2007/06/30

コノスル ピノ・ノワール コンバージョン(ブラインドテイスティング:産地外す)

・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・ピノ・ノアール(チリ コノスル)\1050
・シラー(米 マーカム グラスマウンテン)\880
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
透明度の高い
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
ブラックチェリー
スミレ
ヴェジェタル
木樽のニュアンス
コーヒー
しおれたバラ
なめし革
黒こしょう

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
収斂性のある
適度なタンニン
軽く心地よい
バランスのとれた
若々しい味わい
現在飲み頃に入っている
余韻は10秒以上

アルコール度:12.5%? ×→ 14%
収穫年:2003年? ×→ 2006年
飲用温度:15℃ ×→ 16℃~18℃

【判定】
外観はやや暗めだけど、透明感がある。
底がぎりぎり見えるくらい。
今回のすべてのワインが当てはまる。
香りは、華やかさがあり、フランスっぽい香り。
木樽のニュアンスもあり、少しコーヒーのような香りもある。
ややヴェジェタルな感じがあって、カベルネ・ソーヴィニヨンが候補に上がるが、その後なめし革のような動物香。
ここで、ややピノ・ノアールに傾く。
味わいはフルーティで、軽い印象。
収斂性もあり、ピノ・ノアールがほぼ決定。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン!
と思いきや、チリのピノ・ノアールだった・・・

なんと、びっくり。

【反省点】
つけた項目でやや怪しいもの

■外観(不足分)
・健全な外観→これは当たり前だけど必要かな

■香り(不足分)
・若々しいアロマに満ちた →これは若いから必要かも
・豊かな香り →今回はあり、香りが強い時は入れる
・カシス →微妙にあるかな
・ジャムのような濃縮感 →無いかと言われるとあるかも
・フルーティ →今回はあり
・苺キャンディー →今回はややあり

■香り(余計なもの)
・ヴェジェタル →最初感じたが、ピノ・ノアールでは無いかも
・しおれたバラ →これはややあるかな
・コーヒー →これもあるんだよねー
・黒こしょう →これはあえて入れなくてもいいか

■味わい(不足分)
・溶けたタンニン →確かに溶けてる

■味わい(余計なもの)
・収斂性のある →これは無いかも
・適度なタンニン →溶けたタンニンと選択に迷う

コノスル ピノ・ノワール コンバージョン
cono sur pinot noir conversion 2006

http://www.rakuten.co.jp/winewine/575063/1848689/
※サイトより引用
現在有機転換中の畑のブドウを使用している事からコンバージョンと名付けられたこのピノはオーガニック カベルネ・カルメール同様天然コルクを使用し、瓶はかなり気合いの入った大きなものを使用しています。

イチゴやチェリー系の果実香に、新鮮なプラムを思わせる果実味。綺麗な酸が印象的で全体的にはやさしく上品に仕上がってします!

http://www.rakuten.co.jp/mashimo/701563/701569/796735/
※サイトより引用
こちらのワインは、現在有機転換中の畑のブドウを使用している事からコンバージョンと名付けられました。もうあと数年で「オーガニック」と呼べるようになります。上のカベルネ・ソーヴィニヨン・カルメネールとは兄弟のような関係といえますね。
やさしい酸、プラム(梅)の香り、豊かな果実実、さすがはチリNO1のピノのつくりてですね。 (コンバージョン = 「転換中」)
【使用品種】
ピノノワール 100%(有機転換中)
【醸造】
ステンレスタンク。選果後圧搾、果汁の50%を8℃で4日間マセレーション。
その後29℃で7日間発酵。パンピングオーバーは1日8時間。
マロラクティック発酵も行う。
SO2はごく微量ながら必要最小限な量のみ使用。
【熟成】
セカンドユースのフレンチオーク樽(ミディアムロースト)で6ヶ月。
ステンレスタンクで2ヶ月。
【香り・色】
透明感のある、明るいチェリーレッド
苺やチェリージャムの果実香に、煙草やなめし皮などの香りが感じられ、微かな腐葉土やキノコなどの香りが複雑性を与える。

最初の印象は非常に華やかで複雑で、ボルドーやブルゴーニュと間違えてしまった。
ただ、時間がたつと、ややボロが出てくる。
第一印象はとてもいいけど、だんだんそっけなくなってくる。
映画モンドヴィーノでいうところの「裏切り者のワイン」ってやつかなー、これが。
でも1000円程度で考えると十分なワイン。
我が家的にリピートするかは微妙・・・

■関連情報(コノスルのワイン)

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー:ハーフ)\1575
・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
粘性は弱い

【香り】
爽やかな
フルーティ
グレープフルーツ
パイナップル
バナナ
ハーブ香
アカシア


【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
わずかな苦味
バランスのとれた
余韻は10秒以上

アルコール度:12.5度? ○→正解!
収穫年:2005年? ○→正解!
飲用温度:10度? ○→ほぼ正解、10~12℃

【判定】
中庸な色合いで、見方によっては緑色を帯びている。
やや輝きを感じて、粘性はそれほど強くない。
香りはフルーツ香主体で、特徴的なパッションフルーツのような香りがある。
グレープフルーツやレモンのような柑橘系と、パイナップルやバナナのような香りを同時に感じる。
華やかなフローラルな印象も感じる。
そこに森のようなハーブのような、ややスモーキーなグリーン香。
味わいはフレッシュで酸味が特徴的。
非常になめらかなアタックで酸味がしっかりとしている。
豊かで爽やかでシャープな酸味。
とてもバランスがよく、おいしい。
すでにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じてほぼ決まりだったが、さらに味わいでサンセール決定。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

おいしー、このサンセール。

【反省点】

■香りで不足な項目
・豊かな香り →香りの強いものは入れとこう
・上品な香り →これも今回はあり
・華やかな →とりあえず入れてもいいかな
・濃縮感のある →レベル感がつかめないが、いれてもいいかも
・アマンド・グリエ →樽の影響が強い時に入れるのかな?
・ノワゼット(ヘーゼルナッツ)→んん、難しい
・ミネラルのニュアンス →今回は微妙

■香りで余計な項目
・グレープフルーツ →ソーヴィニヨン・ブランだったらOKじゃないか
・パイナップル →パッションフルーツがあるといいんだけど無かったらこれ?
・バナナ →これはやや特殊は項目なので入れない方がいいかな?
      ※いままでの問題でも選択された事がない
・アカシア →なんと今までの問題では、白ワインでフローラルが選択された形跡が無い!

■味わいで不足の項目
・なめらかなアタック →今回は必要
・切れのよい後味 →いいワインには必須かな

■味わいで余計な項目
・わずかな苦味 →これはあった

サンセール ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー 2005
Sancerre Domaine Etienne Daulny 2005

まろやかで、芳醇で、すっきりとしていて、とても上品に消える後味。
酸味がとても豊かで強くて、それでいて、とげとげしさが無い。
上品なまとまりで、ありながら、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマもきちんとある。
マールボロには負けないぜ、こっちが本家だ、と言わんばかりのソーヴィニヨン・ブランですね。
ちょっと高いけど、また買いたいなー。
次はもうちょっとランク上のやつでもいいかな。

2007/06/28

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴィオニエ70%、ルーサンヌ30%(サン・コム・リトル・ジェームス)\1155
・ソーヴィニヨン・ブラン(米 モンダヴィ)\850
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
やや粘性あり

【香り】
爽やかな
グレープフルーツ
ヒマラヤ杉
木樽のニュアンス
ハーブ香
麦わら
ミネラルのニュアンス
草のような

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
心地よいアタック
シャープな酸味
収斂性のある
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は9~10秒

アルコール度:12.5%? → ○正解
収穫年:2005年? → ○正解
飲用温度:10度?

【判定】
淡い色合い、ほとんどグレー。
粘性はそこそこあって、アルコール度もそこそこありそうな感じ。
香りは、フルーツは柑橘系のやや北の方のイメージで、ミネラルやグリーンっぽい香り。
ずばり、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマ。
味わいはシャープで切れが良く、好印象。
スレンダーだけどシャープなボディって感じ。
やや水っぽさを感じるけど、この価格帯なら全然OKな範囲。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

モンダヴィの低価格ワインで始めて美味しいかも

【反省点】
外観で足りていないのは
・澄んだ(これは一応いれなきゃ)

香りで足りていないのは
・青リンゴ→ソーヴィニヨン・ブランの時は入れたほうがいいかも
・洋梨→今回は無いかな
・パイナップル→今回は無い
・アマンド・グリエ→微妙???
・ノワゼット(ヘーゼルナッツ)→ああー・・・ちょっとあるかも。。。
・火打ち石→マッチを擦ったような感じだと、ソーヴィニヨン・ブランに入れてもいいのかも
・森→これはシートに項目がないけど、ソーヴィニヨン・ブランには便利な項目

香りで入れ無い方が良さそうなもの
・ヒマラヤ杉→良く分からずに入れてるけど、いままでの回答には無さそうだな
・麦わら→陽に当たったグリーン香って感じだけど、いままでの回答にはあまり無いな

味わいで足りないもの
・セック→これは絶対必要、入れ忘れるな
・バランスのとれた→一応お約束?

味わいで入れない方が良さそうなもの
・収斂性がある→白には入れないのかな?

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ソーヴィニヨン・ブラン 2005
ROBART MONDAVI WOODBRIDGE Sauvignon Blanc 2005
http://www.mercian.co.jp/rmw/wines/woodbridge/index.html
※サイトより引用
カリフォルニア育ちのソーヴィニヨン・ブラン特有の、ハーブに似た香りが フルーティな味わいを引き立て ます。クリスピーな酸味と、グレープフルーツ、 レモン、シナモンなどを感じさせる、フレッシュでいきいきとした風味が魅力の 辛口ワイン。


モンダヴィ不信の我が家でもこのワインは好印象。
この価格で、この品質だったら定番になる可能性あり。

暑い日にきりりと冷やして、サラダっぽいメニューに合いそう。
トマトの冷製パスタとか、カルパッチョとか。

確かにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマって良く言えばハーブの香りなんでしょうね。
うまいこというな、メルシャン!

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/higuchiwine/558153/537384/#512208

2007/06/24

バロン・ド・レスタック白(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノアール(チリ コノスル)\1050
・シラー(米 マーカム グラスマウンテン)\880
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明度の高い
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
豊かな直り
カシス
ブラックチェリー
すみれ
ヴェジェタル
木樽のニュアンス
コーヒー
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
収斂性のある
バランスのとれた
やわらかい(ソフトな)アタック
スパイシーな風味

アルコール度:12.5%?→○正解
収穫年:2004年?→○正解
飲用温度:15度~17度?

【判定】
透明度があり、濃い色調。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが候補に残る。
香りはいかにもボルドーっぽい香り。
すみれのようなフローラルさと、ややグリーンっぽさ。
味わいは甘さをほとんど感じないキレのいい辛口。
甘さを感じないところでシラーは外れる。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

いつものバロン・ド・レスタックでした。

【総評】
今までの試験に出た項目と照らし合わせると以下の項目のチェックが必要か。

若々しいアロマに満ちた
 → 熟成によるブーケ、の方か、どちらか一つは選ぶ必要があるかも
濃縮感のある?
 → やや微妙
フルーティ?
 → たしかに入れてもいいかも
たばこの葉?
 → 入れてもいいかも
腐葉土?
 → やや微妙というか分からない
しおれたバラ?
 → これは入れておいてもいいかも
なめし革?
 → カベルネ・ソーヴィニヨンは基本的に草系を強く感じるが、確かになめし革もある

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