2008/11/16

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色 (単行本)

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色
面白さ : ★★★☆☆(3)
資格試験役立ち度 : ★★★★☆(4)
オススメ度 : ★★★★★(5)

ページ数:200ページ
定価:1400円+税


ボルドー大学のデュニ・デュブルデュー博士に師事し、日本人として初めて自然科学・醸造学の博士号を取得した、富永敬俊(とみながたかとし)博士の著作です。

今年(2008年)6月に亡くなられましたが、甲州ワインの可能性を開いた業績は偉大です。
ご冥福をお祈りします。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20080610gr02.htm

資格試験とは香りの項目がちょっと違うので、試験対策になるものではありませんが、それぞれの香りのタームに関してこれほど詳しく解説されている本は無いでしょう。

香りを色のパレットに例えて、七原色に分けて解説しています。

フルーティー・アロマ
ハーベイシャス・アロマ
フローラル・アロマ
アニマル・アロマ
ミネラル・アロマ
アンピルマティック・アロマ
ケミカル・アロマ

ワインの香りのタームには日本人には馴染みの無いキーワードが良く出てきますが、それらも分かりやすく解説してあり、とても勉強になります。

フランスではフルーツを、核タネ系と小タネ系に分けるのがスタンダードであるとか、ミネラル自体は香りの無いものだが、水に溶かすと明らかに水と違ったニュアンスが出てくるなど、読み物としても知的好奇心をくすぐる内容が豊富です。

ワインの香りを深く知りたいと思ったら一度読んでみることをオススメします。

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アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色
グラスの中で出合った香りを的確に表現するためのテイスティング用語を厳選し、7つの香りの原色をを配したパレット上に展開。香りを聴く、香りを描く、香りに尋ねる…。ワインの香りの国を旅する人へのガイドブック。

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