Perrito CABERNET SAUVIGNON NV
チリのワインをタンクで輸入し、日本で瓶詰め
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン種主体
リカーランドトップで、525円で購入。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫色がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、よく熟した
【香り】
豊かさ:弱い
特徴:グリーン系の茎っぽい印象と、硫黄の印象があるが、ほとんど香りがしない
香りの印象:香りがほぼ無い
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:強い、締まる感じ
タンニン分:粗い、ざらついた印象
バランス:ボディが弱く、タンニンが強い
アルコール度:やや強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでドライだが、渋みが強く、後味が重い
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
以前飲んだ時に、あまりに不味くて、ひどい書きかたになってしまった、ペリート赤。
名誉回復で、3年ぶりに飲んでみました。
若々しい色調の濃い外観で、液面には艶があります。
生産年が表示していないノンヴィンテージのワインは、ヘタすると古くて下り坂のワインを買ってしまう場合もありますが、このペリートは売れているみたいで、回転も早そうですね。
香りは、びっくりするくらい弱くて、ほぼ香りなし。
温度が低いせいかもしれません。
硫黄の印象と、茎っぽいグリーン香で、あまり良くないですね。
味わいは、軽めでドライなアタックから、抑えたフルーツ感が広がり、渋みが強めに出て、後味はやや重くフィニッシュ。
タンニンがやや強めなのですが、飲み慣れてくると、だんだん舌が馴染んできました。
ワンコインなので、それなりに欠点はあって当たり前で、あとはどのくらい魅力を持っているかがポイントになります。
このワインは、香りが良くないですが、軽めのボディを酸味とタンニンが引き締めて、さらにクールな印象があり、スッキリした味わいです。
一口目は、やっぱりペリートの赤はダメだ、と思いましたが、すぐに舌が馴染んで、美味しく感じるようになりました。
魅力をもってて、渋みが強めだけど、ワインだけでも結構飲めるタイプです。
「苦味」はやっぱりありますが、3年前に感じた、「変な甘みと嫌な苦味」という事はありません。
多分、甘みが抑えられて、苦味も減ったんでしょうね。
角を落とさずにバランスを取った感じが、好印象です。
今日の晩御飯は、カレーと、中華風卵あんかけ。
カレーに合わせると負けずに張り合って、スッキリした爽やかさを加え、いい仕事をします。
中華風卵あんかけには、お酢の酸味に、ワインが馴染まず、苦味がやや強めに出る。
そもそも、赤ワインには合わないメニューですね。
このワイン、しずくのタンニンが残って、グラスがすごく汚れるのが気になりますね。
タンニンが溶けてない感じでしょうか。
試しに、チョコレートコーティングのバームクーヘンに合わせると、チョコの苦味がつなぎになって、バターにタンニンがうまくフォローして、意外と良く合うみたい。
ただ、この組み合わせは太りますね、バームクーヘンってカロリー高いですからね~。
食事が終わって、あらためてワインだけになってしまうと、なんだか物足りません。
まあ、ワンコインなので、しょうがないですね。
食事と合わせた方が活きるワインだと思います。。
しっかりしたタンニンがあるので、カジュアルな肉料理に合いそうですね。
気軽にバーベキューとかに持って行くといいのかも。
濃厚でしっかりしたタンニンがあるのに、スッキリしてるというのがこのワインの良い点ではないでしょうか。
ワンコインとしては良い方だと思います。
■楽天ショップへのリンク
【赤ワイン】ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン チリ 赤ワイン 750ml
※サイトより引用
良質のチリワインをお手頃価格でご提供いたします。
人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨン種を主に使用(75%)。
「ペリート」とはスペイン語(チリの公用語)で“子犬”を意味し、ペットの犬のように毎日愛される存在でいたいという願いが込められています。
ラベルは、犬の顔とワイングラスがだまし絵になった、遊び心あふれる楽しいデザインです。
カシスなど黒い果実を想わせる豊かな香り。凝縮感があり、しっかりとしたコクのある力強い味わいです。
■関連リンク
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2010年購入)
ペリート シャルドネ NV (2014年購入)
ペリート シャルドネ NV (2010年購入)
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