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2015/06/20

ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2013

ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2013
ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2013
MINKOV BROTHERS CYCLE PINOT NOIR 2013

ブルガリア:トラキアン・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

リカーランドトップで、税抜き1060円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい単調な色調の、明るめのルビー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:かなり明るい、色味がシンプル

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>いちご、赤い実の果実
<花・植物>ドライフラワー、バラ、ちょっとヴェジェタル
<香辛・芳香>なめし革、艶っぽいハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:しっかりしていて、華やかさがある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:スマートな、心地よい
アルコール度:やや弱め
余韻:短め

【フレーヴァー】
いちごキャンディのような甘い印象

【評価】
ライトですっきりした味わいながら、味わい深さもある

【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めの方が飲みやすそうだけど、温度が上がっても大丈夫そう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、明るく透明感がありシンプルなルージュ色の明るいルビーで、輝きと艶もあります。

香りは、イチゴのような赤い果実、ドライフラワーのバラ、なめし革、華やかさのあるフローラルやハーブ、ちょっとヴェジェタルな印象もあります。

味わいは、かなり軽めのアタックから、じわっと果実感と甘みが広がり、穏やかな酸とタンニンが少し長めに続いて、軽く渋みを残した味わい深いフィニッシュ。

ニューワールドのピノ・ノワールって感じで、角が取れてて甘みもあって飲みやすいタイプなのですが、ちょっと味わい深さもある、いい感じのまとまりですね。

今日の晩御飯は、自家製のミートソースパスタ。
アボカドのサラダもついてます。

ミートソースパスタは、ちょっと馴染まない感じ。
ワインがちょっと余るというか、相手にならない感じ。

スライスしてトッピングにした、パルミジャーノチーズにもそのまま合わせてみたら、ちょっと塩気がケンカする感じですが、これは合いました。

合わせる食事に気を使うタイプかもしれませんね。
ワインだけでも飲めるので、ちょっとしたツマミくらいの方がいいかも。

和食には合わなさそうですが、甘みがあって辛いタイカレーとかが合うのかも。

人に例えると、甘めのちょっと派手なメークをした若い女の子なんだけど、独自の世界観をもってて、会話を合わせるのがちょっと難しい、みたいな??

コストパフォーマンスは高いと思います。

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サイクル・ピノ・ノワール[2013]ミンコフ・ブラザーズCycle Pinot Noir/Minkov Brothers【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトより引用
1894年にブリュッセルで行われたの国際ワイン品評会で、ブルガリアワインとして初めて金賞を受賞したのが、イヴァン、ヴァシル、ニキフォル三兄弟のワインでした。それが現在の「ミンコフ・ブラザーズ」の始まりです。
貴族出身で広い視野を持ち兄弟全員がヨーロッパの一流大卒という高い学歴を持ちながらも、熱いワインへの想いから、兄弟は1875年、カルノバドにある教会地区にワイナリーを設立します。
そして19年後の1894年、当時最高峰とされたブリュッセル国際品評会に自分たちの造るワインから最高のワインを出展し、見事ブルガリア初となる金賞を受賞しました。
ワイナリーは社会主義体制を経て一旦改革が遅れますが、2007年に現在のオーナーの下再生され、伝統を尊重しながらも最先端の技術を取り入れたワイン造りを行っています。
恵まれたテロワールの下、地ブドウ、国際品種の両方を栽培し、シラーにおいてはアライアンス・デュ・モンド2013年が世界のトップ10ワイナリーの一つに選出しています。
ブルガリアのトラキア地方は、紀元前3・4世紀前の遺跡からもワイン醸造の遺跡が発掘されるという歴史のある地域。
しかしながら、第二次世界大戦後の社会主義時代に質より量を優先する政策により、低迷してしまいました。
再びその輝きを取り戻しつつあるブルガリアワイン。
安いだけのワインではない、恵まれたテロワールを感じさせるブルガリアに、今注目が集まっています。
チェリーを思わせる赤果実の芳醇な香り、柔らかい口当たりと果実味豊かな余韻が心地よい。
栽培されているトラキア途方の恵まれたテロワールを感じさせるワインです。
この価格とは思えない長い余韻がポイントです。

2010/11/23

イージー・バイ・エニーラ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(2)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(3)メルロー(ブルガリア:トラキアン・ローランズ:08)\1199(ホントは1580円くらい)
(4)ガルナッチャ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\1050(6本セット@997円で購入)
(5)メルロー主体(仏:ボルドー地方:リュサック・サンテミリオンAC:08)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

イージー・バイ・エニーラ 2008
【外観】
若い色調の濃いガーネット。
色はほとんど黒でフチだけ薄くバイオレット。
透明感はまったく無く、5mm先も見えないくらいの濃さ。
粘性は強く、脚が長く残る。
液面はねっとりとしたツヤがある。

【香り】
香りが強そうなので遠目から嗅ぐが、最初にグリーン系のスパイス香。
茎っぽい印象。
凝縮感のあるフルーツ。
たばこの葉。
スモーキーな印象もある。
グラスを回してもあまり印象が変わらない。
少し温度が低い可能性もある。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
甘みとフルーツ感がありフレッシュさを感じる口当たり。
フルボディ。
アルコール度は高め。
フルーティでフレッシュな口当たりから、あまり広がらず、余韻が少し続き、後味は乾く印象。

【判定】
ものすごく濃い外観からは、ニューワールドスタイルの印象がある。
生産年の印象は、2008年以降くらい。

香りは強く、独特な、やや野趣あふれるワイルドな印象。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽいが、今回の選択肢には無い。
しかもいわゆる高貴品種では無い感じ。
そうなるとガルナッチャ?

味わいはフルーティさがあり、見た目よりは軽い。
甘みもあり、グルナッシュ、シラーのイメージ。

ブルガリアのメルローってのもちょっと気になるが、スパイシーさと甘さは、シラーが混ざっている印象。

ファイナルアンサーで、コート・デュ・ローヌ
で、ブー

あれー、ブルガリアのメルローでした。

【総評】
イージー・バイ・エニーラ 2008
EASY BY ENIRA 2008

ブルガリア:トラキアン・ローランズ
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、ワケあり1199円で購入。通常は1580円くらい。

メルローをシラーと間違えるパターン、結構多いんですよね~。

メルローらしい部分はチャーミングなフルーツ感でしょうか。
タンニンも極め細やかで、メルローっぽいんですが、舌へのアタックが優しい感じが個人的なメルローの印象とちょっと違う。
飲み口の甘さも、シラーと間違えたポイントですが、残糖の甘みは品種の判別のポイントにはなりませんね。

でも間違えた最大のポイントは香り。

メルローってこんなに野性的な香りがしないと思うのですが、このワインはローカル品種のような個性的な香りを持っています。
もう少し開いてくると、落ち着いて華やかさが出るのかもしれません。

とにかく濃いワインです。
雫にも色素が残って、グラスがすぐに汚れてきます。

今日の晩ご飯は、赤ワインをたっぷり使ったソースの自家製ハンバーグステーキ。

合わせてみると、ワインの甘さが気になります。
しかも、ちょっとワインが勝ち気味ですね。

このワインを家庭の料理に合わせるのはかなり難しそう。

朝食のガーリックトーストが残ってたので合わせてみると、それはちょうどいい感じでした。

そのままで飲んでて美味しいタイプなので、家で飲むときは無理に食事に合わせなくてもいいのかも。
オードブル的なもので十分な気もします。

品質は良いので、フレッシュなフルーツ感を、ワインだけで十分楽しめます。
チビチビ飲んでると、他には何もいらない感じ。

ちなみにカミさんに価格を聞いたら、「980円」。
まあ・・確かに、完全にブラインドで飲んだら、チリカベかと思ってしまうかも。

時間とともに変化するかと期待してましたが、最初の印象がずーっと続いてるんですよね。

濃厚で、フルーティなワインが好きな人にはオススメですね。
我が家的には・・・リピートしないタイプかも。

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イージー・バイ・エニーラ[2008]年・ベッサ・ヴァレー・ワイナリー・メルロー100%・フレンチオーク樽熟成・ナイペルグ伯爵 税込 1,680 円 送料別
※サイトより引用
ブルガリア産究極フルボディ辛口赤ワイン!リリース後、メディアから称賛の嵐!話題のブルガリアワイン「エニーラ」!ジャンシス・ロビンソン女史に「是非ブラインドで飲ませてみたい」と言わしめ、ヒュー・ジョンソン氏は3つ星で「好奇心をそそる醸造所」と絶賛させ、デキャンタ誌には「重要な出来事」と大注目!なんと!造り手は「ラ・モンドット」や「カノン・ラ・ガブリエール」で知られるスーパースター生産者ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵!ロバート・パーカー氏に到っては「ナイペルグ伯爵は驚くほどおいしいワインを産みだした。注目すべきお買い得品」と激賞し、このワインの2007年に87点~89点の高評価!!この価格にしてメルロー100%でフレンチオークのバリックでマロ発酵&8~10ヶ月樽熟!質の高いメルロー由来の完熟した果実の心地良いアロマ!濃厚でありながら、ジューシーでチャーミングなラズベリーやミント、心地良いオーク風味、滑らかなタンニン!究極ブルガリア辛口フルボディ赤ワインが少量入荷!
魅力的なメルローのフレッシュな味わい。ベッサ・ヴァレーで栽培されているメルローの品質と畑仕事の質の高さがよく理解できる、完熟した果実の心地良いアロマと口当たり。
濃厚でありながらジューシーで、チャーミングなラズベリーやミント、心地良いオークの風味が広がり、滑らかなタンニンの舌触り。

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