・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC:04)\1080
・モンテプルチャーノ(イタリア:アブルッツォ州:07)\980
・テンプラニーリョ70%、シラーズ30%(スペイン:カスティーリャ地方:ヴィノ・ディ・ラ・ティエラ:06)\860
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
とても濃い外観。
透明感はほとんど無い。
雫に色素が残る。
フチはマゼンタのようなピンク色。
粘性は中くらい。
【香り】
スパイス。
濃縮した果実。
タバコ。
ちょっと薬箱。
【味わい】
かなり甘さが強い。
収斂性がある。
タンニンはやや控えめ。
酸味も大人しい。
【判定】
濃い外観と香りはシラー。
飲み口はちょっと「?」。
甘さが強く、力が弱い。
安いワインの印象。
シラーが入っていて安いのはスペイン。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ70%、シラーズ30%
で、ブー
モンテプルチャーノでした。
【総評】
カルドラ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 2007
Caldora MONTEPULCIANO D'ABRUZZO 2007
イタリア:アブルッツォ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:モンテプルチャーノ
リカーランドトップで、980円で購入。
かなりシラーっぽかったんですけどねー。
モンテプルチャーノってこんなでしたっけ??
この銘柄の白は美味しかったんでけど、これはちょっといまいちかも・・
イメージとしては、いわゆるチリカベ?
ただフルーティさが強いのと、軽やかさがあるので、飲みやすいワインではあります。
濃縮果実を輸入してワインにしたような味わいというか、とても人工的な印象で、ちょっとジュースっぽい感じ。
とにかくイタリアっぽくないですね。
とてもニューワールドのワインの感じがあります。
以前のモンテプルチャーノのコメントを読み直すと、やはり濃い外観とピンクっぽい色合いだったので、それが特徴なのかもしれませんね。
それにしても、雫に色素が残ってグラスが汚れる感じもちょっと気になります。
フルーティでジューシーで飲みやすいワインではありますが、トータルな印象はちょっといまいちかな。