるのですが、とても飲みやすく美味しいです。

いままでの、ニュージーランドのイメージとはちょっと違いますね。
よりグローバルマーケットを意識した、グローバルワインって感じですが、上品さは保っています。

平日なのに、すぐ1本開いてしまいました。

コストパフォーマンスも高く、リピートしたくなるワインですね。おすすめです。

2009/08/23

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール(ニュージーランド:イースト・コースト:07)\1580
(2)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:07)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007
【外観】
明るく透明感の強い、単調な色合いのルビー色。
底までハッキリ見える透明感。
クラレットって感じ。
ディスクは薄く、フチまで色がついている。
若々しく、輝きがある。
粘性はやや強め。

【香り】
濃縮感のある果実。
腐葉土。
なめし革。
ドライフラワーの印象もある。
グラスを回すと動物的な印象が強くなる。
ムスクのような生っぽい動物香。
外観の印象と違う、厚みがある香り。

【味わい】
なめらかな口当たり。
酸味は強く、後味はジューシー。
タンニンは滑らかで柔らかい。
セックながらアルコールがやや強めで甘さを感じる。
ミディアムボディくらいだが、ボリューム感がある。
余韻も心地よく残る。

【判定】
外観はピノ・ノワール、あるいはガメイ。
香りは思ったより厚みがあるが、基本構成はピノ・ノワール。
なめし革や、枯れた木の葉、ドライフラワーの印象。
飲み口がとても柔らかく飲みやすい。
ここで、わずかに残っていた、グラン・オルディネールが消える。
これは新世界的な、社交的な飲み口。
ブルゴーニュとは違う。

ファイナルアンサーで、ニュージーランドのピノ・ノワール
で、ピンポン

新世界らしい、ピノ・ノワールです。

【総評】
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007
Coopers Creek LONE KAURI PINOT NOIR 2007

ニュージーランド:イースト・コースト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1580円で購入。

なかなか良い感じのピノ・ノワールです。
いわゆるブルゴーニュのような、とっつきにくい感じはなく、万人受けするタイプですね。

新世界っぽい感じがこれからどう変化するかで、評価が変わりそうですが、第一印象はなかなか良いです。

ちょっと温度が高すぎたので、冷やしてみましたが、温度が下がるとタンニンの印象が強くなります。
収斂性が出る、とでもいうか。

微妙に飲み口がジュースっぽい、軽い感じもするんですが、全体的にはボリューム感があります。

なので、ちょっと合わせる料理が難しいんですよね。

今日の晩御飯は全然合わなかったのですが、チーズも普通のプロセスチーズでは合いません。
パンにのせて焼いたチーズに合わせても、ややワインが勝ってしまいます。

やっぱり牛肉が一番合いそうですね。
あとは鶏のトマト煮込みとか。

ちなみにカミさんに価格を聞いたら、1280円。

ニュージーランドのピノ・ノワールと考えると、1500円台というは破格なんですが、先入観無しに飲むと、それくらいの感じかな~。

ちょっとバランスが悪い感じもしますが、魅力のあるワインだと思います。

あとは好みの問題でしょうか。

2009/02/07

カリー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1560
・シャルドネ(独:ファルツ地方:Q.b.A:06)\1560
・シャルドネ(豪:ニュー・サウス・ウェールズ州:ハンター・ヴァレー:05)\1380
・ピクプール(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:03)\930

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カリー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
【外観】
やや淡い中庸な黄色。
ほんのりグリーンを感じる。
少し輝きがある。
粘性は強く脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
やや熟した果実香。
南のフルーツ。
パッションフルーツのような印象。
グリーンっぽいハーブ香。
やや石油香の印象。

【味わい】
残糖が多く甘さを感じる味わい。
酸味もしっかりしているが甘い印象の方が強い。
ややとろみがあるようなまろやかな口当たり。
余韻も長めで、アルコールも強め。

【判定】
やや淡い外観で若々しさがあるので、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。
香りもソーヴィニヨン・ブランっぽい。
味わいもやや甘いが、ニューワールドっぽいのかな。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

ソーヴィニヨン・ブランの特徴満載のワインです。

【総評】
カリー マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
CULLEY MARLBOROUGH SAUVIGNON BLANC 2007

ニュージーランド:南島:マールボロ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1560円で購入。

最初はちょっと甘いかなと思いましたが、すっきりとした飲み口と爽やかな酸味でとてもバランスよくまとまっています。

ただソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマが強すぎて、やや青草香を感じます。
フレッシュで悪い香りではないですが、ワインの格としてはちょっと落ちる印象なのかな?

料理と合わせるより、ワインだけの方がバランスよく飲めるような気がします。

完成度が高いというか、自己完結してるというか。

多くの人に好まれそうなワインですね。

■楽天ショップへのリンク

http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452058/721399/

※サイトより引用
実店舗でも爆発人気!!即完売!!ニュージーランド マールバラのソーヴィニヨン・ブラン100%!!ヒュージョンソン氏も「ポケットワインブック」で認めるイキイキとしたグーズベリーや、パッションフルーツのアロマとシュール・リーらしい切れのよさにはもう脱帽!!

2009/01/25

カリー マールボロ ピノ・ノワール 2008(ブラインドテイスティング:外す)

・シラー(仏:ローヌ地方:クローズ・エルミタージュ:03)\2780
・ピノ・ノワール(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1680
・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC:04)\1080
・モンテプルチャーノ(イタリア:アブルッツォ州:07)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カリー マールボロ ピノ・ノワール 2008
【外観】
とても明るいルビー色。
底まではっきり見えるくらい。
ピンクっぽさが強く鮮やかな色調。
ディスクは薄い印象で粘性も中程度。

【香り】
なめし革。
オリエンタルスパイス。
枯れた花。
グラスを回すとやや官能的な動物香。
土の印象やスパイスの印象が強い。

【味わい】
ライトボディで軽い口当たり。
酸味が主体で、タンニンはあまり感じない。
後味も柔らかく、あとからアルコールの印象が顔を出す。

【判定】
とても明るい外観なので、ピノ・ノワールかモンテプルチャーノに絞る。
香りはなめし革とスパイス。
ピノ・ノワールっぽくもあるし、イタリアのような気もする。
味わいはかなりライトな印象で、イタリアっぽい。
ただ、ニューワールドのピノ・ノワールなので、そこは油断できない。
少し時間がたつとやや動物香がワイルドになってきて、何となくイタリアっぽさが強くなる。

ファイナルアンサーで、モンテプルチャーノ
で、ブー

ああ、ピノ・ノアールでした・・

【総評】
カリー マールボロ ピノ・ノワール 2008
CULLEY MARLBOROUGH PINOT NOIR 2008
オススメ!
ニュージーランド:南島:マールボロ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1680円で購入。

土の香りに様々なスパイスの印象。
厚みがあって、ワイルドさを感じる香りです。
そこにカラメルのような甘い印象も加わって、ブルゴーニュのピノ・ノワールとは違う個性を発揮していますね。

渋みが抑えられているので、赤ワインが苦手な人でも美味しく飲めそうです。

2008年という、ほとんどヌーボーのような若いワインなので、出来立てのようなフレッシュさがあります。
ちょっと表現が悪いですが、ドブロクのような、熟成途中の生っぽい感じとでもいうのでしょうか。

ほのかな甘みと、フレッシュジュースのようなカジュアルな飲み口なので、ワンランク下のワインに感じてしまいますね。

というかやっぱりヌーボーみたい。

南半球の2008なので、北半球に比べて半年前に収穫しているのですが、ヌーボーっぽさはいなめないですね。

フレッシュでジューシーでカジュアルなピノ・ノワールとしては美味しいのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452058/832546/

※サイトより引用
■ 産地:マールボロ C.O.
■ 葡萄品種:ピノ・ノワール100%
■ 醗酵:4日間のマセラシオン
■ 熟成:フレンチバリック7ヶ月熟成(新樽15%)
ベリーとスパイスのフレーバーがバランスよく現れる。シルキーな口当たり、心地よいフィニッシュ。食事との相性抜群。まるでラズベリーを頬張っているような果実感と柔らかい口あたりをお楽しみ下さい。

さすがにプロのコメントは違います。
まさに、フレッシュな果実を口に含んだような感じですね。
女性に受けそうな味わいです。

【次の日のコメント】
まだまだ飲めるというか美味しくなっているような気がします。
なんか、どこかで嗅いだことのある印象の香りなので、カミさんに聞いてみたら、カンパリ。
なるほど、ちょっとケミカルかな、と思ったのですが複雑なスパイス香って印象でしょうか。
晩御飯の餃子にも良く合っていて、中華料理に合いそうな香りです。
やはりこのワイン、なかなか良いですね。

2007/12/16

シレーニ セラーセレクション ソーヴィニヨン・ブラン マールボロ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ソノマ・カウンティ)\2080
・ソーヴィニヨン・ブラン(プイィ・フィッセ)\1880
・ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド)\1680
・ルーサンヌ、クレーレット、ヴィオニエブール・ブラン、グルナッシュ・ブラン(ローヌ:ギガル)\1380

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シレーニ セラーセレクション ソーヴィニヨン・ブラン マールボロ 2007 ボトル ラベル
【外観】
かなり淡い黄色でややグレーっぽい色調。
粘性は強く、じわじわと脚が下りてくる。

【香り】
スモーキーでグラッシーな香り。
特徴的なソーヴィニヨン・ブランの香り。
フルーツは柑橘系でグレープフルーツのようなニュアンス。
やたら煙のような印象が強くて、他の香りを覆っている。

【味わい】
酸味がしっかりとしてるスッキリと爽やかな飲み口。
ほんのりフルーティな甘さを感じる。
余韻は5~8秒くらいで少し長く続く。
やや喉に残る感じがある。

【判定】
見た目はほとんど無色。
でも粘性は強い。
香りはまさにソーヴィニヨン・ブランだが、今回2種類あるので、プイィフュッセか、ニュージーランドかの判断が必要。
飲み口はすっきり爽やか、かなりシンプルでストレートなイメージ。
ソリッドというか、直球で複雑さとか深みとかは無い。
このストレートな印象は、ニュージーランドか。

【総評】
SILENI CELLAR SELECTION SAUVIGNON BLANC MARLBOROUGH 2007
シレーニ セラーセレクション ソーヴィニヨン・ブラン マールボロ 2007

ニュージーランド:マールボロ地区
アルコール度:12.5%

ジャスコで、1680円で購入。

とにかくフルーティで、すっきりしている。
香りはソーヴィニヨン・ブランの煙っぽい印象が支配的だが、柑橘系のフルーツやハーブの香りがあり、全体的にはフレッシュな印象。
飲み口もとてもフルーティでフレッシュ。
やや後味が重い印象があるので、ちょっとフレッシュジュースのようなイメージもある。
とても飲みやすく、どんどん無くなっていく。

飲みやすくおいしいけど、深みや複雑さが無いので、やや飽きてきますが、とても良く出来たワイン。

気軽に飲むのにおすすめです。

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