2016/10/01
ベンタ・レアル クリアンサ インペリアル 2013
ベンタ・レアル クリアンサ インペリアル 2013
Venta Real Crianza Imperial 2013
スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、シラー25%
リカーランドトップで、税抜き799円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:まだ若いが少し黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、深い透明感とツヤがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、メントール、針葉樹、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>還元的、ケミカル、なめし皮
香りの印象:まだ閉じている印象
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい、はっきりした
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでスッキリした味わい、心地よさがある
【供出温度】
10-13度 軽めなので少しひんやりしているくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、黒っぽい落ち着いた印象の濃いルビーで、液面のツヤと輝き、深い透明感があります。
香りは鼻を突くようなイメージで、ケミカル、なめし皮、ドライフルーツ、メントール、アルコール、針葉樹など、まだ少し閉じている感じ。
味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、穏やかな果実感と酸味がじわっと広がり、ほんのり甘みのあるスマートなボディでタンニンは軽め、軽いえぐ味を残してフィニッシュ。
ライトでスッキリした味わいの穏やかなまとまりで、ワインだけで美味しく飲めますね。
ニューワールドのパーティ的な感じとは違った、伝統産地らしい落ち着きと深みを感じます。
秋口にあう、しっとりした感じ。
今日の晩御飯は「さんまの蒲焼」。
青魚を赤ワインに合わせるという暴挙ですが、蒲焼きになってるのと、ワインが軽めなので、意外と悪くないです。
ただ、やはり青魚の匂いがグラスに残るので、あまりオススメできませんね。
おつまみで「ビスケット」「トマトバジル味のラスク」「のり塩ポテトチップス」どれもこなしてくれます。
ワインの主張が強くないのと、穏やかな味わいなので、合わせる食事の幅が広そう。
ただ、素直で悪くないのですが、個性が無いので、印象が残らないですね。
人に例えると、清潔感があって気持ちの良い若者なんだけど、真面目過ぎてイマイチ面白みが無いみたいな?
コストパフォーマンスは良いと思うので買って損はないと思いますが、リピートしたいと思うような魅力が欲しいところですね。
■1000円以下のおすすめワイン
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