2007/07/29

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ シャルドネ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ゲヴェルツトラミネール\2707
・ピノ・グリージョ(ラ ディ モット:ヴェネト)\1580
・シャルドネ(ブルゴーニュ)\1500
ソーヴィニヨン・ブラン/セミヨン(バロン・ド・レスタック)\970

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
若々しい外観
粘性は強い

【香り】
豊かな香り
上品な香り
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ミネラルのニュアンス
蜂蜜
火打ち石

【味わい】
なめらかなアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
若干の塩味
セック
バランスのとれた
エキス分に富んだ
若々しい味わい

アルコール度:13%? ○正解
収穫年:2004年? ×2005年
飲用温度:8℃ ×シャルドネはいままですべて10℃
相性のいい料理:帆立貝とマッシュルームのグラタン? ○正解
他には、蟹のグラタン、オマール海老のロースト、エスカルゴの殻焼き、生かきレモン添え

【判定】
外観は中庸な黄色、緑色はあまり感じない。
粘性は最初弱そうだったが、良く見ると大変強い。
香りは樽香が主体、ヴァニラや蜂蜜、バターっぽい香りもある。
逆にフルーツ香はそれほど感じない。
香りは強そうで、実はそれほど強くない。
熟した感じと樽のニュアンスでボルドーっぽさを感じる。
昨日飲んだボルドーとほとんど同じ印象。
飲み口は抵抗感のある、スムーズさのないアタック。
滑らかでもないし、新鮮さもない。
酸味は強く感じるが、重く抵抗感のある酸味。
熟した感じや抵抗感のある飲み口など、ボルドーやブルゴーニュではない地域のものではないか?
アルザスのゲヴェルツトラミネールという選択肢もあるが、いわゆるライチの香りがないので、これは違うだろう。
となるとイタリア、ピノ・グリージョという事になるが、全然記憶に無いのでまるきっり当てずっぽう。

ファイナルアンサーで、ピノ・グリージョ
で、ブー

全然違う!シャルドネでした・・・

【反省点】
相変わらずシャルドネは当たらない。
試験に出たらヤバイなー。

■外観で不足の項目
・輝きのある
・艶のある
 →シャルドネの時は入っている事が多い
・緑色を帯びた →半分くらいは入っている

■香りで不足の項目
・濃縮感のあるor爽やかな →いままでどちらかは入っている
・フルーティ →これは必ず入るので入れること
・柑橘系が主体の →シャルドネはほとんど入っている
・青リンゴ →いままではすべて入っている
・森林 →この項目が出来てからはすべて入っている、そうなのか?
・洋梨 →半分の確率で入っている
・ハーブ香 →いままですべて入っている
・アマンド・グリエ →半分くらいの確率で入っている
・ノワゼット →ヘーゼルナッツ、シャルドネは確率高い、確かにあるかも

■味わいで不足の項目
・切れの良い後味 →なんといままですべて入っている
・余韻 →入れ忘れ
・コルセ 
→しっかりしたボディでアルコール度の高いワインのこと、シャルドネ以外でもありそうだけど、いままでソーヴィニヨン・ブランとリースリングは入っていない。
ゲヴェルツトラミネールは入っているが、この項目はシャルドネ判定のキーになりそうだ。
・複雑性のある →コルセとペアで入る項目みたい

■味わいで余計な項目
・エキス分に富んだ →いままで白ワインで選択された事がない、入れない方が無難

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ シャルドネ 2005
RAOUL CLERGET BOURGOGNE CHARDONNEY 2005
※裏ラベルの記述
「ラウル・クラージェ」は、コート・ド・ボーヌ地区のサントーバン村で、1268年に創業された700年以上の歴史を持つブルゴーニュ最古のワインメーカーです。
ワインを最初に瓶詰めしたことで知られ、ギネスブックにも記録されています。1925年にワインの仲買人に任じられた当主、ラウル・クラージェの名前が優良なブルゴーニュワインのブランド名として使用され、広く知られるようになりました。フランス最高のワイン産地モンラッシェの丘をはじめ、ブルゴーニュのほとんどの名醸地を網羅する高品質のワインを生産・販売しています。

シャルドネはヴァラエタルアロマが無いので、本当に分からない。
まず常にシャルドネを意識して、そこから外れる要素があるかどうかで決めないとダメかもしれない。
ボディの厚みのようなもので判断してきたが、意外とあいまいかも。
ちなみにこのワインは樽の印象が強く、フレッシュでもフルーティでもなく、雑味が多いような印象がある。
昔ながらの重くて強いタイプのワインかというと、そうでも無さそうな、樽の使い方を失敗したようなワイン。
我が家的には二度と買わないタイプ。

ピエール・ネジョン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノワール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・シラー(ローヌ:ドメーヌ・ダンデゾン)\1690
・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・シラー(ラングドック・ルーション:ジャルダン)\1400
・ピノ・ノワール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080
・カベルネ・フラン(シノン)\930

の7本の中から1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング
同じ品種が複数入っているので、生産地域もポイントになる

ピエール・ネジョン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004 ボトル ラベル
【外観】
透明度の高い
明るい色合い
ルビー色
エッジにオレンジ色を帯びた
粘性あり

【香り】
若々しいアロマに満ちた
イチゴ
フルーティ
すみれ
木樽のニュアンス
しおれたバラ
なめし革

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
おだやかな酸味
爽やかで軽快なアタック

【判定】
明らかに明るい外観、ほぼピノ・ノワール。
香りは、フルーツはイチゴくらいで、フローラルな印象があり、華やか。
少しグラスを回すと、ピノ・ノアールらしいなめし革の香りが出てくる。
飲み口は、フレッシュで軽快。
乾いたようなドライさがあり、ブルゴーニュらしい感じ。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール、ブルゴーニュ
で、ピンポン

まあ、これはサービス問題ですな

【反省点】

■外観で不足の項目
・紫色を帯びた →ピノ・ノワールはややオレンジっぽいといつも思っているのだけど、いままでに入った確率は高い

■外観で余計な項目
・エッジにオレンジ色を帯びた →これはいままで入っていない、入れない方が無難

■香りで不足の項目
・カシス
・ブラックチェリー
→上記2つは、いままでピノ・ノアールには必ず入っている、というか赤ワインの時は必ず入っているぞ。赤が出たらまずチェック、って感じなのかな。
・腐葉土 →これも確率高いが、ピノ・ノワールの時は入れた方がいいかも
・シンプルな香り →むむ、判定が難しい

■香りで余計な項目
・しおれたバラ →フランスのピノ・ノワールには入っていない

■味わいで不足の項目
・溶けたタンニン →入る確率高し、確かにピノ・ノアールっぽい項目ではある
・しなやかな口あたり →いままで必ず入っている、入れるべし

ピエール・ネジョン ブルゴーニュ ピノ・ノアール 2004
PIERRE NEIGEON BOURGOGNE PINOT-NOIR 2004
※ヴィノスやまざきさん冊子より引用
ネジョン家のブルゴーニュは繊細さとしっかりした骨格が売り!軽くシロップで煮たチェリーのような香りと、バランスの取れた優しい味わいが特徴です。
250年にわたってワイン造りをしているネジョン家は、ジュヴレ・シャンベルタン村の実力派。オーナーのネジョン氏はネゴシアンでもあり、ワインへの情熱がその味わいに出ていると評判です。

ライトからミディアムのボディでありながら、繊細で豊かな香りと、飲み飽きない味わいがとても好印象のワインです。

2007/07/28

マルキ・ド・シャッス ブラン 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・ソーヴィニヨン・ブラン(マルキ・ド・シャス:ハーフ)\780
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520
・マカベオ(スペイン:ラスゴン・デ・マリア:250ml)\340

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
粘性は強い
艶のある

【香り】
濃縮感のある
爽やかな
フルーティ
青リンゴ
森林
パイナップル
木樽のニュアンス
ハーブ香
薫香

【味わい】
シャープな酸味
セック
シャープなアタック
現在飲み頃の
余韻は7秒以下

アルコール度:13%?
収穫年:2002年?
引用温度:10℃?
相性のいい料理:なし

【判定】
外観は中庸でやや緑がかった黄色。輝き、艶あり。
香りは樽の影響が強く、品種の香りを感じられない。
やや過熟しているような、木酢液のような印象がある。
飲み口は最初酸味を強く感じる。
ややアルコール度が強く、シェリーのような印象がある。
ボディはそれほど厚みを感じない。
シャルドネは候補から外れて、グルナッシュかソーヴィニヨン・ブラン、アイレン。
グランザルブルは何度も飲んでいるが、こんなに個性的な印象ではない。
ソーヴィニヨン・ブランもボルドーなので、たまにこんなタイプがあるが、ちょっと個性的過ぎるような気がする。
ということは、シェリーもスペインだし、アイレンか?

ファイナルアンサーで、アイレン
で、ブー

なんとボルドーでした。

【反省点】

■外観で不足の項目
・輝きのある →艶のあると一緒に入っていることがある

■香りで不足の項目
・力強く豊かな香りor上品な香り →どちらか入れた方がいい
・柑橘系が主体の →迷ったけど柑橘系って感じじゃなかった
・洋梨 →迷ったら入れておいたほうがいいか
・ヴァニラ →木樽とセットかな
・パン・グリエ →いつも迷うがこれも木樽とセットかも
・ミネラルのニュアンス →これは万能なので入れておいて損は無いか
・火打ち石 →ヴァラエタルアロマを感じたら入れる
・蜂蜜 →香りが濃厚なときは入れるのかな?
・バター →シャルドネはよくバターっぽい香りがあるが、ボルドーは少ないかな

■香りで余計な項目
・薫香 →いままでは入ってない

■味わいで不足の項目
・バランスのとれた →普通は入れるが、今回はあまりとれてない??
・切れの良い後味 →いままでは必ず入っているが、どこからが切れが良いか分からない
・若々しい味わい →収穫年が若いものは入れておく
・複雑性のある →樽の影響が強いものはいれておけば
・若干の塩味 →いままで一度入っている

マルキ・ド・シャッス ブラン 2005
Marquis de Chasse Blanc 2005
http://shigematsu.jp/p_wine/detail.cgi?item_code=723281..
※サイトより引用
フランス
ボルドー地方
セミヨン / 50%
ソーヴィニヨン・ブラン / 50%
飲み頃温度:7℃~9℃
品質と価格のバランスが優れたハイ・コスト・パフォーマンスなワイン
シャトー・シャス・スプリーンの醸造スタッフが手がけるワイン。
エレガントでフルーティな飲みやすい白。
白い花やくだものの香りが楽しめます。

シェリーのような独特な香りと味わいはセミヨンの影響かな。
ちょっと貴腐ワインに感じられるような独特な香りがあるね。
一晩おいて香ってみると、蜂蜜、バター、パン・グリエなどをしっかりと感じる事ができる。
あけてすぐ飲むより、一晩おいてから飲んだ方がおいしいのかな、このワインは。

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー(バロン・ド・レスタック)\970
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2004 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
紫色を帯びた
ルビー色
ガーネット色
複雑な色調
粘性は強い
若々しさのある外観
透明度は中程度

【香り】
熟成によるブーケが感じられる
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
すみれ
ヴェジェタル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
たばこの葉
腐葉土
しおれたバラ
なめし革
黒こしょう

アルコール度:12.5%? ○正解
収穫年:2005年? ×2004年
飲用温度:18℃? ○正解、17℃でもいいかも
相性のいい料理:アントルコート・ボルドレーズ? ○正解
他には、子羊のロースト、ジゴ・ダニョー、子羊のクスクス、牛ロース肉の網焼きベアルネーズソース添え、Epoisses(エポワス:ウオッシュチーズ)、サーロインのペッパーステーキ、きじのローストきのこ添え

【判定】
中程度の透明感にやや強い粘性。
香りは強く豊かで複雑。
カシスやジャムのような濃縮感にヴェジェタルなグリーン香。
動物的な香り、フローラルな印象もあり。
この段階ではボルドーの2本が候補だが、価格的にはどちらか迷う。
味わいはフレッシュで若い感じ。
ボディはそれほど厚みがなく、なめらかさもいまいち。
という事は低価格の方かな。

ファイナルアンサーで、バロン・ド・レスタック
で、ピンポン

大分飲んでいるので、バロン・ド・レスタックは分かるかな

【反省点】
■外観で余計な項目
・ルビー色 →カベルネ・ソーヴィニヨンの場合は入れない方がいいか

■香りで不足の項目
・若々しいアロマに満ちた →若いワインには入れる
・濃縮感のある →カベルネ・ソーヴィニヨンは入れて方が良さそう
・コーヒー →いままですべて入っている、入れるべき
・焦げ臭 →入る確率高し

■香りで余計な項目
・熟成によるブーケが感じられる →若いワインには入れない

■味わいで不足の項目
・辛口の →これは入れなくては
・溶けたタンニン →入る確率高い
・余韻 →選択モレ

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2004
Baron De Lestac Bordeaux Rouge 2004
※サントリーのサイトより引用
カシスを思わせる赤い果実の風味と、贅沢な樽香とのバランスがとても良い赤ワインです。やさしいタンニンと太陽をたっぷり浴びて完熟した葡萄ならではの、まろやかな口当たりが、お料理を引き立てます。

定番ワインですね。香りはとても豊かで複雑で、ワンランク上のワインのようです。

■楽天ショップへのリンク
【6本ご購入で送料・代引無料】バロン・ド・レスタック(オーク樽熟成)赤[2005]年 AOCボルドー

2007/07/26

デリカート・シラー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・シラー(米:デリカート)\1100
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー(バロン・ド・レスタック)\970
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

デリカート・シラー 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
ヴェジェタル
たばこの葉
腐葉土
コーヒー
しおれたバラ
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
適度なタンニン
複雑性のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
スパイシーな風味

アルコール度:13.5%? ○正解
収穫年:2005年? ○正解
飲用温度:18℃? ×いままでは16℃~17℃
相性のいい料理:きじのローストきのこ添え? ○正解
他には:野うさぎの煮込み、オックステールの煮込み、サーロインのペッパーステーキ、鹿肉のカシスソース

【判定】
濃い外観、紫強し、粘性は強い。
深い透明感はあり、濁ってはいない。
香りは、濃縮感のあるフルーツと樽のニュアンス。
全体的に強めで厚みのある香りで、スパイスとやや甘い印象がある。
コショウをふったジャムみたいな感じ。
動物的な印象もあり、香りは複雑。
飲み口はまろやかでやや甘さを感じる。
酸味も渋みも非常になめらか、洗練というよりは、管理されている感じ。
そこに、スパイシーな余韻が残る。
外観も、香りも、味もいかにもシラーって感じ。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

このシラーは動物的。

【反省点】
■外観で不足している項目
・透明度の高い →さすがにこれはない
・複雑な色調 →いままでオーストラリアでは選ばれている、濃い色調だと選んだ方がいいのか?

■香りで不足している項目
・濃縮感のある →これはあるな
・フルーティ →入れてもいいかも
・すみれ →今回は微妙かも
・カラメル →樽の影響が強くて、甘い香りのときは入ってもいいかも
・木樽のニュアンス →これは入れとかないと!
・ヴァニラ →樽の影響が強いときは入れておくこと、といいながら今回は無いような・・

■味わいで不足している項目
・収斂性のある →今回はなし
・バランスのとれた →これは入れとけ
・心地よい渋み →いままですべて入っている、入れとけ
・濃縮感のある →いままですべて入っている、入れとけ
・濃厚な味わい →入れてもいいかな

■味わいで余計な項目
・適度なタンニン →いままで入った事がない、注意

デリカート・シラー 2005
DELICATO SHIRAZ 2005
http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/delicato/UM284.html
※サイトより引用
深いガーネット色を帯び、トーストした樽香にプラムやブラックベリーの香りが調和した、絹のようなやわらかさが特徴のいきいきとしたワインです。カリフォルニア・ステイト・フェアにおいて、3年連続「Best Syrah of California」に選出されました。

動物的な印象の強いシラー。
濃縮されたフルーツ、焦げ臭やコーヒー、強いスパイス香、動物的な印象、やや草っぽい香り、と大変複雑な香りながら、飲み口はなめらか、単調、ジュースっぽい、でもトータルでは美味しい方かな。
価格を考慮すると、欠点があまり見つからないようなタイプのワインですね。
欲を言えば、もうちょっと深みが欲しいとかありますが、まあ良く出来たワインじゃないでしょうか。
安い価格でシラーが欲しいときにはこれか!

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/yanagiyawine/180610/185667/#222593

2007/07/24

シャトー・ロック・ド・ミンヴィエユ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・グリージョ(ラ ディ モット:ヴェネト)\1580
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)\1180
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・ロック・ド・ミンヴィエユ 2005 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は強い

【香り】
豊かな香り
爽やかな
上品な香り
フルーティ
柑橘系が主体の
青りんご
森林
グレープフルーツ
洋梨
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ハーブ香
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
新鮮なアタック
豊かな酸味
若干の塩味
セック
バランスのとれた
若々しい味わい
余韻は10秒以上

アルコール度:12.5%? ×13%(迷ったんだよねー)
収穫年:2005年? ○正解
飲用温度:8℃ ○正解
相性のいい料理:サーモンのグリル香草風味? ○正解
他に、平目のカルパッチョ香草風味

【判定】
中庸な黄色にほんのり緑色。
艶っぽいというか輝きも少し感じる。
香りはフルーツにミネラル、爽やかで爽快感のある香り。
フルーツは柑橘系が主体だが、パッションフルーツのような南国系の香りもある。
少し時間がたるとやや煙っぽい森のような香りがもやもや香ってくる。
典型的なソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマ。
味わいはフレッシュで酸味がしっかり効いている。
ボディはあくまでスレンダーでスマート。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

ボルドーでは珍しいくらいにヴァラエタルアロマを感じる1本。

【反省点】

■外観で不足している項目
・輝きのある →あるかな
・艶のある →あるかな

■香りで不足している項目
・パン・グリエ →樽を強く感じるものには入れていいが、今回は無いかな
・火打ち石 →ヴァラエタルアロマを感じるものは森林とセットで入れた方が良さそう
・蜂蜜 →樽を強く感じるものには入れていいが、今回は無いかな
・バター →樽を強く感じるものには入れていいが、今回は無いかな

■香りで余計な項目
・グレープフルーツ →意外と入ってないっす

■味わいで不足している項目
・心地よいアタック
・シャープなアタック
・若々しい酸味
・複雑性のある →樽の影響が強いときには入れておく
・切れの良い後味 →ソーヴィニヨン・ブランは入れておいたほうがいいかな
・余韻は7秒以下 →いままではすべて7秒以下

■味わいで余計な項目
・新鮮なアタック →心地よいアタック、シャープなアタックに置き換え?

シャトー・ロック・ド・ミンヴィエユ 2005
CHATEAU ROC DE MINVIELLE 2005
http://www.rakuten.co.jp/winekan/103630/115811/1803853/
※サイトより引用
とってもフルーティーで、ミネラル感ある爽快なワインです!
バランスは非常に良く、飲んでいて、グイグイいけてしまう純粋さのあるワインです。
変にとげとげしくなく、滑らかで舌の上で安心感を与えてくれるワインです。
果実味も豊富でありながら、どこか控えめにしている感じで、そこに上品さを感じ、ささやかな酸味が爽快感と旨味を引き出しています。
率直に美味しい!と言えるワインです。
よく、ボルドーの白ワインもハーブ香をきつく感じるタイプがありますが、それとは対照的で、純粋な美味しさがあります。
透き通った味わいを感じられる1本だと思います。
<インポーターからのコメント>
アントル・ドゥ・メールに所在するシャトー。
ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られるその白ワインは、
すっきりとした清涼感もありながら、ボディ-もしっかりしたタイプです。


■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/miyakata/10001112/

※サイトより引用
アントル・ドゥ・メールに所在するシャトー。ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られるその白ワインは、きりりとした柑橘系を思わせるすっきりとした清涼感もありながら、ボディ-もしっかりしたタイプです。ソーヴィニヨン種100%というのも非常に珍しいですね。非常にすっきりした味わいが楽しめます。

ブラインドテスト的には、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマがしっかりしているのはいいのですが、料理と合わせる時にはちょっと邪魔になるのかなー、って感じます。
とはいえ、美味しい。
コストパフォーマンスも高い。
買い置きしておきたい1本ですね。
爽やかな飲み口に、余韻すっきり、って感じがとても洗練されています。
ちょっとぬるい位の方が美味しく感じるみたい。
ぬるくても冷たさを感じるような爽やかさがあり、飲み口も優しくなります。
冷たいと逆に、やや後味にエグミが残る感じもありますので、冷やしすぎない事をオススメします。
飲んだときに凛と響くような硬質感があって、そこから優しい余韻が続いて、ふんわりと消えます。
ボディがしっかりしているからでしょうか。
要チェックワインですね~。

2007/07/22

サンロゼーダ モンテレオーネ ソアヴェ 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ピノ・グリージョ(ラ ディ モット:ヴェネト)\1580
・ガルガーネガ(ソアーヴェ:モンテレオーネ)\1350
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)\1180
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は中程度
艶のある

【香り】
豊かな香り
フルーティ
青リンゴ
洋梨
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ハーブ香

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
シャープな酸味
若干の塩味
セック
わずかな苦味
シャープなアタック
バランスのとれた
余韻は7~8秒

アルコール度:13%? ×→12%
収穫年:2005年? ×→2004年
飲用温度:8℃? 
相性のいい料理:川鱒のムニエル?
正解は分からないが、キッシュとか合いそう

【判定】
外観は中庸な黄色で、やや緑色。
粘性はそこそこで、やや艶っぽくはある。
香りは樽の影響が強すぎて他の香りが隠れている。
でもわずかに南国系のフルーツ、柑橘系のフルーツが香る。
やや痛んだ系の酸の香りもある。
出来の良くないボルドーの白みたいな雰囲気。
味わいは酸味が主張しながらも、フルーティでやさしく、後味もすっきりしている。
ややネクターのようなとろりとした飲み口。
イメージではイタリア。
シャルドネはすでに外して、ボルドーの可能性を考えるが、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマは感じられず、飲み口もややソーヴィニヨン・ブランっぽくない。
イタリアに限定して、ソアーヴェか、ピノ・グリージョか検討。
ソアーヴァは何度も飲んだ事があるが、ピノ・グリージョはほとんどイメージにない。
樽の影響が強いソアーヴェも最近多いが、飲み口がもう少しサバサバしているような気がする。
消去法でいくと残りの、ピノ・グリージョか。

ファイナルアンサーで、ピノ・グリージョ
で、ブー

ソアヴェ、でした。

【反省点】
いままでの試験ではソアーヴァは出ていないので、選択したもので不足しているものがあるかどうかは判定できず。

サンロゼーダ モンテレオーネ ソアヴェ 2004
SANROSEDA MONTELEONE SOAVE 2004

樽香の影響が強すぎるのが残念だけど、飲み口はやさしく、イタリアらしい明るさを感じる飲み口のワイン。
飲んだときはそれほど感じないが、若干発泡している。
アルコールを強めに感じるのだが、それほど度数は高くない。
やや甘さを感じるのみ口なので、あわせる料理は難しそうな気がする。
サラダやカルパッチョみたいなものより、卵料理とか良さそうな気がするな。

2007/07/21

レゼルヴ ヴェルトミュー カベルネ・ソーヴィニヨン 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:レゼルヴ ベルトミュー)\1120

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

レゼルヴ ヴェルトミュー カベルネ・ソーヴィニヨン 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
複雑な色調
粘性は弱い
若々しさのある外観

【香り】
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
腐葉土
しおれたバラ
コーヒー
なめし革
黒こしょう

【味わい】
荒々しい口あたり
若々しさを感じるアタック
やわらかい酸味
控えめな酸味
辛口の
収斂性のある
バランスの悪い
渋みが突出した
若々しい味わい
アルコールの強い
飲み頃よりやや手前
余韻は6~8秒
ざらざらした渋み
若々しく粗野な味わい

アルコール度:12.5%? ×→13%
収穫年:2003年? ×→2005年
飲用温度:18℃ ○
相性のいい料理:サーロインのペッパーステーキ?

【判定】
濃い紫、粘性は弱く、雫にタンニンが残る。
ピノ・ノアールじゃなくて、しかも安い方、という推理でカベルネ・ソーヴィニヨンが残る。
香りは、弱めで、カシスなどのフルーツ香が香る。
時間が経つと、草っぽさや動物、腐葉土のような香りが出てくる。
飲み口はドライで渋くて収斂性があって、荒々しい。
このドライさと荒々しさはフランスっぽい。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

【反省点】
やや粗雑な印象を受けるが、飲み進むと良さが出てくるワイン。

レゼルヴ ヴェルトミュー カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
RESERVE BERTHOMIEU CABERNET-SAUVIGNON 2005
※ラベルの記述
日中の温度の影響を受けないように、夜間に収穫された葡萄を使用して造られるこのワインは、カシス、チェリー、ニワトコの実を思わせる豪華で複雑な香りと、なめらかで程よいタンニンとが非常にバランスよく仕上がっています。


セックで収斂性があってタンニンがとても強い。
第一印象はあまり良くないが、時間とともに良さがでてくる。
価格なりのまとまりだけど、昔ながらの渋く、いこじなワインが好みの人にはお勧めできるかも。

2007/07/19

ジェイコブス・クリーク リースリング 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)\1180
・リースリング(豪 ジェイコブス・クリーク)\1050
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
淡い色合い
緑色を帯びた
若々しい外観
粘性は中程度

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
柑橘系が主体の
青りんご
森林
洋梨
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
シャープなアタック
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:12.5%? ○正解
収穫年:2005年? ×→2006年
飲用温度:8℃? ○→ドイツは7℃、アルザスは8℃
相性のいい料理:サーモンのグリル香草風味 ×
アルザスは、キッシュロレーヌ、ドイツは川鱒のムニエル

【判定】
外観は淡くやや緑がかっている。
粘性はそこそこ。
この段階ではすべてが候補に入る。
香りは、まずミネラル香とフルーツ。
フルーツは柑橘系が主体。
そこにややくぐもった煙っぽいグリーン香。
ソーヴィニヨン・ブランとリースリングのヴァラエタルアロマはややすると似ているので慎重に匂いを嗅ぐ。
ペトロール香まではいかない印象なので、この段階ではソーヴィニヨン・ブラン。
味わいはとにかく強烈な酸味のアタック。
酸味が余韻でのこる。
かなり酸味が強いのでリースリングも疑うが、すっきりとした酸味なのでやはりソーヴィニヨン・ブランか。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー!

とほほ、リースリングでした。

【反省点】
確か前回もジェイコブスのリースリングは間違えた。
でも前回は2003年のもので、樽の影響が強く、酸味が弱く、ヴァラエタルアロマをほとんど感じない、というメモが残っている。
今回は樽の影響は前面で出てこず、酸味は強く、ヴァラエタルアロマをしっかり感じる。
年ごとの造り方で、同じ銘柄でも随分変わってくるものですね。

とはいえ、空けて時間がたつと樽の影響をしっかり感じる事ができます。
グラスについで少し置いて飲むと2003年のコメントに近づくのかも。

■外観で足りない項目
・健全な →これは入れとけ!

■香りで足りない項目
・ハーブ香 →これは必須ですね、入れとけ!
・華やかな →今回はやや地味?
・パイナップル →難しい・・ドイツの場合は入れる

■香りで余計な項目
・火打ち石 →リースリングは今まで入っていない
 ※ペトロール香は何で表現するのだろうか・・

■味わいで足りない項目
・バランスのとれた →これは入れとけ!
・切れの良い後味 →リースリングは過去すべて入っている、入れとくか。
・余韻 →いままではすべて最短

ジェイコブス・クリーク リースリング 2006
JACOB'S CREEK Riesling 2006
http://www.jacobscreek.jp/our_wines/tasting_note/core/riesling.html
※サイトより引用
2006年ビンテージは、冬と春に理想的な降雨をもたらしたことによって、若枝の成長、果実の結実、そして果実を保護するための樹冠の成長などが順調に進みました。1月から2月にかけては暑い日が続いたことで、健康なブドウの樹冠を維持するために灌漑の必要性が増しました。しかしながら、秋になると涼しい天候が続き、リースリングはゆっくりと徐々に糖度を上げながら、豊かなフルーツフレーバーへと発展しました。収穫期の3月から4月になるとより涼しくなり、ブドウ品種の特徴である強いフレーバーと自然な酸味を有するのに適した条件となりました。

輝きのある淡いグリーン色。
香り
香水を感じさせる、花のようなライム香と、ほのかなりんごの花のアロマが感じられます。
味わい
豊かなレモンとライムのフレーバーが、バランスよく自然なミネラルの酸味と調和しています。

2007/07/16

プリメ ブルーメ ソアーヴェ クラッシコ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)\1180
・ガルガーネガ(ソアヴェ クラッシコ)\1180
・リースリング(豪 ジェイコブス・クリーク)\1050

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

プリメ ブルーメ ソアーヴェ クラッシコ 2005 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
中庸な色合い
緑色を帯びた
小さな気泡あり
若々しい外観
粘性は強い
艶のある

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
青りんご
グレープフルーツ
洋梨
パイナップル
白い花
ヴァニラ
ミネラルのニュアンス

【味わい】
なめらかなアタック
新鮮なアタック
心地よいアタック
若干の塩味
やや甘い
シャープなアタック
バランスのとれた
若々しい味わい
現在飲み頃の
余韻は、9~10秒

アルコール度:13%? ×12.5%
収穫年:2004年? ×2005年
飲用温度:10℃ ×8℃
相性のいい料理:キッシュロレーヌ

【判定】
中庸、やや淡い色合いで、緑色を感じる。
表面に細かい泡がただよっている、炭酸を含んでいるようだ。
粘性は強く、艶がある。
香りは、フルーツ主体で、柑橘系とパイナップルのような南国系の果実が混ざっている。
そこにフローラルなニュアンスと、ミネラルっぽいニュアンス。
ヴァニラも感じるような気がするが、樽の影響をほとんど感じない。
飲み口は、辛口の部類なんだけど、かなり甘さを感じる。
ほんのりと塩味、酸味はしっかり、あと味はわりとキレが良い。
選択肢に無いから選ばないけど、すももっぽい香りがイタリアっぽい。
ちょっと甘さを感じるのはソアヴェ・クラッシコのイメージと違うが、他の3本にこの甘さは無い。
発泡している事と、この甘さは、イタリアに間違いないだろう。

ファイナルアンサーで、ソアヴェ
で、ピンポン

こんなに甘いとは思わなかった。

【反省点】
項目に不足や余計な分があるかどかは、過去の問題として出題されていないので判定不能。

プリメ ブルーメ ソアーヴェ クラッシコ 2005
PRIME BRUME SOAVE CLASSICO 2005

果実味が主体で、とろりとまろやか、酸味しっかり、というタイプ。
わりとキレが良い後味で、飲み口にミネラルっぽさを感じる。
飲み口はやや甘いが、すっきりとした飲み口なので、それほど嫌味ではない。

コストパフォーマンスは高いかな。
ポテトサラダとか、良く合いました。

2007/07/15

プピーユ コート・ド・カスティヨン 2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(ポマール:ルイ・ラトゥール:ハーフ)\2184
・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー(クローズ エルミタージュ:シャプティエ:ハーフ)\1575

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濁った
健全な外観
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
すみれ
ヴェジェタル
たばこの葉
腐葉土
コーヒー
しおれたバラ
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
心地よい渋み
収斂性のある
適度なタンニン
バランスのとれた
アルコールの強い
現在飲み頃に入っている
余韻は10秒以上
スパイシーな風味
しなやかな口あたり

アルコール度:13%? ×→13.5%
収穫年:2003年? ×→2001、とても若く感じる
飲用温度:17度? 多分これくらいか、18度くらいでは無いかな
相性のいい料理:鹿肉のカシス・ソース? ×→ローストチキンのきのこ添え
※でもこれは日本のメルローの時の正解なので、もっとスパイシーさを持った料理が正解だろう

【判定】
濃い色調、ほとんど透明感が無い、やや濁っている感じ。
紫色が強く、若い印象。
粘性はそこそこ。
香りは濃縮されたフルーツの香りが主体。
そこにピリッとしたスパイス香。
グリーンっぽさや動物的な印象は弱い。
味わいはやや甘さを感じて、渋みというか収斂性が強いタイプ。
アルコール度が強いのか、アルコールをイメージさせる。
香りのイメージではシラー。
ピノ・ノアールはほぼ間違いなく無い。
香りのスパイシーさに合わせて、色味も黒っぽい深みのある透明感。
ただ、若干雫にタンニンが残る感じが気になる。
ちょっと安っぽい感じだけど、今回みんな高いからなー、なんだろう。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー!

なんと、メルロー。。。
全然候補に入らなかった。

【反省点】
プピーユ コート・ド・カスティヨン 2001
Poupille Cote de Castillon 2001
ブラインド・ティスティング大会で二会場立て続けに、シャトー・ペトリュスと最終審
査まで競い合ったという伝説のワインですね。

■シラーと間違えたポイント
・スパイス香がとても立っていた
・最近メルロー飲んでなかったから、印象が無かった、シラー多かったし
・飲み口は確かにメルローな感じ、渋くて収斂性がある

■香りで余計な項目
・すみれ →今回はフローラルあり
・しおれたバラ →今回はフローラルあり
・焦げ臭 →今回は樽の影響強し
・なめし革 →あるんだよなー
・黒こしょう →あるんだよなー

力強く香り豊かなワインだけど、それほど良さが伝わってこないね。
飲み口がフルーツ主体のせいかな?
余韻も長いけど、やや上品さに欠ける感じ。
果実味がたっぷりある方が好きな人にはお勧めかな。

シャトー・ド・フューザル1984(2拓テイスティング:当てる)

・シャトー・ド・フューザル84 赤(グラーブ)\8180
をデキャンタージュしたものと、
・ピノ・ノアール(ポマール:ルイ・ラトゥール:ハーフ)\2184
・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー(クローズ エルミタージュ:シャプティエ:ハーフ)\1575
のうちの1本を空けてもらってものを、合わせて2本でブラインドテイスティング。

シャトー・ド・フューザル1984 赤 ボトル ラベル
「A」「B」二つのグラスに入っているどちらかが、フューザルだけど、さすがにワインの色が違いすぎて一目瞭然。

色だけで判定、「B}で、正解

【外観】
透明度は中程度
エッジにオレンジ色を帯びた
ルビー色
テュイレ
トパーズ
熟成が感じられる

【香り】
熟成によるブーケが感じられる
干しブドウ
ジャムのような濃縮感
ヴェジェタル
カラメル
腐葉土
しおれたバラ
チョコレート
なめし革
アンモニア臭

【味わい】
なめらかな口あたり
溶けたタンニン
適度なタンニン
軽く心地よい
枯れた
熟成している
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
熟成度の高い
しなやかな口あたり

【総評】
明るく、落ち着いた色調。
色は、テュイレなのかトパーズなのか。
テュイレはレンガ色、トパーズは宝石だけど紅茶と表現している人もいる。
白ワインが熟成した時の色の表現でも使うので、赤味が少ない茶色、ってのが正解なのかな?
とにかくテュイレで何とかなりそう。
香りは熟成が進んでいて、紹興酒のような熟成香がある。
動物園的というか、ムスク的な香りも強い。
面白い事に、昨日飲んだフューザルの白と同じような樽の香りも感じる。
やや収斂性のある酸っぱい印象というか。
飲み口はおだやかで、静か、細く長い余韻が続く。
静寂の世界というか、悟りの境地というか、枯山水のような世界観。
こんな老人になりたいな、と思わせるような境地ですね。
ひょっとしたら、もう大分力尽きているのかな、と思わせる穏やかさですが、この世界観はなんとも押し付けがましくなくて、大人で、理性的で、とても感慨深いものがあります。

2007/07/14

ブリースデール ラングホーン・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノアール(ポマール:ルイ・ラトゥール:ハーフ)\2184
・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー(クローズ エルミタージュ:シャプティエ:ハーフ)\1575
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪 ブリーズデール:ハーフ)\1357

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い色合い
紫色を帯びた
ルビー色
複雑な色調
粘性は強い
若々しさのある外観
透明度は中程度

【香り】
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
腐葉土
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
溶けたタンニン
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒

アルコール度:13%? ×13.5%
収穫年:2003年? ○正解
飲用温度:17℃? ○17℃~18℃
相性のいい料理:サーロインのペッパーステーキ? ○正解
※他の料理、子羊のロースト、ジゴ・ダニョー、子羊のクスクス、牛ロース肉の網焼きベアルネーズソース焼き、Epoisses、きじのローストきのこ添え、アントルコート・ボルドレーズ

・Epoisses
ウォッシュチーズの代表格。熟成中は丹念にマール(ブドウの搾りかすから蒸留したブルゴーニュ地方の地酒)で洗うことで独特の香りと旨みを凝縮させる。フランスのブルゴーニュ地方の同名の村産。
・ソース・ベアルネーズ
ソース・ベアルネーズは、エシャロット、白ワイン、スパイス、ハーブなどにワインビネガーと卵黄、澄ましバターを混ぜて、マヨネ―ズのように仕上げた酸味のあるソースです。
ソース・ベアルネーズは、フランス料理では最も味のよいものの一つとして言われています。グリルした魚や肉料理に、ソース・ベアルネーズはよく合います。
・ジゴ・ダニョー
子羊のもも肉のロースト
・アントルコート・ボルドレーズ
牛の背肉(ロース?)のボルドー風

【判定】
濃い色調だが、深い透明感がある。
粘性は強い。
香りは、カシスなどのフルーツ香に、グリーンっぽい印象と、フローラルなニュアンス。
そこからスパイシーさが、ぐっと出てくる。
飲み口は、ドライでセック、なめらかな口あたりで、酸味はフレッシュ。
余韻はそれほど長くなく、ボリューム感は弱い。
シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンと悩むが、動物的な印象がほとんど無い事と、飲み口がほとんど甘さを感じないところで、カベルネ・ソーヴィニヨンか。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

4本の中にシラーが入っていたかやや怪しかったのでカベルネ・ソーヴィニヨンにしたけど、最初からあるのが分かっていたら、シラーにしたかも。

【反省点】

■外観で不足している項目
・ガーネット色 →ほとんどガーネットだがたまにルビーもある、悩んだらガーネットが無難

■香りで不足している項目
・若々しいアロマに満ちた →熟成によるブーケを選ばない時はこれ
・濃縮感のある →入っている確立高い、入れておくほうが無難
・ジャムのような濃縮感 →いままでは100%入っている、入れておけ
・木樽のニュアンス →いままで100%、これは入っている方が普通か
・ヴァニラ →いままでほとんど入っている、木樽が入るとこれも一緒に入れるべきか
・たばこの葉 →意外といままで100%の確立で入ってる、たしかにあるかも
・焦げ臭 →これも入っている場合が多い、樽の仲間だね
・コーヒー →これも入っている場合が多い、樽由来の仲間の一つ
・すみれ/しおれたバラ →半分くらいの確立、今回はあるが、合否を分ける重要なポイントかも

■味わいで不足している項目
・若々しさを感じるアタック →若いワインにはいれておけ
・収斂性のある →過去100%項目、いれておけ
・複雑性のある →過去100%項目、いれておけ

ブリースデール ラングホーン・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2003
BLEASDALE LANGHORNE CREEK CABERNET SAUVIGNON 2003

軽いソーヴィニヨン・ブラン。
スパイス香が強くて、シラーと迷う。
フローラルやミントのような華やかさがある。
飲み口はジュースっぽさを強く感じる。
アルコールは強く感じるが余韻は雑。
ハーフで1300円オーバーはちょっと高すぎ、次は無いなきっと。

シャトー・ド・フューザル ブラン 1984(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(シャトー・ド・フューザル84)\8180
・シャルドネ(ムルソー)\4180

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・ド・フューザル ブラン 1984 ボトル ラベル
【外観】
健全な
濃い色合い
輝きのある
薄い黄金色
粘性は強い
艶のある

【香り】
豊かな香り
フルーティ
柑橘系が主体の
青リンゴ
パイナップル
木樽のニュアンス
ヴァニラ
ハーブ香
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
なめらかなアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
若干の塩味
セック
シャープなアタック
エキス分に富んだ
現在飲み頃の
熟成した味わい

アルコール度:12.5%?
収穫年:1984年?
飲用温度:10℃?
相性のいい料理:サーモンのグリル香草風味

【判定】
外観はやや濃い黄色、輝きもある。
香りは、最初にフルーツとミネラル。
まだフレッシュな感じもあり、香りの第一印象はシャルドネ。
味わいはまろやかな口あたりに、酸味がしっかりしている。
ボディは厚みを感じず、スマート。
このあたりで、いや、こりゃシャルドネじゃない、という感じ。
香りも少し時間がたつと、樽の影響が強くなり、ボルドーっぽい樽のイメージが強くなる。
ちょっと木酢液のような印象の香り。もっといい表現があるといいのだけど。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

これは外すとマズイテイスティングだったので、危うくセーフ。

【反省点】

■外観で不足の項目
・緑色を帯びた →さすがにこれは無いか、'84だからね
・澄んだ →これは入れないと

■香りで不足の項目
・上品な香り →なかなか判定が難しいが過去2回とも入っている
・森林 →ソーヴィニヨン・ブランだと入る項目だけど、今回はやや違う
・洋梨 →パイナップルか洋梨かの差は、熟成度の違いかな
・パン・グリエ →樽の影響が強い場合は入れてもいいかも
・蜂蜜 →樽の影響が強い場合は入れてもいいかも
・バター →樽の影響が強い場合は入れてもいいかも

■味わいで不足の項目
・バランスのとれた →一応入れておく
・切れの良い後味 →あるな、これは
・余韻は7秒以下 →キレがいいって事は余韻が短いのかな・・確かに短いかも

シャトー・ド・フューザル ブラン 1984
Chateau de Fieuzal Blanc 1984
23年前のワインなのに、フレッシュさを強く感じる。
そのあとじわじわと貫禄が出てきて、厚みが出てくる。
でも飲み口はあくまですっきり、キレイに消えるあと味。
いわゆるグランヴァンの、口に入れるとふわっと消えるあの感じ。
複雑性や厚みを感じるのに、基本はフルーティで、すっきりした飲み口。
白ワインのひとつの完成形なんでしょうねー、すばらしいです。

2007/07/12

ヴィニウス シラー 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:レゼルヴ ベルトミュー)\1120
・シラー(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ヴィニウス シラー 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
ヴェジェタル
腐葉土
コーヒー
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
フレッシュな酸味
辛口の
収斂性のある
バランスのとれた
飲み頃よりやや手前
余韻は10秒以上
スパイシーな風味
若く粗野な味わい

アルコール度:13.5%? ×13%
収穫年:2005年? ○正解
飲用温度:18℃? △16℃~18℃、17℃が正解かな
相性のいい料理:サーロインのペッパーステーキ
※他には、野うさぎの煮込み(ローヌ)、オックステールの煮込み(豪)、きじのローストきのこ添え(豪)、鹿肉のカシスソース(ローヌ)

【判定】
かなり濃い色合い、紫色が強い。
深い透明感や艶っぽさを感じる。
黒く深い印象。
香りは、強く豊か。
カシスやジャムのような果実香に、樽の影響と思われるコーヒーなどの焦げ臭。
動物的というよりはどちらかというとグリーンっぽい。
スパイシーさはあるがやや大人しく、ヴェジェタルな印象の方が強い。
第一印象ではカベルネ・ソーヴィニヨン。
飲み口は、やや荒っぽい感じ。
酸味が強い、タンニンも強く収斂性がある。
甘さはほぼ感じず、ドライで辛口。
この粗野な飲み口で完全に決定。

自信を持って、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブーーー!!

え~~、シラー?
かなり自信あったのに・・・

【反省点】
・シラーは飲み口が甘く柔らかいと信じていた
・黒っぽい深みのある、艶っぽい透明感はシラーの特徴じゃないか?
・飲み進むとやや甘さを感じてきたが、最初は一切なかったぞ

■外観で不足の項目
・透明度の高い →いままではすべて透明度が高いものばっか、でも今回は違う
・複雑な色調 →いままで、オーストラリアのもので2回入っている、ちょっと迷う

■香りで不足の項目
・若々しいアロマに満ちた →若いワインは入れておいた方が良さそう
・濃縮感のある →シラーは入れとくか
・フルーティ →今回はやや違うかな?
・カラメル →入る確立高い、でも今回はやや違うかな・・
・たばこの葉 →これも入る確立高い、今回もあるある
・すみれ →これ迷ったんだけど、裏ラベルにはすみれって書いてあったな、あるかも
・しおれたバラ →これも入れても良さそう
・木樽のニュアンス →これは入れ忘れちゃダメ!
・ヴァニラ →ビミョー、分からない、入る確立は高い

■味わいで不足の項目
・若々しさを感じるアタック →若いワインには入れておけ
・濃縮感のある →今までは100%入っている、いれておけ
・複雑性のある →今までは100%入っている、いれておけ
・ざらざらした渋み →Cornasの時に一度入っている、今回もあり?

ヴィニウス シラー 2005
VINUS Syrah 2005
※裏ラベルから
ラングドック地方ペゼ○○リムー地区(○のところラベル破れ)で栽培された葡萄から造られたワイン。スパイシーでなめし革やスミレの香りがあり、樽熟成によるト○○○や深いカシスのニュアンスが感じられ、程よい酸味と豊かなボディがお楽しみいただけます。

かなり、硬派なワイン。
裏表が無いというか、さばさばしてるというか。
いわゆる裏切り者のワインと呼ばれる、第一印象だけいいやつの逆で、最初はとっつきにくいけど、だんだん打ち解けてくるようなイメージのワイン。
最初は荒々しくて渋くて粗野な印象だったが、少し時間がたつと実にエレガントな雰囲気になってくる。
クリアでクリーン、余韻がとても上品。
町田の蔵家さんはいつもとてもよいワインを勧めてくれるが、今回もコストパフォーマンスとても高い。じわじわ美味しくなってくるワインです。

2007/07/08

ウィザーヒルズ ソーヴィニヨン・ブラン 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(豪 ジェイコブス・クリーク)\1050
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック 我が家のワイン)\615

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
淡い色合い
緑色を帯びた
粘性は強い

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
柑橘系が主体の
森林
洋梨
ライチ
パイナップル
ハーブ香
火打ち石

【味わい】
しなやかな酸味
豊かな酸味
セック
やや甘い
わずかな苦味
シャープなアタック
バランスのとれた
若々しい味わい

アルコール度:13%? ×→13.5%
収穫年:2005年? ×→2006年
引用温度:10℃? ×8℃(過去問題から)

【判定】
非常に淡い色合い、ほぼグレー。
緑色を帯た、を一応入れてみたものの、色味が淡すぎて何とも難しい。
淡い色合いに反して、粘度は大変高い。
ちょっとシェリーを想像させるほど。
香りはフルーツ香が主体で、パイナップルやライチの香りがある。
グラスを回していくと、スモーキーなソーヴィニヨン・ブラン独特な香りがある。
飲み口は酸味を強く感じるフレッシュなものだが、アルコール度が強いせいか、やや甘さを感じる。
切れ味はあまり良くなくて、ややベタッと残るイメージ。
すでにソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じているので、迷う事はない。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

【反省点】

■香りで不足の項目
・華やかな →入れても問題なし
・青リンゴ →過去2回の出題ではすべて入っている、入れても良さそう
・木樽のニュアンス →今回はない
・ヴァニラ →今回は樽の影響が少ないのでなし
・ミネラルのニュアンス →過去2回の出題ではすべて入っている、入れるべきかな
・蜂蜜 →今回は樽の影響が少ないのでなし
・バター →今回は樽の影響が少ないのでなし

■香りで余計な項目
・ライチ →さすがにこれは無いか

■味わいで不足な項目
・なめらかなアタック →いいワインには入れておいて損はない
・若々しい酸味 →若いワインには必要かも
・心地よいアタック →たしかに心地よいか
・若干の塩味 →過去フランスのやつで入っている
・複雑性のある →どちらでもいいか
・切れの良い後味 →これはない

■味わいで余計な項目
・わずかな苦味 →塩味と苦味でやや判断に迷う部分があるが、過去白ワインでこの項目が入った事がないので、入れない方が無難

Wither Hills Sauvignon Blanc 2006
ウィザーヒルズ ソーヴィニヨン・ブラン 2006
http://www.nurihiko.co.jp/kudaigura/new_z01.html
※サイトより引用
マールボロー地域特有のはっきりしたハーバルなライムの香り。
色調は淡いレモン色で、新鮮なハーブの香りと、豊富なトロピカルフルーツの香りが組み合わさって、これが口の中で長い余韻を残します。 
醸造家ブレント・マリス氏が情熱をもって向き合って造りだした、大成功のワインは、十分な重さをもち、舌ざわりがあって、強い酸とのバランスもとれている、実にリッチに仕上がったワインとなった。

おいしいんだけど、このあいだのサンセールがとっても美味しかったので、ちょっと粗雑な感じがしてしまう。
やや甘さと重さがあって切れが良くないんですよね。
などと文句を言いつつも、あっというまにフルボトルが無くなったので、やっぱり美味しかったのかな。
ソーヴィニヨン・ブランのスモーキーでハーブを感じるヴァラエタルアロマをしっかり残しつつ、複雑な南国系主体のフルーツ香とフレッシュな酸味が良いバランス。
もう一回買うか、と言われると、コストパフォーマンス的にはやや怪しい感じ。

2007/07/07

ドメーヌ・ドミニク・ガロワ ブルゴーニュ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー(クローズ エルミタージュ:シャプティエ:ハーフ)\1575
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1955
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪 ブリーズデール)\1357

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
透明度の高い
健全な外観
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
粘性あり
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
フランボワーズ
イチゴ
すみれ
コーヒー
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
軽く心地よい
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は10秒以上
やわらかいアタック
爽やかで軽快なアタック

アルコール度:12.5%? ×→12%
収穫年:2002年? ×→2004年
飲用温度:15℃?

【判定】
かなり明るい外観。
ピノ・ノアール以外は無いかな。
香りは複雑で、なめし革の香りにイチゴくらいのフルーツ、それからすみれのようなフローラル。
ここまではピノ・ノアールなのだが、スパイス香がわりと強烈。
シラー??
っていうのが頭をもたげる。
飲み口は軽く、ドライで甘さをほとんど感じず、酸味もしっかりしている。
シラーだとやや甘さを感じるので、やはりピノ・ノアールだろう。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン

【反省点】

■外観で不足分
・複雑な色調 →どうなると複雑なのか良く分からないが今回は無いかな

■外観で余計な分
・粘性あり →いままでの試験回答では粘性に関する項目は入っていないが、これはいかに?

■香りで不足分
・シンプルな香り →過去3回入っている、でも今回はちょっと違うかも
・カシス →過去問題は全部入っている、確かにあるかな
・ブラックチェリー →過去問題は全部入っている、確かにあるかな
・ヴェジェタル →アメリカ産で一度入っている、入れても良さそうだけど
・腐葉土 →確立高い、Pinot Noirの時は入れて良いかも
・苺キャンディー →過去2回ほど入っている、入れてもいいかな

■香りで余計な分
・フランボワーズ →いままでに入った事がない、入れない方がいいかも
・コーヒー →オーストラリアで一回だけ入っている、今回はあってもいいかな
・焦げ臭 →オーストラリアで一回だけ入っている、今回はあってもいいかな
・黒こしょう →オーストラリアで一回だけ入っている、今回はあってもいいかな

■味わいで不足分
・しなやかな口あたり →いままですべて入っている、入れた方がいいかも
・溶けたタンニン →いままでほとんど入っている、入れた方がいいかも

Domaine Dominique Gallois Bourgogne 2004
ドメーヌ・ドミニク・ガロワ ブルゴーニュ 2004
http://www.hanaiya.com/BOURGOGNE-PAGE/Dominique-Gallois-page.htm
http://www.rakuten.co.jp/shonan/479215/758935/
※サイトより引用
輝く美しいルビー色が見るからに美味しそうなブルゴーニュ・ルージュです。チェリー、ミネラルのアロマ、ビオ香などもなく、チャーミングの一言に尽きます!丸みのあるみずみずしい果実味の口当たりが心地よく、喉の奥に流れ込んでいくような清々しいワインで、余韻に残るオークのニュアンスがワインに存在感を与えています。(アリエ産オークで14ヶ月間も樽熟成しているそうです)。こんなに淡くて爽やかなのに、コクと深みが十分にあり、”ガロワならではのジュヴレ”の片鱗を感じさせます。これぞ新ブルゴーニュ!!薄旨です!

確かに全体に軽やかな印象だが、樽のニュアンスが存在感を強めている。
樽の嫌味がほとんど無いところがセンスのあるところでしょうか。

でもこの軽い感じはちょっと価格と合わないかなー。
我が家的にはちょっと?です。

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
若々しい外観
粘性は中程度
艶のある

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
パイナップル
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
シャープな酸味
セック
収斂性のある
やや甘い
わずかな苦味
シャープなアタック
バランスのとれた
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:つけ忘れ ×→12%
収穫年:2005年? ×→2004年
引用温度;10℃?
相性のいい料理:平目のカルパッチョ 香草風味 ×→キッシュ・ロレーヌ

【判定】
中庸な黄色にやや輝きを感じる。
粘性はそこそこだがそれほど強くはない。
香りはまず、フルーティでパイナップルを感じる南国系のフルーツ。
樽の影響はほぼ感じない。
グラスを回すと、時々ふっとペトロール香のような煙っぽい感じがある。
味わいは酸味が強烈で、やや甘さを感じる。
ボディは厚みが無く、シャープな印象。
ムルソーは外れて、ソーヴィニヨン・ブランとリースリングだが、ペトロール香、飲んだときに感じる甘み、強烈な酸味でほぼリースリング。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

かすかにしか立ってこないペトロール香を嗅ぎ当てたのが勝因かな。

【反省点】
■外観で余計な項目
・輝きのある →いつも迷うけど、輝きの基準が分からない

■香りで不足の項目
・森林 →グリーンっぽいやつには入れた方がいいかも、今回もあり
・青リンゴ →今まですべて入っている、今回もあり
・洋梨 →いままですべて入っている、パイナップルじゃなくてこっちか?
・柑橘系が主体の →いままですべて入っている、ああーそうかも
・ハーブ香 →いままですべて入っている、今回もあり

■香りで余計な項目
・火打ち石 →ペトロール香のつもりで入れたが過去入った事がない、入れない方が良さそう
・パイナップル →ドイツのリースリングは入っているが、アルザスは入ってない、確かに今回は違うかも

■味わいで不足の項目
・豊かな酸味 →いままですべて入っている、入れた方が良い

■味わいで余計な項目
・収斂性のある →いままで入って事なし、入れない方がいいだろう
・シャープな酸味 →いままで入った事なし、「しなやか」と「豊か」で対応?
・シャープなアタック →いままでは「なめらか」と「心地よい」
・わずかな苦味 →今までに入った事なし、今回も不要だろう

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004
Paul Ginglinger ALSACE RIESLING 2004
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/midoriya/573432/530005/530975/

※サイトより引用
とてもドライで、まっすぐでピュアな構造。フローラルで、柑橘系のアロマ。クリーンですっと伸びる、軽やかな味わい。甲殻類や、牡蠣、クリーム系ソースの魚料理と合いそう。残糖ゼロ。
■ 平均樹齢 : 30 年
■ 土壌 : 粘土石灰質
■ 栽培面積 : 1.70 ha
■ 収量 : 65 hl/ha
■ 生産量 : 7,000 本
■ 醸造 : 大樽醗酵 & 熟成8ヶ月

全体的には好印象。
やや甘さを感じさせつつ、酸味がしっかりと締めている。
あと味もすっきりとしていて、ペトロール香も最小限に抑えている。
万人受けしそうなワインですね。
合う料理はキッシュ・ロレーヌってことですが、確かにそういったものに合いそうな感じ。
フルーツの香りが強いので、和食関連はちょっと合わないかな。

2007/07/06

サンジョベーゼ・ディ ロマーニャ・リゼルヴァ 2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ ピエール・ネジョン)\1980
・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:レゼルヴ ベルトミュー)\1120
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

サンジョベーゼ・ディ ロマーニャ・リゼルヴァ 2001 ボトル ラベル
【外観】
健全な色合い
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い

【香り】
豊かな香り
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
しおれたバラ
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
おだやかな酸味
心地よい渋み
バランスのとれた
余韻6~8秒
スパイシーな風味

アルコール度:13%? ○正解
収穫年:2002年? ×2001年
飲用温度:18℃ ○16~18℃
相性のいい料理:牛ロース肉の網焼きベアルネーズソース添え?
×豚の網焼きトマト添え

【判定】
非常に濃い外観。
でも透明感はあり、濁ってはいない。
やや色も落ち着いている印象。
香りは厚みのあるフルーツ香とスパイス香。
動物系ではなく、完全にグリーン系の香り。
複雑味もあり、この段階ではカベルネ・ソーヴィニヨンを使っている2本が残る。
価格帯が全然違うので、飲み口で差が出るか。
飲み口はまろやかで程よい酸味。
ただ厚みや熟成度をあまり感じず、やや安いイメージ。
そうなるとやはりカベルネ・ソーヴィニヨンか。
とほぼ決定だが、やや白胡椒のようなグリーンのハーブのような、白い花のような、スパイス香が気になる。
カベルネっぽくないイメージがあるが、でもここで判断を覆すと前回と同じミスを繰り返すので、最初の印象で押す。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー!

なんと、サンジョヴェーゼ。
全然考えてなかった・・・

【反省点】

香りに厚みがあって、色も濃い。
トスカーナのサンジョヴェーゼではなく、エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼ。
ただ、ネタばらしされると確かにサンジョヴェーゼっぽさを感じる。
いつもの事ですけどね、面白いものです。

■外観での不足分
過去一回だけ出たサンジョヴェーゼは、ルビー色とガーネット色の両方がついている。
今回もどちらにしようか悩んだが、濃くても透明感があるので、どちらかに分けるのは難しいのではないだろうか。

■香りでの不足分
・木樽のニュアンス →入れる方が良さそう
・カラメル →微妙
・たばこの葉 →ほんのりある
・腐葉土 →枯れた動物香ってイメージかも 入れたほうがいいね

■香りでの余計な分
・しおれたバラ →これはあるぞ
※しおれたバラはPinot NoirとSyrahに過去一回ずつ入っているが、カベルネ・ソーヴィニヨンの時は、ほぼ入る項目のようだ
・黒こしょう →ちょっとスパイシーだったので入れたがやや微妙か?
※黒こしょうはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーは必ず入る項目

サンジョベーゼ・ディ ロマーニャ・リゼルヴァ 2001
Sangiovese di Romagna Riserva 2001
http://www.kbwine.com/defaultShop/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=2486
※サイトより引用
ドライ・フルーツや花の香りとラズベリー・ジャムを想わせる熟成香、樽熟成が齎したかすかなバニラやアーモンドの滑らかな渋みと程よい酸味が最高のバランスで溶け合っているんです。

いちいちごもっとも。
アーモンドだけ、いつも良く分からなかったりする。
ただ、試験のみ考えると、いままで赤ワインでアマンド・グリエが入った事例が無いので、入れては危険項目ではある。

第一印象は厚みのある香りに圧倒されるようなイメージだったが、飲み進むと実に従順な印象にかわる。
ホントはいい子だったのね、みたいな。
フレッシュさとフルーツ香が主体になって、飲み口もジュースっぽくなる。
ただ、香りには樽由来の香ばしさが残るので、飲み飽きるような感じではない。
飲んでても、全然食べ物が欲しくならないのは、ある意味深夜にはいいかも。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/mono-mall/4892356897863/

2007/07/03

マーカム・グラスマウンテン・シラー 2001(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:レゼルヴ ベルトミュー)\1120
・シラー(米 マーカム グラスマウンテン)\880
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

マーカム・グラスマウンテン・シラー 2001 ボトル ラベル
【外観】
透明度の高い(澄んだ)
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
(明るい)ルビー色
粘性あり
透明度は中程度

【香り】
豊かな香り
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
フルーティ
ヴェジェタル
コーヒー
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
収斂性のある
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は10秒以上
スパイシーな風味

アルコール度:13%? →×13.5%
収穫年:2005? →×大外れ 2001年
飲用温度:15℃? →16~17℃くらいが正解だが、ライトボディなのでOKかな

【判定】
外観は底が見える程度の透明感。
やや紫色で若い印象。
クリュ・ブルジョワ以外はすべて入る。
香りは、濃縮感のあるフルーツ香から、やや動物香、それからスパイス香。
スパイスの印象が強く、これはシラーだな、という印象。
樽の影響も感じられて、コーヒーっぽい印象もある。
飲み口はフレッシュ感があり、酸味はほどほどに効いている。
甘さをほとんど感じないセックな印象だが、あと味にほんのり甘さが残る。
アルコール度は結構ある感じ。
ほぼシラーに決定するも、ややジュースっぽい飲み口が気になる。
酸味もやや軽い酸味でイタリアっぽさを感じる。
そういえば、動物的な印象も強く、サンジョヴェーゼの可能性が段々浮上してくる。
最後の決定打は、飲み口の軽い印象。
シラーは甘さを主に感じるが、イタリアは酸味を主に感じる。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ぶーーー!

やっぱり、シラーだった、がっかり。

【反省点】
反省点だらけですが、香りの印象は間違いなくシラー。

サンジョヴェーゼと思ったポイント

・スパイシーなんだけど、なめし革のような動物香を強く感じた。
以前、テイスティング会の時に、20年くらいたったブルネッロ・ディ・モンタルチーノを飲んで、鶏小屋のようなムスクand動物香を感じて、それ以来サンジョヴェーゼは動物香というイメージが固まってしまった。
明るさの感じと、動物的な印象で、つい選らんでしまった。

・飲み口がややフレッシュで酸味が強い
シラーってちょっと落ち着いていて、甘さを感じる場合が多いが、これは全然違う。
カシスくらいだけど、果実味が主体の飲み口。

マーカム・グラスマウンテン・シラー 2001
GLASS MOUNTAIN SYRAH 2001

いいワインですよ。
コストパフォーマンスがとても高い。
香りはとても複雑性があって、味わいもフルーティとは言いながら、カシスくらいの落ち着いた印象。
最近、カリフォルニア当たり続きです。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/yanagiyawine/180610/294682/#1403365

※サイトより引用
色もそろそろオレンジが浮き出てきそうな深いガーネット色で、ほどよく熟成を経たことを示しています。レッグも十分にあり、ヴィンテージの良さと味わいの厚みを予感させます。
飲んでみると優しく柔らかい甘みと香り。マッシュルームや土などの重めの香りがあるものの、舌触りは軽快で、むしろ洗練度を直ぐに探り当てられるほど。ブルーベリーやスミレなどの華やかな果花のノーズも入り交じってきて、多彩なアロマが花籠のように美しく組み合わされています。
濃度や強いインパクトはありません。ですので凝縮爆発型のガンガンしたシラーがお好きな方には物足りないとお感じになられるでしょう。ですがこのしっかり整ったタンニン、軽快で優美な酸のスタイルは万人向け普段着シラーとして、この価格ならば是非ストック頂きたい1本です。
良い状態で5年の熟成を終え、果実味と酸味がちょうど練りこまれて溶け合い、エレガントな心地よさを放っており、この価格としてはその余韻も意外なほど長く感じ、楽しめます。仕上がりのよさ、熟成状態、頃合の旨み、どれもこの価格ならば納得の出来です。

2007/07/01

サンコム リトル・ジェームズ バスケット・プレス ホワイト(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035
・ヴィオニエ70%、ルーサンヌ30%(サン・コム・リトル・ジェームス)\1155

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
濃い色合い
輝きのある
粘性は中程度

【香り】
豊かな香り
濃縮感のある
上品な香り
フルーティ
ライチ
パイナップル
ハーブ香
蜂蜜

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
セック
わずかな苦味
複雑性のある
余韻は7~8秒

アルコール度:13%
収穫年:2005年
飲用温度:10度

【判定】
外観はやや濃いめの黄色。
濃い色合いが、熟成のせいか、南の太陽をたっぷり浴びたワインかは判断できず。
グリーンっぽさはほとんどなく、ややオレンジの傾向を感じる。
香りはフルーツ主体で、しかも甘さを強く感じるシロップ漬けのようなイメージ。
ソーヴィニヨン・ブランやグルナッシュからくるパイナップルのような甘さではない。
独特のややデザートワインをイメージさせるような甘い香り。
ちょっと人工的というか、香料っぽいというか、ガムやケーキのような感じもややあり。
この段階では、リースリング以外は候補、もちろんヴィオニエが最有力。
飲み口はボディの厚さをあまり感じない、ややスレンダーなイメージ。
ムルソーはこの段階で完全に消える。
平たく言えばやや安っぽい飲み口で、価格帯の判定でもヴィオニエに決まり。
それでもソーヴィニヨン・ブランもいまいち外しきれず、もう少し香りの変化を待つが、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じる事は結局出来ず。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

コンドリューとは大分違うみたいだけど、個性があって楽しいワインじゃないかな。

【総評】
サンコム リトル・ジェームズ バスケット・プレス ホワイト
Saint Cosme Little James' Basket Press White
http://www.iidawine.com/htm/1_whatnew/backnumber/0701.htm
※サイトより引用
葡萄:ヴィオニエ70% マルサンヌ15% ルーサンヌ15%
クラス:ヴァンド ターブル
葡萄の茎(梗)のもつ不快な香りや味がワインに付かないよう、茎(梗)を100%除外し、、葡萄本来の味わいを最大限に引き出しています。さらにMLF(マロラティック発酵)を制御することで、酸味を活かしたワインに仕上げています。
栽培が難しいとされる、ヴィオニエを主体にルーサンヌなどを混醸しています。コンドリューの片りんを手軽に味わえるトロピカルな香りと、柔らかい酸味、フルーツの甘味が心地よく、料理によく合います。

どこかで和食に良く合う、といったコメントがあったが、甘い香り自体は和食に問題なさそうだけど、あまりに香料っぽいフルーツ香なので、若干厳しいような気もする。
飲み会に持参するワインとしてはばっちりかな。
サワーとかのイメージに近くて、スナック類に合いそうな感じ。
ワインとしてはとてもコストパフォーマンスの良いと思うが、この香料っぽいフルーツ香はやや閉口する部分があるかも。

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