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2012/02/04

チャペル・ダウン バッカス・リザーブ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

チャペル・ダウン バッカス・リザーブ 2005
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(3)山梨県産リースリング・フォルテ(日本:山梨県:甲斐市:10)\1490
(4)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:黄金色のイエロー
濃淡:濃い
ディスク:厚め
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:しっかりしている、よく熟した、成熟度が高い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、リンゴ、パイナップル、バター、ヴァニラ、火打石
香りの印象:開いている、樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
バランス:厚みのある、力強い
苦味:穏やかな、コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
成熟度が高い、凝縮し力強い、豊か

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり濃い外観。
熟成感があるので、2005年くらいが候補。

香りの印象は、ミントやメントールのような印象が特徴的。
複数のフルーツの印象があるが、ミネラルやハーブの印象の方が強め。
あまり飲んだことが無いタイプ。

味わいは、力の弱い品種を、しっかり造った感じ?
品種の特徴よりは、樽の影響などが強め。
価格は高そう。

この中では、飲んだことが無い、イギリスのワインかな?

ファイナルアンサーで、バッカス
で、ピンポン

リースリングみたいな感じ?でしょうか。

【総評】
チャペル・ダウン バッカス・リザーブ 2005
CHAPEL DOWN BACCHUS RESERVE 2005

イギリス:イングランド南東部
アルコール度:12%
ブドウ品種:バッカス

ワインショップ西村の通販で、2400円で購入。

第一印象はリッチなシャルドネ系かと思いましたが、時間が経つとシャープな印象が強くなってきました。
ドイツのリースリングの印象が近いでしょうか?

種部分の印象とか、ちょっとマスカットっぽさがあって、フレッシュな白ぶどうの印象も残っています。

丁寧に造られた感じで、バランスも良くて、個性もありますね。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
後味にエグ味と香料臭さが残るのがイヤ、という散々な評価・・

確かにこれは、カミさんの嫌いなタイプのワインかも。
ドイツワインに良くある、ブドウの種のようの香りと、エグ味がありますね。

グラスに少なくなると、石油っぽいミネラル感が出てきます。
やっぱり、リースリングっぽい感じです。

フルーティな感じではないのですが、オレンジっぽい、甘みのある果実香がふっと顔を出します。
今風じゃない、クラシックな印象で、なかなか評価が難しいですね。

時間が経つと、ペトロール香とか、鼻を突く感じが強くなってきました。
ちょっとクセが強いかな~。

・・・で、余ったワインを次の日にも飲んでみました。

まだまだ大丈夫、というか美味しくなってる?
リッチ感があって、いい感じです。

アルザスの良いワインって感じでしょうか。

最近、このくらい石油香のあるものは飲んでませんが、重厚感があっていいですね。

世界のワインが、だんだんフルーティな方向になってますが、これは伝統的なおいしいワインをいただいたって感じです。

しっかり個性をもった、気持ちのこもったワインではないでしょうか。

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【イングリッシュ・ワイン】チャペル・ダウンバッカス・リザーブ2005(白ワイン) 2,500円 (税込) 送料別

※サイトより引用
このワインが作られているのは、イギリス南東部のケントにある、English Wines Group(Chapel Down Winery)。
シングル・ヴィンヤードのぶどうから造られたキュベ、もしくはより選った上質のキュベを特別に瓶詰めした逸品。ハーブやナッツ、ブラックカラントの風味があり、オレンジのような落ち着いた柑橘系のニュアンスが心地良く感じられます。熟成後も楽しみなワインです。
【生産者】English Wines Group
【受賞】The English & Welsh Wine of the year competition トロフィー受賞

2011/12/24

チャペル・ダウン ブリュット・ロゼ NV

チャペル・ダウン ブリュット・ロゼ NV
チャペル・ダウン ブリュット・ロゼ NV
CHAPEL DOWN ROSE BRUT NV

タイプ:ロゼ、発泡、辛口
イギリス:イングランド南東部
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

ワインショップ西村の通販で、3780円で購入。

【外観】
落ち着いた色調の、サーモンピンクのロゼ。
注いだ時に泡がフロートグラス半分くらいまで立ち上がって、その後は泡はほぼ消える。
色味はオレンジっぽさが強いサーモンピンクで、ややレンガっぽさもある。
粘性は中庸。

【香り】
フロートグラスなので、あまり香りを嗅ぎ取れないが、カラメルやべっ甲飴のような甘い印象が強め。
瓶内熟成をイメージさせる酵母の印象もあり。
かなり落ち着いた、熟成感を持った香り。

【味わい】
泡の印象は柔らかい。
残糖を少し残したセック。
酸味は強め。
軽い渋み。
アルコール度は強くない。
独特な渋みがあり、カンパリソーダのような感じ。
個性的で面白いまとまり。

【総評】
カミさんに価格感を聞いたら、2980円。

イギリスという希少性を考えると3500円、とのこと。
何か不思議な味わいだけど、食事には合いそう、という評価でした。

日頃スパークリングを飲まないので標準レベルとの比較は出来ないのですが、個性的な味わいと、余韻の心地よいフルーツ感はなかなか好印象です。

シャンパーニュのような、深みとか重みのようなものはありませんが、美味しく飲めるとタイプではないでしょうか。

価格も、まあ、こんなもんかな、って感じ。
特別な日に、珍しいイギリスのスパークリングで、ってのはいろいろ使えそうですね。

若干、悪臭系の要素もあって、香りは複雑ですね。

飲み進むと、さらに良くなってきました。

私のように泡を飲み慣れてないと、この弱めで優しい炭酸はいいですね。
でも泡好きな人には物足りないのかな?

泡嫌いなカミさんも結構飲んでました。

後味のチャーミングなフルーツ感がいいんですよね。
後味もクリーンで、余韻がとても良い感じ。
ついつい、グラスに手が伸びます。

今日の晩御飯は、骨付きの鶏もも肉のグリルと、魚介系のクリームパスタ。
どちらも良く合いますね。
肉系でも魚系でも、そこそこカバーしてくれる感じ。

ただ不思議な事に、シュトーレンとは合わないんですよね。
ワインとは相性のいいはずのシュトーレンとは相性がイマイチです。
カミさんも、不思議がってました。

シュトーレンとスパークリングって合わせた事が無かったですが、炭酸自体が邪魔してる感じもあります。

また来年は違うスパークリングで試してみよう。

来年はロンドン五輪ですからねー。
イギリスのスパークリングも注目されるかもしれません。

先取りして試しておくと、良い話題になるかもですね。

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※サイトより引用
このワインが作られているのは、イギリス南東部のケントにある、English Wines Group(Chapel Down Winery)。
シャンパーニュの伝統的な品種のピノ・ノワールを100%使った新しいスタイルのロゼ・スパークリングワインです。 通常の赤ワインを添加して色合いをつけたロゼとは違い、果皮の付いたぶどうの醗酵期間を短くする醸造法(セニエ法)を上手に用いてこの淡いスモークサーモンピンクの色合いを表現しています。若くフレッシュでクリーンな味わいのロゼワインです。ストロベリーの香りと落ち着いたクリーミーさを感じさせます。 クリアで可愛らしい色合いとフレッシュながら少し落ち着いた感じは、まさに、イギリスのアフタヌーンティー・タイムにぴったりです。

ブッカーズ ダーク・ハーベスト 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

ブッカーズ ダーク・ハーベスト 2005
(1)メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5% (仏:ボルドー地方:AOCボルドー・コート・ド・フラン:07)\2350
(2)ロンド、ドルンフェルダー(英:イングランド南東部:05)\2142
(3)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
色味はほぼ真っ黒で、フチ4mmくらいが青みの強いバイオレット。
透明感はまったく無い。
粘性は強めで、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
甘い印象のフローラル。
バラやスミレよりは白い花に近い?
フレッシュ感のある黒い果実。
少しオレンジのような白ワインで感じるフルーツ感がある。
グラスを回すと、なめし革。
スパイスやカラメルの印象もある。
香りは強めでボリューム感があり複雑。

【味わい】
残糖をわりと残した印象のセック。
ほんのり甘い、フレッシュなフルーツ感のあるアタック。
ミディアムからフルボディ。
酸味はしっかり強め。
アルコール度は高い。
タンニンは弱めで、舌はほとんど乾かない。
後味はジューシー。
余韻は少し続く。

【判定】
ちょっと異様なくらい、ほとんど真っ黒な色調。
フチに若々しさがあるが、今回の3本はすべて2007年以前なので、品種の特徴かも。

香りはフローラル感が強く、白ワイン的な要素が入っているのが特徴。
グローバル品種ではなかなか無い感じなので、イギリスかポルトガルが候補。

味わいは残糖が残っていて、甘みを感じる。
ちょっとミントっぽい感じもあって、飲み口はクールな印象がある。
何となく北の方の印象。
ポルトガルというよりは、どちらかというとイギリス?
どちらも品種の特徴をつかんでないので、あとはヤマカン。

ファイナルアンサーで、ロンド、ドルンフェルダー
で、ピンポン

なんというか、北海道とかドイツの赤ワインって感じがしますね。

【総評】
ブッカーズ ダーク・ハーベスト 2005
Bookers Vinyard Dark Harvest 2005

イギリス:イングランド南東部
アルコール度:11%
ブドウ品種:ロンド、ドルンフェルダー

ワインショップ西村の通販で、2142円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、イギリスってのが珍しいので1680円、出して良い価格は、880円くらい、という厳しい評価。

確かにボリューム感もなくて、熟成感もなくて、やや痩せた感じの飲み口。
温度低めだとよけいに軽く感じるかもしれません。

外観は、ほぼ黒ワインってくらい濃いのに、味わいは軽めなのが不思議な感じです。

これは好みの問題かもしれないけど、個人的には悪くないですね。

ただ、グラスに入れて時間がたつと、力が落ちて、ギスギスした味わいになって、さらにケミカルな印象が強くなってきました。
ちょっとこれは飲めない?ってくらい、悪くなりますね。
このワイン、デキャンタージュなんてした日には丸ごと飲めなくなってしまいそう。

とにかくグラスに注いだら、あまり時間を置かずに飲まないとダメみたい。

グラスが空になると、カラメルと焦げたパンの香り、それに、シナモンの香りが残ります。
シナモンというよりニッキって感じですね。
とにかく香りが独特で、そこが不思議な魅力を持ってます。

今日の晩御飯は、骨付きの鶏もも肉のグリルと、クリーム系のパスタ。

このワイン、軽めなので、塩コショウでグリルした鶏もも肉くらいが良く合います。
ツナとかサーモンの入ってるクリーム系のパスタでも、まあそこそこ問題なし。

香り強めなので、食事に華やかさを添える感じの合い方ですね。

焼いて1週間たって程よい感じになったシュトーレンに合わせると、これまたバッチリ。
何となく、ドイツっぽい味わいのワインなので、シュトーレンとも相性がいい気がします。

ドイツのピノ・ノワール、シュペートブルグンダーとかの印象が近いのかな?

食事と合わせた方が美味しく飲めるタイプですね。

軽めで、ボリューム感はありませんが、華やかな香りと個性を持っていて、ちょっと面白いワインです。
イギリスのワインという話題性がある点では、まあ2000円超える価格もしょうがないかな?って感じでしょうか。

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【イングリッシュ・ワイン】ブッカーズ ダーク・ハーベスト2005(赤ワイン) 2,142円 (税込) 送料別

※サイトより引用
このワインが作られているのは、イギリス南東部ウェストサセックスにあるBookers Vineyard。
ミディアム・ボディーの辛口でスムーズなのどごしの赤ワインです。多くの赤の果実の味わいとタンニンのヒントを背後に感じます。なめし革を思わせるフルーツの香りと完璧な樽香りのバランスがとてもすばらしいワインです。

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