・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC:04)\1080
・メルロー66%、カベルネ・ソーヴィニヨン34%(仏:南西部:ベルジュラック地区:コート・ド・デュラス:05)\980
・センシベル(テンプラニーリョ)100%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス:NV)\765
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:NV)\698
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃い外観。
黒っぽい色調。
小さな気泡がわずかに見られる。
粘性は中庸で脚が現れるがすぐに消える。
【香り】
濃縮感のある果実。
たばこのような焦げ臭。
香りは全体的に弱い。
【味わい】
やや甘さの残る印象。
酸味はしっかりしていて、ややクールな印象がある。
タンニンは滑らかで後味はキレイに消える。
【判定】
外観の印象はチリカベ。
香りの印象もチリカベ。
ただ香りが弱めで決定的な要素がつかめない。
味わいはやや残糖がある印象でここでもニューワールドの印象。
ただ、案外口当たりが洗練されている。
いわゆるカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴がつかめないので、スペインあたりも候補?
でもテンプラニーリョって感じでもない。
そうなると、南西部のメルロー、カベルネ。
そこがちょっと怪しいかも。
南西部のワインは05で、熟成感はそんな感じ。
何度か口に運んでみるが、やっぱりチリカベの印象が強いかな。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー
スペイン、テンプラニーリョでした。
【総評】
フアン・フランシスコ ソリス・ティント NV
Juan francisco Solis Tinto NV
スペイン:スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:センシベル(テンプラニーリョ)
オーケーストアで、765円で購入。
チリカベのような印象ながらわりと洗練されていて、安そうだけど上品、というまとまりです。
それにしてもテンプラニーリョの印象があまりありませんね。
私が勝手に思っているテンプラニーリョの特徴はワイルドな動物香。
しかもスペインっぽくもなく、ニューワールドのワインの印象があります。
この価格としては悪く無いのですが、何となく気になるところもあるんですよね。
何と言うか、やや人工的な感じとでもいいましょうか。
低価格帯のテーブルワインに良くあるタイプですね。
悪いワインでは無いのですが、また買おうってほどではないかな~。
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