2014/01/24

アルマ・トレラ 白 NV

アルマ・トレラ 白 NV
アルマ・トレラ 白 NV
Alma Trera Blanco NV

スペイン:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:12%
ブドウ品種:アイレン

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:ちょっと酸化しているような印象の微妙な色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、白い実の果実、ちょっと硝煙、かすかにフローラル
香りの印象:極端に弱い、鉱物的な印象が強い

【味わい】
アタック:弱いが、やや刺激的
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:酸化した印象でキツめ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:コンパクトでドライ
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸化した印象の、リンゴっぽいフルーツ感

【評価】
痩せていて、ドライで、酸化している

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
買う時から、ちょっと微妙な色合いだなー、と思っていましたが、やっぱりイマイチ?

オレンジがかった、ちょっと酸化したようなイエローで、輝きは弱めで大人しい印象。
この段階で期待感はすっかりありません。

香りは、硫黄の影響か、石灰のようなミネラル感が主体で、そこに白くて柔らかい実のような果実香が重なります。
傷んでいるような印象は無いですね
硝煙っぽいような印象や、ちょっとフローラルな感じもあります。

味わいは、ライトですが、ギスギスした酸味のアタック。
ボリューム感はなく、痩せた印象で、強い酸味でフィニッシュしますが、後味はそれほど悪くありません。

第1印象は良くないですが、酸化してるかというと、そこまでいかないかも。
ただ、強くてギスギスした酸が、このワインの特徴で、誰からも好かれないタイプの酸味だと思います。

飲みくちが悪くて、慣れないと美味しくなかった、昔の安いテーブルワインみたいですね。

今日の晩御飯は、ローソンの、スープ生パスタミネストローネ。
パスタのフジッリがぷりぷりしてて、結構美味しいメニューです。

合わせると、ワインがちょっと邪魔して、料理だけで食べた方が美味しいかも・・
決定的に後味を悪くするので、ワインに手が伸びません。

もうちょっと脂っこいメニューで、ワインにフォローしてもらわないと美味しくない、というような料理じゃないとダメですね。
安いワインと合わせる時は、食事に難があるものがオススメです。

冷蔵庫で冷やすと、水っぽいくらい軽くなるけど、酸が気にならなくなって飲みやすくなりますね。
チューハイっぽい感じで、ワインだけでスイスイ飲めます。

食事に合いやすくなるし、このワイン、温度低めがオススメですね。
冷やすと食事に邪魔をしなくなるみたい。

温度下げると全然良くなりますね。
飲み始めがこの温度だったら、第一印象は全然違ったかもしれません。

でもさすがに軽すぎるかな~、ちょっと水っぽいくらいですからね。

ワンコインというジャンルの中では個性があって面白いかもしれませんが、オススメは出来ません。
興味のある人はどうぞ、って感じでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


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