2007/07/26

デリカート・シラー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・シラー(米:デリカート)\1100
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー(バロン・ド・レスタック)\970
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1080

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

デリカート・シラー 2005 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ジャムのような濃縮感
ヴェジェタル
たばこの葉
腐葉土
コーヒー
しおれたバラ
焦げ臭
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
辛口の
適度なタンニン
複雑性のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
スパイシーな風味

アルコール度:13.5%? ○正解
収穫年:2005年? ○正解
飲用温度:18℃? ×いままでは16℃~17℃
相性のいい料理:きじのローストきのこ添え? ○正解
他には:野うさぎの煮込み、オックステールの煮込み、サーロインのペッパーステーキ、鹿肉のカシスソース

【判定】
濃い外観、紫強し、粘性は強い。
深い透明感はあり、濁ってはいない。
香りは、濃縮感のあるフルーツと樽のニュアンス。
全体的に強めで厚みのある香りで、スパイスとやや甘い印象がある。
コショウをふったジャムみたいな感じ。
動物的な印象もあり、香りは複雑。
飲み口はまろやかでやや甘さを感じる。
酸味も渋みも非常になめらか、洗練というよりは、管理されている感じ。
そこに、スパイシーな余韻が残る。
外観も、香りも、味もいかにもシラーって感じ。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

このシラーは動物的。

【反省点】
■外観で不足している項目
・透明度の高い →さすがにこれはない
・複雑な色調 →いままでオーストラリアでは選ばれている、濃い色調だと選んだ方がいいのか?

■香りで不足している項目
・濃縮感のある →これはあるな
・フルーティ →入れてもいいかも
・すみれ →今回は微妙かも
・カラメル →樽の影響が強くて、甘い香りのときは入ってもいいかも
・木樽のニュアンス →これは入れとかないと!
・ヴァニラ →樽の影響が強いときは入れておくこと、といいながら今回は無いような・・

■味わいで不足している項目
・収斂性のある →今回はなし
・バランスのとれた →これは入れとけ
・心地よい渋み →いままですべて入っている、入れとけ
・濃縮感のある →いままですべて入っている、入れとけ
・濃厚な味わい →入れてもいいかな

■味わいで余計な項目
・適度なタンニン →いままで入った事がない、注意

デリカート・シラー 2005
DELICATO SHIRAZ 2005
http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/delicato/UM284.html
※サイトより引用
深いガーネット色を帯び、トーストした樽香にプラムやブラックベリーの香りが調和した、絹のようなやわらかさが特徴のいきいきとしたワインです。カリフォルニア・ステイト・フェアにおいて、3年連続「Best Syrah of California」に選出されました。

動物的な印象の強いシラー。
濃縮されたフルーツ、焦げ臭やコーヒー、強いスパイス香、動物的な印象、やや草っぽい香り、と大変複雑な香りながら、飲み口はなめらか、単調、ジュースっぽい、でもトータルでは美味しい方かな。
価格を考慮すると、欠点があまり見つからないようなタイプのワインですね。
欲を言えば、もうちょっと深みが欲しいとかありますが、まあ良く出来たワインじゃないでしょうか。
安い価格でシラーが欲しいときにはこれか!

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/yanagiyawine/180610/185667/#222593

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