・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:レゼルヴ ベルトミュー)\1120
・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ)\980
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
健全な色合い
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
【香り】
豊かな香り
濃縮感のある
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
しおれたバラ
黒こしょう
【味わい】
なめらかな口あたり
フレッシュな酸味
やわらかい酸味
おだやかな酸味
心地よい渋み
バランスのとれた
余韻6~8秒
スパイシーな風味
アルコール度:13%? ○正解
収穫年:2002年? ×2001年
飲用温度:18℃ ○16~18℃
相性のいい料理:牛ロース肉の網焼きベアルネーズソース添え?
×豚の網焼きトマト添え
【判定】
非常に濃い外観。
でも透明感はあり、濁ってはいない。
やや色も落ち着いている印象。
香りは厚みのあるフルーツ香とスパイス香。
動物系ではなく、完全にグリーン系の香り。
複雑味もあり、この段階ではカベルネ・ソーヴィニヨンを使っている2本が残る。
価格帯が全然違うので、飲み口で差が出るか。
飲み口はまろやかで程よい酸味。
ただ厚みや熟成度をあまり感じず、やや安いイメージ。
そうなるとやはりカベルネ・ソーヴィニヨンか。
とほぼ決定だが、やや白胡椒のようなグリーンのハーブのような、白い花のような、スパイス香が気になる。
カベルネっぽくないイメージがあるが、でもここで判断を覆すと前回と同じミスを繰り返すので、最初の印象で押す。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー!
なんと、サンジョヴェーゼ。
全然考えてなかった・・・
【反省点】
香りに厚みがあって、色も濃い。
トスカーナのサンジョヴェーゼではなく、エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼ。
ただ、ネタばらしされると確かにサンジョヴェーゼっぽさを感じる。
いつもの事ですけどね、面白いものです。
■外観での不足分
過去一回だけ出たサンジョヴェーゼは、ルビー色とガーネット色の両方がついている。
今回もどちらにしようか悩んだが、濃くても透明感があるので、どちらかに分けるのは難しいのではないだろうか。
■香りでの不足分
・木樽のニュアンス →入れる方が良さそう
・カラメル →微妙
・たばこの葉 →ほんのりある
・腐葉土 →枯れた動物香ってイメージかも 入れたほうがいいね
■香りでの余計な分
・しおれたバラ →これはあるぞ
※しおれたバラはPinot NoirとSyrahに過去一回ずつ入っているが、カベルネ・ソーヴィニヨンの時は、ほぼ入る項目のようだ
・黒こしょう →ちょっとスパイシーだったので入れたがやや微妙か?
※黒こしょうはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーは必ず入る項目
サンジョベーゼ・ディ ロマーニャ・リゼルヴァ 2001
Sangiovese di Romagna Riserva 2001
http://www.kbwine.com/defaultShop/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=2486
※サイトより引用
ドライ・フルーツや花の香りとラズベリー・ジャムを想わせる熟成香、樽熟成が齎したかすかなバニラやアーモンドの滑らかな渋みと程よい酸味が最高のバランスで溶け合っているんです。
いちいちごもっとも。
アーモンドだけ、いつも良く分からなかったりする。
ただ、試験のみ考えると、いままで赤ワインでアマンド・グリエが入った事例が無いので、入れては危険項目ではある。
第一印象は厚みのある香りに圧倒されるようなイメージだったが、飲み進むと実に従順な印象にかわる。
ホントはいい子だったのね、みたいな。
フレッシュさとフルーツ香が主体になって、飲み口もジュースっぽくなる。
ただ、香りには樽由来の香ばしさが残るので、飲み飽きるような感じではない。
飲んでても、全然食べ物が欲しくならないのは、ある意味深夜にはいいかも。
■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/mono-mall/4892356897863/
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