2011/11/19

ピエール・ラガルド ボージョレ・ヌーボー 2011

ピエール・ラガルド ボージョレ・ヌーボー 2011
ピエール・ラガルド ボージョレ・ヌーボー 2011
PIERRE LAGARDE BEAUJOLAIS NOUVEAU 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

肉のハナマサで、1480円で購入。

【外観】
青味の強い若々しい色調の、濃いルビー。
フチはワインとは思えないくらいの紫。
透明感があり、底がハッキリ見える。
輝きは弱め。
粘性も弱い。

【香り】
生っぽい酵母の印象。
イチゴ。
キャンディ。
グラスを回すと炭酸ジュースのような香料っぽい印象が出てくる。
その後、甘さが出てきて、カラメルっぽい感じ。
花の印象やグリーンっぽさもある。
ヌーボー独特の華やかさを持っているが、落ち着きのある感じ。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
フレッシュ感の強いシャープなアタック。
酸味はしっかり強く、最後まで続く。
タンニンは穏やかで、舌の真ん中が少し乾くくらい。
アルコール度は弱め。
全体的にドライ。
後味はややエグ味が残るが、嫌味は少ない。
余韻は少し続く。

【総評】
今年はじめてのボージョレ・ヌーボーです。

肉のハナマサは、安くて美味しいワインが多いので、ちょっと期待して買いました。

ラベルの見た目はとっても地味で、680円くらいの印象でしょうか。
ボージョレ・ヌーボーじゃなかったら、1480円は絶対出さない感じのラベルですね。

味わいは、ボージョレらしさを、軽くていい方向に持って行ってる感じ。

ライトなタイプが多いボージョレ・ヌーボーの中でも、さらに軽い方だと思いますが、無理した感じとか重さはなくて、軽やかさがあって美味しいですね。
やや水っぽさはあるけど、悪くありません。

ただ、1480円という価格感が微妙?

西友のペットボトルのボージョレ・ヌーボーが690円、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーボーが1880円なんですよね。
どちらかというと、ジョルジュ・デュブッフ寄りの価格帯。
安めに設定してるけど、それなりに期待する価格帯ですね、ほぼ1500円ですからね~。
その期待に応えているか、という点では微妙かも。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトとチーズのパスタ。

食事に合わせると、キャンディっぽい香りがどうしても気になります。

おつまみに買ってきた、ブラックペッパーの強く効いた、スパイシービーフジャーキーに合わせると、完全にワインが負けて何がなんだか分からない。

このボージョレ・ヌーボー、食事と合わせるとさらに軽く感じますね。
さすがにこれは軽すぎるか?

アーモンドチョコレートがあったので、試しに合わせてみると、ワインが完全に消えてしまいます。
ウイスキーボンボンの感じ?

やっぱり、ボージョレ・ヌーボーは合わせる食事が難しいですよね・・と言いながら、そんなことを気にしなくて、ガブガブ飲むのがボージョレ・ヌーボーなので、そういう点ではこのワイン合格点なのかもしれません。

いまどきのボージョレ・ヌーボーの中では価格帯高めですが、気軽に楽しくのめるタイプだと思います。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)



■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

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